JP2024005461A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃液によってユーザの手などが汚れるのを抑えることができる液体吐出装置を提供する。【解決手段】インクジェットプリンタ(1)は、筐体(11A)と、シート(P)にインクを吐出するノズルを具備した記録ヘッド(32)と、インクの廃液を貯留するとともに、筐体(11A)に挿抜可能な廃液ボックス(HB)と、シート(P)が搬送される第1搬送路(R1)と、を備える。廃液ボックス(HB)は、筐体(11A)の内部において、記録ヘッド(32)に対してシート(P)の搬送方向の上流側、かつ、第1搬送路(R1)の上方側に配置されている。【選択図】図2

Description

本開示は、液体吐出装置に関する。
従来、印刷媒体に対して、インクを吐出することにより、所望の印刷処理を印刷媒体に施す液体吐出装置が知られている。また、従来の液体吐出装置では、印刷処理に用いないインクを廃液として廃液貯留部に回収することが実用化されている。
例えば、特許文献1に記載の液体吐出装置には、ユーザがカバーの回動動作を行うことにより、前面側が開放可能に構成された筐体において、その内部の前面側であって印刷処理された印刷媒体を排出する排出部の上方に廃液収容体を設置することが提案されている。
特開2020-146920号公報
ところが、従来の液体吐出装置では、廃液収容体が製品手前側である、筐体の前面側に配置されていたので、ユーザが筐体の前面側を開放したときに、ユーザの手などが不用意に廃液収容体、廃液を廃液収容体に流すチューブ、または廃液収容体とチューブとの接続部(ジョイント)等に接触する恐れがあった。このため、従来の液体吐出装置では、廃液収容体等から漏れ出た廃液によってユーザの手など汚れるという問題が発生することがあった。
本開示は、廃液によってユーザの手などが汚れるのを抑えることができる液体吐出装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の液体吐出装置は、筐体と、印刷媒体に液体を吐出するノズルを具備した液体吐出ヘッドと、前記液体の廃液を貯留するとともに、前記筐体に挿抜可能な廃液貯留部と、印刷媒体が搬送される搬送経路と、を備え、前記廃液貯留部は、前記筐体の内部において、前記液体吐出ヘッドに対して印刷媒体の搬送方向の上流側、かつ、前記搬送経路の上方側に配置されている。
本開示の一態様によれば、廃液によってユーザの手などが汚れるのを抑えることができる液体吐出装置を提供することができる。
本開示の実施形態1に係るインクジェットプリンタの外観斜視図である。 インクジェットプリンタの内部構成の概略を示す断面図である。 インクジェットプリンタの要部構成を示す平面図である。 図2に示した廃液ボックスと制御基板との関係を説明する図である。 廃液ボックスの配置例を説明する図である。 本開示の変形例1に係るインクジェットプリンタの廃液ボックスの配置例を説明する図である。 本開示の変形例2に係るインクジェットプリンタの廃液ボックスの配置例を説明する図である。 本開示の変形例3に係るインクジェットプリンタの廃液ボックスの配置例を説明する図である。 本開示の実施形態2に係るインクジェットプリンタの内部構成の概略を示す断面図である。 本開示の変形例4に係るインクジェットプリンタの内部構成の概略を示す断面図である。
〔実施形態1〕
(インクジェットプリンタ1の構成概要)
以下、本開示の実施形態1について図1~図3を参照しつつ説明する。図1は、本開示の実施形態1に係るインクジェットプリンタ1の外観斜視図である。図2は、インクジェットプリンタ1の内部構成の概略を示す断面図である。図3は、インクジェットプリンタ1の要部構成を示す平面図である。尚、以下の説明では、インクジェットプリンタ1として、フルカラー画像の印刷処理を行うカラープリンタを例示するが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、モノクロ画像の印刷処理を行うモノクロプリンタであってもよい。
図1において、インクジェットプリンタ1は、液体吐出装置の一例である。以下の説明では、図1に示すようにインクジェットプリンタ1が使用可能に設置された状態を基準として、設置面側を下として上下方向を定義する。また、排出トレイ23への開口が設けられている側を前として前後方向を定義し、前方からインクジェットプリンタ1を視て左側を左として左右方向を定義する。尚、左右方向は後述するキャリッジ31(図2)の移動方向である走査方向と称する場合がある。また、前後方向は、印刷媒体としてのシートP(図2)の搬送方向と同じ方向である。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、液体としてのインクによる画像形成機能であるプリント機能を有し、略直方体形状の筐体11A(図2)に収容された画像形成部11を備えている。また、インクジェットプリンタ1は、画像形成部11の上方に設けられ、スキャナ機能を有する画像読取部12を備えている。このようにインクジェットプリンタ1は、複数の機能を具備した複合機(MFP:Multifunction Printer)である。尚、この説明以外に、インクジェットプリンタ1は、コピー機能、ファックス機能などの他の機能を備えてもよい。
画像形成部11の前面には、例えば、表示部PAと、電源ボタンB1とが設けられている。また、これらの表示部PA及び電源ボタンB1の近傍には、不図示の各種操作ボタンを設置されている。また、画像形成部11の前面には、図示しないカートリッジカバーが筐体11A(図3)に対して開閉可能に設けられており、このカートリッジカバーの内部には、図3に示すように、カートリッジケース140に装着されたインクカートリッジ141が配置されている。また、筐体11Aは、上側に開口部が形成された箱体であって、画像形成部11の要部を収容した筐体本体と、筐体本体に対して開口部を開閉可能に構成されたカバーとを備える。そして、筐体11Aは、ユーザによってカバーが開かれると、筐体本体の前面側が開放されて画像形成部11の要部の上側部分が露出される。
図1に戻って、表示部PAは、液晶パネルなどの表示パネルPA1を含んでおり、図示しない制御部の指示に従って、所定の情報を表示する。また、表示パネルPA1は、図1に示すように、前後方向において、筐体11Aの前面側(図3)に設置されている。更に、この表示パネルPA1にタッチパネルを設置することにより、ユーザからの指示を受け付ける構成でもよい。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、給送トレイ21及び排出トレイ23は、画像形成部11の前面に形成された開口に、前後方向に移動可能に配置されている。すなわち、給送トレイ21及び排出トレイ23は、筐体11Aに着脱可能に設けられている。また、給送トレイ21には、シートP(図2)が収容される。また、排出トレイ23には、画像形成処理(印刷処理)後のシートPが収容される。尚、シートPとしては、印刷用紙などの紙媒体に限らず、他にも、例えばOHPシート等のプラスチックからなる樹脂媒体であってもよい。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、蓋部151Lが筐体11Aの左側面に設けられており、廃液ボックスHB(図3)が蓋部151Lを介して交換可能に構成されている。また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、筐体11Aの右側面からも廃液ボックスHBを交換可能になっている(詳細は後述。)。
