JP2023105846A - 絶対位置エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】絶対位置エンコーダにおいて、コンパクトで安価な構成で検出エリアの広い絶対位置を検出する。【解決手段】メインスケール検出部は、メインスケールからsin波,cos波を検出する。サブスケール検出部は、メインスケールと異なる周期のサブスケールからsin波,cos波を検出する。R/D変換器は、メインスケール検出部が検出したsin波,cos波、及び、サブスケール検出部が検出したsin波,cos波をR/D変換してメインスケールの位置データとサブスケールの位置データを出力する。演算部は、メインスケールの位置データとサブスケールの位置データとの関係からメインスケールの何周目のデータかを示す周数データを算出する。また、演算部は、メインスケールの位置データとメインスケールの周数データとに基づいて、絶対位置を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、位置決め装置、位置検出装置等における絶対位置を検出する絶対位置エンコーダに関する。
位置決め装置や位置検出装置は、インクリメンタル型の方式が多く用いられている。このインクリメント型の場合は、電源投入時に原点出し動作が必要であり、装置の稼働率を下げるという問題があった。そこでアブソリュートエンコーダが必要になるが従来型は相当複雑で高価であった。
特開2010-217160号公報 特開2001-194185号公報
特許文献1は検出器にCMOSリニアアレイを用いて演算を行うため、作成には相当高額な初期投資が必要になり簡単に任意のエンコーダが作成できない。
特許文献2は、複雑なスリット列を有する遮光板とスリットを設けた受光セルアレイが必要で容易にエンコーダを作成することができない。
以上示したようなことから、絶対位置エンコーダにおいて、コンパクトで安価な構成で検出エリアの広い絶対位置を検出することが課題となる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、その一態様は、メインスケールからsin波,cos波を検出するメインスケール検出部と、前記メインスケールと異なる周期のサブスケールからsin波,cos波を検出するサブスケール検出部と、前記メインスケール検出部が検出したsin波,cos波、及び、前記サブスケール検出部が検出したsin波,cos波をR/D変換して前記メインスケールの位置データと前記サブスケールの位置データを出力するR/D変換器と、前記メインスケールの位置データと前記サブスケールの位置データとの関係から前記メインスケールの何周目のデータかを示す周数データを算出し、前記メインスケールの位置データと前記メインスケールの周数データとに基づいて、絶対位置を算出する演算部と、を備えたことを特徴とする。
また、その一態様として、前記演算部は、以下の(1)式または(2)式によりX値を算出し、前記X値を前記サブスケールの半周期の長さで除算して前記メインスケールの周数データを算出し、以下の(3)式により前記絶対位置を算出することを特徴とする。
Y0≧Y1のときはX=Y0-(Y1×L/M)・・・(1)
Y1>Y0のときはX=Y0―(Y1―Pm)L/M・・・(2)
P=Y0+Pm×n・・・(3)
P:絶対位置
X:x値
Y0:メインスケールの位置データ
Y1:サブスケールの位置データ
Pm:メインスケール、サブスケールの位置データの最大値
M:メインスケールのN極,S極の長さ
L:サブスケールのN極,S極の長さ
n:メインスケールの周数データ。
また、他の態様として、互いに周期の異なる複数のサブスケールを有し、前記演算部は、前記メインスケールの位置データと複数の前記サブスケールの位置データとの関係から前記メインスケールの周数データを算出し、前記メインスケールの位置データと前記メインスケールの周数データとに基づいて、前記絶対位置を算出することを特徴とする。
また、その一態様として、前記演算部は、前記メインスケールの位置データとそれぞれの前記サブスケールの位置データに基づいて、以下の(1)式または(2)式により各サブスケールに基づくX値を算出し、前記各サブスケールに基づくX値をそれぞれの前記サブスケールの半周期の長さで除算して各サブスケールに基づく周数データを算出し、jは0,1,2,3,4,…と1ずつ加算され周数データの最大値まで繰り返す値とし、前記各サブスケールに基づく周数データが変化すればjを周数データとして保持して、jに1を加算し、以下の(3)式により前記絶対位置を算出することを特徴とする。
Y0≧Y1のときはX=Y0-(Y1×L/M)・・・(1)
Y1>Y0のときはX=Y0―(Y1―Pm)L/M・・・(2)
P=Y0+Pm×n・・・(3)
P:絶対位置
X:x値
Y0:メインスケールの位置データ
Y1:サブスケールの位置データ
Pm:メインスケール、サブスケールの位置データの最大値
