JP2023154298A - 混合装置、ボトルユニット及びパンク修理キット - Google Patents
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Abstract
【課題】 パンク修理を短時間で行うための混合装置、ボトルユニット及びパンク修理キットを提供する。【解決手段】 パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置4である。混合室6と、混合室6に圧縮空気を供給するための第1入口7と、混合室6にパンク修理液を供給するための第2入口8と、混合室6からパンク修理液と圧縮空気との混合物を排出するための出口9とを備えている。混合室6は、パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部6aを含んでいる。堆積部6aは、第2入口8と出口9との間に形成されている。【選択図】 図1
Description
本開示は、パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置、混合装置を含むボトルユニット及びボトルユニットを含むパンク修理キットに関する。
従来、パンクしたタイヤを修理するためのパンク修理キットが知られている。例えば、下記特許文献1では、コンプレッサからの圧縮空気により、パンクしたタイヤにパンク修理液と圧縮空気とを順次注入してパンクを修理するためのパンク修理キットを提案している。
しかしながら、特許文献1のパンク修理キットは、パンク修理液を注入後、圧縮空気を注入するため、パンクしている部位をパンク修理液で塞ぐために多くのパンク修理液を注入する必要があり、その作業に要する時間も長いものであった。
本開示は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、パンク修理を短時間で行うための混合装置、ボトルユニット及びパンク修理キットを提供することを主たる目的としている。
本開示は、パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置であって、混合室と、前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを備え、前記混合室は、前記パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部を含み、前記堆積部は、前記第2入口と前記出口との間に形成される、混合装置である。
本開示の混合装置は、上述の構成を備えることにより、パンク修理を短時間で行うことができる。
以下、本開示の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のパンク修理キット1を概念的に示す断面図である。図1に示されるように、パンク修理キット1は、パンクしたタイヤTに、パンク修理液と圧縮空気とを供給するのに好適に用いられる。本実施形態のパンク修理キット1は、ボトルユニット2と、圧縮空気を供給するためのコンプレッサ3とを含んでいる。
図1は、本実施形態のパンク修理キット1を概念的に示す断面図である。図1に示されるように、パンク修理キット1は、パンクしたタイヤTに、パンク修理液と圧縮空気とを供給するのに好適に用いられる。本実施形態のパンク修理キット1は、ボトルユニット2と、圧縮空気を供給するためのコンプレッサ3とを含んでいる。
本実施形態のボトルユニット2は、混合装置4と、パンク修理液が収容されたボトル容器5とを含んでいる。ボトル容器5は、例えば、パンク修理液をボトル容器5の内部に収容するための口部5aを有している。混合装置4は、口部5aに取り付けられるのが望ましい。図1は、口部5aを下側に向けたボトル容器5の起立状態を示している。
混合装置4は、パンク修理液と圧縮空気とを混合するのに好適に用いられる。本実施形態の混合装置4は、混合室6と、混合室6に圧縮空気を供給するための第1入口7と、混合室6にパンク修理液を供給するための第2入口8と、混合室6からパンク修理液と圧縮空気との混合物を排出するための出口9とを備えている。このような混合装置4は、コンプレッサ3から供給される圧縮空気の脈動により、混合室6が正圧状態と負圧状態とに繰り返されることで、パンク修理液を混合室6内に滴下することができる。