(インクジェットプリンタ1の内部構成)
次に、本実施形態1のインクジェットプリンタ1の内部構成について、図2及び図3も用いて説明する。
図2に示すように、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、画像形成部11は、第1給送ローラ24と、第1搬送路R1と、第1搬送ローラ60と、記録部3とを備えている。また、画像形成部11は、第2搬送ローラ62と、排出ローラ64と、第2給送ローラ28と、第1フラップ91と、第2フラップ92とを備えている。
第1給送ローラ24は、給送トレイ21に収容されたシートPを、第1搬送路R1へ給送するためのローラである。第1給送ローラ24は、給送アーム25の先端部に回転可能に支持されている。給送アーム25は、インクジェットプリンタ1のフレームに支持された軸26に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重又はバネ等による弾性力によって、給送トレイ21へ向けて回動付勢されている。尚、給送トレイ21は、載置面210を備えており、複数のシートPを載置面210上に順次積層して収容する。
第1給送ローラ24は、図示しない給送モータが駆動することにより正回転する。第1給送ローラ24が正回転することにより、給送トレイ21に収容されたシートPが1枚ずつ第1搬送路R1へ取り出される。そして、シートPは、搬送方向、すなわち画像形成部11の後方から前方へ向かう方向で第1搬送路R1に沿って搬送される。
第1搬送路R1は、ガイド部材51、52、53、及び54と、記録部3等とによって形成される空間をいう。第1搬送路R1は、給送トレイ21の後端部から上方に延び、ガイド部材51、52で区画される領域にて湾曲し、記録部3の位置を経由して、ガイド部材53、54で区画される領域にて直線状に延び、排出トレイ23に至る経路である。第1搬送路R1は、シートPが搬送される搬送経路の一例である。
第1搬送路R1における記録部3よりも搬送方向の上流側には、第1搬送ローラ60が配置されている。第1搬送ローラ60の下部と対向する位置には、ピンチローラ61が配置されている。第1搬送ローラ60は、搬送モータM1(図5)によって駆動される。ピンチローラ61は、第1搬送ローラ60の回転に伴って回転する。第1搬送ローラ60及びピンチローラ61が正回転することにより、シートPは、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて、記録部3まで搬送される。
記録部3は、第1搬送路R1において第1搬送ローラ60と第2搬送ローラ62との間に設けられ、シートPに画像を記録する。記録部3は、キャリッジ31と、液体吐出ヘッドの一例である記録ヘッド32と、複数のノズル33と、プラテン34とを有している。キャリッジ31は、左右方向に延びたガイドレール9Aと、ガイドレール9Bとに支持されている。キャリッジ31は、キャリッジモータM2(図5)の駆動力が伝達されて、左右への移動方向である走査方向、すなわち、搬送されるシートPの幅方向(左右方向)に往復移動する。
また、キャリッジ31には、記録ヘッド32が搭載されている。記録ヘッド32の下面には、複数のノズル33が設けられている。複数のノズル33は、前後方向に配列されることにより、ノズル列を形成しており、ノズル面331には、左右方向に並んだ4つのノズル列が形成されている。複数のノズル33からは、右側に位置するノズル列を形成するものから順番に、例えば、ブラック、イエロー、シアン、及びマゼンタのインクが吐出される。なお、ノズル列の配置順はこれに限られるものではなく、製品ごとに適宜変更されてもよい。
記録ヘッド32は、図示しない制御部からの指示に従って、図示しないピエゾ素子などの振動素子を振動させることによって、ノズル33からインク滴を吐出する。
プラテン34は、記録ヘッド32の下方に位置しており、左右方向におけるシートPの全長にわたって延びている。プラテン34は、記録処理時に、シートPを下側から支持する。プラテン34に支持されたシートPに対して、キャリッジ31が移動する過程において、記録ヘッド32がインク滴を選択的に吐出することによって、シートPに画像が記録される。
また、プラテン34は、第1搬送路Rと平行な状態である第1位置と、当該第1位置から所定角度だけ下方に回動した第2位置との間で回動可能に配置されている。このプラテン34は、シートPの搬送時及び印刷時には、第1位置にある。一方、シートPの紙詰まり等が生じた際には、ユーザは、プラテン34を第2位置にある状態にさせ、記録部3とインクジェットプリンタ1の後部にある開口部7とが連通した状態にする。これにより、ユーザは、紙詰まりしたシートPを取り除く処理を行うことが可能である。
本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、シートPへの印刷において、制御部は、シートPの搬送が停止している状態でキャリッジ31を走査方向に移動させながら記録ヘッド32のノズル33からインク滴を吐出させる。そして、制御部は、1行分の画像をシートPに記録させる記録処理と、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62を駆動させてシートPを所定の改行量だけ搬送する搬送処理とを繰り返す。
第1搬送路R1における記録部3より搬送方向の下流側には、第2搬送ローラ62が配置されている。第2搬送ローラ62の上部と対向する位置には、拍車ローラ63が配置されている。第2搬送ローラ62は、搬送モータM1(図5)によって駆動される。拍車ローラ63は、第2搬送ローラ62の回転に伴って回転する。第2搬送ローラ62及び拍車ローラ63が正回転することにより、シートPは、第2搬送ローラ62及び拍車ローラ63に挟持されて、排出トレイ23側へ搬送される。
第1搬送路R1における第2搬送ローラ62より搬送方向の下流側には、排出ローラ64が配置されている。排出ローラ64の上部と対向する位置には、拍車ローラ65が配置されている。排出ローラ64は、搬送モータM1(図5)によって駆動される。拍車ローラ65は、排出ローラ64の回転に伴って回転する。排出ローラ64及び拍車ローラ65が正回転することにより、シートPは、排出ローラ64及び拍車ローラ65に挟持されて、排出トレイ23へ排出される。
