JP2023541594A - 無線lanシステムにおけるセンシングを実行する方法及び装置 - Google Patents

無線lanシステムにおけるセンシングを実行する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

無線LANシステムにおけるセンシングを実行する方法及び装置が提案される。具体的に、第1のSTAは、センシング要請フレームをブロードキャストする。第1のSTAは、第2のSTAから第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信する。センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU割当情報を含む。STA識別子情報は、第2及び第3のSTAの識別子を含む。RU割当情報は、第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含む。第1のセンシング応答フレームは、第1のRUを介して受信される。第2のセンシング応答フレームは、第2のRUを介して受信される。【選択図】図48

Description

本明細書は、無線LANシステムにおけるセンシングを実行する技法に関し、より詳しくは、センシングに参加するSTA及びセンシングに使われるパラメータを交渉してセンシング手順を実行する方法及び装置に関する。
WLAN(wireless local area network)は、多様な方式に改善されてきた。例えば、IEEE802.11bf無線LANセンシングは、通信とレーダ技術が融合された最初の標準である。日常生活と産業全般にわたって非免許周波数需要が急増しているが、周波数新規供給には限界があるため、通信とレーダの融合技術開発は周波数利用効率を増大する側面で非常に好ましい方向である。既存にも無線LAN信号を利用して壁の後の動きを検知するセンシング技術や、70GHz帯域でFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)信号を利用して車両内の動きを検知するレーダ技術などが開発されたが、IEEE802.11bf標準化と連係してセンシング性能を一段階上げることができるという点で大きい意味がある。特に、現代社会は、私生活保護の重要性がますます強調されていてCCTVとは違って私生活侵害問題に法的にさらに自由な無線LANセンシング技術開発がさらに期待されている。
一方、自動車、国防、産業、生活など、全般にわたってレーダ全体市場は、2025年まで年平均成長率約5%水準まで成長することと予測され、特に、生活センサーの場合、年平均成長率は70%水準まで急成長することと展望される。無線LANセンシング技術は、動き検知、呼吸モニタリング、測位/追跡、転倒検知、車両内の乳児検知、出現/近接認識、個人識別、身の動作認識、行動認識などの広範囲な実生活適用が可能であるため、関連新事業成長を促進して企業の競争力向上に寄与できることと期待する。
本明細書は、無線LANシステムにおけるセンシングを実行する方法及び装置を提案する。
本明細書の一例は、センシングを実行する方法を提案する。
本実施例は、次世代無線LANシステム(IEEE802.11bf)がサポートされるネットワーク環境で実行されることができる。前記次世代無線LANシステムは、802.11ad及び802.11ayシステムを改善した無線LANシステムであって、802.11ad及び802.11ayシステムと下位互換性(backward compatibility)を満たすことができる。
本実施例は、第1のSTAで実行され、前記第1のSTAは、センシング開始者(sensing initiator)に対応できる。本実施例の第2及び第3のSTAは、センシング応答者(sensing responder)に対応できる。
本実施例は、無線LANシステムにおいて、センシングに参加するSTAを決定し、センシングに使われるパラメータを交渉し、交渉されたパラメータに基づいてセンシング手順を実行する方法を提案する。特に、本実施例は、交渉ステップでの役割交渉、パラメータ交渉とセンシングステップでのパラメータ変更に対する方法を提案する。
第1のSTA(station)は、センシング要請フレームをブロードキャストする。
前記第1のSTAは、第2のSTAから第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信する。
前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含む。前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含む。前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含む。
前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して受信され、前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して受信される。すなわち、前記センシング要請フレームに対する応答は、前記第2及び第3のSTAによりOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Aaccess)に基づいて(同時に)受信されることができる。前記センシング要請フレームは、(新しく定義された)トリガフレームになることができる。前記STA識別子情報が第4のSTAの識別子を含まない場合、前記第1のSTAは、前記第4のSTAから第3のセンシング応答フレームを受信しない。
すなわち、本実施例において、前記センシング要請フレームは、センシング応答フレームを受けるSTAの識別子(ID)とRU割当情報を指示し、前記STAの識別子に該当するSTAは、前記センシング要請フレームを受信してSIFS以後にセンシング応答フレームを割り当てられたRUを介して送信できる。
本明細書で提案する実施例によると、WLANセンシングサポートのためのSTAのセットアップ及び交渉手順を介して多様なセンシング測定及びセンシング報告シナリオが定義されることができ、それに応じて、効率的で流動的にセンシング動作を実行することでユーザまたは物体の動き及び変化を検出することができるという効果がある。
本明細書の送信装置及び/又は受信装置の一例を示す。 多重センシング送信装置を利用した無線LANセンシングシナリオ一例を示す。 多重センシング受信装置を利用した無線LANセンシングシナリオ一例を示す。 無線LANセンシング手順の一例を示す。 無線LANセンシングを分類した一例である。 CSIベースの無線LANセンシングを利用した室内測位を示す。 無線LANセンシング装置を具現した一例である。 本明細書の送信装置及び/又は受信装置の変形された一例を示す。 WLAN sensingの一例を示す。 WLAN sensingの手順を示す流れ図である。 Sensing action frameに対する一例を示す。 Basic SENS Request/Response frameの交換に対する一例を示す。 一BSS内にあるSENS STAに対して独立的にSENS Requestを送信する実施例1)を示す。 Timerを動作させて満了する時までSENS Requestを送信する実施例1-2)を示す。 他のSTAにそれ以上SENS Request frameを送信しないと知らせる実施例1-3)を示す。 SENS Completion frameを送信してnegotiationを完了したことを知らせる実施例1-3)を示す。 Intended SENS RPSTAに対するfailure caseを考慮したTimeoutを適用する一例を示す。 Broadcast SENS Request frameにtimer情報及びnegotiation completion情報を含む一例を示す。 多数のSENS STAにSENS Requestをブロードキャストする一例を示す。 SENS request送信時、responseを所望するSTA IDを指示する実施例2-2)を示す。 実施例2-2)でSIFS間隔に順次に応答する一例を示す。 実施例2-2)でSIFSを利用した方法でfailure caseを考慮した一例を示す。 実施例2-2)でSIFS間隔のOFDMA応答の一例を示す。 SENS STAに対してresponseを受信するためのTimerを設定する一例を示す。 新しいSENS completion frameを送信し、またはSENS Request frameにnegotiationを完了するというexplicit指示者を含む実施例2-4)を示す。 1-1)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。 1-1)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。 A、B、C方法によるRoleを指示する方法を示す。 1-3)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。 2-1)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。 A、B、C方法によるRoleを指示する方法を示す。 T_sensの間にsensing関連frame exchangeが行われない時、negotiationをtear downする実施例2-1)を示す。 T_sensの間にsensingを実行し、その以後Sensing phaseが終了される実施例2-2)を示す。 STA1、2、3が一つのsensing groupを形成してSTA1がgroup IDを送信した時、STA2とSTA3がsensingに共に参加する実施例6)を示す。 80MHzのうち、STA2にprimary40MHz、STA3にsecondary40を割り当ててSensing signalが送受信される一例を示す。 Session IDが使われるセンシング手順の一例を示す。 SENS initiation frameが複数回送信される一例を示す。 sensing session別にSENS initiation frameが送信される一例を示す。 Negotiation phaseとreduced negotiation phaseの一例を示す。 Negotiation phaseとreduced negotiation phaseの他の例を示す。 交渉されたroleとparameterに対するdynamic changeの一例を示す。 Dynamic Parameterに対するcontrol fieldの一例である。 reduced SENS initiation frameを利用して交渉されたroleとparameterに対するdynamic changeの一例を示す。 Re-negotiation phaseの間にreduced SENS Request/Response frameを利用して交渉されたroleとparameterに対するdynamic changeの一例を示す。 実施例2)でのroleを変更する一例を示す。 実施例2)での測定される帯域幅を変更する一例を示す。 実施例2)でのSTA情報を変更する一例である。 本実施例に係るセンシング開始者がセンシングを実行する手順を示す流れ図である。 本実施例に係るセンシング応答者がセンシングを実行する手順を示す流れ図である。
本明細書において「AまたはB(A or B)」は「ただA」、「ただB」または「AとBの両方とも」を意味することができる。また、本明細書において「AまたはB(A or B)」は「A及び/またはB(A and/or B)」と解釈されることができる。例えば、本明細書において「A、BまたはC(A、B or C)」は「ただA」、「ただB」、「ただC」、または「A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)」を意味することができる。
本明細書で使われるスラッシュ(/)や読点(comma)は「及び/または(and/or)」を意味することができる。例えば、「A/B」は「A及び/またはB」を意味することができる。それによって、「A/B」は「ただA」、「ただB」、または「AとBの両方とも」を意味することができる。例えば、「A、B、C」は「A、BまたはC」を意味することができる。
本明細書において「少なくとも一つのA及びB(at least one of A and B)」は、「ただA」、「ただB」または「AとBの両方とも」を意味することができる。また、本明細書において「少なくとも一つのAまたはB(at least one of A or B)」や「少なくとも一つのA及び/またはB(at least one of A and/or B)」という表現は「少なくとも一つのA及びB(at least one of A and B)」と同様に解釈されることができる。
また、本明細書において「少なくとも一つのA、B及びC(at least one of A、B and C)」は、「ただA」、「ただB」、「ただC」、または「A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)」を意味することができる。また、「少なくとも一つのA、BまたはC(at least one of A、B or C)」や「少なくとも一つのA、B及び/またはC(at least one of A、B and/or C)」は「少なくとも一つのA、B及びC(at least one of A、B and C)」を意味することができる。
本明細書において、一つの図面内で個別的に説明される技術的特徴は、個別的に具現されることもでき、同時に具現されることもできる。
本明細書の以下の一例は、多様な無線通信システムに適用されることができる。例えば、本明細書の以下の一例は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)システムに適用されることができる。例えば、本明細書は、IEEE802.11adの規格や、IEEE802.11ay規格に適用されることができる。また、本明細書は、新しく提案される無線LANセンシング規格またはIEEE802.11bf規格にも適用されることができる。
以下、本明細書の技術的な特徴を説明するために本明細書が適用される技術的な特徴を説明する。
図1は本明細書の送信装置及び/または受信装置の一例を示す。
図1の一例は以下で説明される様々な技術的な特徴を実行することができる。図1は少なくとも一つのSTA(station)に関連する。例えば、本明細書のSTA(110、120)は移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単にユーザ(user)などの様々な名称として呼ばれる。本明細書のSTA(110、120)はネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレーなどの様々な名称で呼ばれる。本明細書のSTA(110、120)は受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Deviceなど様々な名称で呼ばれる。
例えば、STA(110、120)はAP(Access Point)役割を実行するかnon-AP役割を実行することができる。すなわち、本明細書のSTA(110、120)はAP及び/またはnon-APの機能を実行することができる。本明細書においてAPはAP STAとも表示できる。
本明細書のSTA(110、120)はIEEE802.11規格以外の様々な通信規格をともにサポートすることができる。例えば、3GPP(登録商標)規格に係る通信規格(例えば、LTE、LTE-A、5GNR規格)などをサポートすることができる。また、本明細書のSTAは携帯電話、車両(vehicle)、パーソナルコンピューターなどの様々な装置に実装される。また、本明細書のSTAは音声通話、ビデオ通話、データ通信、自動走行(Self-Driving,Autonomous-Driving)などの様々な通信サービスのための通信をサポートすることができる。
本明細書においてSTA(110、120)はIEEE802.11規格の規定に従う媒体アクセス制御(medium access control,MAC)と無線媒体に対する物理層(Physical Layer)インターフェースを含むことができる。
図1(a)に基づいてSTA(110、120)を説明すると以下の通りである。
第1STA(110)はプロセッサ(111)、メモリ(112)及びトランシーバ(113)を含む。示されたプロセッサ、メモリ及びトランシーバはそれぞれ別のチップとして実装されるか、少なくとも二つ以上のブロック/機能が一つのチップを介して実装される。
第1STAのトランシーバ(113)は信号の送受信動作を実行する。具体的には、IEEE802.11パケット(例えば、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/beなど)を送受信することができる。
例えば、第1STA(110)はAPの意図された動作を実行することができる。例えば、APのプロセッサ(111)はトランシーバ(113)を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を実行することができる。APのメモリ(112)はトランシーバ(113)を介して受信された信号(すなわち、受信信号)を格納することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を格納することができる。
例えば、第2STA(120)はNon-AP STAの意図された動作を実行することができる。例えば、non-APのトランシーバ(123)は信号の送受信動作を実行する。具体的には、IEEE802.11パケット(例えば、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/beなど)を送受信することができる。
