JP2022138725A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚老化現象に対してすぐれた予防、改善効果を発揮して、皮膚を若々しく健全な状態に保持し、又は改善するとともに、皮膚に対する刺激が少なく使用感にもすぐれた成分の組み合わせを見出し、かかる成分を配合することにより、線維芽細胞賦活効果及びコラーゲン合成促進効果を発揮する皮膚外用剤を提供する。【解決手段】本発明は、ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコの抽出物を有効成分とする線維芽細胞賦活剤及びコラーゲン合成促進剤である。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の成分の組み合わせる配合することで、より高い有効性を発揮する皮膚外用剤に関するものである。
従来、皮膚外用剤の配合可能な成分として、種々の化合物の使用が提案され、それらを配合した皮膚外用剤(外用医薬品、医薬部外品及び化粧品等)が上市されている。例えば、ビタミンC、ビタミンE、スーパーオキシドジスムターゼ(Superoxide dismutase;以下SODと略記)等の抗酸化剤;グリチルリチン酸等の抗炎症剤;各種紫外線吸収剤;α-ヒドロキシカルボン酸、胎盤抽出液、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸等の細胞賦活成分;コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸等の細胞外マトリックス成分;尿素等の保湿剤が提案されている。一方で、安全性を考慮して、様々な植物由来成分を配合した皮膚外用剤が提案されている。しかし、それら化合物及び植物由来成分はそれら単独では有効性の点で十分と言えず、高い有効性を発揮する成分の組み合わせが求められている。
本発明者らは、上記従来技術の問題点に鑑みて、皮膚外用剤の有効成分として有効性の高い化合物及び植物由来成分の組み合わせについて鋭意研究を行った。その結果、ナイアシンアミド(別名:ニコチン酸アミド)と、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物の組み合わせが、皮膚外用剤の配合成分として高い有効性を発揮することを見出した。従来、ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物のそれぞれ単独での有効性については、特許文献1~5により知られているが、それらを組み合わせることで、相乗効果を発揮することについては知られていなかった。
特開2005-298489号 特開2008-317897号 特開2005-035270号 特開2000-264834号 特開2015-113291号
本発明は、ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物を有効成分として含む皮膚外用剤である。
また、本発明は、ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物を有効成分として含む線維芽細胞賦活剤である。
また、本発明は、ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物を有効成分として含むコラーゲン合成促進剤である。
本発明は、ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物を組み合わせることで相乗的な線維芽細胞賦活効果及びコラーゲン合成促進効果を発揮することから、ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物を有効成分として配合することで、有効性の高い皮膚外用剤を提供することができる。
図1は、本発明に係る皮膚外用剤の有効成分の細胞賦活効果を示す図である。 図2は、本発明に係る皮膚外用剤の有効成分のコラーゲン合成促進効果を示す図である。
本発明において用いる米糠には特に制限はなく、玄米、発芽玄米、精白米、加工米、有色素米(黒米、紫米、赤米等)又は玄米に含まれる白糠及び/又は赤糠の使用が可能である。
米の種類としては、粳米、もち米等のいずれを使用してもよい。また、加工米としては、抗アレルギー米、低蛋白米(例えば低グリテリン米)、強化米(例えばγ-アミノ酪酸米)等が挙げられる。
本発明においては、まずは、上述した米糠を用いて抽出物を調製する。抽出物の調製は、米糠を、必要に応じて予め水洗い、乾燥し、又細切もしくは粉砕した上で、浸漬法、向流抽出法、水蒸気蒸留法、亜臨界抽出法、超臨界抽出法等の常法によって抽出溶媒に接触させることで行うことができる。また、当該抽出物は後述するように、加水分解処理を行う。
抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノール等の低級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等のエステル類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテル等のエーテル類;n-ヘキサン、トルエン、クロロホルム等の炭化水素系溶媒等が挙げられ、それらは単独で又は二種以上混合して用いられる。
それら抽出溶媒のうちでも、皮膚外用剤(化粧料又は医薬部外品)への幅広い適用が可能であるという点からも、本発明においては水或いは水と低級アルコール類又は水と多価アルコール類との混合溶媒の使用が好ましい。
