JP2022175039A - 車両利用料金決定システム及び車両利用料金決定方法 - Google Patents

車両利用料金決定システム及び車両利用料金決定方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022175039000001
【課題】料金を支払った上で車両を運転する利用者に、乗車前に十分な睡眠をとることを促すことが可能な車両利用料金決定システム及び車両利用料金決定方法を提供する。
【解決手段】車両20を運転する意思を有する利用者30による利用申請を受け付ける受付部と、利用者の覚醒度を推定する覚醒度推定部と、利用者による車両の運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻における覚醒度である対象覚醒度が所定値である場合の車両の利用料金を、対象覚醒度が所定値より低い場合の車両の利用料金以下に設定する料金決定部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両利用料金決定システム及び車両利用料金決定方法に関する。
下記特許文献1には、音声が運転者に与える心的影響を学習しながら音楽を選択して再生することにより、運転者の覚醒状態の維持を支援する発明が開示されている。
特開2010-149757号公報
上記特許文献1には、料金を支払った上で車両を運転する運転者に、乗車前に十分な睡眠をとることを促すことに関して改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、料金を支払った上で車両を運転する利用者に、乗車前に十分な睡眠をとることを促すことが可能な車両利用料金決定システム及び車両利用料金決定方法を得ることを目的とする。
請求項1に記載の車両利用料金決定システムは、車両を運転する意思を有する利用者による利用申請を受け付ける受付部と、前記利用者の覚醒度を推定する覚醒度推定部と、前記利用者による前記車両の運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻における前記覚醒度である対象覚醒度が所定値である場合の前記車両の利用料金を、前記対象覚醒度が前記所定値より低い場合の前記車両の利用料金以下に設定する料金決定部と、を備える。
請求項1に記載の車両利用料金決定システムは、車両を運転する意思を有する利用者による利用申請を受け付ける受付部と、利用者の覚醒度を推定する覚醒度推定部と、を有する。さらに車両利用料金決定システムの料金決定部が、利用者による車両の運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻における覚醒度である対象覚醒度が所定値である場合の車両の利用料金を、対象覚醒度が所定値より低い場合の車両の利用料金以下に設定する。そのため、請求項1に記載の車両利用料金決定システムは、料金を支払った上で車両を運転する利用者に、乗車前に十分な睡眠をとることを促すことが可能である。
請求項2に記載の発明に係る車両利用料金決定システムは、請求項1記載の発明において、前記利用者が装着可能なウェアラブル機器が、前記覚醒度推定部を備える。
請求項2に記載の発明では、ウェアラブル機器の覚醒度推定部が利用者の覚醒度を推定する。そのため、請求項2に記載の車両利用料金決定システムによれば、利用者が覚醒度を推定するための労力を小さくすることが可能になる。
請求項3に記載の発明に係る車両利用料金決定システムは、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記利用者が前記車両を運転しているときの前記覚醒度が所定の閾値より低い状態が第2所定時間以上継続されたときに成立する特別条件が成立した場合に、前記特別条件が成立しない場合と比べて、前記料金決定部が前記車両の利用料金を高く設定する。
請求項3に記載の発明では、利用者が車両を運転しているときの覚醒度が所定の閾値より低い状態が第2所定時間以上継続されたときに特別条件が成立する。そして特別条件が成立した場合に、特別条件が成立しない場合と比べて、料金決定部が利用料金を高く設定する。従って、請求項3に記載の車両利用料金決定システムは、覚醒度が低い状態で車両の運転を行う利用者に、車両の運転を中断するように促すことが可能である。
請求項4に記載の車両利用料金決定方法は、車両を運転する意思を有する利用者による利用申請を受け付けるステップ、前記利用者の覚醒度を推定するステップ、及び前記利用者による前記車両の運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻における前記覚醒度である対象覚醒度が所定値である場合の前記車両の利用料金を、前記対象覚醒度が前記所定値より低い場合の前記車両の利用料金以下に設定するステップ、を有する。
以上説明したように、本発明に係る車両利用料金決定システム及び車両利用料金決定方法は、料金を支払った上で車両を運転する利用者に、乗車前に十分な睡眠をとることを促すことが可能である、という優れた効果を有する。
