JP2022501327A - イミダゾキノリン化合物およびその使用 - Google Patents

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Abstract

本明細書で提供されるのは、トール様受容体7および8(TLR7/8)のアゴニストであるイミダゾキノリン誘導体、またはその薬学的に許容される塩である。また、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供された前記イミダゾキノリン誘導体、またはその薬学的に許容される塩を含む、組成物および医薬組成物である。また、本明細書で提供されるのは、ウイルス性、癌、およびアレルギー性疾患などの様々な疾患を治療するために、本明細書において提供された、治療上有効量の前記イミダゾキノリン誘導体またはその薬学的に許容される塩を対象に投与することによる、それを必要とする対象における前記イミダゾキノリン誘導体またはその薬学的に許容される塩の使用方法である。【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、2018年9月7日に出願された米国仮特許出願第62/728,556号の利益を主張し、その全内容は参照により本明細書に組み込まれる。
Toll様受容体(TLRs)は、病原体の認識と自然免疫の活性化において基本的な役割を果たす。TLR7およびTLR8は、それぞれトール様受容体7および8であり、ヒトX染色体上で互いに近接している。TLR7およびTLR8はどちらも、HIVおよびHCVなどのウイルスの一本鎖RNAを認識する。TLR7は、全身性紅斑性狼瘡(SLE)などの自己免疫疾患の発症、および抗ウイルス免疫調節において重要な役割を果たすことが示されている。TLR8の遺伝的変異は、最近、肺結核への感受性に関連付けられている。TLR7はヒトとマウスの両方で機能するが、TLR8はヒトでのみ機能し、TLR7の活性を打ち消すと考えられる。免疫応答エンハンサーとしてのTLR7/8アゴニストの利点の1つは、いくつかの細胞タイプの同時的刺激である。TLR7およびTLR8は主に、形質細胞様樹状細胞(pDC)および骨髄樹状細胞(mDC)を含む抗原提示細胞、ナチュラルキラー細胞、マクロファージなどの免疫細胞に発現する。pDCおよびmDCでのTLR7/8の活性化により、I型インターフェロン(IFN)、腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)、およびインターロイキン12(IL−12)が誘導および放出され、これは、癌細胞を殺すための自然免疫および適応免疫の開始にとって重要なステップである。したがって、抗ウイルス化合物および抗腫瘍化合物の両方として、TLR7およびTLR8の小分子アゴニストを開発する必要がある。
本明細書では、イミダゾキノリン誘導体である化合物、またはその薬学的に許容される塩が提供される。前記化合物は、トール様受容体7および8(TLR7/8)のアゴニストである。前記化合物は、ウイルス感染(例:C型肝炎(HCV))、癌(例:HER2陽性がん)、アレルギー性疾患、またはそれらの組み合わせを治療するために、本明細書で提供されるイミダゾキノリン誘導体の治療有効量を対象に投与することによって、それを必要とする対象に使用することができる。
一態様では、本明細書で提供されるのは、式(I)の化合物:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩であり、
ここで、
は、それぞれの存在において、独立して、F、Cl、Br、またはI;
は、−O−(C3−5シクロアルキル)、−O−(C1−3アルキル)、−O−(C1−3ハロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル);および
nは、0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態は、本明細書に記載の化合物を含む医薬剤形を含む。本明細書に記載の化合物または組成物は、TLR7/8を活性化するために使用することができる。抗ウイルス剤および抗癌剤のような、独立した免疫療法剤としての使用に加えて、本明細書に記載の化合物または組成物は、癌ワクチンまたは養子T細胞移植プロトコルにおけるアジュバントとして使用され得る。
いくつかの実施形態は、本明細書に記載の化合物の有効量を、それを必要とする哺乳動物に投与することを含む、TLR7/8アゴニストに関連する疾患または障害を治療する方法を含む。
いくつかの実施形態は、TLR7/8アゴニストに関連する疾患または障害の治療用薬剤の製造における本明細書に記載の化合物の使用を含む。
例15に記載されるようなTLR7/8アゴニストの平均濃度の対時間曲線としてのラットにおけるPKプロファイル。
以下に記載されているのは、本開示で使用される様々な用語の定義である。これらの定義は、個別に、またはより大きな群の一部として、特定の場合に限定されない限り、本明細書および特許請求の範囲を通して使用される用語に適用される。
本明細書で使用される場合、冠詞「a」または「an」は、冠詞の文法的目的語の、1つまたは1つより多い(すなわち、少なくとも1つ)を指す。例として、「要素(an element)」は、1つの要素または1つより多い要素を指す。さらに、用語「含む(including)」、同様に他の形式、例えば「含む(include)」、「含む(includes)」および「含まれた(included)」の使用は、制約的ではない。
本明細書で使用される場合、用語「投与すること(administering)」は、本明細書で提供される化合物を、細胞または対象に、所望の効果を得るために必要に応じて投与することを指す。
本明細書で使用される場合、用語「アルキル」は、それ自体で、または別の置換基の一部として、他の明記のない限り、指定された数の炭素原子(すなわち、C1−3は1から3個の炭素原子を意味する)を有する直鎖状または分岐鎖状の炭化水素を意味し、かつ直鎖状または分岐鎖状の置換基を含む。