本発明において、米糠の抽出物溶液を調製する際は、適宜、アルカリ調整剤又は酸性調整剤を用いてpHを調製することが好ましい。アルカリ調製剤としては、たとえば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等のナトリウム塩、水酸化カリウム等のカリウム塩等が挙げられる。それらの中でも、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムが好ましい。また、酸性調整剤としては、塩酸、硫酸、燐酸等の無機酸、又は酢酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸等が挙げられる。
上述の処理により得られる抽出物に対して、抽出前又は抽出後、或いは抽出と並行して、加水分解処理を行う。加水分解処理としては、酸、アルカリ又は酵素による方法が挙げられるが、酵素を用いた加水分解処理が好ましい。
加水分解処理に用いる酵素としては、蛋白分解酵素、澱粉分解酵素、繊維素分解酵素、及び脂肪分解酵素が挙げられる。これらの酵素は植物種に応じて、それぞれの単独で使用しても複数の酵素を組み合わせて使用してもよい。
蛋白分解酵素としては、例えばアクチナーゼ等のアクチナーゼ類、ペプシン等のペプシン類、トリプシン、キモトリプシン等のトリプシン類、パパイン、キモパパイン等のパパイン類、グリシルグリシンペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ等のペプチダーゼ類、ブロメライン、微生物由来の複合蛋白分解酵素[例えば、ニューラーゼ(天野エンザイム株式会社製)]等が挙げられる。蛋白分解酵素を使用する場合、上述した酵素のいずれかを単独で用いても、複数を組み合わせても良い。又、澱粉分解酵素としては、例えば、α-アミラーゼ、β-アミラーゼ、グルコアミラーゼ、β-ガラクトシダーゼ等を用いることができる。澱粉分解酵素を使用する場合、上述した酵素のいずれかを単独で用いても、複数を組み合わせても良い。また、繊維素分解酵素としては、例えば、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼ等が挙げられる。繊維素分解酵素を使用する場合、上述した酵素のいずれかを単独で用いても、複数を組み合わせても良い。また、脂肪分解酵素としては、例えば、リパーゼが挙げられる。なお、酵素による加水分解処理を行う場合に、上記各酵素群から選ばれる1種以上の酵素を複数組み合わせて使用しても良い。
酵素を用いた加水分解処理は、上述した米糠の抽出物溶液に上記の酵素の1種又は2種以上を添加し、用いた酵素の至適pH及び至適温度付近の条件下で酵素反応させることによって実施される。2種以上の酵素を組み合わせ用いる場合は、用いる酵素の特性に応じて、2種以上の酵素を同時に作用させてもよく、反応条件を変え、又は変えずして順次作用させるようにしてもよい。酵素の使用量は、米糠抽出物溶液の固形分100重量部に対して、1種の酵素につき0.001~50重量部の範囲とするのがよい。酵素処理の時間は、用いる酵素の種類等によっても異なるが、一般には0.5~24時間の範囲である。
以上の酵素を用いて加水分解処理終了後、酵素処理液を例えば80℃以上に加熱する方法等適宜の方法を用いて酵素を失活させ、酵素処理分解物溶液を得る。
次に、本発明で使用する「タケノコ」について説明する。「タケノコ」は、イネ科タケ亜科の竹の若芽である。本発明に用いるタケノコの部位としては、可食部分でも、非食部分の皮の部分、又は竹水でも良い。
本発明に用いるイネ科タケ亜科のタケとしては、マダケ(Phyllostachys bambusoides) 、モウソウチク(Phyllostachys pubescens)、ハチク(Phyllostachys nigra)、ホテイチク(Phyllostachys aurea)、キッコウチク(Phyllostachys heterocycla)、ホウライチク(Bambusa multiplex)、ナリヒラダケ(Semiarundinaria fastuosa)、チシマザサ(ネマガリダケ)(Sasa kurilensis)、トウチク(Sinobambusa tootsik)、シホウチク (Chimonobambusa quadrangularis)、カンチク(Chimonobambusa marmorea)、ヤダケ (Pseudosasa japonica)、メダケ(Pleioblastus simonii)が挙げられるが、本願発明はこれに限るものではない。
本発明において、タケノコとはイネ科タケ亜科のタケの若芽を指す。本発明で用いるタケノコとして好ましいのは、竹の種によって異なるが、例えば、マダケの場合は、6月~9月に収穫される、地上部が10~500cmのものが好ましく、さらに、地上部から30cm~200cmのものがより好ましい。また、モウソウチクの場合は、3月上旬から~6月下旬に収穫される地上に若芽が出るまでのものが好ましい。上記範囲以上に成長すると、若芽の可食部及び皮が硬くなり、化粧料の成分として好ましくないチロシン量が増えることから、本発明には適さないものとなる。
抽出物の調製は、タケノコの皮又は可食部を、必要ならば予め水洗して異物を除いた後、そのまま又は乾燥した上、必要に応じて細切又は粉砕し、浸漬法等の常法に従って抽出溶媒と接触させることで行うことが可能である。
抽出溶媒としては、上記米糠の抽出物と同様の抽出溶媒を用いることができる。抽出物の調製に際して、抽出物のpHに特に限定はないが、pH2~8の範囲とすることが好ましい。さらに、抽出物に含まれると化粧料として望ましくない成分であるチロシンの溶解を抑えるという点から、pH2~4の範囲とすることがより好ましい。pHの調製は、前記の抽出溶媒に、乳酸、クエン酸、塩酸、リン酸、硫酸等の酸性調整剤等を配合する事によって行われる。
抽出温度、抽出時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類やpHによっても異なるが、例えば、水を抽出溶媒とする浸漬法の場合であれば、抽出温度は一般的には1~90℃、好ましくは40℃から80℃の範囲であり、抽出時間は、抽出温度が40℃の場合であれば、一般的には0.5~24時間、好ましくは0.5~6時間の範囲である。
