JP2009209987A - ロックナット及びロックナットを備えた工作機械 - Google Patents

ロックナット及びロックナットを備えた工作機械 Download PDF

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Abstract

【課題】工作機械の主軸チャック開閉機構のレバーホルダの位置を変更するに際し、簡単な作業で迅速かつ正確に均等な力で締め付け、解除が可能で、かつ、傾斜や偏心なく雄ネジ部に固定することができるロックナットを提供すること。
【解決手段】貫通孔116内を摺動可能なロックピン120を内周面側に押圧するロックナット110において、貫通孔116がナット本体111に放射状に複数設けられており、ロックリング130が複数のロックピン120を同時に押圧するようにナット本体111の外周面上を軸方向に進退可能に設けられていること。
【選択図】図6

Description

本発明は、自由な位置でネジ部材に固定可能なロックナット及びロックナットを備えた工作機械に関するものである。
従来、図10に示すように、工作機械の主軸チャック開閉機構500として、主軸外方に設けられたアクチュエータによって作動するリンク550と、リンク550によって主軸の軸方向に移動可能な作動カム560と、作動カム560によって揺動可能に構成された一対のレバー570と、レバー570の揺動軸を支持するレバーホルダ590を有したものが知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
一対のレバー570の各々は、作動カム560がチャック580から離れる方向に移動することによって開き、第1スリーブ591と第2スリーブ592とを介して第3スリーブ593をチャック580の方向に押し、これにより第3スリーブ593はワークを把持できるようにチャック580を閉じる。
一方、作動カム560がアクチュエータによってチャック580の方向に移動することによりレバー570が閉じ、スプリング594の作用で第1乃至第3スリーブ591、592、593がチャック580から離れる方向に移動してチャック580が開く。
なお、上記のような押し型コレットチャックの開閉機構のほか、図示しない引き型コレットチャックの開閉機構も、レバーホルダの力の伝達方向の違いに伴う各構成要素の違いはあるが、押し型コレットチャックの開閉機構と同様に、レバーボルダやアクチュエータを備える。
そして、上記開閉動作を行う際のレバーホルダ590の位置決めを行うロックナット510が主軸後端部に装着されている。
従来のロックナット510としては、図11に示すように、ナット本体511の外周側から内周面に設けられた雌ネジ部512まで貫通する貫通孔516を有し、該貫通孔516を摺動可能なロックピン520と、該ロックピン520を雌ネジ部512側に押圧する押圧手段530を有したものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
前記貫通孔516は一部にネジ溝517が切られており、押圧手段530は、該ネジ溝517に沿って螺進して前記ロックピン520を雌ネジ部512側に押圧する。
そして、ロックナット510は雌ネジ部512が主軸の雄ネジ部分に螺合して進退可能で、前記押圧手段530によりロックピン520を雌ネジ部512側に押圧して主軸の雄ネジ部分を強固に押圧することにより、自由な位置で強固に固定可能に構成されている。
特開2007−229887号公報(第2頁、図4) 特開昭53−92079号公報(第1頁、図2)
このような従来の工作機械の主軸チャック開閉機構は、ワーク径の変更に伴うチャックの交換やチャック把持力の調整等のためにレバーホルダの位置の変更をユーザーサイドで頻繁に行う必要があり、ロックナットの固定、移動をできる限り簡単な作業で行うことが可能な構成であることが望ましい。
一方、ロックピンを主軸の雄ネジ部に押し付けた際にロックナット自体が主軸に対して傾斜したり偏心したりして固定されると、回転する主軸が振動する原因となり、安定した主軸の高速回転を阻害するという問題があった。
しかしながら、ロックピンの締め付け、解除の作業の簡略化のためにロックピンを一か所のみとした場合、ロックナット自体を傾斜したり偏心したりすることなく主軸に固定することは容易ではない。また、ロックナットの円周上に複数のロックピンを設けた場合、ロックピンの押圧手段を個別に操作する必要があるため、締め付け、解除の作業は非常に手数がかかるとともに、ロックナットの傾斜や偏心をなくすために全てのロックピンを均等な力でバランスよく締め付ける必要があり、面倒な調整が必要であった。
本請求項1に係る発明は、ナット本体と、該ナット本体の外周面から内周面まで貫通する貫通孔と、該貫通孔内を摺動可能なロックピンと、該ロックピンを内周面側に押圧する押圧手段を有するロックナットにおいて、前記貫通孔が、前記ナット本体に複数設けられて、前記押圧手段が、前記ナット本体の外周面上を軸方向に移動可能に螺合されるとともに前記複数の貫通孔にそれぞれ挿入されたロックピン側と接し、移動により各ロックピンを同時に押圧する傾斜部を有するロックリングにより構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたロックナットの構成に加えて、押圧手段が、前記ロックピンと前記傾斜部との間に介設される球状の押圧体を有することにより、前記課題を解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載されたロックナットの構成に加えて、前記押圧体が、前記ロックピンとは別体の球状体からなることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項2に記載されたロックナットの構成に加えて、前記押圧体が、前記ロックピンの側端部に一体的に形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載されたロックナットの構成に加えて、前記ロックピン及び前記貫通孔との間に、前記ナット本体に対する前記ロックピンの姿勢を規定する姿勢維持手段を設けたことにより、前記課題を解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載されたロックナットの構成に加えて、前記貫通孔が、前記ナット本体に等間隔に3か所以上設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のロックナットが主軸に装着されたことにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明のロックナットは、ロックリンクを締め込む動作のみで複数のロックピンを同時に均等な力で雄ネジ部に押し付けることができ、簡単な作業で迅速にロックナットを傾斜や偏心なく雄ネジ部に固定、解除することができる。
