JP2023008636A - クランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な力でワークをクランプすることが可能なクランプ装置を提供する。【解決手段】クランプ装置1は、駆動伝達部材4、クランプ部材5及び支持部材6を備える。駆動伝達部材4は、駆動源3からの動力を受けることによりハウジング2内において第1方向D1に移動可能であり、当該移動に応じた第1方向D1の第1力F1を伝達するための伝達面41を有する。クランプ部材5は、伝達面41から受けた第1力F1を第2方向D2の第2力F2に変換するように伝達面41と摺接する摺接面511と、ワークWをクランプするために第2方向D2を向くクランプ面531と、を有する。支持部材6は、駆動伝達部材4における第2方向D2とは反対の第3方向D3側を向く面42に接触する接触面61を有し、駆動伝達部材4がクランプ部材5から受ける反力F3に抗するように駆動伝達部材4を支持するためにハウジング2に対して着脱可能に固定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、クランプ装置に関する。
切断装置等の工作機械は、機械加工の対象のワークをクランプするためのクランプ装置を備えている。この種のクランプ装置が例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されるクランプ装置は、駆動源としての油圧シリンダのピストンロッドに連結された楔状締付ブロックと、ワークをクランプするためのクランプブロックとを備えている。このクランプ装置では、楔状締付ブロックは、クランプ装置の外郭構造を成すワーク押枠の内面に接触した状態で配置されている。楔状締付ブロックは、ピストンロッドの移動に応じてワーク押枠の内面に摺接しながら移動することにより、クランプブロックに力を伝達する。クランプブロックは、楔状締付ブロックから伝達された力に応じてワークに向かって移動することにより、ワークをクランプする。
実公昭61-16024号公報
特許文献1に開示されるクランプ装置では、クランプブロックがワークをクランプした状態において、ワーク押枠は、楔状締付ブロックがクランプブロックから受ける反力に抗するように楔状締付ブロックを支持する。このワーク押枠が楔状締付ブロックの摺接によって過剰に摩耗した場合、ワーク押枠が楔状締付ブロックを適切に支持することができなくなる虞がある。この場合、楔状締付ブロックの少なくとも一部がクランプブロックから受ける反力によりワークから離れる方向に変位し、クランプブロックによるワークのクランプ力が低下することがある。これにより、クランプブロックによってワークを適切な力でクランプすることができなくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、適切な力でワークをクランプすることが可能なクランプ装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係るクランプ装置は、ワークをクランプするための装置である。このクランプ装置は、ハウジングと、駆動源からの動力を受けることにより第1方向に移動可能な状態で前記ハウジング内に設けられ、当該移動に応じた前記第1方向の第1力を伝達するための伝達面を有する駆動伝達部材と、前記第1方向への移動が規制され且つ前記第1方向と交差する第2方向への移動が許容された状態で前記ハウジング内に設けられたクランプ部材であって、前記伝達面から前記第1力を受けるとともに当該第1力を前記第2方向の第2力に変換するように前記伝達面と摺接する摺接面と、前記ワークをクランプするために前記第2方向を向くクランプ面と、を有するクランプ部材と、前記駆動伝達部材における前記第2方向とは反対の第3方向側を向く面に接触する接触面を有し、前記駆動伝達部材が前記クランプ部材から受ける反力に抗するように前記駆動伝達部材を支持するために前記ハウジングに対して着脱可能に固定された支持部材と、を備える。そして、前記ハウジングは、前記支持部材における前記接触面とは反対の前記第3方向側を向く被支持面に接触するとともに前記反力に抗するように前記支持部材を支持するハウジング支持面を有する。
このクランプ装置によれば、駆動伝達部材は、駆動源からの動力を受けることによりハウジング内において第1方向に移動し、当該移動に応じた第1方向の第1力を伝達面からクランプ部材に伝達する。クランプ部材は、駆動伝達部材の伝達面からの第1力を摺接面で受ける。クランプ部材は、伝達面からの第1力を第1方向と交差する第2方向の第2力に変換するように摺接面が伝達面と摺接することにより第2方向に移動し、当該移動に応じた第2方向の第2力でクランプ面によりワークを押圧することでワークをクランプする。