例えば、Non-AP STAのプロセッサ(121)はトランシーバ(123)を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を実行することができる。Non-AP STAのメモリ(122)はトランシーバ(123)を介して受信された信号(すなわち、受信信号)を格納することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を格納することができる。
例えば、以下の明細書においてAPと表示された装置の動作は第1STA(110)または第2STA(120)において実行される。例えば第1STA(110)がAPである場合、APと表示された装置の動作は第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御され、第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御されるトランシーバ(113)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第1STA(110)のメモリ(112)に格納される。また、第2STA(110)がAPである場合、APと表示された装置の動作は第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御され、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御されるトランシーバ(123)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第2STA(110)のメモリ(122)に格納される。
例えば、以下の明細書においてnon-AP(またはUser-STA)と表示された装置の動作は第1STA(110)または第2STA(120)において実行される。例えば、第2STA(120)がnon-APである場合、non-APと表示された装置の動作は第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御され、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御されるトランシーバ(123)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、non-APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第2STA(120)のメモリ(122)に格納される。例えば、第1STA(110)がnon-APである場合、non-APと表示された装置の動作は第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御され、第1STA(120)のプロセッサ(111)によって制御されるトランシーバ(113)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、non-APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第1STA(110)のメモリ(112)に格納される。
以下の明細書において(送信/受信)STA、第1STA、第2STA、STA1、STA2、AP、第1AP、第2AP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)Device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどと呼ばれる装置は図1のSTA(110、120)を意味する。例えば、具体的な符号なしに(送信/受信)STA、第1STA、第2STA、STA1、STA2、AP、第1AP、第2AP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)Device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどと表示された装置も図1のSTA(110、120)を意味する。例えば、以下の一例において様々なSTAが信号(例えば、PPPDU)を送受信する動作は図1のトランシーバ(113、123)において実行される場合がある。また、以下の一例において、様々なSTAが送受信信号を生成するか送受信信号のために事前にデータ処理や演算を実行する動作は図1のプロセッサ(111、121)において実行される場合がある。例えば、送受信信号を生成するか送受信信号のために事前にデータ処理や演算を実行する動作の一例は、1)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)フィールドのビット情報を決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードする動作、2)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)フィールドのために用いられる時間リソースや周波数リソース(例えば、サブキャリアリソース)などを決定/構成/獲得する動作、3)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)フィールドのために用いられる特定のシーケンス(例えば、パイロットシーケンス、STF/LTFシーケンス、SIGに適用されるエクストラシーケンス)などを決定/構成/獲得する動作、4)STAに対して適用される電力制御動作及び/または省電力動作、5)ACK信号の決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードなどに関連する動作を含むことができる。また、以下の一例において様々なSTAが送受信信号の決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードのために使用する様々な情報(例えば、フィールド/サブフィールド/制御フィールド/パラメータ/パワーなどに関連する情報)は図1のメモリ(112、122)に格納される。
上述した図1(a)の装置/STAは図1(b)のように変形される。以下の図1(b)に基づいて、本明細書のSTA(110、120)を説明する。
例えば、図1(b)に示されたトランシーバ(113、123)は上述した図1(a)に示されたトランシーバと同じ機能を実行することができる。例えば、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)はプロセッサ(111、121)及びメモリ(112、122)を含むことができる。図1(b)に示されたプロセッサ(111、121)及びメモリ(112、122)は上述した図1(a)に示されたプロセッサ(111、121)及びメモリ(112、122)と同じ機能を実行することができる。
以下で説明される、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)、ユーザ(user)、ユーザSTA、ネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレー、受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Device、受信Apparatus、及び/または送信Apparatusは、図1(a)/(b)に示されたSTA(110、120)を意味するか、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)を意味する。すなわち、本明細書の技術的な特徴は、図1(a)/(b)に示されたSTA(110、120)に実行できるか、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)でのみ実行される場合がある。例えば、送信STAが制御信号を送信する技術的な特徴は、図1(a)/(b)に示されたプロセッサ(111、121)において生成された制御信号が図1(a)/(b)に示されたトランシーバ(113、123)を介して送信される技術的な特徴として理解できる。または、送信STAが制御信号を送信する技術的な特徴は、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)においてトランシーバ(113、123)に伝送される制御信号が生成される技術的な特徴として理解できる。
例えば、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(a)に示されたトランシーバ(113、123)によって制御信号が受信される技術的な特徴として理解できる。または、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(a)に示されたトランシーバ(113、123)に受信された制御信号が図1(a)に示されたプロセッサ(111、121)によって獲得される技術的な特徴として理解できる。または、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(b)に示されたトランシーバ(113、123)に受信された制御信号が図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)によって獲得される技術的な特徴として理解できる。
図1(b)を参照すると、メモリ(112、122)内にソフトウェアコード(115、125)が含まれる。ソフトウェアコード(115、125)はプロセッサ(111、121)の動作を制御するinstructionが含まれる。ソフトウェアコード(115、125)は様々なプログラミング言語で含まれる。
図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセシングチップ(114、124)はASIC(application-specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/またはデータ処理装置を含むことができる。プロセッサはAP(application processor)である。例えば、図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセシングチップ(114、124)はDSP(digital signal processor)、CPU(central processing unit)、GPU(graphics processing unit)、モデム(Modem;modulator and demodulator)のうち、少なくとも一つを含むことができる。例えば、図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセシングチップ(114、124)はQualcomm(登録商標)によって製造されたSNAPDRAGON(登録商標)TMシリーズプロセッサ、Samsung(登録商標)によって製造されたEXYNOS(登録商標)TMシリーズプロセッサ、Apple(登録商標)によって製造されたAシリーズプロセッサ、MediaTek(登録商標)によって製造されたHELIO(登録商標)TMシリーズプロセッサ、INTEL(登録商標)によって製造されたATOM(登録商標)TMシリーズプロセッサまたはこれを改善(enhance)したプロセッサである。
本明細書においてアップリンクはnon-AP STAからAP STAへの通信のためのリンクを意味し、アップリンクを介してアップリンクPPDU/パケット/信号などが送信される。また、本明細書においてダウンリンクはAP STAからnon-AP STAへの通信のためのリンクを意味し、ダウンリンクを介してダウンリンクPPDU/パケット/信号などが送信される。
無線LANセンシング技術は、標準がなくても具現可能な一種のレーダ技術であるが、標準化を介してより強力な性能を得ることができると判断される。IEEE802.11bf標準では無線LANセンシングに参加する装置を機能別に以下の表のように定義している。その機能によって無線LANセンシングを始める装置と参加する装置、センシングPPDU(Physical Layer Protocol Data Unit)を送信する装置と受信する装置などに区分できる。
図2は、多重センシング送信装置を利用した無線LANセンシングシナリオ一例を示す。
図3は、多重センシング受信装置を利用した無線LANセンシングシナリオ一例を示す。
図2及び図3は、無線LANセンシング装置の機能と配置によるセンシングシナリオを示す。1個のセンシング開始装置と複数個のセンシング参加装置を仮定した環境で、図2は、複数個のセンシングPPDU送信装置を利用するシナリオであり、図3は、複数個のセンシングPPDU受信装置を利用するシナリオである。センシングPPDU受信装置にセンシング測定信号処理装置が含まれていると仮定すると、図3の場合、センシング測定結果をセンシング開始装置(STA5)に送信(フィードバック)する手順が追加で必要である。
図4は、無線LANセンシング手順の一例を示す。
無線LANセンシングが進行される手順をみると、無線LANセンシング開始装置と参加装置との間に探索(discovery)、交渉(negotiation)、測定値交換(measurement exchange)、連結解除(tear down)などに進行される。探索は、無線LAN装置のセンシング能力を把握する過程であり、交渉は、センシング開始装置と参加装置との間のセンシングパラメータを決定する過程であり、測定値交換は、センシングPPDUを送信してセンシング測定結果を送信する過程であり、連結解除は、センシング手順を終了する過程である。
図5は、無線LANセンシングを分類した一例である。
無線LANセンシングは、送信機を出発してチャネルを経て受信機に到達した信号のチャネル状態情報(channel state information)を利用するCSIベースのセンシングと、送信信号が物体に反射されて受信された信号を利用するレーダベースのセンシングと、に分類できる。また、各センシング技術は、センシング用送信機がセンシング過程に直接参加する方式(coordinated CSI、active rader)と、センシング用送信機がセンシング過程に参加しない、すなわち、センシング過程に参加する専用送信機がない方式(un-coordinated CSI、passive radar)と、に再び分けられる。
図6は、CSIベースの無線LANセンシングを利用した室内測位を示す。
図6は、CSIベースの無線LANセンシングを室内測位に活用したものであって、CSIを利用して到達角(Angle of Arrival)及び到達時間(Time of Arrival)を求めて、これを直交座標に変換すると、室内測位情報を求めることができる。
図7は、無線LANセンシング装置を具現した一例である。
図7は、MATLABツールボックス、Zynq、USRPを利用して無線LANセンシング装置を具現したものであって、MATLABツールボックスでIEEE802.11ax無線LAN信号を生成し、ZynqSDR(Software Defined Radio)を利用してRF信号を発生する。チャネルを通過した信号は、USRP SDRで受信してMATLABツールボックスでセンシング信号処理を実行する。ここで、1個の参照チャネル(reference channel、センシング送信機から直接受信可能なチャネル)と、1個の監視チャネル(surveillance channel、物体に反射されて受信可能なチャネル)と、を仮定した。無線LANセンシング装置を利用して分析した結果、動きや身の動作を区別することができる固有な特性を得ることができた。
現在IEEE802.11bf無線LANセンシング標準化は、初期開発ステップであって、以後センシング正確度を向上させるための協力センシング技術が重要に扱われる予定である。協力センシングのためのセンシング信号の同期技術、CSI管理及び利用技術、センシングパラメータ交渉及び共有技術、CSI生成のためのスケジューリング技術などが標準化核心主題になることと予想する。その他、遠距離センシング技術、低電力センシング技術、センシング保安、及び私生活保護技術なども主要議題として検討される予定である。
IEEE802.11bf無線LANセンシングは、いつでもどこでもありふれた無線LAN信号を利用する一種のレーダ技術である。以下の表は、代表的なIEEE802.11bf利用事例を示すものであって、室内検知、動作認識、健康管理、3Dヴィジョン、車両内の検知など、広範囲な実生活に活用されることができる。主に室内で使用するため、動作範囲は10~20メートル以内であり、距離正確度は最大2メートルを超えない。
図8は、本明細書の送信装置及び/又は受信装置の変形された一例を示す。
図1の副図面(a)/(b)の各装置/STAは、図8のように変形されることができる。図8のトランシーバ830は、図1のトランシーバ113、123と同じである。図8のトランシーバ830は、受信機(receiver)及び送信機(transmitter)を含むことができる。
図8のプロセッサ810は、図1のプロセッサ111、121と同じである。または、図8のプロセッサ810は、図1のプロセシングチップ114、124と同じである。
図8のメモリ820は、図1のメモリ112、122と同じである。または、図8のメモリ820は、図1のメモリ112、122とは異なる別途の外部メモリである。
図8を参照すると、電力管理モジュール811は、プロセッサ810及び/又はトランシーバ830に対する電力を管理する。バッテリ812は、電力管理モジュール811に電力を供給する。ディスプレイ813は、プロセッサ810により処理された結果を出力する。キーパッド814は、プロセッサ810により使われる入力を受信する。キーパッド814は、ディスプレイ813上に表示されることができる。SIMカード815は、携帯電話及びコンピュータのような携帯電話装置で加入者を識別して認証するのに使われるIMSI(international mobile subscriber identity)及びそれと関連したキーを安全に格納するために使われる集積回路である。
図8を参照すると、スピーカ840は、プロセッサ810により処理された音関連結果を出力することができる。マイク841は、プロセッサ810により使われる音関連入力を受信することができる。