画像形成部11の後面には、開口部7が形成されている。開口部7には、背面収容部70が開閉可能に配置されている。つまり、筐体11Aの背面側には、シートPを第1搬送路R1に給送するための背面給送部としての背面収容部70が設けられている。この背面収容部70には、各種サイズのシートPを収容することが可能である。背面収容部70は、図2の矢印で示すように、回動軸72を中心に回動することによって、画像形成部11に対して閉じられた状態(図2の点線参照)と、開かれた状態(図2の実線参照)とに変位する。背面収容部70が開かれた状態では、開口部7と記録部3とが連通した状態となる。すなわち、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、ユーザは背面収容部70を介して所望のシートPを記録部3に手差しで供給することができるよう構成されている。
また、背面収容部70には、シートPを背面収容部70に案内するためのガイド部材71が設けられている。ガイド部材71は、シートPに当接しながら、背面収容部70と連動して回転することで、背面収容部70へシートPを案内する。また、背面収容部70には、第2給送ローラ28が設けられている。第2給送ローラ28は、背面収容部70に収容されたシートPを、第2搬送路R2を介して第1搬送路R1へ給送するためのローラである。
具体的にいえば、第2搬送路R2において、第2給送ローラ28によって給送されたシートPはガイド部材93、第1フラップ91、及び第2フラップ92に順次案内されて、合流地点Xで第1搬送路R1に給送されるようになっている。第1フラップ91は、コイルバネ(図示しない)によって下方へ付勢され、図2に点線で示される第1状態と、図2に実線で示される第2状態との間で回動可能に配置されている。第1フラップ91は、第1状態のとき第1搬送路R1の一部を構成し、第2状態のとき第2搬送路R2の一部を構成する。第2フラップ92は、第2搬送路R2の一部を構成する。第2フラップ92の先端は、図示しないモータが駆動することにより、位置調整可能に構成されている。
第1搬送路R1における第1搬送ローラ60の上流側には、レジセンサ109が設けられている。レジセンサ109は、シートPの前端又は後端が第1搬送ローラ60との当接位置を通過することを検知するセンサである。レジセンサ109としては、シートPが当接することで揺動するアクチュエータを有するセンサや、光センサ等を用いることができる。レジセンサ109は、シートPの前端又は後端が第1搬送ローラ60との当接位置を通過している状態でオン信号を出力し、シートPの前端又は後端が第1搬送ローラ60との当接位置を通過していない状態でオフ信号を出力する。レジセンサ109による検知信号は、図示しない制御部へ出力される。
また、第1搬送ローラ60には、図示しないロータリエンコーダが設けられており、ロータリエンコーダによって第1搬送ローラ60の回転量が検知されて、その検知信号が制御部に出力されるようになっている。そして、制御部は、レジセンサ109からの検知信号と、ロータリエンコーダからの検知信号とを用いて、第1搬送路R1におけるシートPの搬送量を推定する。
画像読取部12は、図2に示すように、光源121と、受光部122と、ガラス板123とを有している。光源121は、発光ダイオード等で構成され、例えば、透明な板状部材を用いたガラス板123に載置されたシートPや原稿等に光を照射する。受光部122は、複数の受光素子を有している。受光部122に対向する位置には、図示しない白基準板が配置される。受光部122は、光源121からシートPや原稿等へ照射されて、白基準板により反射された光を受光する。受光部122は、受光した光の検出結果を制御部に出力することにより、スキャナ機能が実行される。画像読取部12は、対象物を画像として読み取る読取機構の一例である。
また、図3に示すように、本実施形態1のインクジェットプリンタ1は、筐体11Aの内部にカートリッジケース140が設けられている。このカートリッジケース140は、左右方向に並ぶ4つのインクカートリッジ141を備えている。各インクカートリッジ141は、図示しないカートリッジカバーを開くことによってカートリッジケース140に対して交換可能に設けられている。インクカートリッジ141には、それぞれ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが貯留されている。各インクカートリッジ141に貯留されたインクは、チューブ142を介して、記録ヘッド32に供給される。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1は、メンテナンスユニット8を備える。メンテナンスユニット8は、キャップ80と、ポンプ81と、チューブ82及び83とを備えている。メンテナンスユニット8は、キャリッジ31の走査経路よりも下方に位置し、走査方向においてプラテン34よりも外側となる位置に配置されている。本実施形態においては、左右方向における右側に配置されている。なお、メンテナンスユニット8が配置される位置は右側に限定するものではなく、左側に配置されてもよい。
キャップ80は、ゴム素材により構成されている。キャップ80は、記録ヘッド32よりも下方に位置し、走査方向においてプラテン34よりも外側となる位置に配置されている。キャリッジ31をプラテン34よりも外側のメンテナンス位置に移動させると、キャップ80とノズル面331とが対向する。
キャップ80は、例えば、図示しない昇降機構により上下方向に移動可能に構成されている。キャップ80は、メンテナンス位置において上方向に移動することで、ノズル面331と接する。
ポンプ81は、モータ(不図示)に駆動されることによって、ノズル33内のインク等をキャップ80及びチューブ82を通じて吸引し、チューブ83を通じて廃液ボックスHBに排出する。
チューブ82は、メンテナンスユニット8から排出されたインクをポンプ81に移送する流路である。チューブ83は、後述の接続部J1を介して廃液ボックスHBに連結されることにより、ポンプ81と廃液ボックスHBとを接続する。チューブ82及び83は、可撓性を有する素材で構成されており、キャップ80からポンプ81を経由して廃液ボックスHBへとインクを移送する。
メンテナンスユニット8は、以上の構成により、記録ヘッド32のメンテナンスを行う。より詳細には、メンテナンスユニット8は、ノズル33内のインクや空気、及びノズル33の下面に形成されている開口に付着した異物を吸引するパージ動作を実行する。なお、ノズル33内のインクや空気、及びノズル42の開口に付着した異物のことを、以下では「インク等」と称する。メンテナンスユニット8によって吸引除去されたインク等は、廃液として、廃液ボックスHBに保持される。
(廃液ボックスHBの構成)
次に、図4及び図5も参照して廃液ボックスHBについて具体的に説明する。図4は、図2に示した廃液ボックスHBと制御基板C1との関係を説明する図である。図5は、廃液ボックスHBの配置例を説明する図である。
図2乃至図5に示すように、本実施形態1のインクジェットプリンタ1は、筐体11Aの内部に、インク等を貯留する廃液ボックスHBを備えている。廃液ボックスHBは、図4に示すように、廃液ケースHB1と、インク吸収フォームHB2と、接続部J1と、を有している。廃液ボックスHBは、廃液貯留部の一例である。
廃液ケースHB1は、例えば、合成樹脂材料を用いて構成されている。廃液ケースHB1は、例えば、直方体状の箱体である。廃液ケースHB1の内部には、インク吸収フォームHB2が設けられている。廃液ケースHB1は、容器の一例である。また、インク吸収フォームHB2は吸収フォームの一例である。