ここで、駆動伝達部材は、ハウジングに固定された支持部材の接触面に接触した状態でハウジング内に配置されている。この場合、駆動伝達部材は、駆動源からの動力を受けることに応じて支持部材の接触面に摺接しながら移動することにより、第1方向の第1力を伝達面からクランプ部材に伝達する。支持部材は、接触面が駆動伝達部材に接触した状態において、駆動伝達部材がクランプ部材から受ける反力に抗するように駆動伝達部材を支持する。この支持部材は、駆動伝達部材と接触する接触面とは反対の被支持面がハウジングのハウジング支持面に接触した状態で、ハウジングに対して着脱可能に固定されている。
このように支持部材がハウジングに固定されているので、支持部材の被支持面とハウジングのハウジング支持面との間の摩擦を抑制することができる。これにより、ハウジングのハウジング支持面に摩耗が生じることを抑制することができるため、ハウジング支持面による支持部材の適切な支持状態を維持することができる。しかも、支持部材がハウジングに対して着脱可能であるので、支持部材の接触面が駆動伝達部材の摺接によって摩耗した場合には、新たな支持部材に交換することができる。これにより、支持部材の摩耗に起因して支持部材が駆動伝達部材を適切に支持することができなくなることを、支持部材の交換に応じて回避することができる。このため、駆動伝達部材がクランプ部材から受ける反力に抗するように駆動伝達部材を支持するという支持部材の支持機能を、支持部材の交換に応じて持続させることができる。この結果、駆動伝達部材がクランプ部材から受ける反力とは反対向きの力であってクランプ部材からワークへの第2方向の第2力を安定させることができるため、クランプ部材によってワークを適切な力でクランプすることができる。
上記のクランプ装置は、前記支持部材の前記第1方向への移動を規制するように前記ハウジングに取付けられた移動規制部材を、更に備える構成であってもよい。
駆動伝達部材は、駆動源からの動力を受けることに応じて支持部材の接触面に摺接しながら第1方向に移動する。この際、移動規制部材は、駆動伝達部材の摺接に伴って支持部材が第1方向に移動することを規制する。これにより、ハウジングに対する支持部材の固定状態を維持することができるため、支持部材の被支持面とハウジングのハウジング支持面との間の摩擦を、より確実に抑制することができる。これにより、ハウジングのハウジング支持面に摩耗が生じることをより確実に抑制することができるため、ハウジング支持面による支持部材の適切な支持状態を維持することができる。
上記のクランプ装置において、前記移動規制部材は、前記支持部材に対し前記第1力と反対向きの力を与えた状態で前記ハウジングに取付けられている構成であってもよい。
この態様では、移動規制部材は、支持部材に対し第1力と反対向きの力を与えた状態でハウジングに取付けられている。これにより、移動規制部材は、駆動伝達部材の摺接に伴って支持部材が第1方向に移動することを、より確実に規制することができる。
上記のクランプ装置は、前記ハウジング内に設けられ、前記クランプ部材が前記第2方向に対して傾いた姿勢となるのを規制する姿勢規制部材を、更に備える構成であってもよい。
クランプ部材は、摺接面が駆動伝達部材の伝達面と摺接することにより第2方向に移動する。この際、姿勢規制部材は、クランプ部材が第2方向に対して傾いた姿勢となるのを規制する。これにより、クランプ部材が第2方向に対して傾いた向きに移動することを規制することができる。このため、クランプ部材は、駆動伝達部材の第1方向の第1力を効率よく第2方向の第2力に変換することができる。この結果、クランプ部材によってワークを、第2方向の第2力で適切にクランプすることができる。
上記のクランプ装置において、前記支持部材の前記接触面は、前記第2方向に沿って見る視点において、前記駆動伝達部材の前記伝達面と前記クランプ部材の前記摺接面との接触領域における前記第1方向の全範囲が含まれるように広がる面によって構成されていてもよい。
支持部材は、接触面が駆動伝達部材に接触した状態において、駆動伝達部材がクランプ部材から受ける反力に抗するように駆動伝達部材を支持する。この際、駆動伝達部材は、駆動伝達部材の伝達面とクランプ部材の摺接面との接触領域の範囲内においてクランプ部材から反力を受ける。例えば、駆動伝達部材を第2方向に沿って見たときに、支持部材の接触面と接触して支持部材により支持されている支持部分が前記接触領域に対して第1方向に位置ずれし、支持部材の接触面とは接触せずに支持部材により支持されていない非支持部分が前記接触領域に重なっている場合、駆動伝達部材に対して支持部分を中心とする曲げ方向の力が生じる。この場合、クランプ部材から反力を受けた駆動伝達部材では、前記支持部分と前記非支持部分との境界の近傍で応力が集中することになり、当該境界の近傍を起点としてひび割れ等の損傷が生じることがある。