上記条件により得られる抽出物は、一般にはpHを4~8に調整した上、これをそのまま皮膚外用剤の成分として使用しても、減圧濃縮等により所望の濃度として使用しても良い。
本発明は、上記米糠抽出物の加水分解物及びタケノコ抽出物と、ナイアシンアミドとを組み合わせて有効成分とする皮膚外用剤である。
本発明に係る有効成分を皮膚外用剤に配合する場合、必須成分の米糠抽出物の加水分解物、タケノコ抽出物及びナイアシンアミドのほかに、通常皮膚外用剤(外用医薬品、医薬部外品、化粧品)に用いられる成分、例えば油性成分、界面活性剤(合成系、天然物系)、乳化剤、乳化補助剤、保湿剤、消炎剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、抗アクネ剤、細胞賦活剤、粉体成分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、美白剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
ここで、油性成分としては、例えば、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、ベルガモット油、ラベンダー油、バラ油、ベルガモット油、カミツレ油等の植物由来スクワラン等の植物由来の油脂類;ビタミンA油;ミンク油、タートル油等の動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリン等のロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis-11-エイコセン酸等の脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、パントテニルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2-エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)等の合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α-スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩等のアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級~第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2-アルキル-1-アルキル-1-ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N、N-ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩等のカチオン界面活性剤;N、N-ジメチル-N-アルキル-N-カルボキシメチルアンモニオベタイン、N、N、N-トリアルキル-N-アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N-アシルアミドプロピル-N′、N′-ジメチル-N′-β-ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタイン等の両性界面活性剤等を使用することができる。
乳化剤及び/又は乳化助剤としては、酵素処理ステビア等のステビア誘導体、サポニン又はその誘導体、カゼイン又はその塩(ナトリウム等)、糖と蛋白質の複合体、ショ糖又はそのエステル、ラクトース、大豆由来の水溶性多糖、大豆由来蛋白質と多糖の複合体、ラノリン又はその誘導体、コレステロール、ステビア誘導体(ステビア酵素処理物等)、ケイ酸塩(アルミニウム、マグネシウム等)、炭酸塩(カルシウム、ナトリウム等)サポニン及びその誘導体、レシチン及びその誘導体(水素添加レシチン等)、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀等)等を配合することもできる。
保湿剤としては、保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1、3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース、ラフィノース等の糖類、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、ヒアルロン酸発酵液、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体等)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、コラーゲンペプチド、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、エストラジオール、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来成分;ペクチン、アロエ多糖体等の多糖類;トラガントガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グアーガム等のガム類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体;カルボシキビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体;ポリグルタミン酸及びその誘導体、ポリアクリル酸等が挙げられる。
