JP2023098445A - 特典付与システム、及びプログラム - Google Patents

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久史 沙魚川
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Abstract

【課題】利用者が警備装置をより活用しようという動機付けを与える。【解決手段】取得手段711は、サーバ装置から送られる操作情報、警備対象エリアの情報、及び警備モード情報等の各種情報を取得する。付与手段712は、取得手段711により取得された各種情報と、操作種別表7023とに基づいて、利用者又は物件にポイントを付与する。ポイントの付与は、ポイントDB7022に利用者のポイントをその種別ごとに加算することで行われる。付与手段712は、利用者から受付けた、物件の警備に関する操作が第1の種別に属する場合、物件に物件ポイントを付与する。付与手段712は、上記操作が第2の種別に属する場合、その操作をした利用者に個人ポイントを付与する。送信手段713は、付与されたポイントの情報を利用者が操作する装置であるコントローラ200、又はユーザ端末600に送信する。【選択図】図5

Description

本発明は、警備装置の利用に伴って利用者に特典を付与する技術に関する。
物件を警備するための操作をその物件に対応付けられた利用者から受付ける警備装置が知られている。例えば、特許文献1は、操作者が所持するIDカードをカードリーダが読み込むことで、その操作者が、エリア監視領域を警備する警備装置に対する操作の権限を有する家人等であるか否かを認証する。
特開2008-250745号公報
警備装置の利用者は、日常生活の中で警備装置を利用するための操作を行っている。しかし、警備上の異常が少ない日々のなかでこの操作を習慣的に行うようになると警備装置の使用感が得られにくく、警備装置をより活用しようという動機付けが得られにくい。
本発明は、利用者が警備装置をより活用しようという動機付けを高めることを目的の一つとする。
本発明の一態様は、物件を監視する警備装置を利用する複数の利用者に対して特典を付与する特典付与システムであって、前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときは該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与し、該操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときには該操作をした操作者に前記特典を付与する付与手段と、特典を付与された利用者に該特典の情報を通知する通知手段と、を有する特典付与システムを提供する。
前記第1の種別に属する操作は、前記物件の監視の状態を変更する操作を少なくとも含んでもよい。
前記警備装置は、複数の警備モードに基づいて前記物件への侵入監視を行うものであって、前記警備モードを、前記物件が無人のとき前記物件を監視する無人警戒モードに設定する操作は、前記第1の種別に属し、前記警備モードを、前記物件が有人のとき前記物件を監視する有人警戒モードへ変更させる操作は、前記第2の種別に属してもよい。
前記複数の利用者のうち前記物件に所在する利用者を判定する判定手段をさらに備え、前記付与手段は、前記操作が、前記有人警戒モードに設定する操作である場合には、該操作をした操作者だけでなく該操作をしたときに前記所在する利用者に対しても前記特典を付与してもよい。
本発明の別の態様は、物件、及び該物件に対応付けられた複数の利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムであって、前記利用者が前記物件を監視する警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときは該物件に特典を付与し、該操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときには該操作を行った操作者に特典を付与する付与手段と、特典を付与された利用者、又は特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者に、該特典の情報を通知する通知手段と、を有する特典付与システムを提供する。
本発明のさらに別の態様は、物件を監視する警備装置を利用する複数の利用者に対して特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときに、該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与するステップと、前記操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときに、該操作を行った操作者に特典を付与するステップと、特典を付与された利用者に、該特典の情報を該利用者が操作する装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムを提供する。
本発明のさらに別の態様は、物件、及び該物件に対応付けられた利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、前記利用者が前記物件を監視する警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときに、該物件にポイントを付与するステップと、前記操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときに、該操作を行った操作者に特典を付与するステップと、特典を付与された利用者、又は特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者に、該特典の情報を該利用者が操作する装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、利用者が警備装置をより活用しようという動機付けを高めることができる。
実施形態に係るポイント付与システム10の構成の一例を示す図。 コントローラ200の構成の一例を示す図。 サーバ装置400の構成の一例を示す図。 ユーザ端末600の構成の一例を示す図。 ポイント付与装置700の構成の一例を示す図。 利用者DB7021の例を示す図。 ポイントDB7022の例を示す図。 操作種別表7023の例を示す図。 コントローラ200への操作に係る動作の一例を示すシーケンスチャート。 ユーザ端末600への操作に係る動作の一例を示すシーケンスチャート。 ポイント付与に係る動作の一例を示すシーケンスチャート。
1.構成
図1は、実施形態に係るポイント付与システム10の構成の一例を示す図である。ポイント付与システム10は、利用者が居住する警備対象エリア(以下、「物件」ともいう)を警備する警備サービスを提供する。ここでいう「居住」とは、必ずしも住むことに限定されず、ある程度継続して滞在することも包含する。ただし、警備対象エリアは、利用者の住居に限定されず、オフィスビルや商業施設等の建物であってもよい。なお、ポイント付与システム10は、上述した警備サービスのほかにも、例えば、利用者の健康の管理に関するサービスであるヘルスケアサービス、利用者の住居に所在する高齢者の見守りをするサービスである見守りサービス等を提供してもよい。
ポイント付与システム10は、利用者が警備サービスをより活用する動機付けを高めるために、警備サービスの利用の態様に応じて利用者にポイントを付与する。このポイントは、本発明に係る「特典」の一例であって、数値で表現された価値情報である。特典とは、利用者の得になったり警備サービスの利用を実感したりする物、サービス等のインセンティブをいう。ポイントは、これらの物やサービス等との交換が可能な数値である。ここでいう「警備対象エリアを警備する」とは、例えば、その警備対象エリアへの侵入等の異常を監視するとともに、出入口の施錠、警備員への通報等を行うことを含む。
ポイント付与システム10は、複数のセンサ100と、コントローラ200と、設定ユニット300と、サーバ装置400と、ユーザ端末600と、ポイント付与装置700と、を備える。
