JP2023069049A - 乳化助剤、乳化化粧料および乳化化粧料の製造方法 - Google Patents

乳化助剤、乳化化粧料および乳化化粧料の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されながら、乳化安定性が良好な乳化化粧料を提供する。【解決手段】セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを含有する乳化助剤を提供し、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドならびに、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を3.5質量%以下含有する、乳化化粧料とする。【選択図】なし

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年11月12日 自社オンラインショップ(https://www.tvert.jp/fs/tvert/231?gclid=EAIaIQobChMInoKfv6ye9AIVgsqWCh0i2wALEAAYASABEgKwf_D_BwE)及び楽天市場(公式ショップ)(https://item.rakuten.co.jp/tvert/972273/)にて「ナノエマルジョン プラス」を販売
本発明は、乳化助剤ならびに、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されながら、乳化安定性が良好な乳化化粧料、およびその製造方法に関する。
現在、多くの化粧料が、乳液、クリーム等、エマルションを含有する乳化化粧料として提供されている。乳化化粧料の調製方法としては、転相乳化法、転相温度乳化法、D相乳化法、液晶乳化法、αゲル乳化法等が報告されている(非特許文献1)。かかる調製方法においては、乳化安定性を担保するために界面活性剤が乳化剤として用いられる。乳化剤としては、乳化能および皮膚に対する安全性等の観点から、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン性界面活性剤や、脂肪酸セッケン、アミノ酸系界面活性剤等の陰イオン性界面活性剤が汎用される。
しかし、界面活性剤を含有する乳化化粧料には、界面活性剤に起因して、皮膚に塗布する際の感触が悪化したり、皮膚に塗布している間に、汗や皮脂による化粧崩れが起きやすくなるといった問題が指摘されていた。また、安全性の高い界面活性剤であっても、皮膚に対する刺激を生じたり、痒みや炎症を引き起こす可能性があることも否定できない。
そこで、界面活性剤を含有しない乳化化粧料として、疎水性シリカ、粘土鉱物、カーボンブラック等の固体粒子によって安定化されたエマルションが提案され、また、超音波照射等の機械乳化によるエマルションの調製も検討されている(非特許文献1)。
しかし、固体粒子による安定化は、粉体を含有しない乳化化粧料には応用することが困難であり、機械乳化によるエマルションの調製についても、乳化化粧料の組成や、機械乳化の条件によっては、十分な安定化効果が得られない場合があった。
それゆえ、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されながら、乳化安定性が良好な乳化化粧料が求められている。
なお、近年、角質細胞間脂質の主成分であるセラミドと類似する構造を有し、皮膚のバリア機能の修復、保護作用を有する成分として、合成の疑似セラミドが提供されている。かかる疑似セラミドの一つであるN-(3-ヘキサデシロキシ-2-ヒドロキシプロピル)-N-2-ヒドロキシエチルヘキサデカナミドについて、高級アルコールおよびモノアルキルグリセリルエーテルとともに、角質層細胞間脂質に類似するラメラ構造を有する高含水α-ゲルを形成することが報告されている(非特許文献2)。
しかし、疑似セラミドが乳化助剤として、乳化化粧料の乳化安定性に寄与することは、未だ報告されていない。
野々村美宗;J. Jpn. Soc. Colour Mater. 85 (7) 289-292 (2012) 織田政紀ら;J. Soc. Cosmet. Chem. Jpn. 46 (1) 25-32 (2012)
上記に鑑み、本発明は、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されながら、乳化安定性が良好な乳化化粧料を提供することを目的とした。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、疑似セラミドとして提供されるセチルヒドロキシプロリンパルミタミドが乳化助剤として作用し、これを乳化剤とともに用いることにより、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量を低減しても良好な乳化安定性が得られることを見出し、さらに検討して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下に関する。
[1]セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを含有する、乳化助剤。
[2]セチルヒドロキシプロリンパルミタミドならびに、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を3.5質量%以下含有する、乳化化粧料。
[3]セチルヒドロキシプロリンパルミタミドの含有量が0.01質量%~25質量%である、[2]に記載の乳化化粧料。
[4]非イオン性界面活性剤が、脂肪酸グリセリル、脂肪酸ソルビタンおよび脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群より選択される1種以上である、[2]または[3]に記載の乳化化粧料。
[5]陰イオン性界面活性剤が脂肪酸セッケンである、[2]~[4]のいずれかに記載の乳化化粧料。
[6]両性界面活性剤が水素添加レシチンである、[2]~[5]のいずれかに記載の乳化化粧料。
[7]水中油型乳化化粧料である、[2]~[6]のいずれかに記載の乳化化粧料。
