JP2023036210A - 天井埋込型室内ユニット - Google Patents

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Yohei Suzuki
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Abstract

Figure 2023036210000001
【課題】容易に製造が可能であり、結露によって生じる水滴の滴下を抑制する構造を有する天井埋込型室内ユニットを提供する。
【解決手段】本開示における天井埋込型室内ユニット10は、室内ユニット本体14と、室内ユニット本体14の下面側に配置される化粧パネル30と、を備えた天井埋込型室内ユニットにおいて、化粧パネル30は、空気を吹き出す吹出口34を有し、吹出口の内壁面36の少なくとも一面には、複数の凹凸部37が形成され、凹凸部37は、凹凸部37で形成される溝が化粧パネル30の上下方向に延在している。
【選択図】図4

Description

本開示は、天井埋込型室内ユニットに関する。
特許文献1は、外観上特に目立つことがなく、外観品質が向上する水垂れ防止手段を備えた空気調和機を開示する。
この空気調和機は、空調室の天井裏に配置される箱型の室内ユニット本体と、上記空調室の天井面に沿うように上記室内ユニット本体の底面に取り付けられる化粧パネルとを備え、上記化粧パネルに空気吸込部と空気吹出部とが設けられている天井埋込型空気調和機である。上記空気吹出部は、固定吹出部とその両側に配置された回転ユニットを含み、上記化粧パネルのパネル面よりも上記空調室側に突出する***部を備え、上記***部の全体に複数の凸部を含むドット状のシボが形成されている。
特許6730688号公報
本開示は、容易に製造が可能であり、結露によって生じる水滴の滴下を抑制する構造を有する天井埋込型室内ユニットを提供する。
本開示における天井埋込型室内ユニットは、室内ユニット本体と、室内ユニット本体の下面側に配置される化粧パネルと、を備えた天井埋込型室内ユニットにおいて、化粧パネルは、空気を吹き出す吹出口を有し、吹出口の内壁面の少なくとも一面には、複数の凹凸部が形成され、凹凸部は、凹凸部で形成される溝が化粧パネルの上下方向に延在している。
本開示における天井埋込型室内ユニットが持つ化粧パネルは、金型の上下抜きで容易に製造することができる。さらに、この化粧パネルからの結露水の滴下を抑制することができる。
実施の形態1における天井埋込型室内ユニットの内部構造を示す断面図 実施の形態1における天井埋込型室内ユニットの斜視図 実施の形態1における天井埋込型室内ユニットのフラップが開いた状態での吹出口周辺の斜視図 図3の点線部の拡大図 実施の形態1における天井埋込型室内ユニットのフラップが閉じた状態での吹出口周辺の底面図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、天井埋込型室内ユニットに結露した水滴の滴下を抑制する技術として、化粧パネルのパネル面よりも上記空調室側に突出する***部を備え、上記***部の全体に複数の凸部を含むドット状のシボを形成する技術が存在した(特許文献1)。しかし、発明者らは、このような化粧パネルを上下抜きの金型で形成した場合に、シボが金型に引っかかるので金型から抜くことが難しく、容易に製造できない、という課題を発見した。この課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、結露等によって化粧パネルに付着する水滴が滴下することを抑制でき、化粧パネルの製造も容易な天井埋込型室内ユニットを開示する。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図5を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1は、本開示の実施の形態1に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニット10の内部構造を示す断面図である。図2は、天井埋込型室内ユニット10の斜視図である。
なお、以下の説明において、上下、内外とは、天井に設置された天井埋込型室内ユニット10を基準として説明している。また、空調後の空気が吹き出される空間を被調和室としている。
天井埋込型室内ユニット10は、建屋の天井11と天井11の下方に設置された天井板12との間の天井空間13に設置される。天井埋込型室内ユニット10は、室内ユニット本体14と、室内ユニット本体14の下側開口を覆う化粧パネル30とを備えている。
室内ユニット本体14は、下面の略全面が開口した略箱型の筐体15を備える。室内ユニット本体14は、筐体15の内部に、発泡スチロール製の断熱部材16と、室内熱交換器17と、送風機18と、室内熱交換器17のドレン水を受けるドレンパン19と、送風機18に吸い込まれる空気を整流するベルマウス20とを備える。