複数のセンサ100、コントローラ200、及び設定ユニット300は、利用者の住居、職場、店舗等の警備対象エリア(物件)に設置され、LAN(Local Area Network)等の通信網11を介して接続されている。サーバ装置400は、警備サービス及びヘルスケアサービスを提供する事業者により運営される警備センタに設置される。ユーザ端末600は、利用者に所持される。コントローラ200、サーバ装置400、ユーザ端末600、及びポイント付与装置700は、インターネットと移動体通信ネットワークとを含む通信網12を介して接続されている。
複数のセンサ100は、警備対象エリアへの侵入者を検知する侵入監視用途に用いられる。警備対象エリアが住居である場合、複数のセンサ100には、住居の屋内に設置されるセンサ100(以下、「屋内のセンサ100」ともいう。)と、住居の屋外に設置されるセンサ100(以下、「屋外のセンサ100」ともいう。)と、が含まれる。屋内のセンサ100は、例えば玄関扉や窓等の開口部、住居内における通路等の動線部分や居室などに設置される。屋外のセンサ100は、例えば庭や門扉に設置される。一の例において、複数のセンサ100には、窓/ドアセンサ、人感センサ、TOF(Time Of Flight)センサ、超音波(ミリ波、マイクロ波)センサ、及び照明/家電操作検知センサが含まれる。
窓/ドアセンサは、玄関扉、窓、門扉等の開口部に設置され、扉や窓などの開閉体の開放を検知する。窓/ドアセンサの例としては、磁界の変化を検知して扉の開放を検知するセンサ、及びタンパースイッチのオン/オフで扉の開放を検知するセンサが挙げられる。人感センサは、空間センサとも呼ばれ、動線部分や居室に設置され、人の存在を検知する。人感センサの例としては、熱線の変動により人の存在を検知するセンサ、音波や高周波により人の存在を検知するセンサ、入力画像から人の存在を検知するセンサ、及び投光部からの入射光が遮られることにより人の存在を検知するセンサが挙げられる。TOF(Time Of Flight)センサ及び超音波センサは、動線部分や居室に設置され、利用者の姿勢を検知する。照明/家電操作検知センサは、家電機器に対する操作を検知する。照明/家電操作検知センサは、家電機器に設けられ、家電機器の操作ボタンを用いて行われた操作を検知してもよい。或いは、照明/家電操作検知センサは、リモートコントローラから家電機器に送信される操作信号を受信し得る場所に設置され、この操作信号に基づいて家電機器に対する操作を検知してもよい。家電機器の例としては、テレビ受信機、照明機器、エアコン、暖房器具、扇風機、及びラジオが挙げられる。
コントローラ200は、利用者の操作に応じて設定された、物件の警備の様式を示す警備モードに基づいて、センサ100を用いて利用者が居住する警備対象エリアへの侵入監視を行う。コントローラ200は、本発明に係る「警備装置」の一例である。センサ100により侵入者が検知されると、コントローラ200は、警備対象エリアへ侵入者が侵入したことをサーバ装置400へ通知する。コントローラ200は、無人警戒モード、有人警戒モード、及び解除モードの三つの警備モードを有する。コントローラ200は、主にリビングの壁に埋め込まれたり卓上に置かれたりする。
無人警戒モードは、利用者が外出して警備対象エリアが無人のときに用いられ、警備対象エリアを監視する警備モードである。無人警戒モードでは、警備対象エリア全体において侵入監視を行う。無人警戒モードにおいては、複数のセンサ100の少なくともいずれかから検知情報が出力されると、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号が送信される。なお、無人警戒モードが設定された場合、利用者の退館経路を監視するセンサ100については、無人警戒モードが設定されてから予め定められた時間が経過した後に侵入者の検知を開始し、外出する利用者を侵入者として誤検知しないようにすることが好ましい。
有人警戒モードは、警備対象エリアに利用者が居るとき(在宅中)、すなわち有人のときに用いられ、警備対象エリアを監視する警備モードである。有人警戒モードでは、在宅中の利用者の行動を一定程度許容して侵入異常と判定されない範囲で、警備対象エリアの少なくとも一部を侵入監視する。例えば有人警戒モードにおいては、外部から警備対象エリアへの侵入を検知するために玄関扉、窓、門扉、住居の屋外などの予め定められた外周エリアが監視される。或いは、警備対象エリアに含まれる複数の区域のうち、利用者の操作に応じて指定された区域が監視されてもよい。有人警戒モードにおいては、外周エリア又は指定された区域に設置されたセンサ100から検知情報が出力されると、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号が送信される。一方、外周エリア又は指定された区域以外の場所に設置されたセンサ100から検知情報が出力されてもこの検知情報は無視され、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号は送信されない。なお、利用者の活動領域の一部にセンサ100が設置されていない場合(居室や押下に人感センサがなく、窓/ドアセンサのみが設置されている等)は、有人警戒モードで全てのセンサ100による侵入監視(監視エリア50全体を監視)してもよい。無人警戒モードと有人警戒モードとはいずれも警備対象エリアを監視する警備モードであるため、総称して「警戒モード」ともいう。
解除モードは、警備対象エリアの警戒を行わない警備モードである。解除モードは、警備対象エリアに利用者が居る場合において、侵入者を監視する必要がないときに用いられる。解除モードにおいては、警備対象エリアへの侵入者の監視が行われず、センサ100から検知情報が出力されても、この検知情報は無視され、コントローラ200からサーバ装置400に異常信号は送信されない。
設定ユニット300は、コントローラ200の警備モードを設定する操作を受付ける。例えば設定ユニット300は、住居の玄関に設置され、外出時や帰宅時などに警備モードの設定を行うために用いられる。警備モードを設定する操作は、物件の監視の状態を変更する操作である。
サーバ装置400は、コントローラ200から異常信号を受信すると、警備対象エリアの情報を出力する。この情報の出力を受けた監視センサの管制員は、異常信号の内容を利用者に連絡し、又は警備員へ警備対象エリアに駆けつけて対処するように促す。
ユーザ端末600は利用者により鞄やポケットに入れられて所持される。ユーザ端末600は、サーバ装置400を介してコントローラ200と通信を行い、警備モードの活用状況の分析に用いられる警備モードの設定履歴を取得する。また、ユーザ端末600は、サーバ装置400を介して、コントローラ200に警備モードを設定する操作を送信する。ユーザ端末600は、例えば、警備サービスに関する機能を提供するアプリケーションプログラム(以下、「警備サービスアプリ」という。)を実行する。そして、この警備サービスアプリにより表示される画面(以下、「アプリ画面」という)により、利用者の操作を受付ける。複数の物件を利用している利用者は、警備サービスアプリ内で物件を選択し、選択した物件の警備サービス(警備モードの設定等)を利用する。ユーザ端末600の例としては、スマートフォン、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、及びタブレット端末が挙げられる。また、ユーザ端末600は、ユーザの腕、頭等に装着される時計型、眼鏡型等のウェアラブル端末であってもよい。また、ユーザ端末600は、利用者の健康に関する情報(歩数、移動距離、心拍数、歩行の正確性など)を測定し、サーバ装置400に測定結果を送信してもよい。
図2は、コントローラ200の構成の一例を示す図である。コントローラ200は、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、操作部204と、表示部205と、鳴動部206とを備える。コントローラ200の各部は、バスを介して接続されている。
制御部201は、自装置の各部の制御及び各種の処理を行うプロセッサである。例えば、制御部201にはCPU(Central Processing Unit)が含まれる。記憶部202は、自装置の機能を実現するためのプログラムと各種のデータを記憶するメモリである。記憶部202に記憶されるデータには、現在設定されている警備モードを示す情報と警備モードの設定操作に必要な認証コードとが含まれる。例えば、記憶部202にはROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、及びSSD(Solid State Drive)のうち少なくともいずれかが含まれる。通信部203は、自装置を通信網11及び12に接続するための通信インターフェースである。通信部203は、通信網11又は12を介して接続された他の装置と通信を行うために用いられる。
