JP2023520778A - クレンジング組成物 - Google Patents

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Abstract

クレンジング組成物は、12重量%未満のC10-C18脂肪酸;0.25~5重量%の界面活性剤;及び、0.1~3重量%の有機緩衝剤;を含んでいる。起泡性組成物を形成させる方法は、前記クレンジング組成物を形成させること、及び、得られた組成物を5分以下撹拌することによって、達成される。

Description

本明細書中に開示されているのは、クレンジング組成物である。該クレンジング組成物は、脂肪酸、界面活性剤及び有機緩衝剤を含んでいる。該クレンジング組成物は、12重量%未満のC10-C18脂肪酸、0.25~5重量%の界面活性剤及び0.1~3重量%の有機緩衝剤を含んでいる。
液体クレンジング組成物は、一般に、消費者に非常に人気がある。該クレンジング組成物は、比較的容易に泡立つこと(foam)、泡立つこと(lather)、及び、身体から洗い流されることが期待される。パーソナルウォッシュ組成物又はシャワーゲル組成物などのクレンジング組成物は、一般に、脂肪酸及び界面活性剤を含んでいる。
クレンジング組成物は、一般に、毛髪及び/又は皮膚の余分な皮脂及び汚れを洗浄するために、大量の泡を生成するさまざまな界面活性剤を用いて製剤される。アニオン界面活性剤は、皮膚及び毛髪から天然の保護油を除去したり、皮膚及び/若しくは毛髪を、乾燥させたり、剛毛にしたり、並びに/又は、もつれさせたりすることがあり得る。より少量の界面活性剤を利用しながら、所望のクレンジング感覚及び効果を提供することが可能なクレンジング組成物が絶えず望まれている。界面活性剤の調達は、その界面活性剤の調達方法及び/又は調達場所に応じて、多大な費用がかかる可能性があり、及び、環境に影響を与える可能性がある。
Ruanらに対する米国特許公開第2018/0021232A1号は、皮膚洗浄組成物中に配合された場合に優れた感覚及び性能特性を提供するための、長鎖脂肪酸の塩のブレンドと短鎖脂肪酸の塩との組み合わせを開示している。短鎖脂肪酸の量と長鎖脂肪酸のブレンドの量の比率は、2.5:1~3.5:1である。該組成物は、抗細菌効果も有しており、それによって、該組成物中の抗細菌化合物の使用量を少なくすることができる。
Fanらに対する国際特許公開第WO2012/078160A1号は、(a)C10-C16アルコールエトキシレートスルフェートの塩、ベタイン界面活性剤及びアルキルポリグルコシドを含んでいる界面活性剤(ここで、該C10-C16アルコールエトキシレートスルフェートの塩は、他の任意の界面活性剤より多い量で存在している);及び、(b)当該組成物の少なくとも15重量%のC12-C18脂肪酸;を含んでいる水性組成物を開示している。クレンジング方法は、該組成物を皮膚又は毛髪に適用すること及び洗浄すること、及び、場合により任意に水ですすぎ洗うこと、を含んでいる。
Gavillonらに対する国際特許公開第WO2013/186715A2号は、リンスオフ起泡性クレンジング化粧品組成物を開示しており、ここで、該組成物は、その組成物の総重量に対して3重量%以上の活性物質の中の界面活性剤系、少なくとも1種類の懸濁化剤、粒子形態にある少なくとも1種類の化粧品添加物、繊維質又はそれらの混合物、及び、アクリレートタイプの少なくとも1種類のモノマー単位を含むコポリマーなどのタイプの粒子の形態にある少なくとも1種類の水不溶性フィルム形成ポリマー(ここで、該ポリマー粒子は、500ナノメートルを超える数平均一次サイズを有している)を含んでいる。本発明は、さらにまた、ケラチン物質を洗浄する方法ににも関し、ここで、該方法では、該組成物をケラチン物質に適用し、それを泡立たせ、次いで、該組成物をすすぎ洗う。
Sebillotte-Arnaudらに対する米国特許公開第2003/0134761A1号は、クレンジング組成物を開示しており、ここで、該組成物は、生理学的に許容される水性媒体の中に、(1)少なくとも1種類の起泡性界面活性剤、(2)該組成物の総重量に対して少なくとも1重量%の少なくとも1種類のシリカ、(3)少なくとも1種類のオキシアルキル化化合物、及び、(4)カチオン性ポリマー及び両性ポリマーから選択される少なくとも1種類のポリマー;を含んでいる。該組成物は、ゲルの粘稠度を有しており、そして、良好な泡立ちをもたらす。それは、皮膚、目、頭皮及び/若しくは毛髪から化粧を除去するための並びに/又は皮膚及び/若しくは頭皮を消毒するためのクレンジング製品の中で使用することができる。
Dufayらに対する米国特許公開第2005/0143277A1号は、界面活性剤組成物を開示しており、ここで、該組成物は、(a)約15~20重量%のアルキル及び/又はアルケニルオリゴグリコシド;(b)約15~20重量%のベタイン;及び、(c)約60~70重量%のアルキルエーテルスルフェート(ここで、全ての重量は当該組成物の重量に基づいている);を含んでいる。
Masaakiらに対するUK特許出願第GB9916322.2は、イソプレングリコールとジプロピレングリコールの混合物を有する組成物を開示しており、ここで、該混合物は凍結を遅らせ、それによって、当該組成物をそれぞれの容器からポンプで排出することを可能になる。該組成物は、石鹸、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム(EDTA)、香料及び水も含んでいる。該組成物は、主にシャワーゲルとして使用される。
米国特許公開第2018/0021232A1号 WO2012/078160A1 WO2013/186715A2 米国特許公開第2003/0134761A1号 米国特許公開第2005/0143277A1号 GB9916322.2
コストを削減し且つ天然資源をより持続的に利用するために組成物全体の界面活性剤濃度を低下させながら、同時に、望ましい起泡性及びクレンジング特性をもたらす、クレンジング組成物を提供することが、絶えず望まれている。
以下は図面の簡単な説明であり、ここで、同じ要素には同様に番号が付けられており、そして、該図面は、本明細書中に開示されているクレンジング組成物を例証する目的で提供されていて、該クレンジング組成物を限定する目的で提供されてはいない。
最終混合溶液中の製品のグラムに対する様々なクレンジング組成物のpHのグラフによる例証である。 最終混合溶液中の製品のグラムに対する様々なクレンジング組成物の泡立ち開始のグラフによる例証である。 最終混合溶液中の製品のグラムに対する様々なクレンジング組成物の泡体積のグラフによる例証である。
