JP2022522306A - 撮像装置及び情報端末 - Google Patents

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Abstract

駆動機構の構成が簡素で且つ消費電力の少ない撮像装置を提供される。撮像装置は、第1のレンズ群と、第1のレンズ群を透過した光が通過する第2のレンズ群と、第1のレンズ群と摩擦係合し、第1のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で第2のレンズ群と摩擦係合する第1の駆動シャフトと、第1の駆動シャフトを伸縮させるために第1の駆動シャフトの一端部に固定される第1の圧電素子と、第2のレンズ群と摩擦係合し、第2のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で第1のレンズ群と摩擦係合する第2の駆動シャフトと、第2の駆動シャフトを伸縮させるために第2の駆動シャフトの一端部に固定される第2の圧電素子と、第1のレンズ群及び第2のレンズ群を透過した光を受信するセンサと、を含む。

Description

本開示は撮像装置及び情報端末に関し、より具体的には、ズーム機能及びオートフォーカス(AF)機能を実現するための駆動機構に関する。
スマートフォン等の携帯情報端末は、カメラ(撮像装置)として機能する撮像機能を多くの場合含む。この撮像機能は、レンズ等を駆動及び操作することにより、要求されるズーム機能及びAF機能を実現する。
携帯情報端末のそれぞれは、そのケースの厚さに制限されているため、あまりスペースを取らない簡素な構造を有する機構によって撮像機能が実施されることが望ましい。撮像機能のための駆動機構を構成するアクチュエータが低消費電力であることも望ましい。
本開示の目的は、構成が簡素であり、駆動機構が低消費電力な撮像装置及び情報端末を提供することである。
本発明は、その第1の態様で、第1のレンズ群と、第1のレンズ群を透過した光が通過する第2のレンズ群と、第1のレンズ群と摩擦係合し、第1のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で第2のレンズ群と摩擦係合する第1の駆動シャフトと、第1の駆動シャフトを伸縮させるために第1の駆動シャフトの一端部に固定される第1の圧電素子と、第2のレンズ群と摩擦係合し、第2のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で第1のレンズ群と摩擦係合する第2の駆動シャフトと、第2の駆動シャフトを伸縮させるために第2の駆動シャフトの一端部に固定される第2の圧電素子と、第1のレンズ群及び第2のレンズ群を透過した光を受信するセンサと、を含む撮像装置を提供する。
本発明は、その第2の態様で、レンズ群と、レンズ群を透過した光を受信するセンサと、入射光をレンズ群の方に反射させるミラーと、ミラーの反射位置で振動を起こすことによって、レンズ群の光軸に直交する方向のコンポーネントに対して光学式手ぶれ補正を行う制御ユニットと、を含む撮像装置を提供する。
図1Aは、本発明の一実施形態に係るスマートフォンをその背面から示す斜視図である。 図1Bは、本発明の実施形態に係るスマートフォンをその前面から示す斜視図である。 図2(a)は、本発明の実施形態に係るスマートフォンの内部機構を示す平面図であり、図2(b)は、その側面図である。 図3は、ミラー側の磁石とサブシャーシ側のコイルとの配置関係を示す図である。 図4は、コイルが取り付けられるコア部材を示す図である。 図5は、ミラーの回転駆動におけるコイルへの電流供給によるコアアームの磁極の変化を示す図である。 図6Aは、ミラーの回転を検出するホール素子の波形を示す図である。 図6Bは、ミラーの回転を検出するホール素子の波形を示す図である。 図7は、本実施形態のスマートフォンの駆動制御のための構成を主として示すブロック図である。
以下では、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1A及び図1Bは、本発明の一実施形態に係る撮像装置(カメラ)として機能するスマートフォンを示す斜視図であり、図1Aはスマートフォンをその背面から見た図、図1Bはスマートフォンをその前面から見た図を示す。
これらの図面において、スマートフォン100は、カメラ(撮像装置)として機能する撮像機構を含む。より具体的には、スマートフォン100の背面101Bに開口103が設けられ、開口103を塞ぐようにレンズが設けられている。開口103内にはミラー3が設けられ、開口103を通って入射する光の方向がミラー3によって変更されるため、その光がスマートフォン100内に設けられた撮像機構の光学系に入射する。ここで、ユーザは、背面101Bを被写体に向けながら、所定の撮像ボタンを操作することによって撮像を行うことができる。さらに、図1Bに示すように、ミラー3は、ポップアップユニット102を介してスマートフォン100の上部からポップアップできるように構成されている。ポップアップユニット102の開口には、開口を塞ぐためにレンズが設けられている。ミラー3は、ポップアップユニット102がポップアップするにつれて、図1Aに示す状態から90度回転する。これにより、ユーザは、被写体に向けられた前面101Aで撮像を行うことができる。このように、本実施形態に係るスマートフォン100は、被写体に向けられた背面101B又は前面101Aのいずれかで撮像を行うことができる。加えて、ミラー等のために設けられたポップアップ機構は、前面101Aのほぼ全体が表示スクリーンとして機能することを可能にする。すなわち、表示スクリーンの一部にレンズ等の結像のための入射光路を設ける必要がないため、表示スクリーンの配置及びサイズが制限されない。
図2(a)及び図2(b)はそれぞれ、本発明の実施形態に係るスマートフォン内のカメラ(撮像)機能の構成を示す平面図及び側面図である。
本実施形態に係るカメラ機構は、ズームレンズ群10と、オートフォーカス(以下、「AF」と呼ぶ)レンズ群15と、アパーチャシステム16と、センサ18と、被写体からの光をこれらのレンズ群を介してセンサ18にガイドするミラー3とを概して含む。ズームレンズ群10及びAFレンズ群15は、AF/ズームシャーシ17にそれらの駆動部品と共に設けられている。ミラー3及びセンサ18はサブシャーシ2に設けられている。AF/ズームシャーシ17はサブシャーシ2上に可動に設けられている。さらに、サブシャーシ2はメインシャーシ1に対して可動に設けられている。メインシャーシ1は、本実施形態のスマートフォン100のシャーシの一部を構成する。本実施形態におけるズームレンズ群10及びAFレンズ群15はそれぞれ複数のレンズで構成されているが、レンズ群の双方又は一方はカメラの仕様に応じて単一のレンズで構成されてもよい。