インク吸収フォームHB2は、例えば、インク等を吸収することができる不織布、スポンジ、もしくは綿などで構成されている。また、インク吸収フォームHB2は、例えば、白色の構成材料により構成されている。インク吸収フォームHB2は、インク等を吸収することにより、白色から順次黒色に変色するようになっている。すなわち、インク吸収フォームHB2では、ブラックのインク自体を吸収したり、イエロー、シアン、及びマゼンタのインクの混色であるブラックのインクを吸収したりすることにより、その吸収度合いの進行に応じて、黒色に変色するようになっている。
接続部J1は、ジョイントの一例であり、廃液ケースHB1に対してチューブ83を接続する部分である。接続部J1は、例えば、廃液ケースHB1の左右方向の右側の壁面に設けられている。接続部J1は、左右方向において、廃液ケースHBの内部と外部とを連通する連通孔を形成している。接続部J1は、チューブ83が接続可能に構成されており、メンテナンスユニット8と接続部J1とをチューブ83により接続することで、メンテナンスユニット8から排出されるインク等を廃液ボックスHBの廃液ケースHB1へ貯留する。
なお、廃液ボックスHBでの接続部J1の設置位置は、廃液ケースHB1の左右方向の右側の壁面に限定されるものではなく、接続部J1を介在させて廃液ボックスHBとメンテナンスユニット8とを接続することができるものであればよい。
また、廃液ボックスHBは、図2及び図3に示すように、筐体11Aの内部において、記録ヘッド32に対してシートPの搬送方向の上流側、かつ、第1搬送路R1の上方側に配置されている。また、廃液ボックスHBの少なくとも一部は、図2に示すように、搬送方向と直交する方向である左右方向から見て、キャリッジ31に対して、記録ヘッド32のノズル面331と直交する方向である上下方向で重なる位置に設けられている。
尚、上記の説明では、廃液ボックスHBの一部とキャリッジ31とを上下方向で重なる位置に廃液ボックスHBを設けた構成について説明した。しかしながら、本開示は、これに限定されるものではなく、廃液ボックスHBの少なくとも一部がキャリッジ31の上下方向の下側に搭載された記録ヘッド32に対して、重なる位置となるように廃液ボックスHBを設ける構成としてもよい(後掲の図9参照)。また、この構成により、筐体11Aの上下方向の寸法が大きくなるのを抑えて廃液ボックスHBを筐体11Aの内部に配置することができる。従って、コンパクトなインクジェットプリンタ1を容易に構成することができる。
また、ここでいう上下方向に重なる位置とは、例えば、図2において、筐体11Aの前側から視認した場合において、廃液ボックスHBの少なくとも一部と、記録ヘッド32とが、同じ高さ位置にあることをいう。つまり、図2に示すように、筐体11Aの左側面または右側面から視認した場合において、廃液ボックスHBの少なくとも一部と、記録ヘッド32とが、同じ高さ位置にあることをいう。
また、廃液ボックスHBは、筐体11Aに対して、挿抜可能に構成されている。具体的には、図3に示すように、筐体11Aの左側面及び右側面には、ボックス交換部15が設けられている。ボックス交換部15は、筐体11Aに対して、回動可能な蓋部151L及び151Rを備えている。つまり、ボックス交換部15は、蓋部151Lまたは151Rを開閉することにより、筐体11Aに対して廃液ボックスHBの挿抜が可能となるように構成されている。
なお、上記の説明以外に、蓋部151L及び151Rのいずれか一方のみを設ける構成でもよい。
また、ボックス交換部15は、蓋部151Lまたは151Rを開閉する構成に限定するものではない。例えば、廃液ボックスHBと、蓋部151Lまたは151Rを有する廃液ボックスHBのボックス保持部と、により筐体11Aに対して着脱可能な廃液ボックスユニットを挿抜する構成であってもよい。この場合、廃液ボックスユニットを筐体11Aから抜き取ると、ボックス交換部15には廃液ボックスユニットの形状に対応する開口が露出する。また、露出した開口に対して廃液ボックスユニットを挿入すると、廃液ボックスユニットが有する蓋部151Lまたは151Rにより、露出した開口は塞がれる。
なお、ボックス交換部15が設けられる位置は、筐体11Aの左右方向における側面に限られるものではない。例えば、筐体11Aの前後方向における後面に設けられていてもよい。
また、廃液ボックスHBは、図2及び図4に示すように、制御基板C1よりも下方の位置に配置されている。制御基板C1は、電子部品EBと、電子部品EBを実装したプリント回路基板PSとを備える。電子部品EBは、制御部を構成するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(登録商標)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを含み得る。プリント回路基板PSは、制御基板C1を支持する支持部RBに取り付けられている。支持部RBは、廃液ボックスHBを遮蔽する遮蔽部分RB1を有している。また、支持部RBは、例えば、合成樹脂を用いて構成されるとともに、筐体11Aの内部に設けられた、リブやフレームなどの構造部材である。
また、廃液ボックスHBは、図2に示すように、上下方向において、画像読取部12よりも下方の位置に配置されている。また、廃液ボックスHBは、図3に示すように、前後方向において、ガイドレール9A及び9Bよりも搬送方向の上流側の位置に配置されるとともに、背面収容部70よりも搬送方向の下流側の位置に配置されている。
また、廃液ボックスHBは、図5に示すように、記録部3の記録ヘッド32のノズル面331と平行で、且つ搬送方向と直交する方向である左右方向において、筐体11Aの右側及び左側のうち、メンテナンスユニット8が配置されている側と同じ側で、接続部J1を介在させてメンテナンスユニット8に接続されている。また、チューブ83は、筐体11Aの筐体本体の側面11A1に沿って設置されている。これにより、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、チューブ83の長さ寸法を短くすることができる。尚、この筐体本体の側面11A1は、筐体11Aの筐体本体を構成する、例えば、合成樹脂を用いた樹脂土台の側面である。また、樹脂土台は、樹脂土台部品としてのリブ等を含んでいる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図5に例示するように、搬送モータM1が、廃液ボックスHBよりも搬送方向の下流側で、第1搬送ローラ60の下側の位置に設けられている。また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図5に例示するように、キャリッジモータM2が、廃液ボックスHBよりも搬送方向の下流側で、第2搬送ローラ62の右側の位置に設けられている。
以上の構成において、インクジェットプリンタ1は、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62などによってシートPを搬送方向に搬送しつつ、キャリッジ31とともに記録ヘッド32を走査方向に移動させながらインクを吐出させる。これにより、インクジェットプリンタ1は、シートPに画像を印刷する。
