JP2023159584A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじを使用することなく回路基板のがたつきを効果的に抑制することができる電気接続箱を提供する。【解決手段】電気接続箱は、回路基板と、第1側壁を有し、前記回路基板の一面を覆う第1ケースと、前記第1側壁を外側方から覆う第2側壁を有し、前記回路基板における前記一面と反対側の他面を覆う第2ケースと、を備え、前記第1側壁は、前記第2側壁に向かって突出する突出部を有し、前記第2側壁には、当該第2側壁の撓み変形により前記突出部が強制的に嵌め込まれる嵌合孔が形成されており、前記第1ケースは、前記回路基板の前記一面に当接する第1当接部を有し、前記第2ケースは、前記第2側壁の前記嵌合孔を挟んだ両側の位置において、前記回路基板の前記他面に当接する一対の第2当接部と、前記第2側壁の前記撓み変形を許容するために、一対の前記第2当接部の間において前記他面に当接しない非当接部と、を有する。【選択図】図11

Description

本開示は、電気接続箱に関する。
例えば車両に搭載されるジャンクションボックス等の電気接続箱として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された電気接続箱は、アッパケースとロアケースとからなるケース内に回路基板を収容して構成されている。回路基板は、下方からロアケースにより支持されるとともに、アッパケース側から下方に突出する壁部により上方から押し付けられている。
特開2011-114954号公報
一般に、前記電気接続箱では、ねじを使用せずに安価な構成で回路基板のがたつきを抑制するために、アッパケース側の壁部の下端に潰しリブが設けられている。この潰しリブは、回路基板の上面に当接して押し潰されることにより、回路基板のがたつきを抑制している。しかし、電気接続箱の重量が重くなると、潰しリブが振動により摩耗し易くなり、回路基板のがたつきを抑制することができなくなってしまう。
そこで、本開示では、ねじを使用することなく回路基板のがたつきを効果的に抑制することができる電気接続箱を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る電気接続箱は、回路基板と、第1側壁を有し、前記回路基板の一面を覆う第1ケースと、前記第1側壁を外側方から覆う第2側壁を有し、前記回路基板における前記一面と反対側の他面を覆う第2ケースと、を備え、前記第1側壁は、前記第2側壁に向かって突出する突出部を有し、前記第2側壁には、当該第2側壁の撓み変形により前記突出部が強制的に嵌め込まれる嵌合孔が形成されており、前記第1ケースは、前記回路基板の前記一面に当接する第1当接部を有し、前記第2ケースは、前記第2側壁の前記嵌合孔を挟んだ両側の位置において、前記回路基板の前記他面に当接する一対の第2当接部と、前記第2側壁の前記撓み変形を許容するために、一対の前記第2当接部の間において前記他面に当接しない非当接部と、を有する。
本開示の一態様に係る電気接続箱は、回路基板と、第1側壁を有し、前記回路基板の一面を覆う第1ケースと、前記第1側壁を外側方から覆う第2側壁を有し、前記回路基板における前記一面と反対側の他面を覆う第2ケースと、を備え、前記第1ケースは、前記回路基板の前記一面に当接する第1当接部と、前記第1側壁に対して前記第2側壁側に反り変形可能な爪体と、を有し、前記爪体は、前記反り変形により前記回路基板の前記一面に前記第1当接部を当接可能とし、その当接状態で前記反り変形が解除されることで前記回路基板の前記他面に引っ掛かるように形成されている。
本開示の電気接続箱によれば、ねじを使用することなく回路基板のがたつきを効果的に抑制することができる。
図1は、本実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図2は、電気接続箱の分解斜視図である。 図3は、第1ケースの斜視図である。 図4は、図3のI-I矢視断面図である。 図5は、電気接続箱の第2ケースを取り外した状態を示す平面図である。 図6は、第1ケースの第1抑制部の周辺を示す拡大斜視図である。 図7は、図3のII-II矢視断面図である。 図8は、第2ケースを下方から見た斜視図である。 図9は、図5のIII-III矢視断面図である。 図10は、第2ケースを下方から見た平面図である。 図11は、図10のIV-IV矢視断面図である。 図12は、突出部が嵌合孔に強制的に嵌め込まれる前の状態を示す断面図である。
