JP2022529013A - 流体ベースの歯クリーニングシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、保持可能なボディ20、流体送達ユニット30、少なくとも1つのセンサー40、及び制御ユニット50を備える流体ベースの歯クリーニングシステム10に関する。保持可能なボディは、ヘッド60に結合されるように構成されている。流体送達ユニット30は、流体を放出するように構成されたノズル80に結合されるように構成されており、ノズル80はヘッド60内に備えられている。少なくとも1つのセンサー40が、ユーザーの歯に対するヘッド60に関連した速度情報を含む情報を提供するように構成されている。少なくとも1つのセンサー40は、制御ユニット50に情報を提供するように構成されている。制御ユニット50は、流体送達ユニット30がノズル80からユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために情報を使用するように構成されている。

Description

本発明は、流体ベースの歯クリーニングシステムに関し、及び、流体ベースの歯クリーニングシステムを使用したユーザーの歯をクリーニングする方法に関し、及び、コンピュータプログラム要素及びコンピュータ可読媒体に関する。
GB2538301は、ハンドルと、歯ユーザーに作動流体のバーストを送達するための流体送達システムであって、装置がユーザーの歯に沿って動かされるときに流体送達システムの少なくとも一部(例えばノズル)がハンドルに対して可動な、流体送達システムと、ハンドルに対する流体送達システムの少なくとも一部の動きに伴って変動する出力を提供するためのセンサーと、センサーからの出力に応じてユーザーの歯への作動流体の送達を操作するための制御回路とを備える、歯クリーニング装置を開示している。
ハイブリッド型ウォーターフロス/ブラシ製品を使用する場合、歯間噴射が連続的に動作するとき、ユーザーはブラッシングとフロッシングとを同時にしている間に過度に多くの水が口内に提供されることを経験し得る。例えば米国特許9987109号及び米国特許第9814302号を参照されたい。更に、デバイスをかさばるものにし、及び、つながれたものにする大きい流体容器が必要とされ、歯磨き粉からのフッ化物の重要な作用が多量の流体に起因して大幅に弱められる。更に、ブラシが過度に速く動かされた場合、歯の間ではなく歯に噴射することに起因して、フロッシング動作が適切に機能しない。
フロッシングデバイス及び/又はハイブリッド型フロス/歯ブラシを使用して歯をクリーニングする改善された手段を提供することが有益である。
本発明の目的は独立請求項の主題により解決され、更なる実施形態が従属請求項に組み込まれる。本発明の後述の態様及び例が、流体ベースの歯クリーニングシステム、及び流体ベースの歯クリーニングシステムを使用したユーザーの歯をクリーニングする方法、並びに、コンピュータプログラム要素及びコンピュータ可読媒体にも適用されることに留意されなければならない。
第1の態様では、保持可能なボディ、流体送達ユニット、少なくとも1つのセンサー、及び、制御ユニットを備える流体ベースの歯クリーニングシステムが提供される。保持可能なボディは、ヘッドに結合されるように構成されている。流体送達ユニットは、流体を放出するように構成されたノズルに結合されるように構成されている。ノズルはヘッド内に備えられている。少なくとも1つのセンサーが、ユーザーの歯に対するヘッドに関連した情報を制御ユニットに提供する。制御ユニットは、流体送達ユニットがノズルからユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために情報を使用する。
本発明によると、少なくとも1つのセンサーは、ユーザーの歯に対するヘッドの速度に関連した速度情報を特定するように構成された動きセンサーを備える。この手法により、速度情報が、歯への液体流を調節するために使用され得る。
例えば歯間空間などの基本位置が特定された状態であるとき、位置を特定するために速度情報が更に使用され得る。ある速度でその基本位置から離れる動きは、距離に変換され得、この手法により、例えば、ヘッドが歯間空間から離れるように動いたとき、及び、ヘッドがその歯間空間に戻るように動いたときが特定され得る。更に、平均的な歯のサイズ知識情報を使用して、例えば歯間空間が検出された状態である場合、検出された速度における横方向の動きは、想定される近接した歯間空間に等しい距離に変換され得る。次に、ノズルは、この新しい位置において流体の噴射物を放出し得、及び/又は、このような歯間空間が位置していると想定される位置において歯間空間を検出する工程を開始し得る。したがって、ノズルは、次に、次の歯間空間にフロッシング噴射物を放出し得る。したがって、噴射は、システムにおけるタイムラグを考慮した予測又は予想に基づいて可能にされ、このタイムラグは本例によらなければ、例えば歯間空間といった正確な位置における噴射を可能にしないものである。
言い換えると、口腔クリーニングデバイスは、ユーザーの歯に対する例えば歯ブラシ又はフロッシングデバイスのヘッドを検出し、ユーザーの歯に対する流体噴射を調節するためにこの情報を使用する。この手法により、水などのより少ない洗浄流体が必要とされるように、センサーの出力に基づいて流体噴射が調節される。これは、より少ない流体がユーザーの口内に蓄積することを意味し、より快適な洗浄手法をもたらし、流体容器は、以前に必要とされていたものより大幅に小さいものにされ得、更には口腔クリーニングデバイスのハンドル内に配置され得る。
一例において、制御ユニットは、少なくとも1つのセンサーのうちの1つ又は複数のセンサーの出力に基づいて、ノズルからの流体流量を調節するように流体送達ユニットを制御するように構成される。
一例において、制御ユニットは、流体がユーザーの歯の歯間空間に当たるように向けられるような位置にヘッドが配置されているときに、流体送達ユニットがノズルから流体を放出することを可能にするように構成される。
言い換えると、流体放出ノズルが正しい方向を指しているときにのみ、ノズルが適切な時点においてフロッシング流体の噴射物を放出する。
一例において、制御ユニットは、ヘッドの動きに関連してユーザーに情報を出力するために、ユーザーインターフェースユニットを制御するように構成される。
言い換えると、フロッシング噴射物が歯間空間を向いた、必要な場合には、更に歯肉線を向いた正しい方向に向けられるように、ユーザーが歯に対して例えば歯ブラシといった保持可能なボディを効果的に配置することを可能にするためのフィードバックをユーザーが提供されるという点で、システムはユーザーの挙動が変更されることを可能にする。したがって、例えば、ユーザーは、フロッシング噴射物が必要に応じて方向付けられるような手法により、ユーザーが保持可能なボディを動かすことを可能にするフィードバックを提供され得る。
一例において、制御ユニットは、流体がユーザーの歯の表面に当たるように向けられるような位置にヘッドが配置されているときに、流体送達ユニットがノズルから流体を放出することを停止するために、ユーザーの歯に対するヘッドに関連した情報を使用するように構成される。したがって、次にフロッシング噴射物が向けられることを必要とされない例えば咬合側ではフロッシング噴射物は放出されない。したがって、2つの歯の間の位置(歯間/隣接歯間)において正確に、及び実際に2つの歯の間の位置(歯間/隣接歯間)においてのみ、及び/又は、歯肉下ポケットに向けて歯肉線の近くに噴射することが可能にされる。