本請求項2に係る発明のロックナットは、請求項1に係るロックナットが奏する効果に加えて、前記押圧手段が、前記ロックピンと前記傾斜部との間に介設される球状の押圧体を有することにより、ロックリングの傾斜面と球状の押圧体が点接触となるため、摩擦や引っかかりが生じることなくロックリングをスムースに締め込むことができる。
本請求項3に係る発明のロックナットは、請求項2に係るロックナットが奏する効果に加えて、前記押圧体が、前記ロックピンとは別体の球状体であることにより、押圧体に適宜の材料を選択することにより、ロックピン及びロックリングとの摺動による摩耗を防止したり、押圧体の直径を選択して各ロックピンの押し付け力のバランスを調整したりすることができる。
本請求項4に係る発明のロックナットは、請求項2に係るロックナットが奏する効果に加えて、前記押圧体が、前記ロックピンの側端部に一体的に形成されていることにより、ロックナットの構成部品を少なくすることができる。
本請求項5に係る発明のロックナットは、請求項1乃至請求項4のいずれかに係るロックナットが奏する効果に加えて、前記ロックピン及び前記貫通孔との間に、前記ナット本体に対する前記ロックピンの姿勢を規定する姿勢維持手段を設けたことにより、ロックナットの内周面のネジ溝とロックピンの内周面側のネジ溝がずれることがなく、ロックナットを雄ネジ部材に取り付ける際にロックピンや雄ネジ部のネジ溝を破損すること等を防止することができる。
本請求項6に係る発明のロックナットは、請求項1乃至請求項5のいずれかに係るロックナットが奏する効果に加えて、前記貫通孔が、前記ナット本体に等間隔に3か所以上設けられていることにより、複数のロックピンが雄ネジ部をバランスよく押し付けロックナット自体の傾斜や偏心をより確実に防止することができる。
本請求項7に係る発明の工作機械は、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のロックナットが主軸に装着されたことにより、簡単な作業で迅速にロックナットを固定、解除することができるとともに、複数のロックピンを同時に均等な力で雄ネジ部に押し付けることができるため、ロックナットが傾斜したり偏心したりすることなく主軸に装着されて主軸の振れや振動が防止され、安定した主軸の高速回転を阻害することなく、ワーク径の変更に伴うチャックの交換やチャック把持力の調整を簡単な作業で迅速かつ正確に行うことができる。
まず、図1に示すように、本発明の一実施例であるロックナットを備えた工作機械の主軸チャック開閉機構100は、主軸外方に設けられたアクチュエータによって作動するリンク150と、リンク150によって主軸の軸方向に移動可能な作動カム160と、作動カム160によって揺動可能に構成された一対のレバー170と、レバー170の揺動軸を支持するレバーホルダ190を有している。
一対のレバー170の各々は、作動カム160がチャック180から離れる方向に移動したときに開き、第1スリーブ191をチャック180の方向に押し、それにより第1スリーブ191に当接する第2スリーブ192、さらに、第2スリーブ192に当接する第3スリーブ193もチャック180の方向に移動し、第3スリーブ193によってワークを把持できるようにチャック180が閉じる。
一方、作動カム160がアクチュエータによってチャック180の方向に移動することによってレバー170が閉じ、スプリング194の作用で第1乃至第3スリーブ191、192、193がチャック180から離れる方向に移動してチャック180が開く。
上記レバーホルダ190は、主軸の後方側にスライド自在に外嵌されている。レバーホルダ190の後方には、ロックナット110が、主軸に螺合装着されている。
そして、上記開閉動作を行う際、レバーホルダ190は、ロックナット110と当接して位置決めされる。
図2乃至図6に示すように、ロックナット110は、ロックナット本体111、ロックリング130、ロックピン120及び球状の押圧体140から構成されている。
ロックナット本体111は内周面に雌ネジ部112を有し、該雌ネジ部112が工作機械の主軸後端部に設けられた雄ネジ部分に螺合して装着される。
そして、ロックナット本体111の外周面の主軸先端側(図面左方)にはロックナット本体111を回転させる把持部113を有し、該把持部113には3か所に工具等を係合するための切欠き溝114を有している。
ロックナット本体111の外周面は主軸後端側(図面右方)が、把持部113よりも小径に形成された小径部をなす。該小径部には雄ネジ部115が形成され、該雄ネジ部115にロックリング130が螺合されている。
そして、小径部からロックナット本体111の内周面まで貫通する貫通孔116がロックナット本体111の三か所に放射状に等間隔に設けられ、貫通孔116内には内周面側にロックピン120が、外周面側にロックピン120とは別体の鋼球からなる押圧体140が摺動可能に収容されている。
ロックピン120は、内周面側先端にはロックナット110の雌ネジ部112のネジ溝と一体に連続するネジ溝121が設けられており、外周面側は球状の押圧体140に点接触するように平面形状に形成されている。
貫通孔116とロックピン120とは回転不能な断面形状を有し、雌ネジ部112のネジ溝とロックピン120のネジ溝121とが一体に連続するようにロックピン120の回転位置が位置決めされ、ロックナット本体111に対するロックピン120の姿勢が規定されている。
ロックピン120の姿勢を前記のように規定する姿勢維持手段が、本実施形態においては貫通孔116とロックピン120の断面形状によって構成されている。回転不能な断面形状は、矩形、楕円形等いかなる断面形状でも良い。