本明細書で使用される場合、用語「組成物」または「医薬組成物」は、少なくとも1つの化合物(本明細書に記載されるように有用な)と薬学的に許容される担体の混合物を指す。医薬組成物は、患者または対象への化合物の投与を容易にする。化合物を投与することの複数の技術が当技術分野に存在し、これらに限定されないが、静脈内、経口、エアロゾル、非経口、眼、肺、直腸、皮下、および局所の投与を含む。
本明細書で使用される場合、用語「疾患または障害を制御すること」は、疾患または障害に影響を与えるために、1つ以上のキナーゼの活性を変化させることを指すために使用される。
本明細書で使用される場合、用語「シクロアルキル」は、単環式非芳香族ラジカルを指し、環を形成する原子(すなわち、骨格原子)のそれぞれは炭素原子である。一実施形態では、シクロアルキル基は、飽和または部分的に不飽和である。シクロアルキル基には、3から5個の環原子を有する基(C3−5シクロアルキル)を含む。
本明細書で使用される場合、用語「キナーゼ活性に関連する疾患または障害」は、1つ以上のキナーゼの阻害によって、全体的または部分的に治療可能な、疾患、状態または障害を指す。
本明細書で使用される場合、用語「有効量」、「薬学的に有効な量」または「治療的に有効な量」は、望ましい生物学的結果(この結果は、病気の兆候、症状、または原因の、減少、緩和、またはその両方、またはキナーゼの活性に影響を与え、キナーゼの活性を減少させ、または阻害し、またはキナーゼの活性化を予防すること(例えば、キナーゼ活性の調節)を含む、生物学的システムの他の望ましい変化でありうる)を提供するために、無毒性であるが十分な投与量の薬剤(例えば、本明細書で提供される化合物または組成物)を指す。任意の個々の場合における適切な治療量は、日常的な実験を行って当業者により決定され得る。本明細書で使用されるこれらの用語は、また、これらに限定されないが、ブドウ膜炎、眼圧の低下、またはドライアイを含む動物(ここで、いくつかの実施形態では、動物はヒトである。)において、所望の体内効果をもたらすのに有効な量を指すことができる。
本明細書で使用される場合、用語「添加剤(excipient)」は、医薬組成物の調製に有用な生理学的に適合性のある添加剤を指す。薬学的に許容される担体および添加剤の例は、例えば、Remington Pharmaceutical Science,16th Edに見出すことができる。
本明細書で使用される場合、用語「ハロアルキル」は、1つ以上のフッ素、塩素、臭素、またはヨウ素原子で独立して置換されたアルキル基を指す。いくつかの実施形態において、アルキル基は、独立して、1つ以上のフッ素、塩素、または臭素原子で置換されている。いくつかの実施形態において、アルキル基は、独立して、1つ以上のフッ素または塩素原子で置換されている。
本明細書で使用される場合、用語「対象(subject)」、「患者(patient)」または「個体(individual)」は、ヒトまたはヒト以外の哺乳動物を指す。ヒト以外の哺乳動物には、例えば、哺乳動物などの家畜およびペット(ヒツジ、ウシ属の動物、ブタ、イヌ科の動物、ネコ科の動物、およびネズミ科の哺乳動物など)が含まれる。いくつかの実施形態では、患者、対象、または個体はヒトである。
本明細書で使用される場合、用語「薬学的に許容される」は、前記化合物の生物活性または特性を無効にせず、比較的毒性がない材料を指し、すなわち、前記材料は、望ましくない生物学的効果を引き起こしたり、それが含まれている組成物の成分のいずれかと有害な方法で相互作用したりすることなく個体に投与され得る。
本明細書で使用される場合、用語「薬学的に許容される担体」は、本発明内で有用な化合物を患者内または患者に運搬または輸送することに関与し、意図された機能を実行できるようにする、薬学的に許容される材料、組成物または担体(液体または固体の充填剤、安定剤、分散剤、懸濁剤、希釈剤、賦形剤、増粘剤、溶剤またはカプセル化材料など)を意味する。典型的には、そのような構成体は、ある器官または身体の一部から別の器官または身体の一部に運搬または輸送される。各担体は、製剤の他の成分(本発明内で有用な化合物を含む。)と適合性があり、かつ患者に有害でない、という意味で「許容可能」でなければならない。本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される担体」はまた、本発明内で有用な化合物の活性と適合性があり、かつ患者に生理学的に許容される、ありとあらゆるコーティング剤、抗菌剤および抗真菌剤、および吸収遅延剤などを含む。用語「薬学的に許容される担体」は、本発明内で有用な化合物の薬学的に許容される塩をさらに含み得る。本発明の実施において使用される医薬組成物に含まれ得る、他の追加の成分は、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences(Genaro, Ed., Mack Publishing Co., 1985, Easton, Pa.)に記載されており、参照により本明細書に組み込まれる。「薬学的に許容される担体」は、医薬組成物の調製に有用であり、すなわち、組成物の他の成分と一般に適合性があり、受容者に有害ではなく、生物学的にも別な面でも望ましくないものでもない。「薬学的に許容される担体」には、1以上の担体が含まれる。実施形態は、局所、眼、非経口、静脈内、腹腔内、筋肉内、舌下、経鼻または経口投与のための担体を含む。「薬学的に許容される担体」には、水性分散液を調製するための薬剤、および注射または分散液用の無菌粉末も含まれる。