実施形態に係る車両利用料金決定システムの全体図である。 図1に示される車両利用料金決定システムの管理サーバの制御ブロック図である。 図2に示される管理サーバの機能ブロック図である。 図1に示される操作端末(携帯端末)の機能ブロック図である。 図1に示される車両のECUの機能ブロック図である。 管理サーバのROMに記録された料金係数マップを表す図である。 図1に示されるウェアラブル機器の機能ブロック図である。 管理サーバが実行する処理を示すフローチャートである。 管理サーバの料金決定部が減額処理を行いながら決定した契約料金を表す図である。 料金決定部が増額処理を行いながら決定した契約料金を表す図である。 図1に示される車両のECUが実行する処理を示すフローチャートである。 管理サーバが実行する処理を示すフローチャートである。 管理サーバのROMに記録された増額係数マップを表す図である。 料金決定部が減額処理を行いながら決定した修正料金を表す図である。
以下、本発明に係る車両利用料金決定システム10(以下、単にシステム10と称する)及び車両利用料金決定方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態のシステム10の全体構成を示している。システム10は、管理サーバ12、操作端末14、携帯端末16、及びウェアラブル機器35を備える。管理サーバ12及び操作端末14は、例えば、複数の車両20を保有するレンタカー会社の店舗に設置される。本実施形態では、この店舗は空港内に設置されている。携帯端末16は、例えば、スマートフォン又はタブレット型コンピュータである。ウェアラブル機器35は、レンタカー会社が保有する車両20を利用する利用者30の腕31に装着される。本実施形態の利用者30は、当該空港が存在する国とは異なる国から航空機を利用して当該空港へ来たものとする。
図2に示されるように管理サーバ12は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)12A、ROM(Read Only Memory)12B、RAM(Random Access Memory)12C、ストレージ12D、通信I/F(Inter Face)12E及び入出力I/F12Fを含んで構成されている。CPU12A、ROM12B、RAM12C、ストレージ12D、通信I/F12E及び入出力I/F12Fは、バス12Zを介して相互に通信可能に接続されている。管理サーバ12は、タイマー(図示省略)から日時に関する情報を取得可能である。
CPU12Aは、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU12Aは、ROM12B又はストレージ12Dからプログラムを読み出し、RAM12Cを作業領域としてプログラムを実行する。CPU12Aは、ROM12B又はストレージ12Dに記録されているプログラムに従って、各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
ROM12Bは、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM12Cは、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ12Dは、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置により構成され、各種プログラム及び各種データを格納する。通信I/F12Eは、管理サーバ12が他の機器と通信するためのインタフェースである。入出力I/F12Fは、様々な装置と通信するためのインタフェースである。例えば、入出力I/F12Fには、管理サーバ12に設けられた無線通信装置13が接続されている。
図3には、管理サーバ12の機能構成の一例がブロック図で示されている。管理サーバ12は、機能構成として、送受信部121、受付部122、料金決定部123及び無線制御部124を有する。送受信部121、受付部122、料金決定部123及び無線制御部124は、CPU12AがROM12Bに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
送受信部121は、LAN(Local Area Network)を介して操作端末14(送受信部141)との間で情報を送受信する。
受付部122は、車両を運転する意思を有する利用者30による利用申請を受け付ける。
料金決定部123は、利用者30が車両20を利用するときの利用料金(契約料金、修正料金)を決定する。
無線制御部124は無線通信装置13を制御する。即ち、無線制御部124が無線通信装置13を制御することにより、無線通信装置13が携帯端末16及び車両20との間で無線通信を実行する。
