JP2023016254A - 空調装置の吹出構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来よりも送風時の圧力損失を低減することができるとともに良好な風の指向性を発揮することができる空調装置の吹出構造体を提供する。【解決手段】本発明の吹出構造体Sは、空調装置からの送風路となるダクトに接続されるケース1と、前記ケース1の内部に形成される主通風路5と、前記主通風路5の車両左右方向に回動することで風向を変化させる縦フィン21と、前記主通風路5の車両左右方向の両側部で前記主通風路5に沿って延びるバイパス流路10と、を備え、前記主通風路5に合流する前記バイパス流路10の出口12は、車両左右方向に見て前記縦フィン21と重なるように形成されていることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、空調装置の吹出構造体に関する。
従来、空調装置の吹出構造体(レジスタ)としては、通風路を形成する角筒状のケースと、空気吹出口となるケースの一端開口側で互いに平行に並ぶように配置される複数の平板状の回動フィンとを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような吹出構造体によれば、回動フィンの角度に応じて空気吹出口から吹き出す空気の向き(風向)を調節することができる。
ところで、このような従来の吹出構造体においては、空気吹出口で並ぶ複数の回動フィンのうち、ケースの内壁面に隣接することとなる外端の回動フィンは、風向を十分に制御できないことがある。具体的には、この回動フィンは、気流の下流側に位置する回動端がケースの内壁面から離れるように傾斜すると、ケースの内壁面に沿って直線的に流れようとする空気のスルー流を形成する。
そこで、従来の吹出構造体(例えば、特許文献1参照)は、ケースの内壁面から回動フィン側に向けて突出するリブを有している。このリブは、ケースの内壁面に沿って流れようとするスルー流の発生を抑制する。
特開2007-055427号公報
しかしながら、従来の吹出構造体(例えば、特許文献1参照)は、リブによって通風路の流路断面積が狭まって圧力損失が増大する新たな問題を生じる。また、このような吹出構造体は、送風時に、リブの周辺に気流のよどみを形成することで、回動フィンによる良好な風の指向性を阻害する問題をも生じる。
本発明の課題は、従来よりも送風時の圧力損失を低減することができるとともに良好な風の指向性を発揮することができる空調装置の吹出構造体を提供することにある。
前記課題を解決した本発明の空調装置の吹出構造体は、車両の空調装置からの送風路となるダクトに接続されるケースと、前記ケースの前記ダクト側に設けられ、前記ダクトに接続される流入口と、前記ケースの車室側に設けられ、前記車室に向けて風を吹き出す吹出口と、前記流入口から前記吹出口に向かって前記ケースの内部に形成される主通風路と、前記主通風路の車両左右方向に回動することで前記流入口から前記吹出口へと向かう風向を変化させる第1風向可変手段と、前記主通風路の車両左右方向の両側部で前記主通風路に沿って延びる前記主通風路のバイパス流路と、を備え、前記主通風路に合流する前記バイパス流路の出口は、車両左右方向に見て前記風向可変手段と重なるように形成されていることを特徴とする。
本発明の吹出構造体によれば、従来よりも送風時の圧力損失を低減することができるとともに良好な風の指向性を発揮することができる。
本発明の実施形態に係る吹出構造体を配置した車両のインストルメントパネルの正面図である。 本発明の実施形態に係る吹出構造体の全体斜視図である。 図2の吹出構造体の分解斜視図である。 図2のIV-IV断面図である。 図3のV方向から見た側板部材の側面図である。 第1風向調節手段の横断面を含む図2のVI-VI断面図である。 第2風向調節手段を構成するドラムフィンの全体斜視図である。 直進後方送風時における吹出構造体の動作説明図である。 上向き送風時における吹出構造体の動作説明図である。 下向き送風時における吹出構造体の動作説明図である。 右向き送風時における吹出構造体の動作説明図である。 本発明の作用効果を検証した実施例における風圧分布図である。 本発明の作用効果を検証した比較例における風圧分布図である。