図2は、口部5aを下側に向けたボトル容器5の起立状態における本実施形態の混合装置4の模式図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態の混合室6は、パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部6aを含んでいる。本実施形態の堆積部6aは、第2入口8と出口9との間に形成されている。
このような混合装置4は、第2入口8から滴下されたパンク修理液が混合室6内で攪拌され出口9から排出される前に、パンク修理液が堆積部6aに接することで、パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させることができる。このため、本実施形態の混合装置4は、凝集物が出口9に流れ込むことで流路が狭くなることを抑制することができ、パンク修理を短時間で行うことができる。
より好ましい態様として、混合物は、パンク修理液と圧縮空気とのエアロゾルである。このようなパンク修理キット1は、パンクした部分を少量のパンク修理液で効率よく修理可能であり、タイヤTの内部に吸音材、センサ等が配されたタイヤTであっても、吸音材、センサ等への影響を低減することができる。
パンク修理液は、グリコールを少なくとも含むのが望ましい。グリコールとしては、例えば、エチレングリコール、1,3-プロパンジオール、プロピレングリコール等が挙げられる。このようなパンク修理液は、パンクしたタイヤTにエアロゾルとして少量を注入したときにも、パンクした部分を効率よく修理することに適している。
第1入口7は、例えば、混合室6に圧縮空気を第1流れ方向a1に供給している。出口9は、例えば、混合物を第2流れ方向a2に排出している。本実施形態の第1流れ方向a1と第2流れ方向a2とは、互いに平行で向きが反対である。このような混合装置4は、圧縮空気が混合室6内の全体に拡散させることができ、パンク修理液と圧縮空気とを均一に混合することができる。
堆積部6aは、出口9の周囲に形成されるのが望ましい。このような堆積部6aは、パンク修理液に含まれる凝集物を確実に堆積させることができ、凝集物が出口9に流れ込むことをより抑制することができる。
本実施形態の堆積部6aは、混合室6の出口9が連通する面6bから突出している。堆積部6aは、例えば、薄板状に形成されている。このような堆積部6aは、出口9に流れ込む凝集物を効率的に堆積させることができる。
図2に示されるように、堆積部6aの面6bからの突出高さh1は、好ましくは、混合室6の突出方向の高さh2の0.50~0.85倍である。堆積部6aの突出高さh1が混合室6の高さh2の0.50倍以上であることで、パンク修理液に含まれる凝集物を確実に堆積させることができ、凝集物が出口9に流れ込むことをより確実に抑制することができる。堆積部6aの突出高さh1が混合室6の高さh2の0.85倍以下であることで、混合室6内で圧縮空気とパンク修理液との混合物がスムーズに移動することができ、パンク修理を短時間で行うことに役立つ。
図3は、図1のA-A線の断面図である。図3に示されるように、堆積部6aの突出方向に直交する長手方向の長さw1は、好ましくは、出口9の最大開口幅w2の1.6~3.0倍である。堆積部6aの長さw1が出口9の最大開口幅w2の1.6倍以上であることで、パンク修理液に含まれる凝集物を確実に堆積させることができ、凝集物が出口9に流れ込むことをより確実に抑制することができる。堆積部6aの長さw1が出口9の最大開口幅w2の3.0倍以下であることで、混合室6内で圧縮空気とパンク修理液との混合物がスムーズに移動することができ、パンク修理を短時間で行うことに役立つ。
薄板状の堆積部6aの厚さtは、好ましくは、1.0~2.0mmである。このような堆積部6aは、混合室6内で圧縮空気とパンク修理液との混合物がスムーズな移動を妨げることなく、凝集物が出口9に流れ込むことを抑制することができる。なお、図3において、堆積部6aは円弧状に形成されているが、堆積部6aは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、直線状に形成されていてもよい。
図1に示されるように、混合装置4は、例えば、ボトル容器5の口部5aに取り付けられる第1部材10と、第1部材10に取り付けられる第2部材11とを含んでいる。第1部材10は、口部5aにネジ止めされるのが望ましい。第1部材10と口部5aとの間は、例えば、第1シール部材12により密閉されている。
このような第1部材10は、ボトル容器5への取り付けが容易であり、取り付け後の気密性にも優れている。なお、第1部材10とボトル容器5との取り付けは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、弾性体による抜け止め構造等が採用されてもよい。