様々な態様において、クレンジング組成物が開示されている。該クレンジング組成物は、脂肪酸、界面活性剤及び有機緩衝剤を含むことができる。該クレンジング組成物は、12重量%未満のC10-C18脂肪酸を含んでいる。該クレンジング組成物は、0.25~5重量%の界面活性剤を含んでいる。該クレンジング組成物は、0.1~3重量%の有機緩衝剤を含んでいる。
上記で記載されている特徴及び特性並びに及び他の特徴及び特性は、以下の詳細な説明によって例示される。
本明細書中に開示されているのは、クレンジング組成物である。該クレンジング組成物は、脂肪酸、界面活性剤及び有機緩衝剤を含むことができる。該脂肪酸は、C10-C18脂肪酸を含むことができる。該クレンジング組成物は、12重量%未満の脂肪酸を含むことができる。該クレンジング組成物は、0.25~5重量%の界面活性剤を含むことができる。該組成物は、0.1~3重量%の有機緩衝剤を含むことができる。以前は、組成物中に存在する界面活性剤の量を減らすと、泡の特性及び/又は性能が低下した。本明細書中に開示されているクレンジング組成物は、泡立ち、清浄及び/又は濯ぎなどの望ましいクレンジング特性を失うことなく、当該組成物中の界面活性剤のレベルを低減させることができる。本明細書中に開示されているクレンジング組成物は、さらにまた、増強された起泡効果も提供することができるか、又は、瞬時の起泡効果さえも提供することができる。理論に縛られることを望むものではないが、使用中(例えば、シャワー中など)にクレンジング組成物が希釈されると、利用可能な対イオンが不足することに起因して、クレンジング組成物がその個々の成分に戻ると考えられる。例えば、該クレンジング組成物は、利用可能な対イオンが不足することにより、その脂肪酸成分に戻る。予想外に、該クレンジング組成物に有機緩衝剤を含ませることで、希釈環境中で脂肪酸と会合する対イオンの貯蔵所が提供され、それによって該クレンジング組成物中に存在する脂肪酸及び界面活性剤のレベルが維持されることが見いだされた。有機緩衝剤を含ませることによって、さらに、より多量の界面活性剤を含んでいるクレンジング組成物と比較して、泡性能が損なわれることもなかった。本明細書中に開示されているクレンジング組成物は、泡立ち性能、清浄性能及び/又は濯ぎ性能を維持しながら、当該組成物中に存在する全脂肪酸の量及び当該組成物中に存在する全界面活性剤の量を低減させる。
予想外に、有機緩衝剤を含ませることによって当該クレンジング組成物のpHを調節することができ、それによって、該クレンジング組成物中に存在する界面活性剤の量が少なくても望ましい量と速度の泡立ちが得られることがわかった。別の言い方をすれば、有機緩衝剤と界面活性剤との間に相乗効果が存在し、それによって、界面活性剤の量を増やしたクレンジング組成物と比較して、泡立ち時間を同じか又はわずかに短くすることが可能となった。該相乗効果は、さらに、該クレンジング組成物中における所望の泡立ちの利点も提供する。該有機緩衝剤は、脂肪酸の最初の中和に際して失われたイオンに取って変わるイオンを提供することができる。失われたイオンと置き換わることは、該クレンジング組成物の一定のpH及び界面活性剤レベルを維持するのに役立ち得る。驚くべきことに、クレンジング組成物のpHは非緩衝剤系で希釈すると実際に増大し、有機緩衝剤をクレンジング組成物に添加した場合、pH傾向が修正され、希釈中にpHが低減されるということが分かった。該クレンジング組成物に有機緩衝剤を含ませることで泡立ちの量がさらに増大したということは、驚くべきことであった。該クレンジング組成物中で使用される界面活性剤の量は、25%以下まで低減させることが可能であり、例えば、50%以下、例えば、40以下、例えば、30%以下、例えば、20%以下、例えば、15%以下、例えば、10%以下まで低減させることが可能である。該クレンジング組成物のpHは、8.0~10.0であることができ、好ましくは、8.5~10.0であることができ、さらに好ましくは、9.0~10.0であることができる。
有機緩衝剤と界面活性剤とのモル比は、1:5~3:2であることができ、好ましくは、1:4~1:1、さらに好ましくは、1:4~1:2であることができる。該クレンジング組成物中の有機緩衝剤と全脂肪酸のモル比は、1.2~1.5であることができ、好ましくは、1.15~1.7、さらに好ましくは、1.12~1.10であることができる。
該クレンジング組成物の脂肪酸は、20重量%未満の量で存在することができる。例えば、脂肪酸は、16重量%未満の量で存在することができ、例えば、13重量%未満、例えば、12重量%未満、例えば、5重量%~20重量%、例えば、7.5重量%~15重量%、例えば、9重量%~12重量%、例えば、10重量%~11.5重量%の量で存在することができる。
該脂肪酸は、少なくとも10個の炭素原子を含んでおり、好ましくは、少なくとも12個の炭素原子を含んでいる。該脂肪酸は、10~18個の炭素原子を含むことができ、好ましくは、12~16個の炭素原子を含むことができる。該脂肪酸は、飽和、不飽和、直鎖又は分枝鎖であることができる。該脂肪酸は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、ラノリン酸(lanolic acid)、イソステアリン酸、アラキドン酸、ヒドロキシステアリン酸又はそれらの組み合わせから選択することができる。
該脂肪酸は、中和剤で中和して石鹸を形成させることができる。例えば、該脂肪酸は、酸化物で中和することができる。該酸化物としては、限定するものではないが、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化カリウム(KOH)、炭酸ナトリウム(NaCO)、水酸化アンモニウム(NHOH)又はそれらの組み合わせなどがある。一態様においては、該脂肪酸は、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムで中和される。好ましい態様においては、該脂肪酸は、水酸化カリウムで中和される。
該クレンジング組成物の界面活性剤は、0.25~5重量%の量で存在することができる。例えば、該界面活性剤は、0.5~3.5重量%の量で存在することができ、例えば、0.75~2.0重量%、例えば、1.0~1.5重量%、例えば、1.1~1.4重量%の量で存在することができる。
該界面活性剤は、アニオン界面活性剤、双性イオン界面活性剤、両性界面活性剤又はそれらの組み合わせから選択することができる。
本明細書中に開示されているクレンジング組成物の中に存在するアニオン界面活性剤に関して、使用されるアニオン界面活性剤としては、以下のものを挙げることができる:脂肪族スルホネート、例えば、第一級アルカン(例えば、C-C22)スルホネート、第一級アルカン(例えば、C-C22)ジスルホネート、C-C22アルケンスルホネート、C-C22ヒドロキシアルカンスルホネート又はアルキルグリセリルエーテルスルホネート(AGS);又は、芳香族スルホネート、例えば、アルキルベンゼンスルホネート。該アニオンは、さらに、アルキルスルフェート(例えば、C12-C18アルキルスルフェート)又はアルキルエーテルスルフェート(例えば、アルキルグリセリルエーテルスルフェート)であることもできる。アルキルエーテルスルフェートの中には、式:
