JP2024000841A - ベルト駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024000841000001
【課題】精度良く従動軸の回転速度を検出することができるベルト駆動装置を提供する。
【解決手段】
ベルト駆動装置20は、駆動源21によって軸周りに回転される駆動プーリー22と、軸周りに回転する従動軸32に軸心を合わせて固定される従動プーリー23と、金属製の平帯で環状に形成され、駆動プーリー22と従動プーリー23とに巻き掛けられるベルト24と、エンコーダーディスク33に形成された光学パターンを単一の光学センサー34で読み取った結果に基づいて従動軸32の回転速度を検知する速度検知部25と、を備え、エンコーダーディスク33は、従動プーリー23に軸心を合わせて固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベルト駆動装置および画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1に記載のカラー画像形成装置では、モーターと隣接する2つの感光体ドラムとに巻き掛けられた2つの金属ベルトによって、モーターの駆動力が2つの感光ドラムに伝達されていた。このカラー画像形成装置では、感光ドラムの回転速度を安定化させる目的で回転センサーを設ける場合、隣接する2つの感光ドラムの一方に回転センサーを設ければよいとされていた。
特開2010-122551号公報
感光ドラムの回転速度を検出する回転センサーとしては、エンコーダーディスク(回転盤)の光学パターンを光学センサーで読み取るロータリーエンコーダーが採用されることが多い。一般的には、エンコーダーディスクを感光体ドラムに直接取り付けることは難しいため、別部材としての取付部材を感光体ドラムに取り付け、その取付部材にエンコーダーディスクを取り付けることになる。
しかしながら、取付部材の寸法公差、感光体ドラムに対する取付部材の取付誤差および取付部材に対するエンコーダーディスクの取付誤差が積算されると、感光体ドラムの軸心とエンコーダーディスクの軸心との位置がずれる(芯ずれする)ことがあった。芯ずれした状態で回転するエンコーダーディスクの光学パターンを光学センサーで読み取った場合、光学センサーから不規則な信号が出力されるため、感光体ドラムの回転速度を正確に検出することができなかった。エンコーダーディスクは高精度に形成されているため、僅かな芯ずれも許容することができなかった。
エンコーダーディスクの芯ずれを許容するために、エンコーダーディスクの回転軸を挟んで両側に2つの光学センサーが配置され、2つの光学センサーの出力信号の平均値から感光体ドラムの回転速度が算出されることもあった。この場合、2つの光学センサーを設けることによる製造コストの増加に加え、2つの出力信号から平均値を算出する等の余計な演算処理が必要になるという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮し、精度良く従動軸の回転速度を検出することができるベルト駆動装置および画像形成装置を提供する。
本発明に係るベルト駆動装置は、駆動源によって軸周りに回転される駆動プーリーと、軸周りに回転する従動軸に軸心を合わせて固定される従動プーリーと、金属製の平帯で環状に形成され、前記駆動プーリーと前記従動プーリーとに巻き掛けられるベルトと、エンコーダーディスクに形成された光学パターンを単一の光学センサーで読み取った結果に基づいて前記従動軸の回転速度を検知する速度検知部と、を備え、前記エンコーダーディスクは、前記従動プーリーに軸心を合わせて固定されている。
この場合、前記ベルトに張力を付与する張力付与部を更に備えてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、上記したいずれかのベルト駆動装置と、前記従動軸を中心に回転する感光体ドラムを有し、媒体に画像を形成する作像部と、を備えている。
本発明によれば、精度良く従動軸の回転速度を検出することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す概略図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係るベルト駆動装置を示す概略図(側面図)である。 本発明の一実施形態に係るベルト駆動装置の一部を示す概略図(正面図)である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示すFr、Rr、L、R、U、Dは、前、後、左、右、上、下を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置]