一例において、少なくとも1つのセンサーが、ユーザーの歯に対するヘッドに関連した位置情報を特定するように構成された位置(すなわち、配向及びロケーション)センサーを備える。
一例において、位置情報は、ユーザーの歯の歯間空間に近接してノズルが配置されるような位置にヘッドが配置されたときに関する情報を含む。この手法により、噴射ノズルが必要とされる方向を指しているときを、例えば歯ブラシといった保持可能なボディが検出し、歯間空間、及び、必要な場合には更に歯肉線を効果的にクリーニングするフロッシング噴射を可能にする。
一例において、位置情報は、ユーザーの歯の歯肉線に近接してノズルが配置されるような位置にヘッドが配置されたときに関する情報を含む。
一例において、制御ユニットは、第1の歯間空間の位置を特定するために位置情報を使用するように、及び、第1の歯間空間の位置から離れるように動いたヘッドが第1の歯間空間の位置に戻るときを特定するために速度情報を使用するように構成される。制御ユニットは、ヘッドが第1の歯間空間の位置に戻ったとき、ノズルから流体を放出するように流体送達ユニットを有効化するように構成される。この手法により、歯間空間が検出され得るが、流体送達ユニットのノズルからのフロッシング流体の噴射物の放出を流体送達ユニットが有効化し得る前にタイムラグが存在し得、フロッシング噴射物が放出され得る前にヘッドが横方向に動いた可能性がある。したがって、歯間空間を検出することにより、歯間空間の位置が記録され得、次に、ヘッドがあちこち動かされるとき、速度情報が検出された歯間空間に対する位置情報に変換される。したがって、検出された歯間空間にヘッドが近づき始めたとき、流体送達ユニットは既に充填されているか、又は充填中であり、正しい方向にフロッシング噴射物を直接向け得る。
一例において、制御ユニットは、第1の歯間空間の位置を特定するために位置情報を使用するように、及び、第1の歯間空間に近接した第2の歯間空間の位置にヘッドが動いたときを特定するために速度情報を使用するように構成される。制御ユニットは、ヘッドが第2の歯間空間に配置されたとき、ノズルから流体を放出するように流体送達ユニットを有効化するように構成される。この手法により、歯間空間が検出され得るが、流体送達ユニットのノズルからのフロッシング流体の噴射物の放出を流体送達ユニットが有効化し得る前にタイムラグが存在し得、フロッシング噴射物が放出され得る前に、例えば歯ブラシのヘッドが横方向に動いた可能性がある。したがって、歯間空間を検出することにより、歯間空間の位置が記録され得、次に、ヘッドがあちこち動かされるとき、速度情報が検出された歯間空間に対する位置情報に変換される。歯のサイズの知識情報は、次に、近接した歯間空間にヘッドが近づくときを推定するために使用され得、例えば次の歯間空間が検出されたときに、次の歯間空間にフロッシング噴射物を放出するための準備として流体送達ユニットが充填され、又は充填し得る。
一例において、制御ユニットは、ヘッドの速度が第1の閾レベルより大きいとき、及び/又は第2の閾レベル未満であるとき、流体送達ユニットがノズルから流体を放出することを停止するために速度情報を使用するように構成される。この手法により、例えば歯ブラシのヘッドが歯間空間を効果的にクリーニングするには速く動き過ぎているとき、フロッシング噴射は発生せず、同様に、ヘッドが過度にゆっくりと動いている場合、これは過度に多い量の流体が放出されることをもたらし得るので、フロッシング噴射は発生しない。
一例において、ユーザーインターフェースユニットにより出力された情報は、ヘッドの速度が第1の閾レベルより大きいこと、及び/又は第2の閾レベル未満であることの情報の出力を含む。この手法により、ユーザーは、ユーザーが保持可能なボディ(例えば歯ブラシ)、ひいてはノズルを含むヘッドを、効果的なフロッシングクリーニングにとって過度に急速に動かしていること、又は同様に、ユーザーが保持可能なボディを過度にゆっくりと動かしていることを適切なフィードバックを通して教えられ得る。したがって、これは、ユーザーが流体ベースの歯クリーニングシステムをより正しく使用することをもたらす。
一例において、制御ユニットは、流体送達ユニットが流体噴射の速度、流体噴射の周波数、流体噴射の持続期間、流体の圧力、流体の流量のうちの1つ又は複数の適応されたパラメータを使用して、ノズルから流体を放出することを可能にするように構成される。
一実施形態において、保持可能なボディは、流体送達ユニット、少なくとも1つのセンサー、及び制御ユニットを備える。制御ユニットは、ユーザーの歯に対する1つ又は複数の特定の位置のうちの1つの位置にノズルがあるときに、流体送達ユニットがノズルから流体を放出することを可能にするために情報を使用する。
別の一態様において、流体ベースの歯クリーニングシステムを使用したユーザーの歯をクリーニングする方法が提供される。流体ベースの歯クリーニングシステムは、ヘッドに結合されるように構成された保持可能なボディと、ヘッド内においてノズルに結合されるように構成された流体送達ユニットであって、ノズルが、流体を放出するように構成された、流体送達ユニットと、少なくとも1つのセンサーと、制御ユニットとを備える。本方法は、ユーザーの歯に対するヘッドの速度に関連した速度情報を含むユーザーの歯に対するヘッドに関連した情報を、少なくとも1つのセンサーにより制御ユニットに提供することと、流体送達ユニットがノズルからユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために情報を制御ユニットにより使用することとを有する。
更に異なる別の一態様によると、コンピュータプログラム要素が処理ユニットにより実行されたとき、上述のように方法のステップを実施するように適応された、上述のようにシステムを制御するコンピュータプログラム要素が提供される。
別の一態様によると、上述のコンピュータプログラム要素を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。コンピュータプログラム要素は、例えばソフトウェアプログラムであり得るが、FPGA、PLD、又は任意の他の適切なデジタル手段であってもよい。
有益には、上述の態様のうちの任意のものの例、及び、上述の態様のうちの任意のものにより提供される利点は、他の態様のすべてに同様に適用され、逆も同様である。
上述の態様及び例は、以下で説明される実施形態から明らかとなり、以下で説明される実施形態を参照しながら説明される。
以下の図面を参照しながら、例示的な実施形態が以下で説明される。
