JP2023032794A - 媒体排出制御装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避する。【解決手段】プロセッサを備え、プロセッサは、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御し、不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御することを特徴とする媒体排出制御装置。【選択図】図5
Description
本発明は、媒体排出制御装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、正常に印刷されたと判断される印刷出力用紙を複数の出力トレイに仕分けて排紙可能な第1の排紙手段と、再印刷すべきと判断された印刷出力用紙を第1の排紙手段よりも上流側に設けられる排紙部に排紙する第2の排紙手段と、再印刷すべきと判断される毎に、排紙部に排紙させ、かつ、再印刷すべきと判断されたページ以降で正常に印刷されたと判断される後続ページの排紙先を、再印刷すべきと判断されたページ以前で正常に印刷されたと判断された印刷出力用紙を排紙した第1の排紙手段の出力トレイとは異なる出力トレイに切り替えて排紙させる第1の制御手段とを備えるシート処理装置が記載されている。
排出対象の複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現する都度、排出先を切り替えたのでは、排出先が足りなくなる虞がある。一方で、不具合が生じた媒体が出現した後も不具合が生じていない媒体を同じ排出先に無制限に排出し続けると、不具合が生じていない媒体を利用する際に不都合が生じる。例えば、不具合が生じていない媒体を供給部から供給する場合に、供給部に収容可能な量を超えることが考えられる。
本発明の目的は、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することにある。
請求項1に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御し、前記不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、当該第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、前記複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御することを特徴とする媒体排出制御装置である。
請求項2に記載の発明は、前記予め定められた量は、前記第1の排出先に排出された不具合が生じていない媒体を供給する供給部に収容可能な媒体の量以下の特定の量であることを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置である。
請求項3に記載の発明は、前記特定の量は、ユーザが操作部から指定した量であることを特徴とする請求項2に記載の媒体排出制御装置である。
請求項4に記載の発明は、前記プロセッサは、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後、前記第1の排出先に排出された媒体の量が前記予め定められた量に達した場合に、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御することを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置である。
請求項5に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第1の排出先以外の複数の排出先から、当該複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量に基づいて、前記第2の排出先を選択することを特徴とする請求項4に記載の媒体排出制御装置である。
請求項6に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2の排出先が収容可能な媒体の量が、前記複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量の中で最小であることを条件として、当該第2の排出先を選択することを特徴とする請求項5に記載の媒体排出制御装置である。
請求項7に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2の排出先が収容可能な媒体の量が、前記複数の媒体のうち未だ排出されていない媒体の量以上であることを更なる条件として、当該第2の排出先を選択することを特徴とする請求項6に記載の媒体排出制御装置である。
請求項8に記載の発明は、前記プロセッサは、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現していない場合は、前記第1の排出先に排出された媒体の量が前記予め定められた量に達しても、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御することを特徴とする請求項4に記載の媒体排出制御装置である。
請求項9に記載の発明は、前記プロセッサは、媒体の状態を検査する検査装置から、媒体に不具合が生じているかどうかを示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置である。
請求項10に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、前記第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御することを特徴とする媒体排出制御装置である。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御する機能と、前記不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、当該第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、前記複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、前記第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2に記載の発明は、前記予め定められた量は、前記第1の排出先に排出された不具合が生じていない媒体を供給する供給部に収容可能な媒体の量以下の特定の量であることを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置である。