次に、本発明の空調装置の吹出構造体を実施するための形態(実施形態)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の吹出構造体は、風向を変えるフィンを収納するケースに、空調装置からの送風を通流する主通風路と、この主通風路のバイパス流路とが設けられており、主通風路に合流するバイパス流路の出口が、フィン(第1フィン)に臨んでいることを主な特徴点とする。
なお、以下の説明において前後左右上下の方向は、この吹出構造体を搭載する車両の前後左右上下の方向に一致させた各図における矢示方向を基準とする。
図1は、本実施形態に係る吹出構造体Sを配置した車両VのインストルメントパネルPの正面図である。
本実施形態の吹出構造体Sは、運転席及び助手席のそれぞれに対応するように、車幅方向に複数並んで配置されているが、以下では、助手席に対応するように設けられるものの一つを例にとって吹出構造体Sについて具体的に説明する。
図1に示すように、吹出構造体Sは、車室R側に吹出口13が臨むように、インストルメントパネルPに取り付けられている。具体的には、吹出口13は、助手席(図示を省略)に着座した乗員に向き合うように、インストルメントパネルPの縦壁に配置されている。
図2は、吹出構造体Sの全体斜視図である。図3は、吹出構造体Sの分解斜視図である。
図2に示すように、吹出構造体Sは、角筒体からなるケース1と、吹出口13となるケース1の一端側(図2の後側)でケース1内に収容される第1風向可変手段2とを備えている。また、吹出構造体Sは、図3に示すように、ケース1の他端側(図3の前側)でケース1内に収容される第2風向可変手段3をさらに備えている。なお、第1風向可変手段2及び第2風向可変手段3のそれぞれは、後記するように、風向を変えるフィンを備えて構成されている。
≪ケース≫
ケース1は、図3に示すように、上板部材1aと、下板部材1bと、側板部材1cと、ベゼル部材1dと、を有している。
ケース1は、これらの部材1a,1b,1c,1dが一体となることで前記の角筒体を形成している。そして、このケース1の内側には、矩形流路断面を有する後記の主通風路5(図4参照)が形成されることとなる。
図4は、図2のIV-IV断面図である。なお、図4中、符号Dは、空調装置(図示を省略)からの送風路となる仮想線(二点鎖線)にて示すダクトである。
上板部材1aと下板部材1bとは、図4に示す側面視で、ケース1の前後方向に延びる中心線Cを挟んで相互に対称形状となっている。
具体的には、上板部材1aと下板部材1bとは、互いに向き合うことで、一対の側板部材1c(図3参照)との間に、ダクト接続部7と、ドラムフィン配置部8と、縦フィン配置部9とを形成している。
ダクト接続部7は、ダクトDに接続される部分であり、吹出構造体Sにおける空気(風)の流入口17を形成している。なお、このダクト接続部7の内側には、後記する第2風向可変手段3(ドラムフィン30)の前端が配置されている。
そして、ダクト接続部7の後部には、ドラムフィン30の回動角度を規制するストッパ面7aが、板部材1aと下板部材1bのそれぞれに形成されている。ドラムフィン30の回り止めとして機能するこれらストッパ面7aについては、ドラムフィン30とともに後に詳しく説明する。
ドラムフィン配置部8は、ダクト接続部7の下流側に設けられている。このドラムフィン配置部8は、後記するドラムフィン30が後記する軸部39(図7参照)を中心に所定の角度で回動可能となるように、上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔がダクト接続部7における上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔よりも広くなっている。
ドラムフィン配置部8の前部には、ドラムフィン30の後部の回動軌跡に沿って湾曲する湾曲部8aが形成されている。
なお、ドラムフィン配置部8における湾曲部8aの下流側は、上板部材1aと下板部材1bとの間隔が略一定で次に説明する縦フィン配置部9まで延びる一般部8bとなっている。
縦フィン配置部9は、ドラムフィン配置部8の一般部8bよりも上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔が広くなっている。縦フィン配置部9での上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔は、前後方向に略一定となっている。
このような縦フィン配置部9の内側には、第1風向可変手段2を構成する縦フィン21の前側部分が配置されている。
