JP2023505817A - 無菌の作業室を備えるコンテインメントの構造 - Google Patents
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Abstract
無菌の作業室(14)と作業室(14)に付属する除染装置(6)とを備えるコンテインメント(1)の構造が対象である。作業室(14)は、下側で底部(12)によって画定されていて、作業室(14)の上に、循環空気域(15)が位置し、循環空気域(15)には、循環空気フィルタ(2、2’)が、循環空気通風機(3)と共に配置されている。循環空気域(15)及び作業室(14)は、ハウジング(10)によって、外部に対して画定されている。作業室(14)から、少なくとも1つの還気ダクト(16)が、循環空気域(15)に通じている。還気フィルタ(5、5’)が、流体技術的に、還気ダクト(16)に接続されている、すなわち循環空気域(15)に面して配置されている。還気フィルタ(5、5’)は、循環空気域(15)への還気ダクト(16)の開口部に又は還気ダクト(16)内に開口部から引っ込んで配置可能である。還気フィルタ(5、5’)又は循環空気フィルタ(2、2’)は、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ(5’、2’)又は置換可能なフィルタインサートの形態を有する。この場合、単一の還気フィルタ(5、5’)若しくは相互に作用する一連の還気フィルタ(5、5’)又は単一の循環空気フィルタ(2、2’)若しくは相互に作用する一連の循環空気フィルタ(2、2’)が設置可能である。その中で処理できる空気量がより大きいコンテインメント(1)は、付加的に第2の還気ダクト(17)を有し、第2の還気ダクト(17)に又は第2の還気ダクト(17)内に同様に還気フィルタ(5、5’)が組み付けられている。
Description
発明の用途
本発明の対象は、無菌の作業室と作業室に対応付けられた除染装置とを備えるコンテインメントの構造である。作業室は、下側で、底部によって画定されていて、作業室の上に循環空気域が位置し、循環空気域内には、循環空気フィルタが、循環空気通風機と共に配置されている。循環空気域及び作業室は、ハウジングによって、外部に対して画定されている。作業室から、少なくとも1つの第1の還気ダクトが、循環空気域に通じる。還気フィルタが、流体技術的に還気ダクトに接続されている。そのような設備は、滅菌された物体を処理するのに用いられる。処理に際して、汚染粒子が外部から処理物に到達してはならない。コンテインメントとしては、特に、例えば医薬品化学工業用のアイソレータが認められている。この用語は、RABS(アクセス制御バリアシステム、Restricted Access Barrier System)の全種類をさらに含む。
本発明の対象は、無菌の作業室と作業室に対応付けられた除染装置とを備えるコンテインメントの構造である。作業室は、下側で、底部によって画定されていて、作業室の上に循環空気域が位置し、循環空気域内には、循環空気フィルタが、循環空気通風機と共に配置されている。循環空気域及び作業室は、ハウジングによって、外部に対して画定されている。作業室から、少なくとも1つの第1の還気ダクトが、循環空気域に通じる。還気フィルタが、流体技術的に還気ダクトに接続されている。そのような設備は、滅菌された物体を処理するのに用いられる。処理に際して、汚染粒子が外部から処理物に到達してはならない。コンテインメントとしては、特に、例えば医薬品化学工業用のアイソレータが認められている。この用語は、RABS(アクセス制御バリアシステム、Restricted Access Barrier System)の全種類をさらに含む。
本出願人の欧州特許出願公開第3170545号明細書には、コンテインメントの例示的な構造が示されている。正面側で、透明のシールドに、グローブグリップが嵌め込まれているので、ユーザは、中を見通し、グローブでもって、作業室内へのアプローチを有する。作業室内に導入される層状の空気流は、還気ダクトを介して、フィルタユニットによって浄化され、作業室の上に置かれた循環空気域内に導かれる。フィルタユニットは、例えばフィルタカートリッジの形態で、拡張された入口において、還気ダクトに挿入されていて、そうして、フィルタ交換時に有利な取扱いを可能にする。拡張された入口の寸法がより大きく設定されると、しかしこれにより、ユーザにとって、コンテインメントの手前の作業場で人間工学が完璧に理想的とはならないことがある。