請求項3に記載の発明は、前記特定の量は、ユーザが操作部から指定した量であることを特徴とする請求項2に記載の媒体排出制御装置である。
請求項4に記載の発明は、前記プロセッサは、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後、前記第1の排出先に排出された媒体の量が前記予め定められた量に達した場合に、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御することを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置である。
請求項5に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第1の排出先以外の複数の排出先から、当該複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量に基づいて、前記第2の排出先を選択することを特徴とする請求項4に記載の媒体排出制御装置である。
請求項6に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2の排出先が収容可能な媒体の量が、前記複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量の中で最小であることを条件として、当該第2の排出先を選択することを特徴とする請求項5に記載の媒体排出制御装置である。
請求項7に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2の排出先が収容可能な媒体の量が、前記複数の媒体のうち未だ排出されていない媒体の量以上であることを更なる条件として、当該第2の排出先を選択することを特徴とする請求項6に記載の媒体排出制御装置である。
請求項8に記載の発明は、前記プロセッサは、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現していない場合は、前記第1の排出先に排出された媒体の量が前記予め定められた量に達しても、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御することを特徴とする請求項4に記載の媒体排出制御装置である。
請求項9に記載の発明は、前記プロセッサは、媒体の状態を検査する検査装置から、媒体に不具合が生じているかどうかを示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置である。
請求項10に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、前記第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御することを特徴とする媒体排出制御装置である。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御する機能と、前記不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、当該第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、前記複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、前記第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することが可能となる。
請求項2の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることにより排出された媒体が供給部から供給できなくなることを回避することが可能となる。
請求項3の発明によれば、供給部から供給できる媒体の量としてユーザが指定した量を用いることができる。
請求項4の発明によれば、複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後も、媒体を排出し続けることが可能となる。
請求項5の発明によれば、各排出先に収容可能な媒体の量を考慮して、媒体を排出し続ける排出先を選択することができる。
請求項6の発明によれば、媒体が排出されていない排出先が確保されるように、媒体を排出し続ける排出先を選択することができる。
請求項7の発明によれば、排出対象の複数の媒体が全て排出される可能性が高まるように、媒体を排出し続ける排出先を選択することができる。
請求項8の発明によれば、不具合が生じた媒体が出現していないのに無駄に排出先を用いることを回避することが可能となる。
請求項9の発明によれば、媒体に不具合が生じているかどうかを自装置で検査する必要がなくなる。
請求項10の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することが可能となる。
請求項11の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することが可能となる。
請求項12の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することが可能となる。
請求項2の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることにより排出された媒体が供給部から供給できなくなることを回避することが可能となる。
請求項3の発明によれば、供給部から供給できる媒体の量としてユーザが指定した量を用いることができる。
請求項4の発明によれば、複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後も、媒体を排出し続けることが可能となる。
請求項5の発明によれば、各排出先に収容可能な媒体の量を考慮して、媒体を排出し続ける排出先を選択することができる。
請求項6の発明によれば、媒体が排出されていない排出先が確保されるように、媒体を排出し続ける排出先を選択することができる。
請求項7の発明によれば、排出対象の複数の媒体が全て排出される可能性が高まるように、媒体を排出し続ける排出先を選択することができる。
請求項8の発明によれば、不具合が生じた媒体が出現していないのに無駄に排出先を用いることを回避することが可能となる。
請求項9の発明によれば、媒体に不具合が生じているかどうかを自装置で検査する必要がなくなる。
請求項10の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することが可能となる。
