JP2023151935A - シールド編組部材及びワイヤハーネス - Google Patents

シールド編組部材及びワイヤハーネス Download PDF

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Naoya Hamamoto
大輔 橋本
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Abstract

【課題】幅広い周波数帯の電磁波の放射を抑制可能としたシールド編組部材を提供すること。【解決手段】シールド編組部材(30)は、複数の素線(40)が編み込まれてなるシールド編組部材であって、複数の素線は、第1金属材料にて構成されている第1素線(41)と、第1金属材料とは異なる第2金属材料にて構成されている第2素線(42)とを含む。【選択図】図3

Description

本開示は、シールド編組部材及びワイヤハーネスに関するものである。
従来、ワイヤハーネスとしては、電線と、該電線の延在方向に沿って電線の外周を覆うシールド編組部材とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。シールド編組部材は、複数の金属素線が編み込まれてなり、電線からの電磁波の放射を抑制する。
特開2013-110053号公報
近年、車両軽量化の観点からボディを鉄製からカーボン製へ変更する試みがある。この場合、ボディで電磁波を吸収することが困難になるため、ボディ以外で、幅広い周波数帯の電磁波を吸収したり、電磁波の放射を抑制することが求められる。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、幅広い周波数帯の電磁波の放射を抑制可能としたシールド編組部材及びワイヤハーネスを提供することにある。
本開示のシールド編組部材は、複数の素線が編み込まれてなるシールド編組部材であって、前記複数の素線は、第1金属材料にて構成されている第1素線と、前記第1金属材料とは異なる第2金属材料にて構成されている第2素線と、を含む。
本開示のワイヤハーネスは、電線と、前記電線の延在方向に沿って前記電線の外周を覆う前記シールド編組部材と、を備える。
本開示のシールド編組部材及びワイヤハーネスによれば、幅広い周波数帯の電磁波の放射を抑制できる。
図1は、一実施形態における車両の概略構成図である。 図2は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部模式平面図である。 図3は、一実施形態におけるシールド編組部材の一部模式拡大図である。 図4は、別例におけるシールド編組部材の一部模式拡大図である。 図5は、別例におけるシールド編組部材の一部模式拡大図である。 図6は、別例におけるシールド編組部材の一部模式拡大図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のシールド編組部材は、
[1]複数の素線が編み込まれてなるシールド編組部材であって、前記複数の素線は、第1金属材料にて構成されている第1素線と、前記第1金属材料とは異なる第2金属材料にて構成されている第2素線と、を含む。
同構成によれば、収容物からの幅広い周波数帯の電磁波の放射を抑制できる。
[2]前記複数の素線は、前記第1素線と前記第2素線とを半分ずつ有することが好ましい。
同構成によれば、収容物からの幅広い周波数帯の電磁波の放射をバランス良く抑制できる。
[3]前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、前記第1群及び前記第2群は共に、前記第1素線と前記第2素線とが交互に並設されてなることが好ましい。
同構成によれば、交差するように編み込まれる第1群及び第2群の各々で、第1素線と第2素線とが交互に並設されるため、第1素線と第2素線とが細かく分散された状態となる。よって、収容物からの幅広い周波数帯の電磁波の放射を良好に抑制できる。
[4]前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、前記第1群及び前記第2群は共に、前記第1素線が並設されている第1連続群と、前記第2素線が並設されている第2連続群とが並設されてなることが好ましい。
同構成によれば、交差するように編み込まれる第1群及び第2群の各々で、第1素線が並設されている第1連続群と、第2素線が並設されている第2連続群とが並設されるため、第1素線と第2素線とが程良く分散された状態となる。よって、収容物からの幅広い周波数帯の電磁波の放射を良好に抑制できる。
[5]前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、前記第1群は、前記第1素線が並設されてなる第1素線群であり、前記第2群は、前記第2素線が並設されてなる第2素線群であることが好ましい。
同構成によれば、第1素線が並設されてなる第1素線群と第2素線が並設されてなる第2素線群とが交差するように編み込まれる構成であるため、簡素な構成とすることができる。
[6]前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、前記第1群は、前記第1方向に沿って、前記第1素線が並設されてなる第1素線群と、前記第2素線が並設されてなる第2素線群とが間隔を有して交互に配置されているとともに、前記第2群は、前記第2方向に沿って、前記第1素線が並設されてなる第1素線群と、前記第2素線が並設されてなる第2素線群とが間隔を有して交互に配置されていることが好ましい。
同構成によれば、第1素線が並設されてなる第1素線群と、第2素線が並設されてなる第2素線群とが間隔を有して交互に配置されつつ、交差するように編み込まれる構成であるため、簡素な構成とすることができる。
[7]前記第1金属材料は、鉄系の金属材料であることが好ましい。
同構成によれば、搭載対象のボディの材料が一般的な鉄系の金属材料から他の材料に置き換わった場合に懸念される周波数帯の電磁波の放射を抑制できる。すなわち、ボディの材料が一般的な鉄系の金属材料から他の材料に置き換わった場合では、ボディで吸収されていた周波数帯の電磁波が吸収され難くなる虞があり、その周波数帯の電磁波の影響が懸念される。これに対して、その周波数帯の電磁波をシールド編組部材で吸収したり、収容物からの電磁波の放射を、シールド編組部材で抑えることができる。