M:メインスケールのN極,S極の長さ
L:サブスケールのN極,S極の長さ
n:メインスケールの周数データ。
また、その一態様として、前記絶対位置エンコーダはリニアエンコーダであることを特徴とする。
また、他の態様として、前記絶対位置エンコーダは回転系であり、1回転を複数に分割した位置データを1回転のどの角度なのかを特定し絶対位置化することを特徴とする。
本発明によれば、絶対位置エンコーダにおいて、コンパクトで安価な構成で検出エリアの広い絶対位置を検出することが可能となる。
メインスケールとサブスケールの半周期の長さ、位置データ、X値、絶対位置を示す図。 N極,S極を交互に一定周期で配置し、センサAをsin波,センサBをcos波の出力が得られる位置に配置した図。 sin波,cos波と位置データの関係を示す図。 1つのメインスケールと2つのサブスケールの組み合わせを示す図。 実施形態2の処理を示す図。
以下、本願発明における絶対位置エンコーダの実施形態1,2を図1~図4に基づいて詳述する。
[実施形態1]
図1は本実施形態1の絶対位置エンコーダのメインスケール,サブスケールの長さ、位置データ、X値、絶対位置を示す図である。図1(a)はメインスケールとサブスケールの半周期の長さ(ピッチ)を示す。
図1(a)に示すように、本実施形態1は、1つのメインスケールと1つのサブスケールを有する。メインスケール,サブスケールはそれぞれN極,S極を有する。ここで、N極,S極はそれぞれ半周期とし、N極+S極で1周期とする。メインスケールとサブスケールはN極,S極(半周期)の長さ(ピッチ)が異なる。
メインスケールのN極,S極(半周期)のそれぞれの長さはM=10mmである。メインスケールの1周期の長さはN極+S極で20mmである。サブスケールのN極,S極(半周期)のそれぞれの長さはL=12.5mmである。サブスケールの1周期の長さはN極+S極で25mmである。
本実施形態1の絶対位置エンコーダは、N=100mmで1周期の例である。すなわち、メインスケール5周期分(20mm(N極+S極)×5(周期))、サブスケール4周期分(25mm(N極+S極)×4(周期))が本実施形態1の絶対位置エンコーダの1周期分(検出エリア)となる。
図2はメインスケールのN極,S極を交互に一定周期で配置し、メインスケール検出部のセンサAをsinθ波、センサBをcosθ波の出力が得られる位置に配置した図である。サブスケール、サブスケール検出部もピッチは異なるが同様の構成となる。メインスケール検出部、サブスケール検出部は例えば、ホール素子とする。
メインスケール検出部、サブスケール検出部は、スリットを付けた光学式や、磁気抵抗効果素子でもsin波、cos波を検出可能である。また、図2では、メインスケール、サブスケールを移動体、メインスケール検出部,サブスケール検出部(センサA,センサB)を固定した例を示したが、固定されたメインスケール,サブスケールに対しメインスケール検出部、サブスケール検出部(センサA,センサB)を移動させる構成でもよい。
図3は、R/D(レゾルバ/デジタル)変換部でsinθ波、cosθ波をR/D変換した位置データを示す図である。sinθ波、cosθ波、各1周期でノコギリ波状の位置データとなる。
図1(b)はメインスケール、サブスケールの各周期をR/D変換した時の位置データを示す。Y0はメインスケールの位置データ、Y1はサブスケールの位置データである。
各々位置データY0,Y1の最大値を50としたときのa~mの各点の座標は、a=20、b=25、c=30、d=37.5、e=6.75、f=45.4、g=-4.6、h=37.5、i=20、j=46、k=20、l=37.5、m=10となる。なお、gはf-50とした値である。本実施形態1の構成では、メインスケール5周期分の絶対位置を検出できる。すなわち、絶対位置PはP=50×5=250で250の検出エリアである。
同じ絶対位置において、L/M=1.25である。例えば、同じ絶対位置のa点とb点はa=20(M),b=25(L)であり、L/M=25/20=1.25となる。
図1(c)は、位置データY0,Y1から算出したX値のタイムチャートを示す。X値は、Y0≧Y1の時は以下の(1)式、Y1>Y0の時は以下の(2)式となる。
X=Y0-Y1×(L/M)・・・(1)
X=Y0-(Y1-50)×(L/M)・・・(2)
Y0=b点,Y1=a点ではX=25-20×1.25=0となる。Y0=d点,Y1=c点ではX=37.5-30×1.25=0となる。そのため、図1(c)に示すように、A区間ではすべて0となる。
Y0=e点,Y1=f点(g点)ではX=6.75-(f-50)×1.25=12.5となる。Y0=h点,Y1=i点ではX=37.5-20×1.25=12.5となる。そのため、図1(c)に示すように、B区間では全て12.5となる。
同様に、C区間はX=25,D区間はX=37.5,E区間はX=50となり、メインスケールの何周目のデータか特定できる。