操作端末14は、CPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fを含んで構成されている。操作端末14のCPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。操作端末14は、タイマー(図示省略)から日時に関する情報を取得可能である。操作端末14にはタッチパネルを有する表示部15が設けられている。表示部15は操作端末14の入出力I/Fに接続されている。
図1に示される携帯端末16は、システム10の利用者30によって所有される。携帯端末16は、タッチパネルを有する表示部17を備える。携帯端末16は、CPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fを含んで構成されている。これらCPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。携帯端末16は、タイマー(図示省略)から日時に関する情報を取得可能である。携帯端末16の無線通信装置(図示省略)は、無線通信装置13と無線通信可能である。さらに、上記レンタカー会社が作成したソフトウェアであるレンタカー予約アプリケーションが携帯端末16にインストールされている。
図4には、操作端末14及び携帯端末16の機能構成の一例がブロック図で示されている。操作端末14は、機能構成として、送受信部141及び表示部制御部142を有する。同様に、携帯端末16は、機能構成として、無線制御部161及び表示部制御部162を有する。送受信部141、無線制御部161及び表示部制御部142、162は、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
送受信部141は、LANを介して、管理サーバ12の送受信部121と情報を送受信する。無線制御部161によって制御される無線通信装置は、管理サーバ12の無線制御部124(無線通信装置13)及び車両20と無線通信を行う。
表示部制御部142は表示部15を制御する。即ち、表示部制御部142は、例えば、送受信部141が送受信部121から受信した情報及びタッチパネルを介して入力された情報を表示部15に表示させる。さらに表示部制御部142は、表示部15のタッチパネルによって入力された情報を送受信部141へ送り、送受信部141に当該情報を送受信部121へ送信させる。
表示部制御部162は表示部17を制御する。即ち、表示部制御部162は、例えば無線通信装置(無線制御部161)が無線通信装置13(無線制御部124)及び車両20から受信した情報及び携帯端末16のタッチパネルを介して入力された情報を表示部17に表示させる。さらに表示部制御部162は、タッチパネルによって入力された情報を無線制御部161へ送り、無線通信装置が当該情報を無線通信装置13及び車両20へ送信する。
図1には、上記レンタカー会社が所有する車両20が示されている。上記レンタカー会社が所有する各車両には、各車両を表すIDがそれぞれ付与されている。
車両20は、ECU(Electronic Control Unit)21、カメラ22、ディスプレイ23、スピーカ24、車輪速センサ25、GPS受信機26及び無線通信装置27を有する。カメラ22、ディスプレイ23、スピーカ24、車輪速センサ25、GPS受信機26及び無線通信装置27はECU21に接続されている。ECU21は、CPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fを含んで構成されている。ECU21のCPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。ECU21は、タイマー(図示省略)から日時に関する情報を取得可能である。
カメラ22は、車両20のフロントウィンドシールド(図示省略)の後面に設けられている。カメラ22は、車両20の運転席(図示省略)に着座した利用者(運転者)30の顔及び体を撮像可能である。
タッチパネルを有する表示部23は、車両20のインストルメントパネル(図示省略)に設けられている。
スピーカ24は、音声を出力可能である。
車輪速センサ25は、車両20に設けられた4つの車輪(図示省略)の車輪速を検出する。
GPS受信機26は、人工衛星から送信されたGPS信号に基づき車両20が走行している地点の位置情報(緯度、経度等)を所定周期で取得する。
図5には、ECU21の機能構成の一例がブロック図で示されている。ECU21は、機能構成として、覚醒度推定部211、警告生成部212、表示部制御部213、スピーカ制御部214、カウント部215及び無線制御部216を有する。覚醒度推定部211、警告生成部212、表示部制御部213、スピーカ制御部214、カウント部215及び無線制御部216は、ECU21のCPUがROMに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