そこで、支持部材の接触面は、第2方向に沿って見る視点において、駆動伝達部材の伝達面とクランプ部材の摺接面との接触領域における第1方向の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される。この構成では、駆動伝達部材は、第2方向に沿って見たときに、伝達面と摺接面との接触領域における第1方向の全範囲において、支持部材の接触面と接触して支持部材により支持される。これにより、クランプ部材から反力を受けた駆動伝達部材にひび割れ等の損傷が生じることを抑制することができる。
上記のクランプ装置において、前記ハウジングの前記ハウジング支持面は、前記第2方向に沿って見る視点において、前記駆動伝達部材の前記伝達面と前記クランプ部材の前記摺接面との接触領域における前記第1方向の全範囲が含まれるように広がる面によって構成されていてもよい。
駆動伝達部材は、駆動伝達部材の伝達面とクランプ部材の摺接面との接触領域の範囲内においてクランプ部材から反力を受ける。支持部材は、接触面が駆動伝達部材に接触した状態において、駆動伝達部材がクランプ部材から受ける反力に抗するように駆動伝達部材を支持する。例えば、支持部材を第2方向に沿って見たときに、ハウジングのハウジング支持面と接触してハウジングにより支持されているハウジング支持部分が前記接触領域に対して第1方向に位置ずれし、ハウジングのハウジング支持面とは接触せずにハウジングにより支持されていないハウジング非支持部分が前記接触領域に重なっている場合、支持部材に対してハウジング支持部分を中心とする曲げ方向の力が生じる。この場合、クランプ部材から反力を受けた駆動伝達部材を支持する支持部材では、前記ハウジング支持部分と前記ハウジング非支持部分との境界の近傍で応力が集中することになり、当該境界の近傍を起点としてひび割れ等の損傷が生じることがある。
そこで、ハウジングのハウジング支持面は、第2方向に沿って見る視点において、駆動伝達部材の伝達面とクランプ部材の摺接面との接触領域における第1方向の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される。この構成では、支持部材は、第2方向に沿って見たときに、伝達面と摺接面との接触領域における第1方向の全範囲において、ハウジングのハウジング支持面と接触してハウジングにより支持される。これにより、クランプ部材から反力を受けた駆動伝達部材を支持する支持部材にひび割れ等の損傷が生じることを抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、適切な力でワークをクランプすることが可能なクランプ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るクランプ装置の全体構成を概略的に示す正面断面図である。 クランプ装置において、駆動伝達部材が待機位置に配置され且つクランプ部材がクランプ解除位置に配置された状態を示す側面断面図である。 クランプ装置において、駆動伝達部材が伝達位置に配置され且つクランプ部材がクランプ位置に配置された状態を示す側面断面図である。 クランプ装置の動作を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るクランプ装置について、図1~図4に基づいて説明する。図1にはクランプ装置1の正面断面図が示され、図2及び図3にはクランプ装置1の側面断面図が示され、図4にはクランプ装置1の要部の斜視図が示されている。なお、図1は、図2に示される直線Lの部分での断面図である。本実施形態に係るクランプ装置1は、各種の工作機械に適用することができ、機械加工の対象のワークWをクランプするための装置である。工作機械としては、例えば、ロータリ切断装置を挙げることができる。ロータリ切断装置は、切断対象のワークWをクランプするクランプ装置1と、ワークWを切断するための複数のロータリカッタとを備える。ロータリ切断装置は、クランプ装置1によりワークWを切断位置に位置決め固定し、自転するロータリカッタをワークWに押し付けながらワークWの外周を回転させることにより、ワークWを切断する装置である。ロータリカッタは、自転しながらワークWの外周を回転し、且つ次第にワークWをその中心方向へ切削していくことで、ワークWを切断する。ここでは、クランプ装置1が、ロータリ切断装置に適用される例について説明する。
図1に示されるように、クランプ装置1は、円筒状や多角筒状の鋼材などのワークWを複数方向(例えば4方向)から挟み込むようにしてクランプする装置である。図1~図4に示されるように、クランプ装置1は、ハウジング2と、駆動源3と、駆動伝達部材4と、クランプ部材5と、支持部材6とを備える。クランプ装置1では、駆動伝達部材4、クランプ部材5、及び支持部材6を一組としたクランプ構造が、ワークWの挟み込み方向の数に応じた組数で設けられている。図1に示される例のようにワークWを4方向から挟み込む場合には、4組の前記クランプ構造が設けられる。なお、駆動源3については、各クランプ構造を一括して1台の駆動源3が設けられていてもよいし、各クランプ構造に対してそれぞれ個別に駆動源3が設けられていてもよい。