図1(d)は小周期(メインスケールの周期)を連結し絶対値化した状態を示す。X値からメインスケールの周数データnを算出する。X値はA区間がX=0、B区間がX=12.5、C区間がX=25、D区間がX=37.5、E区間がX=50である。このX値をサブスケールの半周期=12.5で割ると各区間の周数データnは、A区間:n=0/12.5=0、B区間:n=12.5/12.5=1、C区間:n=25/12.5=2、D区間:n=37.5/12.5=3、E区間:n=50/12.5=4となる。
Pmはメインスケール1周期分の位置データ(本実施形態1では50)とする。絶対位置Pは、以下の(3)式で表せる。
P=Y0+Pm×n・・・(3)
例えば、l点の絶対位置Pは、P=37.5+50×2=137.5となる。
以上示したように、本実施形態1によれば、一定周期のsin波、cos波からR/D変換して得られる短周期で繰り返す高精度の位置データと、それが何周目のデータかを示す周数データに基づいて、絶対位置を算出することにより検出エリアの広い絶対位置エンコーダを簡単な構成で安価に実現できる。
[実施形態2]
本実施形態2は、サブスケールを複数個設けてメインスケールの周数データnの上限を増大させた例である。図4にサブスケールを2つにした例を示す。メインスケールの長さM,第1サブスケールの長さL,第2サブスケールの長さRの値によってメインスケールの周数データnの上限値は変化する。
例えば、サブスケールが2つの場合、メインスケールと第1サブスケールの位置データに基づいて、実施形態1と同様に(1)式、(2)式により第1サブスケールに基づくX値を算出する。また、メインスケールと第2サブスケールの位置データに基づいて、実施形態1と同様に(1)式、(2)式により第2サブスケールに基づくX値を算出する。
そして、第1サブスケールに基づくX値を第1サブスケールの半周期=25で割ると第1サブスケールに基づく各区間の周数データn1が算出できる。第1サブスケールに基づく周数データn1は、図4に示すようにn1=0~4となる。
同様に、第2サブスケールに基づくX値を第2サブスケールの半周期=30で割ると第2サブスケールに基づく各区間の周数データn2が算出できる。第2サブスケールに基づく周数データn2は、図4に示すようにn2=0~1となる。
ここで、N1maxはn1の値の数である。図4では、n1は0,1,2,3,4の5つの値であるためN1max=5である。また、N2maxはn2の値の数である。図4では、n2は0,1の2つの値であるため、N2max=2である。
jは0,1,2,3,4…と1ずつ加算され周数データの最大値まで繰り返す値である。j%N1maxはjをN1maxで割った余りである。j%N2maxはjをN2maxで割った余りである。図4の場合、N1max=5,N2max=2であるため、j%N1max=j%5,j%N2max=j%2である。
j%5は、j=0の時にj%5=0,j=1の時にj%5=1、すなわち、j%5は0,1,2,3,4となる。j%2はj=0の時にj%2=0、j=1の時にj%2=1、すなわち、j%2は0,1となる。
以下の表1に、図4の場合のn1、n2、j(=j+1)、j%5、j%2、n(=j)を示す。
Figure 2023105846000002
ここで、図5に基づいて本実施形態2の処理を説明する。なお、ここでは、n1x=j%5、n2x=j%2とする。jは予め設定した値まで繰り返す。図4,図5では、j<=9(または、j<10)とし、jを10より小さい値としている(すなわち、jは0~9までを繰り返す)。S1で、jが10より小さければS3へ移行する。
S3では、次々と+1が加算されるjにおいて、n1x=n1、かつ、n2x=n2の時のjの値を周数データnとして取り込む。
S4でjに1が加算されS1へ戻る。S1でjが10に到達したと判定されるとS2へ移行してj=0とする。
その後はS1から同様の処理を繰り返す。第1サブスケールに基づく周数データn1と第2サブスケールに基づく周数データn2が前と同じ値の場合は、周数データnも前と同じ値となる。もし、位置が前の状態から移動していた場合はn1x=n1かつn2x=n2となるところのjの値を周数データnとして読み込む。このようにして、第1サブスケールに基づく周数データn1と第2サブスケールに基づく周数データn2が変化しなければ周数データnは保持され、変化した場合は周数データnを対応して変化する。
この周数データnを用いて、実施形態1の(3)式と同様に絶対位置Pを算出する。
すなわち、本実施形態2では、メインスケールの位置データとそれぞれのサブスケールの位置データに基づいて、(1)式または(2)式により各サブスケールに基づくX値を算出する。各サブスケールに基づくX値をそれぞれのサブスケールの半周期の長さで除算して各サブスケールに基づく周数データを算出する。jは0,1,2,3,4,…と1ずつ加算され周数データの最大値まで繰り返す値とする。各サブスケールに基づく周数データが変化すればjを周数データとして保持して、jに1を加算する。そして、(3)式により絶対位置を算出する。