図1を参照して、画像形成装置1について説明する。図1は画像形成装置1の内部構造を示す概略図(正面図)である。
画像形成装置1は、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の下部には用紙P(媒体)を収容する給紙カセット3が着脱可能に設けられ、装置本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。装置本体2の左上部には、例えば、黒色のトナー(現像剤)を収容したトナーコンテナ5が設けられている。
画像形成装置1は、用紙Pに電子写真方式で画像を形成する作像部10を備えている。作像部10は、感光体ドラム11と、帯電装置12と、現像装置13と、転写ローラー14と、光走査装置15と、定着装置16と、を備えている。
感光体ドラム11は、前後方向に延びる円筒状に形成され、軸周りに回転可能に設けられている。感光体ドラム11は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延びた第1の搬送路6の中流部に設けられている。帯電装置12、現像装置13および転写ローラー14は感光体ドラム11の周囲に画像形成プロセス順に配置されている。転写ローラー14は、下側から感光体ドラム11に接触して転写ニップを形成している。光走査装置15は、感光体ドラム11よりも上方に設けられている。定着装置16は、第1の搬送路6の下流側に設けられている。
第1の搬送路6の上流端部には給紙部17が設けられ、第1の搬送路6の中流部(感光体ドラム11よりも上流側)にはレジストローラー対18が設けられている。装置本体2の内部には、第1の搬送路6の下流側で分岐し、第1の搬送路6の上流側に合流する第2の搬送路7が設けられている。なお、第1の搬送路6および第2の搬送路7には、用紙Pを搬送するための複数の搬送ローラー対が設けられている。
画像形成装置1には、様々な制御対象機器を適宜制御するための制御装置8が設けられている。制御装置8は、メモリーに記憶されたプログラムやパラメーターに従って各種の演算処理を実行するプロセッサー等を含んでいる。また、画像形成装置1には、ユーザー(操作者)からの各種の指示を入力するためのタッチパネルやボタン等の表示入力部(図示せず)が設けられている。表示入力部は、制御装置8に電気的に接続され、制御装置8に入力信号を送信したり、制御装置8から電気信号(例えばタッチパネルへの表示情報)を受信したりする。
[画像形成処理]
画像形成装置1の動作について説明する。制御装置8は、例えば、外部端末から入力された画像データに基づいて、以下のように画像形成処理を実行する。
帯電装置12は感光体ドラム11の表面を帯電させ、光走査装置15は画像データに基づいた走査光を出射して感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成する。現像装置13は、トナーコンテナ5から供給されたトナーを用いて感光体ドラム11の表面にトナー像を現像する。給紙部17は、給紙カセット3から用紙Pを1枚ずつ第1の搬送路6に送り出す。用紙Pは、第1の搬送路6に沿って搬送され、レジストローラー対18でスキュー補正され、転写ニップに進入する。転写ローラー14は転写ニップを通過する用紙Pに感光体ドラム11上のトナー像を転写し、定着装置16は用紙Pにトナー像を熱定着させる。片面印刷の場合、用紙Pは排紙トレイ4に排出される。
両面印刷の場合、用紙Pは、第1の搬送路6の下流端部でスイッチバックされ、第2の搬送路7を搬送されて再び第1の搬送路6に戻される。その後、上記と同様の工程を経て用紙Pの裏面に画像が形成され、両面印刷された用紙Pが排紙トレイ4に排出される。
[ベルト駆動装置]
次に、図2を参照して、感光体ドラム11を軸周りに回転させるベルト駆動装置20について説明する。図2はベルト駆動装置20を示す概略図(側面図)である。
ベルト駆動装置20は、駆動源21と、駆動プーリー22と、従動プーリー23と、ベルト24と、速度検知部25と、張力付与部26と、を備えている。
<駆動源>
駆動源21は、例えば、直流モーターであって、ステーター(図示せず)を内蔵したモーター本体30と、ステーターの内側に配置されたローター(図示せず)の軸心から延び、軸受け(図示せず)を介して軸周りに回転可能に支持された駆動軸31と、を有している。モーター本体30は、第1支持部材27の一方の面(後面)に固定され、駆動軸31は、第1支持部材27に形成された開口(図示せず)を貫通し、第1支持部材27の他方(前方)に突出している。駆動源21は、制御装置8に電気的に接続され、制御装置8に制御される。