請求項11の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することが可能となる。
請求項12の発明によれば、排出先が足りなくなることを抑制しつつ、同じ排出先に無制限に排出し続けることによる不都合も回避することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[本実施の形態の概要]
本実施の形態は、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御し、不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する媒体排出制御装置を提供する。
本実施の形態は、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御し、不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する媒体排出制御装置を提供する。
ここで、媒体とは、何らかの情報を伝えるために用いられる物体であって、排出先まで搬送されて排出され得るものをいう。媒体には、例えば、紙、プラスチックシート等があるが、以下では、紙を例にとって説明する。
媒体の量とは、媒体の属性であって、数と計量参照との組合せで表すことができる大きさを持つものをいう。媒体の量には、例えば、枚数、重さ等があるが、以下では、枚数を例にとって説明する。
媒体に生じる不具合とは、媒体の状態が良くないことをいう。媒体に生じる不具合には、例えば、媒体の印刷状態が良くないこと、媒体の搬送状態が良くないこと等がある。ここで、媒体の印刷状態が良くないとは、例えば、媒体に形成された画像に汚れがある等であり、媒体の搬送状態が良くないとは、例えば、媒体が搬送される際に破損した等である。このように、媒体に生じる不具合には種々のものが考えられるが、以下では、媒体の印刷状態が良くないことを例にとって説明する。
[画像形成システムの全体構成]
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、この画像形成システム1は、画像形成装置10と、用紙搬送装置20とを含む。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、この画像形成システム1は、画像形成装置10と、用紙搬送装置20とを含む。
画像形成装置10は、用紙への画像形成を行う装置である。具体的には、画像形成装置10は、例えば電子写真方式を用い、画像データに応じたトナー像を用紙に形成する。尚、画像形成装置10は、インクジェットヘッド方式等の他の方式を用いて画像の形成を行ってもよい。
用紙搬送装置20は、画像形成装置10により画像が形成された用紙を搬送する装置である。用紙搬送装置20の構成については後で説明する。
[用紙搬送装置の構成]
図2は、用紙搬送装置20の構成について説明するための図である。用紙搬送装置20は、トランスポートユニット30と、第1スタッカユニット40と、第2スタッカユニット50と、排出ユニット60と、用紙搬送制御装置70とを含む。尚、図では、スタッカユニットとして第1スタッカユニット40及び第2スタッカユニット50を示しているが、スタッカユニットは3つ以上設けられていてもよい。
図2は、用紙搬送装置20の構成について説明するための図である。用紙搬送装置20は、トランスポートユニット30と、第1スタッカユニット40と、第2スタッカユニット50と、排出ユニット60と、用紙搬送制御装置70とを含む。尚、図では、スタッカユニットとして第1スタッカユニット40及び第2スタッカユニット50を示しているが、スタッカユニットは3つ以上設けられていてもよい。
トランスポートユニット30には、画像形成装置10からの用紙の搬送方向下流側に接続して設けられ、画像形成装置10から搬送された用紙が第1スタッカユニット40に向けて搬送される第1搬送経路R1が設けられている。
トランスポートユニット30の上部には、用紙をこのトランスポートユニット30内に送り込むためのインターポーザ31が設けられている。トランスポートユニット30には、インターポーザ31から第1搬送経路R1に向かい、この第1搬送経路R1に合流する合流経路r11が設けられている。インターポーザ31から給紙された用紙は、合流経路r11を通って第1搬送経路R1へ供給される。
また、トランスポートユニット30には、第1搬送経路R1を通る用紙の検査を行う検査装置32が設けられている。検査装置32は、この検査装置32を通過する用紙上の画像を読み取る画像読み取り部321と、判定部322とを有し、検査装置32を通過するこの用紙の各々の検査を行う。ここで、画像読み取り部321は、例えば、CCD等の撮像素子を備えた所謂スキャナ装置により構成される。判定部322は、プロセッサの一例としてのCPUを備えたコンピュータ装置により構成される。
更に、トランスポートユニット30には、第1搬送経路R1及び合流経路r11に沿って用紙を搬送する複数の搬送ロールが設けられている。
第1スタッカユニット40には、トランスポートユニット30の第1搬送経路R1における搬送方向下流側に接続して設けられ、第1搬送経路R1を搬送された用紙が第2スタッカユニット50に向けて搬送される第2搬送経路R2が設けられている。
第1スタッカユニット40は、第2搬送経路R2から分岐した分岐経路r21を介して用紙が排出され積載される第1排出部41を備えている。また、第1スタッカユニット40は、第2搬送経路R2から分岐した分岐経路r22に接続され、この分岐経路r22を搬送されてきた用紙が排出され収容される第1スタッカ42を備えている。更に、第1スタッカユニット40には、第2搬送経路R2及び分岐経路r21,r22に沿って用紙を搬送する複数の搬送ロールが設けられている。
第2スタッカユニット50には、第1スタッカユニット40の第2搬送経路R2における搬送方向下流側に接続して設けられ、第2搬送経路R2を搬送された用紙が排出ユニット60に向けて搬送される第3搬送経路R3が設けられている。
第2スタッカユニット50は、第3搬送経路R3から分岐した分岐経路r31を介して用紙が排出され積載される第2排出部51を備えている。また、第2スタッカユニット50は、第3搬送経路R3から分岐した分岐経路r32に接続され、この分岐経路r32を搬送されてきた用紙が排出され収容される第2スタッカ52を備えている。更に、第2スタッカユニット50には、第3搬送経路R3及び分岐経路r31,r32に沿って用紙を搬送する複数の搬送ロールが設けられている。
