JP2022186152A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増大と大型化を抑制し、ハウジングに対する端子の収容状態を検出することができるコネクタを提供する。【解決手段】ハウジング3と、ハウジング3に端子11を保持するスライドホルダ7と、ハウジング3に対して、端子11の挿入方向後側に組付けられるリヤカバー9とを備えたコネクタ1において、スライドホルダ7を、ハウジング3に対して、ハウジング3に端子11を挿入可能とする仮係止位置と、ハウジング3に収容された端子11に係合される本係止位置との間を移動可能に組付け、リヤカバー9に、ハウジング3に向けて突出された突出部49を設け、突出部49が、スライドホルダ7の仮係止位置でスライドホルダ7と干渉してハウジング3に対するリヤカバー9の組付けを不可とし、スライドホルダ7の本係止位置でハウジング3の内部に挿入されハウジング3に対するリヤカバー9の組付けを可能とした。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタとしては、ハウジングと、ハウジングに組付けられ、ハウジングに収容される端子と係合してハウジングに端子を保持するスライドホルダとしてのリテーナとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。ハウジングの外周には、ハウジングに対する端子の挿入方向に沿って移動可能なカバーが組付けられている。
リテーナは、ハウジングに対して、ハウジングに端子を挿入可能とする仮係止位置と、ハウジングに収容された端子に係合される本係止位置との間を移動可能に組付けられている。カバーは、リテーナの仮係止位置で、リテーナと当接し、ハウジングの外周を移動することができない。一方、カバーは、リテーナの本係止位置で、リテーナと当接することなく、ハウジングの外周を移動することができる。
このようにカバーの移動の可否によって、ハウジングに対する端子の収容状態を検出することができる。このようなコネクタでは、一般的に、ハウジングに対して、端子の挿入方向後側にリヤカバーが組付けられる。リヤカバーは、例えば、ハウジングから引き出される電線をガイドするガイド機能、ハウジングから内部の部材が脱落することを防止する脱落防止機能などを有する。
特開平9-320672号公報
ところで、上記特許文献1のコネクタでは、ハウジングに対する端子の収容状態を検出するために、ハウジングの外周にカバーが組付けられている。このため、カバーのような専用の部材が必要であり、部品点数が増大していた。加えて、ハウジングの外周に、カバーを配置する配置スペースやカバーが移動する移動スペースを確保する必要があり、大型化していた。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、部品点数の増大と大型化を抑制し、ハウジングに対する端子の収容状態を検出することができるコネクタを提供することにある。
本実施形態に係るコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングに組付けられ、前記ハウジングに収容される端子と係合して前記ハウジングに前記端子を保持するスライドホルダと、前記ハウジングに対して、前記端子の挿入方向後側に組付けられるリヤカバーと、を備え、前記スライドホルダは、前記ハウジングに対して、前記ハウジングに前記端子を挿入可能とする仮係止位置と、前記ハウジングに収容された前記端子に係合される本係止位置との間を移動可能に組付けられ、前記リヤカバーには、前記ハウジングに向けて突出された突出部が設けられ、前記突出部は、前記スライドホルダの仮係止位置で前記スライドホルダと干渉して前記ハウジングに対する前記リヤカバーの組付けを不可とし、前記スライドホルダの本係止位置で前記ハウジングの内部に挿入され前記ハウジングに対する前記リヤカバーの組付けを可能とする。
前記突出部は、前記スライドホルダの本係止位置で前記スライドホルダと当接可能に配置され前記スライドホルダの仮係止位置への移動を規制することが好ましい。
前記突出部の前記スライドホルダと反対側には、前記ハウジングの壁部が当接可能に配置されていることが好ましい。
前記ハウジングの壁部の前記突出部と反対側には、前記ハウジングに対する前記リヤカバーの組付状態を保持する組付部が設けられていることが好ましい。
前記リヤカバーには、前記端子に電気的に接続され前記ハウジングの外部に引き出された電線をガイドするガイド部が設けられ、前記突出部は、前記ガイド部に連続して形成されていることが好ましい。
本発明によれば、部品点数の増大と大型化を抑制し、ハウジングに対する端子の収容状態を検出することができるコネクタを提供することができる。