11SENSは、60GHz Wi-Fi信号を利用してSTAまたは人の動きやジェスチャーをsensingするために、60GHz wi-fi技術である802.11ad及び802.11ayの信号送受信方法が考慮されている。本明細書では効率的なWi-Fi sensingのために、APとSTAまたはSTAとSTAとの間のチャネル推定をするためのセンシング開始フレーム、送信開始フレーム、及びセンシング信号を構成する方法センシング開始フレーム、送信開始フレーム、及びセンシング信号を送受信するsensing sequenceに対して提案する。
以下で説明されるSTAは、図1及び/又は図8の装置である。デバイスは、APまたはnon-AP STAである。
WLAN(Wireless Local Area Network)は、非免許帯域を利用して近距離データ送信を目的にして導入された。IEEE802.11MAC/PHYベースのWLAN(例えば、Wi-Fi)は、現在ほぼ全ての所に展開している程度に代表的な技術になった。
WLAN(例えば、Wi-Fi)は、データ信号の送信のために設計されたが、最近データ送信以外の用途でその使い途が拡張されている。
送信端から送信されて受信端に伝達されるWLAN(例えば、Wi-Fi)信号は、二つの送受信端間の送信チャネル環境に対する情報を含むことができる。WLANセンシング(Sensing)は、WLAN信号を介して取得した送信チャネル環境に対する情報を処理して多様な周辺環境に対する認知情報を得る技術をいう。
例えば、認知情報は、動作認識(Gesture recognition)、老人の転倒検知(fall detection by elder people)、侵入検知(intrusion detection)、人間動作検知(human motion detection)、健康モニタリング(health monitoring)、ペット動作検知(pet movement detection)などの技術を介して取得される情報を含むことができる。
認知情報を介して付加的なサービスが提供されることができ、WLANセンシングは、実生活で多様な形態で応用されて利用されることができる。WLAN Sensingの正確度を高めるための方法として、一つ以上のWLAN Sensing機能のある機器がWLAN Sensingに利用されることができる。複数の機器を利用したWLAN sensingは、一つの機器(すなわち、送受信端)を利用する方法に比べて、チャネル環境に対する多重の情報を利用することができて、より正確なSensingの情報を得ることができる。
WLAN(例えば、Wi-Fi)送信は、Channel Aggregation、Channel Bondingなどを利用して広帯域で行われている。また、より拡張された広帯域でのWLAN送信が論議されている。
最近WLAN信号を利用してsensingを実行するWLAN deviceに対する関心が高まっていて、IEEE802.11ではStudy Groupを構成して議論中である。WLAN sensingは、多様なシナリオを含むことができる。
図9は、WLAN sensingの一例を示す。
図9を参照すると、sensingするtargetが存在し、これをsensingするSTAが存在できる。例えば、APとSTAがセンシングを実行することができる。TargetがAPとSTAとの間に存在できる。例えば、APがSTAにセンシング信号を送信することができ、STAは、前記センシング信号に対するフィードバック信号をAPに送信できる。すなわち、APがsensing targetを識別するためにsignalを送信し、STAはtargetから影響を受けたsignalを受信して測定できる。STAは、測定された結果をAPに送信し、APは、測定された結果に基づいてtargetを識別することができる。
基本的に、WLAN sensingのためには、図10のようなステップを経ることができる。
図10は、WLAN sensingの手順を示す流れ図である。
1)Setup Phase(Capability Advertisement&Negotiation):Sensingと関連したcapabilityを交換(exchange)して、associationを結ぶステップ。この過程を介してSTAは、sensingが可能かどうかと適切なsensing capabilityを有しているかを判断してassociationを実行することができる。前記Setup Phaseは、Discovery&Association Phaseと命名されることもできる。
2)Negotiation Phase(必要な場合、Groupingも含むことができる):Sensingと関連した各STAのroleとsensing時に使われるparameterに対してnegotiationを実行する。このnegotiationされたroleとparameterを利用することで、このnegotiated role/parameterがtear-downされる前に多数のsensing sessionで使われることができる。前記Negotiation Phaseは、Setup Phaseと命名されることもできる。
3)Sensing Phase(sensing sessionの間にMeasurement及びFeedback/Reportingを実行):targetを識別するためにsensing signalを送信してtargetを経たsignalを受信して測定するステップを意味する。このステップの一サイクル(cycle)をsensing sessionに定義することができる。
4)Tear down:negotiated roleとparameterをresetし、再びsensing sessionを始めるためにはnegotiation過程を経ることができる。
本明細書において、Sensing STAのroleは、下記のように定義する。
-センシング開始者(Sensing initiator):WLAN sensing sessionを開始するSTA
-センシング応答者(Sensing responder):センシング開始者から開始されたWLAN sensing sessionに参加するSTA
-センシング送信端(Sensing transmitter):センシングセッションでセンシング測定(sensing measurements)のために使われるPPDUを送信するSTA
-センシング受信端(Sensing receiver):センシング送信端により送信されたPPDUを受信してセンシング測定を実行するSTA
本明細書ではNegotiation phaseとsensing phaseに焦点を合わせて、negotiation phaseによってsensing phaseでの動作が変わることができる。
本明細書での名称(または、名前)は変更されることができ、STAは、AP STAまたはnon-AP STAを含むことができる。また、Sensingが可能なSTAをSENS STAと称する。
Negotiation phaseは、既存のBA(Block Acknowledgment)agreementのためのADDBA request/response frameのように新しいnegotiation frameを定義してexchangeを介して行われることができる。
本明細書ではnegotiationを始めるSTAが送信するframeをSENS request frame、これに対して応答するSTAが送信するframeをSENS response frameと称する。また、SENS Request frameを送信するSENS STAをSENS RQSTAと称し、SENS Response frameを送信するSENS STAをSENS RPSTAと称する。
SENS Request frameは、RTS/CTSのようなcontrol frameまたはADDBA Request/Responseのようにaction frameに定義されることができる。図11は、action frameに定義された一例示を示す。Control role/parameter、timeoutに対する詳細な内容は、以後に言及される。
図11は、Sensing action frameに対する一例を示す。
図11を参照すると、Categoryが1であり、Codeが32である場合、action frameはWLAN Sensingのために使われ、Sensing Action valueが0である場合、Sensing Request frameになり、Sensing Action valueが1である場合、Sensing Response frameになる。
<Negotiation Procedure>
図12は、Basic SENS Request/Response frameの交換に対する一例を示す。
図12のように、基本的に、SENS STA1がSENS Requestを送信すると、SENS STA2がSENS Responseとして応答してsensingのためのnegotiationをする。また、各frameに対してACKとして応答することもできる。また、SENS RPSTAがSIFS内にprocessingを実行してnegotiationに対する応答が可能である場合、SENS Request frame受信SIFS以後、SENS Responseを応答することもできる。
以下に記述される方法は、基本的に、ACKを応答する部分、SIFS以後SENS Response送信を除いて説明し、ACKを利用した応答、SIFS以後SENS Response送信が含まれることもできる。
図12に基づいてSENS STAが存在する環境によってどのSTAがnegotiationを実行し、どのように実行すべきかに対して具体的に下記のようなSENS request/response frame exchange方法があるが、これに限定されるものではない。
基本的に、大きく、各SENS STAに独立的にSENS Requestを送信する方法と、多数のSENS STAにBroadcast/Multicastのような方式としてSENS Requestを送信する方法と、がある。この送信方法は、SENS Requestにmode形態で指示できるが、implicitにRA(Receiver Address)を見てindividually addressed frameであるかまたはbroadcastであるかを判断することができる。また、もし、この送信方法のうち一つのみを固定する場合、mode形態で指示しない。例えば、1bitでmodeを指示すると、mode=1である場合はbroadcastで指示でき、mode=0である場合はunicastで指示できる。以下で記述される実施例ではmodeを別途に表示しないが、各SENS Requestは、このmode指示者を含むことができる。
また、以下では1)方法と2)方法を区別して説明したが、negotiation過程の間に共に適用できる。例えば、チャネル状況によって、negotiation初期にはSENS STAに独立的に送信し、その後、送信モードを転換して多数のSENS STAに送信できる。
図13は、一BSS内にあるSENS STAに対して独立的にSENS Requestを送信する実施例1)を示す。
1)認知しているSENS STA(例:一BSS内にあるSENS STAs)に対して独立的に(unicast)SENS Requestを送信する。
図13を参照すると、SENS RQSTA(STA1)は、各々、STA2とSTA3にSENS Requestを送信し、SENS Response frameを受信する。
=>この方法は、各STAに対して確実にnegotiationを実行することができるが、SENS STAが多くなるほどdelayとsignaling overheadが大きくなる。これを解決するための方法は下記の通りであり、2)方法にも記述されているが、これに限定されるものではない。
1-1)ある時間以後SENS RQSTAが自らSENS Requestを送信しない。
-SENS RQSTAは、Requestを減らすことができるが、他のSENS STAは、SENS Request frameがそれ以上来るかどうかを認知することができない。
図14は、Timerを動作させて満了する時までSENS Requestを送信する実施例1-2)を示す。
1-2)Timer利用
-1番目のSENS Request送信瞬間または以後、Timerを動作させて、満了する時までSENS Requestを送信することを知らせる。したがって、このTimer情報は、SENS Request frameに含まれる必要がある。
図14を参照すると、SENS RQSTA(STA1)は、SENS STA2に送信するSENS Request frameにTimer情報を指示し、Timerを動作させる。STA3に送信するSENS Request frameに残っているTimer情報を指示する。それに応じて、他のSENS STAは、SENS RQSTAがSENS Requestをいつまで送信するかを知ることができる。
図15は、他のSTAにそれ以上SENS Request frameを送信しないと知らせる実施例1-3)を示す。
1-3)Negotiation completionをannouncement
-他のSTAにそれ以上SENS Request frameを送信しないとannounceする。最後のSENS Request frameにexplicit indicationをし、または新しいSENS completion frameを送信することができる。
図15を参照すると、SENS STA1は、STA3に送信する最後のSENS Request frameにnegotiationを完了するというexplicit indicationを含む。
図16は、SENS Completion frameを送信してnegotiationを完了したことを知らせる実施例1-3)を示す。
図16を参照すると、SENS STA1は、意図されたSENS STAにSENS Request frameを全て送信した以後、SENS Completion frameを送信してnegotiationを完了したことを知らせる。
=>Timer方法は、Channel状況によってsensing sessionに参加できるSTA数が変わることができるが、この方法は、SENS RQSTAが所望する時、announceしながらnegotiationを終了することができる。
前述された方法は、各々、別途に動作することもできるが、一つ以上の方法が共に動作することもできる。例えば、Timerが動作しているが、Timerが満了する前にNegotiation completionをあらかじめannouncementできる。
◇Intended SENS RPSTAに対するfailure case考慮
図17は、Intended SENS RPSTAに対するfailure caseを考慮したTimeoutを適用する一例を示す。
前記方法において、SENS RPSTA(例えば、STA2、STA3)は、SENS Requestを受信することができない、または送信したSENS ResponseをSENS RQSTA(例えば、STA1)が受信することができない場合がある。したがって、SENS RQSTAは、継続的にSENS Requestを送信することができ、それに応じて、全体negotiation過程が長くなり、または同じSTAに繰り返し送信によりSensingに参加するSTAが十分でない。したがって、SESN RQSTAは、各SENS RPSTAに対する適切なtimeout valueを適用することができる。
図17を参照すると、STA1はtimeoutを設定し、STA2にSENS Requestを送信する。1番目の送信ではSENS Responseが正確に送信することができない、または2番目の送信ではSENS Requestが正確に送信することができなかった。その以後、Timeoutになったため、STA1は、STA2とのチャネルがよくないと判断することで、それ以上STA2にSENS Request frameを送信しない。
◇3rd party STAに対するfailure case考慮
基本的に、Timer情報やexplicit指示者を介したNegotiation completion情報は、intended receiverでないSTAはoverhearingが必要である。しかし、チャネル状態とcoverageなどの問題で常にこの情報をdecodingしたことを保障することができない。したがって、下記のようにいくつかの方法がある。
A.SENS Request and/or SENS Responseを常にbasic rate(例えば、MCS0)で送信
前述されているSENS Request/Response frameは、チャネル状況によって、MCS0のようなlow rateでないhigh rateで送信されることができる。しかし、negotiation過程で3rd part STAに対するoverhearing確率を高めるために、このframeに対してはbasic rate(例えば、最も低いMCS(MCS0))に固定して送信を要求することができる。
B.Negotiation中、reliabilityを高めるためにbasic rate(例えば、MCS0)を利用してtimer情報及びnegotiation completion情報などを含むBroadcast frame送信
このbroadcast frameは、SENS Request frameを再使用することができるが、new frameに定義されることもできる。SENS Request frameを再使用すると、図18の例示のように、frameは、ただ、reliabilityのために送信、すなわち、これに対して応答しないようにするmodeに転換し、図18の以下の例示のように、以後記述される2)方法のようなbroadcast形態で送信してresponseを受けるmodeに転換できる。2)方法に対する詳細な内容は、以後記述される。
図18は、Broadcast SENS Request frameにtimer情報及びnegotiation completion情報を含む一例を示す。
