JP2023110441A - プリンタ及びプリンタのカッタユニット - Google Patents

プリンタ及びプリンタのカッタユニット Download PDF

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Abstract

【課題】カッタユニット本体とカッタユニットカバーとを一体のユニットにすると共にカッタ刃の清掃を容易にする。【解決手段】プリンタは、プリンタ本体に着脱可能なカッタユニットを備え、カッタユニットは、印字媒体を切断するカッタ刃を保持するカッタユニット本体と、印字媒体を排出する排出口を有し、カッタユニット本体に対して開閉可能に開閉軸によって軸支されるカッタユニットカバーと、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、プリンタ及びプリンタのカッタユニットに関する。
特許文献1には、ラベル(印字媒体)にデータを印字する印字部を有するプリンタ本体と、プリンタ本体に設けられラベルを送り方向と直交する方向に切断するカッタ(カッタ刃)を有するカッタユニット(カッタユニット本体)と、プリンタ本体に取り付けられてカッタユニットの外面を覆い、データが印字されたラベルを排出するための用紙排出口(排出口)を有するカバー(カッタユニットカバー)と、を備えるプリンタが開示されている。
特開2006-335016号公報
ところで、ラベルには、被着体に貼付するための粘着剤が設けられているものがある。このようなラベルをカッタ刃で切断すると、粘着剤がカッタ刃に付着することがある。そのため、カッタ刃に付着した粘着剤を除去するために、定期的にカッタ刃を清掃する必要がある。
また、特許文献1に記載のプリンタでは、カッタユニット本体とカッタユニットカバーとは別体に設けられている。そのため、カッタ刃の清掃時におけるカッタユニット本体及びカッタユニットカバーのプリンタ本体への着脱に手間がかかる。
そこで、本発明者は、カッタユニット本体とカッタユニットカバーとを一体のユニットにすることを提案している。
しかしながら、カッタユニット本体とカッタユニットカバーとを一体のユニットにすると、カッタ刃のカッタユニットカバーに臨む面の清掃が困難である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、カッタユニット本体とカッタユニットカバーとを一体のユニットにすると共にカッタ刃の清掃を容易にすることを目的とする。
本発明のある態様によれば、プリンタは、プリンタ本体に着脱可能なカッタユニットを備え、前記カッタユニットは、印字媒体を切断するカッタ刃を保持するカッタユニット本体と、前記印字媒体を排出する排出口を有し、前記カッタユニット本体に対して開閉可能に開閉軸によって軸支されるカッタユニットカバーと、を有する。
この態様では、カッタユニットは、カッタ刃を保持するカッタユニット本体と、印字媒体を排出する排出口を有するカッタユニットカバーとを有し、カッタユニットカバーはカッタユニット本体に対して開閉可能に開閉軸によって軸支される。そのため、カッタユニットカバーを開状態にすれば、カッタ刃のカッタユニットカバーに臨む面の清掃を容易に行うことができる。したがって、カッタユニット本体とカッタユニットカバーとを一体のユニットにすると共にカッタ刃の清掃を容易にすることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタの斜視図である。 図2Aは、プリンタの台紙なし印字媒体の一例の斜視図である。 図2Bは、プリンタの連続発行時及び剥離発行時に使用する印字媒体の一例の斜視図である。 図3は、プリンタの主要部分の構成を示す概略構成図である。 図4は、プリンタからカッタユニットが取り外された状態を示す斜視図である。 図5は、カッタユニットの正面からの斜視図である。 図6は、カッタユニットの背面からの斜視図である。 図7は、図5に示すカッタユニットが開かれた状態を示す正面からの斜視図である。 図8は、プリンタから保護カバーが取り外された状態を示す斜視図である。 図9は、開状態のカッタユニットの内側の面を示す斜視図である。 図10は、開状態のカッタユニットの外側の面を示す斜視図である。
以下、図1から図10を参照して、本発明の実施形態に係るプリンタ1について説明する。
まず、図1から図8を参照して、プリンタ1の全体構成について説明する。