[8]乳化剤として、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を乳化化粧料の全量に対し3.5質量%以下の含有量にて用い、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを乳化助剤として用いて乳化することを含む、乳化化粧料の製造方法。
[9]さらに、剪断力を加えて均質化処理することを含む、[8]に記載の製造方法。
[10]さらに、高圧下で乳化分散処理することを含む、[8]または[9]に記載の製造方法。
[11]非イオン性界面活性剤が、脂肪酸グリセリル、脂肪酸ソルビタンおよび脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群より選択される1種以上である、[8]~[10]のいずれかに記載の製造方法。
[12]陰イオン性界面活性剤が脂肪酸セッケンである、[8]~[11]のいずれかに記載の製造方法。
[13]両性界面活性剤が水素添加レシチンである、[8]~[12]のいずれかに記載の製造方法。
[14]乳化化粧料の全量に対し、0.01質量%~25質量%のセチルヒドロキシプロリンパルミタミドを用いる、[8]~[13]のいずれかに記載の製造方法。
[15]水中油型乳化化粧料の製造方法である、[8]~[14]のいずれかに記載の製造方法。
[16]乳化剤として、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を乳化化粧料の全量に対し3.5質量%以下の含有量にて含有する乳化化粧料の製造における、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドの乳化助剤としての使用。
本発明により、良好な乳化安定化作用を有する乳化助剤を提供することができ、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されていながら、乳化安定性の良好な乳化化粧料を提供することができる。
本発明により提供される乳化化粧料においては、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されていることから、界面活性剤に起因して生じる乳化化粧料を皮膚に塗布した際の使用感や化粧持続性の悪化が抑制され、皮膚に対する刺激性が低減される。
さらに、本発明により提供される乳化化粧料は、疑似セラミドによる皮膚のバリア機能の修復、保護効果を良好に発揮することができる。
本発明は、乳化安定化作用を有する乳化助剤(以下、本明細書にて「本発明の乳化助剤」とも称する)を提供する。
本発明の乳化助剤は、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを含有する。
本発明において、乳化助剤に含有されるセチルヒドロキシプロリンパルミタミドは、ヒドロキシプロリンのイミノ基とパルミチン酸とがアミドを形成し、さらにカルボキシル基とパルミチルアルコールとがエステルを形成した構造を有し、天然のセラミド2に類似する合成疑似セラミドとして製造され、「Ceramide Bio」等の商品名で市販されている。本発明においては、かかる市販の製品を利用することができる。
本発明においては、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドをそのまま乳化助剤として用いることができるが、一般的な油性基剤に溶解し、また一般的な油溶性の添加剤を加えて混合し、あるいは一般的な添加剤を用いて水等に分散、懸濁もしくは乳化等して用いることもできる。
上記した一般的な油性基剤としては、植物性油脂(オリーブ油、ヒマシ油等)、炭化水素(スクワラン、流動パラフィン、ワセリン等)等が挙げられ、1種または2種以上を用いることができる。
上記した一般的な油溶性の添加剤としては、親油性の界面活性剤(脂肪酸グリセリル、脂肪酸ソルビタン等)、油溶性の抗酸化剤(酢酸トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン等)、油溶性の防腐剤(パラオキシ安息香酸ブチル等)、紫外線吸収剤(4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル等)等が挙げられ、目的に応じて1種または2種以上を用いることができる。
上記した一般的な添加剤としては、分散剤(アラビアゴム、アルギン酸プロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等)、懸濁化剤(アルギン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、脂肪酸グリセリル、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、プロピレングリコール脂肪酸エステル等)、乳化剤(脂肪酸ソルビタン、脂肪酸グリセリル、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、ショ糖脂肪酸エステル、アルキル硫酸ナトリウム、N-アシルグルタミン酸塩等)等が挙げられ、目的に応じて1種または2種以上を用いることができる。
従って、本発明の乳化助剤は、製剤学的に公知の製剤化手段、たとえば第十七改正日本薬局方製剤総則[3]製剤各条に記載された方法等により、溶液状、懸濁液状、乳液状等の液状;ゲル状、ペースト状、クリーム状等の半固形状;粉末状、顆粒状、タブレット状、等の固形状等の形態として提供することができる。
本発明の乳化助剤におけるセチルヒドロキシプロリンパルミタミドの含有量は、乳化化粧料に後述する含有量となるようにセチルヒドロキシプロリンパルミタミドを添加し得る量として設定することができるが、好ましくは0.5質量%~100質量%であり、より好ましくは1質量%~100質量%である。
本発明は、また、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減された乳化化粧料(以下、本明細書にて「本発明の乳化化粧料」とも称する)を提供する。