Figure 2023520778000001
〔式中、Rは、8~18個の炭素、好ましくは、12~18個の炭素を有するアルキル又はアルケニルであり、nは、少なくとも1.0、好ましくは、5未満、最も好ましくは、1~4の平均値を有し、及び、Mは、可溶化カチオン、例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム又は置換アンモニウムである〕
で表されるものもある。
該アニオン界面活性剤は、さらに、以下のものであることもできる:アルキルスルホスクシネート(例えば、モノ-及びジアルキル、例えば、C-C22スルホスクシネート);アルキル及びアシルタウレート(多くの場合、メチルタウレート)、アルキル及びアシルサルコシネート、スルホアセテート、C-C22アルキルホスフェート及びホスホネート、アルキルホスフェートエステル及びアルコキシルアルキルホスフェートエステル、アシルラクテート、C-C22モノアルキルスクシネート及びマレエート、スルホアセテート、アルキルグルコシド及びアシルイセチオネートなど。
スルホスクシネートは、式:
Figure 2023520778000002
で表されるモノアルキルスルホスクシネート、及び、式:
Figure 2023520778000003
で表されるアミド-MEAスルホスクシネートであることができ、ここで、Rは、C-C22アルキルの範囲である。
サルコシネートは、一般に、式:
Figure 2023520778000004
で示され、ここで、Rは、C-C20アルキルの範囲である。
タウレートは、一般に、式:
Figure 2023520778000005
で識別され、ここで、Rは、C-C20アルキルであり、Rは、C-Cアルキルである。
Mは、先に記載した可溶化カチオンである。
本明細書中に開示されているクレンジング組成物は、C-C18アシルイセチオネートを含むことができる。これらのエステルは、アルカリ金属イセチオネートと、6~18個の炭素原子及び20未満のヨウ素価を有する混合脂肪族脂肪酸との反応によって調製される。該混合脂肪酸の少なくとも75%は、12~18個の炭素原子を有し、最大で25%は、6~10個の炭素原子を有する。
該アシルイセチオネートは、Ilardiらの米国特許第5,393,466号(標題「Fatty Acid Esters of Polyalkoxylated isethonic acid」;1995年2月28日発行;これは、参照により本明細書に組み込まれる)に記載されているようなアルコキシ化イセチオネートであることができる。この化合物は、一般式:
Figure 2023520778000006
〔式中、Rは、8~18個の炭素を有するアルキル基であり、mは、1~4の整数であり、X及びYは、それぞれ独立して、水素であるか又は1~4個の炭素を有するアルキル基であり、Mは、先に記載した可溶化カチオンである〕
で表される。
該クレンジング組成物の一態様において、使用されるアニオン界面活性剤は、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、ラウリル硫酸アンモニウム、ペルフルオロノナン酸アンモニウム、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウムエステル又はそれらの組み合わせである。そのようなアニオン界面活性剤は、Galaxy Surfactants、Clariant、Sino Lion、Stepan Company及びInnospecなどの供給業者から市販されている。
場合により、本明細書中に開示されているクレンジング組成物に両性界面活性剤を含ませることができる。両性界面活性剤(これは、pHに応じて双性イオン性であり得る)としては、アシルアンホ酢酸ナトリウム、アシルアンホプロピオン酸ナトリウム、アシルアンホ二酢酸二ナトリウム及びアシルアンホ二プロピオン酸二ナトリウムなどがあり、ここで、該アシル(即ち、アルカノイル基)は、C-C18アルキル部分を含み得る。両性界面活性剤の例証的な例としては、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム及び/又はそれらの組み合わせなどを挙げることができる。
本明細書中に開示されている双性イオン界面活性剤は、該クレンジング組成物中に、3~10重量%の量で存在することができ、好ましくは、4~8重量%、さらに好ましくは、5~7重量%の量で存在することができる。一態様においては、該双性イオン界面活性剤は、5重量%を超える量で存在している。本発明のクレンジング組成物において使用される双性イオン界面活性剤に関して、そのような界面活性剤は、少なくとも1つの酸基を含んでいる。そのような酸基は、カルボン酸基又はスルホン酸基であることができる。それらは、多くの場合、第4級窒素を含んでおり、従って、第4級アミノ酸であることができる。それらは、一般に、7~18個の炭素原子のアルキル基又はアルケニル基を含むべきであり、概して、全体的な構造式:
Figure 2023520778000007
〔式中、Rは、7~18個の炭素原子のアルキル又はアルケニルであり;R及びRは、それぞれ独立して、1~3個の炭素原子のアルキル、ヒドロキシアルキル又はカルボキシアルキルであり;qは、2~4であり;rは、0~1であり;Aは、ヒドロキシルで置換されていてもよい1~3個の炭素のアルキレンであり;及び、Bは、-CO-又は-SO-である〕
に従う。
上記一般式の範囲内にある、本明細書中で開示されているクレンジング組成物の中で使用するための望ましい双性イオン界面活性剤には、式:
Figure 2023520778000008
で表される単純ベタイン、及び、式:
Figure 2023520778000009
〔式中、tは、2又は3である〕
で表されるアミドベタインが包含される。
両方の式において、R、R及びRは先に定義したとおりである。Rは、特に、基Rの少なくとも半分(好ましくは、少なくとも4分の3)が10~14個の炭素原子を有するように、ココナツ油に由来するC12アルキル基及びC14アルキル基の混合物であり得る。R及びRは、好ましくは、メチルである。
さらなる可能性は、該双性イオン界面活性剤が、式:
Figure 2023520778000010
〔式中、uは、2又は3である〕
で表されるスルホベタインであるか、又は、上記式中の-(CHSO が-CHC(OH)(H)CHSO で置き換えられたこれらの変異体であるということである。