欧州特許第2666532号明細書には、コンテインメントのいくらか別の構造を開示している。ここでは、作業室内に導入された層状の空気流を作業室の上に配置された循環空気域へ戻すために、2つの還気ダクトが設けられていて、還気ダクトの流入開口に、それぞれ1つのフィルタユニットが設置されていて、フィルタユニットは、作業室の底部に置かれている。しかし、これにより、作業室内で、その中に位置決めされた機器に提供可能な空間が狭くなり、ユーザは、任意の箇所に、例えば処理機械に到達するには、グローブをもって、フィルタユニットを越えてさらに前方へ伸ばさなければならない。
公知の背景技術から出発して、本発明の根底を成す課題は、無菌の作業室を備えるコンテインメントの構成上の構造を、コンテインメントで作業するユーザにとって人間工学的により最適に構成し、その際、作業室内に提供可能な空間を、運転及び機器の設置のために最適に利用することである。最終的に、クリーンルーム技術の設計は、効率的な運用及び設備コストに通じるはずである。
無菌の作業室と作業室に付属する除染装置とを備えるコンテインメントの構造が対象である。作業室は、下側で底部によって画定されていて、作業室の上に、循環空気域が位置し、循環空気域には、循環空気フィルタが、循環空気通風機と共に配置されている。循環空気域及び作業室は、ハウジングによって、外部に対して画定されている。作業室から、少なくとも1つの第1の還気ダクトが、循環空気域に通じている。還気フィルタが、流体技術的に、還気ダクトに接続されている、すなわち循環空気域に面して配置されている。
以下、本発明の特別な実施形態を規定する。還気フィルタは、循環空気域への還気ダクトの開口部に又は還気ダクト内に開口部から引っ込んで配置可能である。還気フィルタを収容する、還気ダクトの開口部が、循環空気域を拡張する又は循環空気域内に突出する突出部として構成可能である、又は突出部を有さず、ほぼ真直ぐな横断面で、循環空気域へ移行可能である。
還気フィルタ又は循環空気フィルタは、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ又は置換可能なフィルタインサートの形態を有する。その際、単一の還気フィルタ若しくは相互に作用する一連の還気フィルタを設けることが可能である、又は単一の循環空気フィルタ若しくは相互に作用する一連の循環空気フィルタが設置可能である。
少なくとも第1の還気ダクトは、透明な正面シールドと、正面シールドに対して間隔を置いて配置された透明なダクトシールドとを構成部品として有し、かつ底部の上で底部の近くに位置する流入開口を有する。
循環空気域と作業室との間に、空気ガイド要素が延在し、空気ガイド要素は、作業室内で下流側へ流れる均整のとれた排出流(層流)の生成に用いられる。
除染装置は、循環空気域内に位置決めされた気化器又は少なくとも1つの噴霧ノズルを有する。気化器又は噴霧ノズルに、物質用導管を介して、除染剤が、ポンプによって供給され、その際、噴霧ノズルが、除染手段を、圧縮空気によって、エアロゾルとして噴霧する。
少なくとも1つの噴霧ノズルが、
作業室内に向けられている、及び/又は
循環空気域と空気ガイド要素との間に位置する中間空間内に向けられている、及び/又は
少なくとも1つの還気ダクト内に向けられている。
作業室内に向けられている、及び/又は
循環空気域と空気ガイド要素との間に位置する中間空間内に向けられている、及び/又は
少なくとも1つの還気ダクト内に向けられている。
除染装置の一部としての気化器を用いた除染モードでコンテインメントを運転するとき、循環空気通風機が、出力を抑えて、例えば50%に制御される。
作業室の大きさ及び目的に応じて、作業室内に向けられた一連の噴霧ノズルを設けることが可能である。除染装置における噴霧ノズルを用いた除染モードでコンテインメントを運転するとき、循環空気通風機は、少なくとも、送られる体積流量が生じなくなる程度まで抑えて制御されている。有利には、噴霧ノズルが、除染剤として導入されるエアロゾルが作業室内で循環するように、相互にずらして配置されている。