本実施形態に係るコネクタの斜視図である。 本実施形態に係るコネクタのスライドホルダが本係止位置に配置されたときの断面図である。 本実施形態に係るコネクタのスライドホルダが本係止位置に配置され、端子とリヤカバーを組付ける前の正面図である。 本実施形態に係るコネクタのスライドホルダが仮係止位置に配置されたときの断面図である。 本実施形態に係るコネクタのスライドホルダが仮係止位置に配置され、端子とリヤカバーを組付ける前の正面図である。 本実施形態に係るコネクタのハウジングの斜視図である。 本実施形態に係るコネクタのリヤホルダの斜視図である。 本実施形態に係るコネクタのスライドホルダの斜視図である。 本実施形態に係るコネクタのリヤカバーの斜視図である。 本実施形態に係るコネクタのリヤカバーの斜視図である。 本実施形態に係るコネクタのリヤカバーの断面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
図1~図11に示すように、本実施形態に係るコネクタ1は、相手コネクタ(不図示)と嵌合可能となっている。コネクタ1は、ハウジング3と、リヤホルダ5と、スライドホルダ7と、リヤカバー9とを備えている。ハウジング3の内部には、端子11が収容される。
図1~図6に示すように、ハウジング3は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。ハウジング3は、コネクタ1と相手コネクタとの嵌合方向に延出された筐体状に形成されている。ハウジング3の内部には、端子11を収容可能な端子収容室13が複数設けられている。端子収容室13は、コネクタ1と相手コネクタとの嵌合方向に沿って延出されている。複数の端子収容室13には、それぞれ端子11が収容される。
端子11は、導電性材料からなる。端子11は、例えば、コネクタ1と相手コネクタとの嵌合方向に沿って延出されたタブ状の接続部を有する雄型端子からなる。端子11には、被係合部15が周方向に連続して形成されている。被係合部15は、タブ状の接続部より大径に形成されている。端子11は、端子収容室13の外部に引き出される電線17の端末部に電気的に接続されている。電線17は、例えば、電源、機器などに電気的に接続されている。
電線17に電気的に接続された端子11は、ハウジング3の電線17が引き出される開口(リヤカバー9側の開口)から端子収容室13に挿入される。端子収容室13に挿入された端子11は、被係合部15が端子収容室13の区画壁18に当接することによって、それ以上の挿入が規制される。被係合部15が区画壁18に当接した状態では、端子11のタブ状の接続部が、区画壁18に形成された孔を挿通し、端子収容室13の相手コネクタとの嵌合面側の開口に配置される。端子収容室13に収容された端子11は、ハウジング3に組付けられるリヤホルダ5によって端子収容室13に保持される。
図2~図5,図7に示すように、リヤホルダ5は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。リヤホルダ5は、ハウジング3の電線17が引き出される開口側に収容される。リヤホルダ5には、複数の端子収容室13と連通する複数の挿通孔19が設けられている。リヤホルダ5は、端子収容室13に端子11が収容される前の状態で、複数のネジ21を介してハウジング3に固定される。なお、ハウジング3に対するリヤホルダ5の固定は、ネジ21に限らず、例えば、互いに係合する係合手段などであってもよい。リヤホルダ5には、複数の端子収容室13と一致する部分に係止ランス23が設けられている。
係止ランス23は、リヤホルダ5からハウジング3側に向けて延出され、弾性変形可能に形成されている。係止ランス23は、端子収容室13に端子11が挿入されることにより、端子11と摺動し、弾性変形される。弾性変形された係止ランス23は、端子収容室13の正規な位置に端子11が配置されると復元し、端子11の被係合部15に係合される。係止ランス23と被係合部15との係合により、端子収容室13に対する端子11の抜け止めがなされ、端子11が端子収容室13に保持される。なお、係止ランス23は、リヤホルダ5に設けられているが、係止ランス23をハウジング3に設けてもよい。係止ランス23が設けられたリヤホルダ5とハウジング3との間には、スライドホルダ7が配置され、リヤホルダ5がハウジング3からのスライドホルダ7の脱落を防止する。
図2~図5,図8に示すように、スライドホルダ7は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。スライドホルダ7は、ハウジング3とリヤホルダ5との間に配置され、ハウジング3に対する端子11の挿入方向と直交する方向に移動可能となっている。スライドホルダ7には、複数の端子収容室13と連通する複数の挿通孔25が設けられている。スライドホルダ7には、スライドホルダ7からリヤカバー9側に向けて延出された操作部27が設けられている。操作部27は、押圧されることにより、スライドホルダ7を移動させる。スライドホルダ7には、複数の端子収容室13と対応する部分に係合部29が設けられている。係合部29は、スライドホルダ7からハウジング3側に向けて延出されている。