操作部204は、自装置に対する各種の操作を受付ける。操作部204が受付ける操作には、警備モードを設定する操作と、認証媒体から認証コードを読み取らせる操作とが含まれる。例えば、操作部204には、表示部205の画面上の操作を受付けるタッチセンサと、警備モードの設定を受付ける操作ボタンと、利用者が所持するICカード等の認証媒体から認証コードを読み取る読取装置とが含まれる。表示部205は、各種の情報を表示する。表示部205が表示する情報には、現在設定されている警備モード、センサ100の状態、及びセンサ100の設置場所を示す情報が含まれる。例えば、表示部205には液晶ディスプレイが含まれる。また、表示部205は、タッチセンサとの組み合わせによりタッチパネルとして構成されてもよい。鳴動部206は、異常の発生を知らせる音やメッセージ音声等の各種の音を出力する。例えば、鳴動部206にはスピーカが含まれる。
制御部201は、取得手段211と、設定手段212と、送信手段213と、表示制御手段214して機能する。これらの機能は、制御部201が記憶部202に記憶されたプログラムを実行して、制御部201が演算を行い又はコントローラ200の各部を制御することにより実現される。
取得手段211は、センサ100から出力された検知情報を取得する。また、取得手段211は、設定ユニット300を用いて警備モードを設定する操作が行われると、この操作を示す操作情報を取得する。この警備モードを設定する操作は、警備装置であるコントローラ200への指示を示す操作であって、物件の警備に関する操作の一つである。警備モードが設定されるとコントローラ200は、この設定された警備モードに応じた物件の警備を行う。
また、取得手段211は、ユーザ端末600において利用者によりコントローラ200への操作が行われたとき、この操作を示す操作情報をサーバ装置400経由で取得する。したがって、この取得手段211は、利用者から物件の警備に関する操作を受付ける受付手段の例である。
また、取得手段211は、設定ユニット300を用いてコントローラ200に登録情報の確認操作が行われると、この操作に応じて登録情報の確認完了や登録情報の更新が完了したことを示す利用者情報を取得する。この登録情報の確認操作は、警備装置であるコントローラ200への指示を示す操作であって、物件の警備に関する操作の一つである。
設定手段212は、利用者の操作に応じて複数の警備モードのうちいずれかを設定する。設定手段212は、操作部204を用いて警備モードを設定する操作が行われた場合には、この操作に応じた警備モードを、設定ユニット300を用いて警備モードを設定する操作が行われた場合には、取得手段211により取得された操作情報に応じた警備モードを設定する。
送信手段213は、設定手段212により設定された警備モードを示す警備モード情報をサーバ装置400に送信する。警備モード情報は、警備モードが変更される度に送信されてもよいし、警備モードが変更される度に警備モード情報が記憶部202に一旦記憶され、所定の時間間隔でまとめて送信されてもよい。警備モード情報には、設定された警備モードの種類とその警備モードの設定日時とを示す情報が含まれる。また、警備モード情報には、警備モードの変更のきっかけになった利用者の操作を示す操作情報が含まれる。
また、送信手段213は、取得手段211が利用者情報を取得すると、この利用者情報をサーバ装置400に送信する。利用者情報には、セキュリティテストの実行のきっかけになった利用者の操作を示す操作情報が含まれる。
表示制御手段214は、操作に用いられる操作画像、又は現在登録されている利用者情報等、各種の情報を表示部205に表示させ、又は鳴動部206に出力させる。
図3は、サーバ装置400の構成の一例を示す図である。サーバ装置400は、制御部401と、記憶部402と、通信部403とを備える。サーバ装置400の各部は、バスを介して接続されている。制御部401、記憶部402、及び通信部403は、それぞれ、基本的にはコントローラ200の制御部201、記憶部202、及び通信部203と同様である。ただし、通信部403は、自装置を通信網12に接続するための通信インターフェースであり、通信網12を介して接続された他の装置と通信を行うために用いられる。
制御部401は、取得手段411と、処理手段412と、送信手段413として機能する。これらの機能は、制御部401が記憶部402に記憶されたプログラムを実行して、制御部401が演算を行い又はサーバ装置400の各部を制御することにより実現される。
取得手段411は、コントローラ200からセンサ100の検知情報と警備モード情報とを取得する。また、取得手段411は、ユーザ端末600から利用者の操作の内容、及び利用者の識別情報等を含む操作情報を取得する。
処理手段412は、取得手段411により取得された検知情報に応じた警備の処理を行う。例えば、処理手段412は、検知情報に異常信号が含まれている場合、警備対象エリアの情報を特定し、送信手段413に出力させるべき管制員を特定する。
また、処理手段412は、取得手段411により取得された操作情報が、警備装置であるコントローラ200への指示を示すものであるか否かを判定する。
また、処理手段412は、取得手段411により取得された測定情報を記憶部402に記憶する。
また、処理手段412は、取得手段411により取得された警備モード情報に応じて利用者に指定された警備モードを記憶部402に記憶する。警備モード情報には、設定された警備モードの種類とその警備モードの設定日時とを示す情報が含まれる。
送信手段413は、取得手段411により取得された操作情報をポイント付与装置700に送信する。また、送信手段413は、取得手段411により取得された操作情報がコントローラ200への指示を示すものである、と判定した場合、この操作情報をコントローラ200にも送信する。
また、送信手段413は、取得手段411により取得された検知情報に異常信号が含まれている場合、取得手段411により特定された管制員に警備対象エリアの情報を送信する。
また、送信手段413は、利用者によって警備モードが指定され、その警備モードを記憶部402に記憶した場合、その警備モードが指定されるきっかけになった利用者の操作を示す操作情報をポイント付与装置700に送信する。
図4は、ユーザ端末600の構成の一例を示す図である。ユーザ端末600は、制御部601と、記憶部602と、通信部603と、操作部604と、表示部605と、センサ部606とを備える。ユーザ端末600の各部は、バスを介して接続されている。制御部601、記憶部602、通信部603、操作部604、及び表示部605は、それぞれ、基本的にはコントローラ200の制御部201、記憶部202、サーバ装置400の通信部403、コントローラ200の操作部204、及び表示部205と同様である。ただし、記憶部602には、ユーザ端末600の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが記憶される。操作部604には、例えば表示部605の画面上の操作を受付けるタッチセンサと、各種の操作を受付ける操作ボタンとが含まれる。
センサ部606は、ユーザ端末600又は利用者に関する各種の情報を検知する各種のセンサを含む。センサ部606には、GPS(Global Positioning System)又はGNSS(global navigation satellite system)受信機、地磁気センサ、高度計、加速度センサ、ジャイロセンサ、及び環境光センサが含まれる。GPS又はGNSS受信機は、GPS又はGNSS衛星から信号を受信し、受信した信号に基づいてユーザ端末600の位置を測定する。地磁気センサは、地磁気を検出することによりユーザ端末600の方角を測定する。高度計は、ユーザ端末600の高度を測定する。加速度センサは、ユーザ端末600の加速度を測定する。ジャイロセンサは、ユーザ端末600の角速度を測定する。環境光センサは、ユーザ端末600の周囲の明るさを測定するセンサである。