本発明の乳化化粧料は、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドならびに、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を3.5質量%以下含有する。
本発明の乳化化粧料に含有されるセチルヒドロキシプロリンパルミタミドについては、本発明の乳化助剤において上記した通りである。
本発明の乳化化粧料には、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドは、上記した本発明の乳化助剤の形態で用いることもできる。
本発明の乳化化粧料におけるセチルヒドロキシプロリンパルミタミドの含有量は、好ましくは0.01質量%~25質量%であり、より好ましくは0.1質量%~10質量%であり、さらに好ましくは1.5質量%~5質量%である。
セチルヒドロキシプロリンパルミタミドの含有量が上記範囲内であると、乳化助剤として良好な乳化安定化作用を発揮することができ、かつ、皮膚のバリア機能の修復、改善効果をも発揮し得る。
本発明の乳化化粧料に含有される非イオン性界面活性剤としては、化粧料への配合に適し、乳化剤として使用されるものであれば、本発明の特徴を損なうことのない範囲で特に制限されることなく用いることができるが、好ましくは、モノステアリン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル等の脂肪酸グリセリル;モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン等の脂肪酸ソルビタン等の親油性界面活性剤、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン等の脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン;モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25E.O.)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.0.)等の脂肪酸ポリエチレングリコールエステル;ポリオキシエチレン(20E.O.)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル等の親水性界面活性剤が例示される。
乳化安定性ならびに使用感および化粧持続性等に及ぼす影響等を考慮すると、脂肪酸グリセリル、脂肪酸ソルビタンおよび脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンがより好ましく用いられる。
本発明の乳化化粧料に含有される陰イオン性界面活性剤としては、化粧料への配合に適し、乳化剤として使用されるものであれば、本発明の特徴を損なうことのない範囲で特に制限されることなく用いることができるが、好ましくは、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム等の脂肪酸セッケン;N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、N-ラウロイルサルコシンナトリウム、N-ラウロイルサルコシンカリウム、N-ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、N-ミリストイルサルコシンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルサルコシンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルサルコシンカリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルサルコシントリエタノールアミン、N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニンナトリウム、N-ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム、N-ラウロイルメチル-β-アラニントリエタノールアミン、N-ミリストイルメチル-β-アラニンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルメチル-β-アラニンナトリウム、N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム、N-アシル(C12,14)-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸カリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン、N-ミリストイル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸カリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン、N-ラウロイルメチルタウリンナトリウム、N-ミリストイルメチルタウリンナトリウム、N-ステアロイルメチルタウリンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシルメチルタウリンナトリウム等のN-アシルアミノ酸塩等が例示される。
乳化安定性および使用感に及ぼす影響を考慮すると、陰イオン性界面活性剤として、脂肪酸セッケンがより好ましく用いられる。
本発明の乳化化粧料に含有される両性界面活性剤としては、化粧料への配合に適し、乳化剤として使用されるものであれば、本発明の特徴を損なうことのない範囲で特に制限されることなく用いることができるが、好ましくは、大豆レシチン、卵黄レシチン、水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン等が例示される。
乳化安定性および酸化安定性を考慮すると、水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン等の水素添加レシチンがより好ましく用いられる。