スライドホルダ7は、仮係止位置(図4参照)と本係止位置(図2参照)との間を移動可能となっている。図4,図5に示すように、スライドホルダ7の仮係止位置では、スライドホルダ7の係合部29が、端子収容室13の内部に配置されていない。このため、係合部29と干渉することなく、端子11を端子収容室13に挿入することができる。図2,図3に示すように、スライドホルダ7の本係止位置では、スライドホルダ7の係合部29が、端子収容室13の内部に配置される。このため、端子収容室13に端子11が収容された状態では、係合部29が端子11の被係合部15に係合される。係合部29と被係合部15との係合により、端子収容室13に対する端子11の抜け止めがなされ、端子11が端子収容室13に保持される。加えて、係止ランス23と被係合部15との係合によって、端子収容室13に対して端子11が二重に抜け止めされ、端子11を端子収容室13に安定して保持することができる。スライドホルダ7が収容されたハウジング3には、リヤカバー9が組付けられる。
図1,図2,図4,図9~図11に示すように、リヤカバー9は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。リヤカバー9は、ハウジング3の相手コネクタとの嵌合面と反対側の開口を構成する壁部31の外径より大きな内径を有するように環状に形成されている。リヤカバー9は、端子11の挿入方向後側に位置するハウジング3の壁部31に対して、組付部33を介して組付けられる。
組付部33は、組付孔35と、組付突起37とを有する。組付孔35は、ハウジング3の壁部31の外周側に配置され、ハウジング3からリヤカバー9側に向けて延出され、弾性変形可能に形成された複数の係止片39にそれぞれ設けられている。組付突起37は、リヤカバー9の外面から組付孔35に係合可能に突出され、複数の係止片39に対応してリヤカバー9の外面に複数設けられている。組付部33は、リヤカバー9をハウジング3に組付けるときに、係止片39が組付突起37と摺動して、係止片39が弾性変形される。弾性変形された係止片39は、リヤカバー9がハウジング3の正規な組付位置に配置されると復元し、組付孔35に組付突起37が係合される。組付孔35と組付突起37との係合により、ハウジング3からのリヤカバー9の脱落が防止され、リヤカバー9がハウジング3に組付けられる。組付部33は、ハウジング3とリヤカバー9とに複数(ここでは2つ)設けられている。複数の組付部33は、周方向の間隔が等間隔に設定されている。このため、リヤカバー9をハウジング3に対して、逆向きに組付けることができる。なお、例えば、ハウジング3の壁部31とリヤカバー9とを真円状に形成し、組付部33を周方向等間隔に4つ設けることで、リヤカバー9をハウジング3に対して4つの向きで組付けることができる。
リヤカバー9には、ハウジング3から引き出される複数の電線17をガイドするガイド部41が設けられている。ガイド部41は、第1ガイド43と、第2ガイド45と、第3ガイド47とを有する。第1ガイド43は、複数の電線17のうち最も径の大きい電線17が配置される。第2ガイド45と第3ガイド47とは、第1ガイド43の両側に配置され、複数の電線17うち径の小さい電線17が配置される。ガイド部41に複数の電線17を配置することにより、複数の電線17を、複数の電線17の経路形状に合わせてガイドすることができる。なお、ガイド部41は、複数の電線17を1つの方向に向けてガイドしているが、これに限るものではない。例えば、複数の電線17の経路がそれぞれ異なる場合には、リヤカバー9に複数のガイド部41を設け、それぞれの電線17の経路形状に合わせてガイド部41が電線17をガイドするようにしてもよい。加えて、リヤカバー9をハウジング3に対して、逆向きに組付けることにより、ガイド部41が複数の電線17を逆方向に向けてガイドすることができる。なお、例えば、ハウジング3の壁部31とリヤカバー9とが真円状に形成され、組付部33が周方向等間隔に4つ設けられている場合には、ガイド部41が複数の電線17を4つの方向に向けてガイドすることができる。
リヤカバー9の内部には、リヤカバー9からハウジング3側に向けて延出された突出部49が設けられている。突出部49は、リヤカバー9に複数(ここでは2つ)設けられている。複数の突出部49のうち少なくとも1つの突出部49は、ガイド部41と連続して形成されている。このため、ガイド部41と連続して形成された突出部49は、ガイド部41によって剛性が高められている。なお、ガイド部41が複数設けられ、ガイド部41の位置と突出部49の位置とが一致している場合には、突出部49をガイド部41と連続して形成させればよい。
