JP2023170361A - 作業装置およびカメラチェック方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラの角度あるいはスケールに発生したずれを検知可能とする。【解決手段】対象部品Wptの中心Cwを含む視野V51がウェハーカメラ51によって撮像されて、対象部品Wptの中心Cwを含む移動前画像I1(第1画像)が取得される。視野V51の中心Cvを対象部品Wptの中心Cwに一致させるために必要となる対象部品Wptの中心Cwに対する中心Cvの相対的な移動量Mが当該移動前画像I1に基づき算出されて、X軸モーター356およびY軸モーター355がウェハーWに対してウェハーカメラ51を移動量Mだけ移動させる。対象部品Wptの中心Cwを含む移動後画像I2(第2画像)が取得されて、移動後画像I2における中心Cvと中心Cwとの位置関係に基づき、ウェハーカメラ51の角度あるいはスケールのずれ量が算出される。【選択図】図5

Description

この発明は、所定作業が実行されるワークを撮像するカメラのキャリブレーション技術に関する。
フィーダによって供給された部品を実装ヘッドによって保持して基板に実装する部品実装機では、カメラによって撮像した画像に基づき各種の制御が実行される。具体的には、部品実装機に搬入された基板の認識マークをカメラで撮像した画像に基づき認識マークの位置を認識したり(特許文献1)、実装ヘッドに吸着された部品を撮像した画像に基づき部品の位置を認識したりといった制御が実行される。
特開5304739号公報
ところで、カメラが取り付けられる角度やカメラのスケールには、種々の要因でずれ(換言すれば、誤差)が発生しうる。このようなずれが発生した状態では、カメラによって撮像した画像に基づく制御を的確に実行することができない。そこで、カメラの角度あるいはスケールに発生したずれを検知できる技術が求められていた。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、カメラの角度あるいはスケールに発生したずれを検知可能とする技術の提供を目的とする。
本発明に係る作業装置は、所定の特徴箇所を有するワークを支持する支持部と、支持部に支持されるワークに対して所定作業を実行する作業部と、所定の視野を有して視野内を撮像するカメラと、支持部およびカメラの少なくとも一方の駆動対象を駆動することで、支持部に支持されるワークに対してカメラを相対的に移動させる駆動部と、駆動部によってワークに対するカメラの位置を調整しつつカメラに撮像を実行させることでワークのうち視野に重複する部分の画像を取得する制御部とを備え、制御部は、視野における所定の基準位置から特徴箇所がずれた状態で特徴箇所を含む画像を第1画像として取得する第1撮像動作と、基準位置を特徴箇所に一致させるために必要となる特徴箇所に対する基準位置の相対的な移動量を第1画像に基づき算出する移動量算出動作と、駆動部によって、ワークに対してカメラを移動量だけ移動させる移動動作と、移動動作の実行後において、特徴箇所を含む画像を第2画像として取得する第2撮像動作と、第2画像における基準位置と特徴箇所との位置関係に基づき、カメラの角度および画像の1画素の長さを示すスケールの少なくとも一方のずれ量を算出するずれ量算出動作とを実行する。
本発明に係るカメラチェック方法は、所定の特徴箇所を有するワークを支持する支持部および所定の視野を有して視野内を撮像するカメラの少なくとも一方の駆動対象を駆動することで支持部に支持されるワークに対してカメラを相対的に移動させる駆動部によってワークにカメラを対向させつつカメラに撮像を実行させることで、視野における所定の基準位置から特徴箇所がずれた状態で特徴箇所を含む第1画像を取得する第1撮像動作を実行する工程と、基準位置を特徴箇所に一致させるために必要となる特徴箇所に対する基準位置の相対的な移動量を第1画像に基づき算出する移動量算出動作を実行する工程と、駆動部によって、ワークに対してカメラを移動量だけ移動させる移動動作を実行する工程と、移動動作の実行後において、特徴箇所を含む第2画像を取得する第2撮像動作を実行する工程と、第2画像における基準位置と特徴箇所との位置関係に基づき、カメラの角度およびカメラが撮像する画像の1画素の長さを示すスケールの少なくとも一方のずれ量を算出するずれ量算出動作を実行する工程とを備える。
本発明に係るカメラチェックプログラムは、上記のカメラチェック方法をコンピュータに実行させる。