筐体15の外側面の角部には、吊り用金具21が取り付けられている。室内ユニット本体14は、天井11から垂れ下がる吊りボルト22に吊り用金具21が連結されることで、天井11から吊り下げられた状態で設置される。
断熱部材16は、筐体15の側板15aおよび天板15bの内面に設けられており、筐体15における結露の発生を防止する。
送風機18は、ファンモーター23と、遠心ファン24とを備えて構成される。ファンモーター23は、下方に延びる回転軸23aを備え、遠心ファン24は、回転軸23aに固定される。
遠心ファン24は、回転軸23aに固定される円板状の主板24aと、主板24aの下方で主板24aと略同軸に配置される環状のシュラウド24bと、シュラウド24bと主板24aとを連結する複数の翼24cとを備える。翼24cは、主板24aの周方向に互いに間隔をあけて複数配置される。
室内熱交換器17は、送風機18の略全体を側方から囲うように、板状の熱交換器を平面視で略四角形状に折り曲げるようにして形成されている。
室内熱交換器17は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。室内熱交換器17は、室内ユニット本体14の内部に吸い込まれる室内の空気と冷媒との熱交換を行って、冷房運転時には空調室内の空気を冷却し、暖房運転時には室内の空気を加熱することができるように構成されている。
ドレンパン19は、室内熱交換器17で発生するドレン水を受けることができるように、室内熱交換器17の下方に配置される。ドレンパン19は発泡スチロール製である。
ドレンパン19は、筐体15の下面の開口の略全体を塞ぐように略矩形の板状に形成されている。ドレンパン19は、平面視において中央部に、送風機18に吸い込まれる空気が通るドレンパン側吸込み口25(吸込み通路)を備える。
化粧パネル30は、室内ユニット本体14の下面の開口を覆うように平面視で略四角形の板状に形成されている。
化粧パネル30の中央部分には、ベルマウス20に連通するパネル側吸い込み口31が形成されている。化粧パネル30には、パネル側吸い込み口31を覆う吸い込みグリル32が着脱可能に取り付けられている。吸い込みグリル32の室内ユニット本体14側には、空気中の塵などを除去するためのフィルター33が設けられている。
化粧パネル30のパネル側吸い込み口31の外側であって化粧パネル30の外周部の各辺に沿った位置には、空調後の空気を被調和室に送る吹出口34がそれぞれ形成されている。すなわち、吹出口34は、平面視で略四角形の化粧パネル30の各辺に沿うように設けられており、吹出口34から4方向に空気が吹き出される。
吹出口34には、吹出方向を調整可能なフラップ35(図2)がそれぞれ設けられている。
図3は、天井埋込型室内ユニット10のフラップ35が開いた状態における吹出口34周辺の斜視図であり、図4は、図3の点線部を拡大した図である。
吹出口34は、内側を内壁面36によって囲まれることで形成されている。
また、化粧パネル30は、吹出口34の外側に立設された外壁面38を有し、外壁面38の外側には、外側底面40が外壁面38に連続して形成されている。
図4に示すように、内壁面36のうち、吹出口34から吹き出される空気の下流側(吹出口34の外壁面38側)に位置する下流側内壁面(内壁面)36aは、曲面状に形成されている。下流側内壁面36aは、下流側内壁面36aの上側縁が鉛直方向に沿い、下流側内壁面36aの下側縁が水平方向に沿うように、弧状に形成されている。
下流側内壁面36aは、複数の凹凸部37を有している。1つ1つの凹凸部37は、化粧パネル30の底面視で直線状に伸びており、下流側内壁面36aに沿って上下方向に延在している。また、凹凸部37はそれぞれ同一の幅を持ち、等間隔かつ平行に並んでいる。
すなわち、下流側内壁面36aに形成された複数の凹凸部37によって、化粧パネル30の上下方向に延在する溝が形成される。
凹凸部37は、下流側内壁面36aが水平方向に沿う下部まで延在し、凹凸部37の下方端部に立ち上がり部37aは、凹凸部37の底面から鈍角に立ち上がる。
また、凹凸部37の断面の形状は、略円弧形状である。
従って、下流側内壁面36aの表面は、凹凸部37を含め、フラップ35を除いた化粧パネル30の底面視において、隠れる部分を持たない。すなわち、下流側内壁面36aは、アンダーカットを持たない形状となっている。
また、本実施の形態においては、凹凸部37の幅及び凹凸部37同士の間隔は、下流側内壁面36aと下流側内壁面36aに結露した水滴との接触角が小さくなるように設定される。
図4に示すように、外壁面38は平面であり、複数の第2の凹凸部39を有している。
1つ1つの第2の凹凸部39は、外壁面38の上端から、外壁面38に沿って化粧パネル30の上下方向に直線状に延在する。また、第2の凹凸部39はそれぞれ同一の幅を持ち、等間隔かつ平行に並んでいる。
従って、外壁面38に形成された複数の第2の凹凸部39によって、化粧パネル30の上下方向に延在する溝が形成される。
第2の凹凸部39の断面形状は、略円弧形状である。