構造をさらに完全にすると、洗浄ノズルが、
作業室内に向けられている、及び/又は
循環空気域と空気ガイド要素との間に位置する中間空間内に向けられている、及び/又は
少なくとも第1の還気ダクト内に、すなわち還気フィルタの手前で流れ方向に抗して向けられている。
作業室内に向けられている、及び/又は
循環空気域と空気ガイド要素との間に位置する中間空間内に向けられている、及び/又は
少なくとも第1の還気ダクト内に、すなわち還気フィルタの手前で流れ方向に抗して向けられている。
還気チャンバ内に及び/又は中間空間内に向けられた洗浄ノズルが、有利には、位置固定に設置されている一方、作業室内に向けられた洗浄ノズルが、代替的に、スプレーガンに装着されている。
特に、特別な目的で又は処理される空気量がより多いコンテインメントは、付加的に第2の還気ダクトを有し、第2の還気ダクトは、ハウジングの壁部分と、壁部分に対して間隔を置いたダクト壁部とを有し、同様に底部の上で底部の近くに位置する流入開口を有する。第2の還気ダクトに付属する還気フィルタも、循環空気域に面して配置されていて、すなわち循環空気域への第2の還気ダクトの開口部に又は直接に第2の還気ダクト内に配置されている。第2の還気ダクトの、還気フィルタを収容する開口部が、同様に循環空気域を拡張する又は循環空気域内に突出する突出部として形成可能である、又は突出部を有さず、ほぼ真直ぐな横断面で循環空気域へ移行する。第1の還気ダクト用と同様に、第2の還気ダクト用の還気フィルタは、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ又は置換可能なフィルタインサートの形態を有する。
第2の還気ダクトが設けられているときも、循環空気フィルタは、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ又は置換可能なフィルタインサートとして提供可能である。この場合、単一の還気フィルタ若しくは相互に作用する一連の還気フィルタを設けることが可能である、又は単一の循環空気フィルタ若しくは相互に作用する一連の循環空気フィルタが設置可能である。第1の還気ダクトと同様に、第2の還気ダクトにおいても、噴霧ノズル及び洗浄ノズルが設置可能である。
本発明に係る、無菌の作業室を備えるコンテインメントの構造が、様々な実施形態で、それぞれ原理図として示されている。
循環空気域に突出する突出部を有する1つの還気ダクトと、その中に設置された還気フィルタと、循環空気フィルタと、除染装置の構成部品としての気化器とを有する、第1の実施形態を示す。
2つの還気ダクトを有する、図1による構造の第2の実施形態を示す。
循環空気域を拡張する突出部を有する1つの還気ダクトと、その中に設置された還気フィルタと、循環空気フィルタと、除染装置の構成部品としての噴霧ノズルとを有する、第3の実施形態を示す。
循環空気域に突出する突出部をそれぞれ有する2つの還気ダクトと、その中に設置された還気フィルタと、循環空気フィルタと、除染装置の構成部品としての噴霧ノズルとを有する、第4の実施形態を示す。
循環空気域を拡張する突出部をそれぞれ有する2つの還気ダクトと、その中に設置された還気フィルタと、除染装置の構成部品としての噴霧ノズルとを有する、図4による構造の第5の実施形態を示す。
還気フィルタとしての交換可能なそれぞれ1つのフィルタカートリッジを有する、図5による構造の第6の実施形態を示す。
還気フィルタとしての交換可能なそれぞれ1つのフィルタカートリッジを有する2つの還気ダクトと、循環空気フィルタとしての、配置された交換可能な一連のフィルタカートリッジと、除染装置の構成部品としての噴霧ノズルとを有する、第7の実施形態を示す。
添付の図面を参照して、以下、様々な例示的な実施形態の、本発明に係る、無菌の作業室を備えるコンテインメントの構造の詳細な説明を行う。
次に続く全ての説明において、以下の設定が適用される。図面において、分かりやすく描画するために符号が設けられていて、その際、図面から「繰り返し使用される」構成部材であるが、直接に対応する説明文で述べられてないことが明確に認識できると、それは、短くするためであり、その説明は、先行する図面の説明が参照される。
図1 第1の実施形態