本実施形態のスマートフォンは、図1A、図1Bを参照して上述したように、リアサイドカメラモード及びフロントサイドカメラモードを有する。リアサイドカメラモードでは、図2(b)に示すように、ミラー3の回転位置は、スマートフォンの背面から入射した光がレンズ群にガイドされるように開口103を介して反射される(図1A)角度に設定される。他方で、フロントサイドカメラモードでは、サブシャーシ2がポップアップ位置に動かされ、ミラー3の回転位置は、スマートフォンの前面から入射した光がレンズ群にガイドされるようにポップアップユニット102を介して反射される(図1B)角度に設定される。
AF/ズームシャーシ17に設けられるズームレンズ群10及びAFレンズ群15のための駆動機構は以下の通りである。
ズームレンズ群10の一端は、移動支持部151を介して駆動シャフト141(第1の駆動シャフト)によって支持される。移動支持部151及び駆動シャフト141は、所定の摩擦力で摩擦係合する。より具体的には、移動支持部151はV字状の断面を有し、その内面は、2点で駆動シャフト141と線接触している。同時に、平ばね(図示せず)が駆動シャフト141に当接し、その弾性力により駆動シャフト141を移動支持部のV字状の内面に押し付ける。この押し付けによって所定の摩擦力がもたらされる。X軸方向においてズームレンズ群10の一端と反対側のズームレンズ群10の端部は、支持部161を介して駆動シャフト142(第2の駆動シャフト)上で支持されている。支持部161及び駆動シャフト142は、AFレンズ群15の移動支持部152と駆動シャフト142との係合における摩擦力よりも小さい摩擦力で互いに係合している。具体的には、支持部161はU字状の断面を有し、駆動シャフト142は、わずかな隙間を形成する嵌合公差でU字状の内面と係合する。なお、移動支持部151及び支持部161の断面形状は、当然ながら前述の形状に限定されず、支持部161と駆動シャフト142との間の摩擦力が移動支持部151と駆動シャフト141との間の摩擦力よりも小さい限り、任意の形状をとってもよいのは当然である。また、支持部162と駆動シャフト141との係合関係及び対応する移動支持部152と駆動シャフト142との係合関係にも、上述したのと同じ係合関係が適用される。
ズームレンズ群10では、重り121が駆動シャフト141の一端に取り付けられ、圧電素子131(第1の圧電素子)の一端がこの重り121に固定される。さらに、駆動シャフト141の一端は圧電素子131の他端に固定される。重り121は、可撓性接着剤により垂直シャーシ171に接続されている。その結果、重り121は、圧電素子131の駆動ベースの変形の方向及び範囲で自由に移動できる。駆動シャフト141の他端は垂直シャーシ172によって摺動可能に保持されている。なお、重り121の動作の構成は、前述の接着剤に限定されず、重り121が所定の範囲内で自由に移動できる限り、任意の形態をとってもよい。
AFレンズ群15は、前述のズームレンズ群10の駆動機構と同様の駆動機構も含む。すなわち、AFレンズ群15の一端は、移動支持部152を介して駆動シャフト142によって支持されている。移動支持部152及び駆動シャフト142は、駆動シャフト142と接触する平ばね(図示せず)によって、上述したようにV字状の断面を有する移動支持部152の方に駆動シャフト142を付勢することによって互いに摩擦係合している。さらに、X軸方向においてAFレンズ群15の一端と反対側のAFレンズ群15の端部は、支持部162を介して駆動シャフト141上に支持されている。上述したように、支持部162及び駆動シャフト141は、駆動シャフト141と支持部162のU字状の断面との間にわずかな隙間を形成する許容によって互いに係合する。
AFレンズ群15では、重り122が駆動シャフト142の一端に取り付けられ、圧電素子132(第2の圧電素子)の一端がこの重り122に固定される。さらに、駆動シャフト142の一端は圧電素子13の他端に固定される。重り122は、可撓性接着剤により垂直シャーシ172に接続されている。駆動シャフト142の他端は垂直シャーシ171によって摺動可能に保持されている。
ズームレンズ群10及びAFレンズ群15の駆動機構による駆動の原理は、スムーズインパクト駆動機構(以下、「SIDM」という)と呼ばれるものに基づく。以下は、ズームレンズ群10を駆動する原理の説明である。圧電素子131に電圧を印加することで圧電素子131を膨張方向に駆動させることで駆動シャフト141が比較的ゆっくり動かされると、移動支持部151は駆動シャフト141との摩擦係合により、駆動シャフト141と共に移動する。次に、圧電素子131は反対方向に、すなわち圧電素子の収縮方向に駆動されるため、駆動シャフト141が素早く移動し、移動支持部151の慣性と駆動シャフト141aとの動的摩擦との関係により、移動支持部151をその位置で留まらせる。駆動シャフト141の前述の低速移動及び高速移動を繰り返すことにより、移動支持部151、ひいてはズームレンズ群10をY軸の負方向に移動させることができる。膨張及び収縮の移動速度を前述の移動速度関係と反対の関係にさらに設定することで、ズームレンズ群10をY軸の正の方向に移動させることができる。
本実施形態によれば、ズームレンズ群10及びAFレンズ群15の駆動は次のように行われる。ズームレンズ群10の動きとAFレンズ群15の動きと互いにを接続することにより、AFモード及びズームモードが行われる。例えば、ズーム倍率で被写体に焦点を合わせた状態で、被写体を変えて同じ倍率で焦点合わせをする場合、AFレンズ群15が焦点合わせのために動かされる。次に、焦点位置の変更によりズームレンズ群10が動かされる。さらに、被写体を変えずにズーム倍率を変更する場合、ズームレンズ群10の移動に伴って焦点位置が変わるため、AFレンズ群が動かされる。上述したように、ズームレンズ群10及びAFレンズ群15は、AFモード及びズームモードのいずれかにおいて対応する圧電素子131、132によって駆動される。本実施形態によれば、それぞれの圧電素子の駆動周波数は、約200KHz~約300KHzの範囲でそれぞれ適切な周波数に設定される。
AFレンズ群15とズームレンズ群10とが互いに接続される動作では、支持部161、162と対応する駆動シャフト142、141との係合関係のそれぞれに所謂「ディザリング効果」が生じる。より具体的には、上述の2つのレンズ群の接続動作によって、それぞれの駆動シャフトが振動しながら動かされるため、対応する支持部161、162とそれぞれの駆動シャフトとの係合が動的摩擦の係合となる。そのため、係合による抵抗は小さくなる。その結果、AFレンズ群15及びズームレンズ群10の駆動源である圧電素子131、132の駆動力は小さくなるため、電力消費を低減できる。