さらに、第2の凹凸部39の上端部39aは、外側底面40に接している。
従って、外壁面38は、第2の凹凸部39を含め、化粧パネル30の底面視において、隠れる部分を持たない。すなわち、外壁面38は、第2の凹凸部39を含め、アンダーカットを持たない形状となっている。
また、本実施の形態においては、第2の凹凸部39の幅及び第2の凹凸部39同士の間隔は、外壁面38と外壁面38に結露した水滴との接触角が小さくなるように設定される。
図5は、フラップ35が吹出口34を閉じた状態における、吹出口34付近を拡大した化粧パネル30の平面図である。
図5に示すように、フラップ35が吹出口34を閉じた状態では、フラップ35の長手方向全域において、凹凸部37はフラップ35に被覆されている。言い換えれば、凹凸部37は、フラップ35が吹出口34を閉じた状態におけるフラップ35の先端の位置(図5の点線F)よりも、天井埋込型室内ユニット10の中心に近い一方までの範囲のみに形成されている。
これにより、万一、凹凸部37から水滴が滴下した場合でも、水滴はフラップ35に付着するので、水滴が被空調空間に滴下することを抑制できる。
[1-2.動作]
以上のように構成された天井埋込型室内ユニット10について、その動作、作用を説明する。
天井埋込型室内ユニット10の運転中は、送風機18の回転により、被調和室の空気がパネル側吸い込み口31(図1)から吸い込まれ、ベルマウス20を介して室内熱交換器17に送られる。
この空気は、室内熱交換器17を通過する際に熱交換を行い、天井埋込型室内ユニット10の冷房運転時には熱を奪われて温度が低下し、天井埋込型室内ユニット10の暖房運転時には熱を与えられて温度が上昇する。熱交換後の空気は、吹出口34から被調和室に吹き出される。
吹出口34を通過した空気は、フラップ35の向きに従った方向に流れる。なお、天井埋込型室内ユニット10の停止時には、フラップ35は吹出口34を閉じる向きで静止している。
天井埋込型室内ユニット10が冷房運転を実施する際は、前述のように、被調和室の空気が室内熱交換器17で熱交換をすることによって冷やされ、この空気が吹出口34から再び室内に送り込まれる。従って、室内熱交換器17において、温度が高く飽和水蒸気量の大きい空気が冷やされ、温度が低く飽和水蒸気量の小さい空気になる。よって、室内熱交換器17ではドレン水が発生する。このドレン水は、室内熱交換器17の下部に設けられたドレンパン19が受け、ドレンポンプ(図示しない)に吸い出されて外部に排出される。
天井埋込型室内ユニット10の冷房運転時には、化粧パネル30にも結露水が生じる。特に、被調和室の空気よりも冷たい空気が吹き出される吹出口34付近においては、外壁面38と、吹き出される空気の下流側の下流側内壁面36aと、に結露水が生じやすい。
この結露水の水滴は、成長または集合し、一定以上の大きさに達した場合、自重によって滴下される。
本開示では、結露水が生じやすい位置にある下流側内壁面36aは上下方向に伸びる複数の凹凸部37を有している。
従って、下流側内壁面36aに付着した結露水の水滴同士は、凹凸部37によって隔てられる。これにより、結露水の水滴同士は、水平方向に互いに接触して集合することを抑制される。よって、結露水の水滴は大きくなることを抑制される。
さらに、凹凸部37の幅及び凹凸部37同士の間隔は、下流側内壁面36aと下流側内壁面36aに結露した水滴との接触角が小さくなるように設定されている。
そのため、下流側内壁面36aに付着した水滴は表面積が大きくなり、水滴の蒸発が促進される。
また、本開示では、結露水が生じやすい位置にある外壁面38は、上下方向に伸びる複数の第2の凹凸部39を有している。
従って、外壁面38に付着した結露水の水滴同士は、第2の凹凸部39によって隔てられる。これにより、結露水の水滴同士は、水平方向に互いに接触して集合することを抑制される。よって、結露水の水滴は大きくなることを抑制される。
さらに、第2の凹凸部39の幅及び第2の凹凸部39同士の間隔は、外壁面38と外壁面38に結露した水滴との接触角が小さくなるように設定されている。
これにより、外壁面38に付着した水滴は表面積が大きくなり、水滴の蒸発が促進される。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態における天井埋込型室内ユニット10は、室内ユニット本体14と、室内ユニット本体14の下面側に配置される化粧パネル30と、を備えた天井埋込型室内ユニット10において、化粧パネル30は、空気を吹き出す吹出口34を有し、吹出口34の内壁面36の少なくとも一面(下流側内壁面36a)には、複数の凹凸部37が形成され、凹凸部37は、凹凸部37で形成される溝が化粧パネル30の上下方向に延在している。
これにより、下流側内壁面36aはアンダーカットを持たない構造とすることができるので、化粧パネル30を上下抜きの金型構造で容易に製造することができる。さらに、容易に製造することが可能なこの化粧パネル30は、天井埋込型室内ユニット10の冷房運転時に、下流側内壁面36aに付着する結露水の水滴が大きくなることを抑制するので、被調和室内に水滴が滴下することを抑制できる。これに加え、下流側内壁面36aに付着した水滴は、凹凸部37によって蒸発を促進されるので、被調和室内に水滴が滴下することをさらに抑制できる。