縦置きで、下から上を見ると、コンテインメント1は、下部構造13と、その上に位置する作業室14と、その上に位置する中間空間11と、最も上に配置された循環空気域15とに構造化されている。作業室14、中間空間11及び循環空気域15は、ハウジング10によって外部に対して画定されている。下側では、作業室14は、底部12で終端し、上側では、層流装置として構成された空気ガイド要素9、ここでは網状の滅菌空気ディストリビュータの形態のいわゆるCGディストリビュータで終端する。循環空気域15には、それぞれ通風機とフィルタとからなる給気ユニット18及び排気ユニット19が接続されている。給気ユニット18を介して、運転モードでコンテインメント1内を循環する空気に、循環空気域15内への処理された新鮮空気の一部が供給され、新鮮空気の一部は、循環空気域15から排気ユニット19を介して導出される。循環空気域15内に、循環空気通風機3及び循環空気フィルタ2(ここではプレートフィルタの形態をしている)が配置されている。運転モードでは、循環空気通風機3は、空気を、循環空気域15から吸い込み、空気を、循環空気フィルタ2を通して、中間空間11内に送り込み、続いて、その下に張設された空気ガイド要素9を通して、作業室14内で、下流側へ底部12の方へ流れる、均整のとれた、短く層流LFと称される排出流として送り込む。多くの場合、作業室14内で、通常は底部12上に縦置きに少なくとも1つの処理機械8、例えば充填機が設置されている。
縦置きで、下から上を見ると、コンテインメント1は、下部構造13と、その上に位置する作業室14と、その上に位置する中間空間11と、最も上に配置された循環空気域15とに構造化されている。作業室14、中間空間11及び循環空気域15は、ハウジング10によって外部に対して画定されている。下側では、作業室14は、底部12で終端し、上側では、層流装置として構成された空気ガイド要素9、ここでは網状の滅菌空気ディストリビュータの形態のいわゆるCGディストリビュータで終端する。循環空気域15には、それぞれ通風機とフィルタとからなる給気ユニット18及び排気ユニット19が接続されている。給気ユニット18を介して、運転モードでコンテインメント1内を循環する空気に、循環空気域15内への処理された新鮮空気の一部が供給され、新鮮空気の一部は、循環空気域15から排気ユニット19を介して導出される。循環空気域15内に、循環空気通風機3及び循環空気フィルタ2(ここではプレートフィルタの形態をしている)が配置されている。運転モードでは、循環空気通風機3は、空気を、循環空気域15から吸い込み、空気を、循環空気フィルタ2を通して、中間空間11内に送り込み、続いて、その下に張設された空気ガイド要素9を通して、作業室14内で、下流側へ底部12の方へ流れる、均整のとれた、短く層流LFと称される排出流として送り込む。多くの場合、作業室14内で、通常は底部12上に縦置きに少なくとも1つの処理機械8、例えば充填機が設置されている。
コンテインメント1は、少なくとも第1の還気ダクト16を有し、還気ダクト16は、正面100で、一方ではハウジング10の一部と透明な正面シールド4とによって、他方では透明なダクトシールド40とによって囲繞されていて、フロントシールド4とダクトシールド40とは、まとめて、業界では多くの場合ダブルシールドと称される。正面100に、通常、一組の作業グローブ7が取り付けられていて、作業グローブ7は、ユーザに、保護された形で作業室14内への進入を可能にする。還気ダクト16は、ここでは流入開口160を有する底部12の近くから循環空気域15まで延在する。循環空気域15内への還気ダクト16の開口部、すなわち本例では循環空気域15内に突出する突出部161には、現在においてはHEPAプレートフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)の形態で、還気フィルタ5が組み付けられている。循環空気通風機3の送り作用によって、コンテインメント1内で、空気が、運転モードで、循環空気域15から作業室14を介して、そして還気ダクト16を通して循環空気域15に戻るように循環し、これは、排気ユニット19を介して導出される空気が、給気ユニット18によって導入される処理された新鮮空気によって部分的に置換されて行われる。この場合、還気フィルタ5は、2つの機能を有する。第1に、場合によっては作業室14から還気流と共に運ばれる不純物を含む粒子が、還気フィルタ5内で分離される。第2に、場合によっては生じる不純物を含む粒子が、循環空気域15から、特に循環する空気流に抗して、逆流防止装置としても作用する還気フィルタ5を通して、還気ダクト16を介して作業室14内にまで至り得ない。