たとえば、図4に示すように、M=20、L=25、R=30の場合、のメインスケールMとサブスケールLだけの組み合わせではメインスケールの5周期で一巡してしまうがメインスケールの長さM,第1サブスケールの長さL,第2サブスケールの長さRの組み合わせではメインスケール10周期で一巡と大幅に広範囲の絶対位置を設定できることが分かる。
以上示したように、実施形態1の作用効果に加え、本実施形態2はサブスケールを複数個にすることにより更に広範囲の絶対位置検出が可能となる。
なお、エンコーダはリニアエンコーダに限らず、回転系であり1回転を複数に分割した位置データを1回転のどの角度なのかを特定し絶対位置化することも可能である。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
M:メインスケールの半周期の長さ
L:(第1)サブスケールの半周期の長さ
R:第2サブスケールの半周期の長さ
n:周数データ
P:絶対位置
Y0:メインスケールの位置データ
Y1:サブスケールの位置データ

Claims (6)

  1. メインスケールからsin波,cos波を検出するメインスケール検出部と、
    前記メインスケールと異なる周期のサブスケールからsin波,cos波を検出するサブスケール検出部と、
    前記メインスケール検出部が検出したsin波,cos波、及び、前記サブスケール検出部が検出したsin波,cos波をR/D変換して前記メインスケールの位置データと前記サブスケールの位置データを出力するR/D変換器と、
    前記メインスケールの位置データと前記サブスケールの位置データとの関係から前記メインスケールの何周目のデータかを示す周数データを算出し、前記メインスケールの位置データと前記メインスケールの周数データとに基づいて、絶対位置を算出する演算部と、
    を備えたことを特徴とする絶対位置エンコーダ。
  2. 前記演算部は、
    以下の(1)式または(2)式によりX値を算出し、
    前記X値を前記サブスケールの半周期の長さで除算して前記メインスケールの周数データを算出し、
    以下の(3)式により前記絶対位置を算出することを特徴とする請求項1記載の絶対位置エンコーダ。
    Y0≧Y1のときはX=Y0-(Y1×L/M)・・・(1)
    Y1>Y0のときはX=Y0―(Y1―Pm)L/M・・・(2)
    P=Y0+Pm×n・・・(3)
    P:絶対位置
    X:x値
    Y0:メインスケールの位置データ
    Y1:サブスケールの位置データ
    Pm:メインスケール、サブスケールの位置データの最大値
    M:メインスケールのN極,S極の長さ
    L:サブスケールのN極,S極の長さ
    n:メインスケールの周数データ
  3. 互いに周期の異なる複数のサブスケールを有し、
    前記演算部は、前記メインスケールの位置データと複数の前記サブスケールの位置データとの関係から前記メインスケールの周数データを算出し、前記メインスケールの位置データと前記メインスケールの周数データとに基づいて、前記絶対位置を算出することを特徴とする請求項1記載の絶対位置エンコーダ。
  4. 前記演算部は、
    前記メインスケールの位置データとそれぞれの前記サブスケールの位置データに基づいて、以下の(1)式または(2)式により各サブスケールに基づくX値を算出し、
    前記各サブスケールに基づくX値をそれぞれの前記サブスケールの半周期の長さで除算して各サブスケールに基づく周数データを算出し、
    jは0,1,2,3,4,…と1ずつ加算され周数データの最大値まで繰り返す値とし、前記各サブスケールに基づく周数データが変化すればjを周数データとして保持して、jに1を加算し、
    以下の(3)式により前記絶対位置を算出することを特徴とする請求項3記載の絶対位置エンコーダ。
    Y0≧Y1のときはX=Y0-(Y1×L/M)・・・(1)
    Y1>Y0のときはX=Y0―(Y1―Pm)L/M・・・(2)
    P=Y0+Pm×n・・・(3)
    P:絶対位置
    X:x値
    Y0:メインスケールの位置データ
    Y1:サブスケールの位置データ
    Pm:メインスケール、サブスケールの位置データの最大値
    M:メインスケールのN極,S極の長さ
    L:サブスケールのN極,S極の長さ
    n:メインスケールの周数データ
  5. 前記絶対位置エンコーダはリニアエンコーダであることを特徴とする請求項1~4のうち何れかに記載の絶対位置エンコーダ。
  6. 前記絶対位置エンコーダは回転系であり、1回転を複数に分割した位置データを1回転のどの角度なのかを特定し絶対位置化することを特徴とする請求項1~4のうち何れかに記載の絶対位置エンコーダ。
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