<本開示の実施形態の概要>
最初に本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の電気接続箱は、回路基板と、第1側壁を有し、前記回路基板の一面を覆う第1ケースと、前記第1側壁を外側方から覆う第2側壁を有し、前記回路基板における前記一面と反対側の他面を覆う第2ケースと、を備え、前記第1側壁は、前記第2側壁に向かって突出する突出部を有し、前記第2側壁には、当該第2側壁の撓み変形により前記突出部が強制的に嵌め込まれる嵌合孔が形成されており、前記第1ケースは、前記回路基板の前記一面に当接する第1当接部を有し、前記第2ケースは、前記第2側壁の前記嵌合孔を挟んだ両側の位置において、前記回路基板の前記他面に当接する一対の第2当接部と、前記第2側壁の前記撓み変形を許容するために、一対の前記第2当接部の間において前記他面に当接しない非当接部と、を有する。
前記電気接続箱によれば、第2ケースにおいて、一対の第2当接部が、回路基板の他面に当接した状態で、当該他面に当接しない非当接部によって第2側壁の撓み変形が許容される。このため、第2側壁を撓み変形させることで、第2ケースの第2側壁に形成された嵌合孔に、第1ケースの第1側壁の突出部を強制的に嵌め込むことができる。これにより、回路基板は、第1ケースの第1当接部と、第2ケースの第2当接部とにより挟まれた状態で保持される。したがって、ねじを使用することなく回路基板のがたつきを効果的に抑制することができる。
(2)前記第1ケースは、前記第1側壁に対して前記第2側壁側に反り変形可能な爪体をさらに有し、前記爪体は、前記反り変形により前記回路基板の前記一面に前記第1当接部を当接可能とし、その当接状態で前記反り変形が解除されることで前記回路基板の前記他面に引っ掛かるように形成されているのが好ましい。
この場合、第1ケースの爪体の第1側壁に対する反り変形を利用することで、回路基板は、第1ケースの第1当接部および爪体によっても挟まれた状態で保持される。これにより、回路基板のがたつきを、さらに効果的に抑制することができる。
(3)前記第2ケースは、前記爪体が前記回路基板の前記他面に引っ掛かった状態で、前記爪体に当接して前記反り変形を規制する規制部をさらに有するのが好ましい。
この場合、第2ケースの規制部により、第1ケースの爪体は回路基板の他面に引っ掛かった状態で保持されるので、回路基板のがたつきを、さらに効果的に抑制することができる。
(4)他の観点から見た本開示の電気接続箱は、回路基板と、第1側壁を有し、前記回路基板の一面を覆う第1ケースと、前記第1側壁を外側方から覆う第2側壁を有し、前記回路基板における前記一面と反対側の他面を覆う第2ケースと、を備え、前記第1ケースは、前記回路基板の前記一面に当接する第1当接部と、前記第1側壁に対して前記第2側壁側に反り変形可能な爪体と、を有し、前記爪体は、前記反り変形により前記回路基板の前記一面に前記第1当接部を当接可能とし、その当接状態で前記反り変形が解除されることで前記回路基板の前記他面に引っ掛かるように形成されている。
前記電気接続箱によれば、第1ケースの爪体の第1側壁に対する反り変形を利用することで、回路基板の一面が第1ケースの第1当接部に当接した状態で、回路基板の他面に第1ケースの爪体が引っ掛かる。これにより、回路基板は、第1当接部と爪体とにより挟まれた状態で保持される。したがって、ねじを使用することなく回路基板のがたつきを効果的に抑制することができる。
<本開示の実施形態の詳細>
以下、本開示の実施形態について添付図面に基づき詳細に説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[電気接続箱の構成]
図1は、本実施形態に係る電気接続箱1の斜視図である。図2は、電気接続箱1の分解斜視図である。以下の本実施形態の説明において、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、および「後」といった方向は、図2に示す方向を意味する。図1および図2において、電気接続箱1は、回路基板2と、第1ケース3と、第2ケース4と、を備えている。
回路基板2は、例えばプリント基板からなる。回路基板2には、図示を省略する複数の接続端子の一端が接続される。回路基板2は、第1ケース3に取り付けられる。その詳細な取り付け構造については後述する。