なお、AFレンズ群15及びズームレンズ群10のいずれも動かされていない場合でも、ディザリング効果が起こり得る。駆動シャフトは、動かされていないレンズ群を動かすための駆動シャフトが、対応する圧電素子によって数KHzの正弦曲線で振動されるアイドリング状態になり得る。このアイドル状態は、移動中のレンズ群の支持部と振動された駆動シャフトとの間でディザリング効果を生じさせることを可能にする。
さらに、上述の実施形態では、圧電素子131、132の駆動周波数は約200KHz~約300KHzの範囲の値に設定されるが、当然ながら駆動周波数はこれらの値に限定されない。2つの圧電素子のそれぞれの駆動周波数は、撮像装置又はスマートフォンの仕様及び製品形状等の条件に応じて変更してもよく、2つのレンズ群の接続動作及び2つのレンズ群間でのディザリング効果をもたらす値にしたがって決定され得る。
前述の説明はズームレンズ群及びAFレンズ群の駆動に関連するが、当然ながら2つのレンズ群(第1のレンズ群及び第2のレンズ群)はズームレンズ群及びAFレンズ群に限定されない。前述の構成及び駆動方法は、対象レンズ群が、接続駆動される、カメラ機構を構成するレンズ群のうちの2つである限り、任意の種類のレンズ群に適用できる。
アパーチャシステム16は、光軸に沿ってAFレンズ群15の前方に設けられ、2つのレベルのアパーチャサイズでアパーチャを調整する。
上述した光学系が設置されるAF/ズームシャーシ17の後ろ側に磁石11が設けられる。コイル20は、コイル20が磁石11に面することができる位置でサブシャーシ2に設けられる。AF/ズームシャーシ17は、3つのボール4を通じてサブシャーシ2に対して移動に設けられている。この構成は、後述する光学式手ぶれ補正(以下「OIS」という)を実施できる。
センサ18は、上述した光学系の背面に光学系の光軸に沿って配置される。このセンサ18は、サブシャーシ2に固定されたセンサホルダ19によって保持される。
上述したように、ミラー3は、リアサイドカメラモード及びフロントサイドカメラモードとの間でその回転位置を変更する。ミラー3は、後述するように、OISのために回転方向で振動動作を行う。以下では、このミラー3を駆動するための機構を示す。
ミラー3は、サブシャーシ2に設けられた支持部201(図2(b)に図示せず)によって、X軸に平行な軸を中心として回転可能に保持される。ミラー3の1つの側面に円盤状のヨーク5が取り付けられ、ヨーク5には磁石6が取り付けられている。これにより、ミラー3及び磁石6は共に回転できる。サブシャーシ2には、ミラー3の磁石6に面する位置にコイル7が設けられている。
図3は、ミラー3側の磁石6及びサブシャーシ2側のコイル7の配置関係を示す図であり、図4は、コイル7が取り付けられるコア部材70を示す図である。
図3に示すように、磁石6は12個のN極磁化部6Aと12個のS極磁化部6Bとを有含む。図3及び図4に示すように、コイル7は、コア部材70のコアアーム71と78との間に形成された溝を通過するように巻かれた2種類のコイル7A、7Bを含む。具体的には、コイル7A及びコイル7Bは90度の位相差でコア部材70に配置されている。加えて、両方のコイル7A、7Bは全て磁石6の周囲に配置されている。これらのコイルの入力側端子及び出力側端子(いずれも図示せず)は所定の位置に設けられている。なお、コイル7A及び7Bは、コイル基板の2つの層のそれぞれに存在する。したがって、コイル7A、7Bを流れる電流は互いに干渉しない。
図5は、ミラー3の回転駆動においてコイル7への電流供給によるコアアームの磁極の変化を示す図である。ミラー3の回転角度が0度(初期状態)の場合、コイル7A、7Bへの電流供給はコアアーム71~78の磁極をN、S、・・・N及びSに設定する。コイル7A、7Bへの電流供給はこの状態から、コアアーム71~78の磁極をS、N、・・・S及びNに設定するように制御されるため、ミラー3は時計回り(CW)に15度回転する。同様に、コアアーム71~78の磁極を変化させることで、ミラー3を30度、45度、60度、75度、90度回転させることができる。そのような回転位置で、磁石6のN極又はS極がコアアーム71~78に直接面する場合、回転位置は磁気的に安定な点になる。その状態ではコイル7A及び7Bへの電流供給が遮断されるため、コイル7に対する磁石6の位置、ひいてはそれに対するミラー3の位置が固定される。本実施形態によれば、ミラー3の回転角度が0度の固定点のうちの所定の固定点でのモードをリアサイドカメラモードと呼び、ミラー3の回転角度が90度の固定点のうちの所定の固定点でのモードをフロントサイドカメラモードと呼ぶ。フロントサイドカメラモードからリアサイドカメラモードへの移行時に、ミラー3はミラー3の回転位置を変更するために反時計回り(CCW)に回転させる。
図6A及び図6Bは、ミラー3の前述の回転を検出するホール素子28A及び28Bの波形を示す図である。図6Aは、ミラー3が時計回りに回転された場合にホール素子28A及び28Bが検出する波形及びそれらの検出された波形の組み合わせを示し、図6Bはミラー3が反時計回りに回転された場合にホール素子28A及び28Bが検出する波形及びそれらの検出された波形の組み合わせを示す。本実施形態では、ホール素子28A及びホール素子28Bは、90度の等価電気角で互いに離れた位置に配置されている。
ミラー3が時計回りに又は反時計回りに回転しているかは、組み合わされた波形28Cとホール素子28A及び28Bによって検出される波形との間の位相差によって判定される。さらに、ホール素子が磁石6の極を通過する回数をカウントできる。すなわち、ホール素子28Aによって検出された波形が「0」を越える回数により回転角度を検出できる。
本実施形態によれば、OISはミラー3の駆動を用いることにより行われる。すなわち、ミラー3を0度又は90度の位置又はリアサイドカメラモード又はフロントサイドカメラモードのそれぞれの回転位置に固定することにより、ホール素子28Aを用いることでZ軸方向のOISを制御できる。より具体的には、コイル7に電流を供給することによりミラー3(磁石6)を回転させ、ミラー3の回転位置がホール素子28Aによって検出される。ホール素子28Aによって検出されるミラー3の回転位置の範囲が図6(a)に示すサーボ領域に設定されることを条件として、この範囲内でミラー3(磁石6)を回転(振動)させることによりZ軸方向のOISを行うことができる。以下にサーボ領域の例を示す。ホール素子28Aによって検出されるサイズが3.5mmの場合、磁極あたりの開口角度は360/24であり、15度である。この角度は距離の観点で0.46nmであるため、マージン70%の条件で線形を保証するサーボ領域の範囲は0.32mmとなる。すなわち、この領域が±0.16mmであるとした場合、OISは角度の観点で±5.2度の範囲内で制御できる。このサーボ制御の範囲の例では、ミラー3の反射点からセンサ18までの距離が10mmであるとしたばあい、センサ18上の光スポットの移動距離は約1.835343446mmである。この値は、通常のOISにおける光スポットの150μmの移動距離に比べて十分なマージンを有する。