これらの式において、R、R及びRは、先に定義したとおりである。
使用するのに望ましい双性イオン界面活性剤の例証的な例としては、ベタイン類、例えば、ラウリルベタイン、クエン酸ベタイン、ココジメチルカルボキシメチルベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ココアルキルジメチルベタイン及びラウリルアミドプロピルベタインなどをあげることができる。使用するのに望ましい他の双性イオン界面活性剤としては、限定するものではないが、などがある。使用するのに適したさらなる双性イオン界面活性剤としては、ココアミドプロピルスルタイン、例えば、コカミドプロピルヒドロキシスルタインなどがある。好ましい双性イオン界面活性剤としては、ラウリルベタイン、クエン酸ベタイン、ヒドロキシメチルグリシン酸ナトリウム、カルボキシメチル)ジメチル-3-[(1-オキソドデシル)アミノ]プロピルアンモニウムヒドロキシド、ココアルキルジメチルベタイン、(カルボキシメチル)ジメチルオレイルアンモニウムヒドロキシド、ココアミドプロピルベタイン、(カルボキシメチル)ジメチルオレイルアンモニウムヒドロキシド、ココアミドプロピルベタイン、(カルボキシラトメチル)ジメチル(オクタデシル)アンモニウム、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン又はそれらの組み合わせなどを挙げることができる。そのような界面活性剤は、Stepan Company、Solvay及びEvonikなどの供給業者から市販されており、そして、前述の界面活性剤の混合物を使用することは、本明細書中に開示されているクレンジング組成物の範囲内である。
非イオン性界面活性剤は、場合により、該クレンジング組成物の中で使用することができる。使用する場合、非イオン性界面活性剤は、典型的には、0.5、1、1.5又は2重量%の低いレベルで、及び、6、8、10又は12重量%の高いレベルで、使用する。使用することができる非イオン性物質には、特に、疎水性基及び反応性水素原子を有する化合物(例えば、脂肪族アルコール、酸、アミド又はアルキルフェノール)とアルキレンオキシド(特に、エチレンオキシド単独又はプロピレンオキシドの存在下におけるエチレンオキシド)の反応生成物が包含される。特定の非イオン性界面活性剤化合物は、アルキル(C-C22)フェノールエチレンオキシド縮合物、脂肪族(C-C18)第一級又は第二級直鎖又は分枝鎖アルコールとエチレンオキシドとの縮合生成物、及び、プロピレンオキシドとエチレンジアミンの反応生成物とエチレンオキシドを縮合させることで製造される生成物である。他の非イオン性界面活性剤としては、長鎖第三級アミンオキシド、長鎖第三級ホスフィンオキシド及びジアルキルスルホキシドなどがある。
一態様においては、非イオン性界面活性剤には、以下の構造:
(a)HOCH(CH(CHCHO)H;又は、
(b)HOOC(CH(CHCHO)
〔ここで、s及びvは、それぞれ独立して、18以下の整数であり;並びに、c及びdは、それぞれ独立して、1以上の整数である〕
を有する脂肪酸/アルコールエトキシレートが包含され得る。一態様においては、s及びvは、それぞれ独立して、6~18であることができ;並びに、c及びdは、それぞれ独立して、1~30であることができる。非イオン性界面活性剤に関する他の選択肢としては、式:
HOOC(CH-CH=CH-(CH(CH2CH2O)
〔式中、i、kは、それぞれ独立して、5~15であり;並びに、zは、5~50である〕
で表される非イオン性界面活性剤などがある。別の態様においては、i及びkは、それぞれ独立して、6~12であり;並びに、zは、15~35である。
該非イオン性界面活性剤は、さらに、多糖アミドなどの糖アミドも包含し得る。具体的には、該界面活性剤は、1995年2月14日に発行されたAuらに対する米国特許第5,389,279号(標題「Compositions Comprising Nonionic Glycolipid Surfactants」;これは参照により本明細書に組み込まれる)に記載されているラクトビオンアミドのうちの1種類であり得るか、又は、それは、1991年4月23日に発行されたKelkenbergに対する米国特許第5,009,814号(標題「Use of N-Poly Hydroxyalkyl Fatty Acid Amides as Thickening Agents for Liquid Aqueous Surfactant Systems」;これは参照により本明細書に組み込まれる)に記載されている糖アミドのうちの1種類であり得る。
本明細書中に開示されているクレンジング組成物の中で場合により使用することが可能な非イオン性界面活性剤の例証的な例としては、限定するものではないが、ポリグリコシド、セチルアルコール、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、オクタエチレングリコールモノドデシルエーテル、n-オクチルベータ-d-チオグルコピラノシド、オクチルグルコシド、オレイルアルコール、ポリソルベート、ソルビタン、ステアリルアルコール又はそれらの組み合わせなどを挙げることができる。
一態様においては、場合により、本出願のクレンジング組成物中でカチオン界面活性剤を使用することができる。
カチオン界面活性剤の1つのクラスには、ヘテロ環式アンモニウム塩、例えば、塩化セチル又はステアリルピリジニウム、アルキルアミドエチルピリリノジウムメチル硫酸塩及び塩化ラピリウムなどが包含される。
テトラアルキルアンモニウム塩は、使用に適した別の有用なクラスのカチオン界面活性剤である。例としては、以下のものを挙げることができる:セチル又はステアリルトリメチルアンモニウムクロリド又はブロミド;水素化パーム又は獣脂トリメチルアンモニウムハライド;ベヘニルトリメチルアンモニウムハライド又はメチルスルフェート;デシルイソノニルジメチルアンモニウムハライド;ジ獣脂(又は、ジステアリル)ジメチルアンモニウムハライド、及び、ベヘニルジメチルアンモニウムクロリド。
使用することができるさらに別のタイプのカチオン界面活性剤は、さまざまなエトキシ化第四級アミン及びエステル第四級アンモニウム化合物(quat)である。例としては、PEG-5ステアリルアンモニウムラクテート(例えば、Clariant製のGenamin KSL)、PEG-2ココアンモニウムクロリド、PEG-15水素化獣脂アンモニウムクロリド、PEG-15ステアリルアンモニウムクロリド、ジパルミトイルエチルメチルアンモニウムクロリド、ジパルミトイルヒドロキシエチルメチルスルフェート及びステアリルアミドプロピルジメチルアミンラクテートなどを挙げることができる。