このように構成された本発明(作業装置、カメラチェック方法およびカメラチェックプログラム)では、カメラの視野の基準位置とワークの特徴箇所とが互いにずれた状態で、特徴箇所を含む視野がカメラによって撮像されて、特徴箇所を含む第1画像が取得される(第1撮像動作)。続いて、視野の基準位置をワークの特徴箇所に一致させるために必要となる特徴箇所に対する基準位置の相対的な移動量が当該第1画像に基づき算出されて(移動量算出動作)、駆動部がワークに対してカメラを移動量だけ移動させる(移動動作)。カメラの角度およびスケールにずれが発生していない場合には、移動動作の実行後において、カメラの視野内で基準位置と特徴箇所とが一致する(換言すれば、重なる)。一方、カメラの角度あるいはスケールにずれが発生している場合には、移動動作の実行後において、カメラの視野内で基準位置と特徴箇所とが一致しない(換言すれば、重ならない)。そこで、移動動作の実行後において、特徴箇所を含む第2画像が取得されて(第2撮像動作)、第2画像における基準位置と特徴箇所との位置関係に基づき、カメラの角度およびスケールの少なくとも一方のずれ量が算出される(ずれ量算出動作)。こうして、カメラの角度あるいはスケールに発生したずれを検知することが可能となっている。
また、制御部は、ずれ量算出動作においてカメラの角度のずれ量を算出するように、作業装置を構成してもよい。かかる構成では、カメラの角度に発生したずれを検知することができる。
また、作業者に報知を実行する報知部をさらに備え、制御部は、ずれ量算出動作で算出されたカメラの角度のずれ量が所定の閾角度以上であると、報知部に報知を実行させるように、作業装置を構成してもよい。かかる構成では、作業者は、閾角度以上のずれ量がカメラの角度に発生したことを把握して、カメラの角度を調整するといったメンテナンスを適宜実行することができる。
また、制御部は、ずれ量算出動作で算出されたカメラの角度のずれ量を補正しつつ、画像に含まれる対象部分の角度を算出するように、作業装置を構成してもよい。かかる構成では、カメラの角度に発生したずれ量に基づく補正が実行される。そのため、カメラによって撮像した画像に含まれる対象部分の角度を適切に算出することができる。
また、カメラを駆動することでカメラの角度を変更するカメラ駆動部をさらに備え、制御部は、ずれ量算出動作で算出されたカメラの角度のずれ量に基づきカメラ駆動部によりカメラを駆動することで、カメラの角度を補正するように、作業装置を構成してもよい。かかる構成では、カメラの角度に発生したずれを修正することができる。
また、制御部は、ずれ量算出動作においてスケールのずれ量を算出するように、作業装置を構成してもよい。かかる構成では、カメラのスケールに発生したずれを検知することができる。
また、制御部は、ずれ量算出動作で算出されたスケールのずれ量を補正しつつ、画像に含まれる対象部分の位置を算出するように、作業装置を構成してもよい。かかる構成では、カメラのスケールに発生したずれを修正することができる。
なお、視野の基準位置の具体例は種々想定される。例えば、基準位置は、視野の中心であってもよい。
また、作業装置の具体例は種々考えられる。そこで、ワークは、シートと、シートに貼りつけられたベアチップとを有し、作業部は、シートから取り出したベアチップを基板に実装する実装作業を所定作業として実行する実装ヘッドであるように、作業装置を構成してもよい。すなわち、作業装置は部品実装機であってもよい。
この際、制御部は、支持部に支持されるワークの交換後、基板の作業装置からの搬出後、実装ヘッドに保持されるベアチップの位置ずれの検出時、実装作業の開始時、ワークのロットの切換時および一定時間の経過時うちのいずれかのタイミングで、第1撮像動作、移動量算出動作、移動動作、第2撮像動作およびずれ量算出動作を実行するように、作業装置を構成してもよい。このようなタイミングにおいて、カメラの角度あるいはスケールに発生したずれを的確に検知することができる。
以上のように、本発明によれば、カメラの角度あるいはスケールに発生したずれを検知することが可能となっている。
本発明に係る作業装置の一例である部品実装機の一例を模式的に示す平面図。 図1の部品実装機が備える電気的構成の一例を示すブロック図。 ウェハーカメラに対して実行されるカメラチェックの一例を示すフローチャート。 ウェハーカメラの視野とウェハーとの関係を模式的に示す平面図。 図3のカメラチェックで実行される各動作を模式的に示す図。 図3のカメラチェックによって算出される内容を模式的に示す図。 部品実装機の変形例を示すブロック図。
図1は本発明に係る作業装置の一例である部品実装機の一例を模式的に示す平面図である。図1に示すように、本明細書では、互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向で構成される直交座標軸を適宜用いる。ここで、X方向およびY方向のそれぞれは水平方向であり、Z方向は鉛直方向である。
部品実装機1は、X方向(基板搬送方向)の上流側から搬入された基板Bに対して部品を実装してX方向の下流側に搬出する。基板Bには複数の実装対象点Bpが設けられており、部品実装機1に具備された制御部100は、部品実装機1の各部を制御することで、各実装対象点Bpに部品Wpを実装する。ここで、部品WpはダイシングされたウェハーWのベアチップであり、粘着性のシートWsに貼りつけられている。