2)多数のSENS STAにSENS Requestを送信(例えば、Broadcast)し、各々に対してSENS Responseを受信する。また、一回以上のSENS Requestを送信することもできる。
図19は、多数のSENS STAにSENS Requestをブロードキャストする一例を示す。
図19を参照すると、SENS RQSTA(STA1)は、各々、STA2、STA3、そしてSTA4からSENS Response frameを受信する。以下の例示のように、SENS RQSTA(STA1)は、reliabilityを高めるために複数回SENS Requestを送信することができる。同様に、reliabilityを高めるためにSENS Request及び/又はSENS Response frameに対してはbasic rate(例えば、MCS0)を適用して送信を要求することができる。
この方法は、下記のように具体的に実行されることができるが、これに限定されるものではない。特に、1)で記述した1-1)、1-2)、1-3)方法を活用することができる。
2-1)ある時間以後SENS RQSTAが自らSENS Requestを送信しない。
-SENS RQSTAは、Requestを減らすことができるが、他のSENS STAは、SENS Request frameがそれ以上来るかどうかを認知することができない。
2-2)SENS request送信時、responseを所望するSTA IDを指示
-SENS RQSTAは、SENS Request frameにResponseを所望するSTA IDを指示し、該当SENS STAからResponseを受信する。
図20は、SENS request送信時、responseを所望するSTA IDを指示する実施例2-2)を示す。
図20を参照すると、SENS RQSTA(STA1)は、SENS Request frameにSTA2とSTA3のIDを指示して、STA2及び3からSENS Responseを受信する。STA4は、指示されなかったため、SENS Responseを送信しない。
=>特に、STA IDを活用してSIFS間隔内のprocessingが可能である場合、Orderを定めて順次に送信し、または11axのOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Aaccess)を活用することができる。
図21は、実施例2-2)でSIFS間隔に順次に応答する一例を示す。
図21を参照すると、SENS RQSTA(STA1)は、SENS Request frameにSTA2とSTA3のIDと応答順序(STA2->STA3)を指示し、これらからSIFS間隔にSENS Responseを受信する。ここで、各々、SENS Response受信SIFS以後にSTA1が送信するACKが存在することもできる。
◇SENS RPSTAに対するfailure case考慮
前記方法において、SENS RPSTA(例えば、STA2、STA3、STA4)は、SENS Requestを受信することができない、または送信したSENS ResponseをSENS RQSTA(例えば、STA1)が受信することができない場合がある。したがって、SIFS間隔の送信が正確に動作しない。これを解決するために、PIFS recoveryを利用し、または再びback-offを実行することができる。すなわち、図22の例示のように、STA2のresponse以後PIFSの間にresponseが来ない場合、再びSENS Requestを送信し、または以下の例示のようにSTA2のresponse以後、responseに対するtimeoutになると、再びback-offを介してSENS Requestを送信する。
図22は、実施例2-2)でSIFSを利用した方法でfailure caseを考慮した一例を示す。
図23は、実施例2-2)でSIFS間隔のOFDMA応答の一例を示す。
図23を参照すると、STA1、2、3が少なくても11axのCapabilityを有しているSTAとするとき、SENS RQSTA(STA1)は、SENS Request frameにSTA2とSTA3のIDとRU割当情報を指示し、これらから各割当を受けたRUからSENS Responseを受信する。ここで、SENS Request frameは、新しいtrigger frameや新しいtrigger typeのtrigger frameになることができる。
2-3)SENS request送信時、SENS responseを受信するためのTimerを設定
1)と同様に、全てのSENS STAに対してresponseを受信するまでのdelayが長くなることができるため、Timerを設定することができる。
図24は、SENS STAに対してresponseを受信するためのTimerを設定する一例を示す。
図24を参照すると、SENS RQSTA(STA1)は、SENS Request frameにTimer情報を指示し、Timerを動作させる。それに応じて、他のSENS STAは、SENS RQSTAがSENS Requestをいつまで送信するかを知ることができる。したがって、timerが完了した以後、STA4は、SENS Responseを送信しない。
2-4)SENS completionをannouncement
-他のSTAにそれ以上SENS Request frameを送信しないとannounceする。新しいSENS completion frameを送信し、またはSENS Request frameにnegotiationを完了するというexplicit指示者を含むことができる。
図25は、新しいSENS completion frameを送信し、またはSENS Request frameにnegotiationを完了するというexplicit指示者を含む実施例2-4)を示す。
図25を参照すると、SENS STA1は、十分にnegotiationされたと判断する場合、SENS Completion frameまたはexplicit指示者を介してnegotiationを完了したことを知らせる。STA4は、このframeを受信してresponseをしない。
前述された方法は、各々、別途に動作することもできるが、一つ以上の方法が共に動作することもできる。例えば、Timerが動作しているが、Timerが満了する前にNegotiation completionをあらかじめannouncementできる。
<Role Negotiation>
Negotiationまたは他のphaseの間にSENS STA間で前述された四つのroleを定める必要がある。
-Sensing initiatorとSensing responder
-最も簡単な方法として、Sensing initiatorは、SENS Request frameを送信したSTAが担当することができる。すなわち、SENS RQSTAがSensing initiatorになる。これは別途のinitiatorとresponderを定めるsignaling overheadが必要でない。また、基本的に、一つのSENS STAがsensing initiator役割を遂行するため、initiatorが決定されると、残りのSENS STAがsensing responderになる。
このrole negotiation方法は、SENS Request frame送信のunicast方式とbroadcast方式によって変わることができる。
1)Broadcast方式の場合
1-1)Mode設定
-このroleは、SENS InitiatorとResponderがtransmitterまたはreceiverの二つの役割のうちどのような役割を遂行するかによってmodeに分けられることができる。例えば、下記のようにmodeを分類することができるが、これに限定されるものではない。
Mode1:SENS RQSTAがtransmitterになり、SENS RPSTAがreceiverになる。
Mode2:SENS RQSTAがreceiverになり、SENS RPSTAがtransmitterになる
該当modeは、SENS Request frame and/or SENS Response frameに指示されることができる。2個のmodeである場合は1bitであり、例えば、1である場合はMode1、0である場合はMode2で動作できる。より多くのmodeが存在すると、これを指示するためのbit数が増加できる。
2個のmodeを指定する方法は、signaling overheadは減らすことができるが、SENS RQSTAを含んで多数のsensing transmitter or sensing receiverを決定するには容易でない。
図26は、1-1)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。
図26を参照すると、SENS RQSTA(STA1)がSENS Request frameにMode1を指示し、これに対してSTA2とSTA3が応答する場合、STA1はSENS initiatorであると同時にtransmitterになる。それに対して、STA2とSTA3は、responderであると同時にreceiverになる。
また、SENS RQSTA(STA1)がSENS Request frameにMode2を指示し、これに対してSTA2とSTA3が応答する場合、STA1はSENS initiatorであると同時にreceiverになる。それに対して、STA2とSTA3は、responderであると同時にtransmitterになる。
前記例示ではSENS RQSTA(STA1)が指示する例示を示しているが、SENS RPSTA(STA2、3)もこれに対する応答としてSENS Response frameにMode1またはMode2を指示することができる。
前記例示ではSENS initiatorによりmode1/2でtransmitterとreceiverが定められる方法を示している。しかし、よりdynamicなrole negotiationのための方法もある。
1-2)With mode indication、追加的なSTA identification指示でroleを定める。
SENS RQSTAがmodeを指示し、追加的にSTA IDを指示すると、該当STA IDに該当するSTAは、SENS RQSTAのようなroleを実行する。例えば、図20のように、Mode1の場合、追加的にSTA2のIDを指示すると、mode1でSTA1がsensing transmitterであるため、STA2もsensing transmitterになる。Modeの場合、追加的にSTA3のIDを指示すると、mode2でSTA1がsensing receiverであるため、STA3がreceiverになる。
図27は、1-1)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。
図27を参照すると、SENS RQSTAがmodeを指示し、追加的にSTA IDを指示する場合、該当STA IDに該当するSTAは、initiatorのようなroleを実行する。例えば、図26のようにMode1の場合、追加的にSTA2のIDを指示すると、mode1でSTA1がtransmitterであるため、STA2もtransmitterになる。Modeの場合、追加的にSTA3のIDを指示すると、mode2でSTA1がreceiverであるため、STA3がreceiverになる。
結局、1-1)、1-2)方法を総合的に考慮した時、下記のようにfieldが構成されることができ、図26及び図27ではback-offを介したSensing Responseを示しているが、前述された図21及び図23のSensing Response送信のような方法も使用することができる。
A.STA ID ListとRole Bitmap
各STA IDを指示し、その以後各STAに該当するBitmapでtransmitter(例えば、1)であるかまたはreceiver(例えば、0)であるかを指示する。ここで、Explicit Number of STAs指示を介してBitmapをparsingすることができるが、STA ID Listを介して類推できるため、必ずNumber of STAsが必要なものではない。
Role Bitmapは、decodingのために8bit単位で構成されることもでき、またはSTA ID Listに含まれているSTA数ほど構成されることもできる。しかし、基本的に、bitmapは、既存のように8bit単位で構成されることがdecoding側面で安定的である。一方、Bitmap sizeをexplicitlyに指示するためにNumber of STAの代わりにBitmapサイズにすることもできる。例えば、8bit単位とする時、値が2である場合は16bit、1である場合は8bitになる。
B.Tuple<STA ID、Role>
すなわち、前記bitmapを別途に構成せずに、STA IDの後に1bitを介してRole(Transmitter or Receiver)を指示することができる。Aと同様に、ここで、Number of STAsを指示することができるが、Tupleの数を介して類推できるため、必ず必要なものではない
C.STA ID List+Overall Role
AとB方法では各STAのroleをflexibleに指示したが、SensingでInitiatorとResponderが、roleが常に異なる場合は、roleに対して1bitで指示できる。例えば、initiatorがtransmitterに1値を指示すると、これを受信してresponseをするResponderは全てTransmitterになり、initiatorはreceiverになる。
図28は、A、B、C方法によるRoleを指示する方法を示す。
図28を参照すると、InitiatorであるSTA1は、Sensing Requestを介して各STA2、3、4のRoleを決定する。このとき、STA2、3、4がOFDMA/MIMOなどのために同時に送信するようになると、送信可否を介して各STAが現在Sensingをすることができるか(例えば、channelがIDLEであるか)を確認することができる。この例示ではSensing Request frameが、STA2、3、4がSensing Transmitterであり、STA1がReceiverであることをannounceしている。A方法では各STAのIDと8bitのbitmapを利用して3個のSTAがあるため、前の3bitは1に指示し、残りはreservedされる。B方法はSTA別にSTA IDと1bit(各値は1)を利用し、C方法はSTA IDを先に指示してSTA2、3、4が全てtransmitterという1bitを指示する。
1-3)Without mode indication、STA identification指示でroleを定める。
図29は、1-3)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。
図29を参照すると、SENS RQSTAは、STA ID別にroleを指示する。例えば、図26の例示のように、transmitterはSTA1、2のIDを指示し、receiverはSTA3のIDを指示してroleを定める。
図29ではback-offを介したSensing Responseを示しているが、前述された図21及び図23のSensing Response送信のような方法も使用することができる。
2)Unicast方式の場合
2-1)Mode設定
1-1)方式と同様に、modeを設定することができる。例えば、下記のようにmodeを分類することができるが、これに限定されるものではない。
Mode1:SENS RQSTAがtransmitterになり、SENS RPSTAがreceiverになる。
Mode2:SENS RQSTAがreceiverになり、SENS RPSTAがtransmitterになる。
Mode3:SENS RQSTAがtransmitterになり、SENS RPSTAがtransmitterになる。
Mode4:SENS RQSTAがreceiverになり、SENS RPSTAがreceiverになる。
該当modeは、SENS Request frame and/or SENS Response frameに指示されることができる。4個のmodeである場合は2bitであり、例えば、00である場合はMode1、11である場合はMode4で動作できる。より多くのmodeが存在すると、これを指示するためのbit数が増加できる。
図30は、2-1)方法に基づいてrole negotiationの一例を示す。
図30を参照すると、SENS RQSTA(STA1)がSENS Request frameに、STA2にMode1を指示し、STA3にMode3を指示してSTA2とSTA3の各々が応答する場合、STA1はsensing initiatorであると同時にtransmitterになる。それに対して、STA2はsensing responderとreceiverになり、STA3はresponderであると同時にSTA1のようなsensing transmitterになる。
また、SENS RQSTA(STA1)がSENS Request frameにMode2を指示し、STA3にMode4を指示してSTA2とSTA3の各々が応答する場合、STA1はsensing initiatorであると同時にreceiverになる。それに対して、STA2はsensing responderとtransmitterになり、STA3はresponderであると同時にSTA1のようなsensing receiverになる。
前記例示ではSENS RQSTA(STA1)が指示する例示を示しているが、SENS RPSTA(STA2、3)もこれに対する応答としてSENS Response frameにModeを指示することができる。RQSTAとRPSTAが指示することによってroleが下記のようにnegotiationされることができる。
2-2)RQSTAとRPSTAのrole指示によるnegotiation