消炎剤としては、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β-グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、ε-アミノカプロン酸、d-カンフル、dl-カンフル、酸化亜鉛、パンテノール、ピリドキシン塩酸塩、及びリボフラビン又はその誘導体等がある。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;安息香酸又はその塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ピリチオン亜鉛、塩化ベンザルコニウム、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、臭化アルキルイソキノリニウム、レゾルシン、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニド、トリクロロヒドロキシジフェノールエーテル、ヒノキチオール、1、2-ペンタンジオール、プロパンジオール、濃ベンザルコニウム塩化物液50、ハッカ油、ユーカリ油等の精油類、樹皮乾留物、大根発酵液、サトウキビ、トウモロコシ等の植物由来のエタノール又は1、3-ブチレングリコール等がある。
細胞賦活剤としては、パントテニルアルコール、メントール、dl-メントール、及びγ-オリザノール等がある。
抗アクネ剤としては、イオウ、サリチル酸又はその塩、感光素201号、ジカプリル酸ピリドキシン等がある。
粉体成分しては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビ等)のパウダー、豆類(大豆、アズキ等)のパウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2、4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-ターシャリーブチル-4-メトキシベンゾイルメタン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、アスタキサンチン等のカロテノイド、ビタミンE及びその誘導体(例えば、トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールニコチン酸エステル)、ビタミンA又はその誘導体(パルミチン酸レチノール等)等がある。
また、美白剤として、コウジ酸又はその誘導体、アスコルビン酸又はその誘導体、ハイドロキノン又はその誘導体、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、ビタミンE又はその誘導体、ニコチン酸又はその誘導体、マグノリグナン(5、5'-ジプロピル-ビフェニル-2、2’-ジオール)、ヒドロキシ安息香酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、α-ヒドロキシ酸、AMP(アデノシンモノホスフェイト、アデノシン1リン酸)から選択される1以上のものが挙げられる。
上記のコウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレート等のコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシド等のコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL-アスコルビン酸-2-リン酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-リン酸エステルマグネシウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸エステル塩類、L-アスコルビン酸-2-グルコシド(2-O-α-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸)、L-アスコルビン酸-5-グルコシド(5-O-α-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸)等のアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基等)、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L-アスコルビン酸テトララウリン酸エステル等のL-アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3-O-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸-2-リン酸-6-O-パルミテートナトリウム等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン-β-D-グルコピラノシド)、α-アルブチン(ハイドロキノン-α-D-グルコピラノシド)等が、レゾルシノール誘導体としては、例えば4-n-ブチルレゾルシノール、4-イソアミルレゾルシノール等が、2,5-ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2,5-ジアセトキシ安息香酸、2-アセトキシ-5-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-5-プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等が、ビタミンE誘導体としては、例えばビタミンEニコチネート、ビタミンEリノレート等が、α-ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α-ヒドロキシオクタン酸等がある。