なお、センサ部606に含まれるセンサは、上述したセンサに限定されない。センサ部606には他のセンサが含まれてもよい。例えば、センサ部606は、利用者の血液中の酸素濃度を測定する血中酸素濃度センサ、利用者の心拍を測定する心拍センサ等、利用者の健康に関する測定をするセンサを有してもよい。また、通信部603は、さらに無線通信規格に従って、例えば、上述した利用者の健康に関する測定をするセンサを搭載したウェアラブル端末等のデバイスと無線で通信を行うために用いられてもよい。ヘルスケアサービスは、物件を警備する警備サービスとは異なるサービスであるが、警備サービスアプリにて測定結果を利用者に通知してもよい。
制御部601は、判定手段611と、受付手段612と、表示制御手段613と、送信手段614として機能する。これらの機能は、制御部601が記憶部602に記憶されたプログラムを実行して、制御部601が演算を行い又はユーザ端末600の各部を制御することにより実現される。
判定手段611は、利用者の警備対象エリアからの外出、警備対象エリアへの帰宅、及び警備対象エリアへの接近を判定する。ここでいう「帰宅」とは、警備対象エリアに戻ることをいう。警備対象エリアは必ずしも利用者の家に限定されず、利用者の家以外の場所であってもよい。そのため、「帰宅」は、自分の家以外の場所に戻ることを包含する。
利用者の警備対象エリアからの外出を判定する方法としては、例えば予め警備対象エリアの周囲に近傍エリアを設定しておき、センサ部606のGPS又はGNSS受信機により測定された位置がこの近傍エリアの中から外に移動した場合には、利用者が警備対象エリアから外出したと判定する方法がある。警備対象エリアへの接近を判定する方法としては、センサ部606のGPS又はGNSS受信機により測定された位置が近傍エリアの外から中に移動した場合には、利用者が警備対象エリアに接近したと判定する方法がある。警備対象エリアへの帰宅を判定する方法としては、利用者が警備対象エリアに接近したと判定され、且つ利用者から受付けた操作に応じて警備モードが警戒モードから解除モードに変更された場合には、利用者が警備対象エリアに入れる状況になったことを示すため、利用者が警備対象エリアに帰宅したと判定する方法がある。なお、帰宅と判定する方法はこれに限られず、物件に設置されたコントローラなどが利用者の個人を識別する情報(IDカードやユーザ端末600など)を有する端末を読み取ったり、顔認証などの生体情報に基づいて帰宅を判定したりしてもよい。
受付手段612は、操作部604による利用者からの操作を受付け、この操作をした利用者の情報、及びその操作の内容を含む操作情報を生成する。したがって、この受付手段612は、利用者から操作を受付ける受付手段の例である。利用者の情報には、利用者の識別情報のほか、判定手段611により利用者が警備対象エリアに帰宅したか否かの判定結果が含まれる。
表示制御手段613は、操作に用いられる操作画像、又はポイント付与装置700によって付与されたポイントの情報等、各種の情報を表示部605に表示させる。
送信手段614は、受付手段612が生成した操作情報をサーバ装置400に送信する。
図5は、ポイント付与装置700の構成の一例を示す図である。ポイント付与装置700は、物件、及びその物件に対応付けられた利用者のそれぞれのポイントを付与する装置である。ポイント付与装置700は、制御部701と、記憶部702と、通信部703とを備える。ポイント付与装置700の各部は、バスを介して接続されている。制御部701、記憶部702、及び通信部703は、それぞれ、基本的にはサーバ装置400の制御部401、記憶部402、及び通信部403と同様である。ただし、記憶部702には、ポイント付与装置700の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが記憶される。なお、ポイント付与装置700は、クラウドなどインターネット上にあってもよい。
また、記憶部702は、利用者DB7021、ポイントDB7022、及び操作種別表7023を記憶する。
利用者DB7021は、ポイント付与装置700によってポイントが付与される利用者、及び物件の対応関係を記憶するデータベースである。図6は、利用者DB7021の例を示す図である。図6に示す利用者DB7021は、利用者IDの欄、属性の欄、対応物件IDの欄を有する表で構成される。
利用者IDの欄は、利用者を識別する識別情報である利用者IDを記憶する欄である。属性の欄は、対応する利用者IDで識別される利用者の属性を記憶する欄である。ここで利用者の属性は、例えば、利用者の年齢、性別、既往歴、所属する組織、役割等である。
対応物件IDの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に対応付けられている物件の識別情報である物件IDを記憶する欄である。一人の利用者IDには一つ以上の物件をそれぞれ識別する物件IDが記憶される。例えば、図6に示す利用者DB7021において、利用者ID「U1」で識別される利用者は、物件ID「J1」、「J2」で識別される物件に対応付けられている。
図6に示す利用者DB7021において、物件ID「J1」は、利用者ID「U1」、「U2」、「U3」に対応付けられている。つまり、この利用者DB7021において、物件は、複数の利用者が対応付けられている。例えば、一つの物件が住宅(居住空間ともいう)である場合、その住宅に居住している家族のそれぞれにその住宅は対応付けられる。
ポイントDB7022は、利用者に付与したポイントを記憶するデータベースである。図7は、ポイントDB7022の例を示す図である。図7に示すポイントDB7022は、個人ポイント表70221、及び物件ポイント表70222を有する。
図7に示す個人ポイント表70221は、利用者ごとに、その利用者に付与される基本的なポイント(個人ポイントともいう)、及びボーナスポイントを記憶する表である。図7に示す個人ポイント表70221は、利用者IDの欄、個人ポイントの欄、及びボーナスポイントの欄を有する。利用者IDの欄は、各利用者を示す利用者IDを記憶する。個人ポイントの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に付与された個人ポイントの累計値を記憶する。ボーナスポイントの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に付与されたボーナスポイントの累計値を記憶する。
例えば、図7に示す例において、利用者ID「U1」で識別される利用者には、個人ポイントとして「100」が、ボーナスポイントとして「50」がそれぞれ付与されている。ここで個人ポイントは、利用者が決められた種別の操作をしたときに付与されるポイントである。
また、ボーナスポイントは、利用者が決められた種別の操作をしたときに特別な条件を満たしている利用者に付与されるポイントである。このボーナスポイントは、操作をした利用者に付与されてもよいし、操作をしていない利用者に付与されてもよい。
図7に示す物件ポイント表70222は、利用者ごと、且つ、その利用者に対応付けられた物件ごとに、その物件に付与されるポイント(物件ポイントという)を記憶する表である。図7に示す物件ポイント表70222は、個人ポイント表70221に記述された利用者IDごとに1つずつ設けられる。この物件ポイント表70222は、いずれも物件IDの欄、及び物件ポイントの欄を有する。物件IDの欄は、対応する利用者IDで識別される利用者に、利用者DB7021において対応付けられた1以上の物件の識別情報である物件IDを記憶する。物件ポイントの欄は、上記利用者に対応付けられた、物件IDで識別される物件ごとに、その物件に付与された物件ポイントの累計値を記憶する。
例えば、図7に示す例において、利用者ID「U1」で識別される利用者には、物件ID「J1」「J2」でそれぞれ識別される物件が対応付けられている。そして、この利用者が物件ID「J1」で識別される物件について付与された物件ポイントは「250」である。一方、この利用者が物件ID「J2」で識別される物件について付与された物件ポイントは「120」である。
操作種別表7023は、付与されるポイントの種別及び数値を、操作の種別に対応付けて記憶する表である。図8は、操作種別表7023の例を示す図である。図8に示す操作種別表7023は、操作種別IDの欄、操作種別の欄、ポイント種別の欄、ポイント値の欄、及びボーナス値の欄を有する。