再び図2(a)及び図2(b)を参照して、OISの構成を説明する。X軸方向のOISは、AF/ズームシャーシ17をX軸に沿った方向に動かすことによって行うことができる。具体的には、AF/ズームシャーシ17は、センサ18によって検出された画像に基づいて、サブシャーシ2に設けられたコイル20への電流供給を制御することによって、X軸方向に必要な距離動かされる。これにより、X軸方向のOISの実行が保証される。さらに、上述したように、ミラー3の回転位置を0度又は90度に固定した状態でホール素子を用いた制御によりZ軸方向のOISが行われる。
上記から明らかなように、ミラー3は、OISに加えて両面カメラモードの光路を切り替えに用いることができるため、OIS等の機能をコンポーネントのための大きなスペースを必要とせずに簡素な構成で実施できる。
ミラー3を含む上述の光学系はサブシャーシ2に取り付けられる。このサブシャーシ2がメインシャーシ1に対して動かされると、フロントサイドカメラモードに関連するポップアップが有効になる。サブシャーシ2は、X軸方向における一方側の側面に軸受部29を、他方の側の側面にガイド部30を含む。軸受部29はメインシャーシ1に設けられ、Y軸方向に延びるメインシャフト8と摺動可能に係合する。ガイド部30は、Y軸方向に延びるガイドレール(図示せず)と摺動可能に係合する。すなわち、サブシャーシ2は、メインシャフト8及びガイドレールを介してメインシャーシ1に支持され、Y軸方向に可動である。
サブシャーシ2の軸受部29が係合するメインシャフト8は、メインシャーシ1のそれぞれの支持部によって支持される両端を有する。光学系の後ろで、センサ側の2つの支持部のうちの支持部と、軸受部29との間にバネ22が配置されて、軸受部29を光学系の前方の方に垂直に付勢する。軸受部29は、軸受部29がバネ22と接触する部分と反対側でY軸方向に延びる送りねじ9にねじ込まれたナット23に当接する。存在するバネ22の弾性は、ポップアップ位置にあるポップアップユニット102を押してスマートフォン内に戻すためにユーザが誤って加えた力を吸収するため、他の部材への影響を低減できる。
送りねじ9の回転駆動は、駆動源として機能する圧電型アクチュエータ21を用いて行われる。具体的には、アクチュエータ21は、アクチュエータ21を取り囲むバネ24によってロータ25に当接させられる。次に、アクチュエータ21を膨張/収縮させるために高周波電圧が印加され、それによりアクチュエータ21の遠位端に取り付けられた金属チップが楕円運動を行い、金属チップとロータ25との間の摩擦によりロータ25を回転させる。印加される電圧の位相関係を変化させることにより、ロータ25を逆回転させることができる。ロータ25の回転により同軸の第1のギア26を回転させ、この回転が第1のギア26と係合する第2のギア27を回転させる。送りねじ9の一端は第2のギア27に固定され、それにより送りねじ9の回転が可能となる。上述の構成では、送りねじ9を所定の方向に回転させると、ナット23がY軸の正方向に進むため、バネ22によって付勢された軸受部29は、ナット23と当接しながらY軸の同じ正方向に動くことができる。したがって、サブシャーシ2はY軸の正方向に移動できる。ロータ25を逆回転させることでサブシャーシ2をY軸の負方向に動かすことができる。その結果、ポップアップユニット102は、スマートフォン100の上部を介してポップアップできるとともにスマートフォン100内に入れることができる。
図7は、本実施形態のスマートフォン100の駆動制御のための構成を主に示すブロック図である。
本実施形態のスマートフォン100は、データ処理と、スマートフォン100内の個々のコンポーネントの動作の制御とを行う処理ユニット111を含む。ROM112及びRAM113は、処理ユニット111が処理及び制御を行うときに用いられる記憶ユニットである。スマートフォン100は表示装置114及び入力装置115も含み、前面101Aの表示部への表示及び表示部を介した入力処理を行う。
カメラユニット180は、個々のユニットの上述の駆動を制御する駆動ユニットを含む。すなわち、ズームレンズ群駆動ユニット181は、処理ユニット111の制御下でズームレンズ群10の上述の駆動を制御し、AFレンズ群駆動ユニット182は同様に、処理ユニット111の制御下でAFレンズ群15の上述の駆動を制御する。ミラー駆動ユニット183は、図5、図6A及び図6Bを参照して上述したように、ミラー3の回転を制御する。また、AF/ズームシャーシ駆動ユニット184は、AF/ズームシャーシ17の上述の動作を制御し、サブシャーシ駆動ユニット185はサブシャーシ2の上述の動作を制御する。
本開示は撮像装置及び情報端末に関し、より具体的には、ズーム機能及びオートフォーカス(AF)機能を実現するための駆動機構に関する。
スマートフォン等の携帯情報端末は、カメラ(撮像装置)として機能する撮像機能を多くの場合含む。この撮像機能は、レンズ等を駆動及び操作することにより、要求されるズーム機能及びAF機能を実現する。
携帯情報端末のそれぞれは、そのケースの厚さに制限されているため、あまりスペースを取らない簡素な構造を有する機構によって撮像機能が実施されることが望ましい。撮像機能のための駆動機構を構成するアクチュエータが低消費電力であることも望ましい。
本開示の目的は、構成が簡素であり、駆動機構が低消費電力な撮像装置及び情報端末を提供することである。
本発明は、その第1の態様で、第1のレンズ群と、第1のレンズ群を透過した光が通過する第2のレンズ群と、第1のレンズ群と摩擦係合し、第1のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で第2のレンズ群と摩擦係合する第1の駆動シャフトと、第1の駆動シャフトを伸縮させるために第1の駆動シャフトの一端部に固定される第1の圧電素子と、第2のレンズ群と摩擦係合し、第2のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で第1のレンズ群と摩擦係合する第2の駆動シャフトと、第2の駆動シャフトを伸縮させるために第2の駆動シャフトの一端部に固定される第2の圧電素子と、第1のレンズ群及び第2のレンズ群を透過した光を受信するセンサと、を含む撮像装置を提供する。