この部品実装機1はX方向に基板Bを搬送する搬送部2を備える。搬送部2は、X方向にこの順番で並ぶ、搬入コンベア21、実装コンベア22および搬出コンベア23を有し、これらのコンベア21~23が協働してX方向に基板Bを搬送する。搬入コンベア21は、部品実装機1の外部から搬入した基板Bを待機させ、あるいは実装コンベア22に受け渡す。実装コンベア22は搬入コンベア21のX方向の下流側に位置する実装位置Pmに対して設けられ、搬入コンベア21から受け取った基板Bを実装位置Pmに固定し、あるいは搬出コンベア23に受け渡す。搬出コンベア23は実装位置PmのX方向の下流側の位置に対して設けられ、実装コンベア22から受け取った基板Bを部品実装機1の外部へ搬出する。
また、部品実装機1は部品Wpを供給する部品供給機構3を備える。部品供給機構3は、ウェハーWを支持するウェハーテーブル31と、ウェハーテーブル31に支持されるウェハーWの部品Wpを取り出す部品取出部35とを有する。部品取出部35は、ウェハーテーブル31から部品Wpを取り出す取出ヘッド36を有し、取出ヘッド36をX方向およびY方向に駆動可能である。つまり、部品取出部35は、取出ヘッド36をX方向に移動可能に支持するX軸レール351と、X方向に延設されて取出ヘッド36に取り付けられたボールネジを駆動するX軸モーター352とを有し、X軸モーター352によりボールネジを駆動することで、取出ヘッド36をX方向に移動させることができる。また、部品取出部35は、X軸レール351をY方向に移動可能に支持するY軸レール353と、Y方向に延設されてY軸レール353に取り付けられたボールネジ354と、ボールネジ354を駆動するY軸モーター355とを有する。したがって、Y軸モーター355によりボールネジ354を駆動することで、X軸レール351とともに取出ヘッド36をY方向に移動させることができる。
取出ヘッド36は、X方向に延設されたブラケット361と、ブラケット361に回転可能に支持された2個のノズル362とを有する。各ノズル362は、X方向に平行な回転軸を中心に回転することで、下方を向く吸着位置および上方を向く受渡位置(図1の位置)のいずれかに位置する。また、ブラケット361は、各ノズル362を伴って昇降可能である。
かかる部品供給機構3は、吸着位置に位置させたノズル362を、ウェハーテーブル31上の部品Wpに上方から対向させると、ノズル362を下降させて部品Wpに接触させる。また、部品供給機構3は、シートWsを介して部品Wpに下方から対向する突き上げ針を有し、この突き上げ針によって部品Wpの中心を突き上げることで、シートWsからの部品Wpを剥離させるとともに、ノズル362に負圧を与えて、シートWsからノズル362に部品Wpを吸着させる。そして、部品供給機構3はノズル362を上昇させることで、ウェハーテーブル31から部品Wpを取り出す。さらに、部品供給機構3は、ノズル362を受渡位置に位置させることで、部品Wpを供給する。
部品実装機1は、こうして部品供給機構3によって供給された部品Wpを基板Bに実装する実装部4を備える。実装部4は、部品実装機1の天井にY方向に設けられた固定レールに沿って移動可能な支持部材41と、支持部材41によってX方向に移動可能に支持された実装ヘッド42とを有し、実装ヘッド42をXY方向に移動させることができる。実装ヘッド42は、下方を向く2個のノズル421を有する。
部品Wpの吸着・実装に際しては、実装部4は、取出ヘッド36の上方に移動して、受渡位置に位置するノズル362に保持される部品Wpに対してノズル421を上方から対向させると、ノズル421を下降させて部品Wpに接触させる。続いて、部品供給機構3がノズル362の負圧を解除するとともに、実装部4がノズル421に負圧を与えつつノズル421を上昇させる。こうして実装ヘッド42によって部品Wpを吸着すると、実装部4は、実装位置Pmに固定された基板Bの実装対象点Bpに部品Wpを実装する。
また、部品実装機1は、X軸レール351によってX方向に移動可能に支持されたウェハーカメラ51を有する。これに対応して、部品取出部35は、X方向に延設されてウェハーカメラ51に取り付けられたボールネジを駆動するX軸モーター356を有し、X軸モーター356によってボールネジを駆動することで、ウェハーカメラ51をX方向に移動させることができる。さらに、Y軸モーター355によりボールネジ354を駆動することで、X軸レール351とともにウェハーカメラ51をY方向に移動させることができる。つまり、制御部100は、X軸モーター352によってX方向におけるウェハーカメラ51の位置を調整しつつ、Y軸モーター355によってY方向におけるウェハーカメラ51の位置を調整することで、ウェハーテーブル31上の部品Wpに対してウェハーカメラ51を上方から対向させつつ、ウェハーカメラ51によって部品Wpを撮像して、部品Wpを示す画像を取得することができる。