各RQSTAとRPSTAは、下記のようにtransmitterまたはreceiverの役割を遂行するかに対して各々1bitで指示しまたは前述されたmodeで指示できる。
以下の表は、RQSTAとRPSTAのrole指示によるnegotiation例示#1を示す。
以下の表は、RQSTAとRPSTAのrole指示によるnegotiation例示#2を示す。
前記例示ではRQSTAとRPSTAとの間でroleが重複しないまたは同じmodeで指示した時、negotiationが可能な場合を示す。すなわち、前記例示で空いているdetermined roleは、confusionにより正確にnegotiationされない場合である。しかし、この空いている部分は、二つのSTA間にあらかじめ決められたruleによってroleが決定されることができる。例えば、RQSTAがtransmitterとreceiverを全て指示(11)し、RPSTAがreceiverのみを指示した場合(01)、RQSTAはtransmitterになる。このようなruleは、あらかじめどのように定めるかによって変わることができる。
前記Role negotiationは、Negotiation phaseでSensingに参加するSTAを確認及びparameterをnegotiationした後、各Sensingを実行する前にdynamicにInitiatorが指示することもできる。これは前記1-2)方法のように、各STAがどのようなRoleを定めるかに対する方法と密接な関連がある。すなわち、STAに対してどのようなroleをするかを指示する必要がある。具体的な方法は、下記の通りであるが、これに限定されるものではない。
A.STA ID ListとRole Bitmap
各STA IDを指示し、その以後各STAに該当するBitmapでtransmitter(例えば、1)であるかまたはreceiver(例えば、0)であるかを指示する。ここで、Explicit Number of STAs指示を介してBitmapをparsingすることができるが、STA ID Listを介して類推できるため、必ずNumber of STAsが必要なものではない。
Role Bitmapは、decodingのために8bit単位で構成されることもでき、またはSTA ID Listに含まれているSTA数ほど構成されることもできる。しかし、基本的に、bitmapは、既存のように8bit単位で構成されることがdecoding側面で安定的である。一方、Bitmap sizeをexplicitlyに指示するためにNumber of STAの代わりにBitmapサイズにすることもできる。例えば、8bit単位とする時、値が2である場合は16bit、1である場合は8bitになる。
B.Tuple<STA ID、Role>
すなわち、前記bitmapを別途に構成せずに、STA IDの後に1bitを介してRole(Transmitter or Receiver)を指示することができる。Aと同様に、ここで、Number of STAsを指示することができるが、Tupleの数を介して類推できるため、必ず必要なものではない
C.STA ID List+Overall Role
AとB方法では各STAのroleをflexibleに指示したが、SensingでInitiatorとResponderが、roleが常に異なる場合は、roleに対して1bitで指示できる。例えば、initiatorがtransmitterに1値を指示すると、これを受信してresponseをするResponderは全てTransmitterになり、initiatorはreceiverになる。
図31は、A、B、C方法によるRoleを指示する方法を示す。
図31を参照すると、InitiatorであるSTA1は、Pollingを介して各STA2、3、4のRoleを決定する。このとき、STA2、3、4がOFDMA/MIMOなどのために同時に送信するようになると、送信可否を介して各STAが現在Sensingをすることができるか(例えば、channelがIDLEであるか)を確認することができる。この例示ではSensing Poll frameが、STA2、3、4がSensing Transmitterであり、STA1がReceiverであることをannounceしている。A方法では各STAのIDと8bitのbitmapを利用して3個のSTAがあるため、前の3bitは1に指示し、残りはreservedされる。B方法はSTA別にSTA IDと1bit(各値は1)を利用し、C方法はSTA IDを先に指示してSTA2、3、4が全てtransmitterという1bitを指示する。
<Parameter Negotiation>
Negotiationまたは他のphaseの間にSENS STA間で下記のようなParameterを定める必要がある。SENS Request frame and/or SENS Response frameは、下記のように記述されたParameterが一つ以上指示されることができる。以下の例示ではSENS Request frameに対する指示のみを示したが、SENS Response frameにも指示されることができる。また、以下の例示では前記negotiation procedureのSENS Request frame送信に対する2)方法を仮定(例えば、broadcast)して記述したが、1)方法(例えば、unicast)も利用できる。
1)Timers for Negotiation phase:前述されたnegotiation procedure(例:1-2)、2-3)方法)を参照することができる。
2)Timeout for Sensing phase:Negotiation以後、Sensing phase(一つ以上のsensing sessionを含む)関連Timeout値。このTimeout値は、下記のように一つまたは二つが全て別途に指示されることができる。
図32は、T_sensの間にsensing関連frame exchangeが行われない時、negotiationをtear downする実施例2-1)を示す。
2-1)Timeout for Tear down:Negotiation以後、Sensing phaseでこの時間(例えば、図32でのT_sens)の間にsensing関連frame exchangeが行われない場合、negotiationをtear downする。
図33は、T_sensの間にsensingを実行し、その以後Sensing phaseが終了される実施例2-2)を示す。
2-2)Timeout for Sensing:Sensing phaseが行われる時間。すなわち、この時間の間にnegotiationされたrole/parameterを利用してsensingを実行する。前記言及したように、該当過程は、一つ以上のsensing sessionで行われることができる。図28のようにT_sens以後Sensing phaseが終了される。
3)Number of sensing sessions:前記定義されたsensing sessionが何回行われるべきかに対するParameter
4)Mode for transmitter/receiver:このmodeは、前述されたRole Negotiation(図24を含む)を参照することができる。
5)Information of SENS STA(s):Sensingに参加するSTAに対する情報であって、前述されたNegotiation Procedure(例:2-2)方法)を参照することができる。
6)Group ID(GID):Negotiation過程以後、negotiationされたSTAを一つのgroupでIDを割り当てることができる。すなわち、このsensing phaseの間に図29のようにgroup IDを送信して識別できるようにする。図29ではSTA1、2、3が一つのsensing groupを形成し、STA1がgroup IDを送信した時、STA2とSTA3がsensingに共に参加する。この方法を利用して多数のSTA IDの代わりにGIDのみを含む場合、overheadを減らすことができるが、negotiationされた一部のSTAとsensing sessionを実行するためにはGIDを使用しにくい。
図34は、STA1、2、3が一つのsensing groupを形成してSTA1がgroup IDを送信した時、STA2とSTA3がsensingに共に参加する実施例6)を示す。
7)Signal Length:Sensing Phaseでtransmitterが送信するSensing signal(sounding)のtransmission time
8)Bandwidth to be measured or for feedback:Sensing phaseの間のSensing signalまたはこのsignalを測定結果feedbackに対するbandwidthを指示することができる。これは全てのSTAに対して指示し、または各STAに対して指示できる。全てのSTAに対して指示すると、overheadは減少するが、各STAに対して指示する方法のように特定STAが効率的にsensingまたはfeedbackできる場合は、このような特定frequencyに対しては指示することができない。
8-1)Sensing Frequency location:7)で同じfrequencyのbandwidthを指示することもできるが、これと関連してSTA別に異なる測定すべき位置を指示することもできる。例えば、図30のように80MHzのうち、STA2にprimary40MHz、STA3にsecondary40を割り当てることができる。この例示ではSensing transmitterがSTA2とSTA3である場合を示す。また、SENS STAが11axのOFDMA技術をサポートすると、特定RUを指示することもできる。
図35は、80MHzのうち、STA2にprimary40MHz、STA3にsecondary40を割り当ててSensing signalが送受信される一例を示す。
図35は、80MHzのうち、STA2にprimary40MHz、STA3にsecondary40を割り当ててSensing signalが送受信される一例を示す。
9)Type of Information:Sensing phaseの間のsensing signal受信を介して測定すべき情報type(例えば、CSI per subcarrier)
10)Signal Type:Sensing phaseの間のsensing signalのtype(例えば、NDP、NDPA+NDP、New signal type)
11)Order of reports/sensing:Sensing signal送信またはSignal測定に対する情報feedback時に衝突(collision)を防止するためにSTAに対してexplicitに順序を含むことができる。Implicitするように、例えば、4)のSTA情報が指示された順序をこの順序と見做すことができる。この情報を指示し、図30を仮定すると、sensing transmitterであるSTA2とSTA3の順序は、STA2->STA3になる。
12)Session ID:このnegotiation phaseを介して決定されたroleとparameterを利用するsessionに対するID。前記言及したように、一SENS STAは、多数のSensing applicationを同時に実行でき、多数のSENS STAも同時にsensing applicationを実行することができる。すなわち、各applicationに対するsensing procedureが同時に実行されると、多数のsessionが重なることができるため、SENS STA間にはこのsessionを区別してsensingを実行する必要がある。したがって、session IDが指示されることができる。
図36は、Session IDが使われるセンシング手順の一例を示す。
図36を参照すると、STA1がsession IDを送信した時、STA2とSTA3がこのsession IDを認知する。したがって、sensing phaseでこのsession IDを受信した時、negotiationされたroleとparameterによってsensingを実行することができる。
<Sensing Phase regarding Negotiation>
前記negotiation過程を経る場合、このnegotiated roleとparameterに基づいてSensing phaseが行われる。基本的に、Sensing phaseは、前記言及したように一つ以上のsensing sessionで行われることができ、Sensing sessionを始めることができるframeが存在できる。本明細書ではこのframeをSENS Initiation frameと称する。SENS Initiation frameにはparameter negotiationで記述したparameterを全部または一部を指示することができる。
図37は、SENS initiation frameが複数回送信される一例を示す。
例えば、基本的に、一sensing sessionに対してSTAの情報またはGroup ID、Session IDなどが含まれることができる。図37のように、SENS initiation frameは、一回または複数回送信されることができる。例えば、Sensing phaseに参加するSTAが変更される場合、複数回frameを送信することもできる。
図38は、sensing session別にSENS initiation frameが送信される一例を示す。
また、SENS initiation frameは、図38のように、A.全てのsensing session開始時、B.一部sensing session開始時、またはC.Sensing phaseの間に最初一回のみが送信されることができる。
A方法は、sensing sessionに対するexplicit signalingを介して各SENS STAがsessionを認知することができる。B、C方法は、一部sensing sessionに対してはsensing transmitter立場でSensing signalにこのための別途の指示、sensing receiver立場ではsensing signalを認知することができる方法が必要であるが、initiation frameに対するoverheadは減少させることができる。
図38では各session間でchannel accessを実行しているが、これは多数のsessionを含むことができるTXOPを取得してSIFS間隔を介して各sessionが連結されることもできる。
SENS Initiation frameにはparameter negotiationで記述したparameterを全部または一部指示できる。例えば、基本的に、一sensing sessionに対してSTAの情報またはGroup IDなどが含まれることができる。
以下の例示では具体的に開示されていないが、Sensing phaseではnegotiationによって多様な方法(例えば、SENS RQSTAがtransmitterまたはreceiverのrole、sensing signalまたはfeedback送信は順次にまたはOFDMAに基づいて送信)が存在できるため、詳細なframe exchangeに対しては記述しない。また、STA1をSENS Initiatorと仮定する。
<Reduced negotiation phase>
図39は、Negotiation phaseとreduced negotiation phaseの一例を示す。
以上で継続的に言及したように、各sensing sessionではWLAN sensingのためのnegotiation phaseが存在するため、一Sensing sessionが終了された後、図39の上段部のように、次のsensing sessionでnegotiation phaseを再び実行する。ここで、以前sessionでのroleとparameterがほとんど変わらない場合、negotiation phaseをそのまま再び実行することはresource浪費になる。したがって、変更したいroleとparameterのみをnegotiationすることもできる。本発明ではこのphaseをreduced negotiation phaseと称し、図39の下段部のように次のsensing sessionに対するnegotiation phaseでreduced negotiation phaseを適用することもできる。
図40は、Negotiation phaseとreduced negotiation phaseの他の例を示す。
Reduced negotiation phaseでは変更させるroleとparameterのみを含んでoverheadを減らしたreduced SENS Request/Response frameを使用することができる。すなわち、指示されないroleとparameterは、以前sessionで使われたことをinheritする。また、inheritする場合、図40のように、以前session以後にtear-down phase無しで変更されたroleとparameterのみをnegotiationするreduced negotiation phaseに直ちに移行することもできる。
変わらないroleとparameterに対するfieldを含むことは、overheadを減らす効果がない。したがって、変更させるroleとparameterのみを含んでoverheadを減らしたreduced SENS Request/Response frameを利用することができる。
この変更させるroleとparameterのためにcontrol fieldを適用することができる。すなわち、SENS Request/Response frameに必須的に入るべきfieldを除いては、変更されたparameterが存在するかどうかを指示するfieldを含む。以下の例示ではこのparameterをdynamic parameterと称する。