以上のように、本実施形態1のインクジェットプリンタ1は、筐体11Aと、シートPにインクを吐出するノズル33を具備した記録ヘッド32とを備える。また、インクジェットプリンタ1は、インクの廃液を貯留するとともに、筐体11Aに挿抜可能な廃液ボックスHBと、シートPが搬送される第1搬送路R1とを備える。インクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBは、筐体11Aの内部において、記録ヘッド32に対してシートPの搬送方向の上流側、かつ、第1搬送路R1の上方側に配置されている。
以上の構成により、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBは、筐体11Aの内部において、筐体11Aの背面上方側に配置されることとなる。このため、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図2に示したように、筐体11Aの内部の空きスペースに廃液ボックスHBを効率よく利用して配置することができる。また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、ユーザが不用意に廃液ボックスHB等と接触するのを容易に抑制することができる。これにより、本実施形態1では、廃液によってユーザの手などが汚れるのを抑えることができるインクジェットプリンタ1を構成することができる。更に、本実施形態1では、ユーザが廃液ボックスHB等と接触するのを抑制されているので、廃液が筐体11Aの外側に飛散する可能性を低減することができ、筐体11Aの外側に付着した廃液によってユーザの手などが汚れるのも容易に抑えることができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBは筐体11Aの内部の空きスペースに有効的に配置されているので、廃液ボックスHBを大きくした場合でも、廃液ボックスHBを容易に筐体11Aの内部に配置することができる。従って、本実施形態1では、交換頻度の少ない廃液ボックスHBを設置することが可能となり、廃液ボックスHBの交換作業を簡略化することができるインクジェットプリンタ1を容易に構成することができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図2または図3に示したように、廃液ボックスHBは筐体11Aの上側から見て記録ヘッド32と重ならない位置に配置されている。このため、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、筐体11A、ひいては、インクジェットプリンタ1の高さ寸法を抑えることができる。更に、廃液ボックスHBは筐体11Aの上側から見て第1搬送路R1と重なる位置に配置されているので、筐体11A、ひいては、インクジェットプリンタ1の前後方向の寸法及び左右方向の寸法を抑えることができる。この結果、本実施形態1では、インクジェットプリンタ1のコンパクト化を容易に図ることができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、表示パネルPA1と、電源ボタンB1などとを含んだ所定の電気部品が筐体11Aの前面側に設けられているので、これらの電気部品は筐体11Aにおいて廃液ボックスHBから離間して配置されることとなる。これにより、これらの電気部品に対して、廃液ボックスHB等からの廃液が飛散する可能性を大幅に低減することができる。従って、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、電気部品において、廃液による故障等の発生を容易に抑制することができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図2に示したように、廃液ボックスHBは画像読取部12の下側に配置されているので、スキャナ機能を実行可能なインクジェットプリンタ1において、コンパクト化を図った場合でも、廃液によってユーザの手などが汚れるのを抑えることができる。また、本実施形態1では、廃液ボックスHBが筐体11Aの上側から見て比較的面積が大きい画像読取部12の下側に配置されているので、インクジェットプリンタ1の高さ寸法を容易に抑えることができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図3に示したように、廃液ボックスHBはガイドレール9A及び9Bよりも搬送方向の上流側の位置に配置されているので、廃液ボックスHBはキャリッジ31の筐体背面側の空きスペースに配置されることとなる。この結果、本実施形態1では、インクジェットプリンタ1のコンパクト化を容易に図ることができる。また、本実施形態1では、廃液ボックスHBは筐体11Aの上側から見てガイドレール9A及び9Bと重ならない位置に配置されているため、インクジェットプリンタ1の高さ寸法を容易に抑えることができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図2または図3に示したように、廃液ボックスHBは背面収容部70よりも搬送方向の下流側の位置に配置されている。このため、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、筐体11Aの内部において、廃液ボックスHBは背面収容部70の筐体11Aの前面側の空きスペースに配置されることとなる。この結果、本実施形態1では、インクジェットプリンタ1のコンパクト化を容易に図ることができる。また、本実施形態1では、廃液ボックスHBは筐体11Aの上側から見て第2搬送路R2の一部と重なる位置に配置されているため、インクジェットプリンタ1の前後方向の寸法を容易に抑えることができる。
また、本実施形態1では、チューブ83が筐体11Aの筐体本体の側面11A1に沿って設置されているので、インクジェットプリンタ1のコンパクト化をより容易に図ることができる。また、このようにチューブ83を筐体本体の側面11A1に沿って配置することにより、本実施形態1では、インクジェットプリンタ1の要部構成が筐体11Aの中央部に効率よく設置することができ、インクジェットプリンタ1のコンパクト化を容易に図ることができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図4に示したように、廃液ボックスHBは制御基板C1よりも下方の位置に配置されているので、廃液ボックスHBから漏れ出た廃液が制御基板C1に付着することを抑制することができる。従って、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、故障等の異常が制御基板C1に発生するのを抑えることができる。また、本実施形態1では、制御基板C1の下側の空きスペースに廃液ボックスHBを配置しているので、インクジェットプリンタ1のコンパクト化を容易に図ることができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1は、図4に示したように、廃液ボックスHBと制御基板C1との間に設けられるとともに、廃液ボックスHBを遮蔽する遮蔽部分RB1を有し、制御基板C1を支持する支持部RBを備えている。