ちなみに、縦フィン21の回動軸21aよりも前方に位置するこの前側部分の上下幅は、ドラムフィン配置部8の一般部8bにおける上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔よりも広くなっている。
このような縦フィン配置部9における上板部材1aの後部と、下板部材1bの後部には、回動軸21aの軸受け9aが形成されている。そして、縦フィン配置部9を形成する上板部材1a、下板部材1b及び側板部材1cの後部には、次に説明するベゼル部材1dの前部が接続される。
ベゼル部材1dは、図3に示すように、矩形の開口を有する枠体で形成されている。
また、ベゼル部材1dは、図4に示すように、ケース1の車室側となる最も下流側に配置され、空調装置(図示を省略)からの送風の吹出口13を形成している。
つまり、ケース1の内部には、前記の流入口17から吹出口13に向う風の主通風路5が形成されることとなる。
このようなベゼル部材1dは、その内側に気流案内部14を有している。
気流案内部14は、後に詳しく説明するように、ドラムフィン30の回動角度に応じて主通風路5内で変化した気流を、所定方向に案内するように構成されている。
気流案内部14は、図4に示すように、上下間隔が前後方向に沿って略一定の一般部14aと、この一般部14aの後側に接続されて後方に向かうほど上下間隔が徐々に狭まるように傾斜する傾斜部14bとで構成されている。
なお、一般部14aにおけるベゼル部材1dの内側の上下間隔は、ドラムフィン配置部8の一般部8bにおける上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔と略等しくなるように設定されている。
このような一般部14aの内側には、縦フィン21の回動軸21aよりも後方に位置する縦フィン21の後側部分が配置されることとなる。
そして、一般部14aにおけるベゼル部材1dの内側と縦フィン配置部9との段差としてベゼル部材1dの前端に形成される上下の縦壁面15は、後記するフィンシャット状態の縦フィン21の当接面となる。
次に、ケース1の側板部材1c(図3参照)についてさらに詳しく説明する。
図5は、図3のV方向から見た側板部材1cの側面図である。なお、図5に示す側板部材1cは、ケース1を構成する左右一対の側板部材1c(図3参照)のうち、右側の側板部材1cに対応するところ、これらの側板部材1c同士は、相互に左右対称に構成されているので、以下では、右側の側板部材1cについて主に説明し、左側の側板部材1cについての詳細な説明は省略する。図5中、バイパス流路10a,10b,10cは、隠れ線(点線)で描いている。また、図5には、図4に示すダクト接続部7、ドラムフィン配置部8、及び縦フィン配置部9に対応付けた符号を付している。
図5に示すように、側板部材1cの厚さ方向(図5の紙面の垂直方向)の内側には、主通風路5(図4参照)から分岐する上下3列のバイパス流路10a,10b,10cが前後方向に延びるように形成されている。
上段のバイパス流路10aと、下段のバイパス流路10cとは、ドラムフィン配置部8における一般部8bの前部から縦フィン配置部9の後部まで延びている。
中段のバイパス流路10bは、ダクト接続部7の後部から縦フィン配置部9の後部まで延びている。
中段のバイパス流路10bは、上段のバイパス流路10a及び下段のバイパス流路10cと比べて、上下幅が広くなるように設定されている。また、上段のバイパス流路10aと下段のバイパス流路10cとは、上下幅が略同じに設定されている。
バイパス流路10aの前側端部には、入口11aが形成され、バイパス流路10aの後側端部には、出口12aが形成されている。
入口11aは、バイパス流路10aの上下幅方向の上側寄りにシフトしているとともに前後方向に長く延びる矩形形状を呈している。
出口12aは、バイパス流路10aの上下幅と略同じ上下幅にて形成された矩形の開口を有している。そして、入口11aの開口面積は、出口12aの開口面積よりも大きくなるように設定されている。
バイパス流路10bの前側端部には、入口11bが形成され、バイパス流路10bの後側端部には、出口12bが形成されている。
入口11bは、バイパス流路10bの上下幅と略同じ上下幅にて形成された略D字状の開口を有している。
出口12bは、バイパス流路10bの上下幅と略同じ上下幅であり、バイパス流路10aの出口12aの横幅と略同じ横幅である矩形の開口を有している。
そして、入口11bの開口面積は、出口12bの開口面積よりも大きくなるように設定されている。
バイパス流路10cの前側端部には、入口11cが形成され、バイパス流路10cの後側端部には、出口12cが形成されている。