除染段階を実行するために、コンテインメント1に除染装置6が備え付けられている。描画された実施形態では、循環空気域15に位置決めされた気化器60が設けられていて、気化器60には、ポンプ64によって、貯蔵容器63から物質用導管62を介して、除染剤、好適にはH2O2溶液が供給される。除染モードでは、循環空気通風機3は、出力を抑えて、例えば50%に制御される。
図2 第2の実施形態
図1による第1の実施形態に対する違いは、ここでは付加的に第2の還気ダクト17が設けられていることだけにあり、第2の還気ダクト17は、ハウジング10の壁部分と、これに対して間隔を置いたダクト壁部4’とを有し、かつ流入開口170を有する。流入開口170は、ここでも底部12の上で底部12の近くに位置する。この場合、循環空気域15内への第2の還気ダクト17の開口部にも、すなわち循環空気域15内に突出する突出部171にも、還気フィルタ5が組み付けられている。そのような第2の還気ダクト17は、より大きな空気量が処理されるコンテインメント1において設計される。
図1による第1の実施形態に対する違いは、ここでは付加的に第2の還気ダクト17が設けられていることだけにあり、第2の還気ダクト17は、ハウジング10の壁部分と、これに対して間隔を置いたダクト壁部4’とを有し、かつ流入開口170を有する。流入開口170は、ここでも底部12の上で底部12の近くに位置する。この場合、循環空気域15内への第2の還気ダクト17の開口部にも、すなわち循環空気域15内に突出する突出部171にも、還気フィルタ5が組み付けられている。そのような第2の還気ダクト17は、より大きな空気量が処理されるコンテインメント1において設計される。
図3 第3の実施形態
図1による第1の実施形態に対する違いは、循環空気域15内への還気ダクト16の開口部の、すなわち、ここでは還気フィルタ5がその中に設置された、循環空気域15を拡張する突出部161としての形態にあり、これにより、循環空気フィルタ2が、流体技術的に有利に、ここでは作業室14の全幅にわたって延在できる。
図1による第1の実施形態に対する違いは、循環空気域15内への還気ダクト16の開口部の、すなわち、ここでは還気フィルタ5がその中に設置された、循環空気域15を拡張する突出部161としての形態にあり、これにより、循環空気フィルタ2が、流体技術的に有利に、ここでは作業室14の全幅にわたって延在できる。
さらに、除染装置6は、ここでは、噴霧ノズル61に基づき、噴霧ノズル61によって、物質用導管62とポンプ64とを介して送られる除染剤と圧縮空気+Pの供給物とがエアロゾルとして噴霧される。コンテインメント1の設計に応じて、作業室14内へ向けられた少なくとも1つの噴霧ノズル61が最も重要であり得る。作業室14がより大きいとき、作業室14内に開口する複数の噴霧ノズル61を設ける必要があり得る。この場合、噴霧ノズル61は、除染剤として導入されるエアロゾルが作業室14内で循環するように、有利には、相互にずらして配置されている。噴霧ノズル61を用いた除染モードでコンテインメント1を運転するとき、循環空気通風機3は、完全にオフにされている又は送られる体積流量が生じなくなる程度まで抑えて制御される。コンテインメント1の大きさ及び使用に応じて、中間空間11及び/又は還気ダクト16内で、補足的に、供給用の物質用導管62と圧縮空気+Pとを有するそれぞれ1つの別の噴霧ノズル61が位置決め可能である。
図4 第4の実施形態
ここでは、コンテインメント1の構造の混合形態が描画されている。図2による第2の実施形態に起因して、各々の流入開口160、170を有する2つの還気ダクト16、17と、それぞれその中に組み付けられた還気フィルタ5を有する、循環空気域15内に突出する2つの突出部161、171とが設けられている。図3による第3の実施形態に起因して、噴霧ノズル61と物質用導管62と圧縮空気+Pの供給物とを有する除染装置6が設けられている。