フロスベースの歯クリーニングシステムの一例の概略構成を示す図である。 フロスベースの歯クリーニングシステムを使用してユーザーの歯をクリーニングする方法を示す図である。 ハイブリッド型フロス及び歯ブラシの一例を示す図である。 動作中のハイブリッド型フロス及び歯ブラシの一例を示す図である。 例示的なハイブリッド型フロス及び歯ブラシシステムの動作部分の相互関係の詳細な例を示す図である。 図5の例示的なシステムに対する例示的なフロッシング及びブラッシングルーチンを示す図である。 例示的なハイブリッド型フロス及び歯ブラシシステムの動作部分の相互関係の詳細な例を示す図である。 図7の例示的なシステムに対する例示的なフロッシング及びブラッシングルーチンを示す図である。 例示的な動きセンサーを示す図である。 流速の関数として例示的なクリーニング時間を示す図である。 流速の関数として例示的な最大歯ブラシヘッド動き速度を示す図である。
図1は、流体ベース及び歯クリーニングシステム10の一例を示す。システムは、保持可能なボディ20、流体送達ユニット30、少なくとも1つのセンサー40、及び制御ユニット50を備える。保持可能なボディ20は、ヘッド60に結合されるように構成されている。ヘッド60は、任意選択的に、毛部分70、又は任意選択的にゴムパッド、発泡体、研磨シート、又は、流体によるフロッシングに加えて歯のクリーニングを提供する他の適切なクリーニング要素を含み得る。したがって、システム10は、任意選択的にハイブリッド型流体ベース及び歯ブラシクリーニングシステムであり得る。流体送達ユニット30は、流体を放出するように構成されたノズル80に結合されるように構成されており、ノズル80はヘッド60内に備えられている。少なくとも1つのセンサー40が、ユーザーの歯に対する保持可能なボディ20のヘッドに関連した情報を提供する。制御ユニット50は、流体送達ユニットがノズルからユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために情報を使用する。本発明によると、少なくとも1つのセンサーがユーザーの歯に対するヘッド60の速度に関連した速度情報を特定するように構成された動きセンサー44を備える。一例において、動きセンサー44は、慣性測定ユニットを備える。
一例において、保持可能なボディ20は歯ブラシボディである。
一例において、流体送達ユニット30は、保持可能なボディ20内に備えられている。一例において、流体送達ユニット30は保持可能なボディ20のハンドル90内に備えられている。
一例において、制御ユニット50は保持可能なボディ20内に備えられている。一例において、制御ユニット50は、保持可能なボディ20のハンドル90内に備えられている。
一例において、流体ベースの歯クリーニングシステム10は、流体を保持するように構成された容器100を備え、容器100は流体送達ユニット30と流体連通している。一例において、容器100は、保持可能なボディ20内に備えられている。一例において、容器100は保持可能なボディ20のハンドル90内に備えられている。
一例において、流体は液体である。一例において、流体は気体である。一例において、流体は液体/気体混合物である。一例において、ノズル80から放出される流体は流体の噴射物を含む。別の例において、ノズル80から放出される流体は流体の噴霧物を含む。
一例によると、制御ユニット50は、少なくとも1つのセンサーのうちの1つ又は複数のセンサーの出力に基づいて流体送達ユニット30がノズル80からの流体流量を調節することを可能にするように構成されている。
一例によると、制御ユニット50は、流体がユーザーの歯の歯間空間に当たるように向けられるような位置にヘッド60が配置されたときに、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを可能にするように構成されている。
一例において、制御ユニット50は、流体がユーザーの歯の歯肉線に当たるように向けられるような位置にヘッド60が配置されたときに、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを可能にするように構成されている。
一例によると、システムは、ユーザーインターフェースユニット110を備える。制御ユニット50は、ヘッド60の動きに関連してユーザーに情報を出力するようにユーザーインターフェースユニット110を制御するように構成されている。
一例において、ユーザーインターフェースユニット110は、保持可能なボディ20内に備えられている。
一例において、ユーザーインターフェースユニット110は、リモートデバイス120内に備えられている。一例において、リモートデバイス120は、携帯電話、タブレット、コンピュータ、リモートサーバーのうちの1つである。
一例において、ユーザーに出力される情報は可聴信号を含む。一例において、可聴信号は、保持可能なボディ20から出射される。一例において、可聴信号は、リモートデバイス120により出射される。
一例において、ユーザーに出力される情報は触覚信号を含む。一例において、触覚信号は保持可能なボディ20の振動に関連している。一例において、触覚信号はリモートデバイス120の振動に関連している。
一例において、ユーザーに出力される情報は可視信号を含む。一例において、可視信号は、保持可能なボディ20の少なくとも一部により出射された色の付いた光に関連している。一例において、可視信号はリモートデバイス120のスクリーン130により出射された色の付いた光に関連している。
一例によると、制御ユニット50は、流体がユーザーの歯の表面に当たるように向けられるような位置にヘッド60が配置されたときに、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを停止するために、ユーザーの歯に対するヘッド60に関連した情報を使用するように構成されている。
一例によると、少なくとも1つのセンサー40は、ユーザーの歯に対するヘッド60に関連した位置情報を特定するように構成された位置センサー42を備える。
一例によると、位置情報は、ユーザーの歯の歯間空間に近接してノズル80が配置されるような位置にヘッド60が配置されたときに関する情報を含む。
一例によると、位置情報は、ユーザーの歯の歯肉線に近接してノズル80が配置されるような位置にヘッド60が配置されたときに関する情報を含む。
一例において、位置センサー42は、流体圧力センサーを備える。
一例によると、制御ユニット50は、第1の歯間空間の位置を特定するために位置情報を使用するように、及び、第1の歯間空間の位置から離れるように動いたヘッド60が第1の歯間空間の位置に戻るときを特定するために速度情報を使用するように構成されている。制御ユニット50は、ヘッド60が第1の歯間空間の位置に戻ったときにノズル80から流体を放出するように流体送達ユニット30を有効化するように構成されている。
一例によると、制御ユニット50は、第1の歯間空間の位置を特定するために位置情報を使用するように、及び、第1の歯間空間に近接した第2の歯間空間の位置にヘッド60が動いたときを特定するために速度情報を使用するように構成されている。制御ユニット50は、ヘッド60が第2の歯間空間に配置されたときにノズル80から流体を放出するように流体送達ユニット30を有効化するように構成されている。
一例によると、制御ユニット50は、ヘッド60の速度が第1の閾レベルより大きいとき、及び/又は第2の閾レベル未満であるとき、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを停止するために、速度情報を使用するように構成されている。