さらに別の有用なカチオン界面活性剤としては、絹、小麦及びケラチンタンパク質の四級化加水分解産物などがあり、そして、前記カチオン界面活性剤の混合物を使用することは、該クレンジング組成物の範囲内である。
使用される場合、カチオン界面活性剤は、該クレンジング組成物の1.0重量%以下を構成する。存在する場合、カチオン界面活性剤は、典型的には、該クレンジング組成物の0.01~0.7重量%を構成し、より典型的には、0.1~0.5重量%を構成し、これは、そこに含まれる全ての範囲を包含する。
該クレンジング組成物は、さらに、有機緩衝剤も含んでいる。該有機緩衝剤は、該クレンジング組成物の中に、0.1~3重量%の量で存在することができ、例えば、0.25~2重量%、例えば、0.5~1.5重量%、例えば、0.7~1.0重量%、例えば、0.1~0.7重量%の量で存在することができる。該有機緩衝剤は、アミン、塩又はそれらの組み合わせを含むことができる。例えば、該有機緩衝剤は、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンリン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、リン酸ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウム又はそれらの組み合わせを含むことができる。一態様では、該有機緩衝剤は、トリエタノールアミンを含むことができる。該有機緩衝剤は、6.0~9.0のpKa範囲を有することができ、好ましくは、6.5~8.5、さらに好ましくは、7.0~8.0のpKa範囲を有することができる。
本明細書中に開示されているクレンジング組成物は、さらに、0.5~2.5重量%の増粘剤も含むことができ、好ましくは、0.75~2.0重量%、さらに好ましくは、1.0~1.5重量%の増粘剤も含むことができる。多糖類が特に有用である。例としては、繊維、デンプン、天然/合成ガム及びセルロース化合物などがある。デンプンの代表は、化学的に変性されたデンプン、例えば、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸ナトリウム及びデンプンオクテニルコハク酸アルミニウムなどである。多くの場合、タピオカデンプンが好ましく、同様に、マルトデキストリンも好ましい。適切なガムとしては、キサンタン、菌核、ペクチン、カラヤ、アラビア、寒天、グアー(これは、アラビアゴムノキ(Acacia senegal)グアーを包含する)、カラギーナン、アルギネート及びそれらの組み合わせなどがある。適切なセルロース化合物としては、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(セルロースガム/カルボキシメチルセルロース)及びセルロース(例えば、セルロースミクロフィブリル、セルロースナノクリスタル又は微結晶性セルロース)などがある。
セルロースミクロフィブリルの供給源としては、二次細胞壁材料(例えば、木材パルプ、綿)、バクテリアセルロース及び一次細胞壁材料などがある。好ましくは、一次細胞壁材料の供給源は、果実、根、球根、塊茎、種子、葉及びそれらの組み合わせからの実質組織から選択され;さらに好ましくは、柑橘類果実、トマト果実、モモ果実、カボチャ果実、キウイ果実、リンゴ果実、マンゴー果実、サトウダイコン、ビートルート、カブ、パースニップ、トウモロコシ、エンバク、コムギ、エンドウマメ及びそれらの組み合わせから選択され;並びに、一層さらに好ましくは、柑橘類果実、トマト果実及びそれらの組み合わせから選択される。一次細胞壁材料の最も好ましい供給源は、柑橘類果実の実質組織である。柑橘類繊維(例えば、AQ PlusとしてHerbacel(登録商標)によって入手可能になったもの)も、セルロースミクロフィブリルの供給源として使用することができる。セルロース源は、既知方法(例えば、「Colloidal Polymer Science, Kalia et al., “Nanofibrillated cellulose: surface modification and potential applications” (2014), Vol 292, Pages 5-31」に記載されている方法)のいずれかによって表面改質することができる。
合成ポリマーは、さらに別のクラスの効果的な増粘剤である。このカテゴリーには、架橋ポリアクリレート(例えば、Carbomers)、ポリアクリルアミド(例えば、Sepigel(登録商標) 305)及びタウレートコポリマー(例えば、Simulgel(登録商標) EG及びAristoflex(登録商標) AVC;ここで、該コポリマーは、それぞれ、アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム及びアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドンコポリマーとして、INCI命名法によって識別される)が包含される。増粘に適した別の好ましい合成ポリマーは、Seppicによって市販され、Simulgel INS100の名称で販売されているアクリレート系ポリマーである。炭酸カルシウム、ヒュームドシリカ及びケイ酸マグネシウムアルミニウムも使用することができる。
特に好ましい増粘剤としては、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸ナトリウム、オクテニルコハク酸アルミニウムデンプン、タピオカデンプン、マルトデキストリン、キサンタンガム、寒天ガム、グアーガム、カラギーナンガム、アルギン酸ガム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、セルロース、ポリエチレングリコール(例えば、ポリエチレングリコールジエステルステアリン酸)又はそれらの組み合わせなどを挙げることができる。そのような増粘剤は、Dow Chemical Company又はHallstar Companyから市販されている。
該クレンジング組成物は、場合により、さらに、帯電防止剤を含むことができる。該帯電防止剤としては、イミダゾリニウム塩、ピリジニウム塩、ピペリジニウム塩、モルホリニウム塩、四級アンモニウム塩又はそれらの組み合わせなどがある。例えば、該帯電防止剤は、ポリクオタニウム塩であり得る。そのようなポリクオタニウム塩の1つは、KCL Limited及びDow Chemical Companyなどのさまざまな供給業者から入手可能なポリクオタニウム10である。該帯電防止剤は、存在する場合、1重量%未満の量で存在することができ、好ましくは、0.5重量%未満、さらに好ましくは、0.25重量%未満の量で存在することができる。例えば、該帯電防止剤は、0.01~0.2重量%の量で、例えば、0.1重量%の量で存在することができる。