本発明は、その第2の態様で、レンズ群と、レンズ群を透過した光を受信するセンサと、入射光をレンズ群の方に反射させるミラーと、ミラーの反射位置で振動を起こすことによって、レンズ群の光軸に直交する方向のコンポーネントに対して光学式手ぶれ補正を行う制御ユニットと、を含む撮像装置を提供する。
図1Aは、本発明の一実施形態に係るスマートフォンをその背面から示す斜視図である。 図1Bは、本発明の実施形態に係るスマートフォンをその前面から示す斜視図である。 図2(a)は、本発明の実施形態に係るスマートフォンの内部機構を示す平面図であり、図2(b)は、その側面図である。 図3は、ミラー側の磁石とサブシャーシ側のコイルとの配置関係を示す図である。 図4は、コイルが取り付けられるコア部材を示す図である。 図5は、ミラーの回転駆動におけるコイルへの電流供給によるコアアームの磁極の変化を示す図である。 図6Aは、ミラーの回転を検出するホール素子の波形を示す図である。 図6Bは、ミラーの回転を検出するホール素子の波形を示す図である。 図7は、本実施形態のスマートフォンの駆動制御のための構成を主として示すブロック図である。
以下では、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1A及び図1Bは、本発明の一実施形態に係る撮像装置(カメラ)として機能するスマートフォンを示す斜視図であり、図1Aはスマートフォンをその背面から見た図、図1Bはスマートフォンをその前面から見た図を示す。
これらの図面において、スマートフォン100は、カメラ(撮像装置)として機能する撮像機構を含む。より具体的には、スマートフォン100の背面101Bに開口103が設けられ、開口103を塞ぐようにレンズが設けられている。開口103内にはミラー3が設けられ、開口103を通って入射する光の方向がミラー3によって変更されるため、その光がスマートフォン100内に設けられた撮像機構の光学系に入射する。ここで、ユーザは、背面101Bを被写体に向けながら、所定の撮像ボタンを操作することによって撮像を行うことができる。さらに、図1Bに示すように、ミラー3は、ポップアップユニット102を介してスマートフォン100の上部からポップアップできるように構成されている。ポップアップユニット102の開口には、開口を塞ぐためにレンズが設けられている。ミラー3は、ポップアップユニット102がポップアップするにつれて、図1Aに示す状態から90度回転する。これにより、ユーザは、被写体に向けられた前面101Aで撮像を行うことができる。このように、本実施形態に係るスマートフォン100は、被写体に向けられた背面101B又は前面101Aのいずれかで撮像を行うことができる。加えて、ミラー等のために設けられたポップアップ機構は、前面101Aのほぼ全体が表示スクリーンとして機能することを可能にする。すなわち、表示スクリーンの一部にレンズ等の結像のための入射光路を設ける必要がないため、表示スクリーンの配置及びサイズが制限されない。
図2(a)及び図2(b)はそれぞれ、本発明の実施形態に係るスマートフォン内のカメラ(撮像)機能の構成を示す平面図及び側面図である。
本実施形態に係るカメラ機構は、ズームレンズ群10と、オートフォーカス(以下、「AF」と呼ぶ)レンズ群15と、アパーチャシステム16と、センサ18と、被写体からの光をこれらのレンズ群を介してセンサ18にガイドするミラー3とを概して含む。ズームレンズ群10及びAFレンズ群15は、AF/ズームシャーシ17にそれらの駆動部品と共に設けられている。ミラー3及びセンサ18はサブシャーシ2に設けられている。AF/ズームシャーシ17はサブシャーシ2上に可動に設けられている。さらに、サブシャーシ2はメインシャーシ1に対して可動に設けられている。メインシャーシ1は、本実施形態のスマートフォン100のシャーシの一部を構成する。本実施形態におけるズームレンズ群10及びAFレンズ群15はそれぞれ複数のレンズで構成されているが、レンズ群の双方又は一方はカメラの仕様に応じて単一のレンズで構成されてもよい。
本実施形態のスマートフォンは、図1A、図1Bを参照して上述したように、リアサイドカメラモード及びフロントサイドカメラモードを有する。リアサイドカメラモードでは、図2(b)に示すように、ミラー3の回転位置は、スマートフォンの背面から入射した光がレンズ群にガイドされるように開口103を介して反射される(図1A)角度に設定される。他方で、フロントサイドカメラモードでは、サブシャーシ2がポップアップ位置に動かされ、ミラー3の回転位置は、スマートフォンの前面から入射した光がレンズ群にガイドされるようにポップアップユニット102を介して反射される(図1B)角度に設定される。
AF/ズームシャーシ17に設けられるズームレンズ群10及びAFレンズ群15のための駆動機構は以下の通りである。
ズームレンズ群10の一端は、移動支持部151を介して駆動シャフト141(第1の駆動シャフト)によって支持される。移動支持部151及び駆動シャフト141は、所定の摩擦力で摩擦係合する。より具体的には、移動支持部151はV字状の断面を有し、その内面は、2点で駆動シャフト141と線接触している。同時に、平ばね(図示せず)が駆動シャフト141に当接し、その弾性力により駆動シャフト141を移動支持部のV字状の内面に押し付ける。この押し付けによって所定の摩擦力がもたらされる。X軸方向においてズームレンズ群10の一端と反対側のズームレンズ群10の端部は、支持部161を介して駆動シャフト142(第2の駆動シャフト)上で支持されている。支持部161及び駆動シャフト142は、AFレンズ群15の移動支持部152と駆動シャフト142との係合における摩擦力よりも小さい摩擦力で互いに係合している。具体的には、支持部161はU字状の断面を有し、駆動シャフト142は、わずかな隙間を形成する嵌合公差でU字状の内面と係合する。なお、移動支持部151及び支持部161の断面形状は、当然ながら前述の形状に限定されず、支持部161と駆動シャフト142との間の摩擦力が移動支持部151と駆動シャフト141との間の摩擦力よりも小さい限り、任意の形状をとってもよいのは当然である。また、支持部162と駆動シャフト141との係合関係及び対応する移動支持部152と駆動シャフト142との係合関係にも、上述したのと同じ係合関係が適用される。