一例によると、ユーザーインターフェースユニット110により出力された情報は、ヘッド60の速度が第1の閾レベルより大きい、及び/又は第2の閾レベル未満であることの情報の出力を含む。
一例において、情報は、可聴、触覚、及び/又は可視信号を含む。一例において、第1の閾値に関連した信号は、第2の閾値に関連した信号と異なる。
一例によると、制御ユニット50は、流体送達ユニット30が流体噴射の速度、流体噴射の周波数、流体噴射の持続期間のうちの1つ又は複数の適応されたパラメータを使用して、ノズル80から流体を放出することを可能にするように構成されている。
一例において、保持可能なボディ20は、流体送達ユニット30、少なくとも1つのセンサー40、及び制御ユニット50を備える。制御ユニット50は、ユーザーの歯に対する1つ又は複数の特定の位置のうちの1つの位置にノズル80があるときに、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを可能にするために情報を使用するように構成されている。
図2は、流体ベース及び歯クリーニングシステム10を使用したユーザーの歯をクリーニングする方法200をその基本ステップにより示す。方法200は、
提供するステップ210において、ユーザーの歯に対するヘッド60の速度に関連した速度情報を含むユーザーの歯に対するヘッド60に関連した情報を、少なくとも1つのセンサー40、44により提供することと、
提供するステップ220において、制御ユニットに情報を少なくとも1つのセンサー40、44により提供することと、
使用するステップ230において、流体送達ユニット30がノズル30からユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために情報を制御ユニット50により使用することと、
を有する。
一例において、使用するステップ230は、流体がユーザーの歯の歯肉線に当たるように向けられるような位置にヘッド60が配置されたときに、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを可能にするために情報を制御ユニット50により使用することを有する。
一例において、流体ベースの歯クリーニングシステム10はユーザーインターフェースユニット110を備え、使用するステップ230において、制御ユニット50は、ヘッド60の動きに関連してユーザーに情報を出力するようにユーザーインターフェースユニット110を制御する。
一例において、使用するステップ230は、流体がユーザーの歯の表面に当たるように向けられるような位置にヘッド60が配置されたときに、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを停止するために情報を制御ユニット50により使用することを有する。
一例において、使用するステップ230は、制御ユニット50により、第1の歯間空間の位置を特定するために位置情報を使用すること、及び第1の歯間空間の位置から離れるように動いたヘッド60が第1の歯間空間の位置に戻るときを特定するために速度情報を使用することを有し、制御ユニット50は、ヘッド60が第1の歯間空間の位置に戻ったときにノズルから流体を放出するように流体送達ユニット30を有効化する。
一例において、使用するステップ230は、制御ユニット50により、第1の歯間空間の位置を特定するために位置情報を使用すること、及び、第1の歯間空間に近接した第2の歯間空間の位置にヘッド60が動いたときを特定するために速度情報を使用することを有し、制御ユニット50は、ヘッド60が第2の歯間空間に配置されたときにノズル80から流体を放出するように流体送達ユニット30を有効化する。
一例において、使用するステップ230は、ヘッドの速度60が第1の閾レベルより大きいとき、及び/又は第2の閾レベル未満であるとき、流体送達ユニット30がノズル80から流体を放出することを停止するために、制御ユニット50が速度情報を使用することを有する。
一例において、使用するステップ230は、ヘッド60の速度が第1の閾値レベルより大きい、及び/又は第2の閾値レベル未満であることの情報をユーザーインターフェースユニット110が出力することを有する。上述のように、情報は、可聴、触覚、及び/又は可視信号を含み、第1の閾値に関連した信号は、第2の閾値に関連した信号と異なる。
流体ベースの歯クリーニングシステム10、及びユーザーの歯をクリーニングする関連する方法が、特定の詳細な実施形態に関連して、図3~図11を参照しながら特定の詳細事項を以下で更に説明される。本例では、特定の実施形態は、噴射ノズルが例えば毛部分を含む歯ブラシのヘッド内にあるハイブリッド型流体ベース及び機械的歯クリーニングシステムに関連している。しかし、噴射動作は、毛部分を含む歯ブラシにリンクされていることを必要とするわけではなく、独立型噴射フロッシングデバイスとして使用され得ることが理解される。したがって、本例において説明される実施形態は、特定の実施形態のタイプに関連している。
図3~図4は、ハイブリッド型フロス及び歯ブラシとも呼ばれ得る例示的なハイブリッド型流体ベース及び機械的歯クリーニングシステムを示す。これは、液体(例えば水)若しくは気体(例えば空気)、又は両方の混合物の形態をとる流体を使用した、組み合わされた歯ブラッシング及び歯間空間フロッシング機能を備える口腔クリーニングデバイスに関連している。歯間空間に適合するように作られた場合、流体噴射動作が大幅に改善される。例えば、US9987109及び/又はUS9814302において説明されているセンサーシステムは、歯間空間の位置を特定するために使用され得る。ブラッシングルーチン中に、歯の表面の異なる側(例えば、頬側、舌側、及び咬合側)がクリーニングされる。ブラッシングと噴射とを1つのデバイスに組み合わせることは、歯間空間の頬側と舌側との両方に届くので、歯間クリーニングを改善し得る。ユーザーの歯に対する歯ブラシのヘッドの位置(ポジション及び配向)を特定するためのセンサーは、例えば、WO2017/002004A1、WO2017/001399A1、WO2017/002012A1、及びWO2016/174621A1において説明されている。
本明細書において説明されている組み合わされたブラッシング及びフロッシングデバイスの一例において、上述のようにセンサー手段を使用して歯間空間又は歯肉線が検出され、及びノズル出口が歯間空間又は歯肉線を向いたとき、流体の送達が発生する。更に、例えば磨き中にユーザーがブラシを過度に速く動かしたとき、ノズルが既に異なる位置に動かされ、もはや歯間空間及び歯肉線を向いていないので、検出・噴射ループが噴射物の放出を無効化する。したがって、組み合わされた又はハイブリッド型フロッシング及びブラッシング機能をもつ電動歯ブラシにおいて、歯のアーチに対するデバイスの速度を測定する加速度計の形態をとる歯ブラシにおける運動測定センサーを使用して、ノズルが歯間空間及び歯肉線を指しているときに自動的に噴射する自動噴射システムが提供される。デバイスが閾ブラッシング速度/加速度より大きくなった場合、このような動き中の噴射は無効化されるので、流体噴射動作が中断されてポンプ搬送するためのポンプを停止し、又は弁を閉じる。更に、歯ブラシの速度が下げられたとき、液体流量が減らされる。歯ブラシの速度が過度に低いとき、クリーニングは有効であるが、過度に多くの液体が口内に注入されるという犠牲を伴い、したがって、同様に、歯ブラシヘッド速度が閾値未満に低下したとき、噴射動作が中断される。言い換えると、液体流量は、ブラシヘッドの速度に対して調節され得る。