操作種別IDの欄は、利用者が行った操作の種別(操作種別ともいう)を識別する操作種別IDを記憶する欄である。操作種別の欄は、利用者が行った操作の種別の内容を記憶する欄である。ここで操作とは、ポイント付与システム10において設定ユニット300、又はユーザ端末600を介して利用者から受付けられた操作である。
例えば、操作種別には、図8に示す通り「無人警戒モードへの変更」、「解除モードへの変更」、「センサ稼働確認」、「登録情報確認」、「有人警戒モードへの変更」、「モード変更履歴確認」、「お知らせ確認」、「警備サービスアプリへのログイン」等がある。図8に示す例において、これらの操作種別には、それぞれ操作種別IDとして「T1」~「T8」が割り当てられている。
「無人警戒モードへの変更」は、警備モードを他のモードから無人警戒モードへ変更する操作である。
「解除モードへの変更」は、警備モードを他のモードから解除モードへ変更する操作である。
「センサ稼働確認」は、センサ100の稼働状態(センサが正常に動作しているかなど)を確認する操作である。
「登録情報確認」は、コントローラ200、ユーザ端末600等に登録されている緊急連絡先などの利用者情報が最新の状態であるか確認する操作である。
「有人警戒モードへの変更」は、警備モードを他のモードから有人警戒モードへ変更する操作である。
「モード変更履歴確認」は、警備モードが変更された日付と、変更後の警備モードの種別とを記憶した履歴を確認する操作である。
「お知らせ確認」は、サーバ装置400から提供される各種のお知らせをコントローラ200、又はユーザ端末600において確認する操作である。お知らせは、例えば、アンケート、監視サービスの活用度、見守りサービスにおける被見守り者の活動量の報告、防犯に関するニュース(季節性のある防犯情報や、各物件に合わせたアドバイスなど)等である。
「警備サービスアプリへのログイン」は、警備サービスアプリにログインする操作である。
ポイント種別の欄は、利用者が行った警備に関する操作の種別に応じて付与されるポイントの種別を記憶する欄である。例えば、図8に示す操作種別表7023において、「無人警戒モードへの変更」、「解除モードへの変更」、「センサ稼働確認」、「登録情報確認」の4つの操作に対して付与されるポイントの種別は「物件」である。つまり、これらの種別の操作を受付けた場合、ポイント付与装置700は、物件に対して物件ポイントを付与する。つまり、物件に対応付けられた利用者全員が対象となる操作である場合は、物件ポイントを付与する。例えば、無人警戒モードは利用者が外出中に設定され、無人時に監視を行うものであるため、利用者全員が対象となる操作である。また、解除モードは、帰宅時などに設定され、利用者のみならず、第三者も出入り可能となるモードであるため、利用者全員が対象となる操作である。また、登録情報確認は、緊急連絡先など物件に紐づけられた連絡先などの確認や更新操作であり、物件に対応づけられた利用者全員に関わる操作であるため、利用者全員が対象となる操作である。
一方、図8に示す操作種別表7023において、「有人警戒モードへの変更」、「モード変更履歴確認」、「お知らせ確認」、「警備サービスアプリへのログイン」の4つの操作に対して付与されるポイントの種別は「個人」である。つまり、これらの種別の操作を受付けた場合、ポイント付与装置700は、操作をした利用者に対して個人ポイントを付与する。つまり、物件に対応付けられた利用者全員ではなく、個人又は一部の利用者が対象となる操作である場合は、個人ポイントを付与する。例えば、有人警戒モードは利用者が在宅中に設定され、在宅中の利用者が監視を行うために設定するものであり、利用者の一部(在宅中の利用者)が対象となる操作である。また、モード変更履歴確認やお知らせ確認、警備サービスアプリへのログインは、各個人がユーザ端末600等を操作して確認するものであり、操作を行った利用者個人が対象となる操作である。なお、ユーザ端末600が測定した利用者の行動量(歩数、移動距離等)に応じてポイントを付与してもよく、日々警備装置を操作したり利用者自身が積極的に行動を起こしたりするモチベーションを高めることができる。
ポイント値の欄は、利用者が行った警備に関する操作の種別に応じて付与されるポイントの数値を記憶する欄である。したがって、図8に示す例において、ポイント値「P1」~「P4」は物件ポイントの数値である。また、図8に示す例において、ポイント値「P5」~「P8」は個人ポイントの数値である。
ボーナス値の欄は、警備に関する決められた種別の操作を受付けたときに、予め決められた特別な条件を満たしている利用者に追加で付与されるボーナスポイントの値を記憶する欄である。ボーナスポイントの値(ボーナス値)は、例えば、一定の正の値で示される。
なお、操作種別によっては、ボーナスポイントが付与されないことがある。その場合、その操作種別に対するボーナス値は、「0」に設定されている。ボーナスポイントが付与される利用者に課せられる特別な条件とは、例えば、その操作が行われたときに警備対象である物件に所在(帰宅)している、といった条件である。
図5に示す制御部701は、取得手段711と、付与手段712と、送信手段713として機能する。これらの機能は、制御部701が記憶部702に記憶されたプログラムを実行して、制御部701が演算を行い又はポイント付与装置700の各部を制御することにより実現される。
取得手段711は、サーバ装置400から送られる操作情報、警備対象エリアの情報、及び警備モード情報等の各種情報を取得する。取得手段711が取得する操作情報の中には、警備装置による物件の警備に関する操作が含まれる。つまり、この取得手段711は、利用者から受付けた警備装置による物件の警備に関する操作を示す操作情報を取得する取得手段の例である。
付与手段712は、取得手段711により取得された各種情報と、操作種別表7023とに基づいて、利用者又は物件にポイントを付与する。ポイントの付与は、ポイントDB7022に利用者のポイントをその種別ごとに加算することで行われる。
付与手段712は、操作を行った利用者のみにポイントを付与するとき、個人ポイント又はボーナスポイントを付与する。
一方、付与手段712は、利用者から受付けた、物件の警備に関する操作が、予め決められた種別(第1の種別という)に属する場合、その物件に物件ポイントを付与する。このとき付与手段712は、その物件に対応付けられている全ての利用者にそれぞれ等しい値の物件ポイントを付与する。すなわち、付与手段712が物件に付与する物件ポイントは、その物件に対応付けられた全ての利用者にそれぞれ付与されるポイントの例である。また、この付与手段712は、取得した操作情報に示される物件の警備に関する操作が第1の種別に属する場合に、その物件にポイントを付与する付与手段の例である。
例えば、図8に示す操作種別表7023において、操作種別ID「T1」から「T4」までの4つは、ポイント種別「物件」に対応付けられている。これは、これら4つの操作種別IDで識別される操作が第1の種別に属することを意味する。
付与手段712は、利用者から物件の警備に関する操作を受付けた場合であっても、その操作が上述した第1の種別と異なる種別(第2の種別という)に属する場合、その操作をした利用者に個人ポイントを付与する。つまり、この付与手段712は、取得した操作情報に示される操作が第1の種別と異なる第2の種別に属する場合に、その操作をした利用者にポイントを付与する付与手段の例である。
例えば、図8に示す操作種別表7023において、操作種別ID「T5」から「T8」までの4つは、ポイント種別「個人」に対応付けられている。これは、これら4つの操作種別IDで識別される操作が第2の種別に属することを意味する。
したがって、図8に示す操作種別表7023を用いるこのポイント付与システム10は、物件の警備の様式を示す警備モードを、物件の全体を警戒する無人警戒モードへ変更させる操作が、第1の種別に属し、警備モードを、物件の一部を警戒する有人警戒モードへ変更させる操作が、第2の種別に属するようにそれぞれ定めた、特典付与システムの例である。
また、付与手段712は、決められた操作種別に属する操作を利用者から受付けた場合に、さらに、その時点で特別な条件を満たしている利用者を特定する。そして、付与手段712は、操作をした利用者に個人ポイントを付与し、又は操作によって警備される物件に物件ポイントに付与するとともに、その操作が行われたときに特別な条件を満たす利用者にそれぞれボーナスポイントを付与する。
