JP2023003182A - クレーン - Google Patents

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和彰 津田
Kazuaki Tsuda
王彦 寺田
Kimihiko Terada
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Abstract

【課題】 簡易な構成で物体の位置を検知することができるクレーンを提供する。【解決手段】 走行可能なクレーン1であって、進行方向にある物体Gとの距離を検知する距離検知手段41と、距離検知手段41が検知する検知範囲Sを含めた範囲を撮影する単眼カメラ51と、距離検知手段41が検知した距離に基づいて、検知範囲Sを算出する検知範囲算出部63と、検知範囲算出部63が算出した検知範囲Sを、単眼カメラ51のカメラ画像P1に重畳して重畳画像P2を生成する重畳画像生成部64と、重畳画像P2を表示する表示部71と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、走行可能なクレーンに関する。
従来、カメラによって撮影されたカメラ画像に含まれる物体を、枠等によって強調表示することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、撮像画像に含まれる歩行者が包含される最小の矩形形状の検出枠を表示する構成が開示されている。
特開2019-215238号公報
しかし、特許文献1の発明は、撮像情報処理部によって、撮像画像に含まれる移動体を検知して、移動体の占める領域を矩形状の枠内の領域として検出する構成である。そのため、撮像画像から移動体を検知する処理をする必要があり、簡易な構成で物体の位置を検知することができない、という問題がある。
そこで、本発明は、簡易な構成で物体の位置を検知することができるクレーンを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のクレーンは、走行可能なクレーンであって、進行方向にある物体との距離を検知する距離検知手段と、前記距離検知手段が検知する前記検知範囲を含めた範囲を撮影する単眼カメラと、前記距離検知手段が検知した前記距離に基づいて、前記検知範囲を算出する検知範囲算出部と、前記検知範囲算出部が算出した前記検知範囲を、前記単眼カメラのカメラ画像に重畳して重畳画像を生成する重畳画像生成部と、前記重畳画像を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明のクレーンは、簡易な構成で物体の位置を検知することができる。
実施例1のクレーンを示す側面図である。 実施例1のクレーンを示す平面図である。 実施例1のクレーンの機能構成を示すブロック図である。 実施例1のカメラ画像を示す図である。 実施例1の重畳画像を示す図であり、物体が遠くにある状態を示す図である。 実施例1の重畳画像を示す図であり、物体が近づいた状態を示す図である。 実施例1の制御部による処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明によるクレーンを実現する実施形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
実施例1におけるクレーンは、クレーンとしてのラフテレーンクレーン(以下、単にクレーンという)に適用される。
[クレーンの構成]
図1は、実施例1のクレーンを示す側面図である。図2は、実施例1のクレーンを示す平面図である。以下、実施例1のクレーンの構成を説明する。なお、クレーンの前後方向を前後方向Dとする。
図1及び図2に示すように、クレーン1は、車体(走行体)10と、旋回体20と、ブーム30とを備えている。
車体10は、アウトリガー11と、道路や作業現場を自走するための走行装置等を備えている。
アウトリガー11は、作業時に、水平方向及び垂直方向に張り出し、車体10全体を持ち上げて、姿勢を安定させる。
旋回体20は、車体10の上方に設けられ、車体10に対して、鉛直軸C1回りに回転可能となっている。旋回体20は、キャビン21を備えている。
キャビン21は、クレーン1の進行方向を向いて、ブーム30の右側に設けられている。すなわち、キャビン21は、旋回体20が前方を向いた姿勢において、ブーム30の右側に設けられている。なお、キャビン21は、クレーン1の進行方向を向いて、ブーム30の左側に設けられてもよい。