ハウジング2は、ハウジング本体21とハウジング蓋体22とを含む。ハウジング本体21は、前記各クランプ構造を収容可能な水平方向に延びる収容空間と、当該収容空間を水平方向に開放する開口とを有する筒状(例えば円筒状)に形成される。ハウジング蓋体22は、ハウジング本体21の開口に着脱可能に取り付けられる。ハウジング蓋体22は、ハウジング本体21の開口を通したハウジング本体21内へのワークWの挿通を許容するように環状(例えば円環状)に形成される。クランプ装置1を備えたロータリ切断装置では、ハウジング2におけるハウジング蓋体22の軸方向(水平方向)の外側にロータリカッタが配置される。この場合、ワークWは、ロータリカッタによる切断の対象部位がハウジング蓋体22の軸方向の外側に位置するように、前記各クランプ構造によるクランプの対象部位がハウジング本体21内に挿通される。
ハウジング本体21は、前記各クランプ構造における後記の支持部材6を支持するためのハウジング支持面2111を有するハウジング支持部211を備えている。このハウジング支持部211の詳細については後述する。
駆動源3は、前記各クランプ構造における駆動伝達部材4を、ハウジング本体21内において第1方向D1と当該第1方向D1とは反対の第4方向D4とに移動させるための動力を発する機構である。本実施形態では、駆動源3は、シリンダ内のピストンに固定されたピストンロッド31を備えた油圧シリンダによって構成される。この場合、駆動源3においては、シリンダ内のピストンに作動油の油圧を作用させることにより、ピストンロッド31がハウジング本体21内において第1方向D1及び第4方向D4に移動する。これにより、ピストンロッド31に連結された駆動伝達部材4は、ピストンロッド31の移動に応じて駆動源3からの動力を受けることにより、第1方向D1及び第4方向D4に移動する。駆動伝達部材4が移動する第1方向D1及び第4方向D4は、特に限定されるものではないが、本実施形態では水平面に沿った方向である。
なお、駆動源3は、油圧シリンダに限定されるものではなく、駆動伝達部材4を第1方向D1及び第4方向D4に移動させることが可能な機構であれば、広く種々の機構が採用可能である。例えば、駆動源3は、回転運動を直線運動に変換するネジ機構やカム機構等によって構成されてもよい。
次に、前記各クランプ構造を構成する駆動伝達部材4、クランプ部材5及び支持部材6について説明する。各クランプ構造では、駆動伝達部材4は、駆動源3のピストンロッド31に連結されており、ピストンロッド31の移動に応じて駆動源3からの動力を受けることにより、ハウジング本体21内において第1方向D1及び第4方向D4に移動する。クランプ部材5は、駆動伝達部材4が第1方向D1に移動することに応じて第1方向D1と交差(直交)する第2方向D2に移動するとともに、駆動伝達部材4が第4方向D4に移動することに応じて第2方向D2とは反対の第3方向D3に移動する。支持部材6は、駆動伝達部材4の第3方向D3側から駆動伝達部材4を支持する。
駆動伝達部材4は、ピストンロッド31に連結され、その連結部分から離間した先端側の厚みが連結部分よりも薄い楔状に形成された部材である。駆動伝達部材4は、駆動源3からの動力を受けることにより第1方向D1及び第4方向D4に移動可能な状態でハウジング本体21内に設けられる。
駆動伝達部材4は、待機位置に配置された状態(図2)から第1方向D1に移動することにより伝達位置に配置された状態(図3)となり、一方で、伝達位置に配置された状態から第4方向D4に移動することにより待機位置に配置された状態となる。駆動伝達部材4は、待機位置から伝達位置への移動に応じた第1方向D1の第1力F1をクランプ部材5に伝達するための伝達面41を有している。伝達面41は、駆動伝達部材4の第1方向D1の略中央に位置する部位から第1方向D1側の先端までの範囲で広がる面であり、第2方向D2に向くように前記先端に近づくに従い第3方向D3側に傾斜している。駆動伝達部材4には、伝達面41とは反対に第3方向D3側を向く面であって、支持部材6が接触する被接触面42が形成されている。
また、駆動伝達部材4の第1~第4方向D1~D4と直交する側方を向く側面には、側方及び第3方向D3に開くとともに後記のクランプ部材5の係合凸部512と係合する係合凹部43が形成されている。この係合凹部43は、クランプ部材5の係合凸部512の係合面512Aと接触する被係合面431を有する。
クランプ部材5は、ワークWをクランプするための部材である。クランプ部材5は、第1方向D1及び第4方向D4への移動が規制され且つ第2方向D2及び第3方向D3への移動が許容された状態でハウジング本体21内に設けられる。クランプ部材5は、ワークWのクランプを解除するクランプ解除位置(図2、図4(A))と、ワークWをクランプするクランプ位置(図3、図4(B))との間を、駆動伝達部材4の移動に応じて移動する。クランプ部材5は、駆動伝達部材4が第1方向D1に移動することに応じてクランプ解除位置に配置された状態から第2方向D2に移動することにより、クランプ位置に配置された状態となる。また、クランプ部材5は、駆動伝達部材4が第4方向D4に移動することに応じてクランプ位置に配置された状態から第3方向D3に移動することにより、クランプ解除位置に配置された状態となる。