場合により、コンディショニング剤を該クレンジング組成物に含ませることができる。コンディショニング剤としては、以下のものを挙げることができる:閉塞剤、例えば、ワセリン、ジメチコンなど;湿潤剤、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトールなど;皮膚軟化剤及び油、例えば、トリグリセリド、天然油、ラノリン、合成エステルなど;タンパク質;シリコーン、例えば、ジメチコン、シクロメチコン、アモジメチコンなど;カチオン界面活性剤、例えば、セトリモニウムクロリド、ステアラルコニウムクロリドなど;及び、ポリマー、例えば、カチオン性ポリマー、例えば、ポリクオタニウム。該コンディショニング剤は、存在する場合、2重量%~7重量%の量で、好ましくは、3重量%~6重量%量で、さらに好ましくは、3.5重量%~5重量%の量で存在することができる。
水は、該液体及び組成物の総重量に基づいて、好ましくは、該液体及び組成物の10~99重量%、好ましくは、該液体及び組成物の65~95重量%、さらに好ましくは、70~90重量%を構成し、これは、そこ含まれる全ての範囲を包含する。
潜在的に有害な微生物の増殖から保護するために、望ましくは、泡前駆体液体及び泡クレンジング組成物に防腐剤を組み込むことができる。化粧品の化学者は、適切な防腐剤にについて熟知しており、そして、防腐剤負荷試験を満たすために、及び、製品の安定性を提供するために、それらを日常的に選択している。使用するための慣習的な防腐剤としては、ヒダントイン誘導体及びプロピオン酸塩などがある。使用するための防腐剤は、ヨードプロピニルブチルカルバメート、フェノキシエタノール、1,2-オクタンジオール、ヒドロキシアセトフェノン、エチルヘキシルグリセリン、ヘキシレングリコール、メチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾリジニル尿素、デヒドロ酢酸ナトリウム、ジメチル-ジメチル(DMDM)ヒダントイン及びベンジルアルコール並びにそれらの混合物である。他の防腐剤としては、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、クロロフェネシン及びデシレングリコールなどがある。他の防腐剤としては、エチレンジアミンジコハク酸三ナトリウム(EDDS)、イミノジコハク酸四ナトリウム(IDS)、グルコン酸ナトリウム、フィチン酸、フィチン酸ナトリウム、クエン酸三カルシウム、ジカルボキシメチルアラニン三ナトリウム、カプロイル/カプリロイル無水メチルグルカミド及び水、カプリリルグリコール、エチルラウロイルアルギネート塩酸及びグリセリン、エチルラウロイルアルギネート塩酸及びカプリルグリコール及びグリセリン、グルコノラクトン、カプリル酸グリセリル、乳酸、p-アニジン酸、ペンチレングリコール、クエン酸ナトリウム、カプリル酸ソルビタン、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、チオジプロピオン酸ジラウリル、オクタデシルジ-t-ブチル-4-ヒドロキシヒドロシンナメート、ペンタエリスリチルテトラ-ジ-t-ブチルヒドロヒドロシンナメート、ビタミンE又はそれらの組み合わせなどがある。該防腐剤は、当該組成物の用途及びエマルション中での該防腐剤と他の成分の間の不適合性の可能性を考慮して選択されるべきである。防腐剤は、好ましくは、該組成物の全重量の0.01重量%~2重量%の範囲の量で使用され、これは、そこに含まれる全ての範囲を包含する。単独のヒドロキシアセトフェノン又は他の防腐剤と混合されたヒドロキシアセトフェノンを含んでいる防腐剤系も好ましい。安息香酸ナトリウムが特に好ましい。使用可能な別の防腐剤としては、ベンゾインガム、ムクロジ(sapindus mukorossi)(ソープナッツ)果実抽出物又はそれらの組み合わせなどがある。
該クレンジング組成物は、さらに、さまざまな添加剤を含むことができ、ここで、そのような添加剤としては、限定するものではないが、着色剤、皮膚軟化剤、抗フケ剤、皮膚感触剤(skin feel agent)、毛髪染料、スタイリングポリマー、シリコンオイル、カチオン性ポリマー又はそれらの組み合わせなどがある。これらの物質は、それぞれ、当該液体及び組成物の全重量の約0.03重量%~約5重量%の範囲であることができ、好ましくは、0.1重量%~3重量%の範囲であることができ、これは、そこ含まれる全ての範囲を包含する。例えば、着色剤は、5百万分の1(ppm)~15ppmで存在することができ、例えば、約15ppmの量で存在することができる。
香料、固定剤、キレート剤(例えば、EDTA)、塩(例えば、NaCl)及び角質除去剤は、場合により、本明細書中に開示されている液体及び組成物の中に含ませることができる。これらの物質は、それぞれ、当該液体及び組成物の全重量の約0.03重量%~約5重量%の範囲であることができ、好ましくは、0.1重量%~3重量%の範囲であることができ、これは、そこ含まれる全ての範囲を包含する。例えば、EDTA二ナトリウムなどのキレート剤は、0.05重量%の量で存在することができる。
該クレンジング組成物中に場合により存在させることができる他の添加剤としては、粘度調節などがある。粘度調節は、存在する場合、0.5重量%~2.5重量%の量で存在することができ、好ましくは、0.75重量%~1.5重量%、さらに好ましくは、1.25重量%~1.4重量%の量で存在することができる。粘度調節剤としては、一般に知られている粘度調節剤、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム又はグリコール(例えば、ポリプロピレングリコール、例えば、PPG-9)などを挙げることができる。
該クレンジング組成物は、1~5000秒の溶解時間を有することができ、好ましくは1~10秒、さらに好ましくは、1~5秒の溶解時間を有することができる。該組成物は、パーソナルウォッシュ製品又はヘアクレンジング製品としての使用に適した溶解速度を包含し得る。
毛髪のクレンジング及び/又はコンディショニングは、本明細書中に開示されているクレンジング組成物を用いて達成することができる。皮膚のクレンジングは、本明細書中に開示されているクレンジング組成物を用いて達成することができる。本出願のクレンジング組成物は、該クレンジング組成物を毛髪又は皮膚に適用することにより、体を洗浄するために、及び/又は、毛髪をコンディショニングするために、使用することができる。本出願のクレンジング組成物は、クレンジング製品中で使用することができ、ここで、そのようなクレンジング製品には、限定するものではないが、ボディウォッシュ、シャンプー及び/又はコンディショナーが包含される。