図1は、プリンタ1の斜視図である。図2Aは、プリンタ1の台紙なし印字媒体Mの一例の斜視図である。図2Bは、プリンタ1の連続発行時及び剥離発行時に使用する印字媒体Mの一例の斜視図である。図3は、プリンタ1の主要部分の構成を示す概略構成図である。図4は、プリンタ1からカッタユニット3が取り外された状態を示す斜視図である。図5は、カッタユニット3の正面からの斜視図である。図6は、カッタユニット3の背面からの斜視図である。図7は、図5に示すカッタユニット3が開かれた状態を示す正面からの斜視図である。図8は、プリンタ1から保護カバー6が取り外された状態を示す斜視図である。
図1に示すように、プリンタ1は、プリンタ本体2と、カッタユニット3と、を備える。プリンタ1は、所定の温度領域に達すると発色する感熱発色剤がコーティングされたサーマル紙である印字媒体M(図2A及び図2B参照)を熱することで印字を行うダイレクトサーマルプリンタである。以下では、搬送される印字媒体Mの長手方向(搬送方向)に沿った方向を「前後方向」、印字媒体Mの幅方向に沿った方向を「左右方向」、搬送される印字媒体Mの厚さ方向に沿った方向を「上下方向」とも称する。
印字媒体Mは、図2Aに示すように、ロール状に巻き回された状態で紙管PTに保持される。印字媒体Mは、台紙なしラベル連続体NSPである。なお、印字媒体Mとして、台紙PBを有するラベル連続体SPを使用してもよい。
図2Aに示すように、台紙なしラベル連続体NSPは、ロール状に巻回された長尺のサーマル紙の印字面(表面)にシリコーンなどの剥離剤をコーティングし、印字面とは反対の面(裏面)に被着体に貼付するための粘着剤をコーティングしたものである。この台紙なしラベル連続体NSPには、所定の間隔でミシン目PFを形成しておいてもよい。この場合は、ミシン目PFによって区画されたそれぞれの領域が1枚分のラベルLBを構成することになる。また、サーマル紙の裏面には、ラベルLBの位置検出に用いる黒色帯状のタイミングマークTMが形成されている。
図2Bに示すように、ラベル連続体SPは、ロール状に巻回された長尺の台紙PBと、この台紙PBの表面に所定の間隔で仮着された複数枚のラベルLBとで構成されている。台紙PBの表面に仮着されたラベルLBは、印字面(表面)に感熱発色剤がコーティングされ、印字面とは反対の面(裏面)に粘着剤がコーティングされたサーマルラベルである。また、隣り合う一対のラベルLBの間には、台紙PBが露出した領域である3ミリ前後のギャップGが設けられている。さらに、台紙PBの裏面には、ラベルLBの位置検出に用いる黒色帯状のタイミングマークTMが形成されている。台紙PBの表面には、ラベルLBの剥離を容易にするために、シリコーンなどの剥離剤がコーティングされている。
図1、図3、及び図4に示すように、プリンタ本体2は、筐体21と、プリンタカバー22と、タッチパネルディスプレイ23と、収容部24と、搬送ローラとしてのプラテンローラ25と、サーマルヘッド26と、第1補助ローラ27aと、第2補助ローラ27bと、ガイド部材28と、カッタユニット取付部29と、を備える。
図1に示すように、筐体21は、プリンタ本体2の外形を構成する。図4に示すように、筐体21には、収容部24と、第1補助ローラ27aと、プラテンローラ25と、ガイド部材28と、カッタユニット取付部29と、が設けられる。筐体21には、プリンタカバー22を閉止状態に維持するロック機構(図示省略)が設けられる。ロック機構は、プリンタカバー22に設けられるレバー11(図1参照)を操作することで解除される。
図1に示すように、プリンタカバー22は、筐体21の一部を覆う。図1及び図3に示すように、プリンタカバー22には、タッチパネルディスプレイ23と、サーマルヘッド26と、第2補助ローラ27bと、が設けられる。プリンタカバー22は、筐体21に設けられる支持軸(図示省略)により一端側の端部が揺動自在に支持される。プリンタカバー22は、支持軸を支点として揺動させることで、筐体21の一部に形成される開口部21aに収容された各構成を開放する開放状態(図4参照)と、閉止する閉止状態(図1参照)と、を切り替えることができる。
図1に示すように、タッチパネルディスプレイ23は、プリンタカバー22の外側の面に設けられる。タッチパネルディスプレイ23は、閉止状態のプリンタカバー22の上面に配置される。タッチパネルディスプレイ23は、所定の情報を表示するように構成される。所定の情報は、プリンタ1に関する情報と、操作キー画像と、を含む。ユーザが操作キー画像に触れると、プリンタ1のプロセッサは、当該操作キー画像に応じた指示を受け付ける。タッチパネルディスプレイ23は、例えば、タッチセンサを有する液晶ディスプレイである。