前記基本的な過程に基づいて前述されたnegotiation procedureの有無と、negotiated role/parameterがstaticであるかまたはdynamicであるかと、によって、下記のようなcaseに分類されることができる。
1)Static negotiated roles and parameters
このcaseは、基本的に、Sensing phaseの間に交渉されたroles及びparametersが変わらないため、SENS initiation frameに別途に変更されたroleとparameterを指示することができない。しかし、SENS initiation frameに繰り返して前記parameter negotiationで記述したparameterを全部または一部指示できる。
2)Dynamic negotiated roles and parameters
このcaseは、基本的に、Sensing phaseの間のnegotiation phaseの間に決定した、rolesとparametersが変更されることができる。したがって、図41のように、SENS Initiation frameに変更されたparametersに対して指示できる。このparameterは、前記parameter negotiationで言及したparameterが該当することができる。
図41は、交渉されたroleとparameterに対するdynamic changeの一例を示す。
一方、常にこのdynamic parametersに備えてSENS Initiation frameに該当fieldを含むことは、overheadがあるため、control fieldを適用することができる。すなわち、SENS initiation frameに必須的に含まれるべきfieldを除いては、dynamic parameterが存在するかどうかを指示するfieldを含む。
図42は、Dynamic Parameterに対するcontrol fieldの一例である。
図42を参照すると、Example1のように、Dynamic parameterが存在するかどうかを先に指示(例えば、1bit利用)し、存在する場合は後にparameter setが指示される。また、Example2のように、各dynamic parameterに対する存在可否を指示することもできる。状況によって異なるが、dynamic parameterの個数が多い場合、Example2がオーバーヘッドをさらに減らすことができると判断される。
一方、以上ではSensing sessionを開始する一つのSENS initiation frameでnegotiated parameterをchangeする場合を指示したが、下記のようにparameterをdynamicに変更できる。
1)一sensing session内でSENS initiation frameまたはreduced SENS initiation frameを送信する場合
すなわち、一sensing session内で複数回のSENS initiation frameを送信し、または図43のようにdynamic role/parameterのみを含むframe(例えば、reduced SENS initiation frame)を送信する。
図43は、reduced SENS initiation frameを利用して交渉されたroleとparameterに対するdynamic changeの一例を示す。
2)Sensing session間でRe-negotiationする場合
すなわち、Sensing session間でnegotiation phaseを再び実行する。この過程で前述したSENS Request/Response frameを再使用することができるが、変わらないroleとparameterに対するfieldを含むことはoverheadを高める結果を招くことができる。したがって、図43のように、変更させるroleとparameterのみを含んでoverheadを減らしたreduced SENS Request/Response frameを利用することができる。また、このframe exchange以外に1)のようにSENS initiation frameとreduced SENS initiation frameを利用することもできる。
図44は、Re-negotiation phaseの間にreduced SENS Request/Response frameを利用して交渉されたroleとparameterに対するdynamic changeの一例を示す。
例示#1:role変更
図45は、実施例2)でのroleを変更する一例を示す。
図45を参照すると、Negotiation phaseの間に、sensing transmitterはSTA1、sensing receiverはSTA2とSTA3に決められた例示である。2番目のsensing sessionで、STA1は、他のdirectionでのchannelを測定するために、SENS initiation frameを介して、sensing transmitterはSTA2とSTA3、sensing receiverはSTA1に変更することでSTA2とSTA3がsensing signalを送信する。
例示#2:bandwidth to be measured変更
図46は、実施例2)での測定される帯域幅を変更する一例を示す。
図46を参照すると、Negotiation phaseの間に測定される帯域幅は、40MHzである例示である。2番目のsensing sessionで、STA1は、一層よいresolutionのためにSENS initiation frameを介してbandwidth to be measuredを80MHzに変更する。したがって、sensing transmitterであるSTA2とSTA3は、80MHzを利用してSensing signalを送信する。
例示#3:STA情報変更
図47は、実施例2)でのSTA情報を変更する一例である。
図47を参照すると、Negotiation phaseの間にnegotiation STAは、STA1、STA2、STA3である。ここで、1番目のsessionではSTA2のみを指示してSTA2のみがsensing signalを送信し、2番目のsessionではSTA3のみを指示してsensing signalを送信する。このようにSTA情報を持続的に変更してsession毎に異なるSTAとsensing sessionを実行することができる。
前述されたDynamic方法は、一部異なるように適用されることができる。すなわち、一sensing sessionで変更されたrole/parameterは、以後sensing sessionで継続的に適用され、または該当sensing sessionに対してのみ適用され、その以後のsensing sessionでは原negotiated parameterを適用する。
3)Without Negotiation phase
このcaseは、基本的に、negotiation phaseがないため、Sensing phaseの間のSENS Initiation frameを介して前述されたrolesとparametersを指示しなければならない。このcaseは、1)、2)caseのようにSENS Initiation frameの送信によってstatic/dynamic caseに分けられることができる。
例えば、1番目のsensing sessionでSENS Initiation frameを送信し、その以後に送信しない場合はstaticに考慮されることができ、その以後に変更されたparameterを含んで送信される場合はdynamic caseに考慮されることができる。
以下では、図1乃至図47を参照し、前述した実施例を説明する。
図48は、本実施例に係るセンシング開始者がセンシングを実行する手順を示す流れ図である。
図48の一例は、次世代無線LANシステム(IEEE802.11bf)がサポートされるネットワーク環境で実行されることができる。前記次世代無線LANシステムは、802.11ad及び802.11ayシステムを改善した無線LANシステムであって、802.11ad及び802.11ayシステムと下位互換性(backward compatibility)を満たすことができる。
図48の一例は、第1のSTAで実行され、前記第1のSTAは、センシング開始者(sensing initiator)に対応できる。図48の第2及び第3のSTAは、センシング応答者(sensing responder)に対応できる。
本実施例は、無線LANシステムにおいて、センシングに参加するSTAを決定し、センシングに使われるパラメータを交渉し、交渉されたパラメータに基づいてセンシング手順を実行する方法を提案する。特に、本実施例は、交渉ステップでの役割交渉、パラメータ交渉とセンシングステップでのパラメータ変更に対する方法を提案する。
S4810ステップにおいて、第1のSTA(station)は、センシング要請フレームをブロードキャストする。
S4820ステップにおいて、前記第1のSTAは、第2のSTAから第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信する。
前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含む。前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含む。前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含む。
前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して受信され、前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して受信される。すなわち、前記センシング要請フレームに対する応答は、前記第2及び第3のSTAによりOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Aaccess)に基づいて(同時に)受信されることができる。前記センシング要請フレームは、(新しく定義された)トリガフレームになることができる。前記STA識別子情報が第4のSTAの識別子を含まない場合、前記第1のSTAは、前記第4のSTAから第3のセンシング応答フレームを受信しない。
すなわち、本実施例において、前記センシング要請フレームは、センシング応答フレームを受けるSTAの識別子(ID)とRU割当情報を指示し、前記STAの識別子に該当するSTAは、前記センシング要請フレームを受信してSIFS以後にセンシング応答フレームを割り当てられたRUを介して送信できる。
前記センシング要請フレームは、前記センシング応答フレームを受信するためのタイマ情報(timer information)をさらに含むことができる。前記タイマ情報によるタイマが満了する前に、前記第1及び第2のセンシング応答フレームが送信されることができる。前記タイマ情報によるタイマが満了した後、前記第3のセンシング応答フレームは送信されない。すなわち、前記タイマ情報を受信したSTAは、前記センシング要請フレームがいつまで送信されるかを知ることができるため、前記タイマが満了する前までセンシング応答フレームを送信することができる。
前記センシング要請フレームは、パラメータ情報をさらに含むことができる。
前記パラメータ情報は、交渉ステップのためのタイマ情報、STAの役割情報、センシングステップのためのタイムアウト(timeout)情報、センシングステップに含まれているセンシングセッション(sensing session)の個数に対する情報、前記第1乃至第3のSTAに対する情報、センシング信号の長さに対する情報、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報、前記センシング信号に基づいて測定すべき情報類型に対する情報、前記センシング信号の類型に対する情報、及び前記センシング信号の送信順序に対する情報を含むことができる。
無線センシングのための手順は、大きく、設定ステップ(setup phase)、交渉ステップ(negotiation phase)、センシングステップ(sensing phase)、及び解除ステップ(tear down phase)を含むことができる。各ステップは、前述した順に実行されることができ、一サイクル周期に複数回繰り返されることもできる。前記センシングステップは、少なくとも一つのセンシングセッション(sensing session)を含むことができる。
前記交渉ステップにおいて、前記センシング要請フレームと前記第1及び第2のセンシング応答フレームとが交換されることができる。前記センシングステップにおいて、前記センシング信号が送信され、前記センシング信号に基づいてチャネル測定が実行されることができる。前記センシングステップは、前記センシングステップのためのタイムアウト情報により指示された時間の間にフレームの交換がない場合に解除される(tear down)ことができる。前記解除ステップでは交渉されたパラメータ情報がリセット(reset)され、前記センシングステップのセンシングセッションが全て終結されることができる。再びセンシングセッションを始めるためには交渉ステップを再び経なければならない。
前記交渉ステップのためのタイマ情報によるタイマが満了した後、追加的なセンシング要請フレームが前記第1のSTAにより送信されない。
前記STAの役割情報は、第1または第2のモードに設定されることができる。
前記第1のモードは、前記第1のSTAが前記センシング信号を送信する送信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記センシング信号を受信して前記センシング信号に基づいてチャネル測定を実行する受信端であるという情報を含むことができる。前記第2のモードは、前記第1のSTAが前記受信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記送信端であるという情報を含むことができる。すなわち、前記第1及び第2のモードに基づいて前記センシングステップ(または、センシングセッション)で前記第1乃至第3のSTAの役割を指定することができる。
前記STAの役割情報が第2のモードに設定される場合、前記第1のSTAは、前記第2のSTAから第1のセンシング信号を受信し、前記第1のセンシング信号に基づいてチャネル測定を実行することができる。前記第1のSTAは、前記第3のSTAから第2のセンシング信号を受信し、前記第2のセンシング信号に基づいてチャネル測定を実行することができる。
また、前記STAの役割情報は、前記STA識別子情報と共に活用されることができる。例えば、前記STAの役割情報が第1のモードに設定され、前記STA識別子情報は前記第2のSTAの識別子のみを含む場合、前記第1及び第2のSTAは送信端になり、前記第3のSTAは受信端になることができる。他の例として、前記STAの役割情報が第2のモードに設定され、前記STA識別子情報は前記第3のSTAの識別子のみを含む場合、前記第1及び第3のSTAは受信端になり、前記第2のSTAは送信端になることができる。
前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報は、前記第2のSTAに割り当てられるプライマリ(primary)40MHzに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられるセカンダリ(secondary)40MHzに対する情報を含むことができる。このとき、前記第1のセンシング信号は、前記プライマリ40MHzを介して受信され、前記第2のセンシング信号は、前記セカンダリ40MHzを介して受信されることができる。
前記センシングステップが第1及び第2のセンシングセッションを含む場合、前記第1のSTAは、前記第1のセンシングセッションの間に前記第2及び第3のSTAに第1のセンシング開始フレームを送信することができる。前記第1のSTAは、前記第2のセンシングセッションの間に前記第2及び第3のSTAに第2のセンシング開始フレームを送信することができる。
前記パラメータ情報が前記第2のセンシングセッションで変更される場合、前記第2のセンシング開始フレームは、変更されたパラメータに対する制御フィールドを含むことができる。前記変更されたパラメータに対する制御フィールドは、第1及び第2のフィールドを含むことができる。前記第1のフィールドは、変更されたパラメータの存在可否に対する情報を含むことができる。前記第2のフィールドは、前記第1のフィールドにより指示された変更されたパラメータ値を含むことができる。
前記第1のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、変更される前のパラメータ値に基づいて前記第1乃至第3のSTAにより実行されることができる。前記第2のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、前記変更されたパラメータ値に基づいて前記第1乃至第3のSTAにより実行されることができる。
例えば、前記変更されたパラメータが前記STAの役割情報である。交渉ステップにおいて、前記STAの役割情報が前記第2のモードに設定されると仮定すると、前記第1のSTAは受信端に設定され、前記第2及び第3のSTAは送信端に設定されることができる。このとき、前記第1のセンシングセッションの間に、前記第2及び第3のSTAは、各々、前記第1のSTAにセンシング信号を送信し、前記第1のSTAは、前記センシング信号に基づいて測定された値をフィードバックすることができる。
しかし、前記第2のセンシングセッションにおいて、前記STAの役割情報が前記第1のモードに変更される場合、前記第1のSTAは送信端に設定され、前記第2及び第3のSTAは受信端に設定されることができる。それに応じて、前記第2のセンシングセッションの間に、前記第1のSTAは、前記第2及び第3のSTAにセンシング信号を送信し、前記第2及び第3のSTAは、前記センシング信号に基づいて測定された値をフィードバックすることにより役割スイッチングされる。