突出部49は、図2に示すように、スライドホルダ7の本係止位置において、ハウジング3の壁部31とスライドホルダ7の操作部27との間に挿入可能となっている。このため、突出部49をハウジング3の内部に挿入することができ、組付部33において、組付孔35と組付突起37とが係合することができ、リヤカバー9をハウジング3に組付けることができる。このようにスライドホルダ7の本係止位置、すなわち端子11がハウジング3に正常に収容されている状態では、リヤカバー9をハウジング3に組付けることができる。
一方、突出部49は、図4に示すように、スライドホルダ7の仮係止位置において、スライドホルダ7の操作部27と当接するように操作部27に干渉される。このため、突出部49をハウジング3の内部に挿入することができず、組付部33において、組付孔35と組付突起37とが係合することがなく、リヤカバー9をハウジング3に組付けることができない。このようにスライドホルダ7の仮係止位置、すなわち端子11がハウジング3に正常に収容されていない可能性がある状態では、リヤカバー9をハウジング3に組付けることができない。
このように突出部49は、スライドホルダ7の仮係止位置と本係止位置とで、ハウジング3に対するリヤカバー9の組付けの可否を行う。このため、ハウジング3に対するリヤカバー9の組付けの可否によって、ハウジング3に対する端子11の収容状態を検出することができる。
このようにハウジング3に対する端子11の収容状態を検出することができる突出部49をリヤカバー9に設けることにより、専用の部材を必要とすることがなく、部品点数の増大を抑制することができる。また、リヤカバー9は、ハウジング3に対して、端子11の挿入方向後側に組付けられている。このため、ハウジング3の外周に、専用部材の配置スペースや移動スペースを設ける必要がなく、大型化を抑制することができる。
ここで、突出部49は、スライドホルダ7の本係止位置において、スライドホルダ7の操作部27に対して、スライドホルダ7の仮係止位置側への移動方向に対向して配置されている。このため、スライドホルダ7が本係止位置から仮係止位置に移動しようとしたとき、操作部27が突出部49に当接して、スライドホルダ7が移動することができない。このように突出部49でスライドホルダ7の移動を規制することにより、スライドホルダ7が仮係止位置に移動することがなく、端子11をハウジング3に安定して保持することができる。
スライドホルダ7の本係止位置において、突出部49の操作部27と反対側、すなわちスライドホルダ7の仮係止位置側への移動方向には、ハウジング3の壁部31が対向して配置されている。このため、突出部49が操作部27と当接した場合、スライドホルダ7の移動力をハウジング3の壁部31で受けることができる。このようにハウジング3の壁部31を配置することにより、突出部49の剛性を低減することができ、突出部49の構造を簡易化することができる。
加えて、スライドホルダ7の本係止位置において、突出部49と隣接するハウジング3の壁部31の操作部27と反対側、すなわちスライドホルダ7の仮係止位置側への移動方向には、組付部33が配置されている。このため、突出部49が操作部27と当接した場合、スライドホルダ7の移動力を組付部33で受けることができる。このように組付部33を配置することにより、突出部49の剛性をさらに低減することができる。
このようなコネクタ1における組付方法は、まず、ハウジング3に対して、スライドホルダ7とリヤホルダ5とを組付け、スライドホルダ7を仮係止位置に配置する。次に、ハウジング3の複数の端子収容室13に端子11をそれぞれ収容する。次に、操作部27を操作してスライドホルダ7を本係止位置に配置する。そして、ハウジング3に対して、組付部33を介してリヤカバー9を組付ける。このとき、ハウジング3に対するリヤカバー9の組付けの可否によって、ハウジング3に対する端子11の収容状態を検出することができる。
このようなコネクタ1では、リヤカバー9に、ハウジング3に向けて突出された突出部49が設けられている。そして、突出部49は、スライドホルダ7の仮係止位置でスライドホルダ7と干渉してハウジング3に対するリヤカバー9の組付けを不可とする。また、突出部49は、スライドホルダ7の本係止位置でハウジング3の内部に挿入されハウジング3に対するリヤカバー9の組付けを可能とする。
このため、スライドホルダ7の仮係止位置では、ハウジング3に対してリヤカバー9を組付けることができず、ハウジング3に端子11が正常に収容されていない可能性があることを検出することができる。一方、スライドホルダ7の本係止位置では、ハウジング3に対してリヤカバー9を組付けることができ、ハウジング3に端子11が正常に収容されていることを検出することができる。