ここでは、コンテインメント1の構造の混合形態が描画されている。図2による第2の実施形態に起因して、各々の流入開口160、170を有する2つの還気ダクト16、17と、それぞれその中に組み付けられた還気フィルタ5を有する、循環空気域15内に突出する2つの突出部161、171とが設けられている。図3による第3の実施形態に起因して、噴霧ノズル61と物質用導管62と圧縮空気+Pの供給物とを有する除染装置6が設けられている。
図5 第5の実施形態
図4による先行する構造とは異なり、ここでは、図3による設計に基づく原理のように、循環空気域15内への2つの還気ダクト16、17のそれぞれの開口部が、循環空気域15を拡張する突出部161、171として構成されていて、突出部161、171内には、それぞれ還気フィルタ5が設置されている。これにより、循環空気フィルタ2は、ここでも流体技術的に最適に作業室14の全幅にわたって配置できる。
図4による先行する構造とは異なり、ここでは、図3による設計に基づく原理のように、循環空気域15内への2つの還気ダクト16、17のそれぞれの開口部が、循環空気域15を拡張する突出部161、171として構成されていて、突出部161、171内には、それぞれ還気フィルタ5が設置されている。これにより、循環空気フィルタ2は、ここでも流体技術的に最適に作業室14の全幅にわたって配置できる。
図6 第6の実施形態
この構造は、図5による構成の変化形態であり、これまでそれぞれの拡張する突出部161、171内に組み付けられた、プレートフィルタの形態の還気フィルタ5の代わりに、ここでは交換可能なフィルタカートリッジ5’が使用されている。さらに、各突出部161、171に、それぞれフィルタカートリッジ5’の下側で洗浄ノズル69が開口している。付加的に、少なくとも1つの洗浄ノズル69が、作業室14内に向けられている。
この構造は、図5による構成の変化形態であり、これまでそれぞれの拡張する突出部161、171内に組み付けられた、プレートフィルタの形態の還気フィルタ5の代わりに、ここでは交換可能なフィルタカートリッジ5’が使用されている。さらに、各突出部161、171に、それぞれフィルタカートリッジ5’の下側で洗浄ノズル69が開口している。付加的に、少なくとも1つの洗浄ノズル69が、作業室14内に向けられている。
図7 第7の実施形態
この設計では、ここでも2つの還気ダクト16、17が存在する。還気ダクト16、17は、しかし突出部を有さず、ほぼ真直ぐな横断面で、循環空気域15内へ移行する。循環空気域15への移行部において引っ込んだ、各々の還気ダクト16、17には、還気フィルタ5’として交換可能なフィルタカートリッジが組み付けられている。循環空気フィルタ2’は、ここでは、配置された交換可能な一連のフィルタカートリッジからなる。ここでも同様に、それぞれフィルタカートリッジ5’の下側で、すなわち流れ方向に抗して、洗浄ノズル69が、対応する還気ダクト16、17内に向けられている。図6による実施形態に対して付加的に、ここでは、中間空間11に向けられた少なくとも1つの洗浄ノズル69も設置されている。この場合、洗浄液に対する割合高い耐久性に基づいて、これまで使用されていた、CGディストリビュータの形態の空気ガイド要素の代わりに、ここでは、多孔板の形態の空気ガイド要素9’が使用される。取扱いに有利には、還気ダクト16、17又は中間空間11に向けられた洗浄ノズル69が、位置固定に設置されている一方、作業室14内に向けられた洗浄ノズル69は、好適には、スプレーガンに装着されている。除染装置6の全体は、図3から図6による構成と同一である。
この設計では、ここでも2つの還気ダクト16、17が存在する。還気ダクト16、17は、しかし突出部を有さず、ほぼ真直ぐな横断面で、循環空気域15内へ移行する。循環空気域15への移行部において引っ込んだ、各々の還気ダクト16、17には、還気フィルタ5’として交換可能なフィルタカートリッジが組み付けられている。循環空気フィルタ2’は、ここでは、配置された交換可能な一連のフィルタカートリッジからなる。ここでも同様に、それぞれフィルタカートリッジ5’の下側で、すなわち流れ方向に抗して、洗浄ノズル69が、対応する還気ダクト16、17内に向けられている。図6による実施形態に対して付加的に、ここでは、中間空間11に向けられた少なくとも1つの洗浄ノズル69も設置されている。この場合、洗浄液に対する割合高い耐久性に基づいて、これまで使用されていた、CGディストリビュータの形態の空気ガイド要素の代わりに、ここでは、多孔板の形態の空気ガイド要素9’が使用される。取扱いに有利には、還気ダクト16、17又は中間空間11に向けられた洗浄ノズル69が、位置固定に設置されている一方、作業室14内に向けられた洗浄ノズル69は、好適には、スプレーガンに装着されている。除染装置6の全体は、図3から図6による構成と同一である。