キャビン21は、車体10の走行を制御するための操作部(例えば、ステアリング、シフトレバー、アクセルペダル、及びブレーキペダル等)を有している。また、キャビン21は、旋回体20やブーム30やウィンチ24等を操作する操作部を有する。キャビン21に搭乗した運転者Mは、操作部を操作して、旋回体20を旋回させ、ブーム30を起伏及び伸縮させ、ウィンチ24を回転させて作業を行う。
図1に示すように、ブーム30は、基端側の基端ブーム31と、中間ブーム32と、先端側の先端ブーム33と、を備えている。中間ブーム32と先端ブーム33は、順次、基端ブーム31の内部に格納される入れ子式になっている。
基端ブーム31は、旋回体20に設けられた起伏シリンダ(不図示)に支持されている。起伏シリンダが伸縮することで、ブーム30は起伏し、伸縮シリンダ(不図示)が伸縮することによって、ブーム30が伸縮するようになっている。
先端ブーム33の先端に設けられたブームヘッド33aには、シーブ34が配置されている。旋回体20に設けられたウィンチ24には、吊り荷用のワイヤロープ35が巻かれている。ワイヤロープ35は、ウィンチ24からシーブ34までブーム30に沿って配置されている。シーブ34に掛け回されたワイヤロープ35は、シーブ34から鉛直方向の下方に吊り下げられている。ワイヤロープ35の最下部には、フック36が設けられている。
フック36には、荷物を引っ掛けて吊ることができる。ウィンチ24によってワイヤロープ35が繰り出されることで、フック36が降下し、ワイヤロープ35が巻き上げられることで、フック36が上昇するようになっている。
図1及び図2に示すように、距離検知手段41は、車体10の前側(前部)に、前方を向いた姿勢で設けられている。距離検知手段41は、ブーム30に対して、車体10のキャビン21が設けられていない側に取り付けられている。本実施形態の距離検知手段41は、クレーン1から遠ざかるにしたがって検知範囲Sが広がるようになっている。距離検知手段41は、例えば、ミリ波レーダや、超音波センサや、LiDAR(Light Detection and Ranging)等にすることができる。
なお、本発明における距離検知手段は、距離検知手段から遠ざかる(距離検知手段からの距離が遠くなる)にしたがって検知範囲が広がるものに限定されない。すなわち、本発明における距離検知手段は、距離検知手段から遠ざかるにしたがって検知範囲が例えば円錐状に広がるものであってもよいし、距離検知手段から遠ざかるにしたがって検知範囲が狭くなるものであってもよいし、距離検知手段から遠ざかっても検知範囲が広くも狭くもならずに一定であるものであってもよい。
距離検知手段41は、クレーン1の走行時や発進前等の静止時に、クレーン1の進行方向の前方の物体との距離を検知する。物体としては、自動車や、自転車や、人物や、建設物や、工事現場に置かれている建設資材等があげられる。物体は、静止している静止体であっても、移動している移動体であってもよい。
旋回体20には、単眼カメラ51が、前方を向いた姿勢で設けられている。単眼カメラ51は、ブーム30に対して、車体10のキャビン21が設けられていない側(本例では、キャビン21の左側)に取り付けられている。単眼カメラ51は、距離検知手段41が検知する検知範囲Sを含めた範囲を撮影可能となっている。
キャビン21には、表示部71と報知部72が設けられている。表示部71は、画像を表示する画像表示装置としてのモニタとすることができる。報知部72は、音声を発する音声出力装置としてのスピーカとすることができる。
このように構成されたクレーン1は、ウィンチ24によるワイヤロープ35の繰り出し・巻き上げ、ブーム30の起伏及び伸縮、並びに旋回体20の旋回により、フック36に吊られた荷物を所定の位置に移動させる作業を行うことができる。
また、クレーン1は、格納された状態で伏した姿勢のブーム30の先端が車体10から前方に突き出した状態で、走行可能とする。
[クレーンの機能構成]
図3は、実施例1のクレーン1の機能構成を示すブロック図である。図4は、実施例1のカメラ画像を示す図である。図5は、実施例1の重畳画像を示す図であり、物体が遠くにある状態を示す図である。図6は、実施例1の重畳画像を示す図であり、物体が近づいた状態を示す図である。以下、実施例1のクレーン1の機能構成を説明する。
図3に示すように、クレーン1は、距離検知手段41が検知した検知情報と、単眼カメラ51が撮影したカメラ画像とが制御部60に入力され、制御部60で処理された処理情報が、表示部71と報知部72に入力される。
距離検知手段41は、クレーン1の走行時に使用され、クレーン1の進行方向の前方の物体との距離を検知する。距離検知手段41が検知した検知情報は、制御部60に入力される。