排出ユニット60には、第2スタッカユニット50の第3搬送経路R3における搬送方向下流側に接続して設けられ、第3搬送経路R3を搬送された用紙が搬送される第4搬送経路R4が設けられている。
排出ユニット60は、第4搬送経路R4の搬送方向下流側に設けられ、第4搬送経路R4を搬送された用紙が排出され積載される第3排出部61を備えている。また、排出ユニット60には、第4搬送経路R4に沿って用紙を搬送する複数の搬送ロールが設けられている。
用紙搬送制御装置70は、用紙搬送装置20の各ユニットを制御する。例えば、用紙搬送制御装置70は、複数の排出先、つまり、第1排出部41、第1スタッカ42、第2排出部51、第2スタッカ52、及び第3排出部61の中から、用紙を排出する排出先を決定する。そして、用紙搬送制御装置70は、搬送経路R2,R3と分岐経路r21,r22,r31,r32との分岐点に設けられた切り替え部材(図示せず)を駆動し、決定した排出先に用紙が排出されるように制御する。この用紙搬送制御装置70のより詳細な動作については後述する。
[用紙搬送装置の動作の具体例]
図3及び図4は、一般的な用紙搬送装置20の動作の具体例を示した図である。尚、本実施の形態では、検査装置32での検査結果が正常だった用紙は、事前に決められた正常用紙排出先に排出されるものとする。図では、第1排出部41、第1スタッカ42、第2排出部51及び第2スタッカ52を正常用紙排出先としている。また、検査装置32での検査結果が異常だった用紙は、事前に決められた異常用紙排出先に排出されるものとする。図では、第3排出部61を異常用紙排出先としている。
図3及び図4は、一般的な用紙搬送装置20の動作の具体例を示した図である。尚、本実施の形態では、検査装置32での検査結果が正常だった用紙は、事前に決められた正常用紙排出先に排出されるものとする。図では、第1排出部41、第1スタッカ42、第2排出部51及び第2スタッカ52を正常用紙排出先としている。また、検査装置32での検査結果が異常だった用紙は、事前に決められた異常用紙排出先に排出されるものとする。図では、第3排出部61を異常用紙排出先としている。
まず、図3に、用紙搬送装置20の最初の印刷時の動作の具体例を示す。図では、画像形成装置10が6枚の用紙に画像を形成して用紙搬送装置20に送った場合を示している。図示するように、用紙搬送装置20は、1枚目、2枚目、4枚目及び5枚目の用紙を、検査装置32での検査結果が正常だったので、正常用紙排出先の1つである第1スタッカ42に排出している。一方、用紙搬送装置20は、3枚目及び6枚目の用紙を、検査装置32で汚れが検出されて検査結果が異常となったので、異常用紙排出先である第3排出部61に排出している。
また、図4に、用紙搬送装置20の再印刷時の動作の具体例を示す。図示するように、最初の印刷時に検査結果が正常だった1枚目、2枚目、4枚目及び5枚目の用紙は再利用され、インターポーザ31から給紙される。一方、最初の印刷時に検査結果が異常だった3枚目及び6枚目の用紙については、画像形成装置10が新たな用紙に再印刷を行う。再印刷された3枚目及び6枚目の用紙の検査装置32での検査結果が正常だったとすると、用紙搬送装置20は、インターポーザ31から給紙された1枚目、2枚目、4枚目及び5枚目の用紙とマージし、1枚目から6枚目の用紙をこの順に第1スタッカ42に排出する。
しかしながら、検査装置32での検査結果が正常だった用紙の枚数が、インターポーザ31の積載可能枚数を超えた場合は、このような再印刷を行うことができない。
そこで、本実施の形態では、用紙搬送装置20は、各正常用紙排出先に対し、検査装置32で検査結果の異常が発生した場合、インターポーザ31の積載可能枚数又はこの積載可能枚数以下の指定枚数(以下、この積載可能枚数又は指定枚数を「規定枚数」という)まで排出する。そして、用紙搬送装置20は、その正常用紙排出先に排出された用紙の枚数が規定枚数に到達した場合に、次の正常用紙排出先へ切り替える。これにより、ユーザは、その正常用紙排出先に排出された用紙をインターポーザ31から給紙し、次の正常用紙排出先へ切り替える直前の用紙までの再印刷を行うことが可能となる。
図5は、本実施の形態における用紙搬送装置20の動作の具体例を示した図である。ここでは、1000枚の用紙を排出する際に、201枚目から210枚目の用紙及び501枚目から510枚目の用紙の検査装置32での検査結果が異常となったとする。また、上述した規定枚数は300枚とする。
図示するように、用紙搬送装置20は、まず、検査装置32での検査結果が正常だった1枚目から200枚目の用紙を第1スタッカ42に排出している。次に、用紙搬送装置20は、検査装置32での検査結果が異常だった201枚目から210枚目の用紙を第3排出部61に排出している。次に、用紙搬送装置20は、検査装置32での検査結果が正常だった211枚目以降の用紙を第1スタッカ42に排出する。その後、310枚目の用紙を第1スタッカ42に排出した時点で、第1スタッカ42に排出された用紙の枚数が規定枚数である300枚に達するので、用紙搬送装置20は、排出先を第2スタッカ52に切り替える。
次に、用紙搬送装置20は、検査装置32での検査結果が正常だった311枚目から500枚目の用紙を第2スタッカ52に排出している。次に、用紙搬送装置20は、検査装置32での検査結果が異常だった501枚目から510枚目の用紙を第3排出部61に排出している。次に、用紙搬送装置20は、検査装置32での検査結果が正常だった511枚目以降の用紙を第2スタッカ52に排出する。その後、620枚目の用紙を第2スタッカ52に排出した時点で、第2スタッカ52に排出された用紙の枚数が規定枚数である300枚に達するので、用紙搬送装置20は、排出先を第2排出部51に切り替える。
次いで、用紙搬送装置20は、検査装置32での検査結果が正常だった621枚目から1000枚目の用紙を第2排出部51に排出している。
これにより、ユーザは、第1スタッカ42に排出された300枚の用紙をインターポーザ31から給紙しながら、検査結果が異常だった201枚目から210枚目の用紙の再印刷を行うことが可能となる。また、第2スタッカ52に排出された300枚の用紙をインターポーザ31から給紙しながら、検査結果が異常だった501枚目から510枚目の用紙の再印刷を行うことが可能となる。
尚、上記では、正常用紙排出先に排出される用紙について、検査装置32での検査結果の異常が発生した場合について述べた。しかしながら、正常用紙排出先に排出される用紙について、検査装置32での検査結果の異常が発生しない場合もある。この場合は、検査結果が正常だった用紙をインターポーザ31から給紙することは考えなくてよい。従って、用紙搬送装置20は、正常用紙排出先に用紙を排出し始めた後、検査結果の異常が発生していない間、その正常用紙排出先に用紙を排出し続けるようにするとよい。