覚醒度推定部211は、カメラ22が撮像した画像データに含まれる運転席に着座した利用者30の目等の状態に基づいて利用者30の覚醒度を判定する。例えば覚醒度推定部211は、利用者30の目の周辺の画像から、利用者30の瞼が開いている度合及び瞼の開閉の周期を計測する。さらに覚醒度推定部211は、利用者30の瞼が開いている度合と瞼の開閉の周期とに基づいて、利用者30の覚醒度を推定する。なお、本明細書及び特許請求の範囲における「覚醒度」には、人間が覚醒しているときの覚醒レベル及び人間が睡眠状態にあるときの睡眠レベル(睡眠深度)が含まれる。
図6に示される料金係数マップ28は、後述する対象時刻における利用者30の覚醒度と、利用者が車両を借りるときの料金である契約料金に乗算される料金係数との関係を表す。料金係数マップ28は、ECU21のROMに記録されている。料金係数マップ28では、覚醒レベル及び睡眠レベル(睡眠深度)がそれぞれ5段階で規定されている。利用者30の覚醒レベルが高い程、覚醒レベルの数字が大きくなる。対象者利用者30の眠りが深い程、睡眠レベル(睡眠深度)の数字が大きくなる。睡眠レベル1は、レム睡眠に対応するレベルである。睡眠レベル2~5は、ノンレム睡眠に対応するレベルである。睡眠レベル2、3はそれぞれ、ステージ1、2のノンレム睡眠に相当する。睡眠レベル4、5はそれぞれ、ステージ3、4のノンレム睡眠(徐波睡眠)に相当する。
警告生成部212は、後述するように、表示部23及びスピーカ24が出力可能な警告を表すデータを生成する。
表示部制御部213は表示部23を制御する。即ち、表示部制御部213は、例えば、無線通信装置27が無線通信装置13及び携帯端末16から受信した情報及びタッチパネルを介して入力された情報を表示部23に表示させる。さらに表示部制御部213は、表示部23のタッチパネルによって入力された情報を無線通信装置27へ送り、無線通信装置27に当該情報を無線通信装置13及び携帯端末16へ送信させる。
スピーカ制御部214はスピーカ24を制御する。
カウント部215は、後述する特別条件が成立したときにカウントアップを行う。
無線制御部216は無線通信装置27を制御する。即ち、無線制御部216が無線通信装置27を制御することにより、無線通信装置27が管理サーバ12(無線通信装置13)及び携帯端末16との間で無線通信を実行する。
図1に示されるように、利用者30の腕31にはウェアラブル機器35が装着されている。ウェアラブル機器35は、無線通信装置(図示省略)及び検出部(図示省略)を備える。検出部は、利用者30の心拍数及び血圧の少なくとも一つを検出する。さらにウェアラブル機器35はCPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fを含んで構成されている。ウェアラブル機器35のCPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。
図7には、ウェアラブル機器35の機能構成の一例がブロック図で示されている。ウェアラブル機器35は、機能構成として、覚醒度推定部351及び無線制御部352を有する。覚醒度推定部351及び無線制御部352は、ウェアラブル機器35のCPUがROMに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。ウェアラブル機器35は、タイマー(図示省略)から日時に関する情報を取得可能である。
覚醒度推定部351は、ウェアラブル機器35の検出部から送信された検出値に基づいて、利用者30の覚醒度を推定する。覚醒度推定部351は、心拍数及び血圧が低い程、睡眠レベルが高い(覚醒レベルが低い)と判定し、心拍数及び血圧が高い程、睡眠レベルが低い(覚醒レベルが高い)と判定する。覚醒度推定部351は、覚醒度推定部211と同様に、利用者30の覚醒レベル及び睡眠レベル(睡眠深度)をそれぞれ5段階で推定する。
無線制御部352はウェアラブル機器35の無線通信装置(図示省略)を制御する。即ち、無線制御部352が無線通信装置を制御することにより、ウェアラブル機器35の無線通信装置が携帯端末16の無線通信装置との間で無線通信を実行する。即ち、無線制御部352がウェアラブル機器35の無線通信装置を制御することにより、覚醒度推定部351が推定した利用者30の覚醒度に関する情報が、ウェアラブル機器35のタイマーが取得した時刻情報と関連付けられながら、ウェアラブル機器35から携帯端末16へ送信される。携帯端末16は、受信した覚醒度に関するデータである覚醒度データ及び時刻情報をストレージに記録させる。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
まず本実施形態の管理サーバ12が行う処理の流れについて、図8、図11及び図12のフローチャートを用いて説明する。
管理サーバ12は、車両20のイグニッションスイッチ(図示省略)がOFF位置からON位置へ切り替えられた場合に、所定時間が経過する毎に、図8のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS10において管理サーバ12の受付部122は、操作端末14(表示部15)又は携帯端末16(表示部17)から車両20を利用する旨の申請があったか否かを判定する。換言すると、受付部122は、操作端末14から送受信部121へ又は携帯端末16から無線通信装置13へ、利用申請を表すデータである利用申請データが送信されたか否かを判定する。