図5は、例示的なハイブリッド型流体ベース及び機械的歯クリーニングシステム(ハイブリッド型フロス及び歯ブラシシステム)の動作部分の相互関係の詳細な例を示す。概観すると、システムは制御ループを含み、ブラッシング動作が、噴射モードをオフ/オン(弁の開/閉)に切り替えるための入力パラメータとして検出され/測定され、及び取得される。この実施形態では、上側ブラッシング速度閾値より高くなった場合、又は、ブラッシング速度が閾値未満に低下した場合、噴射の中断が発生する。したがって、ブラシの動き/ブラシの速度がブラッシング速度制限の外側であることが検出されたとき、連続噴射が停止される。図5において、貯水容器からポンプへの、弁への、及びノズルへの矢印は流体流路に対応しており、加速度計からマイクロプロセッサ及び状態論理部への、及び弁への矢印は、センサー信号経路に対応している。示される構成体は1つの例示的な実施形態にすぎず、例えば、ポンプは、例えばバースト動作モードを介して、弁を含まずにマイクロプロセッサ及びパワー制御により直接調節され得ることに留意されたい。
図5に示されるように、ハイブリッド型フロッシング/歯ブラシシステムは、ポンプ、貯水容器、運動センサー機能(加速度計)、マイクロプロセッサ、及び弁を備える。噴射機能は更に(限定されないが貯水容器、ポンプ、管、ノズル、及び弁を含む)デバイスに統合され、これはクリーニング体験を改善することに役立つ。特定のブラッシング速度において停止し、速度がより低いレベルに戻ったときに噴射を再開するフィードバックループが、ウォータージェットシステムのために提供され、加速度計が速度/ブラシの動きを測定する。弁は、マイクロプロセッサを介して制御され得る。フィードバックループの動作が図6に示され、図6は、ブラシが過度に急速に、又は過度にゆっくりと動かされたときにフロッシング噴射がオフに切り替えられる例示的なフロッシング及びブラッシングルーチンを示す。更に、上述のように歯ブラシが正しい速度閾値内において動いている場合でも、噴射ノズルが歯間空間又は歯肉線を指しているときにのみ、フロッシング噴射が発生する。図6に示されるフロッシング及びブラッシングルーチンでは、典型的な2分の口腔衛生クリーニングセッションが示される。ユーザーにクワドラントを切り替えさせる(ブラシが高速に動く)音響信号が30秒ごとにデバイスにより与えられる。これは、速度が閾値より高くなったときに弁を閉じるブラッシング速度のピーク(上側の連続線)、及び噴射の停止(下側の連続線)によりグラフに示されている。速度が境界条件内となった場合、弁が再度開いて噴射が続く。しかし、ブラシ速度が過度に低い場合、更に弁が閉じる。
更に、動きが過度に速くなり、弁が閉じるとすぐに、ユーザーへのフィードバックが音響ノイズ(ブザー)、光信号、ソフトウェアフィードバック(例えばアプリ内信号)又は振動として与えられる。最適な速度に到達したとき、この速度を維持することをユーザーに促すために、別の信号がユーザーに与えられる。速度が過度に遅いとき、更なる信号がユーザーに与えられる。この特徴は、ユーザーのブラッシング動作を改善するようにユーザーに教育し、及び/又は指導する。音響、磨き、及びアプリ内フィードバックが更に歯ブラシに存在する。
図7は、例示的なハイブリッド型フロス及び歯ブラシシステムの動作部分の相互関係の詳細な例を示す。概観すると、システムは、ポンプの噴射設定(速度、パルス持続期間など)を適応させるためにブラッシング動作が入力パラメータとして検出され/測定され、及び取得される適応的制御ループを含む。したがって、大きくなるブラッシング動作に伴って、噴射速度又はパルスレートが適応される。図7において、貯水容器からポンプへの、弁への、及びノズルへの矢印は流体流路に対応しており、加速度計からマイクロプロセッサ及び状態論理部への、及びポンプ/弁への矢印はセンサー信号経路に対応している。このシステムにおいて、流体噴射速度又は流量(流速)は、改善された洗浄工程に適応するためにブラッシング速度に対して調節される。ブラシの動きは、噴射の速度を適応させるために入力として使用され得、すなわち、ブラシが速く動かされるほど、噴射がより速く発生する。これは、適切な制御装置(例えば、より高い安定性が必要とされる場合、比例制御装置又はPID制御装置)及び磨き運動センサーを備える適応的制御ループの使用を通して可能にされ得る。同様に、動きが過度に速い場合、噴射が停止させられる。弁が閉じることを必要としているか否かをマイクロプロセッサが判断することができるだけでなく、マイクロプロセッサが更に噴射の速度をブラシの動きの速度に適応させるように、マイクロプロセッサがプログラムされる。同様に、示される構成体は1つの例示的な実施形態にすぎず、例えばポンプは、例えばバースト動作モードを介して、弁を含まずにマイクロプロセッサ及びパワー制御により直接調節され得る。
図5及び図7のシステムは同じ構造上の特徴を含み得、マイクロプロセッサが異なる形態によりプログラムされ、又は動作モード間で切り替わることを可能にする。
フィードバックループの動作は、例示的なフロッシング及びブラッシングルーチンを示す図8に示されている。典型的な2分の口腔衛生クリーニングセッションが示されている。ユーザーにクワドラントを切り替えさせる音響信号が30秒ごとにデバイスにより与えられる。これは、閾値を上回ったときに弁を閉じて噴射を停止させるブラッシング速度のピークによりグラフに示されている。噴射速度に関連して、ブラシが速く動くほど、噴射物がより速く噴射する。ブラシの速度が上側閾値と下側閾値との間となった場合、弁が再度開いて噴射が続く。ブラシが速く動かされるほど、歯間空間により速く到達するので、噴射がより速く発生し、歯間クリーニングがより効率的となり、また効果的となる。
しかし、高速ブラシ運動中の正しい噴射を困難にする次の2つの要因が存在する。
・隣接歯間センサーの応答が過度に遅い。
・噴射工程の始動が過度に長くかかる。
例えば、歯間又は隣接歯間空間又は歯肉線は上述のセンサー技術を使用して検出され得るが、検出が確認される前に、及び/又は、噴射ユニットが流体を噴射する準備が整う前に、ブラシヘッドの動きに起因して噴射先端部又はノズルが隣接歯間空間を越えて既に動いた可能性があり、噴射が効果的でなくなる。
したがって、上述の解決策に加えて、変更された形態の噴射が磨き期間中に更に有効化される。これは、噴射先端部が次の隣接歯間空間に到達する時点に関して噴射バーストのタイミングを計るために、以前の歯間空間の検出を-ブラシの動きの速度と組み合わせて-使用することを伴う。このような手法により、少なくとも何らかの効果的な噴射が、隣接歯間空間のうちの少なくとも幾つかに対して実行される。ブラシが1方向のみに動かされる場合、磨きが始まった後の第1の隣接歯間空間が見逃され得るが、その後に、ユーザーがブラシを往復させるように動かすことに伴って歯間空間が検出された場合、ノズルは以前に検出された歯間空間に戻るように動き、噴射し得る。