また、本実施の形態では、用紙搬送装置20は、正常用紙排出先に排出中に排出先を次の正常用紙排出先に切り替える際に、その切り替え後の排出先(以下、「切り替え先」という)として、積載可能枚数が少ない正常用紙排出先を選択する。
図6は、排出先を切り替える際の用紙搬送装置20の動作の具体例を示した図である。ここでは、第1排出部41及び第2排出部51の積載可能枚数を400枚とし、第1スタッカ42及び第2スタッカ52の積載可能枚数を2000枚とし、第3排出部61の積載可能枚数を200枚とする。
まず、用紙搬送装置20が第1スタッカ42に用紙を排出中に排出対象の用紙について検査装置32での検査結果の異常が発生し、その後、第1スタッカ42に排出された用紙の枚数が規定枚数に到達したとする。すると、用紙搬送装置20は、矢印201で示すように、排出先を、積載可能枚数が最小の正常用紙排出先の1つである第1排出部41に切り替える。
次に、用紙搬送装置20が第1排出部41に用紙を排出中に排出対象の用紙について検査装置32での検査結果の異常が発生し、その後、第1排出部41に排出された用紙の枚数が規定枚数に到達したとする。すると、用紙搬送装置20は、矢印202で示すように、排出先を、その時点で積載可能枚数が最小の正常用紙排出先である第2排出部51に切り替える。
次に、用紙搬送装置20が第2排出部51に用紙を排出中に排出対象の用紙について検査装置32での検査結果の異常が発生し、その後、第2排出部51に排出された用紙の枚数が規定枚数に到達したとする。すると、用紙搬送装置20は、矢印203で示すように、排出先を、その時点で積載可能枚数が最小の正常用紙排出先である第2スタッカ52に切り替える。
例えば、現行の印刷指示に基づいて1000枚の用紙が第1スタッカ42に排出されている途中で排出対象の用紙に異常が発生し、300枚の用紙しか第1スタッカ42に排出されなかったとする。この場合、残りの700枚の用紙は、検査結果の異常が発生しなければ、第1排出部41に400枚、第2排出部51に300枚が排出されることになる。即ち、残りの700枚の用紙が第2スタッカ52に排出されないので、後続の印刷指示に基づいて大量の用紙が排出される場合に、第2スタッカ52がこの大量の用紙を収容可能となる。
更に、本実施の形態では、上記の積載可能枚数が少ないという条件に、積載可能枚数が印刷指示に基づいて排出される用紙の残り枚数以上であるという条件を加えてもよい。即ち、用紙搬送装置20は、切り替え先として、積載可能枚数が少なく、かつ、積載可能枚数が印刷指示に基づいて排出される用紙の残り枚数以上である排出先を選択してもよい。
この場合、用紙搬送装置20は、次の正常用紙排出先が、その積載可能枚数が印刷指示に基づいて排出される用紙の残り枚数以上であるという条件を満たしている限り、排出先を、その正常用紙排出先に切り替える。一方、用紙搬送装置20は、次の正常用紙排出先が、その積載可能枚数が印刷指示に基づいて排出される用紙の残り枚数以上であるという条件を満たしていなければ、別の正常用紙排出先を選択する。
例えば、現行の印刷指示に基づいて1000枚の用紙が第1スタッカ42に排出されている途中で排出対象の用紙に異常が発生し、300枚の用紙しか第1スタッカ42に排出されなかったとする。この場合、残りの700枚の用紙は、積載可能枚数が700枚未満である第1排出部41及び第2排出部51には排出されず、積載可能枚数が700枚以上である第2スタッカ52に排出されることになる。
ここで、積載可能枚数が少ないという条件のみを用いる場合は、後続の印刷指示に基づいて用紙を大容量スタッカに排出することを優先する後続優先モードと言うことができる。これに対し、積載可能枚数が少ないという条件と、積載可能枚数が現行の印刷指示における用紙の残り枚数以上であるという条件とを用いる場合は、現行の印刷指示に基づく用紙の排出先を少なくすることを優先する現行優先モードと言うことができる。
尚、本実施の形態では、第3排出部61は異常用紙排出先としたが、第3排出部61が正常用紙排出先であって、印刷指示に基づいて排出される用紙の残り枚数が200枚以下である場合は、切り替え先として第3排出部61を選択してもよい。
[用紙搬送制御装置のハードウェア構成]
図7は、本実施の形態における用紙搬送制御装置70のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、用紙搬送制御装置70は、プロセッサ21と、RAM22と、ROM23とを備える。
図7は、本実施の形態における用紙搬送制御装置70のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、用紙搬送制御装置70は、プロセッサ21と、RAM22と、ROM23とを備える。
プロセッサ21は、ROM23等に記憶された各種プログラムをRAM22にロードして実行することにより、用紙搬送装置20における用紙の搬送を制御する機能を実現する。
RAM22は、プロセッサ21の作業用メモリ等として用いられるメモリである。ROM23は、プロセッサ21が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
[用紙搬送制御装置の機能構成]
図8は、本実施の形態における用紙搬送制御装置70の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、用紙搬送制御装置70は、排出先情報取得部71と、動作条件取得部72と、検査結果取得部73と、排出先決定部74と、切り替え先選択部75と、排出制御部76とを備えている。
図8は、本実施の形態における用紙搬送制御装置70の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、用紙搬送制御装置70は、排出先情報取得部71と、動作条件取得部72と、検査結果取得部73と、排出先決定部74と、切り替え先選択部75と、排出制御部76とを備えている。
排出先情報取得部71は、排出先に関する排出先情報を取得する。ここで、排出先情報とは、例えば、インターポーザ31の積載可能枚数である。排出先情報取得部71は、RAM22から予め記憶されたインターポーザ31の積載可能枚数を取得するとよい。或いは、排出先情報取得部71は、用紙搬送装置20からインターポーザ31の積載可能枚数を取得してもよい。本実施の形態では、不具合が生じていない媒体を供給する供給部の一例として、インターポーザ31を用いている。