図3に示すように、収容部24は、筐体21の支持軸側に位置する。収容部24は、印字媒体Mを収容するように構成される。収容部24には、プリンタカバー22が開放状態である場合に、開口部21aを介してプリンタ1の外部からアクセス可能である。これにより、ユーザは、印字媒体Mを収容部24にセットすることができる。
プラテンローラ25は、筐体21におけるプリンタカバー22に臨む面(上面)に配置され、開口部21aに露出する。プラテンローラ25は、第1補助ローラ27aよりも印字媒体Mの搬送方向の下流側に位置する。プラテンローラ25は、筐体21に軸支されている。即ち、プラテンローラ25は、筐体21に対して回転可能である。プラテンローラ25は、ステッピングモータ(図示省略)に接続されている。プラテンローラ25は、ステッピングモータの制御に従って、筐体21に対して回転することにより、印字媒体Mを搬送する。
サーマルヘッド26は、プリンタカバー22における筐体21に臨む面(下面)に配置される。サーマルヘッド26は、第2補助ローラ27bよりも印字媒体Mの搬送方向の下流側に位置する。サーマルヘッド26は、通電によってジュール熱を発生させる複数の発熱素子(図示省略)を有する。サーマルヘッド26は、制御回路(図示省略)に接続されている。各発熱素子は、制御回路の制御に従って発熱する。サーマルヘッド26は、筐体21側に設けられるプラテンローラ25と共に、印字媒体Mに印字を行う印字部を構成する。サーマルヘッド26は、プリンタカバー22が開放状態であるときに、プラテンローラ25と離間している。サーマルヘッド26は、プリンタカバー22が閉止状態であるときに、プラテンローラ25と対向する。サーマルヘッド26にて印字された印字媒体Mは、プラテンローラ25の回転によって、カッタユニット3に搬送される。
第1補助ローラ27aは、筐体21におけるプリンタカバー22に臨む面(上面)に配置され、開口部21aに露出する。第1補助ローラ27aは、収容部24よりも印字媒体Mの搬送方向の下流側に位置する。第1補助ローラ27aは、筐体21に軸支されている。即ち、第1補助ローラ27aは、筐体21に対して回転可能である。
第2補助ローラ27bは、プリンタカバー22における筐体21に臨む面(下面)に配置される。第2補助ローラ27bは、収容部24よりも印字媒体Mの搬送方向の下流側に位置する。第2補助ローラ27bは、プリンタカバー22に軸支されている。即ち、第2補助ローラ27bは、プリンタカバー22に対して回転可能である。第2補助ローラ27bは、プリンタカバー22が開放状態であるときに、第1補助ローラ27aと離間している。第2補助ローラ27bは、プリンタカバー22が閉止状態であるときに、第1補助ローラ27aと対向し、印字媒体Mを挟持しながら回転する。第1補助ローラ27a及び第2補助ローラ27bは、収容部24からプラテンローラ25までの印字媒体Mの搬送を補助する。
図4に示すように、ガイド部材28は、第1補助ローラ27a及びプラテンローラ25を含む印字媒体Mの搬送経路に設けられ、開口部21aに露出する。ガイド部材28は、第1補助ローラ27aとプラテンローラ25とによって搬送される印字媒体Mをガイドする略平板状の樹脂部材である。ガイド部材28は、一対の突出端部28aを有する。
一対の突出端部28aは、ガイド部材28の左右方向両端から、前方に向かって突出する。突出端部28aは、カッタユニット3のピン52(図5及び図6参照)が挿入される筐体21の後述するピン保持部31の上面を覆うように設けられる。突出端部28aは、樹脂部材であるので、ユーザが下方に向けて押圧することで弾性変形が可能である。突出端部28aが下方に向けて押圧されると、突出端部28aがピン52を軸方向に押圧し、ピン52をピン保持部31から退出する方向に移動させる。これにより、ピン52をピン保持部31から外して、カッタユニット3をカッタユニット取付部29から取り外すことができる。
カッタユニット取付部29は、筐体21の前面に設けられる。カッタユニット取付部29には、カッタユニット3が着脱可能である。カッタユニット取付部29は、第1支持部としての軸支持部30と、第2支持部としての一対のピン保持部31と、端子部32と、を有する。