図2は図1の部品実装機が備える電気的構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、部品実装機1は、制御部100と記憶部110とを備える。記憶部110は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)といった記憶装置であり、後述するカメラチェックプログラム120や、各種画像I(移動前画像I1、移動後画像I2を保存する。
制御部100は、演算部101、駆動制御部102、撮像制御部103およびUI制御部104を有する。演算部101は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、駆動制御部102、撮像制御部103およびUI制御部104を制御する。
駆動制御部102は、X軸モーター356およびY軸モーター355を制御することで、ウェハーカメラ51のX方向およびY方向への移動を制御する。具体的には、X軸モーター356およびY軸モーター355はサーボモーターである。これに対して、駆動制御部102は、演算部101から受信したX方向に関する指令値とX軸モーター356のエンコーダーからの出力値とに基づきX軸モーター356を制御することで、ウェハーカメラ51のX方向への位置を制御する。また、駆動制御部102は、演算部101から受信したY方向に関する指令値とY軸モーター355のエンコーダーからの出力値とに基づきY軸モーター355を制御することで、ウェハーカメラ51のY方向への位置を制御する。
撮像制御部103はウェハーカメラ51を制御する。つまり、撮像制御部103は、演算部101から受信した撮像指令に応じたタイミングでウェハーカメラ51に撮像を実行させ、ウェハーカメラ51によって撮像された画像Iを取得する。また、撮像制御部103は、ウェハーカメラ51から取得した画像Iを演算部101に送信する。
具体的には、演算部101は、ウェハーテーブル31上の部品Wpをウェハーカメラ51により撮像することで、撮像制御部103が得られた部品Wpを示す画像Iを撮像制御部103から取得する。そして、演算部101は、ウェハーカメラ51を駆動するX軸モーター356およびY軸モーター355それぞれのエンコーダーの出力値が示すウェハーカメラ51の位置(XY座標)と、画像Iにおける部品Wpの位置(XY座標)に基づき、部品Wpの位置を認識する。演算部101は、こうして認識された部品Wpの位置に基づきX軸モーター356およびY軸モーター355を制御することで、当該部品Wpに対してノズル362を位置決めする。これによって、ノズル362によって部品Wpをウェハーテーブル31から取り出すことができる。
また、UI制御部104は、部品実装機1が備えるUI(User Interface)52を制御する。例えば、UI52はタッチパネルディスプレイであり、UI制御部104は、作業者によるタッチパネルディスプレイへの入力操作をUI52から取得して演算部101に送信したり、演算部101からの表示指令に応じた内容をタッチパネルディスプレイに表示させたりする。
図3はウェハーカメラに対して実行されるカメラチェックの一例を示すフローチャートであり、図4はウェハーカメラの視野とウェハーとの関係を模式的に示す平面図であり、図5は図3のカメラチェックで実行される各動作を模式的に示す図であり、図6は図3のカメラチェックによって算出される内容を模式的に示す図である。
図3のカメラチェックは、演算部101の制御によって実行される。ステップS101では、駆動制御部102がX軸モーター356およびY軸モーター355を制御することで、ウェハーテーブル31上のウェハーWに対してウェハーカメラ51を上方から対向させる。図4に示すように、ウェハーカメラ51は視野V51を有し、視野V51からの光を固体撮像素子により検出することで、視野V51内を撮像する。特にステップS101では、ウェハーカメラ51がウェハーWに対向することから、視野V51はウェハーWを構成する複数の部品Wpに重複し、視野V51内には複数の部品Wpが収まる。
ステップS102では、ウェハーカメラ51がウェハーWを構成する部品Wpを撮像する。その結果、図5のステップS102の欄に示すように、視野V51内の部品Wpを示す移動前画像I1が取得される。なお、図5では、視野V51内の部品Wpのうち、視野V51の中心付近の5個の部品Wpのみが代表して示されている。ただし、5個の部品Wpに限られず、視野V51内に含まれる部品Wpが移動前画像I1には表れる。この移動前画像I1には、複数の部品Wpのうちの一の対象部品Wptが含まれる。また、図5のステップS102の欄に示すように、対象部品Wptの中心Cwが視野V51の中心Cvからずれた状態で、移動前画像I1が撮像される。