単眼カメラ51は、クレーン1の走行時や発進前等の静止時に使用され、クレーン1の進行方向の前方を撮影する。単眼カメラ51は、距離検知手段41が検知する検知範囲Sを少なくとも一部含む範囲を撮影する。単眼カメラ51が撮影したカメラ画像は、制御部60に入力される。
制御部60は、距離情報取得部61と、カメラ画像取得部62と、検知範囲算出部63と、重畳画像生成部64と、色決定部65と、を備えている。
距離情報取得部61は、距離検知手段41が検知した物体との距離の情報を取得する。カメラ画像取得部62は、単眼カメラ51が撮影したカメラ画像を取得する。図4に示すように、カメラ画像P1には、クレーン1の進行方向の前方が表示されている。また、カメラ画像P1には、車体10の前部とブーム30の先端部分が映り込んでいる。
検知範囲算出部63は、距離検知手段41が検知した距離に対応した検知範囲Sを算出する。
具体的には、図5に示すように、物体G(例えば、自動二輪車及びライダー)がクレーン1から遠く離れた前方にいる場合、検知範囲算出部63は、距離検知手段41から物体Gまでの距離に対応した、距離検知手段41の検知範囲S1を算出する。
図6に示すように、物体Gがクレーン1に近づいた場合、検知範囲算出部63は、距離検知手段41から物体Gまでの距離に対応した、距離検知手段41の検知範囲S2(検知範囲S1よりも狭い範囲)を算出する。物体Gがクレーン1にさらに近づいた場合、検知範囲算出部63は、距離検知手段41から物体Gまでの距離に対応した、距離検知手段41の検知範囲S3(検知範囲S2よりも狭い範囲)を算出する。
すなわち、検知範囲算出部63は、距離検知手段41が検知した距離検知手段41からの距離に基づいて、検知範囲Sを算出する。
検知範囲算出部63が算出した検知範囲Sは、距離検知手段41の検知方向に対して垂直な断面が例えば矩形状である場合、検知範囲Sは矩形状となり、距離検知手段41の検知方向に対して垂直な断面が例えば楕円形状である場合、検知範囲Sは楕円形状となる。検知範囲算出部63が算出した検知範囲Sは、周縁を枠として表しても良いし、透明色で塗りつぶした領域としてもよい。
なお、検知範囲算出部63が算出する検知範囲Sは、距離検知手段41の検知方向に対して垂直な断面の形状に対応させたものでなくてもよい。すなわち、検知範囲算出部63が算出する検知範囲Sを、例えば、距離検知手段41の検知方向(検出の中心軸)に対して、検出状況に応じて角度を変化させて形成される形状の範囲としてもよく、地表面に対して常に垂直となる面での検出範囲に限定するものではない。
重畳画像生成部64は、図4に示す単眼カメラ51のカメラ画像P1に、検知範囲算出部63が算出した検知範囲Sの外周縁に対応した枠を重畳して、図5及び図6に示す重畳画像P2を生成する。
色決定部65は、距離検知手段41が検知した距離に基づいて、検知範囲Sの枠を表示する色を決定する。
具体的には、図5に示すように、物体Gがクレーン1から遠く離れた位置にあり、物体Gとの距離が遠い場合、検知範囲S1の枠の色を、注意喚起の低い色を連想させる色(例えば、青色)にすることができる。
図6に示すように、物体Gがクレーン1に近づいて、距離が近くなった場合、検知範囲S2の枠の色を、注意喚起のやや高い色を連想させる色(例えば、黄色)にすることができる。物体Gがクレーン1にさらに近づいて、距離がさらに近くなった場合、検知範囲S3の枠の色を、注意喚起の高い色を連想させる色(例えば、赤色)にすることができる。
図5及び図6に示すように、表示部71は、制御部60から入力された指示に従って、重畳画像P2が表示される。なお、表示部71には、運転者Mの操作によって、図4に示すように、カメラ画像P1を表示させることもできる。
表示部71には、重畳画像P2に映り込んだクレーン1の領域Fに、クレーン1に関する情報Eを表示することができる。クレーン1に関する情報Eは、クレーン1の走行の際に、表示部71に常に表示することができる。
クレーン1に関する情報Eは、例えば、クレーン1を俯瞰した状態を模式的に表した図に、距離検知手段41が検知した物体Gとの距離に応じて、警告をするインジケータ81を表示したものとすることができる。
具体的には、物体Gがクレーン1から遠く離れた位置にあり、距離検知手段41から物体Gまでの距離が遠い場合、インジケータ81の色を、注意喚起の低い色を連想させる色(例えば、青色)にして、インジケータ81を点灯することができる。
物体Gがクレーン1に近づいて、距離検知手段41からの距離が近くなった場合、インジケータ81の色を、注意喚起のやや高い色を連想させる色(例えば、黄色)にすることができる。物体Gがクレーン1にさらに近づいて、距離検知手段41から距離がさらに近くなった場合、インジケータ81の色を、注意喚起の高い色を連想させる色(例えば、赤色)にすることができる。