軸支持部30は、カッタユニット3の後述する開閉軸41(図5及び図6参照)を支持する。軸支持部30は、筐体21の左右方向に延びる開閉軸41の両端を各々支持するように対向して一対設けられる。軸支持部30は、最小径位置では開閉軸41の外径と略同一の内径に形成される。軸支持部30は、左右方向の内側に向けて徐々に拡径するように形成される。これにより、軸支持部30への開閉軸41の挿入を容易にしている。
ピン保持部31は、カッタユニット3の後述するピン52(図5及び図6参照)を保持する。ピン保持部31は、筐体21の上下方向に沿って延設される貫通孔である。ピン保持部31は、ピン52の外径と略同一の内径に形成される。一対のピン保持部31は、左右方向に離間した位置に各々設けられる。ピン保持部31の上面には、ガイド部材28の突出端部28aが配置される。
カッタユニット取付部29には、軸支持部30が開閉軸41を支持し、ピン保持部31がピン52を保持した状態で、カッタユニット3が取り付けられる。
端子部32は、カッタユニット3と電気的に接続して電気信号を送受信するための複数の電極からなる。プリンタ本体2からは、例えば印字媒体Mを切断するタイミングに応じた信号等が、端子部32を通じてカッタユニット3に送信される。
カッタユニット3は、プリンタ本体2に着脱可能に設けられる。具体的には、カッタユニット3は、プリンタ本体2のカッタユニット取付部29に着脱可能に設けられる。図5及び図6に示すように、カッタユニット3は、カッタユニット本体4と、カッタユニットカバー5と、保護カバー6と、を有する。
ここで、印字媒体Mには、被着体に貼付するための粘着剤が設けられている。印字媒体Mを可動刃43で切断すると、粘着剤が可動刃43に付着することがある。そのため、可動刃43に付着した粘着剤を除去するために、定期的に可動刃43を清掃する必要がある。そこで、プリンタ1では、カッタユニット3をカッタユニット本体4とカッタユニットカバー5とが開閉可能な構造としている。カッタユニット本体4とカッタユニットカバー5とが開状態の場合については、図9及び図10を参照しながら、後で詳細に説明する。
カッタユニット本体4は、略矩形に形成される。カッタユニット本体4は、開閉軸41と、固定刃42と、カッタ刃としての可動刃43と、カッタ駆動機構44と、開口部45と、端子部46と、係合凸部48と、を有する。
図5から図7に示すように、開閉軸41は、カッタユニット本体4から左右方向の外側に向けて突出する。開閉軸41は、略円柱形状に形成される。開閉軸41がプリンタ本体2に支持されることで、カッタユニット3がプリンタ本体2に取り付けられる。
図7に示すように、固定刃42は、カッタユニット本体4に固定される。固定刃42の先端は、左右方向に略水平に形成される。
可動刃43は、カッタユニット本体4に保持される。可動刃43の先端は、左右方向に傾斜するように斜めに形成される。可動刃43は、固定刃42に対して相対移動可能に設けられる。可動刃43が固定刃42に向かって移動すると、印字媒体Mが切断される。可動刃43は、固定刃42との間で印字媒体Mを切断した後、固定刃42から離れる方向に退避する。可動刃43は、カッタ駆動機構44によって駆動される。
図3に示すように、カッタ駆動機構44は、ラックギア44aと、ピニオンギア44bと、を有する。
ラックギア44aには、可動刃43が固定される。ラックギア44aは、長手方向に移動可能に設けられる。ラックギア44aが移動することで、可動刃43も一体に移動する。
ピニオンギア44bは、電動モータ(図示省略)に接続されている。ピニオンギア44bは、電動モータの制御に従って回転することにより、ラックギア44aを移動させる。ピニオンギア44bは、一部がカッタユニット本体4から外部に露出している。これにより、可動刃43を清掃する際に、ユーザがピニオンギア44bを手動で回転させ、可動刃43を移動させることで、可動刃43を大きく露出させることができる。
図6に示すように、開口部45は、可動刃43におけるプリンタ本体2に臨む面の一部を露出させる開口である。
端子部46は、プリンタ本体2の端子部32の複数の電極に各々当接する複数のピンからなる。端子部46は、端子部32に当接した状態で電気的に接続される。そのため、端子部46は、カッタユニット3をプリンタ本体2に取り付けるだけで、端子部32に電気的に接続される。
ガイドプレート47は、ユーザが印字媒体Mをカッタユニット3にセットする際に、印字媒体Mをガイドする。ガイドプレート47は、第1プレート部47aと、第2プレート部47bと、を有する。第1プレート部47aは、第2プレート部47bの上方に設けられる。第1プレート部47aと第2プレート部47bとは、カッタユニット本体4から離れるほど間隔が広がるように各々傾斜して設けられる。これにより、印字媒体Mの入口にて第1プレート部47aと第2プレート部47bとの間隔が最も大きいので、ユーザによる印字媒体Mの挿入が容易である。