動作条件取得部72は、排出先決定部74の動作条件を取得する。ここで、動作条件とは、例えば、排出先決定部74が用紙の排出先を決定する際に、排出先情報取得部71が取得した排出先情報を用いるか、ユーザが指定した情報を用いるか、の条件である。排出先情報取得部71が取得した排出先情報は、上述したように、インターポーザ31の積載可能枚数である。ユーザが指定した情報は、インターポーザ31の積載可能枚数以下の指定枚数である。動作条件取得部72は、例えば、画像形成システム1の操作パネル(図示せず)に表示された動作条件設定画面上でのユーザ入力に基づいて、動作条件を取得する。本実施の形態では、供給部に収容可能な媒体の量以下の特定の量の一例として、インターポーザ31の積載可能枚数又はこの積載可能枚数以下の指定枚数を用いており、ユーザが操作部から指定した量の一例として、指定枚数を用いている。
検査結果取得部73は、検査装置32から検査結果を取得する。ここで、検査結果とは、用紙の印刷状態が正常又は異常であることを示す情報である。本実施の形態では、媒体の状態を検査する検査装置の一例として、検査装置32を設けている。また、本実施の形態では、媒体に不具合が生じているかどうかを示す情報の一例として、検査結果を用いており、検査装置から、媒体に不具合が生じているかどうかを示す情報を取得することの一例として、検査結果取得部73の処理を行っている。
排出先決定部74は、排出先情報取得部71から排出先情報を、動作条件取得部72から動作条件を、検査結果取得部73から検査結果をそれぞれ取得し、これらの情報に基づいて、用紙を排出する排出先を決定する。ここで、動作条件とは、上述したように、排出先情報取得部71が取得した排出先情報を用いるか、ユーザが指定した情報を用いるかの条件である。排出先決定部74は、排出先情報取得部71が取得した排出先情報を用いる旨の動作条件を動作条件取得部72から取得した場合、排出先情報取得部71から排出先情報として取得したインターポーザ31の積載可能枚数を規定枚数とする。また、排出先決定部74は、ユーザが指定した情報を用いる旨の動作条件を動作条件取得部72から取得した場合、動作条件取得部72から取得した指定枚数を規定枚数とする。
具体的には、排出先決定部74は、検査結果が正常だった用紙が排出される排出先を、複数の正常用紙排出先のうちの何れかに決定する。本実施の形態では、第1の排出先の一例として、正常用紙排出先を用いており、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御することの一例として、排出先決定部74のこの処理を行っている。
また、排出先決定部74は、正常用紙排出先に用紙を排出中に排出対象の用紙の検査結果が異常だった場合、排出先を、異常用紙排出先に決定する。その後、排出先決定部74は、この正常用紙排出先に排出された用紙の枚数が規定枚数に達するまでは、排出先を、引き続きこの正常用紙排出先に決定する。本実施の形態では、第1の排出先とは異なる排出先の一例として、異常用紙排出先を用いており、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御することの一例として、排出先決定部74のこの処理を行っている。また、本実施の形態では、予め定められた量の一例として、規定枚数を用いており、不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御することの一例として、排出先決定部74のこの処理を行っている。
更に、排出先決定部74は、正常用紙排出先に用紙を排出中に排出対象の用紙の検査結果が異常だった場合、この正常用紙排出先に排出された用紙の枚数が規定枚数に達すると、排出先を、別の正常用紙排出先である切り替え先に決定する。その際、排出先決定部74は、切り替え先選択部75を呼び出して切り替え先を選択させることにより、切り替え先を決定する。本実施の形態では、第2の排出先の一例として、切り替え先を用いている。また、本実施の形態では、複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御することの一例として、排出先決定部74のこの処理を行っている。更に、本実施の形態では、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御することの一例として、排出先決定部74のこの処理を行っている。
更にまた、排出先決定部74は、正常用紙排出先に用紙を排出中に排出対象の用紙に異常が発生していない場合は、正常用紙排出先に排出された用紙の枚数が規定枚数に達しても、排出先を、引き続きこの正常用紙排出先に決定する。本実施の形態では、複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現していない場合は、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達しても、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御することの一例として、排出先決定部74のこの処理を行っている。
切り替え先選択部75は、複数の正常用紙排出先の中から、各正常用紙排出先の積載可能枚数に基づいて、切り替え先を選択する。本実施の形態では、第1の排出先以外の複数の排出先から、複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量に基づいて、第2の排出先を選択することの一例として、切り替え先選択部75のこの処理を行っている。
具体的には、切り替え先選択部75は、後続優先モードでは、複数の正常用紙排出先のうち、積載可能枚数が最小の正常用紙排出先を、切り替え先として選択する。本実施の形態では、第2の排出先が収容可能な媒体の量が、複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量の中で最小であることを条件として、第2の排出先を選択することの一例として、切り替え先選択部75のこの処理を行っている。
また、切り替え先選択部75は、現行優先モードでは、複数の正常用紙排出先のうち、積載可能枚数が最小であり、かつ、積載可能枚数が印刷指示に応じて未だ排出されていない用紙の枚数以上である正常用紙排出先を、切り替え先として選択する。本実施の形態では、第2の排出先が収容可能な媒体の量が、複数の媒体のうち未だ排出されていない媒体の量以上であることを更なる条件として、第2の排出先を選択することの一例として、切り替え先選択部75のこの処理を行っている。
排出制御部76は、排出先決定部74が決定した排出先に用紙が排出されるように用紙搬送装置20を制御する。
図9は、動作条件取得部72が動作条件を取得する際に画像形成システム1の操作パネル(図示せず)に表示される動作条件設定画面800の一例を示した図である。