なお、インジケータ81の各色は、検知範囲S1,S2,S3にそれぞれ対応づけたものとするのが好ましい。すなわち、物体Gまでの距離が検知範囲S1のときは、インジケータ81の色を例えば青色とし、物体Gまでの距離が検知範囲S2のときは、インジケータ81の色を例えば黄色とし、物体Gまでの距離が検知範囲S3のときは、インジケータ81の色を例えば赤色とすればよい。
報知部72は、距離検知手段41が検知した物体Gとの距離に基づいて、音声を発することで警告を報知する。具体的には、報知部72は、距離検知手段41が検知した物体Gとの距離を音声によって発することができる。
[制御部による処理]
図7は、実施例1の制御部60による処理の流れを示すフローチャートである。以下、実施例1の制御部60による処理の流れを説明する。
まず、制御部60は、距離検知手段41の検知情報を取得する(ステップS101)。すなわち、制御部60は、物体Gとの距離を取得する。
次いで、カメラ画像取得部62は、単眼カメラ51が撮影したカメラ画像P1を取得する(ステップS102)。
次いで、検知範囲算出部63は、距離検知手段41が検知した距離に対応した検知範囲Sを算出する(ステップS103)。
次いで、色決定部65は、距離検知手段41が検知した距離に基づいて、重畳表示する検知範囲Sの枠の色を決定する(ステップS104)。
次いで、重畳画像生成部64は、検知範囲算出部63が算出した検知範囲Sの枠を、色決定部65が決定した色に設定して、単眼カメラ51のカメラ画像P1に重畳し、重畳画像P2を生成する(ステップS105)。
次いで、制御部60は、重畳画像P2を表示部71に表示する指示を与える(ステップS106)。
次いで、制御部60は、距離検知手段41が検知した物体Gまでの距離に基づいて、音声を発する指示を報知部72に与え(ステップS107)、処理を終了する。
[クレーンの作用]
以下、実施例1のクレーン1の作用を説明する。
実施例1のクレーン1は、走行可能なクレーン1であって、遠ざかるにしたがって検知範囲Sが広がる、進行方向にある物体Gとの距離を検知する距離検知手段41と、距離検知手段41が検知する検知範囲Sを含む範囲を撮影する単眼カメラ51と、距離検知手段41が検知した距離に基づいて、検知範囲Sを算出する検知範囲算出部63と、検知範囲算出部63が算出した検知範囲S(の枠)を、単眼カメラ51のカメラ画像P1に重畳して重畳画像P2を生成する重畳画像生成部64と、重畳画像P2を表示する表示部71と、を備える(図3)。
これにより、カメラ画像P1の中から、物体Gとの距離に応じた検知範囲Sを、物体Gの存在する範囲として特定することができる。そのため、カメラ画像P1の中から物体Gを探し出すような面倒な手間をかけずに、物体Gの位置を特定することができる。その結果、簡易な構成で、物体Gに対するより正確な情報を取得することができる。
なお、距離検知手段41が、遠ざかるにしたがって検知範囲が狭くなるものであっても、カメラ画像P1の中から物体Gとの距離に応じた検知範囲Sを、物体Gのいる範囲として特定することができる。また、距離検知手段41が、距離検知手段41からの距離に拘わらず検知範囲が一定であるものであっても、カメラ画像P1の中から物体Gとの距離に応じた検知範囲Sを、物体Gのいる範囲として特定することができる。
実施例1のクレーン1において、距離検知手段41が検知した物体Gとの距離に基づいて、検知範囲Sの枠を重畳表示する色を決定する色決定部65を備える(図3)。
これにより、物体Gとの距離が遠い場合、検知範囲Sの枠の色を、注意喚起の低い色を連想させる色(例えば、青色)にし、物体Gとの距離が近づいた場合、検知範囲Sの枠の色を、注意喚起の高い色を連想させる色(例えば、黄色や赤色)にすることができる。そのため、物体Gが近づいたことを視覚的に認識させることができる。
実施例1のクレーン1において、距離検知手段41は、ブーム30に対して、キャビン21が設けられていない側に取り付けられている(図2)。
これにより、キャビン21に搭乗した運転者Mから確認し難い位置の物体Gの位置を特定することができる。そのため、キャビン21に搭乗した運転者Mから確認し難い位置の物体Gの情報を取得することができる。
実施例1のクレーン1において、距離検知手段41が検知した物体Gとの距離に基づいて、報知する報知部72を備える(図3)。
これにより、物体Gとの距離を把握することができる。そのため、物体Gに対するより正確な情報を取得することができる。
実施例1のクレーン1において、表示部71には、重畳画像P2に映されたクレーン1の領域Fに、クレーン1に関する情報Eが表示される(図5及び図6)。