例えば、図8に示す操作種別表7023において、操作種別ID「T5」には、「0」ではない、一定の正の値であるボーナス値「P11」が対応付けられている。これは、この操作種別IDで識別される操作(この場合、「有人警戒モードへの変更」)が受付けられた場合、その操作の時点で特別な条件を満たしている利用者にボーナス値(この場合、「P11」)で示されるボーナスポイントが追加で付与されることを意味する。
また、付与手段712は、利用者のポイントに応じたアイテムを利用者に付与してもよい。一の例において、アイテムは、警備サービスアプリのアプリ画面に含まれるオブジェクトの構成要素(例えば、警備対象エリアを模した家や窓、ドア、植栽、ポスト、動物などの形や色違い)である。各アイテムの利用に要するポイント(以下、「必要ポイント」という)は、予め定められ、記憶部702に記憶されている。付与手段712は、利用者に付与されたポイントが或るアイテムの必要ポイントに達すると、このアイテムを利用者に開放する。ここでいう「解放」とは、アイテムを利用可能な状態にすることをいう。これにより、利用者は、このアイテムを利用してアプリ画面上のオブジェクトをカスタマイズすることができる。なお、利用者のポイントはアイテムの解放により消費されてもよいし、消費されなくてもよい。ポイントが消費されない場合、付与手段712は、利用者からの要求を要さずにアイテムを解放し、アイテムを解放しても利用者に付与されたポイントを減ずる処理を行わない。一方、ポイントが消費される場合、付与手段712は、利用者からの要求に応じてアイテムを解放し、ポイントDB7022に格納された利用者のポイントから解放されたアイテムの必要ポイントを減ずる処理を行う。
送信手段713は、付与されたポイントの情報を利用者が操作する装置であるコントローラ200、又はユーザ端末600に送信する。つまり、この送信手段713は、ポイントを付与された利用者、又はポイントを付与された物件に対応付けられた利用者に、そのポイントの情報をその利用者が操作する装置に送信する送信手段の例である。送信手段713は、今回の利用で付与されたポイントやアイテムの情報を送信してもよいし、更新したポイントDB7022のポイントやアイテムの情報を送信してもよい。
2.動作
図9は、コントローラ200への操作に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。この動作は、所定の時間間隔で開始される。なお、コントローラ200で行う操作は、ユーザ端末600でも同様の操作を行うことができる。
ステップS10において、コントローラ200の取得手段211は、設定ユニット300を介して利用者から操作を受付ける。ステップS11において、コントローラ200の設定手段212は、警備モードが変更されたか否かを判定する。例えば利用者により警備モードを変更する操作が行われていない場合には、ステップS11の判定がNOになる。この場合、後述するステップS12及びS13は行われない。一方、利用者により警備モードを変更する操作が行われ、設定手段212がこの操作に応じて警備モードを変更した場合には、ステップS11の判定がYESになる。この場合、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、コントローラ200の送信手段213は、警備モード情報をサーバ装置400に送信する。例えば20XX年12月1日10時に有人警戒モードから無人警戒モードに変更された場合、警備モード情報には、「無人警戒モード」という種類と、「20XX年12月1日10時」という設定日時とを示す情報が含まれる。サーバ装置400の取得手段411は、コントローラ200から警備モード情報を受信する。
ステップS13において、サーバ装置400の取得手段411は、警備モード情報を受信(取得)する。サーバ装置400の処理手段412は、取得手段411が取得した警備モード情報を記憶部402に記憶させる。このようにして、警備モードが変更される度に、コントローラ200から受信した警備モード情報が記憶部402に記憶されることにより、記憶部402には、コントローラ200における警備モードの設定履歴が記憶される。
ステップS14において、コントローラ200の送信手段413は、取得手段411が取得した警備モード情報により示される警備モードが指定されるきっかけになった利用者の操作を示す操作情報をポイント付与装置700に送信する。
ステップS50において、ポイント付与装置700の付与手段712は、ステップS14で取得した操作情報が示す操作の種別を特定する。
図10は、ユーザ端末600への操作に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。この動作は、所定の時間間隔で開始される。
図10におけるステップS41において、ユーザ端末600の受付手段612は、利用者から警備サービスアプリへのログイン操作を受付ける。ステップS42において、ユーザ端末600の送信手段614は、ステップS41で受付けられたログイン操作に基づいてログイン処理が実行されると、サーバ装置400にログイン情報を送信する。
ステップS43において、サーバ装置400の取得手段411は、ログイン情報を受信(取得)する。サーバ装置400の処理手段412は、取得手段411が取得したログイン情報を記憶部に記憶させる。ステップS45にて、サーバ装置400の送信手段413は、取得手段411が取得したログイン情報に含まれる操作情報をポイント付与装置700に送信する。このステップS45においてポイント付与装置700の取得手段711は、この操作情報を取得する。これに続くステップS50におけるポイント付与装置700の処理は上述と共通のものである。
図11は、ポイント付与に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。ステップS50において、ポイント付与装置700の付与手段712は、取得した操作情報が示す操作の種別を操作種別表7023に基づいて特定する。ステップS51において、ポイント付与装置700の付与手段712は、ステップS50における特定の結果に応じて、操作を行った利用者、又はその操作に関する警備の対象である物件に対し、操作種別表7023に決められた種別、数値のポイントを付与する。
付与手段712は、例えば、図8に示す操作種別表7023に基づいて操作情報が示す操作の種別を特定する。このとき、付与手段712は、特定した操作種別が、この操作種別表7023において操作種別ID「T1」、「T2」、「T3」、「T4」でそれぞれ識別される第1の種別であれば、警備の対象である物件に対して操作種別表7023に記憶されたポイント値「P1」、「P2」、「P3」、「P4」の物件ポイントをそれぞれ付与する。例えば、無人警戒モードへの設定操作を行った場合、5ポイントの物件ポイントを、解除モードへの設定操作を行った場合、3ポイントの物件ポイントを、センサ稼働確認を行った場合、1ポイントの物件ポイントを、登録情報の確認を行った場合、2ポイントの物件ポイントをそれぞれ付与する。
また、付与手段712は、特定した操作種別が、この操作種別表7023において操作種別ID「T5」、「T6」、「T7」、「T8」でそれぞれ識別される第2の種別であれば、操作をした利用者に対して操作種別表7023に記憶されたポイント値「P5」、「P6」、「P7」、「P8」の個人ポイントをそれぞれ付与する。例えば、有人警戒モードへの設定操作を行った場合、8ポイントの個人ポイントを、モード変更履歴確認を行った場合、1ポイントの個人ポイントを、お知らせ確認を行った場合、2ポイントの個人ポイントを、警備サービスアプリへのログインを行った場合、1ポイントの個人ポイントをそれぞれ付与する。
ここで、付与手段712が特定した操作種別が「有人警戒モードへの変更」である場合、付与手段712は、操作をした利用者や操作をしたときの状況が特別な条件を満たしているか否かを判定する。そして、この利用者が特別の条件を満たしていると判定する場合にのみ、操作種別表7023に記憶されたボーナスポイント値「P11」のボーナスポイントをその利用者に追加して付与する。図8に示す操作種別表7023において、操作種別が「有人警戒モードへの変更」である場合は、操作種別が操作種別ID「T5」で識別される場合である。