第1ケース3は、回路基板2の下面(一面)2aを覆うケースである。第1ケース3は、例えば合成樹脂製の絶縁体である。第1ケース3は、上方が開口された矩形箱状に形成されている。第1ケース3は、底壁11と、底壁11の前後左右の各端部から上方に延びている4つの第1側壁12と、を有している。底壁11は、回路基板2の下面2aを覆う大きさに形成されている。底壁11には、前記複数の接続端子の他端が接続される複数のコネクタ13が設けられている(図3も参照)。
第2ケース4は、回路基板2の上面(他面)2bを覆うケースである。第2ケース4は、例えば合成樹脂製の絶縁体である。第2ケース4は、下方が開口された矩形箱状に形成されている。第2ケース4は、第1ケース3に固定される。その詳細な固定構造については後述する。第2ケース4は、底壁31と、底壁31の前後左右の各端部から下方に延びている4つの第2側壁32と、を有している。底壁31は、回路基板2の上面2bを覆う大きさに形成されている。
第2ケース4の第2側壁32は、第1ケース3の第1側壁12を外側方から覆うように形成されている(図4も参照)。具体的には、第2ケース4の前側の第2側壁32は、第1ケース3の前側の第1側壁12を前方から覆うように形成されている。第2ケース4の後側の第2側壁32は、第1ケース3の後側の第1側壁12を後方から覆うように形成されている。第2ケース4の右側の第2側壁32は、第1ケース3の右側の第1側壁12を右方から覆うように形成されている。第2ケース4の左側の第2側壁32は、第1ケース3の左側の第1側壁12を左方から覆うように形成されている。
[第1ケースにおける回路基板の取り付け構造]
図3は、第1ケース3の斜視図である。図4は、図3のI-I矢視断面図である。図4では、図1の状態における回路基板2および第2ケース4も断面で図示している。図3および図4において、第1ケース3は、回路基板2の下面2aに当接する複数の第1当接部14を有している。複数の第1当接部14は、各第1側壁12において長手方向に間隔をあけて設けられている。本実施形態では、隣り合う第1側壁12同士が接続されている角部にも第1当接部14が設けられている。
各第1当接部14は、第1側壁12および前記角部から内方に突出し、かつ上下方向に延びている。各第1当接部14の上面は、第1側壁12の上面よりも上方に突出している。図5は、電気接続箱1の第2ケース4を取り外した状態を示す平面図である。図4および図5に示すように、第1ケース3の各第1当接部14の上面には、回路基板2の下面2aの前後左右の端部が面接触して当接する。これにより、第1ケース3の開口端に、回路基板2が載置されている。
図3および図5において、第1ケース3は、回路基板2が複数の第1当接部14に当接した状態で、回路基板2のがたつきを抑制する複数の抑制部15を有している。本実施形態では、複数の抑制部15は、各第1側壁12において2つずつ間隔をあけて設けられた第1抑制部15Aと、底壁11の中央部に設けられた1つの第2抑制部15Bと、を含む。
図6は、第1ケース3の第1抑制部15Aの周辺を示す拡大斜視図である。図4および図6において、各第1抑制部15Aは、一対の板体16と、一対の板体16の間に配置された爪体17と、を有している。第1抑制部15Aの一対の板体16は、回路基板2の水平方向のがたつきを抑制するものである。一対の板体16は、各第1側壁12の隣り合う第1当接部14同士の間に設けられている。
各板体16は、例えば側面視において略台形状に形成されている。各板体16は、第1側壁12の上面から第1当接部14の上面よりも上方に突出している。これにより、各板体16の内側面16aは、第1当接部14の上面に当接した回路基板2の側面に対向して配置される。したがって、複数の第1抑制部15Aそれぞれの板体16の内側面16aに、回路基板2の対向する側面が当接することで、回路基板2の水平方向(前後方向および左右方向)のがたつきが抑制される(図5も参照)。
第1抑制部15Aの爪体17は、回路基板2の上下方向のがたつきを抑制するものである。爪体17は、第1側壁12において一対の板体16の間に設けられている。本実施形態の爪体17は、第1側壁12に一対のスリット18を上下方向に切り欠くことによって、これらのスリット18間に設けられている。爪体17は、胴部21と、胴部21の上端部に設けられた引掛部22と、を有している。
胴部21は、上下方向に長い平板形状に形成されている。胴部21は、第1当接部14の上面よりも上方に突出している。胴部21は、その下端部を起点として、第1側壁12に対して外側(第2側壁32側)に反り変形可能である。引掛部22は、胴部21の上端部において内方に突出している。引掛部22の上側には、案内面22aが形成されている。案内面22aは、引掛部22の上端から下方かつ内方に向かって斜めに延びている。