これにより、重畳画像P2のうち、重畳画像P2に映り込んだクレーン1の領域Fに、クレーン1に関する情報Eを表示することができる。そのため、重畳画像P2に映り込んだクレーン1の領域Fを有効活用することができる。
以上、本発明のクレーンを実施例1に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更等は許容される。
実施例1では、距離検知手段41を、車体10のキャビン21が設けられていない側に取り付ける例を示した。しかし、距離検知手段は、車体10のキャビン21が設けられている側にも取り付けることができるし、左右方向における中央に取り付けることもできる。
実施例1では、距離検知手段41は、旋回体20に設けられている例を示した。しかし、距離検知手段は、車体10やキャビン21に設けられていてもよい。
実施例1では、単眼カメラ51が、前方を向いた姿勢で設けられている例を示した。しかし、単眼カメラは、後方を向いた姿勢や、側方を向いた姿勢で設けられてもよい。
実施例1では、物体Gとの距離に応じて決定された色によって検知範囲Sを表示した重畳画像P2を表示部71に表示する例を示した。しかし、重畳画像は、物体Gとの距離に関わらず、同色で表示されてもよい。
実施例1では、報知部72は、音声を発する音声出力装置としてのスピーカとする例を示した。しかし、報知部は、表示部71として、表示部71に距離の情報を表示させるようにしてもよい。
実施例1では、距離検知手段41を、ミリ波レーダとする例を示した。しかし、距離検知手段は、超音波センサや、LiDAR(Light Detection and Ranging)等の距離センサにすることもできる。
実施例1では、クレーン1に関する情報Eは、クレーン1を俯瞰した状態を模式的に表した図に、距離検知手段41が検知した物体Gとの距離に応じて、警告をするインジケータ81を表示したものとする例を示した。しかし、クレーン1に関する情報Eは、この態様に限定されず、クレーン1の走行の際に、表示部71に常に表示することが好ましい情報とすることができる。
実施例1では、本発明をラフテレーンクレーンに適用する例を示した。しかし、本発明は、走行可能なクレーンに適用することができる。
1 クレーン
21 キャビン
30 ブーム
41 距離検知手段
51 単眼カメラ
63 検知範囲算出部
64 重畳画像生成部
65 色決定部
71 表示部
72 報知部
G 物体
S 検知範囲
P1 カメラ画像
P2 重畳画像

Claims (5)

  1. 走行可能なクレーンであって、
    進行方向にある物体との距離を検知する距離検知手段と、
    前記距離検知手段が検知する検知範囲を含めた範囲を撮影する単眼カメラと、
    前記距離検知手段が検知した前記距離に基づいて、前記検知範囲を算出する検知範囲算出部と、
    前記検知範囲算出部が算出した前記検知範囲を、前記単眼カメラのカメラ画像に重畳して重畳画像を生成する重畳画像生成部と、
    前記重畳画像を表示する表示部と、を備えることを特徴とするクレーン。
  2. 前記距離検知手段が検知した前記距離に基づいて、前記検知範囲を重畳表示する色を決定する色決定部を備えることを特徴とする請求項1に記載のクレーン。
  3. 前記距離検知手段は、ブームに対して、キャビンが設けられていない側に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクレーン。
  4. 前記距離検知手段が検知した前記距離に基づいて、報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載のクレーン。
  5. 前記表示部には、前記重畳画像に映されたクレーンの領域に、クレーンに関する情報が表示されることを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載のクレーン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11742097B2 (en) * 2019-09-25 2023-08-29 Kepco Nuclear Fuel Co., Ltd. Uranium-dioxide pellet for nuclear fuel having improved nuclear-fission-gas adsorption property, and method of manufacturing same

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