他の例として、前記変更されたパラメータは、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報である。前記第2のセンシングセッションにおいて、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報が、前記第2のSTAに割り当てられるプライマリ80MHzに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられるセカンダリ80MHzに対する情報に変更される場合、前記第2のSTAが送信する第1のセンシング信号は前記プライマリ80MHzを介して送信され、前記第3のSTAが送信する第2のセンシング信号は前記セカンダリ80MHzを介して送信されることができる。
図49は、本実施例に係るセンシング応答者がセンシングを実行する手順を示す流れ図である。
図49の一例は、次世代無線LANシステム(IEEE802.11bf)がサポートされるネットワーク環境で実行されることができる。前記次世代無線LANシステムは、802.11ad及び802.11ayシステムを改善した無線LANシステムであって、802.11ad及び802.11ayシステムと下位互換性(backward compatibility)を満たすことができる。
図49の一例は、第2のSTAで実行され、前記第2のSTAは、センシング応答者(sensing responder)に対応できる。図49の第1のSTAは、センシング開始者(sensing initiator)に対応できる。図49の第3のSTAも、センシング応答者に対応できる。
本実施例は、無線LANシステムにおいて、センシングに参加するSTAを決定し、センシングに使われるパラメータを交渉し、交渉されたパラメータに基づいてセンシング手順を実行する方法を提案する。特に、本実施例は、交渉ステップでの役割交渉、パラメータ交渉とセンシングステップでのパラメータ変更に対する方法を提案する。
S4910ステップにおいて、第2のSTA(station)は、第1のSTAからセンシング要請フレームを受信する。
S4920ステップにおいて、前記第2のSTAは、前記第1のSTAに第1のセンシング応答フレームを送信する。前記センシング要請フレームに対する応答として、第2のセンシング応答フレームは、第3のSTAにより送信される。
前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含む。前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含む。前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含む。
前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して受信され、前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して受信される。すなわち、前記センシング要請フレームに対する応答は、前記第2及び第3のSTAによりOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Aaccess)に基づいて(同時に)受信されることができる。前記センシング要請フレームは、(新しく定義された)トリガフレームになることができる。前記STA識別子情報が第4のSTAの識別子を含まない場合、前記第1のSTAは、前記第4のSTAから第3のセンシング応答フレームを受信しない。
すなわち、本実施例において、前記センシング要請フレームは、センシング応答フレームを受けるSTAの識別子(ID)とRU割当情報を指示し、前記STAの識別子に該当するSTAは、前記センシング要請フレームを受信してSIFS以後にセンシング応答フレームを割り当てられたRUを介して送信できる。
前記センシング要請フレームは、前記センシング応答フレームを受信するためのタイマ情報(timer information)をさらに含むことができる。前記タイマ情報によるタイマが満了する前に、前記第1及び第2のセンシング応答フレームが送信されることができる。前記タイマ情報によるタイマが満了した後、前記第3のセンシング応答フレームは送信されない。すなわち、前記タイマ情報を受信したSTAは、前記センシング要請フレームがいつまで送信されるかを知ることができるため、前記タイマが満了する前までセンシング応答フレームを送信することができる。
前記センシング要請フレームは、パラメータ情報をさらに含むことができる。
前記パラメータ情報は、交渉ステップのためのタイマ情報、STAの役割情報、センシングステップのためのタイムアウト(timeout)情報、センシングステップに含まれているセンシングセッション(sensing session)の個数に対する情報、前記第1乃至第3のSTAに対する情報、センシング信号の長さに対する情報、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報、前記センシング信号に基づいて測定すべき情報類型に対する情報、前記センシング信号の類型に対する情報、及び前記センシング信号の送信順序に対する情報を含むことができる。
無線センシングのための手順は、大きく、設定ステップ(setup phase)、交渉ステップ(negotiation phase)、センシングステップ(sensing phase)、及び解除ステップ(tear down phase)を含むことができる。各ステップは、前述した順に実行されることができ、一サイクル周期に複数回繰り返されることもできる。前記センシングステップは、少なくとも一つのセンシングセッション(sensing session)を含むことができる。
前記交渉ステップにおいて、前記センシング要請フレームと前記第1及び第2のセンシング応答フレームとが交換されることができる。前記センシングステップにおいて、前記センシング信号が送信され、前記センシング信号に基づいてチャネル測定が実行されることができる。前記センシングステップは、前記センシングステップのためのタイムアウト情報により指示された時間の間にフレームの交換がない場合に解除される(tear down)ことができる。前記解除ステップでは交渉されたパラメータ情報がリセット(reset)され、前記センシングステップのセンシングセッションが全て終結されることができる。再びセンシングセッションを始めるためには交渉ステップを再び経なければならない。
前記交渉ステップのためのタイマ情報によるタイマが満了した後、追加的なセンシング要請フレームが前記第1のSTAにより送信されない。
前記STAの役割情報は、第1または第2のモードに設定されることができる。
前記第1のモードは、前記第1のSTAが前記センシング信号を送信する送信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記センシング信号を受信して前記センシング信号に基づいてチャネル測定を実行する受信端であるという情報を含むことができる。前記第2のモードは、前記第1のSTAが前記受信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記送信端であるという情報を含むことができる。すなわち、前記第1及び第2のモードに基づいて前記センシングステップ(またはセンシングセッション)で前記第1乃至第3のSTAの役割を指定することができる。
前記STAの役割情報が第2のモードに設定される場合、前記第1のSTAは、前記第2のSTAから第1のセンシング信号を受信し、前記第1のセンシング信号に基づいてチャネル測定を実行することができる。前記第1のSTAは、前記第3のSTAから第2のセンシング信号を受信し、前記第2のセンシング信号に基づいてチャネル測定を実行することができる。
また、前記STAの役割情報は、前記STA識別子情報と共に活用されることができる。例えば、前記STAの役割情報が第1のモードに設定され、前記STA識別子情報は前記第2のSTAの識別子のみを含む場合、前記第1及び第2のSTAは送信端になり、前記第3のSTAは受信端になることができる。他の例として、前記STAの役割情報が第2のモードに設定され、前記STA識別子情報は前記第3のSTAの識別子のみを含む場合、前記第1及び第3のSTAは受信端になり、前記第2のSTAは送信端になることができる。
前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報は、前記第2のSTAに割り当てられるプライマリ(primary)40MHzに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられるセカンダリ(secondary)40MHzに対する情報を含むことができる。このとき、前記第1のセンシング信号は、前記プライマリ40MHzを介して受信され、前記第2のセンシング信号は、前記セカンダリ40MHzを介して受信されることができる。
前記センシングステップが第1及び第2のセンシングセッションを含む場合、前記第1のSTAは、前記第1のセンシングセッションの間に前記第2及び第3のSTAに第1のセンシング開始フレームを送信することができる。前記第1のSTAは、前記第2のセンシングセッションの間に前記第2及び第3のSTAに第2のセンシング開始フレームを送信することができる。
前記パラメータ情報が前記第2のセンシングセッションで変更される場合、前記第2のセンシング開始フレームは、変更されたパラメータに対する制御フィールドを含むことができる。前記変更されたパラメータに対する制御フィールドは、第1及び第2のフィールドを含むことができる。前記第1のフィールドは、変更されたパラメータの存在可否に対する情報を含むことができる。前記第2のフィールドは、前記第1のフィールドにより指示された変更されたパラメータ値を含むことができる。
前記第1のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、変更される前のパラメータ値に基づいて前記第1乃至第3のSTAにより実行されることができる。前記第2のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、前記変更されたパラメータ値に基づいて前記第1乃至第3のSTAにより実行されることができる。
例えば、前記変更されたパラメータが前記STAの役割情報である。交渉ステップにおいて、前記STAの役割情報が前記第2のモードに設定されると仮定すると、前記第1のSTAは受信端に設定され、前記第2及び第3のSTAは送信端に設定されることができる。このとき、前記第1のセンシングセッションの間に、前記第2及び第3のSTAは、各々、前記第1のSTAにセンシング信号を送信し、前記第1のSTAは、前記センシング信号に基づいて測定された値をフィードバックすることができる。
しかし、前記第2のセンシングセッションにおいて、前記STAの役割情報が前記第1のモードに変更される場合、前記第1のSTAは送信端に設定され、前記第2及び第3のSTAは受信端に設定されることができる。それに応じて、前記第2のセンシングセッションの間に、前記第1のSTAは、前記第2及び第3のSTAにセンシング信号を送信し、前記第2及び第3のSTAは、前記センシング信号に基づいて測定された値をフィードバックすることにより役割スイッチングされる。
他の例として、前記変更されたパラメータは、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報である。前記第2のセンシングセッションにおいて、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報が、前記第2のSTAに割り当てられるプライマリ80MHzに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられるセカンダリ80MHzに対する情報に変更される場合、前記第2のSTAが送信する第1のセンシング信号は前記プライマリ80MHzを介して送信され、前記第3のSTAが送信する第2のセンシング信号は前記セカンダリ80MHzを介して送信できる。
前述した本明細書の技術的特徴は、多様な装置及び方法に適用されることができる。例えば、前述した本明細書の技術的特徴は、図1及び/又は図8の装置を介して実行/サポートされることができる。例えば、前述した本明細書の技術的特徴は、図1及び/又は図8の一部にのみ適用されることができる。例えば、前述した本明細書の技術的特徴は、図1のプロセシングチップ114、124に基づいて具現され、または図1のプロセッサ111、121とメモリ112、122に基づいて具現され、または図8のプロセッサ810とメモリ820に基づいて具現されることができる。例えば、本明細書の装置は、センシング要請フレームをブロードキャストし、第2のSTA(station)から第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信する。
本明細書の技術的特徴は、CRM(computer readable medium)に基づいて具現されることができる。例えば、本明細書により提案されるCRMは、少なくとも一つのプロセッサ(processor)により実行されることに基づく命令語(instruction)を含む少なくとも一つのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(computer readable medium)である。
前記CRMは、センシング要請フレームをブロードキャストするステップ及び、第2のSTA(station)から第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信するステップを含む動作(operations)を実行する命令語(instructions)を格納することができる。本明細書のCRM内に格納される命令語は、少なくとも一つのプロセッサにより実行(execute)されることができる。本明細書のCRMに関連した少なくとも一つのプロセッサは、図1のプロセッサ111、121またはプロセシングチップ114、124であり、または図8のプロセッサ810である。一方、本明細書のCRMは、図1のメモリ112、122であり、または図8のメモリ820であり、または別途の外部メモリ/格納媒体/ディスクなどである。
上述した本明細書の技術的な特徴は様々なアプリケーション(application)やビジネスモデルに適用可能である。例えば、人工知能(Artificial Intelligence:AI)をサポートする装置での無線通信のために上述した技術的な特徴が適用される。
人工知能は人工的な知能またはこれを作る方法論を研究する分野を意味し、機械学習(Machine Learning)は人工知能分野において扱う様々な問題を定義し、それを解決する方法論を研究する分野を意味する。機械学習はある作業に対して継続的な経験を介してその作業に対する性能を高めるアルゴリズムと定義することもある。
人工ニューラルネットワーク(人工ニューラルネットワーク;ANN)は機械学習において用いられるモデルとして、シナプスの結合にネットワークを形成した人工ニューロン(ノード)で構成される、問題解決能力を持つモデル全般を意味する。人工ニューラルネットワークは他のレイヤーのニューロンの間の接続パターン、モデルパラメータを更新する学習過程、出力値を生成する活性化関数(Activation Function)によって定義される。
人工ニューラルネットワークは入力層(Input Layer)、出力層(Output Layer)、そして選択的に一つ以上の隠れ層(Hidden Layer)を含むことができる。各層は一つ以上のニューロンを含み、人工ニューラルネットワークはニューロンとニューロンを接続するシナプスを含むことができる。人工ニューラルネットワークにおいて各ニューロンはシナプスを介して入力される入力信号、加重値、偏向に対する活性化関数の関数値を出力することができる。
モデルパラメータは学習を介して決定されるパラメータを意味し、シナプス接続の加重値とニューロンの偏向などが含まれる。そして、ハイパーパラメータは機械学習アルゴリズムにおいて学習前に設定する必要があるパラメータを意味し、学習率(Learning Rate)、繰り返し回数、ミニバッチサイズ、初期化関数などが含まれる。
人工ニューラルネットワークの学習の目的は損失関数を最小化するモデルパラメータを決定することである。損失関数は人工ニューラルネットワークの学習過程において最適のモデルパラメータを決定するための指標として用いられる。
機械学習は学習方法によって教師あり学習(Supervised Learning)、教師なし学習(Unsupervised Learning)、強化学習(Reinforcement Learning)として分類することができる。
教師あり学習は学習データに対するラベル(label)が与えられた状態において人工ニューラルネットワークを学習させる方法を意味し、ラベルという学習データが人工ニューラルネットワークに入力される場合、人工ニューラルネットワークが推論する必要がある正解(または、結果値)を意味する。教師なし学習は学習データに対するラベルが与えられない状態において人工ニューラルネットワークを学習させる方法を意味する。強化学習はある環境内において定義されたエージェントが各状態において累積報酬を最大化する行動または行動順序を選択するように学習させる学習方法を意味する。
人工ニューラルネットワークのうち、複数の隠れ層を含む深層ニューラルネットワーク(DNN:Deep Neural Network)として実装される機械学習を深層学習(Deep Learning)とも呼び、深層学習は機械学習の一部である。以下で、機械学習は深層学習を含む意味として使用される。
また、上述した技術的な特徴はロボットの無線通信に適用される。
ロボットは自ら保有した能力によって与えられた仕事を自動に処理するか、作動する機械を意味する。特に、環境を認識し自ら判断して動作を実行する機能を持つロボットを知能型ロボットと称する。