引掛部22の下側には、テーパ面22bおよび平坦面22cが形成されている。テーパ面22bは、胴部21の内側面から上方かつ内方に向かって斜めに延びている。テーパ面22bは、回路基板2の下面2aが第1当接部14に当接した状態で、回路基板2の上面2bの端縁部(縁部)に線接触して引っ掛かるように形成されている。平坦面22cは、テーパ面22bの上端から内方に向かって水平に延びている。平坦面22cは、回路基板2の下面2aが第1当接部14に当接した状態で、回路基板2の上面2bに対向して配置される。
図3において、底壁11の上面の中央部には、衝立25が設けられている。この衝立25には、第2抑制部15Bが設けられている。第2抑制部15Bは、爪体19を有している。爪体19は、回路基板2の上下方向のがたつきを抑制するものである。本実施形態の爪体19は、衝立25の左右両側に一対のスリット26を上下方向に切り欠くことによって、これらのスリット26間に設けられている。
図7は、図3のII-II矢視断面図である。図7では、図1の状態における回路基板2および第2ケース4も断面で図示している。図5および図7において、爪体19は、第1抑制部15Aの爪体17と同様に、胴部21と引掛部22とを有している。爪体19の胴部21は、その下端部を起点として、衝立25に対して前側の第2側壁32側に反り変形可能である。なお、胴部21は、衝立25に対して後側、右側、または左側に反り変形可能であってもよい。
爪体19の引掛部22は、胴部21の上端部において後方に突出している。引掛部22は、回路基板2の下面2aが第1当接部14に当接した状態で、回路基板2の中央部に形成された貫通孔2cを貫通可能な大きさに形成されている。
引掛部22の案内面22aは、引掛部22の上端から下方かつ後方に向かって斜めに延びている。引掛部22のテーパ面22bは、胴部21の後面から上方かつ後方に向かって斜めに延びている。テーパ面22bは、回路基板2の下面2aが第1当接部14に当接した状態で、回路基板2の上面2bにおける貫通孔2cの開口縁部(縁部)に線接触して引っ掛かるように形成されている。引掛部22の平坦面22cは、テーパ面22bの上端から後方に向かって水平に延びている。引掛部22の平坦面22cは、回路基板2の下面2aが第1当接部14に当接した状態で、回路基板2の上面2bに対向して配置される。
以上の構成により、回路基板2を第1ケース3に取り付ける際には、図2に示す状態から回路基板2を下方に移動させる。そうすると、回路基板2の下面2aにおける前後左右の各端縁部が、複数の爪体17の案内面22a(図4参照)に当接する。また、回路基板2の下面2aにおける貫通孔2cの開口縁部が、爪体19の案内面22a(図7参照)に当接する。この状態から回路基板2をさらに下方に押し下げると、その押し下げ力によって各爪体17の胴部21が外側へ反り変形し、その胴部21と共に引掛部22が外側へ逃げる。同様に、前記押し下げ力によって爪体19の胴部21が前側へ反り変形し、その胴部21と共に引掛部22が前側へ逃げる。これにより、回路基板2の前後左右の各端縁部が各爪体17の引掛部22を乗り越え、かつ回路基板2の貫通孔2cを爪体19の引掛部22が貫通することで、回路基板2の下面2aが各第1当接部14の上面に当接する。
回路基板2の下面2aが各第1当接部14に当接すると、各爪体17および爪体19の胴部21の反り変形が解除され、各爪体17および爪体19の引掛部22は元の状態に復帰する。そうすると、図4に示すように、各爪体17の引掛部22のテーパ面22bが、回路基板2の上面2bの端縁部に引っ掛かる。また、図7に示すように、各爪体19の引掛部22のテーパ面22bが、回路基板2の上面2bにおける貫通孔2cの開口縁部に引っ掛かる。
これにより、回路基板2は、各爪体17および爪体19の引掛部22と、第1当接部14とにより上下方向に挟み込まれた状態で保持され、第1ケース3に取り付けられた状態となる。また、この状態で、各爪体17および爪体19における引掛部22の平坦面22cは、回路基板2の上面2bに対向して配置される。このため、回路基板2が振動等により上方に移動しても、回路基板2の上面が各引掛部22の平坦面22cに当接することで、回路基板2が第1ケース3の上方へ抜け出すのを抑制することができる。
図8は、第2ケース4を下方から見た斜視図である。図8において、第2ケース4は、第1ケース3の爪体17,19(図3参照)の反り変形を規制する複数の規制部33を有している。複数の規制部33は、各第2側壁32において2つずつ間隔をあけて設けられた第1規制部34と、底壁31の中央部に設けられた1つの第2規制部35と、を含む(図10も参照)。