第1部材10は、未使用時のボトル容器5の口部5aを封止するためのフィルム(図示省略)を破断するための破断部13を有するのが望ましい。このような混合装置4は、ボトル容器5に取り付けることでボトル容器5の封止を開放することができる。また、ボトル容器5は、フィルムにより封止されているので、パンク修理液を長期間、変質することなく保存することができる。
本実施形態の第1部材10は、第2入口8が設けられた壁部14を有している。壁部14は、例えば、薄板状に形成されている。第2入口8は、例えば、壁部14に設けられた少なくとも1つの孔である。壁部14は、このような態様に限定されるものではなく、第2入口8が設けられるものであれば、種々の態様が採用され得る。壁部14は、例えば、使用条件等に応じて、その位置が変更可能であってもよい。このような第1部材10は、壁部14の位置を変更することで混合室6の大きさを変更することができ、設計変更が容易である。
第2部材11は、第1部材10にネジ止めされるのが望ましい。第1部材10と第2部材11との間は、例えば、第2シール部材15により密閉されている。混合室6は、第1部材10と第2部材11とが組み合わされることで構成されている。このため、第1部材10と第2部材11とは、第1部材10がボトル容器5に取り付けられる前に、予め組み合わされるのが望ましい。なお、第1部材10と第2部材11との取り付けは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、弾性体による抜け止め構造等が採用されてもよく、圧入、接着、溶着等により分解不能に一体化されてもよい。
本実施形態の第2部材11には、第1入口7と出口9と堆積部6aが設けられる面6bを有している。堆積部6aは、第1入口7と出口9との間に形成されるのが望ましい。このような混合装置4は、パンク修理液と圧縮空気とを効率よく混合するとともに、パンク修理液に含まれる凝集物が出口9に流れ込むのを抑制することができる。
本実施形態の混合装置4では、口部5aを下側に向けたボトル容器5の起立状態において、第1入口7と出口9とが下方に設けられ、第2入口8が上方に設けられる。第1入口7は、例えば、混合室6の中心に位置する。第2入口8と出口9とは、第1入口7を挟んで、その両側に位置するのが望ましい。このような混合装置4は、パンク修理液と圧縮空気とを効率よく混合することに役立つ。
第1入口7は、例えば、混合室6に第1開口面積S1で連通している。第2入口8は、例えば、混合室6に第2開口面積S2で連通している。第1開口面積S1は、好ましくは、第2開口面積S2の1.5~15.5倍である。第1開口面積S1が第2開口面積S2の1.5~15.5倍であることで、パンク修理液と圧縮空気との割合を適切な範囲に維持することができる。
このような観点から、第1開口面積S1は、より好ましくは、第2開口面積S2の1.5~13.0倍であり、更に好ましくは、第2開口面積S2の1.5~10.0倍である。このような混合装置4は、パンク修理液と圧縮空気との割合をより適切な範囲に維持することができる。
なお、第2入口8は、例えば、壁部14に設けられた複数の孔であってもよい。本実施形態では、第2入口8が複数の孔である場合の第2開口面積S2は、複数の孔のそれぞれの開口面積の総和である。
第2入口8の孔の形状は、特に限定されるものではなく、例えば、円形状、楕円形状、多角形状等から適宜選択され得る。第2入口8の孔の形状は、例えば、第2入口8が複数の孔である場合、全ての孔が同一の形状であってもよく、孔毎に異なる形状であってもよい。
図4は、口部5aを下側に向けたボトル容器5の起立状態における第2の実施形態の混合装置24の模式図である。図4に示されるように、第2の実施形態の混合装置24は、混合室26と、第1入口27と、第2入口28と、出口29とを備えている。混合室26、第1入口27、第2入口28及び出口29の機能等は、上述の混合室6、第1入口7、第2入口8及び出口9と同一であり、その説明が省略される。
第2の実施形態の混合室26は、パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部26aを含んでいる。第2の実施形態の堆積部26aは、第2入口28と出口29との間に形成されている。混合装置24では、第1流れ方向a1と第2流れ方向a2とが、互いに平行で向きが同一である。このような混合装置24は、圧縮空気が混合室26内に拡散させつつ、スムーズに排出することができ、短時間でのパンク修理に役立つ。