入口11cは、バイパス流路10cの上下幅方向の下側寄りにシフトしているとともに前後方向に長く延びる矩形形状を呈している。
出口12cは、バイパス流路10cの上下幅と略同じ上下幅であり、バイパス流路10aの出口12aの横幅と略同じ横幅である矩形の開口を有している。
そして、入口11cの開口面積は、出口12cの開口面積よりも大きくなるように設定されている。
このようなバイパス流路10a,10b,10cにおける出口12a,12b,12cは、図5に示すように、縦フィン配置部9にて上下方向に一列に並んでいる。
つまり、これらの出口12a,12b,12cは、図4に示すように、車幅方向(図4の紙面に対して垂直方向)に見て、第1風向可変手段2の縦フィン21と重なるように形成されている。
なお、以下の説明において、バイパス流路10a,10b,10cについて特に区別する必要がないときは、単に「バイパス流路10」と称することがある。また、出口12a,12b,12cについて特に区別する必要がないときは、単に「出口12」と称することがある。
≪第1風向可変手段≫
第1風向可変手段2は、図3に示すように、複数の縦フィン21と、連結部材22と、操作部23と、を主に備えて構成されている。
なお、縦フィン21は、特許請求の範囲にいう「第1フィン」に相当する。
縦フィン21は、板体で構成され、板面が互いに平行となるように車幅方向(左右方向)に並んでいる。
縦フィン21は、前記の軸受け9a(図4参照)に支承される回動軸21aと、連結部材22に支承される連結ピン21bとを備えている。
回動軸21aは、縦フィン21の上縁及び下縁のそれぞれから上下方向に突出している。連結ピン21bは、回動軸21aの上流側で縦フィン21の上縁から上方向に突出している。
また、複数の縦フィン21のうち、左右方向の中程に位置する一の縦フィン21dは、後記の操作部23が係合する係合ピン21cを有している。この係合ピン21cは、回動軸21aの下流側で上下方向に延びている。
連結部材22は、図3に示すように、その長手方向に沿って所定間隔で並ぶ複数の孔部22aを有している。これらの孔部22aには、平行状態を維持した複数の縦フィン21のそれぞれの連結ピン21bが回転自在に嵌め込まれる。これにより複数の縦フィン21は、連結部材22を介して一体に連結される。
操作部23は、図3に示すように、ユーザの把持部23aと、この把持部23aから前方に向けて突出する二股部23bと、把持部23aを左右方向にスライド自在に支持する案内バー23cと、を有している。
図6は、第1風向調節手段2の横断面を含む図2のVI-VI断面図である。
図6に示すように、把持部23aを支持する案内バー23cの両端部は、ベゼル部材1dに支持されている。操作部23の二股部23bの間には、前記した縦フィン21の係合ピン21cが、前後方向に移動可能に嵌め込まれている。
このような第1風向可変手段2においては、ユーザが操作部23の把持部23aを左右方向にスライドさせると、縦フィン21dの係合ピン21cは、二股部23bの間を前後方向に移動しながら、縦フィン21dを回動軸21a回り回動させる。
この際、縦フィン21dの連結ピン21bを介して連結部材22にて連結されたその他の縦フィン21は、縦フィン21dに連動して各回動軸21a回りに回動する。これにより縦フィン21(縦フィン21dを含む)は、回動角度に応じて吹出口13から吹き出される風の方向を変化させる。
また、回動した縦フィン21(縦フィン21dを含む)は、図6中、点線で示すように、互いに重なりあって、吹出口13を閉鎖するフィンシャット状態となる。
そして、前記のバイパス流路10の出口12は、このような縦フィン21の上流側で、好ましくは回動軸21aの上流側で回動軸21aに近接するように、縦フィン21に臨むこととなる。
なお、図6に示すように、ベゼル部材1dの内側には、フィンシャット状態となった縦フィン21の回動角度を維持する回り止めとしてのストッパ面16が形成されている。
また、前記したように、フィンシャット状態となった縦フィン21は、ベゼル部材1dの上下の縦壁面15(図4参照)に当接することとなる。
≪第2風向可変手段≫
次に、第2風向可変手段3(図3参照)について説明する。
図3に示すように、第2風向可変手段3は、ドラムフィン30と、このドラムフィン30を回動させるリンク機構31とを主に備えて構成されている。
なお、ドラムフィン30は、特許請求の範囲にいう「第2フィン」に相当する。