なお、駆動軸31は、例えば、鉄やステンレス等の金属材料で、曲がりのない(非常に少ない)高い精度で形成され、倒れや回転時の軸振れが無い状態(非常に少ない状態)でモーター本体30に支持されている。
<駆動プーリー、従動プーリー>
駆動プーリー22および従動プーリー23は、金属材料または耐摩耗性を有する合成樹脂で円盤状(または円柱状)に形成されている。駆動プーリー22は、駆動軸31に軸心を合わせて固定され、駆動源21によって軸周りに回転される。従動プーリー23は、駆動プーリー22よりも大径に形成され、駆動プーリー22から上方に離れた位置に配置されている。従動プーリー23は、軸周りに回転する従動軸32に軸心を合わせて固定されている。従動軸32は感光体ドラム11の軸心部を構成しており、感光体ドラム11は従動軸32を中心に回転する。従動軸32は、感光体ドラム11の前後両端から両外側に伸長し、一対の第2支持部材28に軸受け(図示せず)を介して回転可能に支持されている。従動軸32(感光体ドラム11)は、駆動源21の駆動軸31と略平行に配置されている。従動プーリー23の軸心部には、感光体ドラム11に向かって突き出すように嵌合部23Aが形成されている。嵌合部23Aは、弾性力をもって従動軸32を挟み込むように二分割にされている。
なお、従動軸32は、例えば、鉄やステンレス等の金属材料で、曲がりのない(非常に少ない)高い精度で形成され、倒れや回転時の軸振れが無い状態(非常に少ない状態)で第2支持部材28に支持されている。また、各プーリー22,23は高い真円度で形成され、各軸31,32を貫通させる軸心穴(図示せず)は円の中心に正確に形成されている。また、駆動軸31は駆動プーリー22の軸心穴に圧入され、従動軸32は従動プーリー23の嵌合部23Aに圧入されている。各プーリー22,23は、各軸31,32に対して軸方向および径方向に移動不能、つまりガタつきなく固定されている。
また、一対の第2支持部材28は、装置本体2に固定されている。一方(後方)の第2支持部材28の下側は、第1支持部材27の上側前面に重なるように対向している。一方の第2支持部材28には上下方向に延びるスライド溝28Aが形成されており、第1支持部材27にはスライド溝28Aにスライド可能に差し込まれる案内凸部27Aが設けられている。これにより、第1支持部材27は、案内凸部27Aを介して第2支持部材28に昇降可能(スライド可能)に支持されている。なお、スライド溝が第1支持部材27に形成され、案内凸部が第2支持部材28に形成されてもよい(図示せず)。
<ベルト>
ベルト24は、金属製の平帯で環状に形成されている。ベルト24は、駆動プーリー22と従動プーリー23とに巻き掛けられている。ベルト24は、例えば、マルテンサイト系やオーステナイト系等のステンレスによって形成されることが好ましい。ベルト24の厚みは、20μm以上40μm以下であるとよい。ベルト24は、駆動プーリー22(駆動軸31)の回転を従動プーリー23(従動軸32)に伝達する。
<速度検知部>
速度検知部25は、エンコーダーディスク33と、光学センサー34と、制御装置8と、を有している。なお。制御装置8は、画像形成装置1の構成であるが、速度検知部25の構成でもある。
(エンコーダーディスク)
エンコーダーディスク33は円盤状に形成され、エンコーダーディスク33には光学パターン(図示せず)が形成されている。光学パターンは、例えば、一定の角度の間隔で形成された複数のスリットである。エンコーダーディスク33は高い真円度で形成され、従動軸32を貫通させる軸心穴(図示せず)が円の中心に正確に形成されている。
エンコーダーディスク33は、従動プーリー23に軸心を合わせて固定されている。具体的には、エンコーダーディスク33は、軸心穴に従動軸32を貫通させ、感光体ドラム11の側となる従動プーリー23の端面に接着されている。エンコーダーディスク33は、従動プーリー23(従動軸32)に軸中心を一致させた状態(芯ずれのない状態)で固定されている。このため、従動軸32、従動プーリー23およびエンコーダーディスク33は、軸心(中心)を同一直線上に位置させ、同一軸周りに回転する。なお、エンコーダーディスク33は、従動プーリー23の端面にネジ止め等の締結手段で固定されてもよい。また、エンコーダーディスク33は、感光体ドラム11とは逆側となる従動プーリー23の端面に固定されてもよい。
(光学センサー)