本発明の乳化化粧料には、上記のような非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より、1種以上を選択して用いることができる。非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤としては、各社より提供されている市販の製品を利用することができる。
本発明において、乳化化粧料の乳化安定性を向上させるためには、親油性の非イオン性界面活性剤の1種以上と、親水性の非イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤からなる群より選択される1種以上とを組み合わせて用いること、または両性界面活性剤として、水素添加レシチンを用いることが好ましい。
また、本発明においては、乳化化粧料の調製の際に、ホモミキサー等により剪断力を加えることや、高圧下に乳化分散処理することによって、乳化化粧料の乳化安定性を向上させることができる。かかる場合には、親水性の非イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤からなる群より選択される1種を含有するのみでも、また、両性界面活性剤として、水素添加レシチンを低濃度で含有するのみでも、良好な乳化安定性を得ることができる。
本発明の乳化化粧料における非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上の含有量は、3.5質量%以下であり、好ましくは2質量%以下である。なお、乳化化粧料の乳化安定性の観点から、前記含有量は、0.05質量%以上であることが好ましい。
本発明の乳化化粧料は、油相成分として油性成分を含有する。
油性成分としては、化粧料に通常含有される油性成分であれば、特に制限されることなく用いることができ、たとえば、オリーブ油、ダイズ油、ツバキ油、ゴマ油、落花生油、カカオ脂、牛脂、豚脂等の動植物性油脂;カルナウバロウ、ミツロウ、ホホバ油等のロウ;2-オクチルドデカノール、セタノール、ステアリルアルコール等の脂肪族アルコール;オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の脂肪酸;スクワラン、白色ワセリン、流動パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素油;2-エチルヘキサン酸セチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N-ラウロイルサルコシンイソプロピル等のエステル油等が挙げられる。
本発明において、油性成分は、1種を選択して単独で用いてもよく、2種以上を選択して、組み合わせて用いてもよい。
本発明の乳化化粧料における油性成分の含有量は、好ましくは0.01質量%~30質量%であり、より好ましくは0.1質量%~20質量%である。
さらに、本発明の乳化化粧料には、本発明の特徴を損なわない範囲で、必要に応じて、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ポビドン等の懸濁化剤;カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール(部分ケン化物)等の粘稠剤;グリセリン、ポリグリセリン(トリグリセリン、デカグリセリン等)、1,3-ブチレングリコール、マルチトール、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム等の保湿剤;グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル等の消臭剤;エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム、ソルビトール、チモール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等の安定化剤;アスコルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、酢酸トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン等の抗酸化剤;ソルビン酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、フェノキシエタノール等の防腐剤;4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル等の紫外線吸収剤;塩酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム等のpH調整剤;色素;顔料;香料等の一般的な添加剤を添加することができる。
本発明の乳化化粧料には、上記のような一般的な添加剤は、1種を選択して単独で用いてもよく、2種以上を選択して、組み合わせて用いてもよい。
本発明の乳化化粧料は、通常水を含有する。本発明の乳化化粧料において、水は親水性の成分を溶解するための溶媒として、または乳化した油滴を分散させる分散媒として機能する。
水としては、化粧料の製造用に適する水、たとえばイオン交換水、蒸留水等の精製水等を用いることができる。
本発明の乳化化粧料における水の含有量は、乳化化粧料の全量を100質量%とし得る量として設定される。
本発明の乳化化粧料は、水中油型の乳化化粧料として提供される。
本発明の乳化化粧料は、乳液、美容液、クリーム等の皮膚化粧料;下地ローション、下地クリーム等の下地化粧料;リキッドファンデーション、クリーム状ファンデーション等のメイクアップ化粧料;ボディローション、ボディクリーム等の身体用化粧料等として提供することができる。
本発明の乳化化粧料は、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドおよび油性成分に、必要に応じて親油性の添加剤を加えて混合し、70℃~85℃程度に加熱して均一とした油相と、水に必要に応じて親水性の添加剤を加えて混合し、70℃~85℃程度に加熱して均一とした水相とを混合し、乳化することによって製造することができる。乳化は、転相乳化法等の公知の方法に従って行うことができるが、ホモミキサー、ホモジナイザー等により、高い剪断力を加えて均質化処理して行うこと、または高圧下に乳化分散処理して行うことが好ましく、剪断力を加えた均質化処理と高圧下における乳化分散処理を組み合わせて行うことがより好ましい。