図7は、ドラムフィン30の全体斜視図である。
図7に示すように、ドラムフィン30は、車幅方向(左右方向)に長い部材であって、前後に開口を有する角筒状のドラムフィン本体32と、ドラムフィン本体32の内側を上下に仕切る平板状の横フィンからなる中間フィン33とを備えている。
ドラムフィン本体32は、平板状の横フィンからなる上フィン36及び下フィン37と、端板38とを備えている。
上フィン36と、下フィン37とは、平面形状が矩形で左右方向に長い板体で構成されている。また、上フィン36と下フィン37とは、相互に前後幅が略同じに設定されている。
図4に戻って、上フィン36と下フィン37との間隔は、上流側から下流側に向けて徐々に狭くなっている。つまり、ドラムフィン本体32の後側(下流側)の開口断面積は、前側(上流側)の開口断面積よりも僅かに小さくなっている。
図7に示すように、中間フィン33は、左右方向に長い平面形状が矩形の板体で構成されている。また、中間フィン33は、上フィン36(又は下フィン37)の前後幅よりも広くなっている。
そして、中間フィン33は、上フィン36と下フィン37との間に配置されるとともに、左右一対の端板38によって、これら上フィン36及び下フィン37と一体に接続されている。
端板38は、図4に示す平面視で、その後縁が、上フィン36の後端側から後方に向かうほど中間フィン33の後端に近付くように傾斜するとともに、下フィン37の後端側から後方に向かうほど中間フィン33の後端に近付くように傾斜している。
また、端板38の前縁は、図4に示す平面視で、中間フィン33の前端部の周囲に形成される切欠凹部38aを挟む上下の位置で、それぞれ前方に向けて膨らむバイパス流路開閉弁38bを有している。
これら一対のバイパス流路開閉弁38bは、後記するように、ドラムフィン30の回動角度に応じてバイパス流路10bの入口11b(図5参照)を開閉する。
このような端板38には、図7に示すように、軸部39が設けられている。
軸部39は、中間フィン33の前後方向の中央部に対応する位置で、端板38から左右方向に突出するように形成されている。
なお、図7中、一対の端板38のそれぞれに設けられる軸部39うち、右側の端板38の軸部39については作図の便宜上、その記載を省略している。
そして、図7に示すドラムフィン30は、ドラムフィン配置部8(図4参照)に配置された際に、軸部39を介してケース1(図3参照)の側板部材1c(図3参照)に回動可能に支持されることとなる。
次に、リンク機構31(図3参照)について説明する。
図3に示すように、リンク機構31は、一方向に長い板状のレバー部材34と、アーム部材35とを備えている。
レバー部材34の後部には、ベゼル部材1dに対する軸支部34aと、把持部34bとが形成されている。なお、把持部34bは、図2に示すように、ベゼル部材1dに形成された小孔を介して車室側に突出している。
また、レバー部材34の前部には、長孔34cが形成されている。
図3に示すように、アーム部材35の後部には、レバー部材34の長孔34cに嵌入されるピン部35aが形成されている。また、アーム部材35の前部には、ドラムフィン30の右側の端板38に設けられた前記の軸部(図示を省略)を、例えば圧入などによって固定する孔部35bが形成されている。
このリンク機構31によれば、ユーザが把持部34bを上下移動させることで、レバー部材34及びアーム部材35を介してドラムフィン30が軸部39を中心に回動する。
≪吹出構造体の動作≫
次に、本実施形態に係る吹出構造体Sの動作について説明する。
図8Aは、直進後方送風時における吹出構造体Sの動作説明図である。図8Bは、上向き送風時における吹出構造体Sの動作説明図である。図8Cは、下向き送風時における吹出構造体Sの動作説明図である。図9は、右向き送風時における吹出構造体Sの動作説明図である。
図8Aに示すように、吹出構造体Sの吹出口13から風Wを後方に直進させるように送風させる場合には、ケース1の中心線Cに沿うようにドラムフィン30の中間フィン33を配置する。具体的には、図2に示すレバー部材34の把持部34bを中立位置に設定する。
これにより吹出構造体Sは、図8Aに示すように、風Wを後方に直進させるように吹出口13から車室R(図1参照)側に送風する。
図8Bに示すように、吹出構造体Sの吹出口13から風Wを上向きに送風させる場合には、ドラムフィン30の中間フィン33の下流側がケース1の中心線Cから下方に向けて離れるように中間フィン33を傾斜させる。具体的には、図2に示すレバー部材34の把持部34bを中立位置から上方にスライドさせる。