図示するように、動作条件設定画面800は、項目810を含む。項目810は、排出先を自動で切り替えることを指定するための項目である。また、項目810は、項目820を含む。項目820は、最大の排出用紙枚数を指定するための項目である。
更に、項目820は、ラジオボタン830,840を含む。ラジオボタン830は、最大の排出用紙枚数としてインターポーザ31の積載可能枚数を用いる旨を指定する際にクリックされるラジオボタンである。ラジオボタン840は、最大の排出用紙枚数としてユーザが任意の枚数を指定する際にクリックされるラジオボタンである。ユーザは、ラジオボタン840をクリックする際、数値入力UI841で排出用紙枚数を指定するとよい。ここで、排出用紙枚数としては、インターポーザ31の積載可能枚数以下の枚数が指定されるものとする。
[用紙搬送制御装置の動作]
図10は、用紙搬送制御装置70の動作例を示したフローチャートである。尚、この動作に先立ち、排出先情報取得部71が排出先情報を取得し、動作条件取得部72が動作条件を取得し、それぞれ排出先決定部74に受け渡しているものとする。また、画像形成装置10から用紙搬送装置20へ用紙が搬送されてくる都度、検査結果取得部73が検査装置32から用紙の検査結果を取得し、排出先決定部74に受け渡すものとする。
図10は、用紙搬送制御装置70の動作例を示したフローチャートである。尚、この動作に先立ち、排出先情報取得部71が排出先情報を取得し、動作条件取得部72が動作条件を取得し、それぞれ排出先決定部74に受け渡しているものとする。また、画像形成装置10から用紙搬送装置20へ用紙が搬送されてくる都度、検査結果取得部73が検査装置32から用紙の検査結果を取得し、排出先決定部74に受け渡すものとする。
図示するように、用紙搬送制御装置70では、まず、排出先決定部74が、用紙の排出先を、既定の正常用紙排出先とする(ステップ701)。
次に、排出先決定部74は、検査結果取得部73から受け取った検査結果を参照して、用紙の検査結果が正常であるかどうかを判定する(ステップ702)。
まず、ステップ702で用紙の検査結果が正常であると判定された場合について説明する。この場合、排出先決定部74は、これまでに検査結果取得部73から受け取った検査結果を参照して、前の用紙までに検査結果の異常が発生したかどうかを判定する(ステップ703)。
ステップ703で前の用紙までに検査結果の異常が発生したと判定すれば、排出先決定部74は、正常用紙排出先に排出された用紙の枚数が規定枚数を超えたかどうかを判定する(ステップ704)。ここで、排出先決定部74は、排出先情報取得部71から受け取った排出先情報と、動作条件取得部72から受け取った動作条件とに基づいて、規定枚数を決定すればよい。具体的には、動作条件取得部72からインターポーザ31の積載可能枚数を規定枚数とする旨の動作条件を受け取った場合は、排出先情報取得部71から受け取ったインターポーザ31の積載可能枚数を規定枚数とすればよい。また、動作条件取得部72からユーザが指定した枚数を規定枚数とする旨の動作条件を受け取った場合は、ユーザによる指定枚数を規定枚数とすればよい。
ステップ704で正常用紙排出先に排出された用紙の枚数が規定枚数を超えたと判定すれば、排出先決定部74は、切り替え先選択部75を呼び出し、切り替え先選択部75が、切り替え先選択処理を行う(ステップ705)。そして、排出先決定部74は、処理をステップ706へ進める。尚、切り替え先選択処理の詳細については後述する。
一方、ステップ703で前の用紙までに検査結果の異常が発生していないと判定した場合や、ステップ704で正常用紙排出先に排出された用紙の枚数が規定枚数を超えていないと判定した場合、排出先決定部74は、切り替え先選択処理を行うことなく、処理をステップ706へ進める。
これにより、排出制御部76が、用紙を、ステップ705の切り替え先選択処理で選択された切り替え先に排出するように制御する(ステップ706)。
次に、ステップ702で用紙の検査結果が正常でない、つまり異常であると判定された場合について説明する。この場合、排出先決定部74が、用紙の排出先を、異常用紙排出先に決定する(ステップ707)。
これにより、排出制御部76が、用紙を、ステップ707で決定された異常用紙排出先に排出するように制御する(ステップ708)。そして、排出先決定部74が、用紙の排出先を元の排出先に戻す(ステップ709)。
その後、排出先決定部74は、次の用紙があるかどうかを判定する(ステップ710)。次の用紙があると判定すれば、排出先決定部74は、処理をステップ702へ戻す。次の用紙がないと判定すれば、排出先決定部74は、処理を終了する。
図11は、図10のステップ705の切り替え先選択処理の流れを示したフローチャートである。
図示するように、まず、切り替え先選択部75は、後続優先モード及び現行優先モードの何れのモードが設定されているかを判定する(ステップ751)。
まず、ステップ751で後続優先モードが設定されていると判定された場合について説明する。この場合、切り替え先選択部75は、全ての正常用紙排出先の中から積載可能枚数が最小の正常用紙排出先を切り替え先として選択する(ステップ752)。そして、切り替え先選択部75は、ステップ752で選択された正常用紙排出先を切り替え先とした状態で、処理を図10のステップ705へ戻す。
次に、ステップ751で現行優先モードが設定されていると判定された場合について説明する。この場合、切り替え先選択部75は、全ての正常用紙排出先を探索範囲とする(ステップ753)。
次いで、切り替え先選択部75は、現在の探索範囲内の正常用紙排出先の中から積載可能枚数が最小の正常用紙排出先を選択する(ステップ754)。そして、切り替え先選択部75は、ステップ754で選択された正常用紙排出先の積載可能枚数が、現行の印刷指示に基づいて排出される残りの用紙の枚数以上であるかどうかを判定する(ステップ755)。
ステップ755で正常用紙排出先の積載可能枚数が残りの用紙の枚数以上でないと判定すれば、切り替え先選択部75は、ステップ754でこれまでに選択された正常用紙排出先以外の正常用紙排出先を探索範囲とする(ステップ756)。そして、切り替え先選択部75は、処理をステップ754へ戻す。
一方、ステップ755で正常用紙排出先の積載可能枚数が残りの用紙の枚数以上であると判定すれば、切り替え先選択部75は、直近にステップ754で選択された正常用紙排出先を切り替え先とした状態で、処理を図10のステップ705へ戻す。
[プロセッサ]
本実施の形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