本明細書中に開示されているクレンジング組成物は、それを使用する人の手に注ぐことができる。該クレンジング組成物は、水に溶解させて、皮膚及び/又は毛髪用の濃厚で豊かな泡立ちの泡を形成させることができる。
本明細書中に開示されているクレンジング組成物を製造する方法も意図される。方法は、本明細書中に記載されているクレンジング組成物を形成させることを含み得る。該クレンジング組成物を形成させることは、最初の水相にセルロースポリマーを装入することを含み得る。該水相を65℃まで加熱し、脂肪酸を添加する。65℃で、その脂肪酸を中和して共役イオン石鹸を形成させ、その後、塩及び緩衝剤を添加し、その混合物を冷却する。冷却中に、シンデットを添加し、そして、室温に近づいた時、香料、視覚的成分及び活性物質を添加する。該組成物が形成された後、泡を形成するのに充分な時間、その組成物を撹拌することができる。例えば、その撹拌の時間は、5分以下であることができ、例えば、4分以下、例えば、3分以下であることができる。一態様においては、該クレンジング組成物は、4秒以内に、測定可能な量の泡を形成することができる。
提供されている実施例は、当該クレンジング組成物の理解を容易にするためのものである。該実施例は、特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。
実施例I
該クレンジング組成物は、表1中に記載されている量のさまざまな成分を用いて、本明細書中に開示されている方法を使用して調製する。該クレンジング組成物を製造した後、1ミリリットル(mL)、3mL及び5mLの3種類の含有レベルについて、Kruss DFA泡分析器で評価した。該組成物は、パルミチン酸(PA)、ラウリン酸(LA)、ミステル酸(mysteric acid)(MA)、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)、アルキルポリグルコシド(APG)、コカミドプロピルベタイン(CAPB)及びトリエタノールアミン(TEA)のさまざまな混合物を含んでいた。55ミリリットル(mL)の印に達するまで水を加えた。添加した水は37℃であり、その供給源は水道水であった。そのサンプルを3分間撹拌し、Viaクローズドカメラ撮像及びサンプルを通過する光透過率によって、泡生成を記録した。その泡評価に続いて、標準的な実験室用pHメーターを用いてサンプルのpHを測定した。泡生成からのデータを評価し、それらは、図1~図3に示されている。当該サンプルを通過する光透過率によって泡の体積を測定して、液体の高さを記録し、それを全体(液体及び泡)の高さから差し引いた。
Figure 2023520778000011
表1及び図1に示されているように、サンプル4では、pHの傾きが予想されるものと比較して逆になっている。図1に見られるように、サンプル1~サンプル13は、いずれも、pHの傾きに大きなばらつきを示している。緩衝化されていないサンプルで見られたpHの負の傾きは、TEAを添加することで補正し、これらの緩衝化されたサンプルは、pHの傾きの反転はないとしても、顕著な平坦化を示した。このことは、期待されるpH応答を反映している。
さらに、サンプル4では、図2における平坦な傾きに示されるように、泡の開始時間も顕著に改善されている。さらに、このサンプルでは、泡の総体積における著しい増加が認められた。これは、サンプルの量に依存しないことを示しており、「ドージングペナルティ(dosing penalty)」と称されるものを克服している。
実施例II
Figure 2023520778000012
サンプル14及びサンプル15は、サンプル1~サンプル12と比較して、より少ない全界面活性剤を含んでいた。驚くべきことに、サンプル14及びサンプル15では、組成物中に存在する界面活性剤の量における薬量低減に伴って組成物のpHが低下したことが見いだされた。これは図1に示されており、ここで、サンプル14及びサンプル15は、生成物の体積に対して対応するようにpHが増大した。別の言い方をすれば、サンプル14及びサンプル15は、サンプル1~サンプル13と比較して、pHのドリフトが少なかった。有機緩衝剤を含んでいるサンプルは、薬量に対して何らかの形でpHの補正が行われるが、サンプル14及びサンプル15では、当該組成物中に存在する界面活性剤全体が減少しても、pHが継続的に上昇することが見いだされた。図2は、泡立ち開始がその組成物中に存在する界面活性剤の量に依存することを示している。泡立ちの開始は、秒単位で測定した。図3では、泡の体積が、使用された製品の体積に対して示されている(ここで、泡の体積は、mLで測定される)。図3から分かるように、泡の体積は、その組成物中に存在する界面活性剤の量に依存する。
実施例及び比較例の場合を除いて、又は、明示的に示されている場合を除いて、材料の量若しくは反応条件、材料の物理的特性及び/又は用途を示している本明細書中の全ての数字は、単語「約」によって修飾されていると理解されるべきである。別途特定されていない限り、全ての量は最終組成物の重量による。
濃度又は量の任意の範囲を特定する場合、任意の特定の上限濃度を任意の特定の下限濃度又は量に関連付けることができることに留意されたい。その点に関して、本明細書中に開示されている全ての範囲は端点を含み、その端点は互いに独立して組み合わせることができることに留意されたい(例えば、その端点及び5重量%~25重量%の範囲の全ての中間値を含んでいる、「最大で25重量%」又はより特定的には「5重量%~20重量%」の範囲など)。「組み合わせ」は、ブレンド、混合物、合金及び反応生成物などを包含する。さらに、本明細書中における用語「第1」及び「第2」などは、順序、量又は重要性を示すものではなく、1つの要素を別の要素と区別するために使用される。本明細書中における用語「a」及び「an」及び「the」は、量の限定を意味するものではなく、本明細書中で別途示されていない限り、又は、文脈によって明らかに矛盾しない限り、単数形及び複数形の両方を包含する解釈されるべきである。本明細書中で使用されている接尾辞「(s)」は、修飾する場合、当該用語の単数形と複数形の両方を包含することを意図しており、それにより当該用語の1つ以上を包含する(例えば、膜(s)は、1以上の膜を包含する)。本明細書全体にわたる、「一実施形態(one embodiment)」、「一態様(one aspect)」、「別の実施形態(another embodiment)」、「別の態様(another aspect)」、「一実施形態(an embodiment)」、「一態様(an aspect)」などへの言及は、その実施形態又は態様に関連して記載されている特定の要素(例えば、特徴、構造及び/又は特性)が、本明細書中に記載されている少なくとも1の実施形態又は態様に含まれていて、他の実施形態又は態様においては存在していても又は存在していなくてもよいことを意味している。さらに、記載された要素は、さまざまな実施形態又は態様において任意の適切な方法で組み合わせることができるということは理解されるべきである。