ロボットは使用目的や分野によって産業用、医療用、家庭用、軍事用などで分類できる。ロボットはアクチュエータまたはモータを含む駆動部を備えロボット関節を動かすなどの様々な物理動作を実行することができる。また、移動可能なロボットは駆動部にホイール、ブレーキ、プロペラなどが含まれ、駆動部を介して地上で走行するか空中で飛行することができる。
また、上述した技術的な特徴は拡張現実をサポートする装置に適用される。
拡張現実は仮想現実(VR:Virtual Reality)、拡張現実(AR:Augmented Reality)、複合現実(MR:Mixed Reality)を総称する。VR技術は現実世界のオブジェクトや背景などをCG映像としてのみ提供し、AR技術は実際の物体映像上に仮想として作られたCG映像をともに提供し、MR技術は現実世界に仮想物体をミックスして、且つ、結合させて提供するコンピューターグラフィックス技術である。
MR技術は仮想物体と仮想物体を一緒に見せるという点でAR技術と似ている。しかし、AR技術では仮想物体が仮想物体を補完する形で用いられる一方、MR技術では仮想物体と仮想物体が同等な性格で使用されるという点で違いがある。
XR技術はHMD(Head-Mount Display)、HUD(Head-Up Display)、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン、デスクトップ、TV、デジタルサイネージなどに適用され、XR技術が適用された装置をXR装置(XR Device)と称することができる。
本明細書に記載された請求項は様々な方法に組み合わせることができる。例えば、本明細書の方法請求項の技術的な特徴を組み合わせて装置に実装され、本明細書の装置請求項の技術的な特徴を組み合わせて方法として実装される。また、本明細書の方法請求項の技術的な特徴と装置請求項の技術的な特徴を組み合わせて装置に実装され、本明細書の方法請求項の技術的な特徴と装置請求項の技術的な特徴を組み合わせて方法として実装される。

Claims (20)

  1. 無線LANシステムにおいて、
    第1のSTA(station)が、センシング要請フレームをブロードキャストするステップと、
    前記第1のSTAが、第2のSTAから第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信するステップとを含み、
    前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含み、
    前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含み、
    前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含み、
    前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して受信され、
    前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して受信される、方法。
  2. 前記STA識別子情報が第4のSTAの識別子を含まない場合、
    前記第1のSTAが、前記第4のSTAから第3のセンシング応答フレームを受信しないステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記センシング要請フレームは、前記センシング応答フレームを受信するためのタイマ情報(timer information)をさらに含み、
    前記タイマ情報によるタイマが満了する前に、前記第1及び第2のセンシング応答フレームが送信され、
    前記タイマ情報によるタイマが満了した後、前記第3のセンシング応答フレームは送信されない、請求項2に記載の方法。
  4. 前記センシング要請フレームは、パラメータ情報をさらに含み、
    前記パラメータ情報は、交渉ステップのためのタイマ情報、STAの役割情報、センシングステップのためのタイムアウト(timeout)情報、センシングステップに含まれているセンシングセッション(sensing session)の個数に対する情報、前記第1乃至第3のSTAに対する情報、センシング信号の長さに対する情報、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報、前記センシング信号に基づいて測定すべき情報類型に対する情報、前記センシング信号の類型に対する情報、及び前記センシング信号の送信順序に対する情報を含み、
    前記交渉ステップにおいて、前記センシング要請フレームと前記第1及び第2のセンシング応答フレームとが交換され、
    前記センシングステップにおいて、前記センシング信号が送信され、前記センシング信号に基づいてチャネル測定が実行され、
    前記センシングステップは、前記センシングステップのためのタイムアウト情報により指示された時間の間にフレームの交換がない場合に解除される(tear down)、請求項1に記載の方法。
  5. 前記交渉ステップのためのタイマ情報によるタイマが満了した後、追加的なセンシング要請フレームが前記第1のSTAにより送信されない、請求項4に記載の方法。
  6. 前記STAの役割情報は、第1または第2のモードに設定され、
    前記第1のモードは、前記第1のSTAが前記センシング信号を送信する送信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記センシング信号を受信して前記センシング信号に基づいてチャネル測定を実行する受信端であるという情報を含み、
    前記第2のモードは、前記第1のSTAが前記受信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記送信端であるという情報を含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記STAの役割情報が第2のモードに設定される場合、
    前記第1のSTAが、前記第2のSTAから第1のセンシング信号を受信するステップと、
    前記第1のSTAが、前記第1のセンシング信号に基づいてチャネル測定を実行するステップと、
    前記第1のSTAが、前記第3のSTAから第2のセンシング信号を受信するステップと、
    前記第1のSTAが、前記第2のセンシング信号に基づいてチャネル測定を実行するステップとをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報は、前記第2のSTAに割り当てられるプライマリ(primary)40MHzに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられるセカンダリ(secondary)40MHzに対する情報を含み、
    前記第1のセンシング信号は、前記プライマリ40MHzを介して受信され、
    前記第2のセンシング信号は、前記セカンダリ40MHzを介して受信される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記センシングステップが第1及び第2のセンシングセッションを含む場合、
    前記第1のSTAが、前記第1のセンシングセッションの間に前記第2及び第3のSTAに第1のセンシング開始フレームを送信するステップと、
    前記第1のSTAが、前記第2のセンシングセッションの間に前記第2及び第3のSTAに第2のセンシング開始フレームを送信するステップとをさらに含み、
    前記パラメータ情報が前記第2のセンシングセッションで変更される場合、前記第2のセンシング開始フレームは、変更されたパラメータに対する制御フィールドを含み、
    前記変更されたパラメータに対する制御フィールドは、第1及び第2のフィールドを含み、
    前記第1のフィールドは、変更されたパラメータの存在可否に対する情報を含み、
    前記第2のフィールドは、前記第1のフィールドにより指示された変更されたパラメータ値を含む、請求項4に記載の方法。
  10. 前記第1のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、変更される前のパラメータ値に基づいて前記第1乃至第3のSTAにより実行され、
    前記第2のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、前記変更されたパラメータ値に基づいて前記第1乃至第3のSTAにより実行される、請求項9に記載の方法。
  11. 無線LANシステムにおいて、第1のSTA(station)は、
    メモリと、
    トランシーバと、
    前記メモリ及び前記トランシーバと動作可能に結合されたプロセッサとを含み、前記プロセッサは、
    センシング要請フレームをブロードキャストし、
    第2のSTAから第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信し、
    前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含み、
    前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含み、
    前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含み、
    前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して受信され、
    前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して受信される、第1のSTA。
  12. 無線LANシステムにおいて、
    第2のSTA(station)が、第1のSTAからセンシング要請フレームを受信するステップと、
    前記第2のSTAが、前記第1のSTAに第1のセンシング応答フレームを送信するステップとを含み、
    前記センシング要請フレームに対する応答として、第2のセンシング応答フレームは、第3のSTAにより送信され、
    前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含み、
    前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含み、
    前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含み、
    前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して送信され、
    前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して送信される、方法。
  13. 前記センシング要請フレームは、パラメータ情報をさらに含み、
    前記パラメータ情報は、交渉ステップのためのタイマ情報、STAの役割情報、センシングステップのためのタイムアウト(timeout)情報、センシングステップに含まれているセンシングセッション(sensing session)の個数に対する情報、前記第1乃至第3のSTAに対する情報、センシング信号の長さに対する情報、前記センシング信号が割り当てられる周波数帯域に対する情報、前記センシング信号に基づいて測定すべき情報類型に対する情報、前記センシング信号の類型に対する情報、及び前記センシング信号の送信順序に対する情報を含み、
    前記交渉ステップにおいて、前記センシング要請フレームと前記第1及び第2のセンシング応答フレームとが交換され、
    前記センシングステップにおいて、前記センシング信号が送信され、前記センシング信号に基づいてチャネル測定が実行され、
    前記センシングステップは、前記センシングステップのためのタイムアウト情報により指示された時間の間にフレームの交換がない場合に解除される(tear down)、請求項12に記載の方法。
  14. 前記STAの役割情報は、第1または第2のモードに設定され、
    前記第1のモードは、前記第1のSTAが前記センシング信号を送信する送信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記センシング信号を受信して前記センシング信号に基づいてチャネル測定を実行する受信端であるという情報を含み、
    前記第2のモードは、前記第1のSTAが前記受信端であり、前記第2及び第3のSTAが前記送信端であるという情報を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記STAの役割情報が第2のモードに設定される場合、
    前記第2のSTAが、前記第1のSTAに第1のセンシング信号を送信するステップと、
    前記第2のSTAが、前記第1のSTAから前記第1のセンシング信号に基づいて測定された値を受信するステップとをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記センシングステップが第1及び第2のセンシングセッションを含む場合、
    前記第2のSTAが、前記第1のセンシングセッションの間に前記第1のSTAから第1のセンシング開始フレームを受信するステップと、
    前記第2のSTAが、前記第2のセンシングセッションの間に前記第1のSTAから第2のセンシング開始フレームを受信するステップとをさらに含み、
    前記パラメータ情報が前記第2のセンシングセッションで変更される場合、前記第2のセンシング開始フレームは、変更されたパラメータに対する制御フィールドを含み、
    前記変更されたパラメータに対する制御フィールドは、第1及び第2のフィールドを含み、
    前記第1のフィールドは、変更されたパラメータの存在可否に対する情報を含み、
    前記第2のフィールドは、前記第1のフィールドにより指示された変更されたパラメータ値を含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記第1のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、変更される前のパラメータ値に基づいて前記第1乃至第2のSTAにより実行され、
    前記第2のセンシングセッションの間に実行されるセンシング手順は、前記変更されたパラメータ値に基づいて前記第1乃至第2のSTAにより実行される、請求項16に記載の方法。
  18. 無線LANシステムにおいて、第2のSTA(station)は、
    メモリと、
    トランシーバと、
    前記メモリ及び前記トランシーバと動作可能に結合されたプロセッサとを含み、前記プロセッサは、
    第1のSTAからセンシング要請フレームを受信し、
    前記第1のSTAに第1のセンシング応答フレームを送信し、
    前記センシング要請フレームに対する応答として、第2のセンシング応答フレームは、第3のSTAにより送信され、
    前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含み、
    前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含み、
    前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含み、
    前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して送信され、
    前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して送信される、第2のSTA。
  19. 少なくとも一つのプロセッサ(processor)により実行されることに基づく命令語(instruction)を含む少なくとも一つのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(computer readable medium)において、
    センシング要請フレームをブロードキャストするステップと、
    第2のSTA(station)から第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信するステップとを含み、
    前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含み、
    前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含み、
    前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含み、
    前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して受信され、
    前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して受信される、記録媒体。
  20. 無線LANシステムにおける装置において、
    メモリと、
    前記メモリと動作可能に結合されたプロセッサとを含み、前記プロセッサは、
    センシング要請フレームをブロードキャストし、
    第2のSTA(station)から第1のセンシング応答フレームを受信し、第3のSTAから第2のセンシング応答フレームを受信し、
    前記センシング要請フレームは、STA識別子情報及びRU(Resource Unit)割当情報を含み、
    前記STA識別子情報は、前記第2及び第3のSTAの識別子を含み、
    前記RU割当情報は、前記第2のSTAに割り当てられる第1のRUに対する情報及び前記第3のSTAに割り当てられる第2のRUに対する情報を含み、
    前記第1のセンシング応答フレームは、前記第1のRUを介して受信され、
    前記第2のセンシング応答フレームは、前記第2のRUを介して受信される、装置。
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