ステップS103では、演算部101は、移動前画像I1に基づき、視野V51の中心Cvを対象部品Wptの中心Cwに一致させるためにウェハーカメラ51を移動させるべき移動量Mを算出する。具体的には、演算部101は、移動前画像I1が示す中心Cvの位置および移動前画像I1が示す中心Cwの位置を算出し、中心Cvから中心Cwに向かうベクトルを移動量Mとして移動前画像I1から算出する。
ステップS104では、演算部101は、移動量Mだけウェハーカメラ51を移動させる駆動指令を駆動制御部102に送信して、駆動制御部102は、この駆動指令に基づきX軸モーター356およびY軸モーター355を制御する。これによって、ウェハーカメラ51が移動量Mだけ移動する。
ステップS105では、図5のステップ103の欄に示したベクトルの移動量Mだけ移動したウェハーカメラ51が部品Wpを撮像する。その結果、図5のステップS105の欄に示すように、視野V51内の部品Wpを示す移動後画像I2が取得される。ウェハーカメラ51の角度およびスケールに誤差がない場合には、移動後画像I2において視野V51の中心Cvと対象部品Wptの中心Cwとは一致する。しかしながら、図5のステップのステップS105の欄に示す例では、中心Cvと中心Cwとは一致せずに相互にずれている。これは、ウェハーカメラ51の角度およびスケールの少なくとも一方に誤差が発生していることによる。
ステップS106では、演算部101は、移動後画像I2に基づきウェハーカメラ51のスケールの誤差を算出する。ここで、スケールとは、ウェハーカメラ51の1画素あたりの長さを示す。例えばウェハーカメラ51の視野V51において、X方向に長さLの間に配列されるウェハーカメラ51の画素の個数がN個である場合には、スケールSCは、次式
SC=L/N
により算出される。なお、Y方向についても同様である。かかるスケールSCの設定値は、例えば記憶部110に保持されている。
したがって、上記のステップS104で移動量Mを算出するにあたっては、中心Cvに対応する画素と中心Cwに対応する画素とが特定される。そして、視野V51において前者の画素から後者の画素に向かう移動量Mが、これらの画素の間に存在する画素の個数とスケールSCとの積に基づき求められる。したがって、図6に示すように、演算部101は、移動前画像I1における視野V51の中心Cvの位置から移動後画像I2における視野V51の中心Cvの位置に向かう実移動量Mr(ベクトル)と、移動量Mとを比較することで、スケールSCに発生する誤差(スケール誤差)を求めることができる。
さらに、ステップS107では、演算部101は、移動量Mと実移動量Mrとの間の角度θを、ウェハーカメラ51の角度誤差として算出する。ここで、角度θは、Z方向に平行な回転軸を中心Crとする角度である。
ステップS108では、演算部101は、スケール誤差を補正する。具体的には、記憶部110に保持されているスケールSCの設定値からスケール誤差を減じた値を、新たなスケールSCの設定値として記憶部110に保持する。こうして、記憶部110のスケールSCの設定値を更新することで、スケール誤差が補正される。
ステップS109では、演算部101は、角度θが所定の閾角度以上であるか否かを判定する。角度θが閾角度未満である場合(ステップS109で「NO」の場合)には、演算部101は角度誤差を補正する。具体的には、ウェハーカメラ51が撮像した画像Iに基づき画像I内の対象物の位置を算出する際に演算部101が用いる座標軸(カメラ座標軸)の角度を、角度θだけ調整することで、角度誤差が補正される。
一方、角度θが閾角度以上である場合(ステップS109で「YES」の場合)には、演算部101は、ウェハーカメラ51の角度誤差が大きいことを報知する内容を、UI52のタッチパネルディスプレイに表示する(ステップS111)。
以上に説明する実施例では、ウェハーカメラ51(カメラ)の視野V51の中心Cv(基準位置)とウェハーW(ワーク)の対象部品Wptの中心Cw(特徴箇所)とが互いにずれた状態で、対象部品Wptの中心Cwを含む視野V51がウェハーカメラ51によって撮像されて、対象部品Wptの中心Cwを含む移動前画像I1(第1画像)が取得される(ステップS102、第1撮像動作)。続いて、視野V51の中心Cvを対象部品Wptの中心Cwに一致させるために必要となる対象部品Wptの中心Cwに対する中心Cvの相対的な移動量Mが当該移動前画像I1に基づき算出されて(ステップS103、移動量算出動作)、X軸モーター356およびY軸モーター355(駆動部)がウェハーWに対してウェハーカメラ51を移動量Mだけ移動させる(ステップS104、移動動作)。ウェハーカメラ51の角度およびスケールにずれが発生していない場合には、ステップS104の移動動作の実行後において、ウェハーカメラ51の視野V51内で中心Cvと対象部品Wptの中心Cwとが一致する(換言すれば、重なる)。一方、ウェハーカメラ51の角度あるいはスケールにずれが発生している場合には、ステップS104の移動動作の実行後において、ウェハーカメラ51の視野V51内で中心Cvと中心Cwとが一致しない(換言すれば、重ならない)。そこで、ステップS104の移動動作の実行後において、対象部品Wptの中心Cwを含む移動後画像I2(第2画像)が取得されて(ステップS105、第2撮像動作)、移動後画像I2における中心Cvと中心Cwとの位置関係に基づき、ウェハーカメラ51の角度およびスケールの少なくとも一方のずれ量が算出される(ステップS106およびS107、ずれ量算出動作)。こうして、ウェハーカメラ51の角度あるいはスケールに発生したずれを検知することが可能となっている。