Claims (15)
- 無菌の作業室(14)と作業室(14)に対応付けられた除染装置(6)とを備えるコンテインメント(1)の構造であって、
a) 作業室(14)は、下側に底部(12)を有し、
b) 作業室(14)の上に循環空気域(15)が位置し、循環空気域(15)には、循環空気フィルタ(2、2’)が、循環空気通風機(3)と共に配置されていて、
c) 循環空気域(15)及び作業室(14)は、ハウジング(10)によって、外部に対して画定されていて、
d) 作業室(14)から、少なくとも1つの還気ダクト(16)が、循環空気域(15)に通じ、
e) 還気フィルタ(5、5’)は、流体技術的に、還気ダクト(16)に接続されている、
構造において、
f) 還気フィルタ(5、5’)が、循環空気域(15)に面して配置されていることを特徴とする、コンテインメント(1)の構造。 - 還気フィルタ(5、5’)は、循環空気域(15)内への還気ダクト(16)の開口部に又は還気ダクト(16)内に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の構造。
- 還気フィルタ(5、5’)を収容する、還気ダクト(16)の開口部が、
a) 循環空気域(15)を拡張する又は循環空気域(15)内に突出する突出部(161)として構成されている、又は
b)突出部を有さず、ほぼ真直ぐな横断面で、循環空気域(15)へ移行する
ことを特徴とする、請求項2に記載の構造。 - a) 還気フィルタ(5、5’)は、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ(5’)又は置換可能なフィルタインサートの形態を有し、
b) 循環空気フィルタ(2、2’)は、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ(2’)又は置換可能なフィルタインサートの形態を有する
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の構造。 - a) 単一の還気フィルタ(5、5’)又は相互に作用する一連の還気フィルタ(5、5’)が設けられていて、
b) 単一の循環空気フィルタ(2、2’)又は相互に作用する一連の循環空気フィルタ(2、2’)が設置されている
ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の構造。 - 少なくとも第1の還気ダクト(16)は、
a) 透明な正面シールド(4)と、正面シールド(4)に対して間隔を置いて配置された透明なダクトシールド(40)とを、構成部品として有し、
b) 流入開口(160)を有し、流入開口(160)は、底部(12)の上で底部(12)の近くに位置する
ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の構造。 - 循環空気域(15)と作業室(14)との間に、空気ガイド要素(9、9’)が延在し、空気ガイド要素(9、9’)は、作業室(14)内で下流側へ流れる均整のとれた排出流(LF)の生成に用いられることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の構造。
- 除染装置(6)は、
a) 循環空気域(15)内に位置決めされた気化器(60)を有し、気化器(60)に、物質用導管(62)を介して、除染剤が供給される、又は
b) 少なくとも1つの噴霧ノズル(61)を有し、噴霧ノズル(61)に、物質用導管(62)を介して、除染剤が供給され、
その際、少なくとも1つの噴霧ノズル(61)は、
c) 作業室(14)内に向けられている、及び/又は