これにより、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBから制御基板C1側への廃液の飛散を確実に抑えることができ、故障等の異常が制御基板C1に発生するのをより確実に抑えることができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、図3に示したように、廃液ボックスHBを挿抜するために開閉する蓋部151L及び151Rが筐体11Aの左側面及び右側面にそれぞれ設けられている。これにより、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、蓋部151Lまたは151Rを開くことにより、廃液ボックスHBを筐体11Aから挿抜することができる。この結果、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBを容易に交換することができ、メンテナンス作業を簡略化することができる。
また、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、筐体11Aの左側面または右側面から廃液ボックスHBを交換することができる。このため、廃液ボックスHBを交換するための蓋部を筐体11Aの上面に設けた構成を比較例1とすると、本実施形態1では、比較例1に比べて、画像読取部12に邪魔されることなく、廃液ボックスHBを容易に交換することができる。更には、本実施形態1のインクジェットプリンタ1では、筐体11Aの前面側に廃液を飛散させる可能性を大幅に低減することができるので、廃液による、前面側の電気部品の故障等の発生を確実に抑えることができる。また、廃液ボックスHBを交換するための蓋部を筐体11Aの背面に設けた構成を比較例2とすると、本実施形態1では、比較例2に比べて、背面収容部70に邪魔されることなく、廃液ボックスHBを容易に交換することができる。
〔変形例1〕
本開示の変形例1について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図6は、本開示の変形例1に係るインクジェットプリンタ1の廃液ボックスHBの配置例を説明する図である。図6において、本変形例1と実施形態1との主な相違点は、廃液ボックスHBとキャリッジモータM2とを左右方向で並べて配置した点である。
図6に示すように、本変形例1のインクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBは記録ヘッド32のノズル面331と平行で、且つ搬送方向と直交する方向である左右方向において、筐体11Aの右側及び左側のうち、キャリッジモータM2が配置された位置とは反対の位置に配置されている。すなわち、図6に例示するように、廃液ボックスHB及びキャリッジモータM2は、それぞれ筐体11Aの左側及び右側に設置されている。
以上の構成により、本変形例1では、実施形態1と同様な効果を奏する。また、本変形例1では、廃液ボックスHBとキャリッジモータM2とが筐体11Aの左右方向で反対側に配置されている。このため、本変形例1では、廃液ボックスHBは筐体11Aの上側から見てキャリッジモータM2と重ならない位置に配置されることとなり、筐体11Aの高さ寸法が大きくなるのを抑制することができる。これにより、本変形例1では、コンパクトなインクジェットプリンタ1を確実に構成することができる。
〔変形例2〕
本開示の変形例2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図7は、本開示の変形例2に係るインクジェットプリンタ1の廃液ボックスHBの配置例を説明する図である。図7において、本変形例2と実施形態1との主な相違点は、廃液ボックスHBと搬送モータM1とを左右方向で並べて配置した点である。
図7に示すように、本変形例2のインクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBは記録ヘッド32のノズル面331と平行で、且つ搬送方向と直交する方向である左右方向において、筐体11Aの右側及び左側のうち、搬送モータM1が配置された位置とは反対の位置に配置されている。すなわち、図7に例示するように、廃液ボックスHB及び搬送モータM1は、それぞれ筐体11Aの右側及び左側に設置されている。
また、本変形例2のインクジェットプリンタ1では、廃液ボックスHBは左右方向において、メンテナンスユニット8が配置されている側と同じ側に配置されている。すなわち、廃液ボックスHBは、メンテナンスユニット8が配置された筐体11Aの右側でメンテナンスユニット8の近傍に配置されている。
以上の構成により、本変形例2では、実施形態1と同様な効果を奏する。また、本変形例2では、廃液ボックスHBと搬送モータM1とが筐体11Aの左右方向で反対側に配置されている。このため、本変形例2では、廃液ボックスHBは筐体11Aの上側から見て搬送モータM1と重ならない位置に配置されることとなり、筐体11Aの高さ寸法が大きくなるのを抑制することができる。これにより、本変形例2では、コンパクトなインクジェットプリンタ1を確実に構成することができる。
更に、本変形例2では、廃液ボックスHBはメンテナンスユニット8の近傍に配置されているので、チューブ83の長さを短くすることができる。これにより、本変形例2では、コンパクトなインクジェットプリンタ1を確実に構成することができる。
〔変形例3〕
本開示の変形例3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図8は、本開示の変形例3に係るインクジェットプリンタ1の廃液ボックスHBの配置例を説明する図である。図8において、本変形例3と実施形態1との主な相違点は、ジャム処理機構JAと2つの廃液ボックスHBR及びHBLとを左右方向で並べて配置した点である。
図8に示すように、本変形例3のインクジェットプリンタ1は、記録ヘッド32のノズル面331と平行で、且つ搬送方向と直交する方向である左右方向において、右側に配置された廃液ボックスHBRと左側に配置された廃液ボックスHBLとを備えている。廃液ボックスHBRは、右側の側面に設けられた接続部J1Aにチューブ831が接続されることにより、メンテナンスユニット8に接続されている。また、廃液ボックスHBLは、左側の側面に設けられた接続部J1Bにチューブ832が接続されることにより、メンテナンスユニット8に接続されている。チューブ831及び832は、筐体11Aの筐体本体の側面11A1に沿って配置されている。
また、本変形例3のインクジェットプリンタ1は、ジャム処理機構JAが左右方向において廃液ボックスHBRと廃液ボックスHBLとの間に設けられている。ジャム処理機構JAは、第1搬送路R1に設けられて、第1搬送路R1に生じたシートPのジャム、つまり紙詰まりを解消するための機構である。