また、演算部101は、ウェハーカメラ51の角度のずれ量(誤差)を算出する(ステップS107)。かかる構成では、ウェハーカメラ51の角度に発生したずれを検知することができる。
また、作業者に報知を実行するUI52(報知部)が具備され、演算部101は、ステップS107で算出されたウェハーカメラ51の角度のずれ量が所定の閾角度以上であると、UI52に報知を実行させる。かかる構成では、作業者は、閾角度以上のずれ量がウェハーカメラ51の角度に発生したことを把握して、ウェハーカメラ51の角度を調整するといったメンテナンスを適宜実行することができる。
また、演算部101は、ステップS110において角度誤差を補正する。つまり、以後において、演算部101は、ステップS107で算出されたウェハーカメラ51の角度のずれ量を補正しつつ、画像Iに含まれる対象部分の角度を算出する。かかる構成では、ウェハーカメラ51の角度に発生したずれ量に基づく補正が実行される。そのため、ウェハーカメラ51によって撮像した画像Iに含まれる対象部分の角度を適切に算出することができる。
また、演算部101は、ウェハーカメラ51のスケールのずれ量を算出する(ステップSS108)。かかる構成では、ウェハーカメラ51のスケールに発生したずれを検知することができる。
また、演算部101は、ステップS108においてスケール誤差を補正する。つまり、以後において、演算部101は、ステップS106で算出されたウェハーカメラ51のずれ量を補正しつつ、画像Iに含まれる対象部分の位置を算出する。かかる構成では、ウェハーカメラ51のスケールに発生したずれを修正することができる。
以上に説明したように本実施形態では、部品実装機1が本発明の「作業装置」の一例に相当し、制御部100が本発明の「制御部」の一例に相当し、ウェハーテーブル31が本発明の「支持部」の一例に相当し、X軸モーター356およびY軸モーター355が本発明の「駆動部」の一例に相当し、実装ヘッド42が本発明の「作業部」の一例に相当し、ウェハーカメラ51が本発明の「カメラ」の一例に相当し、ウェハーカメラ51が本発明の「駆動対象」の一例に相当し、UI52が本発明の「報知部」の一例に相当し、移動前画像I1が本発明の「第1画像」の一例に相当し、移動後画像I2が本発明の「第2画像」の一例に相当し、移動量Mが本発明の「移動量」の一例に相当し、視野V51が本発明の「視野」の一例に相当し、ウェハーWおよびシートWsが本発明の「ワーク」の一例に相当し、シートWsが本発明の「シート」の一例に相当し、部品Wpが本発明の「ベアチップ」の一例に相当し、視野V51の中心Cvが本発明の「基準位置」の一例に相当し、対象部品Wptの中心Cwが本発明の「特徴箇所」の一例に相当し、ステップS102が本発明の「第1撮像動作」の一例に相当し、ステップS103が本発明の「移動量算出動作」の一例に相当し、ステップS104が本発明の「移動動作」の一例に相当し、ステップS105が本発明の「第2撮像動作」の一例に相当し、ステップS106およびS107が本発明の「ずれ量算出動作」の一例に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、図7に示すように部品実装機1を構成してもよい。
図7は部品実装機の変形例を示すブロック図である。図7の部品実装機1では、Z方向に平行な回転軸を中心としてウェハーカメラ51を回転させるカメラ回転駆動部53が具備されている。このカメラ回転駆動部53は、例えばモーターあるいはアクチュエーターによってウェハーカメラ51を駆動する。これに対して、制御部100は、カメラ回転駆動部53によるウェハーカメラ51の駆動を制御するカメラ駆動制御部105を有する。
かかる部品実装機1では、図3のカメラチェックのステップS110において、演算部101は、ステップS107で算出した角度誤差を解消するために必要となる角度だけウェハーカメラ51を回転させる回転指令値をカメラ駆動制御部105に送信する。そして、カメラ駆動制御部105は、この回転指令値に基づきカメラ回転駆動部53を制御することで、回転指令値が示す角度だけウェハーカメラ51を回転させる。こうして、ウェハーカメラ51の角度誤差が解消される。