ステップS10においてYesと判定したとき、管理サーバ12はステップS11へ進み、受付部122が、対象時刻における利用者30の覚醒度である対象覚醒度に関する情報を受信したか否かを判定する。ここで「対象時刻」とは、利用者30が車両20の利用を開始する時刻である運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻である。第1所定時間は、例えば20分である。第1所定時間に関するデータは、管理サーバ12のROM12Bに記録されている。また、運転開始予定時刻は、利用者30の希望及び車両20の現在の利用状況に基づいて、受付部122が決定する。例えば、利用者30が携帯端末16を利用して利用申請を行う場合は、携帯端末16から管理サーバ12の無線通信装置13へ利用申請データと一緒に覚醒度データ(時刻情報)が送信され、覚醒度データがストレージ12Dに記録される。また、利用者30が操作端末14を利用して利用申請を行う場合は、携帯端末16から管理サーバ12の無線通信装置13へ覚醒度データ(時刻情報)が送信され、覚醒度データがストレージ12Dに記録される。
ステップS11においてYesと判定したとき、管理サーバ12はステップS12へ進み、利用者30が利用を希望する車両の種類及び利用時間に基づいて、料金決定部123が通常料金を演算する。
ステップS12の処理を終えた管理サーバ12はステップS13へ進み、利用者30の対象覚醒度に関するデータが、「覚醒度レベル2」以上の覚醒度を表すデータであるか否かを料金決定部123が判定する。換言すると、利用者30の対象覚醒度を表すデータが覚醒度レベル2~5の何れかを表すデータであるか否かを料金決定部123が判定する。
ステップS13においてYesと判定したとき、管理サーバ12はステップS14へ進み、料金決定部123が料金係数マップ28を参照しながら通常料金からの減額処理を行う。具体的には、料金決定部123が、対象覚醒度に対応する料金係数を通常料金に掛ける。例えば、対象覚醒度を表すデータが覚醒度レベル2を表す場合は、料金決定部123は通常料金に0.9を掛けて、減額処理された料金である契約料金を演算する。
一方、ステップS13においてNoと判定したとき、管理サーバ12はステップS15へ進み、利用者30の対象覚醒度を表すデータが覚醒度レベル1を表すか否かを判定する。
ステップS15においてYesと判定された場合の料金係数は1.0である。そのため、この場合はステップS12で算出された通常料金に対する減額処理及び増額処理は行われない。即ち、この場合の契約料金は通常料金と同額である。
一方、ステップS15においてNoと判定したとき、管理サーバ12はステップS16へ進み、料金決定部123が料金係数マップ28を参照しながら通常料金からの増額処理を行う。具体的には、料金決定部123が、対象覚醒度を表すデータが示す睡眠レベルに対応する料金係数を通常料金に掛ける。例えば、対象覚醒度を表すデータが睡眠レベル3を表す場合は、料金決定部123は通常料金に1.3を掛けて、増額処理された料金である契約料金を演算する。
管理サーバ12は、ステップS14、16の処理を終えたとき又はステップS15でYesと判定したときステップS17へ進む。ステップS17において無線制御部124は無線通信装置13を制御することにより、決定された契約料金に関するデータを携帯端末16の無線通信装置へ送信する。さらに料金決定部123が、決定された契約料金に関するデータをROM12Bに記録させる。そのため、ステップS14の処理が行われた場合は、図9に示されるように、携帯端末16の表示部17に通常料金、料金係数及び契約料金が表示される。また、ステップS16の処理が行われた場合は、図10に示されるように、携帯端末16の表示部17に通常料金、料金係数及び契約料金が表示される。なお、図示は省略されているが、ステップS15においてYesと判定された場合は、表示部17に通常料金が契約料金として表示される。
管理サーバ12は、ステップS17の処理を終えたとき又はステップS10、11でNoと判定したとき、図8のフローチャートの処理を一旦終了する。
車両20のECU21は、車両20のイグニッションスイッチがOFF位置からON位置へ切り替えられた場合に、所定時間が経過する毎に、図11のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS20においてECU21は、車輪速センサ25から送信された車輪速に関する情報、GPS受信機26から送信された位置情報及びカメラ22から送信された画像データに基づいて、利用者30が車両20を運転中か否かを判定する。
ステップS20においてYesと判定したとき、ECU21はステップS21へ進み、カメラ22が撮像した画像データに基づいて、覚醒度推定部211が判定した利用者30の覚醒度が所定の閾値より低いか否かを判定する。本実施形態では、この閾値は覚醒レベル1である。即ち、覚醒度推定部211は利用者30の覚醒度が、睡眠レベル1~5の何れであるか否かを判定する。なお、この閾値についてのデータはECU21のROMに記録されている。