具体的にいえば、ジャム処理機構JAは、第1搬送ローラ60よりも搬送方向の上流側で、第1搬送路R1の上方から第1搬送路R1を覆う、不図示の蓋部材を備えている。この蓋部材は、筐体11Aから着脱可能に構成されており、第1搬送路R1でシートPのジャムが発生したときに、ユーザが筐体11Aから蓋部材を取り外すことによってジャムを発生したシートPを取り除けるように構成されている。
以上の構成により、本変形例3では、実施形態1と同様な効果を奏する。また、本変形例3では、廃液ボックスHBR及びHBLがそれぞれジャム処理機構JAの右側及び左側に配置されているので、筐体11Aの高さ寸法が大きくなるのを抑制することができる。これにより、本変形例3では、コンパクトなインクジェットプリンタ1を確実に構成することができる。
尚、上記の説明以外に、左右方向において、廃液ボックスHBR及びHBLのうち、少なくとも1つの廃液ボックスをジャム処理機構に並べて配置する構成でもよい。
〔実施形態2〕
本開示の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図9は、本開示の実施形態2に係るインクジェットプリンタ1の内部構成の概略を示す断面図である。図9において、本実施形態2と実施形態1との主な相違点は、シートPに対して、両面印刷を行えるように構成した点である。
図9に示すように、本実施形態2のインクジェットプリンタ1は、シートPに対して、両面印刷を行うための第3搬送路R3を備えている。第3搬送路R3は、反転搬送路の一例である。また、廃液ボックスHBは、第1搬送路R1及び第3搬送路R3の上方に設けられている。
また、第1搬送路R1における第1搬送ローラ60よりも搬送方向の下流側には、反転ローラ66が配置されている。反転ローラ66の上部と対向する位置には、拍車ローラ67が配置されている。反転ローラ66は、搬送モータM1によって駆動される。拍車ローラ67は、反転ローラ66の回転に伴って回転する。反転ローラ66及び拍車ローラ67が正回転することで、シートPは、反転ローラ66及び拍車ローラ67に挟持されて、排出トレイ23側へ搬送される。一方、反転ローラ66及び拍車ローラ67が逆回転することで、シートPは、反転ローラ66及び拍車ローラ67に挟持されると共に、第1フラップ46の下面に沿って、第3搬送路R3へ搬送される。
第1搬送路R1における第1搬送ローラ60と反転ローラ66との間には、第1フラップ46が設けられている。第1フラップ46は、ガイド部材58に対向した分岐位置Yの付近に配置されている。第1フラップ46は、プラテン34によって第1状態及び第2状態の間を回動可能に支持されている。第1フラップ46は、図9に実線で示される第1状態では、ガイド部材58と当接して第1搬送路R1を閉塞させる。一方、第1フラップ46は、図9に点線で示される第2状態では、第1状態よりも下方に位置して、ガイド部材58から離間して排出トレイ23側に搬送されるシートPを通過させる。
また、第1フラップ46は、コイルバネ47によって上方へ付勢されている。コイルバネ47は、その一端が第1フラップ46に接続され、他端がプラテン34に接続されている。第1フラップ46は、コイルバネ47に付勢されることで第1状態となり、その先端がガイド部材58に当接する。
また、第1搬送路R1と第3搬送路R3との合流位置Gには、第2フラップ48が、回動可能に配置されている。具体的には、第2フラップ48は、図9に実線で示される第1状態と、図9に点線で示される第2状態との間で回動可能になっている。第2フラップ48が第1状態のとき、第2フラップ48及びガイド部材52により、第3搬送路R3の一部が構成される。また、第2フラップ48が第2状態のとき、第2フラップ48及びガイド部材51により、第1搬送路R1の一部が構成される。尚、ガイド部材52には、レジセンサ109が設けられている。
第3搬送路R3は、ガイド部材73、74、及び75と、第3搬送ローラ68及びピンチローラ69等によって区画される経路である。第3搬送路R3は、第1搬送路R1における反転ローラ66よりも上流側の分岐位置Yから分岐し、第1搬送路R1における記録部3よりも搬送方向の上流側にある合流位置Gに接続されている。
以上の構成により、本実施形態2では、実施形態1と同様な効果を奏する。また、本実施形態2では、両面印刷が可能なインクジェットプリンタ1において、コンパクト化を図った場合でも、廃液によってユーザの手などが汚れるのを抑えることができる。
〔変形例4〕
本開示の変形例4について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図10は、本開示の変形例4に係るインクジェットプリンタ1の内部構成の概略を示す断面図である。図10において、本変形例4と実施形態2との主な相違点は、第1搬送路R1と第3搬送路R3との分岐位置Yを第1搬送ローラ60よりも搬送方向の上流側に設けた点である。
図10に示すように、本変形例4のインクジェットプリンタ1では、第3搬送路R3の全体が廃液ボックスHBの下側に配置されるように構成されている。すなわち、廃液ボックスHBの下側において、ガイド部材73、74、及び75と、第3搬送ローラ68及びピンチローラ69等が設置されている。第3搬送路R3では、第1搬送路R1との分岐位置Yがガイド部材52とピンチローラ61との間に設定されている。
以上の構成により、本変形例4では、実施形態2と同様な効果を奏する。また、本変形例4では、第3搬送路R3の全体が筐体11Aの背面側で廃液ボックスHBの下側に配置されている。このため、本変形例4では、筐体11Aの内部において、第3搬送路R3の全体の上方の空きスペースに廃液ボックスHBを配置することとなり、筐体11Aの内部のスペースを有効的に活用することができる。従って、本変形例4では、第3搬送路R3の全体が筐体11Aの背面側に設置されている場合において、廃液ボックスHBを備えたインクジェットプリンタ1の小型化を容易に図ることができる。
なお、上記の説明では、廃液ケースHB1の内部にインク吸収フォームHB2を設けた場合について説明した。本開示の実施形態は、これに限定されるものではなく、廃液を吸収するインク吸収フォームHB2の設置を割愛する構成でもよい。
但し、上記の実施形態のように、インク吸収フォームHB2を廃液ケースHB1の内部に設ける場合の方が、廃液ボックスHBの貯留量(廃液量)を増やすことができる。この結果、廃液ボックスHBの交換頻度を低減することができ、メンテナンス作業を簡略化することができるインクジェットプリンタ1を容易に構成することができる点で好ましい。
また、上記の説明では、チューブ83等を介して廃液ボックスHBとメンテナンスユニット8とを接続して、メンテナンスユニット8からのインク等を廃液ボックスHBに貯留する構成について説明した。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではなく、他の発生源からの廃液(インク等)を廃液ボックスHBで回収する構成でもよい。具体的にいえば、例えば、フラッシング処理により吐出されるインク等を受ける所定のフラッシング領域を設けて、フラッシング領域からのインク等を廃液ボックスHBに蓄える構成でもよい。更には、例えば、廃液ボックスHBの代わりに、フラッシング領域からのインク等を筐体11A内に設けた専用のインク吸収フォームに吸収させる構成でもよい。