クランプ部材5は、クランプ本体51と、クランプ本体51における第2方向D2側の端部にベース部52を介して接続されるクランプ部53と、を含む。
クランプ本体51は、駆動伝達部材4の伝達面41と摺接する第3方向D3を向く摺接面511と、摺接面511の側方において摺接面511よりも第3方向D3側に延びる部分とこの部分から駆動伝達部材4側に延びる部分とを有する係合凸部512と、を有する。摺接面511は、クランプ本体51の第4方向D4側の一端部から第1方向D1側の他端部に亘って広がる面であり、一端部から他端部に向かうに従い第3方向D3側に傾斜している。摺接面511は、駆動伝達部材4が第1方向D1に移動した際に、伝達面41から第1方向D1の第1力F1を受けるとともに当該第1力F1を第2方向D2の第2力F2に変換するように伝達面41と摺接する。クランプ部材5は、駆動伝達部材4の伝達面41からの第1力F1を第2方向D2の第2力F2に変換するように摺接面511が伝達面41と摺接することにより、第2方向D2に移動する。
係合凸部512は、クランプ本体51において駆動伝達部材4の係合凹部43と係合する部分であり、係合凹部43の被係合面431と接触する係合面512Aを有する。クランプ部材5は、係合凸部512が係合凹部43と係合した状態において、駆動伝達部材4が第4方向D4に移動した場合に、当該駆動伝達部材4の移動に応じて第3方向D3に移動する。
クランプ部53は、クランプ部材5における第2方向D2側の端部を構成する。クランプ部53は、ワークWをクランプするために第2方向D2を向くクランプ面531を有する。クランプ部材5は、駆動伝達部材4の伝達面41からの第1力F1を第2方向D2の第2力F2に変換するように摺接面511が伝達面41と摺接することにより第2方向D2に移動し、当該移動に応じた第2方向D2の第2力F2でクランプ面531によりワークWを押圧することでワークWをクランプする。
支持部材6は、駆動伝達部材4の第3方向D3側から駆動伝達部材4を支持するための板状の部材である。支持部材6は、駆動伝達部材4における被接触面42に接触する第2方向D2側を向く接触面61と、ハウジング本体21におけるハウジング支持部211のハウジング支持面2111に接触する第3方向D3側を向く被支持面62と、を有する。
クランプ部材5が第2方向D2の第2力F2でクランプ面531によりワークWを押圧することでワークWをクランプしている場合、駆動伝達部材4は、クランプ部材5から第3方向D3の反力F3を受ける。支持部材6は、駆動伝達部材4がクランプ部材5から受ける反力F3に抗するように駆動伝達部材4を支持するために、ハウジング本体21のハウジング支持部211に対して着脱可能に、ねじ部材SCにより固定されている。支持部材6は、ハウジング本体21からハウジング蓋体22を取り外した状態で、第1方向D1側の端部が露出する。この状態で、ねじ部材SCによる固定を解除することで支持部材6をハウジング支持部211から取り外すことができる。
ハウジング支持部211は、ハウジング支持面2111が支持部材6の被支持面62に接触した状態で、前記反力F3に抗するように支持部材6を支持する。
以上のように構成されたクランプ装置1では、駆動伝達部材4は、駆動源3からの動力を受けることによりハウジング本体21内において第1方向D1に移動し、当該移動に応じた第1方向D1の第1力F1を伝達面41からクランプ部材5に伝達する。クランプ部材5は、駆動伝達部材4の伝達面41からの第1力F1を摺接面511で受ける。クランプ部材5は、伝達面41からの第1力F1を第2方向D2の第2力F2に変換するように摺接面511が伝達面41と摺接することにより第2方向D2に移動し、当該移動に応じた第2方向D2の第2力F2でクランプ面531によりワークWを押圧することでワークWをクランプする。
ここで、駆動伝達部材4は、ハウジング支持部211に固定された支持部材6の接触面61に接触した状態でハウジング本体21内に配置されている。この場合、駆動伝達部材4は、駆動源3からの動力を受けることに応じて支持部材6の接触面61に摺接しながら移動することにより、第1方向D1の第1力F1を伝達面41からクランプ部材5に伝達する。支持部材6は、接触面61が駆動伝達部材4に接触した状態において、駆動伝達部材4がクランプ部材5から受ける反力F3に抗するように駆動伝達部材4を支持する。この支持部材6は、駆動伝達部材4と接触する接触面61とは反対の被支持面62がハウジング支持面2111に接触した状態で、ハウジング支持部211に対して着脱可能に固定されている。