ステップS21においてYesと判定したとき、ECU21はステップS22へ進み、警告生成部212が、表示部23及びスピーカ24が出力可能な警告を表すデータを生成する。さらに表示部制御部213が表示部23を制御することにより、このデータが表す情報を表示部23に表示させる。例えば表示部23は「運転者を交代するか、又は、休息をとってください」というメッセージを表示する。さらにスピーカ制御部214がスピーカ24を制御することにより、スピーカ24に上記メッセージを発声させる。
ステップS22の処理を終えた管理サーバ12はステップS23へ進み、警告生成部212が、カメラ22、車輪速センサ25及びGPS受信機26から受信したデータに基づいて、車両20が一旦停車し且つ運転者が交代したか否かを判定する。
ステップS23においてYesと判定したとき、ECU21はステップS24へ進み、イグニッションスイッチがOFF位置に切り替えられたか否かを無線制御部216が判定する。
ステップS24においてYesと判定したとき、ECU21はステップS25へ進み、無線制御部216が無線通信装置27を制御することにより、カウント数に関するデータを無線通信装置27から管理サーバ12(無線通信装置13)へ送信させる。なお、カウント数の初期値は「0」である。
一方、ステップS23においてNoと判定したとき、ECU21はステップS26へ進み、警告生成部212が、カメラ22、車輪速センサ25及びGPS受信機26から受信したデータに基づいて、車両20が一旦停車し且つ利用者30が休息をとったか否かを判定する。
ステップS26においてYesと判定したとき、ECU21はステップS24へ進む。
一方、ステップS26においてNoと判定したとき、ECU21はステップS27へ進み、ステップS22の処理が実行されてから第2所定時間が経過したか否かを、料金決定部123が、上記タイマーからの情報に基づいて判定する。即ち、料金決定部123が、利用者30の覚醒度が閾値より低い状態が第2所定時間以上継続されたか否かを判定する。本実施形態では、この第2所定時間は5分である。なお、この第2所定時間についてのデータはECU21のROMに記録されている。
ステップS27においてYesと判定したとき、所定の特別条件が成立する。そして特別条件が成立したときに、ECU21はステップS28へ進み、カウント部215がカウントアップを行う。
ステップS28の処理を終えたECU21はステップS24へ進む。ステップS24でYesと判定したECU21はステップS25へ進み、無線制御部216が無線通信装置27を制御することにより、カウント数に関するデータを無線通信装置27から管理サーバ12(無線通信装置13)へ送信させる。
ECU21は、ステップS25の処理を終えたとき、又は、ステップS20、21でNoと判定したとき、図11のフローチャートの処理を一旦終了する。
管理サーバ12は、イグニッションスイッチがOFF位置からON位置へ切り替えられた場合に、所定時間が経過する毎に、図12のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS30において管理サーバ12の料金決定部123は、無線通信装置13が無線通信装置27からカウント数に関するデータを受信したか否かを判定する。
ステップS30においてYesと判定したとき、管理サーバ12はステップS31へ進み、料金決定部123が、受信したデータが表すカウント数が1以上か否かを判定する。
ステップS31においてYesと判定したとき、管理サーバ12はステップS32へ進み、料金決定部123が図13に示された増額係数マップ29を参照しながら契約料金に対する増額処理を行う。具体的には、料金決定部123が、無線通信装置13が受信したデータが表すカウント数と増額係数マップ29とに基づいて、増額係数を決定する。さらに料金決定部123は、図8のステップS17においてROM12Bに記録された契約料金に、決定した増額係数を掛ける。例えば、カウント数が「2」の場合は、料金決定部123は契約料金に1.2を掛けて、増額処理された料金である修正料金を演算する。
ステップS32の処理を終えたECU21はステップS33へ進み、修正料金に関するデータを携帯端末16の無線通信装置へ送信する。さらに料金決定部123が、決定された修正料金に関するデータをROM12Bに記録させる。そのため、ステップS33の処理が行われた場合は、図14に示されるように、携帯端末16の表示部17に契約料金、増額係数及び修正料金が表示される。
ECU21は、ステップS33の処理を終えたとき、又は、ステップS30、31でNoと判定したとき、図12のフローチャートの処理を一旦終了する。