特別な条件は、例えば、決められた操作を受付けたときの利用者の属性、位置、状態等で定められる。例えば、ポイント付与装置700は、「有人警戒モードへの変更」の操作が行われたときに、警備の対象である物件に所在していることを、利用者に課せられる特別な条件として定めていてもよい。この場合、ポイント付与装置700の付与手段712は、コントローラ200が対象となる物件の警備モードを有人警戒モードへ変更するときに、その物件に対応付けられた複数の利用者のうち判定手段611によりその物件に所在していると判定された利用者の全てにボーナスポイント値「P11」のボーナスポイントを付与する。例えば、所在している利用者の全てに8ポイント(操作者に付与した個人ポイントと同じポイント)を付与する。なお、操作者に付与した個人ポイントとは異なるポイント(個人ポイントよりも低いポイント)を付与してもよい。
この場合の付与手段712は、物件が居住空間である場合において、受付けた警備に関する操作が、警備モードを有人警戒モードへ変更させる操作である場合に、物件に所在する利用者に対して、その操作をした利用者に付与するポイントと異なるボーナスポイントを付与する付与手段の例である。
ステップS52において、ポイント付与装置700の送信手段713は、付与したポイントの情報(ポイント情報という)をユーザ端末600に送信する。また、ステップS53において、ポイント付与装置700の送信手段713は、付与したポイント情報をコントローラ200に送信する。
すなわち、この送信手段713は、ポイントを付与された利用者、又はポイントを付与された物件に対応付けられた利用者に、このポイントの情報をこの利用者が操作する装置に送信する送信手段の例である。
ステップS54において、ユーザ端末600の表示制御手段613は、ポイント付与装置700から送信されたポイント情報の内容を表示部605に表示させる。また、ステップS55において、コントローラ200の表示制御手段214は、ポイント付与装置700から送信されたポイント情報の内容を表示部205に表示させ、又は鳴動部206に出力させる。複数の物件を利用している利用者については、物件毎に付与されたポイントが表示される。この場合、個人ポイントは全ての物件で利用可能に付与され、物件ポイントは、付与された物件のみ利用可能に付与される。なお、個人ポイントは、利用者同士でポイントを移行可能であってもよい。
これらの表示、又は出力により、ポイント情報の内容は利用者に通知される。つまり、このポイント付与システム10は、ポイントを付与された利用者、又はポイントを付与された物件に対応付けられた利用者に、このポイントの情報を通知する通知手段を有する特典付与システムの例である。
以上の動作を行うことにより、ポイント付与システム10は、物件の警備に関する操作を利用者から受付けたときに、その操作が第1の種別に属するのであれば、その利用者に対しその物件に紐付けた物件ポイントを付与する。また、ポイント付与システム10は、物件の警備に関する操作を利用者から受付けたときに、その操作が第1の種別と異なる第2の種別に属するのであれば、その操作をした利用者に対し個人ポイントを付与する。そして、付与されたポイントの情報は、利用者に通知される。これにより利用者は、物件ポイントを得るためには、その物件の警備に関する第1の種別に属する操作をしなければならないことを知るので、第1の種別に属する操作をしようという動機付けが高まる。
3.変形例
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態は、以下の例のように変形して実施されてもよい。このとき、以下の2以上の変形例が組み合わせて用いられてもよい。
変形例1
上述した実施形態において、ボーナス値は一定の正の値であったが、その操作が行われたときに特定可能な数値(独立変数という)に応じて変化する値であってもよい。この場合、操作種別表7023には、上述した独立変数を用いた関数がボーナス値の欄に記載されていてもよい。この関数は、独立変数の増加につれて常に増加する単調増加関数であってもよいし、常に減少する単調減少関数であってもよい。また、この関数は、極値を持つ関数であってもよい。
ここで、独立変数は、例えば、その操作が行われたときに物件である居住空間に所在する利用者の人数であってもよい。この場合、ポイント付与装置700は、利用者が居住空間に所在しているか否かを、その利用者が装着しているユーザ端末600の判定手段611による帰宅の判定結果を用いて特定すればよい。人数の計上の対象となる利用者は、利用者DB7021において、この物件に対応付けられた利用者に限定されてもよい。
例えば、ポイント付与装置700は、物件を警備するコントローラ200への指示を示す操作がされたとき、その物件に所在している利用者の人数が多いほど、その利用者それぞれに対して高いボーナスポイントを付与してもよい。
変形例2
上述した実施形態において、警備モードを無人警戒モードへ変更させる操作は第1の種別に属し、有人警戒モードへ変更させる操作は第2の種別に属していたが、操作の種別に関する分類はこれに限られない。例えば、ポイント付与システム10は、警備モードを変更する全ての操作を第1の種別と定めてもよい。
変形例3
上述した実施形態において、ポイント付与システム10の機能の主体は例示であり、この例に限定されない。ポイント付与装置700の機能をコントローラ200、サーバ装置400、又はユーザ端末600が有していてもよい。すなわち、ポイント付与装置700が行っている処理をサーバ装置400、コントローラ200、又はユーザ端末600が行ってもよい。
変形例4
上述した実施形態において、ポイント付与システム10の動作は上述した例に限定されない。ポイント付与システム10の処理手順は、矛盾の無い限り、順序が入れ替えられてもよい。また、ポイント付与システム10の一部の処理手順が省略されてもよい。
変形例5
上述した実施形態において、ポイント付与システム10は、特典として利用者にポイントを付与していたが、付与される特典はポイントに限らない。例えば、ポイント付与システム10は、物件又は利用者にポイントに替えて、又は加えて、特典としてアイテムを付与してもよい。例えば、キーホルダー等の物品、金銭、クーポン券、景品応募券、警備サービスの利用料の減額等の経済上の利益、アプリケーションプログラムやゲームにおいて使用されるアイテム、セキュリティーマスタークラス等の称号、通貨、キャラクタ等の電子データ、コントローラ、ウェアラブル端末、及びユーザ端末のうち少なくともいずれかのメニュー画面(ホーム画面)に表示される警備サービスアプリのアイコン、ヘルスケアに関する診断(利用者の行動量から健康状態の診断、人間ドックの利用など)、アプリケーションの利用解放(利用者の健康状態を可視化するアプリの起動など)及びゲーム、音楽、動画等のデジタルコンテンツが含まれてもよい。なお、このアイテムは、ポイントに応じて付与されたり、ポイントを消費して付与されてもよい。
変形例6
また、上述した実施形態において、物件ポイントは物件に対応付けられた家族全員に付与されていたが、この限りではない。例えば、物件ポイントは物件毎に付与及び管理され、その物件に対応付けられた利用者が使用可能な共通ポイントでもよい。
変形例7
上述した実施形態において、ポイント付与システム10は、警備装置の操作を受け付けたときに、付与するポイントを決定しているが、この限りではない。例えば、予め定めた基準時刻(例えば、6時)が到来すると、警備装置に対する操作履歴(警備モード設定操作や警備サービスアプリのログイン操作等)を参照し、所定時間(24時間等)のうちの利用者の操作に応じて付与するポイントを決定してもよい。また、警備装置の操作を受け付ける毎に付与するポイントを決定し、利用者にポイントを付与(通知)するタイミングは、基準時刻が到来したときでもよい。
変形例8
また、上述した実施形態において、利用者に通知されるポイントは、個人ポイント、ボーナスポイント、物件ポイントをそれぞれ別々に管理及び通知していたが、この限りではない。例えば、それぞれのポイントを合計して管理及び通知してもよい。また、個人ポイントとボーナスポイントを合計したポイントと、物件ポイントとを分けて管理及び通知してもよい。
変形例9
また、上述した実施形態において、物件ポイントは物件毎に利用可能に付与され、個人ポイントは全ての物件で利用可能に付与されていたが、この限りではない。例えば、物件ポイントも全ての物件で利用可能であってもよい。