このようにハウジング3に対する端子11の収容状態を検出することができる突出部49をリヤカバー9に設けることにより、専用の部材を必要とすることがなく、部品点数の増大を抑制することができる。また、リヤカバー9は、ハウジング3に対して、端子11の挿入方向後側に組付けられている。このため、ハウジング3の外周に、専用部材の配置スペースや移動スペースを設ける必要がなく、大型化を抑制することができる。
従って、このようなコネクタ1では、部品点数の増大と大型化を抑制し、ハウジング3に対する端子11の収容状態を検出することができる。
また、突出部49は、スライドホルダ7の本係止位置でスライドホルダ7と当接可能に配置されスライドホルダ7の仮係止位置への移動を規制する。このため、スライドホルダ7の本係止位置において、スライドホルダ7が仮係止位置に移動することがなく、端子11をハウジング3に安定して保持することができる。
さらに、突出部49のスライドホルダ7と反対側には、ハウジング3の壁部31が当接可能に配置されている。このため、スライドホルダ7の本係止位置において、スライドホルダ7と突出部49が当接した場合、スライドホルダ7の移動力をハウジング3の壁部31で受けることができる。従って、突出部49の剛性を低減することができ、突出部49の構造を簡易化することができる。
また、ハウジング3の壁部31の突出部49と反対側には、ハウジング3に対するリヤカバー9の組付状態を保持する組付部33が設けられている。このため、スライドホルダ7の本係止位置において、スライドホルダ7と突出部49が当接した場合、スライドホルダ7の移動力を組付部33で受けることができる。従って、突出部49の剛性をさらに低減することができ、突出部49の構造をさらに簡易化することができる。
さらに、リヤカバー9には、端子11に電気的に接続されハウジング3の外部に引き出された電線17をガイドするガイド部41が設けられている。そして、突出部49は、ガイド部41に連続して形成されている。このため、突出部49の剛性を低減することができ、突出部49の構造を簡易化することができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態に係るコネクタでは、リヤカバーが、電線をガイドするガイド機能を有する部材となっているが、これに限らず、例えば、リヤカバーが、リヤホルダの脱落を防止する脱落防止機能を有する部材などであってもよい。
また、リヤカバーの突出部は、スライドホルダの操作部と干渉しているが、これに限らず、ハウジングに対するリヤカバーの組付けの可否を行える部分であれば、突出部が干渉する部分は、スライドホルダのどの部分であってもよい。
1 コネクタ
3 ハウジング
7 スライドホルダ
9 リヤカバー
11 端子
17 電線
31 壁部
33 組付部
41 ガイド部
49 突出部

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに組付けられ、前記ハウジングに収容される端子と係合して前記ハウジングに前記端子を保持するスライドホルダと、
    前記ハウジングに対して、前記端子の挿入方向後側に組付けられるリヤカバーと、
    を備え、
    前記スライドホルダは、前記ハウジングに対して、前記ハウジングに前記端子を挿入可能とする仮係止位置と、前記ハウジングに収容された前記端子に係合される本係止位置との間を移動可能に組付けられ、
    前記リヤカバーには、前記ハウジングに向けて突出された突出部が設けられ、
    前記突出部は、前記スライドホルダの仮係止位置で前記スライドホルダと干渉して前記ハウジングに対する前記リヤカバーの組付けを不可とし、前記スライドホルダの本係止位置で前記ハウジングの内部に挿入され前記ハウジングに対する前記リヤカバーの組付けを可能とするコネクタ。
  2. 前記突出部は、前記スライドホルダの本係止位置で前記スライドホルダと当接可能に配置され前記スライドホルダの仮係止位置への移動を規制する請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記突出部の前記スライドホルダと反対側には、前記ハウジングの壁部が当接可能に配置されている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジングの壁部の前記突出部と反対側には、前記ハウジングに対する前記リヤカバーの組付状態を保持する組付部が設けられている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記リヤカバーには、前記端子に電気的に接続され前記ハウジングの外部に引き出された電線をガイドするガイド部が設けられ、
    前記突出部は、前記ガイド部に連続して形成されている請求項1から4のいずれか1項に記載のコネクタ。
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