本発明の乳化化粧料は、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されていながら、良好な乳化安定性を示す。
また、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されていることから、本発明の乳化化粧料では、界面活性剤に起因して生じる乳化化粧料を皮膚に塗布した際の使用感や化粧持続性の悪化が抑制され、皮膚に対して低刺激性である。
さらに、本発明の乳化化粧料は、疑似セラミドによる皮膚のバリア機能の保護、修復効果を良好に発揮することができる。
本発明はまた、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されながら、良好な乳化安定性を有する乳化化粧料の製造方法(以下、本明細書にて「本発明の製造方法」とも称する)を提供する。
本発明の製造方法は、乳化剤として、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を乳化化粧料の全量に対し3.5質量%以下の含有量にて用い、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを乳化助剤として用いて乳化することを含む。
本発明の製造方法において用いられる非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤、これらからなる群より選択される1種以上のより好ましい含有量等、ならびにセチルヒドロキシプロリンパルミタミドおよびその乳化化粧料の全量に対する含有量の範囲については、本発明の乳化化粧料において上記した通りである。
なお、本発明の製造方法により、水中油型乳化化粧料を製造することができる。
本発明の製造方法は、好ましくは乳化に際し、ホモミキサー、ホモディスパー、ホモジナイザー等により剪断力を加えて均質化処理を行うことを含む。
かかる均質化処理は、75℃~85℃の温度で、1000rpm~9000rpmにて、1分間~5分間程度行うことが好ましい。
また、本発明の製造方法においては、さらに高圧下に乳化分散処理することによっても、乳化安定性を向上させることができる。
かかる乳化分散処理は、高圧乳化分散装置を用いて、15℃~80℃にて、100MPa~300MPaの圧力下に1回~5回行うことが好ましい。
本発明の製造方法においては、剪断力を加えることによる均質化処理と、高圧下における乳化分散処理とを組み合わせて行うことがより好ましい。
本発明の製造方法により、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されていながら、乳化安定性が良好な乳化化粧料を得ることができる。
それゆえ、本発明の製造方法においては、乳化剤としての界面活性剤の使用量を低減することができ、界面活性剤に起因して生じる乳化化粧料を皮膚に塗布した際の使用感や化粧持続性の悪化が抑制され、皮膚に対する刺激性が低減される。
従って、本発明はまた、乳化剤として、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を乳化化粧料の全量に対し3.5質量%以下の含有量にて含有する乳化化粧料の製造において、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドの乳化助剤としての使用(以下、本明細書にて「本発明の使用」とも称する)を提供する。
本発明の使用により、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されながら、乳化安定性が良好な乳化化粧料を提供することができる。
以下、本発明について、実施例によりさらに詳細に説明する。
[実施例1~6、比較例1~3]乳化化粧料
表1に示す処方に従い、下記の通り、実施例1~6および比較例1~3の乳化化粧料を調製した。
<製造方法>
表1中、(A)の成分を混合し、80℃に加熱して攪拌し、均一として油相とした。一方、(B)の成分を混合、溶解して80℃に加熱して水相とし、前記油相に徐々に添加して、ホモミキサー(「ホモディスパー2.5型(DH-2.5)」、プライミクス(Primix)株式会社製)にて均質化処理(80℃にて6000rpm、5分間)を行い乳化した。次いで常温まで冷却し、(C)の成分を加えて均一に混合した。
なお、(A)の成分として添加されるステアリン酸と、(B)の成分として添加される水酸化カリウムとの反応により生成されるステアリン酸カリウムが乳化に関与するが、実施例1~6および比較例1~3の各乳化化粧料中のステアリン酸カリウムの含有量は、0.29質量%と計算される。
実施例1~6および比較例1~3の乳化化粧料について、下記の通り、乳化安定性を評価した。
実施例および比較例の各乳化化粧料を40℃の恒温室内に静置して、乳化状態の変化の有無を目視にて観察した。2ヵ月保存後の乳化状態について、下記の評価基準により評価し、表1に併せて示した。
<評価基準>
〇;離水、相分離等の乳化状態の変化が認められない
△;離水、相分離等の乳化状態の変化がわずかに認められる
×;離水、相分離等の乳化状態の変化が明確に認められる
Figure 2023069049000001
表1に示されるように、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを1.65質量%と、乳化剤として、ステアリン酸カリウムならびに、モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンおよびモノステアリン酸ソルビタンを総量で1.94質量%含有する実施例1~3の乳化化粧料では、40℃で2ヵ月保存した後においても、乳化状態の変化は認められなかった。
また、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを3.3質量%と、乳化剤として、ステアリン酸カリウム0.29質量%のみを含有する実施例4~6の乳化化粧料においても、40℃で2ヵ月保存した後において、乳化状態の変化は認められなかった。