以上説明したように、本実施形態のシステム10及び車両利用料金決定方法においては、利用者30が車両20の利用を開始する時刻である運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻である対象時刻の利用者30の覚醒度である対象覚醒度を覚醒度推定部211が推定する。そして料金決定部123が、対象覚醒度が所定値である場合の車両20の利用料金(契約料金)を、対象覚醒度が所定値より低い場合の利用料金以下に設定する。即ち、図6に示された料金係数マップ28では、覚醒度が所定値の場合の料金係数は、覚醒度が当該所定値より低い場合の料金係数以下である。一般的に、現在時刻の覚醒度は、現在時刻より数時間前の睡眠状態と相関関係を有する。例えば、現在時刻より数時間前に睡眠深度が深い睡眠状態にあった利用者30は、現在時刻における覚醒度が高い可能性が高い。そのため、対象時刻における覚醒度を高くして車両20の利用料金(契約料金)を低くするためには、利用者30は対象時刻の数時間前に睡眠深度が深い睡眠状態になっている必要がある。従って、本実施形態のシステム10及び車両利用料金決定方法は、料金を支払った上で車両20を運転する利用者30に、乗車前に十分な睡眠をとることを促すことが可能である。
さらに利用者30の腕31に装着されたウェアラブル機器35が、利用者30の覚醒度を推定する。そのため本実施形態のシステム10は、利用者30が自身の覚醒度を取得するための労力を小さくすることが可能である。
さらに本実施形態のシステム10及び車両利用料金決定方法においては、上記特別条件が成立した場合に、特別条件が成立しない場合と比べて、管理サーバ12の料金決定部123が利用料金(修正料金)を高く設定する。従って、本実施形態のシステム10及び車両利用料金決定方法は、覚醒度が低い状態で車両20の運転を行う利用者30を、車両20の運転を中断して休息をとるか又は別の者に運転を交代してもらうように促すことが可能である。
以上、実施形態に係るシステム10及び車両利用料金決定方法について説明したが、システム10及び車両利用料金決定方法は本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能である。
例えば、上記閾値は覚醒レベル1以外の覚醒度であってもよい。例えば、上記閾値は覚醒レベル2であってもよい。
第1所定時間は20分でなくてもよい。例えば、第1所定時間は5分であってもよい。
第2所定時間は5分でなくてもよい。例えば、第2所定時間は10分であってもよい。
また上記航空機のシートに設けられた利用者30の覚醒度を推定する装置が取得したデータを、シートに設けられた無線通信装置から携帯端末16及び管理サーバ12の無線通信装置13の少なくとも一方へ送信してもよい。
また、上記航空機の運営会社が発行した睡眠状態証明書(図示省略)をウェアラブル機器35に設けられたカメラ(図示省略)で撮影し、取得された画像データに基づいて、覚醒度推定部351が利用者30の覚醒度を推定してもよい。
管理サーバ12が、覚醒度推定部に相当する機能を有してもよい。
カーシェアリング会社がシステム10を保有してもよい。例えば、管理サーバ12及び操作端末14を、カーシェアリング会社の店舗に設置してもよい。
車両20がGPS受信機26の代わりに、GPS以外の全地球航法衛星システム(例えばガリレオ)の衛星からの情報を受信可能な受信機を備えてもよい。
10 車両利用料金決定システム(システム)
122 受付部
123 料金決定部
20 車両
211 覚醒度推定部
30 利用者(運転者)
35 ウェアラブル機器
351 覚醒度推定部

Claims (4)

  1. 車両を運転する意思を有する利用者による利用申請を受け付ける受付部と、
    前記利用者の覚醒度を推定する覚醒度推定部と、
    前記利用者による前記車両の運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻における前記覚醒度である対象覚醒度が所定値である場合の前記車両の利用料金を、前記対象覚醒度が前記所定値より低い場合の前記車両の利用料金以下に設定する料金決定部と、
    を備える車両利用料金決定システム。
  2. 前記利用者が装着可能なウェアラブル機器が、前記覚醒度推定部を備える請求項1に記載の車両利用料金決定システム。
  3. 前記利用者が前記車両を運転しているときの前記覚醒度が所定の閾値より低い状態が第2所定時間以上継続されたときに成立する特別条件が成立した場合に、前記特別条件が成立しない場合と比べて、前記料金決定部が前記車両の利用料金を高く設定する請求項1又は請求項2に記載の車両利用料金決定システム。
  4. 車両を運転する意思を有する利用者による利用申請を受け付けるステップ、
    前記利用者の覚醒度を推定するステップ、及び
    前記利用者による前記車両の運転開始予定時刻から第1所定時間だけ前の時刻における前記覚醒度である対象覚醒度が所定値である場合の前記車両の利用料金を、前記対象覚醒度が前記所定値より低い場合の前記車両の利用料金以下に設定するステップ、
    を有する車両利用料金決定方法。
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