本明細書で使用される場合、用語「薬学的に許容される塩」は、親化合物の酸または塩基部分がその塩形態に変換されることによって修飾される、本明細書で提供された化合物の誘導体を指す。薬学的に許容される塩の例には、これらに限定されないが、アミンなどの塩基性残基の無機または有機酸塩、カルボン酸などの酸性残基のアルカリまたは有機塩などが含まれる。本明細書で提供される化合物の薬学的に許容される塩には、例えば無毒の無機酸または有機酸から形成される、親化合物の従来の非毒性塩が含まれる。本明細書で提供される化合物の薬学的に許容される塩は、従来の化学的方法によって、塩基性または酸性部分を含む親化合物から合成することができる。一般に、そのような塩は、これらの化合物の遊離酸または塩基形態を、水もしくは有機溶媒中、またはその2つの混合物中で化学量論量の適切な塩基または酸と組み合わせることによって調製することができ、一般に、エーテル、酢酸エチル、エタノール、イソプロパノール、またはアセトニトリルなどの非水性媒体を使用することができる。適切な塩の一覧は、Remington’s Pharmaceutical Sciences, 17th ed.、Mack Publishing Company, Easton, Pa.,1985,p.1418、およびJournal of Pharmaceutical Science,66,2(1977)に記載されており、これらのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本明細書で使用される場合、用語「予防する」または「予防」は、何も起こらなかった場合は障害または疾患の発症がないこと、または障害または疾患の発症がすでにあった場合はさらなる障害または疾患の発症がないことを指す。また、考慮されるのは、障害または疾患に関する症状の一部またはすべてを予防する患者の能力である。
本明細書で使用される場合、用語「治療」または「治療すること」は、疾患、疾患の症状、または疾患が発症する可能性を、癒し、軽減し、取り除き、変更し、救済し、好転させ、改善し、または病気に影響を与えることを目的として、治療薬、すなわち本明細書で提供される化合物を、疾患、疾患の症状、または疾患を発症する可能性がある患者に、または(例えば、診断または体外適用のために)患者から単離された組織または細胞株に適用または投与することを指す。このような治療法は、薬理ゲノム学の分野から得られた知識に基づいて、特別に調整または変更することができる。
化合物
一態様では、本明細書で提供されるのは、イミダゾキノリン誘導体である化合物である。一実施形態では、前記化合物は、表1の化合物、またはその薬学的に許容される塩である。
Figure 2022501327
Figure 2022501327
Figure 2022501327
別の態様では、本明細書で提供されるのは、式(I)の化合物:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩であり、
ここで、
は、それぞれの存在において、独立して、F、Cl、Br、またはI;
は−O−(C3−5シクロアルキルl)、−O−(C1−3アルキル)、−O−(C1−3ハロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル);および
nは、0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、式(I)の化合物は、式(II)の化合物:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、式(I)の化合物は、式(III)の化合物:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、RはF、Cl、Br、またはIである。
いくつかの実施形態において、RはFである。いくつかの実施形態において、RはHまたはFである。いくつかの実施形態において、RはH(すなわちnは0である)である。いくつかの実施形態において、RはH、F、Cl、Br、またはIである。
いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、−O−(C1−3アルキル)、−O−(C1−3モノハロアルキル)、−O−(C1−3ジハロアルキル)、−O−(C1−3トリハロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)である。いくつかの実施形態において、Rは−O−CF、−O−CH−CF、−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチルである。いくつかの実施形態において、ハロアルキルハロゲンは、独立してF、Cl、Br、またはIである。いくつかの実施形態において、ハロアルキルハロゲンはFである。
いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、−O−(C1−3アルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)である。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)である。いくつかの実施形態において、Rは−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチルである。
いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)である。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、およびRはF、Cl、Br、またはIである。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、およびRはHまたはFである。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、およびRはHである。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、およびRはFである。
いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびR1はF、Cl、Br、またはIである。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびRはHまたはFである。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびRはFである。いくつかの実施形態において、Rは−O−(C3−5シクロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびRはHである。
いくつかの実施形態において、Rは−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびRはF、Cl、Br、またはIである。いくつかの実施形態において、Rは−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびRはHまたはFである。いくつかの実施形態において、Rは−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびRはFである。いくつかの実施形態において、Rは−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)、およびRはHである。
いくつかの実施形態において、Rは−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチル、およびRはF、Cl、Br、またはIである。いくつかの実施形態において、Rは−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチル、およびRはHまたはFである。いくつかの実施形態において、Rは−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチル、およびRはHである。いくつかの実施形態において、Rは−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチル、およびRはFである。
いくつかの実施形態において、nは0である。いくつかの実施形態において、nは1である。いくつかの実施形態において、nは2である。いくつかの実施形態において、nは1、2、3、または4である。いくつかの実施形態において、nは0または1である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、前記化合物は:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である。
本明細書に記載の化合物には、1つ以上の原子が、自然界に多く存在する原子と同じ原子番号を有するが、自然界で通常見られる原子質量または質量数と異なる原子質量または質量数を有する原子で置き換えられた、同位体標識化合物も含まれる。本明細書に記載の化合物中に含めるのに適した同位体の例は、これらに限定されないが、H、H、11C、13C、14C、36Cl、18F、123I、125I、13N、15N、15O、17O、18O、32P、および35Sが含まれる。一実施形態では、同位体標識化合物は、薬物および/または基質組織分布研究において有用である。別の実施形態では、重水素などのより重い同位体での置換によって、より大きな代謝的安定性が得られる(例えば、体内半減期の増加または必要な投与量の減少)。さらに別の実施形態では、11C、18F、15Oおよび13Nなどの陽電子放出同位体での置換は、基質受容体占有を調べるための陽電子断層撮像法(PET)研究において有用である。同位体標識化合物は、任意の適切な方法によって、または他の方法で使用される非標識試薬の代わりに適切な同位体標識試薬を使用する製造過程によって調製される。
一実施形態では、本明細書に記載の化合物は、これらに限定されないが、発色団または蛍光部分、生物発光標識、または化学発光標識の使用を含む他の手段によって標識される。
本明細書に記載の化合物は、本明細書に記載の、および、例えば、Fieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis,Volumes1−17(John Wiley and Sons,1991)、Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds,Volumes1−5 and Supplements(Elsevier Science Publishers,1989)、Organic Reactions,Volumes1−40(John Wiley and Sons,1991)、Larock’s Comprehensive Organic Transformations(VCH Publishers Inc.,1989)、March, Advanced Organic Chemistry 4th Ed.,(Wiley 1992)、Carey and Sundberg,Advanced Organic Chemistry 4th Ed.,Vols.A and B(Plenum 2000,2001)、およびGreene and Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis 3rd Ed.,(Wiley 1999)(これらはすべて、そのような開示の参照により組み込まれる)に記載のように、技術および材料を使用して合成される。本明細書に記載の化合物を調製するための一般的な方法は、本明細書に提供される化学式に見られる様々な部分を導入するため、適切な試薬および条件を使用することによって変更される。
また、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供された化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を含む組成物である。
また、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供される化合物を含む医薬組成物である。
方法