この際、図3に示すリンク機構31は、レバー部材34の長孔34c側が下方に向けて移動する。このレバー部材34に連結されたアーム部材35は、中間フィン33が下向きとなるようにドラムフィン30を軸部39回りに回動させる。ちなみに、図8Bに示す中間フィン33においては、前記した回り止めとしての一対のストッパ面7aのうち、上側のストッパ面7aに当接している。
これによりドラムフィン30は、下板部材1bの内壁面に対して風Wを斜め下方に向けて送風する。その後、風Wは、下板部材1bの内壁面に沿って後方に流れるとともに、ベゼル部材1dの気流案内部14に流れ込む。具体的には、風Wは、ベゼル部材1dの一般部14aにおける下側の内壁面に沿って流れるとともに、ベゼル部材1dの下側の傾斜部14bにて斜め上方に流れを変える。
吹出構造体Sは、図8Bに示すように、風Wを斜め上方に向けて吹出口13から車室R(図1参照)側に送風する。
図8Cに示すように、吹出構造体Sの吹出口13から風Wを下向きに送風させる場合には、ドラムフィン30の中間フィン33の下流側がケース1の中心線Cから上方に向けて離れるように中間フィン33を傾斜させる。具体的には、図2に示すレバー部材34の把持部34bを中立位置から下方にスライドさせる。
この際、図3に示すリンク機構31は、レバー部材34の長孔34c側が上方に向けて移動する。このレバー部材34に連結されたアーム部材35は、中間フィン33が上向きとなるようにドラムフィン30を軸部39回りに回動させる。ちなみに、図8Cに示す中間フィン33においては、その前端が、前記した回り止めとしての一対のストッパ面7aのうち、下側のストッパ面7aに当接している。
これによりドラムフィン30は、上板部材1aの内壁面に対して風Wを斜め上方に向けて送風する。その後、風Wは、上板部材1aの内壁面に沿って後方に流れるとともに、ベゼル部材1dの気流案内部14に流れ込む。具体的には、風Wは、ベゼル部材1dの一般部14aにおける上側の内壁面に沿って流れるとともに、ベゼル部材1dの上側の傾斜部14bにて斜め下方に流れを変える。
吹出構造体Sは、図8Cに示すように、風Wを斜め下方に向けて吹出口13から車室R(図1参照)側に送風する。
図9に示すように、吹出構造体Sの吹出口13から風Wを右向きに送風させる場合には、縦フィン21の下流側に位置する回動端が左側の側板部材1cの内壁面から離れるように縦フィン21を傾斜させる。具体的には、図2に示す操作部23の把持部23aを右側に向けてスライドさせる。
この際、図9に示す操作部23の二股部23bは、縦フィン21dの係合ピン21cを右側に向けて移動する。これにより縦フィン21dは、回動軸21aを中心に左回りに回動する。そして、縦フィン21dの連結ピン21bを介して連結部材22にて連結されたその他の縦フィン21は、縦フィン21dに連動して各回動軸21aを中心に左回りに回動する。
これにより縦フィン21は、下流側に位置する回動端が左側の側板部材1cの内壁面から離れるように傾斜する。
吹出構造体Sは、図9に示すように、風Wを斜め右側に向けて吹出口13から車室R側に送風する。
そして、図9に示すように、ケース1の主通風路5に流れ込んだ風Wは、その一部がバイパス流路10を介して出口12から縦フィン21側に吹き出される。
具体的には、図8Aに示すように、吹出構造体Sの吹出口13から風Wを後方に直進させるように送風させる場合には、流入口17から主通風路5に流れ込んだ風Wの一部が、端板38の切欠凹部38aから入口11bを介してバイパス流路10bに流れ込む。
この際、上フィン36及び下フィン37の下流側では、上フィン36及び下フィン37によって風Wの流れが制限されて、バイパス流路10aの入口11a及びバイパス流路10cの入口11cへの風Wの流れ込みも制限される。
そして、バイパス流路10bに流れ込んだ風Wは、出口12bから再び主通風路5に合流する。これにより風Wは、前記のように縦フィン21(図6参照)側に吹き出される。
また、図8Bに示すように、吹出構造体Sの吹出口13から風Wを上向きに送風させる場合には、前記のように、中間フィン33の後部が下向きとなるようにドラムフィン30が回動する。これにより流入口17から主通風路5に流れ込んだ風Wの一部は、入口11cを介してバイパス流路10cに流れ込む。
この際、バイパス流路10bの入口11bは、端板38のバイパス流路開閉弁38bによって閉じられる。また、上側のストッパ面7aに当接する中間フィン33の前部よりも下流側では、中間フィン33によって風Wの流れが制限されて、バイパス流路10aの入口11aへの風Wの流れ込みも制限される。