本実施の形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また、本実施の形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、本実施の形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、変更してもよい。
[プログラム]
本実施の形態における用紙搬送制御装置70が行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
本実施の形態における用紙搬送制御装置70が行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
即ち、本実施の形態を実現する第1のプログラムは、コンピュータに、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御する機能と、不具合が生じた媒体を第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能とを実現させるためのプログラムとして捉えられる。
また、本実施の形態を実現する第2のプログラムは、コンピュータに、排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御する機能とを実現させるためのプログラムとして捉えられる。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
1…画像形成システム、10…画像形成装置、20…用紙搬送装置、31…インターポーザ、32…検査装置、41…第1排出部、42…第1スタッカ、51…第2排出部、52…第2スタッカ、61…第3排出部、70…用紙搬送制御装置、71…排出先情報取得部、72…動作条件取得部、73…検査結果取得部、74…排出先決定部、75…切り替え先選択部、76…排出制御部
Claims (12)
- プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、
排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御し、
前記不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、当該第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、前記複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御する
ことを特徴とする媒体排出制御装置。 - 前記予め定められた量は、前記第1の排出先に排出された不具合が生じていない媒体を供給する供給部に収容可能な媒体の量以下の特定の量であることを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置。
- 前記特定の量は、ユーザが操作部から指定した量であることを特徴とする請求項2に記載の媒体排出制御装置。
- 前記プロセッサは、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後、前記第1の排出先に排出された媒体の量が前記予め定められた量に達した場合に、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御することを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置。
- 前記プロセッサは、前記第1の排出先以外の複数の排出先から、当該複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量に基づいて、前記第2の排出先を選択することを特徴とする請求項4に記載の媒体排出制御装置。
- 前記プロセッサは、前記第2の排出先が収容可能な媒体の量が、前記複数の排出先の各排出先に収容可能な媒体の量の中で最小であることを条件として、当該第2の排出先を選択することを特徴とする請求項5に記載の媒体排出制御装置。
- 前記プロセッサは、前記第2の排出先が収容可能な媒体の量が、前記複数の媒体のうち未だ排出されていない媒体の量以上であることを更なる条件として、当該第2の排出先を選択することを特徴とする請求項6に記載の媒体排出制御装置。
- 前記プロセッサは、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現していない場合は、前記第1の排出先に排出された媒体の量が前記予め定められた量に達しても、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御することを特徴とする請求項4に記載の媒体排出制御装置。
- 前記プロセッサは、媒体の状態を検査する検査装置から、媒体に不具合が生じているかどうかを示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の媒体排出制御装置。
- プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御し、
前記第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御する
ことを特徴とする媒体排出制御装置。 - コンピュータに、
排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、
排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出するように制御する機能と、
前記不具合が生じた媒体を前記第1の排出先とは異なる排出先に排出した後に、当該第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達するまでは、前記複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を当該第1の排出先に排出するように制御する機能と
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
排出対象の複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第1の排出先に排出するように制御する機能と、
前記第1の排出先に排出された媒体の量が予め定められた量に達した場合に、前記複数の媒体の中に不具合が生じた媒体が出現した後であれば、当該複数の媒体のうちの不具合が生じていない媒体を第2の排出先に排出するように制御する機能と
を実現させるためのプログラム。
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