別の態様では、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供される化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を対象に投与することを含む、治療を必要とする対象の癌を治療する方法である。いくつかの実施形態では、癌はHER2陽性癌である。
いくつかの実施形態では、癌は、食道、胃、結腸、直腸、膵臓、肺、乳、子宮頸、子宮体、卵巣、膀胱、頭頸部、子宮内膜、骨肉腫、前立腺、神経芽細胞腫、またはそれらの組み合わせである。
別の態様では、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供された化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を対象に投与することを含む、治療を必要とする対象におけるウイルス感染、癌、アレルギー性疾患、またはそれらの組み合わせを治療する方法である。
別の態様では、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供された化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を対象に投与することを含む、治療を必要とする対象におけるウイルス感染を治療する方法である。
別の態様では、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供される化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を対象に投与することを含む、治療を必要とする対象において、癌を治療する方法である。
別の態様では、本明細書に提供されるのは、本明細書に提供された化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を対象に投与することを含む、治療を必要とする対象におけるアレルギー性疾患を治療する方法である。
いくつかの実施形態において、ウイルス感染は、C型肝炎ウイルス(HCV)感染を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に提供されるのは、本明細書に提供された化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)のキナーゼ活性を調節するのに有効な量と細胞を接触させることを含む、細胞におけるキナーゼ活性を調節する方法である。
これらの方法のいくつかの実施形態では、対象はヒトである。
別の態様では、本明細書で提供されるのは、ウイルス感染症、癌、またはアレルギー性疾患の治療のための医薬品の製造における、本明細書で提供された化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)、本明細書で提供された組成物、または本明細書で提供された医薬組成物の使用である。
別の態様では、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供された化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物である。
本明細書で提供される医薬組成物中の有効成分の実際の投与量レベルは、対象に毒性を与えることなく、特定の対象、組成物、または投与方法に対して、所望の治療反応を達成するのに効果的な有効成分の量が得られるように変えることができる。
いくつかの実施形態において、投与の容易さおよび投薬量の均一性のために、単位剤形で化合物を処方することが特に有利である。本明細書で使用される単位剤形は、治療される対象への単一投与量として適した、物理的に別個の単位を指し、各単位は、必要な医薬用ビヒクルと共同して所望の治療効果を生み出すように計算された所定量の治療用化合物を含む。本開示の単位剤形は、(a)治療用化合物の固有の特徴および達成されるべき特定の治療効果、および(b)治療を必要としている対象において、本明細書で言及される疾患の治療のための前記の治療用化合物の配合/処方の技術に固有の制限、によって決定され、それらに直接的に依存する。
一実施形態では、本明細書で提供される化合物または組成物は、1以上の薬学的に許容される添加剤または担体を使用して処方される。一実施形態では、本明細書で提供される医薬組成物は、治療有効量の本明細書で提供された化合物および薬学的に許容される担体を含む。
一実施形態では、本開示は、本明細書で提供される少なくとも1つの治療有効量の化合物を保持する容器、および治療を必要とする対象において本明細書で言及される疾患の1以上の症状を治療するために化合物を使用するための説明書、を含むパッケージ化された医薬組成物を提供する。
本明細書で提供される組成物のいずれかの投与経路には、口、鼻、直腸、膣内、非経口、頬、舌下、局所、または眼内が含まれる。本明細書で提供される使用のための化合物は、眼内、経口または非経口、例えば、経皮、経粘膜(例えば、舌下、舌下、(経)頬、(経)尿道、膣(例えば、経膣および膣周囲)、鼻(内)および(経)直腸)、膀胱内、肺内、十二指腸内、胃内、くも膜下腔内、皮下、筋肉内、皮内、動脈内、静脈内、気管支内、吸入、および局所投与などの任意の適切な経路による投与のために処方され得る。
適切な組成物および剤形には、例えば、ドロップ、タブレット、カプセル、カプレット、ピル、ジェルカプセル、トローチ、分散液、懸濁液、溶液、シロップ、顆粒、ビーズ、経皮パッチ、ゲル、粉末、ペレット、泥漿、薬用キャンディー、クリーム、ペースト、プラスター、ローション、ディスク、坐剤、経鼻または経口投与用の液体スプレー、吸入用の乾燥粉末またはエアロゾル製剤、眼または膀胱内投与用の組成物および製剤などが含まれる。本明細書で提供されるように有用である製剤および組成物は、本明細書に記載される特定の製剤および組成物に限定されないことを理解されたい。