図7に示すように、係合凸部48は、カッタユニット本体4の上部から上方に突出する。係合凸部48は、カッタユニットカバー5が閉状態のときに、カッタユニットカバー5の係合凹部54と係合する。
図5から図8に示すように、カッタユニットカバー5は、略矩形に形成される。カッタユニットカバー5は、カッタユニット本体4よりも大きく、カッタユニット取付部29と略同じ大きさに形成される。カッタユニットカバー5は、カッタユニット本体4に対して開閉可能に開閉軸41によって支持される。即ち、カッタユニットカバー5は、カッタユニット本体4に対して開閉軸41を中心に回動可能である。カッタユニットカバー5は、排出口51と、被保持部としての一対のピン52と、支持部53(図8参照)と、係合凹部54と、を有する。
排出口51は、印字媒体Mが固定刃42及び可動刃43によって切断されてなるラベルLBを排出する矩形の開口である。排出口51は、第1ガイド部としての表面ガイド部51aと、第2ガイド部としての裏面ガイド部51bと、を有する(図9参照)。表面ガイド部51a及び裏面ガイド部51bについては、図9を参照しながら、後で詳細に説明する。
ピン52は、開閉軸41がプリンタ本体2に支持された状態で開閉軸41から離間した位置をプリンタ本体2に保持する。ピン52は、付勢部材としてのばね52aによって、ピン保持部31に挿入される方向(伸長方向)に付勢されている。
カッタユニット3をプリンタ本体2に取り付ける際には、ユーザは、カッタユニット3の開閉軸41がプリンタ本体2の軸支持部30に挿入した後、開閉軸41を中心にカッタユニット3を回動させてカッタユニット取付部29に挿入する。そして、カッタユニット3をプリンタ本体2に対して押し付けてピン52をピン保持部31に挿入する。このとき、ピン52は、圧縮されていたばね52aが復元力により元に戻ることでピン保持部31に挿入される。これにより、カッタユニット3がプリンタ本体2に取り付けられる。
カッタユニット3は、開閉軸41がプリンタ本体2の軸支持部30に支持され、カッタユニットカバー5に設けられるピン52がプリンタ本体2のピン保持部31に保持されることで、プリンタ本体2に取り付けられる。カッタユニットカバー5は、プリンタ1の動作中には、プリンタカバー22が閉止状態であり、ピン52をピン保持部31から抜くことはできないので、開状態になることはない。よって、プリンタ1が印字及び印字媒体Mの切断を行う動作中にユーザがカッタユニット本体4に触れることはできないので、安全性を向上させることができる。
一方、カッタユニット3をプリンタ本体2から取り外す際には、ユーザは、ガイド部材28の突出端部28aを下方に押圧してばね52aを圧縮した状態でピン52をピン保持部31から抜き、同時に開閉軸41を中心にカッタユニット3を回動させてカッタユニット3の上端部をカッタユニット取付部29から抜き取る。そして、カッタユニット3を開閉軸41が軸支持部30から抜けるようにカッタユニット取付部29から離間させる。これにより、カッタユニット3がプリンタ本体2から取り外される。
図8に示す支持部53は、使用しないときは保護カバー6に覆われている(図1参照)。支持部53は、折り畳まれた状態で保護カバー6内に収容されている。図8に示すように、支持部53は、保護カバー6が取り外された状態で、外部に露出する。支持部53は、折り畳まれた状態から起こされると、プリンタ1の前方に向かって突出する。支持部53が起こされた状態では、印字された後にカッタユニット3によって切断された印字媒体Mがプリンタ1に貼り付くことを防止できる。
図7に示すように、係合凹部54は、カッタユニットカバー5の上部に形成され上下方向に貫通する矩形の穴である。係合凹部54には、カッタユニットカバー5が閉状態のときに、カッタユニット本体4の係合凸部48が係合する。
図1に示すように、保護カバー6は、排出口51からユーザ等の手指が挿入されることを防止するカバーである。保護カバー6が設けられることで、安全性が向上する。
次に、図9及び図10を参照して、カッタユニット3の清掃について説明する。
図9は、開状態のカッタユニット3の内側の面を示す斜視図である。図10は、開状態のカッタユニット3の外側の面を示す斜視図である。