口部5aを下側に向けたボトル容器5の起立状態(図1に示す)において、出口29は、第1入口27よりも上方に位置するのが望ましい。第2の実施形態の第2入口28、出口29及び堆積部26aは、混合室36の上面に設けられている。このような混合装置24は、パンク修理液に含まれる凝集物を混合室26の下側や堆積部26aに堆積させることができ、凝集物が出口29に流入することをより確実に抑制することができる。
図5は、第3の実施形態のパンク修理キット31を概念的に示す断面図である。図5に示されるように、第3の実施形態のパンク修理キット31は、ボトルユニット32と、圧縮空気を供給するためのコンプレッサ3とを含んでいる。
第3の実施形態のボトルユニット32は、上述のボトルユニット2と同様、混合装置34と、パンク修理液が収容されたボトル容器35とを含んでいる。ボトル容器35は、例えば、パンク修理液をボトル容器35の内部に収容するための口部35aを有している。混合装置34は、口部35aに取り付けられるのが望ましい。
第3の実施形態の混合装置34は、混合室36と、第1入口37と、第2入口38と、出口39とを備えている。混合室36、第1入口37、第2入口38及び出口39の機能等は、上述の混合室6、第1入口7、第2入口8及び出口9と同一であり、その説明が省略される。
第3の実施形態の混合室36は、上述の混合室6と同様、パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部36aを含んでいる。第3の実施形態の堆積部36aは、上述の堆積部36aと同様、第2入口38と出口39との間に形成されている。
第3の実施形態のボトル容器35の口部35aは、第2入口38が設けられた壁部40を有している。第3の実施形態の混合装置34は、口部35aの内部に形成されている。すなわち、壁部40は、口部35aの内部に設けられているが、混合装置34の構成要素である。
第3の実施形態の混合装置34は、例えば、ボトル容器35の口部35aに取り付けられる接続部材41を含んでいる。接続部材41は、口部35aにネジ止めされるのが望ましい。接続部材41と口部35aとの間は、例えば、シール部材42により密閉されている。
ボトル容器35は、例えば、未使用時の口部5aを封止するためのフィルム(図示省略)を有している。第3の実施形態の堆積部36aは、接続部材41が口部35aにネジ止めされる際に、フィルムを破断する機能を備えている。このような混合装置34は、ボトル容器35に取り付けることでボトル容器35の封止を開放することができる。また、ボトル容器35は、フィルムにより封止されているので、パンク修理液を長期間、変質することなく保管することができる。
なお、第3の実施形態のパンク修理キット31では、保管時に混合室36にパンク修理液が充填される場合もあるが、混合室36内のパンク修理液は、圧縮空気により最初に排出され、その後、滴下されたパンク修理液と圧縮空気との混合物を生成することができる。
以上、本開示の特に好ましい実施形態について詳述したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施され得る。
[付記]
本開示は、次のとおりである。
本開示は、次のとおりである。
[本開示1]
パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置であって、混合室と、前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを備え、前記混合室は、前記パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部を含み、前記堆積部は、前記第2入口と前記出口との間に形成される、混合装置。
パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置であって、混合室と、前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを備え、前記混合室は、前記パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部を含み、前記堆積部は、前記第2入口と前記出口との間に形成される、混合装置。
[本開示2]
前記堆積部は、前記出口の周囲に形成される、本開示1に記載の混合装置。
前記堆積部は、前記出口の周囲に形成される、本開示1に記載の混合装置。
[本開示3]