別の態様では、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供される化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を含む、それを必要とする対象への投与に適した剤形である。
別の態様では、本明細書で提供されるのは、本明細書で提供された化合物(すなわち、表1の化合物またはその薬学的に許容される塩)を含む組成物およびその使用説明書を含むキットである。いくつかの実施形態では、前記キットは、さらに、1以上の、注射器、バイアル、または剤形を含む。
当業者は、多数の、本明細書に記載の特定の手順、実施形態、特許請求の範囲、および実施例の均等物を認識し、または単なる実験を行って確認することができる。そのような均等物は、本開示の範囲内であると見なされ、本明細書に添付の特許請求の範囲に含まれる。例えば、これらに限定されないが、当該技術分野において認められている代替および単なる通常の実験の実施と共に、反応時間、反応のサイズまたは量、および実験試薬(溶剤、触媒など)、圧力、大気条件(例えば、窒素雰囲気)、および還元剤または酸化剤を含む反応条件の変更は、本出願の範囲内であることを理解されたい。
値および範囲が本明細書で提供される場合は常に、これらの値および範囲に含まれるすべての値および範囲は、本開示の範囲内に含まれることを意味することを理解されたい。さらに、これらの範囲内にあるすべての値、ならびに値の範囲の上限または下限もまた、本出願によって予期される。
以下の実施例は、本開示の態様をさらに説明する。しかしながら、それらは、本明細書に記載されている教示または本開示を決して制限するものではない。
実施例
以下に示す合成スキームでは、特に明記されていない限り、すべての温度を摂氏で示し、すべての部と百分率を重量で示す。試薬および溶媒を商業的供給業者から購入し、特に明記しない限り、更なる精製を行うとなく使用する。無水テトラヒドロフラン(THF)とN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)を商業的供給元から購入し、受け取ったまま使用する。
以下で説明する反応は、一般に、アルゴンまたは窒素の陽圧下、(特に明記しない限り)周囲温度、無水溶媒中で行われる。ガラス器具はオーブン乾燥または熱乾燥される。反応は、TLCで分析されるかLC−MSで分析され、出発物質の消費量によって判断されて終了する。分析薄層クロマトグラフィー(TLC)は、シリカゲル60、F254、0.25mmプレート(EM Science)でプレコートされたガラスプレート上で行われ、UV光(254nm)または市販のエタノール性リンモリブデン酸と共に加熱されて可視化される。分取薄層クロマトグラフィー(TLC)は、シリカゲル60、F254、0.5mmプレート(20×20cm、市販品)でプレコートされ、UV光(254nm)で可視化されたガラスプレート上で行われる。
反応の仕上げは、通常、反応体積を反応溶媒または抽出溶媒で2倍にし、次に、特に明記しない限り、25体積%の抽出体積を使用して、指示水溶液で洗浄することによって行われる。生成物溶液を無水NaSOまたはMgSOで乾燥させた後、減圧下、ロータリーエバポレーターで溶媒の濾過および蒸発を行い、真空中で溶媒が除去されたことに留意する。カラムクロマトグラフィーは、230−400メッシュのシリカゲルを使用して陽圧下で完了させる。
H−NMRスペクトルおよび13C−NMRは、400MHZで動作する装置バリアンマーキュリー−VX400で記録した。NMRスペクトルは、参照標準(Hで7.27ppm、13Cで77.00ppm)としてクロロホルム、CDOD(Hで3.4および4.8ppmおよび13Cで49.3ppm)、DMSO−dHで2.49ppm)、または内部テトラメチルシラン(Hで0.00ppm)を適切な場合に用いて、CDCl溶液(ppmで報告)として取得される。必要に応じて他のNMR溶媒を使用する。
例1:共通の中間体Aの合成。
Figure 2022501327
例2:共通の中間体Bの合成。
Figure 2022501327
例3:化合物1の合成。
Figure 2022501327
例4:化合物2の合成。
Figure 2022501327
例5:化合物3の合成。
Figure 2022501327
例6:化合物4の合成。
Figure 2022501327
例7:化合物5の合成。
Figure 2022501327
例8:化合物6の合成。
Figure 2022501327
例9:化合物10の合成。
Figure 2022501327
例10:化合物11の合成。
Figure 2022501327
例11:化合物12の合成。
Figure 2022501327
例12:化合物13の合成。
Figure 2022501327
例13:化合物14の合成。
Figure 2022501327
例14:化合物15の合成。
Figure 2022501327
例15:TLR7/8アゴニストPK研究
SPF SDラットを、BioLASCO Taiwan Co.Ltdから購入した。投与前に、動物をランダムに、各群に3匹のオスと3匹のメスからなる、5つの群に割り当てた。使用した動物の体重変動は、各性別で、平均体重の±20パーセント以内の隔たりであった。基本計画は表2に示したとおりである。
Figure 2022501327
血液試料(200−350μL/時点)を、投与前および投与後2分間、5分間、15分間、30分間、1時間、2時間、4時間、6時間、8時間、12時間および24時間で、尾静脈から採取した。K2EDTAを含むチューブに血液試料を収集し、氷上に30分以内で維持した後、血漿採取のために遠心分離(1500−1750×g、15分間、2−8℃)を行った。
液体クロマトグラフィー−直列質量分析を使用して、並行して調査試料の調製および分析を行った。ラット血漿中の濃度判定に続く薬物動態評価において、薬物動態パラメーターを、非区画法でWinNonlin(Pharsight Corporation、バージョン6.3)を使用して計算した。