そして、バイパス流路10cに流れ込んだ風Wは、出口12cから再び主通風路5に合流する。これにより風Wは、前記のように縦フィン21(図6参照)側に吹き出される。
また、図8Cに示すように、吹出構造体Sの吹出口13から風Wを下向きに送風させる場合には、前記のように、中間フィン33の後部が上向きとなるようにドラムフィン30が回動する。これにより流入口17から主通風路5に流れ込んだ風Wの一部は、入口11aを介してバイパス流路10aに流れ込む。
この際、バイパス流路10bの入口11bは、端板38のバイパス流路開閉弁38bによって閉じられる。また、下側のストッパ面16に当接する中間フィン33の前部よりも下流側では、中間フィン33によって風Wの流れが制限されて、バイパス流路10cの入口11cへの風Wの流れ込みも制限される。
そして、バイパス流路10aに流れ込んだ風Wは、出口12aから再び主通風路5に合流する。これにより風Wは、前記のように縦フィン21(図6参照)側に吹き出される。
≪作用効果≫
次に、本実施形態の吹出構造体Sの奏する作用効果について説明する。
本実施形態の吹出構造体Sは、主通風路5に合流するバイパス流路10の出口12が、第1風向可変手段2の縦フィン21に臨むように形成されている。
このような吹出構造体Sによれば、バイパス流路10の出口12から再び主通風路5に合流する風Wは、主通風路5にてケース1の内壁面に沿って流れようとする風のスルー流を、縦フィン21側に押し当てる方向に流れる。
これにより吹出構造体Sは、従来の吹出構造体(例えば、特許文献1参照)のように、ケースの内壁面にリブを設けなくても、スルー流の発生を効果的に防止する。本実施形態の吹出構造体Sによれば、吹出口13の下流側における風の指向性が一段と高くなる。
また、吹出構造体Sは、主通風路5に並行してバイパス流路10においても風が通流する。吹出構造体Sは、バイパス流路10を有しないものと比べてケース1内における流路断面積を増加させることができる。吹出構造体Sは、空調装置からの送風を通過させる際の圧力損失を低減することができる。
これにより吹出構造体Sは、通気抵抗による送風時のエネルギロスを低減することができるとともに、風の流速の上昇に起因する送風騒音の発生を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の吹出構造体Sにおいては、バイパス流路10の出口12は、縦フィン21(第1フィン)の回動軸21aよりも上流側で、縦フィン21に臨んでいる。
このような吹出構造体Sによれば、吹出口13の下流側における風の指向性がより一層高くなる。
また、本実施形態の吹出構造体Sは、縦フィン21がフィンシャット型のフィンであって、バイパス流路10の出口12は、縦フィン21(第1フィン)の回動軸21aよりも上流側で、縦フィン21に臨んでいる。
このような吹出構造体Sによれば、シャットフィン状態の縦フィン21は、主通風路5を流れる風を吹出口13にて遮断することができるとともに、バイパス流路10を流れる風を吹出口13にて遮断することができる。
また、本実施形態の吹出構造体Sにおいては、風向を上下方向に変化させるドラムフィン30(第2フィン)がケース1内に設けられるとともに、バイパス流路10が上下方向に複数列並んで設けられている。
このような吹出構造体Sによれば、ケース1内での風向がドラムフィン30(第2フィン)によって主通風路5の上下方向に偏ったとしても、バイパス流路10には効率よく風が流入する。
また、本実施形態の吹出構造体Sにおいては、ドラムフィン30(第2フィン)は、回動角度に応じて複数のバイパス流路10から選ばれる所定のバイパス流路10に風を通流させるようにバイパス流路10の入口11を開閉するバイパス流路開閉弁38bを有している。
このような吹出構造体Sによれば、ケース1内での風向がドラムフィン30(第2フィン)によって主通風路5の上下方向に偏ったとしても、バイパス流路10にはさらに効率よく風が流入する。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
次に、本実施形態に係る吹出構造体Sの奏する作用効果について検証した本発明の実施例及び比較例について説明する。
(実施例)
実施例では、図6に示す吹出構造体Sにおいて、ドラムフィン30を図8Aに示す状態に設定するとともに、右側に送風するように縦フィン21を所定角度で傾けた際の吹出口13の下流側での風圧分布をCAE(Computer Aided Engineering)にて求めた。