引用された全ての特許、特許出願及び他の参考文献は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。しかしながら、本出願中の用語が該組み込まれた参考文献の中の用語と反する又は矛盾する場合、本出願の用語が該組み込まれた参考文献の反する用語よりも優先される。特定の態様について記載してきたが、現在予期されない又は予期され得ない代替、修正、変形、改良及び実質的な等価物が、出願人又は当業者に生じ得る。従って、出願された添付の特許請求の範囲又は補正され得る添付の特許請求の範囲は、そのような全ての代替、修正、変形、改良及び実質的な等価物を包含することが意図されている。
誤解を避けるために、単語「含んでいる(comprising)」は、「含んでいる(including)」を意味することが意図されているが、必ずしも、「からなる(consisting of)」又は「で構成されている(composed of)」を意味することは意図されていない。言い換えれば、記載されている段階、選択肢又は代替手段は、網羅的である必要はない。
本明細書中に見いだされる本発明の開示は、請求項が複合的な従属関係又は重複性なしに見出され得るという事実に関係なく、互いに複合的に従属している請求項において見られる全ての態様を包含すると考えられるべきである。

Claims (15)

  1. クレンジング組成物であって、
    12重量%未満のC10-C18脂肪酸;
    0.25~5重量%の界面活性剤;及び、
    0.1~3重量%の有機緩衝剤;
    を含んでおり、ここで、該クレンジング組成物のpHは、8.0~10.0、好ましくは、8.5~10.0、さらに好ましくは、9.0~10.0である;
    前記クレンジング組成物。
  2. 前記脂肪酸が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、ラノリン酸(lanolic acid)、イソステアリン酸、アラキドン酸、ヒドロキシステアリン酸又はそれらの組み合わせから選択される、請求項1のクレンジング組成物。
  3. 前記界面活性剤が、アニオン界面活性剤、双性イオン界面活性剤、両性界面活性剤又はそれらの組み合わせから選択される、請求項1又は請求項2のクレンジング組成物。
  4. 前記アニオン界面活性剤が、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、ラウリル硫酸アンモニウム、ペルフルオロノナン酸アンモニウム、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウムエステル又はそれらの組み合わせから選択される、請求項3のクレンジング組成物。
  5. 前記双性イオン界面活性剤が、ラウリルベタイン、クエン酸ベタイン、ヒドロキシメチルグリシン酸ナトリウム、カルボキシメチル)ジメチル-3-[(1-オキソドデシル)アミノ]プロピルアンモニウムヒドロキシド、ココアルキルジメチルベタイン、(カルボキシメチル)ジメチルオレイルアンモニウムヒドロキシド、ココアミドプロピルベタイン、(カルボキシラトメチル)ジメチル(オクタデシル)アンモニウム、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン又はそれらの組み合わせから選択され、あるいは、ここで、前記両性界面活性剤が、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム及び/又はそれらの組み合わせから選択される、請求項3のクレンジング組成物。
  6. 前記界面活性剤が、場合により、さらに、非イオン性界面活性剤を含んでおり、ここで、非イオン性界面活性剤が、アルキルポリグリコシド、セチルアルコール、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、オクタエチレングリコールモノドデシルエーテル、n-オクチルベータ-d-チオグルコピラノシド、オクチルグルコシド、オレイルアルコール、ポリソルベート、ソルビタン、ステアリルアルコール又はそれらの組み合わせから選択される、請求項3のクレンジング組成物。
  7. 前記脂肪酸を中和し、好ましくは、前記脂肪酸を酸化物で中和し、好ましくは、ここで、前記酸化物は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又はそれらの組み合わせを含んでいる、請求項1から6のいずれかのクレンジング組成物。
  8. 前記有機緩衝剤が、6.0~9.0、好ましくは、6.5~8.5、さらに好ましくは、7.0~8.0のpKa範囲を有する、請求項1~7のいずれかのクレンジング組成物。
  9. 前記有機緩衝剤が、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンリン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、リン酸ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウム又はそれらの組み合わせを含んでいる、請求項1~8のいずれかのクレンジング組成物。
  10. 前記有機緩衝剤と界面活性剤とのモル比が、1:5~3:2、好ましくは、1:4~1:1、さらに好ましくは、1:4~1:2である、請求項1~9のいずれかのクレンジング組成物。
  11. 前記クレンジング組成物中の前記有機緩衝剤と全脂肪酸のモル比が、1.2~1.5、好ましくは、1.15~1.7、さらに好ましくは、1.12~1.10である、請求項1~10のいずれかのクレンジング組成物。
  12. 前記有機緩衝剤が、0.1~0.7重量%の量で存在している、請求項1~11のいずれかのクレンジング組成物。
  13. 起泡性組成物を形成させる方法であって、
    請求項1~12のいずれかの組成物を形成させること;及び、
    該組成物を、5分以下、好ましくは、4分以下、さらに好ましくは、3分以下、撹拌して、泡を形成させること;
    を含んでいる、前記方法。
  14. 前記組成物が、常に4秒以内に、測定可能な量の泡を形成する、請求項13の方法。
  15. 身体洗浄用途又は毛髪洗浄用途における、請求項1~12のいずれかの組成物の使用。
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