結果を図1および以下の表3に示す(イタリック体の値は、レシキモド群と比較した場合に有意差(P<0.05)を示した)。レシキモドは、免疫系を活性化するToll様受容体(TLR)アゴニストである。
Figure 2022501327
例16:HEK−Blue hTLR7細胞におけるTLR7/8アゴニスト効力検定
HEK−Blue hTLR7細胞を3×10細胞/ウェルで播種し、9つの濃度の陽性対照(CL264)および3つの化合物(レシキモド、化合物2、化合物3)で処理した。HEK−Blue TLR7細胞は、TLR7刺激後のNF−κB活性化時における胎盤アルカリホスファターゼ(SEAP)の分泌により、TLR7の生物活性を測定するのに役立てることができる。陰性対照として水を使用した。5%CO中37℃で約16時間の培養後、635nmで分光光度計を使用してSEAPを測定した。
用量反応曲線は、4つのパラメーターロジスティック曲線(SigmaPlot、バージョン9.0)に適合した。陽性対照(CL264)および試験化合物について計算したEC50値を、以下の表4に示す(イタリック体の値は、レシキモド群と比較した場合に有意差(P<0.05)を示した)。
Figure 2022501327
例17:HEK−Blue hTLR8細胞におけるTLR7/8アゴニスト効力検定
HEK−Blue hTLR8細胞を3×10細胞/ウェルで播種し、9つの濃度の陽性対照(ssRNA40)および4つの試験品(レシキモド、化合物2、化合物3)で処理した。HEK−Blue hTLR8細胞は、TLR8刺激後のNF−κB活性化時における胎盤アルカリホスファターゼ(SEAP)の分泌により、TLR8の生物活性を測定するのに役立てることができる。陰性対照として水を使用した。5%CO中37℃で約16時間の培養後、635nmで分光光度計を使用してSEAPを測定した。
用量反応曲線は、4つのパラメーターロジスティック曲線(SigmaPlot、バージョン9.0)に適合した。陽性対照(ssRNA40)および試験化合物について計算したEC50値を、以下の表5に示す(イタリック体の値は、レシキモド群と比較した場合に有意差(P<0.05)を示した)。
Figure 2022501327
(付記)
(付記1)
式(I)の化合物:
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩。
(ここで、
は、それぞれの存在において、独立して、F、Cl、Br、またはI;
は、−O−(C3−5シクロアルキル)、−O−(C1−3ハロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル);および
nは、0、1、2、3、または4である。)
(付記2)
前記式(I)の化合物が式(II)の化合物
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記3)
がF、Cl、Br、またはIである、付記1に記載の化合物。
(付記4)
がFである、付記1に記載の化合物。
(付記5)
が−O−(C3−5シクロアルキル)、−O−(C1−3モノハロアルキル)、−O−(C1−3ジハロアルキル)、−O−(C1−3トリハロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)である、付記1に記載の化合物。
(付記6)
が、−O−CF、−O−CH−CF、−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチルである、付記1に記載の化合物。
(付記7)
nが0である、付記1に記載の化合物。
(付記8)
nが1である、付記1に記載の化合物。
(付記9)
nが2である、付記1に記載の化合物。
(付記10)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記11)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記12)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記13)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記14)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記15)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記16)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記17)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記18)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記19)
前記化合物が、
Figure 2022501327
またはその薬学的に許容される塩である、付記1に記載の化合物。
(付記20)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物を含む組成物。
(付記21)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物。
(付記22)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象におけるウイルス感染を治療する方法。
(付記23)
前記ウイルス感染がC型肝炎ウイルス(HCV)感染を含む、付記22に記載の方法。
(付記24)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象の癌を治療する方法。
(付記25)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象におけるヒト上皮成長因子受容体2(HER2)陽性癌を治療する方法。
(付記26)