d) 循環空気域(15)と空気ガイド要素(9、9’)との間に位置する中間空間(11)内に向けられている、及び/又は
e) 少なくとも1つの還気ダクト(16)内に向けられている
ことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の構造。 - 除染装置(6)における気化器(60)を用いた除染モードでコンテインメント(1)を運転するとき、循環空気通風機(3)は、出力を抑えて、例えば50%に制御されていることを特徴とする、請求項8に記載の構造。
- a) 作業室(14)内に向けられた一連の噴霧ノズル(61)が設けられていて、
b) 除染装置(6)における噴霧ノズル(61)を用いた除染モードでコンテインメント(1)を運転するとき、循環空気通風機(3)は、少なくとも、送られる体積流量が生じなくなる程度まで抑えて制御されていて、その際、
c) 噴霧ノズル(61)が、除染剤として導入されるエアロゾルが作業室(14)内で循環するように、相互にずらして配置されている
ことを特徴とする、請求項8に記載の構造。 - a) 物質用導管(62)を介して、循環空気域(15)内に位置決めされた気化器(60)に供給される除染剤が、ポンプ(64)によって送られる、又は
b) 物質用導管(62)を介して少なくとも1つの噴霧ノズル(61)に供給される除染剤が、ポンプ(64)によって送られて、圧縮空気(+P)によってエアロゾルとして噴霧される
ことを特徴とする、請求項8から10のいずれか一項に記載の構造。 - 洗浄ノズル(69)が、
a) 作業室(14)内に向けられている、及び/又は
b) 循環空気域(15)と空気ガイド要素(9、9’)との間に位置する中間空間(11)内に向けられている、及び/又は
c) 少なくとも第1の還気ダクト(16)内に、すなわち還気フィルタ(5、5’)の手前で流れ方向に抗して向けられている
ことを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の構造。 - a) 還気チャンバ(16)内に及び/又は中間空間(11)内に向けられた洗浄ノズル(69)は、位置固定に設置されている一方、
b) 作業室(14)内に向けられた洗浄ノズル(69)は、位置固定に設置されている又はスプレーガンに装着されている
ことを特徴とする、請求項12に記載の構造。 - 第2の還気ダクト(17)が付加的に設けられていて、
a) 第2の還気ダクト(17)は、ハウジング(10)の壁部分と、壁部分に対して間隔を置いたダクト壁部(4’)とを有し、かつ底部(12)の上で底部(12)の近くに位置するり流入開口(170)を有し、
b) 還気フィルタ(5、5’)は、循環空気域(15)に面していて、すなわち循環空気域(15)への第2の還気ダクト(17)の開口部に又は第2の還気ダクト(17)内に配置されていて、
c) 第2の還気ダクト(17)の、還気フィルタ(5、5’)を収容する開口部が、循環空気域(15)を拡張する又は循環空気域(15)内に突出する突出部(171)として形成可能である、又は突出部を有さず、ほぼ真直ぐな横断面で循環空気域(15)へ移行し、
d) 還気フィルタ(5、5’)は、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ(5’)又は置換可能なフィルタインサートの形態を有し、
e) 循環空気フィルタ(2、2’)は、プレートフィルタ又は交換可能なフィルタカートリッジ(2’)又は置換可能なフィルタインサートの形態を有し、
f) 単一の還気フィルタ(5、5’)又は相互に作用する一連の還気フィルタ(5、5’)が設けられていて、
g) 単一の循環空気フィルタ(2、2’)又は相互に作用する一連の循環空気フィルタ(2、2’)が設置されている
ことを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の構造。 - a) 噴霧ノズル(61)は、第2の還気ダクト(17)内に向けられている、
b) 洗浄ノズル(69)は、第2の還気ダクト(17)内に、すなわち還気フィルタ(5、5’)の手前で流れ方向に抗して向けられている
ことを特徴とする、請求項14に記載の構造。
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