つまり、この変形例では、ウェハーカメラ51を駆動することでウェハーカメラ51の角度を変更するカメラ回転駆動部53(カメラ駆動部)が具備されている。そして、演算部101は、ステップS107で算出されたウェハーカメラ51の角度のずれ量(角度誤差)に基づきカメラ回転駆動部53によりウェハーカメラ51を駆動することで、ウェハーカメラ51の角度を補正する(ステップS110)。かかる構成では、ウェハーカメラ51の角度に発生したずれを修正することができる。
また、図3のカメラチェックを行うタイミングは、種々想定される。したがって、演算部101は、
・ウェハーテーブル31に支持されるウェハーWの交換後
・基板Bの部品実装機1からの搬出後
・実装ヘッド42に保持される部品Wpの位置ずれの検出時
・部品実装機1が部品Wpを基板Bに実装する実装作業を開始する時
・ウェハーWのロットの切換時
・一定時間の経過時
のうちいずれかのタイミングで、カメラチェックを実行してもよい。このようなタイミングにおいて、ウェハーカメラ51の角度あるいはスケールに発生したずれを的確に検知することができる。なお、実装ヘッド42に保持される部品Wpの位置ずれの検出は、実装ヘッド42に保持される部品Wpを下方からカメラによって撮像した画像に基づき実行できる。具体的には、部品Wpの中心と部品Wpを吸着するノズル421の中心との距離が所定の閾距離以上である場合には、部品Wpの位置ずれが発生したと判定できる。
また、ウェハーテーブル31に保持されるウェハーWに対するウェハーカメラ51の相対移動は、ウェハーカメラ51の駆動によらずに、ウェハーテーブル31を駆動することで実行してもよい。あるいは、ウェハーカメラ51およびウェハーテーブル31の両方を駆動することで、この相対移動を実行してもよい。
また、視野V51の基準位置は、視野V51の中心Cvに限られず、中心Cv以外の位置でもよい。また、特徴箇所は、対象部品Wptの中心Cwに限られず、中心Cw以外の位置(例えば、対象部品Wptの隅)でもよい。
また、図3のカメラチェックの実行対象は、ウェハーカメラ51に限られず、部品実装機1に設けられた他のカメラであってもよい。要するに、カメラが撮像可能なワークの特徴箇所と当該カメラとについて、上記のカメラチェックを実行すればよい。
また、部品実装機1は、上述のように、取出ヘッド36によって部品Wpを反転させて部品Wpを供給する。しかしながら、部品実装機1の構成はこれに限られず、例えば特許4308736号公報に記載の表面実装機において、カメラチェックを同様に実行できる。つまり、この表面実装機では、移載用ヘッドがXYテーブル上のウェハーから移載ステージに部品を移載して、ヘッドユニットが移載ステージから基板に部品を実装する。また、XYテーブル上のウェハーを上方から撮像するカメラが具備されている。そこで、このカメラの角度あるいはスケールに発生した誤差を検出するために、上記のカメラチェックを実行することができる。
また、カメラチェックの対象となるカメラを搭載する装置は、部品実装機1に限られない。したがって、特開2011-151222号公報に記載の印刷装置に搭載されたフィデューシャルカメラに対してカメラチェックを実行してもよい。この印刷装置(作業装置)は、基板を支持する印刷ステージと、印刷ステージ上の基板にマスクを介して半田を印刷する印刷作業を実行するスキージとを備える。さらに、印刷ステージに支持される基板のフィデューシャルマークを撮像するフィデューシャルカメラが具備されている。そこで、このフィデューシャルカメラの角度あるいはスケールに発生した誤差を検出するために、上記のカメラチェックを実行することができる。この際、特徴箇所としては、基板のフィデューシャルマークあるいはランド等を使用することができる。
あるいは、WO2015/104799に記載の外観検査装置に搭載された撮像カメラに対してカメラチェックを実行してもよい。この外観検査装置は、基板を支持する搬送コンベアと、搬送コンベア上の基板の検査を実行する検査ヘッドとを備える。また、検査ヘッドは、基板を撮像する撮像カメラを有する。そこで、この撮像カメラの角度あるいはスケールに発生した誤差を検出するために、上記のカメラチェックを実行することができる。この際、特徴箇所としては、例えば基板のフィデューシャルマークを使用することができる。
1…部品実装機(作業装置)
100…制御部
31…ウェハーテーブル(支持部)
355…Y軸モーター(駆動部)
356…X軸モーター(駆動部)
42…実装ヘッド(作業部)
51…ウェハーカメラ(カメラ、駆動対象)
52…UI(報知部)
I1…移動前画像(第1画像)
I2…移動後画像(第2画像)
M…移動量
V51…視野
W…ウェハー(ワーク)
Ws…シート(ワーク)
Wp…部品(ベアチップ)
Wpt…対象部品
Cv…中心(基準位置)
Cw…中心(特徴箇所)
S102…ステップS102(第1撮像動作)
S103…ステップS103(移動量算出動作)
S104…ステップS104(移動動作)
S105…ステップS105(第2撮像動作)
S106…ステップS106(ずれ量算出動作)
S107…ステップS107(ずれ量算出動作)

Claims (11)