前記癌が食道、胃、結腸、直腸、膵臓、肺、***、子宮頸部、子宮体、卵巣、膀胱、頭頸部、子宮内膜、骨肉腫、前立腺、または神経芽細胞腫である、付記24または付記25に記載の方法。
(付記27)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象におけるアレルギー性疾患を治療する方法。
(付記28)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物、付記20に記載の組成物、または付記21に記載の医薬組成物の、ウイルス感染症、癌、またはアレルギー性疾患の治療のための医薬品の製造における、使用。
(付記29)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物を含む、治療を必要とする対象への投与に適した剤形。
(付記30)
付記1から19のいずれか1項に記載の化合物およびその使用説明書を含むキット。

Claims (30)

  1. 式(I)の化合物:
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩。
    (ここで、
    は、それぞれの存在において、独立して、F、Cl、Br、またはI;
    は、−O−(C3−5シクロアルキル)、−O−(C1−3ハロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル);および
    nは、0、1、2、3、または4である。)
  2. 前記式(I)の化合物が式(II)の化合物
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  3. がF、Cl、Br、またはIである、請求項1に記載の化合物。
  4. がFである、請求項1に記載の化合物。
  5. が−O−(C3−5シクロアルキル)、−O−(C1−3モノハロアルキル)、−O−(C1−3ジハロアルキル)、−O−(C1−3トリハロアルキル)、−S−(C1−3アルキル)、−S(O)(C1−3アルキル)、または−S(O)(C1−3アルキル)である、請求項1に記載の化合物。
  6. が、−O−CF、−O−CH−CF、−O−シクロプロピル、−S−メチル、−S−エチル、−S(O)−メチル、−S(O)−エチル、−S(O)−メチル、または−S(O)−エチルである、請求項1に記載の化合物。
  7. nが0である、請求項1に記載の化合物。
  8. nが1である、請求項1に記載の化合物。
  9. nが2である、請求項1に記載の化合物。
  10. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  11. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  12. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  13. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  14. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  15. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  16. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  17. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  18. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  19. 前記化合物が、
    Figure 2022501327
    またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物を含む組成物。
  21. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物。
  22. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象におけるウイルス感染を治療する方法。
  23. 前記ウイルス感染がC型肝炎ウイルス(HCV)感染を含む、請求項22に記載の方法。
  24. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象の癌を治療する方法。
  25. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象におけるヒト上皮成長因子受容体2(HER2)陽性癌を治療する方法。
  26. 前記癌が食道、胃、結腸、直腸、膵臓、肺、***、子宮頸部、子宮体、卵巣、膀胱、頭頸部、子宮内膜、骨肉腫、前立腺、または神経芽細胞腫である、請求項24または請求項25に記載の方法。
  27. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物を治療を必要とする対象に投与することを含む、前記対象におけるアレルギー性疾患を治療する方法。
  28. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物、請求項20に記載の組成物、または請求項21に記載の医薬組成物の、ウイルス感染症、癌、またはアレルギー性疾患の治療のための医薬品の製造における、使用。
  29. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物を含む、治療を必要とする対象への投与に適した剤形。
  30. 請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物およびその使用説明書を含むキット。
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