前記堆積部は、前記混合室の前記出口が連通する面から突出している、本開示1又は2に記載の混合装置。
前記堆積部は、前記混合室の前記出口が連通する面から突出している、本開示1又は2に記載の混合装置。
[本開示4]
前記堆積部の前記面からの突出高さは、前記混合室の突出方向の高さの0.50~0.85倍である、本開示3に記載の混合装置。
前記堆積部の前記面からの突出高さは、前記混合室の突出方向の高さの0.50~0.85倍である、本開示3に記載の混合装置。
[本開示5]
前記堆積部の突出方向に直交する長手方向の長さは、前記出口の最大開口幅の1.6~3.0倍である、本開示3又は4に記載の混合装置。
前記堆積部の突出方向に直交する長手方向の長さは、前記出口の最大開口幅の1.6~3.0倍である、本開示3又は4に記載の混合装置。
[本開示6]
前記混合物が、エアロゾルである、本開示1ないし5のいずれかに記載の混合装置。
前記混合物が、エアロゾルである、本開示1ないし5のいずれかに記載の混合装置。
[本開示7]
本開示1ないし6のいずれかに記載の混合装置と、前記パンク修理液が収容されたボトル容器とを含むボトルユニットであって、前記ボトル容器は、前記パンク修理液を前記ボトル容器の内部に収容するための口部を有し、前記混合装置は、前記口部に取り付けられる、ボトルユニット。
本開示1ないし6のいずれかに記載の混合装置と、前記パンク修理液が収容されたボトル容器とを含むボトルユニットであって、前記ボトル容器は、前記パンク修理液を前記ボトル容器の内部に収容するための口部を有し、前記混合装置は、前記口部に取り付けられる、ボトルユニット。
[本開示8]
前記口部は、前記パンク修理液を気密に保持するためのフィルムを有し、前記堆積部は、前記口部に前記混合装置が取り付けられるときに、前記フィルムを破断する、本開示7に記載のボトルユニット。
前記口部は、前記パンク修理液を気密に保持するためのフィルムを有し、前記堆積部は、前記口部に前記混合装置が取り付けられるときに、前記フィルムを破断する、本開示7に記載のボトルユニット。
[本開示9]
本開示7又は8に記載のボトルユニットと、前記圧縮空気を供給するためのコンプレッサとを含む、パンク修理キット。
本開示7又は8に記載のボトルユニットと、前記圧縮空気を供給するためのコンプレッサとを含む、パンク修理キット。
4 混合装置
6 混合室
6a 堆積部
7 第1入口
8 第2入口
9 出口
6 混合室
6a 堆積部
7 第1入口
8 第2入口
9 出口
Claims (9)
- パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置であって、
混合室と、
前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、
前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、
前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを備え、
前記混合室は、前記パンク修理液に含まれる凝集物を堆積させる堆積部を含み、
前記堆積部は、前記第2入口と前記出口との間に形成される、
混合装置。 - 前記堆積部は、前記出口の周囲に形成される、請求項1に記載の混合装置。
- 前記堆積部は、前記混合室の前記出口が連通する面から突出している、請求項1又は2に記載の混合装置。
- 前記堆積部の前記面からの突出高さは、前記混合室の突出方向の高さの0.50~0.85倍である、請求項3に記載の混合装置。
- 前記堆積部の突出方向に直交する長手方向の長さは、前記出口の最大開口幅の1.6~3.0倍である、請求項3に記載の混合装置。
- 前記混合物が、エアロゾルである、請求項1又は2に記載の混合装置。
- 請求項1又は2に記載の混合装置と、前記パンク修理液が収容されたボトル容器とを含むボトルユニットであって、
前記ボトル容器は、前記パンク修理液を前記ボトル容器の内部に収容するための口部を有し、
前記混合装置は、前記口部に取り付けられる、ボトルユニット。 - 前記口部は、前記パンク修理液を気密に保持するためのフィルムを有し、
前記堆積部は、前記口部に前記混合装置が取り付けられるときに、前記フィルムを破断する、請求項7に記載のボトルユニット。 - 請求項7に記載のボトルユニットと、前記圧縮空気を供給するためのコンプレッサとを含む、パンク修理キット。
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