光学センサー34は、例えば、発光素子34Aと受光素子34Bとを対向させた透過型フォトセンサーである。光学センサー34は、発光素子34Aと受光素子34Bとの間にエンコーダーディスク33を挟むように配置されている。光学パターンのスリットは発光素子34Aから射出された光を通し、受光素子34Bはスリットを通過した光を受光する。光学パターンのスリット以外の部分は、発光素子34Aから射出された光を遮光する(受光素子34Bは受光しない)。光学センサー34は、制御装置8に電気的に接続され、制御装置8に受光信号を送信する。
<張力付与部>
張力付与部26は、第1支持部材27と第2支持部材28との間に架設された圧縮コイルスプリングである。詳細には、第1支持部材27には第1受け部27Bが略水平に突き出し、一方(後方)の第2支持部材28には第2受け部28Bが略水平に突き出しており、張力付与部26は第1受け部27Bと第2受け部28Bとの間に架設されている。張力付与部26は、第1支持部材27を第2支持部材28から離れる方向(下方)に付勢する。第1支持部材27は第2支持部材28にスライド可能に支持されているため、駆動源21(駆動軸31、駆動プーリー22)が従動軸32(従動プーリー23)から離れる方向に付勢され、ベルト24に張力が付与される。
[ベルト駆動装置の作用]
次に、ベルト駆動装置20の作用(動作)につて説明する。
既に説明した画像形成処理が開始されると、制御装置8は駆動源21を駆動させる。駆動源21は、駆動軸31(駆動プーリー22)を軸周りに回転させ、駆動プーリー22の回転力は、ベルト24を介して従動プーリー23に伝達され、従動プーリー23が固定された従動軸32(感光体ドラム11)を軸周りに回転させる。このように、ベルト駆動装置20は、駆動源21の駆動力を感光体ドラム11に伝達する。
エンコーダーディスク33は従動プーリー23と一体となって軸周りに回転する。速度検知部25は、エンコーダーディスク33に形成された光学パターンを単一の光学センサー34で読み取った結果に基づいて従動軸32の回転速度を検知する。具体的には、エンコーダーディスク33が回転すると、光学センサー34の発光素子34Aから出射された光が光学パターンのスリットを通過したり遮られたりし、スリットを通過した光は光学センサー34の受光素子34Bで電流(受光信号)に変換される。光学センサー34は受光信号を制御装置8に送信し、制御装置8は、受信した受光信号をデジタル信号(矩形波出力)に変換し、そのデジタル信号から感光体ドラム11(従動軸32)の回転速度を算出する。
制御装置8のメモリーには、感光体ドラム11の回転速度の正常範囲が予め記憶されており、制御装置8は、算出した回転速度と正常範囲とを比較した結果に基づいて駆動源21をフィードバック制御する。具体的には、回転速度が正常範囲よりも速い場合には駆動源21の回転速度を低下させる制御を実行し、回転速度が正常範囲よりも遅い場合には駆動源21の回転速度を上昇させる制御を実行する。
従動軸32(従動プーリー23)は、駆動軸31(駆動プーリー22)とはベルト24を介して繋がっているため、ギヤを介して駆動軸31と従動軸32を繋げた場合に比べて、駆動中の駆動源21の振動が従動プーリー23に伝達されることが抑制されている。本実施形態に係るベルト駆動装置20では、60~500Hzの周波数帯の振動が軽減されていることが確認されている。この構成によれば、エンコーダーディスク33は振れることなく円滑に回転することができるため、従動軸32(感光体ドラム11)の正確な回転速度を検出することができる。これにより、感光体ドラム11を一定の速度で回転させることが可能になり、適正な画像形成処理を担保することができる。また、60~500Hzの周波数帯の振動が発生すると、回転速度が正常範囲であるにも関わらず、制御装置8が正常範囲ではないと誤検知する虞があるが、このベルト駆動装置20では、上記周波数帯の振動が軽減されていることから、制御装置8が誤検知することが抑制される。
以上説明した本実施形態に係るベルト駆動装置20では、エンコーダーディスク33が、従動プーリー23に軸心を合わせて固定されていた。この構成によれば、エンコーダーディスク33を従動軸32に固定するための取付部材(別部材)が不要になり、エンコーダーディスク33を従動プーリー23に精度良く固定すれば足りる。これにより、取付部材の寸法公差や取付誤差を考慮する必要が無くなり、エンコーダーディスク33の芯ずれを抑制することが可能になる。その結果、精度良く従動軸32の回転速度を検出することができる。また、エンコーダーディスク33の芯ずれが抑制されるため、エンコーダーディスク33の光学パターンを読み取る光学センサー34は単一で足りる。これにより、エンコーダーディスク33の芯ずれを許容するために2つの光学センサー34を設ける場合に比べて、製造コストを低減することができ、単一の光学センサー34の出力信号から従動軸32の回転速度を算出することが可能になる。