図4および図8において、第1規制部34は、第1抑制部15Aの爪体17に当接して爪体17の外側への反り変形を規制するものである。第1規制部34は、第2側壁32の内面の上側において内方に突出し、かつ上下方向に延びている。爪体17が回路基板2の上面2bに引っ掛かった状態で、第1規制部34の内面(突出端面)は、爪体17の外面に面接触する。
図7および図8において、第2規制部35は、第2抑制部15Bの爪体19に当接して爪体19の前側への反り変形を規制するものである。第2規制部35は、例えば平板形状に形成されている。第2規制部35は、底壁31の下面の中央部において下方に突出して設けられている。爪体19が回路基板2の上面2bに引っ掛かった状態で、第2規制部35の後面は、爪体19の前面に面接触する。第2規制部35の前面には、底壁31の下面に固定されたリブ36が接続されている。第2規制部35の後面の左右両端部には、底壁31の下面に固定された一対のリブ37が接続されている。これにより、第2規制部35は、リブ36,37によって前後方向から補強されている。
以上の構成により、後述の如く第2ケース4を第1ケース3に固定する際に、第1規制部34の内面が爪体17の外面に面接触し(図4参照)、第2規制部35の後面が爪体19の前面に面接触する(図7参照)。これにより、第1ケース3の爪体17,19の反り変形が規制される。
[第1ケースと第2ケースとの固定構造]
図1および図2において、第1ケース3の各第1側壁12は、第2ケース4の第2側壁32に向かって突出する突出部27を有している。本実施形態(図5も参照)では、前後の各第1側壁12は、その外側面において第1抑制部15Aを挟んで左右方向に間隔をあけて設けられた3つの突出部27を有している。左右の各第1側壁12は、その外側面において一対の第1抑制部15Aの間(前後方向の中央部)に設けられた1つの突出部27を有している。
第2ケース4の各第2側壁32には、対向する第1側壁12の突出部27に対応する位置に嵌合孔41が形成されている。本実施形態(図8も参照)では、前後の各第2側壁32には、左右方向に間隔をあけて3つの嵌合孔41が形成されている。左右の各第2側壁32には、前後方向の中央部に1つの嵌合孔41が形成されている。各第2側壁32の嵌合孔41には、対応する各第1側壁12の突出部27が強制的に嵌め込まれる。以下、その詳細について説明する。
図9は、図5のIII-III矢視断面図である。図9では、図1の状態における第2ケース4も断面で図示している。図9に示すように、第1側壁12の突出部27の下端には、嵌合面27aが形成されている。嵌合面27aは、第1側壁12の外側面から外方に向かって水平に延びている。突出部27の上側には、案内面27bが形成されている。案内面27bは、第1側壁12の外側面から下方かつ外方に向かって斜めに延びている。
図8および図9において、第2側壁32の嵌合孔41は、第2側壁32の厚み方向に貫通する矩形状の孔である。嵌合孔41は、突出部27が挿入される大きさに形成されている(図1も参照)。嵌合孔41の下面は、突出部27の嵌合面27aが面接触して嵌合される被嵌合面41aとされている。第2側壁32の内側面における嵌合孔41の下方には、被案内面42が形成されている。被案内面42は、第2側壁32の内側面において、嵌合孔41付近から第2側壁32の下端に至るまで、下方かつ外方に向かって斜めに延びている。
図10は、第2ケース4を下方から見た平面図である。図8および図10において、第2ケース4は、各第2側壁32の内側に設けられた段差部38を有している。各段差部38は、第2側壁32の内側面の上側において、長手方向全体にわたって内方に突出して設けられている。
前後の各第2側壁32における段差部38の下面は、2つの凹面38aと、3つの突出面38bと、を有している。突出面38bは、段差部38の長手方向の中央部および両端部にそれぞれ形成されている。凹面38aは、隣り合う突出面38b同士の間に形成されている。
左右の各第2側壁32における段差部38の下面は、2つの凹面38aと、1つの突出面38bと、2つの突出面38cと、を有している。突出面38bは、段差部38の長手方向中央部に形成されている。突出面38cは、段差部38の長手方向両端部に形成されている。凹面38aは、隣り合う突出面38b,38c同士の間に形成されている。