ズームレンズ群10では、重り121が駆動シャフト141の一端に取り付けられ、圧電素子131(第1の圧電素子)の一端がこの重り121に固定される。さらに、駆動シャフト141の一端は圧電素子131の他端に固定される。重り121は、可撓性接着剤により垂直シャーシ171に接続されている。その結果、重り121は、圧電素子131の駆動ベースの変形の方向及び範囲で自由に移動できる。駆動シャフト141の他端は垂直シャーシ172によって摺動可能に保持されている。なお、重り121の動作の構成は、前述の接着剤に限定されず、重り121が所定の範囲内で自由に移動できる限り、任意の形態をとってもよい。
AFレンズ群15は、前述のズームレンズ群10の駆動機構と同様の駆動機構も含む。すなわち、AFレンズ群15の一端は、移動支持部152を介して駆動シャフト142によって支持されている。移動支持部152及び駆動シャフト142は、駆動シャフト142と接触する平ばね(図示せず)によって、上述したようにV字状の断面を有する移動支持部152の方に駆動シャフト142を付勢することによって互いに摩擦係合している。さらに、X軸方向においてAFレンズ群15の一端と反対側のAFレンズ群15の端部は、支持部162を介して駆動シャフト141上に支持されている。上述したように、支持部162及び駆動シャフト141は、駆動シャフト141と支持部162のU字状の断面との間にわずかな隙間を形成する許容によって互いに係合する。
AFレンズ群15では、重り122が駆動シャフト142の一端に取り付けられ、圧電素子132(第2の圧電素子)の一端がこの重り122に固定される。さらに、駆動シャフト142の一端は圧電素子13の他端に固定される。重り122は、可撓性接着剤により垂直シャーシ172に接続されている。駆動シャフト142の他端は垂直シャーシ171によって摺動可能に保持されている。
ズームレンズ群10及びAFレンズ群15の駆動機構による駆動の原理は、スムーズインパクト駆動機構(以下、「SIDM」という)と呼ばれるものに基づく。以下は、ズームレンズ群10を駆動する原理の説明である。圧電素子131に電圧を印加することで圧電素子131を膨張方向に駆動させることで駆動シャフト141が比較的ゆっくり動かされると、移動支持部151は駆動シャフト141との摩擦係合により、駆動シャフト141と共に移動する。次に、圧電素子131は反対方向に、すなわち圧電素子の収縮方向に駆動されるため、駆動シャフト141が素早く移動し、移動支持部151の慣性と駆動シャフト141aとの動的摩擦との関係により、移動支持部151をその位置で留まらせる。駆動シャフト141の前述の低速移動及び高速移動を繰り返すことにより、移動支持部151、ひいてはズームレンズ群10をY軸の負方向に移動させることができる。膨張及び収縮の移動速度を前述の移動速度関係と反対の関係にさらに設定することで、ズームレンズ群10をY軸の正の方向に移動させることができる。
本実施形態によれば、ズームレンズ群10及びAFレンズ群15の駆動は次のように行われる。ズームレンズ群10の動きとAFレンズ群15の動きと互いにを接続することにより、AFモード及びズームモードが行われる。例えば、ズーム倍率で被写体に焦点を合わせた状態で、被写体を変えて同じ倍率で焦点合わせをする場合、AFレンズ群15が焦点合わせのために動かされる。次に、焦点位置の変更によりズームレンズ群10が動かされる。さらに、被写体を変えずにズーム倍率を変更する場合、ズームレンズ群10の移動に伴って焦点位置が変わるため、AFレンズ群が動かされる。上述したように、ズームレンズ群10及びAFレンズ群15は、AFモード及びズームモードのいずれかにおいて対応する圧電素子131、132によって駆動される。本実施形態によれば、それぞれの圧電素子の駆動周波数は、約200KHz~約300KHzの範囲でそれぞれ適切な周波数に設定される。
AFレンズ群15とズームレンズ群10とが互いに接続される動作では、支持部161、162と対応する駆動シャフト142、141との係合関係のそれぞれに所謂「ディザリング効果」が生じる。より具体的には、上述の2つのレンズ群の接続動作によって、それぞれの駆動シャフトが振動しながら動かされるため、対応する支持部161、162とそれぞれの駆動シャフトとの係合が動的摩擦の係合となる。そのため、係合による抵抗は小さくなる。その結果、AFレンズ群15及びズームレンズ群10の駆動源である圧電素子131、132の駆動力は小さくなるため、電力消費を低減できる。
なお、AFレンズ群15及びズームレンズ群10のいずれも動かされていない場合でも、ディザリング効果が起こり得る。駆動シャフトは、動かされていないレンズ群を動かすための駆動シャフトが、対応する圧電素子によって数KHzの正弦曲線で振動されるアイドリング状態になり得る。このアイドル状態は、移動中のレンズ群の支持部と振動された駆動シャフトとの間でディザリング効果を生じさせることを可能にする。
さらに、上述の実施形態では、圧電素子131、132の駆動周波数は約200KHz~約300KHzの範囲の値に設定されるが、当然ながら駆動周波数はこれらの値に限定されない。2つの圧電素子のそれぞれの駆動周波数は、撮像装置又はスマートフォンの仕様及び製品形状等の条件に応じて変更してもよく、2つのレンズ群の接続動作及び2つのレンズ群間でのディザリング効果をもたらす値にしたがって決定され得る。
前述の説明はズームレンズ群及びAFレンズ群の駆動に関連するが、当然ながら2つのレンズ群(第1のレンズ群及び第2のレンズ群)はズームレンズ群及びAFレンズ群に限定されない。前述の構成及び駆動方法は、対象レンズ群が、接続駆動される、カメラ機構を構成するレンズ群のうちの2つである限り、任意の種類のレンズ群に適用できる。
アパーチャシステム16は、光軸に沿ってAFレンズ群15の前方に設けられ、2つのレベルのアパーチャサイズでアパーチャを調整する。
上述した光学系が設置されるAF/ズームシャーシ17の後ろ側に磁石11が設けられる。コイル20は、コイル20が磁石11に面することができる位置でサブシャーシ2に設けられる。AF/ズームシャーシ17は、3つのボール4を通じてサブシャーシ2に対して移動に設けられている。この構成は、後述する光学式手ぶれ補正(以下「OIS」という)を実施できる。
センサ18は、上述した光学系の背面に光学系の光軸に沿って配置される。このセンサ18は、サブシャーシ2に固定されたセンサホルダ19によって保持される。
上述したように、ミラー3は、リアサイドカメラモード及びフロントサイドカメラモードとの間でその回転位置を変更する。ミラー3は、後述するように、OISのために回転方向で振動動作を行う。以下では、このミラー3を駆動するための機構を示す。