  1. 所定の特徴箇所を有するワークを支持する支持部と、
    前記支持部に支持される前記ワークに対して所定作業を実行する作業部と、
    所定の視野を有して前記視野内を撮像するカメラと、
    前記支持部および前記カメラの少なくとも一方の駆動対象を駆動することで、前記支持部に支持される前記ワークに対して前記カメラを相対的に移動させる駆動部と、
    前記駆動部によって前記ワークに対する前記カメラの位置を調整しつつ前記カメラに撮像を実行させることで前記ワークのうち前記視野に重複する部分の画像を取得する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記視野における所定の基準位置から前記特徴箇所がずれた状態で前記特徴箇所を含む前記画像を第1画像として取得する第1撮像動作と、
    前記基準位置を前記特徴箇所に一致させるために必要となる前記特徴箇所に対する前記基準位置の相対的な移動量を前記第1画像に基づき算出する移動量算出動作と、
    前記駆動部によって、前記ワークに対して前記カメラを前記移動量だけ移動させる移動動作と、
    前記移動動作の実行後において、前記特徴箇所を含む前記画像を第2画像として取得する第2撮像動作と、
    前記第2画像における前記基準位置と前記特徴箇所との位置関係に基づき、前記カメラの角度および前記画像の1画素の長さを示すスケールの少なくとも一方のずれ量を算出するずれ量算出動作と
    を実行する作業装置。
  2. 前記制御部は、前記ずれ量算出動作において前記カメラの角度のずれ量を算出する請求項1に記載の作業装置。
  3. 作業者に報知を実行する報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記ずれ量算出動作で算出された前記カメラの角度のずれ量が所定の閾角度以上であると、前記報知部に報知を実行させる請求項1に記載の作業装置。
  4. 前記制御部は、前記ずれ量算出動作で算出された前記カメラの角度のずれ量を補正しつつ、前記画像に含まれる対象部分の角度を算出する請求項2または3に記載の作業装置。
  5. 前記カメラを駆動することで前記カメラの角度を変更するカメラ駆動部をさらに備え、
    前記制御部は、前記ずれ量算出動作で算出された前記カメラの角度のずれ量に基づき前記カメラ駆動部により前記カメラを駆動することで、前記カメラの角度を補正する請求項2または3に記載の作業装置。
  6. 前記制御部は、前記ずれ量算出動作において前記スケールのずれ量を算出する請求項1に記載の作業装置。
  7. 前記制御部は、前記ずれ量算出動作で算出された前記スケールのずれ量を補正しつつ、前記画像に含まれる対象部分の位置を算出する請求項6に記載の作業装置。
  8. 前記基準位置は、前記視野の中心である請求項1に記載の作業装置。
  9. 前記ワークは、シートと、前記シートに貼りつけられたベアチップとを有し、
    前記作業部は、前記シートから取り出した前記ベアチップを基板に実装する実装作業を前記所定作業として実行する実装ヘッドである請求項1に記載の作業装置。
  10. 前記制御部は、前記支持部に支持される前記ワークの交換後、前記基板の前記作業装置からの搬出後、前記実装ヘッドに保持される前記ベアチップの位置ずれの検出時、前記実装作業の開始時、前記ワークのロットの切換時および一定時間の経過時うちのいずれかのタイミングで、前記第1撮像動作、前記移動量算出動作、前記移動動作、前記第2撮像動作および前記ずれ量算出動作を実行する請求項9に記載の作業装置。
  11. 所定の特徴箇所を有するワークを支持する支持部および所定の視野を有して前記視野内を撮像するカメラの少なくとも一方の駆動対象を駆動することで前記支持部に支持される前記ワークに対して前記カメラを相対的に移動させる駆動部によって前記ワークに前記カメラを対向させつつ前記カメラに撮像を実行させることで、前記視野における所定の基準位置から前記特徴箇所がずれた状態で前記特徴箇所を含む第1画像を取得する第1撮像動作を実行する工程と、
    前記基準位置を前記特徴箇所に一致させるために必要となる前記特徴箇所に対する前記基準位置の相対的な移動量を前記第1画像に基づき算出する移動量算出動作を実行する工程と、
    前記駆動部によって、前記ワークに対して前記カメラを前記移動量だけ移動させる移動動作を実行する工程と、
    前記移動動作の実行後において、前記特徴箇所を含む第2画像を取得する第2撮像動作を実行する工程と、
    前記第2画像における前記基準位置と前記特徴箇所との位置関係に基づき、前記カメラの角度および前記カメラが撮像する画像の1画素の長さを示すスケールの少なくとも一方のずれ量を算出するずれ量算出動作を実行する工程と
    を備えたカメラチェック方法。
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