図11は、図10のIV-IV矢視断面図である。図11では、図1の状態における回路基板2および第1ケース3も断面で図示している。図8および図11において、段差部38の各凹面38aは、第1ケース3の第1抑制部15Aに対応する位置に形成されている。これにより、第2ケース4を第1ケース3に固定する際に、段差部38と第1抑制部15Aとが干渉しないようになっている。
各突出面38bは、その長手方向中央部が第2側壁32の嵌合孔41の上方に位置するように形成されている。各突出面38bの長手方向両端部には、下方に突出する一対の第2当接部43が設けられている。これにより、各突出面38bには、嵌合孔41を挟んだ長手方向両側であって嵌合孔41から離れた位置に、一対の第2当接部43が設けられている。
各突出面38cの長手方向両端部にも、下方に突出する一対の第2当接部43が設けられている。隣り合う第2側壁32の突出面38b,38c同士が接続されている角部には、これら両突出面38b,38cの共通の第2当接部43が1つ形成されている。なお、前記角部には、両突出面38b,38cそれぞれの第2当接部43が別々に形成されていてもよい。
各第2側壁32の第2当接部43の下面は、回路基板2の上面2bの端部に面接触して当接する。例えば、前側の第2側壁32の第2当接部43の下面は、回路基板2の上面2bにおける前側の端部に面接触して当接する。本実施形態の第2当接部43は、回路基板2を挟んで第1ケース3の第1当接部14の上方に配置される。これにより、第2側壁32は、第2当接部43および回路基板2を介して、第1側壁12に支持される。
各突出面38bにおける一対の第2当接部43の間の部分は、回路基板2の上面2bに当接しない非当接部44とされている。このため、各第2側壁32における非当接部44よりも下側部分、つまり嵌合孔41の周辺部は、その長手方向両側の一対の第2当接部43を支点として下方に撓み変形し易くなっている。したがって、非当接部44により、第2側壁32における嵌合孔41の周辺部の撓み変形が許容される。
各第2側壁32における非当接部44の上方には、第2側壁32を下方に押し付けて撓み変形させるための押付部45が形成されている(図1も参照)。本実施形態の押付部45は、第2側壁32の外面の上側に形成されている。押付部45を下方に押し付けることで、第2側壁32の嵌合孔41の周辺部を容易に撓み変形させることができる。
以上の構成により、第2ケース4を第1ケース3に固定する際には、図2に示す状態から、上述の如く回路基板2を第1ケース3に取り付けた後、第2ケース4を下方に移動させる。そうすると、第2ケース4の各第2側壁32は、第1ケース3の各第1側壁12を外側方から覆いながら下方に移動し、図12の2点鎖線で示すように、各第2側壁32の下端が、第1側壁12の突出部27の案内面27bに当接する。
さらに、第2ケース4を下方に移動させると、被案内面42が案内面27bに当接しながら下方に移動することで、各第2側壁32が外側方に徐々に押し広げられる。そして、第2側壁32の第2当接部43が回路基板2の上面2bに当接することで、第2ケース4の下方移動が規制される。このとき、図12の実線で示すように、被案内面42は、案内面27bよりも下方に移動し、第2側壁32の嵌合孔41は、第1側壁12の突出部27よりも少し上方に位置している。
図12に示す状態から、第2側壁32の押付部45を下方に押し付ける。そうすると、第2側壁32の嵌合孔41の周辺部が下方に撓み変形することで、第2側壁32の嵌合孔41は、第1側壁12の突出部27の位置まで押し下げられる。これにより、図9に示すように、第1側壁12の突出部27は、第2側壁32の嵌合孔41に強制的に嵌め込まれる。
[本実施形態の効果]
本実施形態の電気接続箱1によれば、第2ケース4において、一対の第2当接部43が、回路基板2の上面2bの端部に当接した状態で、当該端部に当接しない非当接部44によって第2側壁32の撓み変形が許容される。このため、第2側壁32を撓み変形させることで、第2ケース4の第2側壁32に形成された嵌合孔41に、第1ケース3の第1側壁12の突出部27を強制的に嵌め込むことができる。これにより、回路基板2は、第1ケース3の第1当接部14と、第2ケース4の第2当接部43とにより上下方向に挟まれた状態で保持される。したがって、ねじを使用することなく回路基板2の上下方向のがたつきを効果的に抑制することができる。また、第1当接部14および第2当接部43は、それぞれ回路基板2の下面2aおよび上面2bに面接触するので、回路基板2の上下方向のがたつきを、さらに効果的に抑制することができる。