したがって、動作は次のように要約され得る。
・現在の隣接歯間空間の隣接歯間検出に対して過度に大きいが、効果的な噴射が発生し得る範囲内の速度で磨きが検出される。
・デバイスは、第1の隣接歯間空間に対して噴射が停止されるモードに切り替わる。
・隣接歯間空間検出後に遅延が導入され、その後、噴射が有効化される。したがって、次の隣接歯間空間の位置において噴射が発生する。
遅延はプローブが検出点から(第1の隣接歯間空間を越えて)次の空間に動くために必要とされる時間により規定される。これは(既に測定されている)磨き速度及び隣接歯間空間の間隔により規定される。後者は、単純な実施形態では平均隣接歯間間隔(約7mm~8mm)であり得る。しかし、システムは、隣接歯間間隔(臼歯に対して、より大きい)を規定するために、口内におけるブラシ位置を考慮し得る。更に違う更なるシステムでは、隣接歯間空間の反復測定が、口内のどこにいるか、ブラシがどこで動いているか、ひいては次の隣接歯間空間に対する遅延を正確に規定するために、例えば空間検出を使用して、遅延をまた更にパーソナライズするために使用され得る。
上述のように、歯ブラシヘッドの動き及び速度は、噴射するとき、及び噴射しないときを特定するために使用される入力であり、別の入力は歯間空間の位置である。以下の説明はこれらの入力に関する更に多くの情報を提供する。
流体噴射の特定の閾速度より高い場合、生物膜のクリーニングがはるかに効率的であることに留意されたい。この閾速度は生物膜の強度に依存するが、20~30m/s程度であり、隣接歯間エリアにおける生物膜は、歯自体におけるものより弱く、したがって、より簡単に除去することができることに留意されたい。したがって、歯間空間に向けられたときに噴射すること、及び、歯ブラシのヘッドが過度に速く、又は過度に遅く動いているときにオン/オフを切り替えることに加えて、システムはポンプ、及びバーストモードで動作するための手段を含む。ポンプは、何サイクルかにわたって特定の周波数で動作させられ、次にオフに切り替えられ、この手法により平均流量を調節する。更に、上述のように噴射速度は、歯に対してブラシヘッドがどの程度速く動いているかを考慮し得る。
ハイブリッド型フロス及び歯ブラシのヘッドの動きの検出に関連して、歯に対するヘッドの、ひいては更にヘッド内に収容されたノズル(流体送達点)の方向及び/又は速度を特定するために使用されるセンサーは、好ましくは非接触型であり、すなわち歯と実際のセンサーとの間に物理的な接触がない。ノズルの方向、及び任意選択的には速度を測定するための幾つかの選択肢が存在する。選択肢は次のとおりである。
- 加速度計。この加速度計はノズルに、又は管に位置しているが、手の位置に近いハンドルにあってもよい。
- 例えば光学マウスにおいて使用される光学イメージングデバイス。光学マウスセンサーは好ましくはノズルに位置しており、又は、ハンドルに存在していてもよい。
- 例えば自己混合干渉及び/又はドップラー効果を使用したレーザーセンサーといった光相関器。
- フロアに対するノズルの底部の動きによりトリガーされるセンサー。
このようなものの例が図9に示されるセンサーである。アイロンに使用される自動スイッチオフに見られるボールと同様の2つの伝導ボールがPCBに含まれている。ボールは、瞬間的なパルスとして加速度の存在を測定するために使用される。スリットの長円形に起因して、ボールは、側方に動くために、PCDの平面から外に向かって上向きに動く必要がある。スリットの形状を調節することにより、接触をトリガーするための必要な加速度が調整され得る。この手法により、単純な運動センサーが提供される。切り替え動作は、ノズルの方向及び速度を特定するためにマイクロプロセッサにより解釈される。必要な場合、例えばスイッチ、又はひずみゲージの使用により、運動のみが検出され、速度が検出されなくてもよい。これは、加速度計/ジャイロなどが使用され得る1つの単純な運動センサーを特定する役割を果たす。
ポンプは、10Hz~100Hzの範囲、及び、より好ましくは20Hz~60Hzの範囲内の動作周波数をもつピストンポンプである。噴射ユニットのノズルは、中間(毛部分の間)、前部(毛部分の外側)、又は背部といった、ブラシヘッドにおける様々な位置にあり得、背部にある場合、流体が使用されるとき、ブラシヘッドが回転させられることを必要とする。更に、流体の投与は、液体のみ、又は液体と気体との組み合わせであり得、液体は水であり得ることに留意されたい。上述のように、検出技術が、歯における隣接歯間エリアに対するノズルの位置を特定するために使用される。
噴射を中断することに加えて、又は代えて、ユーザーは、ユーザーがユーザーの歯をより良くクリーニングするためにユーザーの歯ブラッシングプロトコルを変更することを可能にするフィードバックを提供され得る。歯ブラシの動く速度が過度に大きいとき、又は過度に小さいときのユーザーへのフィードバックは幾つかの手法により提供され得る。携帯電話と同様の偏心した小さいモーターにより振動が生成され、又は代替的に、色を変えるハンドルにおける光の輪が使用され得る(例えば、過度に速いこと、又は過度に遅いことを示すための赤色、及び、最小の水消費量を伴う効率的なクリーニングのためにポンプにより取り扱われ得る範囲内にあるときの緑色)。
ハイブリッド型フロス及び歯ブラシシステムの動きに関連して、最高速度閾値が存在し、最高速度閾値より大きいとき、水噴射が停止させられ、最高速度閾値は以下で詳細に説明されるように計算され得る。流量は、後述のように動きの速度に適応され得る。下側速度閾値は計算され、又は任意に設定され得る。
生物膜除去は総液体運動量Ptotを使用して算定され、したがって、
bf=Abf・hbf≒K・Ptot
であることが知られている。
ここで、Abfは除去される生物膜の面積であり、hbfは除去される生物膜の厚さであり、hbfは≒100μmであり、Kは生物膜の強度を示す定数であり、Kは隣接歯間プラークに対して、K≒1・10-7kg-1sであり、前歯における固いプラークに対して≒1・10-8kg-1sであると推定されている。総運動量は、
tot=VM=V・ρ・Q・Ttot
と記述され得る。
ここで、Vは平均液体速度(簡潔さを目的として経時的に一定であると仮定される)であり、実際にはこの速度は経時的に変動し、ρは液体密度であり、Qは流量であり、Ttotは液体がAbfに堆積させられる総時間である。
噴射様デバイスに対して次式が使用され得る。
=A・V=π/4d
噴射が1つの位置に固定されたときのクリーニング面積は、噴射直径dにより規定される噴射面積A程度である。噴射型のシステムに対して、次のAbf=f・Aが成り立ち、ここで、fは1より大きい係数である。上記の式から、噴射が静止状態に保持されたときに、すべての生物膜を除去するための典型的な時間が導出され得る。
tot=f・hbf/(K・ρl・V
図10に、隣接歯間プラークK≒1・10-7kg-1sの事例に対する、噴射のエリアをクリーニングするための時間がプロットされており、時間が非常に短く、すなわち、このエリアをクリーニングすることが比較的簡単であることに留意されたい。噴射と噴霧との間の違いは、係数fが40~80程度の非常に大きい値まで増加し、クリーニングするためにはるかに長い時間をもたらすことであるが、依然として比較的短く、0.2秒内であることに留意されたい。