[8]前記第2金属材料は、銅系の金属材料であることが好ましい。
同構成によれば、収容物からの幅広い周波数帯の電磁波の放射をバランス良く抑制できる。
本開示のワイヤハーネスは、
[9]電線と、前記電線の延在方向に沿って前記電線の外周を覆う前記シールド編組部材と、を備える。
同構成によれば、シールド編組部材と同様の作用効果が得られる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。本明細書における「平行」や「直交」や「真円」は、厳密に平行や直交や真円の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交や真円の場合も含まれる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(ワイヤハーネス10の概略構成)
図1に示すように、ワイヤハーネス10は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車等の搭載対象である車両Vに搭載されるものである。ワイヤハーネス10は、2個以上の車載機器同士を電気的に接続する。車載機器は、車両Vに搭載された電気機器である。ワイヤハーネス10は、例えば、車両Vの前部に設置されたインバータM1と、車両Vの後方に設置された高圧バッテリM2とを電気的に接続する。ワイヤハーネス10は、例えば、車両Vの前後方向に延びるように長尺状に形成されている。ワイヤハーネス10は、例えば、ワイヤハーネス10の延在方向の中間部分が車両Vの床下などの車室外を通るように車両Vに配索されている。
インバータM1は、例えば、車両走行の動力源となる図示しない車輪駆動用のモータと接続される。インバータM1は、高圧バッテリM2の直流電力から交流電力を生成し、その交流電力をモータに供給する。高圧バッテリM2は、例えば、数百ボルトの電圧を供給可能なバッテリである。
(ワイヤハーネス10の構成)
ワイヤハーネス10は、電線20を備える。ワイヤハーネス10は、電線20の両端部に取り付けられたコネクタC1,C2を備える。電線20の延在方向の一端部はコネクタC1を介してインバータM1に接続されている。電線20の延在方向の他端部はコネクタC2を介して高圧バッテリM2に接続されている。
また、図2に示すように、ワイヤハーネス10は、シールド編組部材30を備える。
(電線20の構成)
電線20は、芯線20aと、該芯線20aの外周を覆う絶縁被覆20bとを有している。なお、図2では、ワイヤハーネス10における1本の電線20を図示しているが、電線20の数は2本以上であってもよい。電線20は、高電圧及び大電流に対応可能な高圧電線である。
(シールド編組部材30の構成)
シールド編組部材30は、電線20の延在方向に沿って電線20の外周を覆っている。シールド編組部材30は、電線20からの電磁波の放射を抑えるものである。シールド編組部材30は、複数の素線40が編み込まれてなる。
図3に示すように、複数の素線40は、第1金属材料にて構成されている第1素線41と、第1金属材料とは異なる第2金属材料にて構成されている第2素線42とを含む。複数の素線40は、第1素線41と第2素線42とを半分ずつ有する。
詳述すると、本実施形態のシールド編組部材30には、複数の素線40を構成する単位素線が第1方向X1に並設されている第1群43が形成されているとともに、単位素線が第1方向X1と交差する第2方向Y1に並設されている第2群44が形成されている。なお、本実施形態の単位素線は4本の素線40よりなる。そして、シールド編組部材30には、第1群43が第1方向X1に間隔を有して複数設けられているとともに、第2群44が第2方向Y1に間隔を有して複数設けられている。そして、本実施形態の第1群43及び第2群44は共に、第1素線41と第2素線42とが交互に並設されてなる。詳しくは、本実施形態の第1群43は、平行に延びつつ隣接する4本の素線40によって構成され、2本ずつの第1素線41と第2素線42とが交互に並設されてなる。また、第2群44は、第1群43と同様の構成であって、平行に延びつつ隣接する4本の素線40によって構成され、2本ずつの第1素線41と第2素線42とが交互に並設されてなる。
第1金属材料は、鉄を主成分とする鉄系の金属材料である。すなわち、第1素線41は、鉄系の金属材料にて構成されている。第2金属材料は、銅を主成分とする銅系の金属材料である。すなわち、第2素線42は、銅系の金属材料にて構成されている。
電線20を覆うシールド編組部材30は、例えば、パイプやコルゲートチューブ等の外装部材に更に覆われた状態で車両Vの各部に配策される。
次に、上記のように構成されたワイヤハーネス10の作用について説明する。
電線20は、電線20の延在方向に沿って外周がシールド編組部材30に覆われていることで電磁波の放射が抑えられる。
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)シールド編組部材30を構成する複数の素線40は、第1金属材料にて構成されている第1素線41と、第1金属材料とは異なる第2金属材料にて構成されている第2素線42とを含む。よって、単一の金属材料からなる構成に比べて、収容物である電線20からの幅広い周波数帯の電磁波の放射を抑制できる。
(2)シールド編組部材30を構成する複数の素線40は、第1素線41と第2素線42とを半分ずつ有するため、電線20からの幅広い周波数帯の電磁波の放射をバランス良く抑制できる。
(3)交差するように編み込まれる第1群43及び第2群44の各々で、第1素線41と第2素線42とが交互に並設されるため、第1素線41と第2素線42とが細かく分散された状態となる。よって、電線20からの幅広い周波数帯の電磁波の放射を良好に抑制できる。