ロックリング130は、内周面には主軸後端側(図面右方)にロックナット本体111の雄ネジ部115に螺合する雌ネジ部131と、主軸先端側(図面左方)に球状の押圧体140と接する傾斜面132が設けられ、外周面にはロックリング130を回転させる把持部133を有する。該把持部133には3か所に工具等を係合するための切欠き溝134が形成されている。
このように構成されたロックナット110を、主軸後端部の雄ネジ部分に螺合させ、ロックナット本体111に対してロックリング130を締め込み方向に回転させると、ロックリング130の傾斜面132が軸方向に移動し、押圧体140を介してロックピン120をロックナット110の内周面方向に同時に押圧する。主軸後端部の雄ネジ部分が三か所のロックピン120により放射状の三方向から同時に均等に押圧され、ロックナット110は傾斜や偏心することなく強固に定位置に固定される。
この時、ロックリング130の傾斜面132とロックピン120の間に押圧体140が介在することにより、傾斜面132と押圧体140とが点接触し、ロックピン120と押圧体140とが点接触し、ロックリンク130の傾斜面132が押圧体140と周方向に摩擦しながら押圧しても摩擦による影響は非常に少なく、摩耗したり引きずって振動したりすることなく内周面方向への力成分のみがスムースにロックピン120に伝えられる。
また、ロックリング130を緩め方向に回転移動させることでロックピン120の押圧力は容易に解除される。ワーク径の変更等に伴うチャック180の交換やチャック把持力の調整等により、レバーホルダ190の位置を調整する際には、前記のようにロックピン120の押圧力を解除し、ロックナット本体111を回転させてロックナット110を主軸後端部の雄ネジ部分の必要な位置に移動し、再び前述の手順で固定する。
ロックナット本体111及びロックリング130の外周面は、それぞれ手作業あるいは工具等で回転可能な形状であればよく、外周面の形状を円周面に工具を係合可能な切欠きを設けたものとしても、ローレット加工等を施したものとしても良く、六角形等の多角形状としても良い。
このように、本発明の一実施例であるロックナット110は簡単な構成で取り扱いも容易であり、複数のロックピン120を簡単な作業で迅速かつ均等な力で締め付け、解除が可能で、かつ、傾斜や偏心なく雄ネジ部に固定することができる。
なお、雄ネジ部115の貫通孔116が開口する位置付近はロックリング130の傾斜面132が対向するため、ネジ溝が切られている必要はない。
また、図7に示すように、貫通孔116内に外周側先端に押圧体となる球状の接触部222が一体的に形成されたロックピン200を収容しても良い。
そして、本実施例によれば、ロックリング130の傾斜面132とロックピン220の接触部222が直接点接触となり、ロックリンク130の傾斜面132が接触部222と周方向に摩擦しながら押圧しても摩擦による影響は少なく、部品点数が少ないより単純な構成で、摩耗したり振動したりすることなく内周面方向への力成分のみがスムースにロックピン220に伝えられる。
図8、図9に示すように、ナット本体に対するロックピンの姿勢を規定する姿勢維持手段として、ロックピン320の押圧体140側に一部切欠いた円形断面形状のフランジ部323を設け、該フランジ部323と同一断面形状を備えた段部117を貫通孔116に設け、フランジ部323が段部117に収容される構造としても良い。
そして、本実施例によれば、フランジ部323の切欠き面Bと該切欠き面Bと接する段部117の当接面Aとによって、フランジ部323が段部117内で回転不能となるため、ロックピン320が貫通孔116内で回転することなく姿勢が規定され、ナット本体110の内周面のネジ溝とロックピン320の内周面側のネジ溝321がずれることがなく、かつ、ロックピン320がナット本体110の内周側に脱落するのを防止できる。なお段部117はロックピン320が主軸後端部の雄ネジ部分を押圧するように貫通孔116内を移動できる程度の深さを備えている。
なお、図7乃至図9において、図6と同一符号は同一部品を示し、同一の機能については詳細な説明を省略する。
上記各実施例のロックナットは、工作機械における主軸チャック開閉機構のレバーホルダの位置調整に用いるものであるが、他の構成部材の位置調整や固定に用いても良く、工作機械以外の機械装置においても、ネジ軸上で構成部材の移動や固定を行う用途に本発明のロックナットを用いれば、簡単な作業で迅速かつ正確に均等な力で締め付け、解除を行うことができるという効果を発揮することができる。
本発明の一実施例であるロックナットを備えた工作機械の主軸チャック開閉機構の断面図。 本発明の一実施例であるロックナットの全体斜視図。 図2のロックナットのナット本体の斜視図。 図2のロックナットのロックリングの斜視図。 図2のロックナットの正面図。 図5のロックナットのA−A断面図。 本発明の他の実施例であるロックナットの断面図。 本発明のさらに他の実施例であるロックナットの一部断面図。 図8のロックナットに挿入するロックピンの説明図。 従来のロックナットを備えた工作機械の主軸チャック開閉機構の断面図。 本発明のロックナットの一部断面図。
符号の説明
100, 500 ・・・主軸チャック開閉機構
110, 510 ・・・ロックナット
111, 511 ・・・ナット本体
112, 512 ・・・雌ネジ部
113, ・・・把持部
114, ・・・切欠き溝
115, ・・・雄ネジ部
116, 516 ・・・貫通孔
117 ・・・段部
517 ・・・ネジ溝
120,220,320,520 ・・・ロックピン
121,221,321 ・・・ネジ溝
222 ・・・接触部
323 ・・・フランジ部
130 ・・・ロックリング
131 ・・・雌ネジ部
132 ・・・傾斜面
133 ・・・把持部
134 ・・・切欠き溝
140 ・・・押圧体
530 ・・・押圧手段
150, 550 ・・・リンク
160, 560 ・・・作動カム
170, 570 ・・・レバー
180, 580 ・・・チャック
190, 590 ・・・レバーホルダ
191, 591 ・・・第1スリーブ
192, 592 ・・・第3スリーブ
193, 593 ・・・第3スリーブ
194, 594 ・・・スプリング