変形例10
また、上述した実施形態において、物件ポイント及び個人ポイントが付与される操作例を示したが、この限りではない。例えば、コントローラ200など電池交換(バッテリー充電や電池の交換など)や監視カメラの映像確認などが行われた場合は物件ポイントを付与(コントローラ200や監視カメラは家族全員が操作/確認する端末であるため、電池交換や録画映像の確認は家族全員が対象となる操作である)したり、利用者の記念日(誕生日、結婚記念日など)に応じて個人ポイントを付与したりしてもよい。なお、ユーザ端末600が測定した利用者の行動量(歩数、移動距離など)に応じてポイントを付与してもよい。これにより、警備装置への操作に加えて、利用者自身の情報に応じてポイントを付与することで、日々利用するモチベーションを高めることができる。
変形例11
本発明の別の形態は、ポイント付与システム10、センサ100、コントローラ200、設定ユニット300、サーバ装置400、ユーザ端末600、及びポイント付与装置700のうち少なくともいずれかにおいて行われる処理のステップを有する方法を提供してもよい。また、本発明のさらに別の形態は、センサ100、コントローラ200、設定ユニット300、サーバ装置400、ユーザ端末600、又はポイント付与装置700において実行されるプログラムを提供してもよい。
このプログラムは、例えば、物件を監視する警備装置を利用する複数の利用者に対して特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときに、該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与するステップと、前記操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときに、該操作を行った操作者に特典を付与するステップと、特典を付与された利用者に、該特典の情報を該利用者が操作する装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムである。また、このプログラムは、例えば、物件、及び該物件に対応付けられた利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、前記利用者が前記物件を監視する警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときに、該物件にポイントを付与するステップと、前記操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときに、該操作を行った操作者に特典を付与するステップと、特典を付与された利用者、又は特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者に、該特典の情報を該利用者が操作する装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されて提供されてもよいし、インターネット等を介したダウンロードによって提供されてもよい。
10:ポイント付与システム、100:センサ、11:通信網、12:通信網、200:コントローラ、201:制御部、202:記憶部、203:通信部、204:操作部、205:表示部、206:鳴動部、211:取得手段、212:設定手段、213:送信手段、214:表示制御手段、300:設定ユニット、400:サーバ装置、401:制御部、402:記憶部、403:通信部、411:取得手段、412:処理手段、413:送信手段、600:ユーザ端末、601:制御部、602:記憶部、603:通信部、604:操作部、605:表示部、606:センサ部、611:判定手段、612:受付手段、613:表示制御手段、614:送信手段、700:ポイント付与装置、701:制御部、702:記憶部、7021:利用者DB、7022:ポイントDB、70221:個人ポイント表、70222:物件ポイント表、7023:操作種別表、703:通信部、711:取得手段、712:付与手段、713:送信手段

Claims (7)

  1. 物件を監視する警備装置を利用する複数の利用者に対して特典を付与する特典付与システムであって、
    前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときは該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与し、該操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときには該操作をした操作者に前記特典を付与する付与手段と、
    特典を付与された利用者に該特典の情報を通知する通知手段と、
    を有する特典付与システム。
  2. 前記第1の種別に属する操作は、前記物件の監視の状態を変更する操作を少なくとも含む
    請求項1に記載の特典付与システム。
  3. 前記警備装置は、複数の警備モードに基づいて前記物件への侵入監視を行うものであって、
    前記警備モードを、前記物件が無人のとき前記物件を監視する無人警戒モードに設定する操作は、前記第1の種別に属し、
    前記警備モードを、前記物件が有人のとき前記物件を監視する有人警戒モードへ変更させる操作は、前記第2の種別に属する
    請求項1に記載の特典付与システム。
  4. 前記複数の利用者のうち前記物件に所在する利用者を判定する判定手段をさらに備え、
    前記付与手段は、
    前記操作が、前記有人警戒モードに設定する操作である場合には、該操作をした操作者だけでなく該操作をしたときに前記所在する利用者に対しても前記特典を付与する
    請求項3に記載の特典付与システム。
  5. 物件、及び該物件に対応付けられた複数の利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムであって、
    前記利用者が前記物件を監視する警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときは該物件に特典を付与し、該操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときには該操作を行った操作者に特典を付与する付与手段と、
    特典を付与された利用者、又は特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者に、該特典の情報を通知する通知手段と、
    を有する特典付与システム。
  6. 物件を監視する警備装置を利用する複数の利用者に対して特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、
    前記利用者が前記警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときに、該操作を行った操作者を含む前記複数の利用者に前記特典を付与するステップと、
    前記操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときに、該操作を行った操作者に特典を付与するステップと、
    特典を付与された利用者に、該特典の情報を該利用者が操作する装置に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  7. 物件、及び該物件に対応付けられた利用者のそれぞれに特典を付与する特典付与システムに含まれるコンピュータに、
    前記利用者が前記物件を監視する警備装置に対して操作を行った場合、該操作が第1の種別に属するときに、該物件にポイントを付与するステップと、
    前記操作が前記第1の種別と異なる第2の種別に属するときに、該操作を行った操作者に特典を付与するステップと、
    特典を付与された利用者、又は特典を付与された前記物件に対応付けられた利用者に、該特典の情報を該利用者が操作する装置に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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