(4)第1素線41を構成する第1金属材料は、鉄系の金属材料である。よって、例えば、ワイヤハーネス10が設けられる車両Vのボディの材料が一般的な鉄系の金属材料からカーボンやアルミニウム系等の材料に置き換わった場合に懸念される周波数帯の電磁波の放射を抑制できる。すなわち、車両Vのボディの材料が一般的な鉄系の金属材料からカーボンやアルミニウム系等の材料に置き換わった場合では、ボディで吸収されていた周波数帯の電磁波が吸収され難くなる虞があり、その周波数帯の電磁波の影響が懸念される。これに対して、その周波数帯の電磁波をシールド編組部材30で吸収したり、電線20からの電磁波の放射を、シールド編組部材30で抑えることができる。
(5)第2素線42を構成する第2金属材料は、銅系の金属材料である。よって、電線20からの幅広い周波数帯の電磁波の放射をバランス良く抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、交差するように編み込まれる第1群43及び第2群44の各々は、第1素線41と第2素線42とが交互に並設されてなるとしたが、これに限定されず、第1素線41と第2素線42とを含んでいれば、他の構成としてもよい。
例えば、図4に示すように、変更してもよい。この例では、第1群51及び第2群52は共に、第1素線41が並設されている第1連続群53と、第2素線42が並設されている第2連続群54とが並設されてなる。詳しくは、第1群51は、平行に延びつつ隣接する4本の素線40によって構成され、2本の第1素線41が連続して並設される第1連続群53と、2本の第2素線42が連続して並設される第2連続群54とが並設されてなる。また、第2群52は、第1群51と同様の構成であって、平行に延びつつ隣接する4本の素線40によって構成され、2本の第1素線41が連続して並設される第1連続群53と、2本の第2素線42が連続して並設される第2連続群54とが並設されてなる。
このようにしても、第1素線41と第2素線42とが程良く分散された状態となる。よって、電線20からの幅広い周波数帯の電磁波の放射を良好に抑制できる。
また、例えば、図5に示すように、変更してもよい。この例では、第1群61は、第1素線41のみが並設されてなる第1素線群62であり、第2群63は、第2素線42のみが並設されてなる第2素線群64である。詳しくは、第1群61は、平行に延びつつ隣接する4本の第1素線41によって構成された第1素線群62である。また、第2群63は、平行に延びつつ隣接する4本の第2素線42によって構成された第2素線群64である。
このようにすると、上記実施形態に比べて、第1群61及び第2群63が簡素な構成となり、シールド編組部材30を簡素な構成とすることができる。
また、例えば、図6に示すように、変更してもよい。この例では、第1群71及び第2群72は共に、第1素線41が並設されてなる第1素線群73と、第2素線42が並設されてなる第2素線群74とが交互に配置されている。言い換えると、第1群71は、第1方向X1に沿って、第1素線41が並設されてなる第1素線群73と、第2素線42が並設されてなる第2素線群74とが間隔を有して交互に配置されている。また、第2群72は、第2方向Y1に沿って、第1素線41が並設されてなる第1素線群73と、第2素線42が並設されてなる第2素線群74とが間隔を有して交互に配置されている。詳しくは、第1群71は、平行に延びつつ隣接する4本の第1素線41によって構成された第1素線群73と、平行に延びつつ隣接する4本の第2素線42によって構成された第2素線群74とが間隔を有して交互に配置されている。また、第2群72は、平行に延びつつ隣接する4本の第1素線41によって構成された第1素線群73と、平行に延びつつ隣接する4本の第2素線42によって構成された第2素線群74とが間隔を有して交互に配置されている。
このようにしても、上記実施形態に比べて、第1群71及び第2群72が簡素な構成となり、シールド編組部材30を簡素な構成とすることができる。
・上記実施形態では、シールド編組部材30を構成する複数の素線40は、第1素線41と第2素線42とを半分ずつ有するとしたが、これに限定されず、例えば、第1素線41と第2素線42との量が異なる構成としてもよい。また、例えば、第1素線41及び第2素線42に加えて、第1金属材料及び第2金属材料とは異なる第3金属材料にて構成されている第3素線を有するシールド編組部材としてもよい。
・上記実施形態では、第1素線41は、第1金属材料としての鉄系の金属材料にて構成され、第2素線42は、第2金属材料としての銅系の金属材料にて構成されているとしたが、これらの少なくとも一方は他の金属材料にて構成してもよい。例えば、第1素線41及び第2素線42のいずれか一方を、アルミニウムを主成分とするアルミニウム系の金属材料にて構成してもよい。
・上記実施形態では、シールド編組部材30は、1本の電線20を覆うとしたが、これに限定されず、複数本の電線20をまとめて覆うものとしてもよい。
・上記実施形態では、シールド編組部材30は、第1群43と第2群44とが交差するように編み込まれてなるものとしたが、これに限定されず、第1素線41と第2素線42とが編み込まれていれば、どのように編み込まれていてもよい。また、第1群43及び第2群44の各々は、4本の素線40によって構成されるとしたが、これに限定されず、例えば、6本の素線40によって構成されていてもよい。
・上記実施形態では、電線20を高圧電線としたが、これに限定されず、例えば、電線20を低圧電線としてもよい。
本開示において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本開示において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本開示において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
10 ワイヤハーネス
20 電線
20a 芯線
20b 絶縁被覆
30 シールド編組部材
40 素線
41 第1素線
42 第2素線
43 第1群
44 第2群
51 第1群
52 第2群
53 第1連続群
54 第2連続群
61 第1群
62 第1素線群
63 第2群
64 第2素線群
71 第1群
72 第2群
73 第1素線群
74 第2素線群
C1 コネクタ
C2 コネクタ
M1 インバータ
M2 高圧バッテリ
V 車両
X1 第1方向
Y1 第2方向