図9及び図10に示すように、カッタユニット3は、カッタユニット本体4に対して開閉軸41を中心にカッタユニットカバー5を回動させることで、略180度まで開くことができる。
図9に示すように、カッタユニットカバー5が開状態のときには、排出口51の表面ガイド部51aと裏面ガイド部51bとが完全に露出すると共に、固定刃42及び可動刃43におけるカッタユニットカバー5に臨む面が大きく露出する。
表面ガイド部51aは、印字媒体Mの印字面(表面)をガイドする。表面ガイド部51aは、印字媒体Mの搬送方向の上流から下流に向けて徐々に裏面ガイド部51bに近付くように印字媒体Mに対して凸状の曲面状に形成される。そのため、排出口51から奥まった位置ほど表面ガイド部51aが見えにくく、カッタユニット3の前面側から排出口51に綿棒等を挿入して清掃することは困難である。
裏面ガイド部51bは、印字媒体Mの印字面とは反対の面(裏面)をガイドする。裏面ガイド部51bは、印字媒体Mの搬送方向に沿って平面状に形成される。
印字媒体Mには、被着体に貼付するための粘着剤が設けられている。印字媒体Mが繰り返し通過すると、粘着剤が表面ガイド部51a及び裏面ガイド部51bに付着することがある。そのため、表面ガイド部51a及び裏面ガイド部51bに付着した粘着剤を除去するために、定期的に表面ガイド部51a及び裏面ガイド部51bを清掃する必要がある。
これに対して、カッタユニット3では、カッタユニットカバー5が開状態のときには、排出口51の表面ガイド部51aと裏面ガイド部51bとが完全に露出するので、表面ガイド部51a及び裏面ガイド部51bの清掃が容易である。
カッタユニットカバー5が閉状態のときには、排出口51から綿棒等を挿入しても、排出口51の一部のみしか清掃ができない。これに対して、カッタユニットカバー5が開状態のときには、カッタユニットカバー5が閉状態のときよりも排出口51が大きく露出する。これにより、表面ガイド部51a及び裏面ガイド部51bの清掃が容易になる。
また、カッタユニットカバー5が閉状態のときには、排出口51から可動刃43の一部が見えているが、排出口51から綿棒等を挿入しても、可動刃43の一部のみしか清掃できない。これに対して、カッタユニットカバー5が開状態のときには、カッタユニットカバー5が閉状態のときよりも可動刃43におけるカッタユニットカバー5に臨む面が大きく露出する。これにより、可動刃43におけるカッタユニットカバー5に臨む面の清掃が容易になると共に、可動刃43における清掃可能な領域が増加する。
このように、カッタユニット3は、可動刃43を保持するカッタユニット本体4と、印字媒体Mを排出する排出口51を有するカッタユニットカバー5とを有し、カッタユニットカバー5はカッタユニット本体4に対して開閉可能に開閉軸41によって軸支される。そのため、カッタユニットカバー5を開状態にすれば、可動刃43のカッタユニットカバー5に臨む面の清掃を容易に行うことができる。したがって、カッタユニット本体4とカッタユニットカバー5とを一体のユニットにすると共に可動刃43の清掃を容易にすることができる。
なお、プリンタ1では、プリンタ本体2のカッタユニット取付部29から取り外す際、及びカッタユニットカバー5を開状態にする際に、工具を使用する必要はないので、作業性が良好である。
また、図10に示すように、カッタユニット本体4は、可動刃43におけるプリンタ本体2に臨む面の一部が露出する開口部45を有する。そのため、開口部45から露出している可動刃43の一部を清掃することが可能である。これにより、可動刃43におけるカッタユニットカバー5に臨む面だけでなく、可動刃43におけるプリンタ本体2に臨む面の清掃が容易になると共に、可動刃43における清掃可能な領域が増加する。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
プリンタ1は、プリンタ本体2に着脱可能なカッタユニット3を備え、カッタユニット3は、印字媒体Mを切断する可動刃43を保持するカッタユニット本体4と、印字媒体Mを排出する排出口51を有し、カッタユニット本体4に対して開閉可能に開閉軸41によって軸支されるカッタユニットカバー5と、を有する。