典型的には、特定のスポットにおける水の接触時間は、
con≒dcl/U
程度である。
1つの経路においてクリーニングが達成されるように、接触時間はスポットをクリーニングするために必要な時間より長いことを必要とする。したがって、上記の式から、1つのスポットをクリーニングするために使用され得る最大速度に対する値が導出され得る。
cl=√f・dであり、
U<d・K・ρ/(√f・hbf
であることに留意されたい。
図11は、異なる平均液体速度及びクリーニング係数に対する最大速度を示し、ノズル直径dは0.8mmであり、及びK=1・10-7kg-1sである。噴射、すなわち小さいfに対して、最大許容値Uが非常に大きい(例えば、V=20m/s及びf=5に対して0.14m/sである)ことが確認され得る。
噴霧、f≒40~100に対して、クリーニングするためにより長い時間がかかり、したがって、クリーニングするために必要とされる最大速度は、噴射を伴って基材にわたって動かされる典型的な速度より小さくなければならず、したがって、ユーザーがハンドル速度を低下させない場合、最適なクリーニングが実現されないことに留意されたい。
しかし、上述の分析は上側動き閾速度がどのように計算され得るかを示しており、上側動き閾速度より高いとき、ノズル噴射が歯間空間又は歯肉線を指している場合でも噴射が停止されなければならない。
別の例示的な実施形態において、適切なシステムにおいて前述の実施形態のうちの1つによる方法の、方法のステップを実行するように構成されていることを特徴とするコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム要素が提供される。
したがって、コンピュータユニット、例えば、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、又は、例えば歯ブラシといった口腔クリーニングデバイス内のコンピュータユニットにコンピュータプログラム要素が記憶されてもよく、これらも一実施形態の一部である。このコンピューティングユニットが上述の方法のステップを実施するように、又は実施することを誘起するように構成されてもよい。更に、このコンピューティングユニットは、上述のシステムのコンポーネントを動作させるように構成されてもよい。コンピューティングユニットは、自動的に動作するように、及び/又はユーザーの命令を実行するように構成され得る。コンピュータプログラムは、データプロセッサの作業メモリにロードされてもよい。したがって、データプロセッサは、前述の実施形態のうちの1つによる方法を実施するように具備されてもよい。
本発明のこの例示的な実施形態は、まさに最初から本発明を使用するコンピュータプログラムと、既存のプログラムを更新により本発明を使用するプログラムに変換するコンピュータプログラムとの両方をカバーする。
更に、コンピュータプログラム要素は、上述のような方法の例示的な実施形態の手順を満たすすべての必要なステップを提供することが可能であってもよい。
本発明の更なる例示的な実施形態によると、コンピュータ可読媒体、例えば、CD-ROM、USBスティックなどが提示され、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータプログラム要素を含み、このコンピュータプログラム要素はこれまでのセクションにより説明されている。
コンピュータプログラムは、他のハードウェアと一体的に、又は他のハードウェアの一部として供給される光記憶媒体又はソリッドステート媒体などの適切な媒体に記憶されてもよく、及び/又は、適切な媒体に格納して配布されてもよいが、例えばインターネット又は他の有線又は無線電気通信システムを介して他の形態で配布されてもよい。
しかし、コンピュータプログラムは、ワールドワイドウェブといったネットワークを通じて提示されてもよく、このようなネットワークからデータプロセッサの作業メモリにダウンロードされ得る。本発明の更なる例示的な実施形態によると、ダウンロードのためにコンピュータプログラム要素を利用可能にする媒体が提供され、このコンピュータプログラム要素が本発明の上述の実施形態のうちの1つによる方法を実施するように構成される。
本発明の実施形態が異なる主題に関連して説明されることに注意が必要である。特に、幾つかの実施形態が方法形態の請求項に関連して説明されているのに対し、他の実施形態はデバイス形態の請求項に関連して説明されている。しかし、当業者は、上述の内容と以下の説明とを参照して、別段の記載がない限り、1つの形態の主題に属する特徴の任意の組み合わせに加えて、異なる主題に関連した特徴間の任意の組み合わせも本出願において開示されていると考えられることを理解する。しかし、すべての特徴は、組み合わされることにより特徴の単なる足し合わせを上回る相乗効果を提供し得る。
図面及び上述の説明において本発明が例示され、詳細に説明されているが、このような例示及び説明は例示又は一例と考えられ、限定とは考えられない。本発明は開示されている実施形態に限定されない。開示されている実施形態に対する他の変形例が、図面、本開示、及び添付の特許請求の範囲の考察により、請求項に記載された発明を実施する当業者により理解及び実現され得る。
特許請求の範囲において、「備える(含む、有する、もつ)」という表現は、他の要素もステップも排除せず、単数形の表現は複数を排除しない。1つのプロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲に記載されている幾つかの項目の機能を実現してもよい。単に特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているということが、利点を得るためにこれらの手段の組み合わせが使用不可能なことを示すわけではない。特許請求の範囲における参照符号は、いずれも特許請求の範囲を限定するように解釈されてはならない。

Claims (18)

  1. ヘッドに結合される保持可能なボディと、
    流体を放出するための前記ヘッド内に備えられたノズルに結合される流体送達ユニットと、
    ユーザーの歯に対する前記ヘッドに関連した情報を提供する少なくとも1つのセンサーであって、前記少なくとも1つのセンサーが、前記ユーザーの前記歯に対する前記ヘッドの速度に関連した速度情報を特定するための動きセンサーを備え、前記情報が、前記速度情報を含む、少なくとも1つのセンサーと、
    前記流体送達ユニットが前記ノズルから前記ユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために前記情報を使用する制御ユニットと、
    を備える、流体ベースの歯クリーニングシステム。
  2. 前記制御ユニットが、前記少なくとも1つのセンサーのうちの1つ又は複数のセンサーの出力に基づいて、前記ノズルからの流体流量を調節するように前記流体送達ユニットを制御する、
    請求項1に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  3. 前記制御ユニットは、流体が前記ユーザーの歯の歯間空間に当たるように向けられるような位置に前記ヘッドが配置されたときに、前記流体送達ユニットが前記ノズルから前記流体を放出することを可能にする、