Claims (7)

  1. ナット本体と、該ナット本体の外周面から内周面まで貫通する貫通孔と、該貫通孔内を摺動可能なロックピンと、該ロックピンを内周面側に押圧する押圧手段を有するロックナットにおいて、
    前記貫通孔が、前記ナット本体に複数設けられて、
    前記押圧手段が、前記ナット本体の外周面上を軸方向に移動可能に螺合されるとともに前記複数の貫通孔にそれぞれ挿入されたロックピン側と接し、移動により各ロックピンを同時に押圧する傾斜部を有するロックリングにより構成されていることを特徴とするロックナット。
  2. 前記押圧手段が、前記ロックピンと前記傾斜部との間に介設される球状の押圧体を有することを特徴とする請求項1に記載のロックナット。
  3. 前記押圧体が、前記ロックピンとは別体の球状体からなることを特徴とする請求項2に記載のロックナット。
  4. 前記押圧体が、前記ロックピンの側端部に一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のロックナット。
  5. 前記ロックピン及び前記貫通孔との間に、前記ナット本体に対する前記ロックピンの姿勢を規定する姿勢維持手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のロックナット。
  6. 前記貫通孔が、前記ナット本体に等間隔に3か所以上設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のロックナット。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のロックナットが主軸に装着されたことを特徴とする工作機械。
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