このように支持部材6がハウジング支持部211に固定されているので、支持部材6の被支持面62とハウジング支持部211のハウジング支持面2111との間の摩擦を抑制することができる。これにより、ハウジング支持面2111に摩耗が生じることを抑制することができるため、ハウジング支持面2111による支持部材6の適切な支持状態を維持することができる。しかも、支持部材6がハウジング支持部211に対して着脱可能であるので、支持部材6の接触面61が駆動伝達部材4の摺接によって摩耗した場合には、新たな支持部材6に交換することができる。これにより、支持部材6の摩耗に起因して支持部材6が駆動伝達部材4を適切に支持することができなくなることを、支持部材6の交換に応じて回避することができる。このため、駆動伝達部材4がクランプ部材5から受ける反力F3に抗するように駆動伝達部材4を支持するという支持部材6の支持機能を、支持部材6の交換に応じて持続させることができる。この結果、駆動伝達部材4がクランプ部材5から受ける反力F3とは反対向きの力であってクランプ部材5からワークWへの第2方向D2の第2力F2を安定させることができるため、クランプ部材5によってワークWを適切な力でクランプすることができる。
上記の通り、支持部材6がハウジング支持部211に対してねじ部材SCにより固定された状態で、支持部材6の接触面61は駆動伝達部材4に摺接される。このため、支持部材6の接触面61の耐摩耗性を高める必要がある。支持部材6を構成する材料として、高い耐摩耗性を有するSKD11などの鋼材を適用することが考えられる。しかし、SKD11は、耐摩耗性に優れてはいるが比較的脆い特性を有する材料である。このため、SKD11によって支持部材6を構成した場合、接触面61の耐摩耗性を高めることはできるが、支持部材6がクランプ部材5から受ける反力F3に抗するように駆動伝達部材4を支持するときに、支持部材6においてねじ部材SCが挿通される挿通穴の近傍で亀裂等が生じる虞がある。
そこで、本実施形態では、支持部材6は、例えばSCM440などのクロムモリブデン鋼によって構成される。クロムモリブデン鋼は、鋼の表面に炭素を拡散浸透させる浸炭焼入れ処理によって、表面が硬化されるという特性を有する鋼材である。このため、SCM440などのクロムモリブデン鋼によって構成される支持部材6は、内部のバルク特性が高い引張強さの機械的特性を有するとともに、外表面は浸炭による硬化に伴って優れた耐摩耗性を有する。すなわち、支持部材6は、ハウジング支持部211よりも高い引張強さの機械的特性を有するとともに、駆動伝達部材4と接触する接触面61が優れた耐摩耗性を有する。これにより、支持部材6においては、接触面61が優れた耐摩耗性を有するとともに、ハウジング支持部211に対する固定の際にねじ部材SCが挿通される挿通穴の近傍で亀裂等が生じることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、図2~図4に示されるように、クランプ部材5と支持部材6との位置関係は、クランプ部材5における摺接面511の中心511A及びクランプ面531の中心531Aと、支持部材6における接触面61の中心61A及び被支持面62の中心62Aとが、第2方向D2及び第3方向D3に沿って延びる同一直線L上に位置するように、設定されている。これにより、クランプ部材5による第2方向D2の第2力F2で的確にワークWをクランプすることができるとともに、第2力F2とは反対向きの反力F3に的確に抗するように支持部材6により駆動伝達部材4を支持することができる。
既述の通り、支持部材6は、接触面61が駆動伝達部材4に接触した状態において、駆動伝達部材4がクランプ部材5から受ける反力F3に抗するように駆動伝達部材4を支持する。この際、図4に示されるように、駆動伝達部材4は、駆動伝達部材4の伝達面41とクランプ部材5の摺接面511との接触領域ARの範囲内においてクランプ部材5から反力F3を受ける。例えば、駆動伝達部材4を第2方向D2に沿って見たときに、支持部材6の接触面61と接触して支持部材6により支持されている支持部分が接触領域ARに対して第1方向D1に位置ずれし、支持部材6の接触面61とは接触せずに支持部材6により支持されていない非支持部分が接触領域ARに重なっている場合、駆動伝達部材4に対して前記支持部分を中心とする曲げ方向の力が生じる。この場合、クランプ部材5から反力F3を受けた駆動伝達部材4では、前記支持部分と前記非支持部分との境界の近傍で応力が集中することになり、当該境界の近傍を起点としてひび割れ等の損傷が生じることがある。