Claims (9)

  1. 複数の素線が編み込まれてなるシールド編組部材であって、
    前記複数の素線は、第1金属材料にて構成されている第1素線と、前記第1金属材料とは異なる第2金属材料にて構成されている第2素線と、を含む、
    シールド編組部材。
  2. 前記複数の素線は、前記第1素線と前記第2素線とを半分ずつ有する、
    請求項1に記載のシールド編組部材。
  3. 前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、
    前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、
    前記第1群及び前記第2群は共に、前記第1素線と前記第2素線とが交互に並設されてなる、
    請求項1に記載のシールド編組部材。
  4. 前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、
    前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、
    前記第1群及び前記第2群は共に、前記第1素線が並設されている第1連続群と、前記第2素線が並設されている第2連続群とが並設されてなる、
    請求項1に記載のシールド編組部材。
  5. 前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、
    前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、
    前記第1群は、前記第1素線が並設されてなる第1素線群であり、
    前記第2群は、前記第2素線が並設されてなる第2素線群である、
    請求項1に記載のシールド編組部材。
  6. 前記複数の素線を構成する単位素線が第1方向に並設されている第1群が形成されているとともに、前記単位素線が前記第1方向と交差する第2方向に並設されている第2群が形成され、
    前記第1群が前記第1方向に間隔を有して複数設けられているとともに、前記第2群が前記第2方向に間隔を有して複数設けられ、
    前記第1群は、前記第1方向に沿って、前記第1素線が並設されてなる第1素線群と、前記第2素線が並設されてなる第2素線群とが間隔を有して交互に配置されているとともに、
    前記第2群は、前記第2方向に沿って、前記第1素線が並設されてなる第1素線群と、前記第2素線が並設されてなる第2素線群とが間隔を有して交互に配置されている、
    請求項1に記載のシールド編組部材。
  7. 前記第1金属材料は、鉄系の金属材料である、
    請求項1に記載のシールド編組部材。
  8. 前記第2金属材料は、銅系の金属材料である、
    請求項7に記載のシールド編組部材。
  9. 電線と、
    前記電線の延在方向に沿って前記電線の外周を覆う請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシールド編組部材と、を備える、
    ワイヤハーネス。
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