    請求項1又は請求項2に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  4. 前記制御ユニットは、前記ヘッドの速度が第1の閾レベルより大きいとき、及び/又は第2の閾レベル未満であるとき、前記流体送達ユニットが前記ノズルから流体を放出することを停止するために、前記速度情報を使用する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  5. 前記流体ベースの歯クリーニングシステムが、ユーザーインターフェースユニットを備え、前記制御ユニットが、前記ヘッドの動きに関連して前記ユーザーに情報を出力するように前記ユーザーインターフェースユニットを制御する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  6. 前記ユーザーインターフェースユニットによる前記情報の出力は、前記ヘッドの前記速度が第1の閾レベルより大きいこと、及び/又は第2の閾レベル未満であることの情報の出力を含む、
    請求項5に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  7. 前記制御ユニットは、流体が前記ユーザーの歯の表面に当たるように向けられるような位置に前記ヘッドが配置されたときに前記流体送達ユニットが前記ノズルから前記流体を放出することを停止するために、前記ユーザーの歯に対する前記ヘッドに関連した前記情報を使用する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  8. 前記少なくとも1つのセンサーが、前記ユーザーの歯に対する前記ヘッドに関連した位置情報を特定する位置センサーを備える、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  9. 前記位置情報が、前記ユーザーの歯の歯間空間に近接して前記ノズルが配置されるような位置に前記ヘッドが配置されたときに関する情報を含む、
    請求項8に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  10. 前記位置情報が、前記ユーザーの歯の歯肉線に近接して前記ノズルが配置されるような位置に前記ヘッドが配置されたときに関する情報を含み、前記制御ユニットは、流体が前記ユーザーの歯の前記歯肉線に近接した位置に当たるように向けられるような位置に前記ヘッドが配置されたときに前記流体送達ユニットが前記ノズルから前記流体を放出することを可能にするために前記情報を使用する、
    請求項8又は請求項9に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  11. 前記制御ユニットが、第1の歯間空間の位置を特定するために前記位置情報を使用するように、及び、前記第1の歯間空間の前記位置から離れるように動いた前記ヘッドが前記第1の歯間空間の前記位置に戻るときを特定するために前記速度情報を使用し、前記制御ユニットが、前記ヘッドが前記第1の歯間空間の前記位置に戻ったときに前記ノズルから流体を放出するように前記流体送達ユニットを有効化する、
    請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  12. 前記制御ユニットが、前記第1の歯間空間の位置を特定するために前記位置情報を使用するように、及び、前記第1の歯間空間に近接した第2の歯間空間の位置に前記ヘッドが動いたときを特定するために前記速度情報を使用し、前記制御ユニットは、前記ヘッドが前記第2の歯間空間に配置されたときに前記ノズルから流体を放出するように前記流体送達ユニットを有効化する、
    請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  13. 前記制御ユニットが、流体噴射の速度と、流体噴射の周波数と、流体噴射の持続期間とのうちの1つ又は複数の適応されたパラメータを使用して、前記流体送達ユニットが前記ノズルから流体を放出することを可能にする、
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  14. 前記保持可能なボディが、前記流体送達ユニットと前記少なくとも1つのセンサーと前記制御ユニットとを備え、前記制御ユニットが、前記ユーザーの歯に対する1つ又は複数の特定の位置のうちの1つの位置に前記ノズルがあるときに前記流体送達ユニットが前記ノズルから流体を放出することを可能にするために前記情報を使用する、
    請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  15. 前記ヘッドが、毛部分を備える、
    請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステム。
  16. 流体ベースの歯クリーニングシステムを使用してユーザーの歯をクリーニングする方法であって、前記流体ベースの歯クリーニングシステムが、ヘッドに結合される保持可能なボディと、前記ヘッド内においてノズルに結合される流体送達ユニットであって、前記ノズルが流体を放出する、流体送達ユニットと、少なくとも1つのセンサーと、制御ユニットとを備え、前記方法が、
    前記ユーザーの歯に対する前記ヘッドに関連した情報を前記少なくとも1つのセンサーにより前記制御ユニットに提供するステップと、
    前記流体送達ユニットが前記ノズルから前記ユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために前記情報を前記制御ユニットにより使用するステップと、
    を有し、
    前記提供するステップが、前記ユーザーの歯に対する前記ヘッドの速度に関連した速度情報を動きセンサーにより提供するステップを有し、前記制御ユニットにより使用される前記情報が前記速度情報を含む、
    方法。
  17. プロセッサにより実行されたとき、
    前記少なくとも1つのセンサーからの情報であって、前記ユーザーの歯に対する前記ヘッドに関連した情報を受信するステップと、
    前記流体送達ユニットが前記ノズルから前記ユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために前記情報を使用するステップと、
    を行うよう構成された請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の流体ベースの歯クリーニングシステムを制御するためのコンピュータプログラムにおいて、
    動きセンサーからの速度情報であって、ユーザーの歯に対する前記ヘッドの速度に関連した速度情報が受信され、前記速度情報は、前記流体送達ユニットが前記ノズルから前記ユーザーの歯に流体を放出することを可能にするために使用される、
    コンピュータプログラム。
  18. 請求項17に記載のコンピュータプログラムを記憶した、コンピュータ可読媒体。
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