そこで、本実施形態では、図2~図4に示されるように、支持部材6の接触面61は、第2方向D2に沿って見る視点において、駆動伝達部材4の伝達面41とクランプ部材5の摺接面511との接触領域ARにおける第1方向D1の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される。この構成では、駆動伝達部材4は、第2方向D2に沿って見たときに、接触領域ARにおける第1方向D1の全範囲において、支持部材6の接触面61と接触して支持部材6により支持される。これにより、クランプ部材5から反力F3を受けた駆動伝達部材4にひび割れ等の損傷が生じることを抑制することができる。なお、本実施形態では、支持部材6の接触面61は、第2方向D2に沿って見る視点において、クランプ部材5の摺接面511における第1方向D1の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される。これにより、クランプ部材5から反力F3を受けた駆動伝達部材4に損傷が生じることをより確実に抑制することができる。
また、例えば、支持部材6を第2方向D2に沿って見たときに、ハウジング支持部211のハウジング支持面2111と接触してハウジング支持部211により支持されているハウジング支持部分が接触領域ARに対して第1方向D1に位置ずれし、ハウジング支持面2111とは接触せずにハウジング支持部211により支持されていないハウジング非支持部分が接触領域ARに重なっている場合、支持部材6に対して前記ハウジング支持部分を中心とする曲げ方向の力が生じる。この場合、クランプ部材5から反力F3を受けた駆動伝達部材4を支持する支持部材6では、前記ハウジング支持部分と前記ハウジング非支持部分との境界の近傍で応力が集中することになり、当該境界の近傍を起点としてひび割れ等の損傷が生じることがある。
そこで、本実施形態では、図2~図4に示されるように、ハウジング支持部211のハウジング支持面2111は、第2方向D2に沿って見る視点において、駆動伝達部材4の伝達面41とクランプ部材5の摺接面511との接触領域ARにおける第1方向D1の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される。この構成では、支持部材6は、第2方向D2に沿って見たときに、接触領域ARにおける第1方向D1の全範囲において、ハウジング支持部211のハウジング支持面2111と接触してハウジング支持部211により支持される。これにより、クランプ部材5から反力F3を受けた駆動伝達部材4を支持する支持部材6にひび割れ等の損傷が生じることを抑制することができる。なお、本実施形態では、ハウジング支持部211のハウジング支持面2111は、第2方向D2に沿って見る視点において、クランプ部材5の摺接面511における第1方向D1の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される。これにより、クランプ部材5から反力F3を受けた駆動伝達部材4を支持する支持部材6に損傷が生じることをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、図2及び図3に示されるように、クランプ装置1は、移動規制部材7と姿勢規制部材8とを更に備える。
移動規制部材7は、支持部材6の第1方向D1への移動を規制するようにハウジング2におけるハウジング蓋体22に取付けられた部材である。駆動伝達部材4は、駆動源3からの動力を受けることに応じて支持部材6の接触面61に摺接しながら第1方向D1に移動する。この際、移動規制部材7は、駆動伝達部材4の摺接に伴って支持部材6が第1方向D1に移動することを規制する。これにより、ハウジング支持部211に対する支持部材6の固定状態を維持することができるため、支持部材6の被支持面62とハウジング支持部211のハウジング支持面2111との間の摩擦を、より確実に抑制することができる。これにより、ハウジング支持部211のハウジング支持面2111に摩耗が生じることをより確実に抑制することができるため、ハウジング支持面2111による支持部材6の適切な支持状態を維持することができる。
移動規制部材7を構成する材料は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、高い引張強さの機械的特性を有するSCM435などのクロムモリブデン鋼を適用することができる。移動規制部材7を高い引張強さの機械的特性を有する材料で構成することにより、支持部材6の第1方向D1側への移動を規制するときに移動規制部材7に損傷が生じることを抑制することができる。
また、移動規制部材7は、支持部材6に対し第1力F1と反対向きの力を与えた状態でハウジング蓋体22に取付けられている構成であってもよい。具体的には、移動規制部材7は、雄ねじが形成されたボルト部材によって構成され、ハウジング蓋体22に形成された雌ねじを有するタップ穴に螺合されることにより、支持部材6に対し第1力F1と反対向きの力を与えた状態でハウジング蓋体22に固定される。この場合、移動規制部材7は、支持部材6の第1方向D1側の端面における、厚み方向及び幅方向の中央位置に当接するように、ハウジング蓋体22に固定される。また、ボルト部材によって構成される移動規制部材7は、ハウジング蓋体22の外側からのロックナットの螺合により振動等による緩みが規制される。このような構成の移動規制部材7は、駆動伝達部材4の摺接に伴って支持部材6が第1方向D1に移動することを、より確実に規制することができる。