この構成では、カッタユニット3は、可動刃43を保持するカッタユニット本体4と、印字媒体Mを排出する排出口51を有するカッタユニットカバー5とを有し、カッタユニットカバー5はカッタユニット本体4に対して開閉可能に開閉軸41によって軸支される。そのため、カッタユニットカバー5を開状態にすれば、可動刃43のカッタユニットカバー5に臨む面の清掃を容易に行うことができる。したがって、カッタユニット本体4とカッタユニットカバー5とを一体のユニットにすると共に可動刃43の清掃を容易にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記実施形態では、印字媒体Mが粘着剤を有し、カッタユニット3に付着した粘着剤を清掃する場合について説明したが、印字媒体Mが粘着剤を有していなくてもよい。この場合、カッタユニット3を開閉可能にすることで、カッタユニット3によって印字媒体Mを切断する際に発生する切りカス等の清掃を容易にすることが可能である。
1 プリンタ
2 プリンタ本体
3 カッタユニット
4 カッタユニット本体
5 カッタユニットカバー
6 保護カバー
11 レバー
21 筐体
21a 開口部
22 プリンタカバー
23 タッチパネルディスプレイ
24 収容部
25 プラテンローラ(搬送ローラ)
26 サーマルヘッド
27a 第1補助ローラ
27b 第2補助ローラ
28 ガイド部材
28a 突出端部
29 カッタユニット取付部
30 軸支持部(第1支持部)
31 ピン保持部(第2支持部)
32 端子部
41 開閉軸
42 固定刃
43 可動刃(カッタ刃)
44 カッタ駆動機構
44a ラックギア
44b ピニオンギア
45 開口部
46 端子部
47 ガイドプレート
47a 第1プレート部
47b 第2プレート部
48 係合凸部
51 排出口
51a 表面ガイド部(第1ガイド部)
51b 裏面ガイド部(第2ガイド部)
52 ピン(被保持部)
52a ばね(付勢部材)
53 支持部
54 係合凹部
G ギャップ
LB ラベル
M 印字媒体
NSP 台紙なしラベル連続体
PB 台紙
PF ミシン目
PT 紙管
SP ラベル連続体
TM タイミングマーク

Claims (8)

  1. プリンタ本体に着脱可能なカッタユニットを備え、
    前記カッタユニットは、
    印字媒体を切断するカッタ刃を保持するカッタユニット本体と、
    前記印字媒体を排出する排出口を有し、前記カッタユニット本体に対して開閉可能に開閉軸によって軸支されるカッタユニットカバーと、
    を有する、
    プリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記カッタユニットカバーが開状態のときには、前記カッタユニットカバーが閉状態のときよりも前記カッタ刃における前記カッタユニットカバーに臨む面が大きく露出する、
    プリンタ。
  3. 請求項1又は2に記載のプリンタであって、
    前記カッタユニットカバーが開状態のときには、前記カッタユニットカバーが閉状態のときよりも前記排出口が大きく露出する、
    プリンタ。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載のプリンタであって、
    前記カッタユニット本体は、前記カッタ刃における前記プリンタ本体に臨む面の一部が露出する開口部を有する、
    プリンタ。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載のプリンタであって、
    前記排出口は、前記印字媒体の印字面をガイドする第1ガイド部と、前記印字媒体の前記印字面とは反対の面をガイドする第2ガイド部と、を有する、
    プリンタ。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載のプリンタであって、
    前記カッタユニットは、前記開閉軸が前記プリンタ本体に支持されることで、前記プリンタ本体に取り付けられる、
    プリンタ。
  7. 請求項6に記載のプリンタであって、
    前記カッタユニットカバーは、前記開閉軸が前記プリンタ本体に支持された状態で前記開閉軸から離間した位置を前記プリンタ本体に保持するための被保持部を有する、
    プリンタ。
  8. プリンタ本体に着脱可能なプリンタのカッタユニットであって、
    印字媒体を切断するカッタ刃を保持するカッタユニット本体と、
    前記印字媒体を排出する排出口を有し、前記カッタユニット本体に対して開閉可能に開閉軸によって軸支されるカッタユニットカバーと、
    を有する、
    プリンタのカッタユニット。
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