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、各実施形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる構成についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1 インクジェットプリンタ(液体吐出装置)
8 メンテナンスユニット
9A、9B ガイドレール
11A 筐体
11A1 筐体本体の側面
12 画像読取部(読取機構)
31 キャリッジ
32 記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
33 ノズル
331 ノズル面
70 背面収容部(背面給送部)
83 チューブ
151L、151R 蓋部
C1 制御基板
HB 廃液ボックス(廃液貯留部)
HB1 廃液ケース(容器)
HB2 インク吸収フォーム(吸収フォーム)
JA ジャム処理機構
M1 搬送モータ
M2 キャリッジモータ
P シート(印刷媒体)
PA1 表示パネル
R1 第1搬送路(搬送経路)
R3 第3搬送路(反転搬送路)
RB 支持部
RB1 遮蔽部分

Claims (16)

  1. 筐体と、
    印刷媒体に液体を吐出するノズルを具備した液体吐出ヘッドと、
    前記液体の廃液を貯留するとともに、前記筐体に挿抜可能な廃液貯留部と、
    印刷媒体が搬送される搬送経路と、を備え、
    前記廃液貯留部は、前記筐体の内部において、前記液体吐出ヘッドに対して印刷媒体の搬送方向の上流側、かつ、前記搬送経路の上方側に配置されている、液体吐出装置。
  2. 前記廃液貯留部の少なくとも一部は、前記搬送方向と直交する方向である左右方向から見て、前記液体吐出ヘッドに対して、前記液体吐出ヘッドのノズル面と直交する方向である上下方向で重なる位置に設けられている、請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 情報を表示する表示パネルをさらに備え、
    前記表示パネルは、前記搬送方向と同じ方向である前後方向において、前記筐体の前面側に設置されている、請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 印刷媒体に対して、両面印刷を行うための反転搬送路をさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記反転搬送路よりも上方の位置に配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 対象物を画像として読み取る読取機構をさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記読取機構よりも下方の位置に配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  6. 前記液体吐出ヘッドが搭載され、走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記走査方向に沿って延び、前記キャリッジを支持するガイドレールと、をさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記ガイドレールよりも前記搬送方向の上流側の位置に配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  7. 前記キャリッジを前記走査方向に移動させるキャリッジモータをさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記液体吐出ヘッドのノズル面と平行で、且つ前記搬送方向と直交する方向である左右方向において、前記筐体の右側及び左側のうち、前記キャリッジモータが配置された位置とは反対の位置に配置されている、請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 前記筐体の背面側に設けられ、印刷媒体を前記搬送経路に給送するための背面給送部をさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記背面給送部よりも前記搬送方向の下流側の位置に配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  9. 前記液体吐出ヘッドのメンテナンスを行うためのメンテナンスユニットと、
    前記廃液貯留部と前記メンテナンスユニットとを接続するチューブと、をさらに備え、
    前記チューブは、前記筐体の筐体本体の側面に沿って設置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  10. 前記廃液貯留部は、前記液体吐出ヘッドのノズル面と平行で、且つ前記搬送方向と直交する方向である左右方向において、前記筐体の右側及び左側のうち、前記メンテナンスユニットが配置されている側と同じ側に配置されている、請求項9に記載の液体吐出装置。
  11. 前記搬送経路で印刷媒体を搬送するための搬送モータをさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記液体吐出ヘッドのノズル面と平行で、且つ前記搬送方向と直交する方向である左右方向において、前記筐体の右側及び左側のうち、前記搬送モータが配置された位置とは反対の位置に配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  12. 制御基板をさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記制御基板よりも下方の位置に配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  13. 前記廃液貯留部と前記制御基板との間に設けられるとともに、前記廃液貯留部を遮蔽する遮蔽部分を有し、前記制御基板を支持する支持部をさらに備えている、請求項12に記載の液体吐出装置。
  14. 前記搬送経路に設けられて、前記搬送経路に生じた印刷媒体のジャムを解消するためのジャム処理機構をさらに備え、
    前記廃液貯留部は、前記液体吐出ヘッドのノズル面と平行で、且つ前記搬送方向と直交する方向である左右方向において、前記ジャム処理機構の右側または左側の少なくとも一方側に配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  15. 前記筐体の側面には、前記廃液貯留部を挿抜するために開閉する蓋部が設けられている、請求項1から14のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  16. 前記廃液貯留部は、容器と、前記容器の内部に配置されるとともに、前記廃液を吸収する吸収フォームとを、さらに備えている、請求項15に記載の液体吐出装置。
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