ミラー3は、サブシャーシ2に設けられた支持部201(図2(b)に図示せず)によって、X軸に平行な軸を中心として回転可能に保持される。ミラー3の1つの側面に円盤状のヨーク5が取り付けられ、ヨーク5には磁石6が取り付けられている。これにより、ミラー3及び磁石6は共に回転できる。サブシャーシ2には、ミラー3の磁石6に面する位置にコイル7が設けられている。
図3は、ミラー3側の磁石6及びサブシャーシ2側のコイル7の配置関係を示す図であり、図4は、コイル7が取り付けられるコア部材70を示す図である。
図3に示すように、磁石6は12個のN極磁化部6Aと12個のS極磁化部6Bとを有含む。図3及び図4に示すように、コイル7は、コア部材70のコアアーム71と78との間に形成された溝を通過するように巻かれた2種類のコイル7A、7Bを含む。具体的には、コイル7A及びコイル7Bは90度の位相差でコア部材70に配置されている。加えて、両方のコイル7A、7Bは全て磁石6の周囲に配置されている。これらのコイルの入力側端子及び出力側端子(いずれも図示せず)は所定の位置に設けられている。なお、コイル7A及び7Bは、コイル基板の2つの層のそれぞれに存在する。したがって、コイル7A、7Bを流れる電流は互いに干渉しない。
図5は、ミラー3の回転駆動においてコイル7への電流供給によるコアアームの磁極の変化を示す図である。ミラー3の回転角度が0度(初期状態)の場合、コイル7A、7Bへの電流供給はコアアーム71~78の磁極をN、S、・・・N及びSに設定する。コイル7A、7Bへの電流供給はこの状態から、コアアーム71~78の磁極をS、N、・・・S及びNに設定するように制御されるため、ミラー3は時計回り(CW)に15度回転する。同様に、コアアーム71~78の磁極を変化させることで、ミラー3を30度、45度、60度、75度、90度回転させることができる。そのような回転位置で、磁石6のN極又はS極がコアアーム71~78に直接面する場合、回転位置は磁気的に安定な点になる。その状態ではコイル7A及び7Bへの電流供給が遮断されるため、コイル7に対する磁石6の位置、ひいてはそれに対するミラー3の位置が固定される。本実施形態によれば、ミラー3の回転角度が0度の固定点のうちの所定の固定点でのモードをリアサイドカメラモードと呼び、ミラー3の回転角度が90度の固定点のうちの所定の固定点でのモードをフロントサイドカメラモードと呼ぶ。フロントサイドカメラモードからリアサイドカメラモードへの移行時に、ミラー3はミラー3の回転位置を変更するために反時計回り(CCW)に回転させる。
図6A及び図6Bは、ミラー3の前述の回転を検出するホール素子28A及び28Bの波形を示す図である。図6Aは、ミラー3が時計回りに回転された場合にホール素子28A及び28Bが検出する波形及びそれらの検出された波形の組み合わせを示し、図6Bはミラー3が反時計回りに回転された場合にホール素子28A及び28Bが検出する波形及びそれらの検出された波形の組み合わせを示す。本実施形態では、ホール素子28A及びホール素子28Bは、90度の等価電気角で互いに離れた位置に配置されている。
ミラー3が時計回りに又は反時計回りに回転しているかは、組み合わされた波形28Cとホール素子28A及び28Bによって検出される波形との間の位相差によって判定される。さらに、ホール素子が磁石6の極を通過する回数をカウントできる。すなわち、ホール素子28Aによって検出された波形が「0」を越える回数により回転角度を検出できる。
本実施形態によれば、OISはミラー3の駆動を用いることにより行われる。すなわち、ミラー3を0度又は90度の位置又はリアサイドカメラモード又はフロントサイドカメラモードのそれぞれの回転位置に固定することにより、ホール素子28Aを用いることでZ軸方向のOISを制御できる。より具体的には、コイル7に電流を供給することによりミラー3(磁石6)を回転させ、ミラー3の回転位置がホール素子28Aによって検出される。ホール素子28Aによって検出されるミラー3の回転位置の範囲が図6(a)に示すサーボ領域に設定されることを条件として、この範囲内でミラー3(磁石6)を回転(振動)させることによりZ軸方向のOISを行うことができる。以下にサーボ領域の例を示す。ホール素子28Aによって検出されるサイズが3.5mmの場合、磁極あたりの開口角度は360/24であり、15度である。この角度は距離の観点で0.46nmであるため、マージン70%の条件で線形を保証するサーボ領域の範囲は0.32mmとなる。すなわち、この領域が±0.16mmであるとした場合、OISは角度の観点で±5.2度の範囲内で制御できる。このサーボ制御の範囲の例では、ミラー3の反射点からセンサ18までの距離が10mmであるとしたばあい、センサ18上の光スポットの移動距離は約1.835343446mmである。この値は、通常のOISにおける光スポットの150μmの移動距離に比べて十分なマージンを有する。
再び図2(a)及び図2(b)を参照して、OISの構成を説明する。X軸方向のOISは、AF/ズームシャーシ17をX軸に沿った方向に動かすことによって行うことができる。具体的には、AF/ズームシャーシ17は、センサ18によって検出された画像に基づいて、サブシャーシ2に設けられたコイル20への電流供給を制御することによって、X軸方向に必要な距離動かされる。これにより、X軸方向のOISの実行が保証される。さらに、上述したように、ミラー3の回転位置を0度又は90度に固定した状態でホール素子を用いた制御によりZ軸方向のOISが行われる。
上記から明らかなように、ミラー3は、OISに加えて両面カメラモードの光路を切り替えに用いることができるため、OIS等の機能をコンポーネントのための大きなスペースを必要とせずに簡素な構成で実施できる。
ミラー3を含む上述の光学系はサブシャーシ2に取り付けられる。このサブシャーシ2がメインシャーシ1に対して動かされると、フロントサイドカメラモードに関連するポップアップが有効になる。サブシャーシ2は、X軸方向における一方側の側面に軸受部29を、他方の側の側面にガイド部30を含む。軸受部29はメインシャーシ1に設けられ、Y軸方向に延びるメインシャフト8と摺動可能に係合する。ガイド部30は、Y軸方向に延びるガイドレール(図示せず)と摺動可能に係合する。すなわち、サブシャーシ2は、メインシャフト8及びガイドレールを介してメインシャーシ1に支持され、Y軸方向に可動である。
サブシャーシ2の軸受部29が係合するメインシャフト8は、メインシャーシ1のそれぞれの支持部によって支持される両端を有する。光学系の後ろで、センサ側の2つの支持部のうちの支持部と、軸受部29との間にバネ22が配置されて、軸受部29を光学系の前方の方に垂直に付勢する。軸受部29は、軸受部29がバネ22と接触する部分と反対側でY軸方向に延びる送りねじ9にねじ込まれたナット23に当接する。存在するバネ22の弾性は、ポップアップ位置にあるポップアップユニット102を押してスマートフォン内に戻すためにユーザが誤って加えた力を吸収するため、他の部材への影響を低減できる。