その結果を図10Aに示す。図10A中、符号21は、縦フィンであり、符号30は、ドラムフィンであり、符号5は、主通風路であり、符号は、バイパス流路10の出口である。
なお、図10Aにおける風圧分布は、風圧[Pa]の最も小さい白抜き領域A1と、網掛けの濃さを3段階でそれぞれ変えた、「風圧小」の領域A2と、「風圧中」の領域A3と、「風圧大」の領域A4と、によって表している。つまり、風圧[Pa]の大きさは、領域A1<領域A2<領域A3<領域A4の関係式を満たすようになっている。
また、実施例では、流入口17(図4参照)と吹出口13(図4参照)との間での風圧の差を測定した。風圧の差は、82[Pa]であった。
(比較例)
比較例では、実施例での吹出構造体Sにおけるバイパス流路10を備えていないほかは、実施例と同様の構成の図10Bに示す吹出構造体Scについて、吹出口13の下流側での風圧分布を実施例と同様にして求めた。図10Bにおいて図10Aと同じ構成要素については同じ符号を付している。
また、比較例における流入口17と吹出口13との間での風圧の差は、86[Pa]であった。
(評価結果)
図10Bに示すように、比較例の吹出構造体Scは、吹出口13の下流側の風圧分布において、吹出口13の左側部分からの風Wの直進性が強く表れている点で風Wの指向性が低くなっている。このことはケース1の左側の内壁面に沿う風Wのスルー流によるものと考えられる。
これに対して、図10Aに示すように、実施例の吹出構造体Sは、右側への風Wの吹出範囲が図10Bの吹出構造体Scと比べて狭くなるように制御されている。実施例の吹出構造体Sは、バイパス流路10を有することで吹出口13からの風Wの指向性が高くなることが検証された。
そして、実施例の吹出構造体Sは、バイパス流路10を有することで圧力損失を低減できることが検証された。
1 ケース
2 第1風向可変手段
3 第2風向可変手段
5 主通風路
10 バイパス流路
11 バイパス流路の入口
12 バイパス流路の出口
13 吹出口
17 流入口
21 縦フィン(第1フィン)
21a 回動軸
30 ドラムフィン(第2フィン)
38b バイパス流路開閉弁
39 軸部
D ダクト
R 車室
V 車両

Claims (5)

  1. 車両の空調装置からの送風路となるダクトに接続されるケースと、
    前記ケースの前記ダクト側に設けられ、前記ダクトに接続される流入口と、
    前記ケースの車室側に設けられ、前記車室に向けて風を吹き出す吹出口と、
    前記流入口から前記吹出口に向かって前記ケースの内部に形成される主通風路と、
    前記主通風路の車両左右方向に回動することで前記流入口から前記吹出口へと向かう風向を変化させる第1風向可変手段と、
    前記主通風路の車両左右方向の両側部で前記主通風路に沿って延びる前記主通風路のバイパス流路と、
    を備え、
    前記主通風路に合流する前記バイパス流路の出口は、車両左右方向に見て前記第1風向可変手段と重なるように形成されていることを特徴とする空調装置の吹出構造体。
  2. 前記第1風向可変手段は、回動軸回りに回動可能に前記吹出口の開口面に沿って複数並ぶように配置されて、回動角度に応じて風向を制御する第1フィンを備え、
    前記バイパス流路の出口は、前記回動軸よりも上流側で前記第1フィンに臨んでいることを特徴とする請求項1に記載の空調装置の吹出構造体。
  3. 前記第1フィンは、回動角度に応じて前記吹出口を閉じるフィンシャット型のフィンであることを特徴とする請求項2に記載の空調装置の吹出構造体。
  4. 前記ケース内には、風向を上下方向に変化させる第2風向可変手段が前記第1風向可変手段の上流側に設けられるとともに、
    前記バイパス流路は、上下方向に複数列並んで設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空調装置の吹出構造体。
  5. 前記第2風向可変手段は、軸部回りに回動して風向を制御する第2フィンを備え、
    前記第2フィンは、回動角度に応じて複数の前記バイパス流路から選ばれる所定の前記バイパス流路に風を通流させるように前記バイパス流路の入口を開閉するバイパス流路開閉弁を有していることを特徴とする請求項4に記載の空調装置の吹出構造体。
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