姿勢規制部材8は、ハウジング本体21内に設けられ、クランプ部材5が第2方向D2に対して傾いた姿勢となるのを規制するための部材である。姿勢規制部材8は、円筒状のホルダ部材81に圧入された状態で、クランプ部材5のクランプ本体51における摺接面511よりも第2方向D2側の領域部分を取り囲むように設けられる。なお、姿勢規制部材8が圧入されたホルダ部材81は、ホルダ部材81に対して姿勢規制部材8を抜け止めするための抜け止め部材とともにハウジング本体21にボルト部材等により固定される。また、姿勢規制部材8は、第2方向D2において、クランプ部材5によりワークWをクランプするときにクランプ部材5のクランプ面531がワークWに接触する位置(クランプ位置)から可及的に近い位置に、配置されることが望ましい。
クランプ部材5は、摺接面511が駆動伝達部材4の伝達面41と摺接することにより第2方向D2に移動する。この際、姿勢規制部材8は、クランプ部材5が第2方向D2に対して傾いた姿勢となるのを規制する。これにより、クランプ部材5が第2方向D2に対して傾いた向きに移動することを規制することができる。このため、クランプ部材5は、駆動伝達部材4の第1方向D1の第1力F1を効率よく第2方向D2の第2力F2に変換することができる。この結果、クランプ部材5によってワークWを、第2方向D2の第2力F2で適切にクランプすることができる。
1 クランプ装置
2 ハウジング
2111 ハウジング支持面
3 駆動源
4 駆動伝達部材
41 伝達面
42 被接触面
5 クランプ部材
511 摺接面
531 クランプ面
6 支持部材
61 接触面
62 被支持面
7 移動規制部材
8 姿勢規制部材
AR 接触領域
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
F1 第1力
F2 第2力
F3 反力
W ワーク

Claims (6)

  1. ワークをクランプするためのクランプ装置であって、
    ハウジングと、
    駆動源からの動力を受けることにより第1方向に移動可能な状態で前記ハウジング内に設けられ、当該移動に応じた前記第1方向の第1力を伝達するための伝達面を有する駆動伝達部材と、
    前記第1方向への移動が規制され且つ前記第1方向と交差する第2方向への移動が許容された状態で前記ハウジング内に設けられたクランプ部材であって、前記伝達面から前記第1力を受けるとともに当該第1力を前記第2方向の第2力に変換するように前記伝達面と摺接する摺接面と、前記ワークをクランプするために前記第2方向を向くクランプ面と、を有するクランプ部材と、
    前記駆動伝達部材における前記第2方向とは反対の第3方向側を向く面に接触する接触面を有し、前記駆動伝達部材が前記クランプ部材から受ける反力に抗するように前記駆動伝達部材を支持するために前記ハウジングに対して着脱可能に固定された支持部材と、を備え、
    前記ハウジングは、前記支持部材における前記接触面とは反対の前記第3方向側を向く被支持面に接触するとともに前記反力に抗するように前記支持部材を支持するハウジング支持面を有する、クランプ装置。
  2. 前記支持部材の前記第1方向への移動を規制するように前記ハウジングに取付けられた移動規制部材を、更に備える、請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記移動規制部材は、前記支持部材に対し前記第1力と反対向きの力を与えた状態で前記ハウジングに取付けられている、請求項2に記載のクランプ装置。
  4. 前記ハウジング内に設けられ、前記クランプ部材が前記第2方向に対して傾いた姿勢となるのを規制する姿勢規制部材を、更に備える、請求項1~3のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  5. 前記支持部材の前記接触面は、前記第2方向に沿って見る視点において、前記駆動伝達部材の前記伝達面と前記クランプ部材の前記摺接面との接触領域における前記第1方向の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される、請求項1~4のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  6. 前記ハウジングの前記ハウジング支持面は、前記第2方向に沿って見る視点において、前記駆動伝達部材の前記伝達面と前記クランプ部材の前記摺接面との接触領域における前記第1方向の全範囲が含まれるように広がる面によって構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載のクランプ装置。
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