これに対し、ステアリン酸カリウム0.29質量%に加えて、モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンおよびモノステアリン酸ソルビタンを総量で3.3質量%含有するが、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを含有しない比較例1~3の乳化化粧料では、良好な乳化安定性は認められず、40℃で1週間保存した後に、相分離が観察された。
[実施例7、比較例4]乳化化粧料
表2に示す処方に従い、下記の通り、実施例7および比較例4の乳化化粧料を調製した。
<製造方法>
表2中、(A)および(B)の各成分を80℃に加熱して均一とした後混合、攪拌し、均一とした。これに、(C)の成分を混合、溶解して80℃に加熱して均一として加え、ホモジナイザー(「卓上型ホモジナイザーSX08」、三井電機精機株式会社製)にて均質化処理(80℃にて1000rpm、5分間)を行い乳化した。次いで脱泡後、常温まで冷却し、高圧乳化分散装置(「システマイザー」、株式会社システムサポート製)にて、150MPa~180MPaの圧力下、2回乳化分散処理を行った。
実施例7および比較例4の各乳化化粧料について、上記実施例1~6および比較例1~3の乳化化粧料の場合と同様に乳化安定性を評価し、表2に併せて示した。
Figure 2023069049000002
表2に示されるように、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを2質量%含有する実施例7の乳化化粧料では、乳化剤として水素添加大豆レシチンを0.1質量%含有するのみであるにもかかわらず、良好な乳化安定性が認められた。
一方、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを含有しない比較例4の乳化化粧料では、乳化剤として水素添加大豆レシチンを実施例7の10倍量含有するにもかかわらず、十分な乳化安定性は認められなかった。
以上の結果から、本発明の乳化化粧料に含有されるセチルヒドロキシプロリンパルミタミドは乳化助剤として作用し、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減された乳化化粧料において、乳化安定性を向上させ得ることが示唆された。
以上、詳述したように、本発明により、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されていながら、乳化安定性の良好な乳化化粧料を提供することができる。
それゆえ、本発明の乳化化粧料においては、乳化剤として使用される界面活性剤の含有量が低減されていることから、界面活性剤に起因して生じる乳化化粧料を皮膚に塗布した際の使用感や化粧持続性の悪化が抑制され、皮膚に対する刺激性が低減される。
さらに、本発明の乳化化粧料は、疑似セラミドによる皮膚のバリア機能の修復、保護効果を良好に発揮することができる。

Claims (16)

  1. セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを含有する、乳化助剤。
  2. セチルヒドロキシプロリンパルミタミドならびに、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を3.5質量%以下含有する、乳化化粧料。
  3. セチルヒドロキシプロリンパルミタミドの含有量が0.01質量%~25質量%である、請求項2に記載の乳化化粧料。
  4. 非イオン性界面活性剤が、脂肪酸グリセリル、脂肪酸ソルビタンおよび脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群より選択される1種以上である、請求項2または3に記載の乳化化粧料。
  5. 陰イオン性界面活性剤が脂肪酸セッケンである、請求項2~4のいずれか1項に記載の乳化化粧料。
  6. 両性界面活性剤が水素添加レシチンである、請求項2~5のいずれか1項に記載の乳化化粧料。
  7. 水中油型乳化化粧料である、請求項2~6のいずれか1項に記載の乳化化粧料。
  8. 乳化剤として、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を乳化化粧料の全量に対し3.5質量%以下の含有量にて用い、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドを乳化助剤として用いて乳化することを含む、乳化化粧料の製造方法。
  9. さらに、剪断力を加えて均質化処理することを含む、請求項8に記載の製造方法。
  10. さらに、高圧下で乳化分散処理することを含む、請求項8または9に記載の製造方法。
  11. 非イオン性界面活性剤が、脂肪酸グリセリル、脂肪酸ソルビタンおよび脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群より選択される1種以上である、請求項8~10のいずれか1項に記載の製造方法。
  12. 陰イオン性界面活性剤が脂肪酸セッケンである、請求項8~11のいずれか1項に記載の製造方法。
  13. 両性界面活性剤が水素添加レシチンである、請求項8~12のいずれか1項に記載の製造方法。
  14. 乳化化粧料の全量に対し、0.01質量%~25質量%のセチルヒドロキシプロリンパルミタミドを用いる、請求項8~13のいずれか1項に記載の製造方法。
  15. 水中油型乳化化粧料の製造方法である、請求項8~14のいずれか1項に記載の製造方法。
  16. 乳化剤として、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤および両性界面活性剤からなる群より選択される1種以上を乳化化粧料の全量に対し3.5質量%以下の含有量にて含有する乳化化粧料の製造における、セチルヒドロキシプロリンパルミタミドの乳化助剤としての使用。
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