本実施の形態のように、化粧パネル30は、吹出口34の外側に立設する外壁面38を備え、外壁面38には、複数の第2の凹凸部39が形成され、第2の凹凸部39は、第2の凹凸部39で形成される溝が化粧パネル30の上下方向に延在している。
これにより、外壁面38は第2の凹凸部39を含めてアンダーカットを持たない形状とすることができるので、化粧パネル30を上下抜きの金型構造で容易に製造することができる。さらに、容易に製造することが可能なこの化粧パネル30は、天井埋込型室内ユニット10の冷房運転時に、外壁面38に付着する結露水の水滴が大きくなることを抑制するので、被調和室内に水滴が滴下することを抑制できる。これに加え、外壁面38に付着した水滴は第2の凹凸部39によって蒸発を促進されるので、被調和室内に水滴が滴下することをさらに抑制できる。
また、本実施形態のように、化粧パネル30は、吹出口34に設けられ空気の吹出方向を調節するフラップ35を備え、凹凸部37は、フラップ35が吹出口34を閉じた状態のとき、フラップ35によって被覆されるように構成してもよい。
これにより、天井埋込型室内ユニット10の停止時には、被調和室側からはフラップ35に遮られ、凹凸部37が見えにくくなる。そのため、凹凸部37を外観デザイン上目立ちにくくすることができる。従って、天井埋込型室内ユニット10の意匠性が向上する。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1においては、複数の凹凸部を有する内壁面36の一例として、吹出口34から吹き出される空気の下流側に位置する下流側内壁面36aが、複数の凹凸部37を有していると説明した。内壁面は、少なくとも一面に、複数の凹凸部が形成されていればよい。例えば、内壁面36の全面に、凹凸部を有してもよい。従って、凹凸部が設けられる内壁面36は、下流側内壁面36aの一面のみである場合に限定されない。
実施の形態1においては、下流側内壁面36a及び外壁面38に設けられる凹凸部及び第2の凹凸部の一例として略円弧形状の断面を有する凹凸部37及び第2の凹凸部39を説明した。下流側内壁面36a及び外壁面38に設けられる凹凸部及び第2の凹凸部の断面形状は、下流側内壁面36a及び外壁面38がアンダーカットを持たないものであればよい。従って、下流側内壁面36aに設けられる凹凸部及び外壁面38に設けられる第2の凹凸部は、略円弧形状の断面を有する凹凸部37及び第2の凹凸部39に限定されない。
なお、上述の実施の形態は本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、空気調和用の天井埋込型室内ユニットに利用可能である。
10 天井埋込型室内ユニット
11 天井
12 天井板
13 天井空間
14 室内ユニット本体
15 筐体
15a 側板
15b 天板
16 断熱部材
17 室内熱交換器
18 送風機
19 ドレンパン
20 ベルマウス
21 吊り用金具
22 ボルト
23 ファンモーター
23a 回転軸
24 遠心ファン
24a 主板
24b シュラウド
24c 翼
25 ドレンパン側吸込み口
30 化粧パネル
31 パネル側吸い込み口
32 吸い込みグリル
33 フィルター
34 吹出口
35 フラップ
36 内壁面
36a下流側内壁面(内壁面)
37 凹凸部
37a 立ち上がり部
38 外壁面
39 第2の凹凸部
39a 上端部
40 外側底面

Claims (3)

  1. 室内ユニット本体と、前記室内ユニット本体の下面側に配置される化粧パネルと、を備えた天井埋込型室内ユニットにおいて、
    前記化粧パネルは、空気を吹き出す吹出口を有し、
    前記吹出口の内壁面の少なくとも一面には、複数の凹凸部が形成され、
    前記凹凸部は、前記凹凸部で形成される溝が前記化粧パネルの上下方向に延在している
    ことを特徴とする天井埋込型室内ユニット。
  2. 前記化粧パネルは、前記吹出口の外側に立設する外壁面を備え、
    前記外壁面には、複数の第2の凹凸部が形成され
    前記第2の凹凸部は、前記第2の凹凸部で形成される溝が前記化粧パネルの上下方向に延在している
    ことを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型室内ユニット。
  3. 前記化粧パネルは、前記吹出口に設けられ空気の吹出方向を調節するフラップを備え、
    前記凹凸部は、前記フラップが前記吹出口を閉じた状態のとき、前記フラップによって被覆される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の天井埋込型室内ユニット。
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