第1ケース3の爪体17,19の第1側壁12に対する反り変形を利用することで、回路基板2は、第1ケース3の第1当接部14および爪体17,19によっても上下方向に挟まれた状態で保持される。これにより、回路基板2の上下方向のがたつきを、さらに効果的に抑制することができる。また、爪体17,19のテーパ面22bは、回路基板2の上面2bの縁部に線接触するので、回路基板2および爪体17,19のいずれかに寸法誤差が生じても、爪体17,19を回路基板2の上面2bに確実に引っ掛けることができる。
第2ケース4の第1規制部34および第2規制部35により、第1ケース3の爪体17,19は回路基板2の上面2bに引っ掛かった状態で保持されるので、回路基板2のがたつきを、さらに効果的に抑制することができる。
[その他]
本実施形態の電気接続箱1では、第1ケース3を下側に配置し、第2ケース4を上側に配置しているが、第1ケース3を上側に配置し、第2ケース4を下側に配置してもよい。本実施形態の電気接続箱1は、突出部27を嵌合孔41に強制的に嵌め込んで回路基板2のばたつきを抑制する構造と、爪体17,19の反り変形を利用して回路基板2のばたつきを抑制する構造とを備えているが、いずれか一方の構造だけで回路基板2のばたつきを抑制してもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電気接続箱
2 回路基板
2a 下面(一面)
2b 上面(他面)
2c 貫通孔
3 第1ケース
4 第2ケース
11 底壁
12 第1側壁
13 コネクタ
14 第1当接部
15 抑制部
15A 第1抑制部
15B 第2抑制部
16 板体
16a 内側面
17 爪体
18 スリット
19 爪体
21 胴部
22 引掛部
22a 案内面
22b テーパ面
22c 平坦面
25 衝立
26 スリット
27 突出部
27a 嵌合面
27b 案内面
31 底壁
32 第2側壁
33 規制部
34 第1規制部
35 第2規制部
36 リブ
37 リブ
38 段差部
38a 凹面
38b 突出面
38c 突出面
41 嵌合孔
41a 被嵌合面
42 被案内面
43 第2当接部
44 非当接部
45 押付部

Claims (4)

  1. 回路基板と、
    第1側壁を有し、前記回路基板の一面を覆う第1ケースと、
    前記第1側壁を外側方から覆う第2側壁を有し、前記回路基板における前記一面と反対側の他面を覆う第2ケースと、を備え、
    前記第1側壁は、前記第2側壁に向かって突出する突出部を有し、
    前記第2側壁には、当該第2側壁の撓み変形により前記突出部が強制的に嵌め込まれる嵌合孔が形成されており、
    前記第1ケースは、前記回路基板の前記一面に当接する第1当接部を有し、
    前記第2ケースは、
    前記第2側壁の前記嵌合孔を挟んだ両側の位置において、前記回路基板の前記他面に当接する一対の第2当接部と、
    前記第2側壁の前記撓み変形を許容するために、一対の前記第2当接部の間において前記他面に当接しない非当接部と、を有する、電気接続箱。
  2. 前記第1ケースは、前記第1側壁に対して前記第2側壁側に反り変形可能な爪体をさらに有し、
    前記爪体は、前記反り変形により前記回路基板の前記一面に前記第1当接部を当接可能とし、その当接状態で前記反り変形が解除されることで前記回路基板の前記他面に引っ掛かるように形成されている、請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記第2ケースは、前記爪体が前記回路基板の前記他面に引っ掛かった状態で、前記爪体に当接して前記反り変形を規制する規制部をさらに有する、請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 回路基板と、
    第1側壁を有し、前記回路基板の一面を覆う第1ケースと、
    前記第1側壁を外側方から覆う第2側壁を有し、前記回路基板における前記一面と反対側の他面を覆う第2ケースと、を備え、
    前記第1ケースは、
    前記回路基板の前記一面に当接する第1当接部と、
    前記第1側壁に対して前記第2側壁側に反り変形可能な爪体と、を有し、
    前記爪体は、前記反り変形により前記回路基板の前記一面に前記第1当接部を当接可能とし、その当接状態で前記反り変形が解除されることで前記回路基板の前記他面に引っ掛かるように形成されている、電気接続箱。
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