また、本実施形態に係るベルト駆動装置20によれば、張力付与部26によってベルト24に略一定の張力を与えることができる。これにより、ベルト24を介して駆動プーリー22(駆動源21)の駆動力を従動プーリー23(従動軸32)に適正に伝達することができる。
なお、本実施形態に係るベルト駆動装置20では、駆動プーリー22が駆動軸31に固定されていたが、駆動軸31が駆動プーリー22として使用されてもよい(図示せず)。つまり、ベルト24が駆動軸31と従動プーリー23とに巻き掛けられていてもよい。
また、本実施形態に係るベルト駆動装置20では、速度検知部25の制御装置8が、画像形成装置1を統括制御するものであったが、この制御装置8に代えて、ベルト駆動装置20(駆動源21や速度検知部25)を制御するための専用の制御装置を設けてもよい(図示せず)。また、制御装置は、光学センサー34の一部として捉えてもよい。
また、本実施形態に係るベルト駆動装置20では、速度検知部25の光学センサー34が透過型フォトセンサーであったが、これに限らず、反射型フォトセンサーであってもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るベルト駆動装置20では、張力付与部26が一対の圧縮コイルスプリングであったが、本発明はこれに限定されない。図3に示すように、他の張力付与部35は、一対のプーリー22,23に回し掛けられたベルト24の外側に接触するテンションローラー36と、テンションローラー36をベルト24に押し付けるコイルスプリング37と、を有してもよい。この場合、第1支持部材27は装置本体2に固定されるとよい。
また、本実施形態に係るベルト駆動装置20は、感光体ドラム11の従動軸32を回転駆動させる構造であったが、回転駆動させる対象は感光体ドラム11に限らず、軸周りに回転するローラー等であってもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、モノクロプリンターであったが、これに限らず、カラープリンター、コピー機、ファクシミリ等であってもよい。また、画像形成装置1の画像形成方式が、電子写真式であったが、これに限らず、インクジェット式であってもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係るベルト駆動装置および画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施態様に限定されるものではない。本発明は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、特許請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。
1 画像形成装置
10 作像部
11 感光体ドラム
20 ベルト駆動装置
21 駆動源
22 駆動プーリー
23 従動プーリー
24 ベルト
25 速度検知部
26 張力付与部
32 従動軸
33 エンコーダーディスク
34 光学センサー

Claims (3)

  1. 駆動源によって軸周りに回転される駆動プーリーと、
    軸周りに回転する従動軸に軸心を合わせて固定される従動プーリーと、
    金属製の平帯で環状に形成され、前記駆動プーリーと前記従動プーリーとに巻き掛けられるベルトと、
    エンコーダーディスクに形成された光学パターンを単一の光学センサーで読み取った結果に基づいて前記従動軸の回転速度を検知する速度検知部と、を備え、
    前記エンコーダーディスクは、前記従動プーリーに軸心を合わせて固定されていることを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 前記ベルトに張力を付与する張力付与部を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載のベルト駆動装置と、
    前記従動軸を中心に回転する感光体ドラムを有し、媒体に画像を形成する作像部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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