送りねじ9の回転駆動は、駆動源として機能する圧電型アクチュエータ21を用いて行われる。具体的には、アクチュエータ21は、アクチュエータ21を取り囲むバネ24によってロータ25に当接させられる。次に、アクチュエータ21を膨張/収縮させるために高周波電圧が印加され、それによりアクチュエータ21の遠位端に取り付けられた金属チップが楕円運動を行い、金属チップとロータ25との間の摩擦によりロータ25を回転させる。印加される電圧の位相関係を変化させることにより、ロータ25を逆回転させることができる。ロータ25の回転により同軸の第1のギア26を回転させ、この回転が第1のギア26と係合する第2のギア27を回転させる。送りねじ9の一端は第2のギア27に固定され、それにより送りねじ9の回転が可能となる。上述の構成では、送りねじ9を所定の方向に回転させると、ナット23がY軸の正方向に進むため、バネ22によって付勢された軸受部29は、ナット23と当接しながらY軸の同じ正方向に動くことができる。したがって、サブシャーシ2はY軸の正方向に移動できる。ロータ25を逆回転させることでサブシャーシ2をY軸の負方向に動かすことができる。その結果、ポップアップユニット102は、スマートフォン100の上部を介してポップアップできるとともにスマートフォン100内に入れることができる。
図7は、本実施形態のスマートフォン100の駆動制御のための構成を主に示すブロック図である。
本実施形態のスマートフォン100は、データ処理と、スマートフォン100内の個々のコンポーネントの動作の制御とを行う処理ユニット111を含む。ROM112及びRAM113は、処理ユニット111が処理及び制御を行うときに用いられる記憶ユニットである。スマートフォン100は表示装置114及び入力装置115も含み、前面101Aの表示部への表示及び表示部を介した入力処理を行う。
カメラユニット180は、個々のユニットの上述の駆動を制御する駆動ユニットを含む。すなわち、ズームレンズ群駆動ユニット181は、処理ユニット111の制御下でズームレンズ群10の上述の駆動を制御し、AFレンズ群駆動ユニット182は同様に、処理ユニット111の制御下でAFレンズ群15の上述の駆動を制御する。ミラー駆動ユニット183は、図5、図6A及び図6Bを参照して上述したように、ミラー3の回転を制御する。また、AF/ズームシャーシ駆動ユニット184は、AF/ズームシャーシ17の上述の動作を制御し、サブシャーシ駆動ユニット185はサブシャーシ2の上述の動作を制御する。

Claims (8)

  1. 第1のレンズ群と、
    前記第1のレンズ群を透過した光が通過する第2のレンズ群と、
    前記第1のレンズ群と摩擦係合し、前記第1のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で前記第2のレンズ群と摩擦係合する第1の駆動シャフトと、
    前記第1の駆動シャフトを伸縮させるために前記第1の駆動シャフトの一端部に固定される第1の圧電素子と、
    前記第2のレンズ群と摩擦係合し、前記第2のレンズ群との摩擦力よりも小さい摩擦力で前記第1のレンズ群と摩擦係合する第2の駆動シャフトと、
    前記第2の駆動シャフトを伸縮させるために前記第2の駆動シャフトの一端部に固定される第2の圧電素子と、
    前記第1のレンズ群及び前記第2のレンズ群を透過した光を受信するセンサと、
    を含む撮像装置。
  2. 前記第1の圧電素子を駆動して、前記第1の駆動シャフトを前記第1の圧電素子が伸縮する方向のそれぞれに動かすことによって前記第1のレンズ群が動かされた場合に、前記第2の駆動シャフトが前記第1の駆動シャフトの動きに関連して動かされるようにするために、前記第2の圧電素子は前記第2の駆動シャフトが前記第2の圧電素子が伸縮する方向のそれぞれに動かされるよう駆動され、前記第2の圧電素子を駆動して、前記第2の駆動シャフトを前記第2の圧電素子が伸縮する方向のそれぞれに動かすことによって前記第2のレンズ群が動かされた場合に、前記第1の駆動シャフトが前記第2の駆動シャフトの動きに関連して動かされるようにするために、前記第1の圧電素子は前記第1の駆動シャフトが前記第1の圧電素子が伸縮する方向のそれぞれに動かされるよう駆動される、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1のレンズ群、前記第2のレンズ群、前記第1の駆動シャフト、前記第1の圧電素子、前記第2のレンズ群及び前記第2の圧電素子が取り付けられるレンズ群支持部をさらに含み、
    前記レンズ群支持部は、前記センサに対して可動に設けられている、請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 入射光を前記第1のレンズ群の方に反射するミラーであって、前記撮像装置の前面及び背面から入射する光を該ミラーの回転位置を変更することによって前記第1のレンズ群の方に向ける、ミラーをさらに含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置は、前記第1のレンズ群の動きによってズーム機能を呈し、前記第2のレンズ群の動きによってオートフォーカス機能を呈し、前記レンズ群支持部の動きによって前記第1のレンズ群及び前記第2のレンズ群の光軸に直交する方向のコンポーネントに対する光学式手ぶれ補正機能を呈し、前記ミラーの反射位置で振動をもたらすことによって、前記光軸に直交し且つ前記センサの表面と平行な方向のコンポーネントに対する光学式手ぶれ補正機能を呈する、請求項4に記載の撮像装置。
  6. レンズ群と、
    前記レンズ群を透過した光を受信するセンサと、
    入射光を前記レンズ群の方に反射させるミラーと、
    前記ミラーの反射位置で振動を起こすことによって、前記レンズ群の光軸に直交する方向のコンポーネントに対して光学式手ぶれ補正を行う制御ユニットと、
    を含む撮像装置。
  7. 前記ミラーは、前記ミラーの回転位置を変更することによって、前記撮像装置の前面及び背面から入射する光を前記レンズ群の方に向ける、請求項6に記載の撮像装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の撮像装置を含む情報端末。
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