本発明においては、本発明に係る発酵物の組み合わせと皮膚外用剤の有効成分であるナイアシンアミド、グリチルリチン酸ジカリウム、アスコルビン酸又はその誘導体、トラネキサム酸、ビタミンE又はその誘導体等と併用することで、さらに、シワ改善や美白効果等の相乗効果を発揮することも示唆される。
本発明に係る発酵物の組み合わせを含む皮膚外用剤(化粧品、医薬部外品、外用医薬品を含む)適用部位としては、頭皮を含む皮膚全般が挙げられ、特に制限はない。従って、剤形としては、例えば、乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パック、口紅、ファンデーション、リクイドファンデーション、メイクアッププレスパウダー、ほほ紅、白粉、洗顔料、ボディシャンプー、石けん、マスク用製剤、及び浴剤等が挙げられるが、本発明はそれらに限定されるものではない。
次に、製造例、処方例、実施例及び試験例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下において、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味する。
製造例1.米糠抽出物の加水分解物
米糠500gに0.1M乳酸水溶液1500gを加え、撹拌して米糠と乳酸水溶液を十分混合した後、室温に1日静置した。次に不溶物を濾過で除き、濾液をパパインで処理した。酵素処理は酵素を1.2mg使用し、酵素の至適pHに於いて、80℃1時間保持することによって行った。処理により生じた不溶物を濾別し、濾液をフィチン酸でpH6.5として淡黄色透明の米糠抽出物加水分解溶液731gを得た(固形分濃度3.7%)。
製造例2.タケノコの皮抽出物(1)
モウソウチクのタケノコの皮の乾燥粉砕物100gに精製水1000g及び乳酸0.92gを加え、40℃で4時間抽出を行い、その抽出液を濾過し、淡褐色のタケノコの皮の抽出物溶液532gを得た(固形分濃度0.6%)。
製造例3.タケノコの皮抽出物(2)
モウソウチクのタケノコの皮の乾燥粉砕物100gに精製水1000gを加え、40℃で4時間抽出を行い、その抽出液を濾過し、淡褐色のタケノコの皮の抽出物溶液521gを得た(固形分濃度0.5%)。
製造例4.タケノコの皮抽出物(3)
製造例1において、モウソウチクに代えてマダケ(Phyllostachys bambusoides)のタケノコの皮の乾燥粉砕物100gを使用する他は、製造例2と同様の工程にて、淡褐色透明のマダケ抽出物640g(固形分濃度:0.6%)を得た。
試験例1.線維芽細胞賦活効果の評価試験
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGBを、0.5%NCS含有イーグル最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×10個/穴播種し、37℃,5.0%COの条件下に1日間プレ培養した後、試料溶液として、培地にナイアシンアミドと製造例1の加水分解物及び製造例2の抽出物からなる本発明試料1とを添加した。ここで、ナイアシンアミドはその濃度が1mMとなるように培地に添加し、製造例1の加水分解物及び製造例2の抽出物の組み合わせからなる混合組成物は、その溶液としての最終濃度が0.5%(A),1.0%(B),2.0%(C)となる3種の濃度を設定して添加した。本発明試料1を添加後、プレ培養と同条件でさらに3日間培養した。次に、培地を除去し、0.03%のMTTを添加して37℃に1時間保持した後、生成したホルマザンをイソプロパノールで抽出し、マイクロプレートリーダー(Model 680、バイオラッド社製)を用いて波長570-630nmでMTT値を測定した。さらに、比較対照として、ナイアシンアミド(1mM)と製造例1の加水分解物[0.5%(A),1.0%(B),2.0%(C)]を添加した場合比較試験区(比較試料1A~1C)、ナイアシンアミド(1mM)と製造例2の抽出物[0.5%(A),1.0%(B),2.0%(C)]を添加した比較試験区(比較試料2A~2C)、ナイアシンアミド(1mM)のみを試料溶液として添加した比較試験区(比較試料3)を設定し、上記と同様の操作により試験を行った。さらに、試料溶液に代えて培地のみを添加した対照(Control)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたMTT値に対する本発明試料1、比較試料1~3のそれぞれ添加時のMTT値の相対値を求め、線維芽細胞MTT活性率(%)とした。
試験例1の結果を図1に示す。図1に示す通り、本発明試料1A~1Cは濃度依存的な細胞呼吸活性、すなわち、線維芽細胞賦活効果が確認された。さらに、比較試料1A~1C、比較試料2A~2C及び比較試料3と比較して、線維芽細胞賦活効果が高いことも確認された。すなわち、米糠抽出物の加水分解物とタケノコの抽出物の2成分(混合組成物)をナイアシンアミドと組み合わせることで、当該混合組成物と同じ濃度の米糠抽出物の加水分解物又はタケノコの抽出物を単独でナイアシンアミドと組み合わせるよりも高い線維芽細胞賦活効果が得られることが確認された。
試験例2.コラーゲン合成促進効果の評価試験
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGBを、0.5%NCS含有イーグル最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×10個/穴播種し、37℃,5.0%COの条件下に1日間プレ培養した後、試料溶液として、培地にナイアシンアミドと製造例1の加水分解物及び製造例2の抽出物からなる本発明試料1とを添加した。ここで、ナイアシンアミドはその濃度が1mMとなるように培地に添加し、製造例1の加水分解物及び製造例2の抽出物の組み合わせからなる混合組成物は、その溶液としての最終濃度が0.5%(A),1.0%(B),2.0%(C)となる3種の濃度を設定して添加し、試験区を設定した。本発明試料1A~1Cをそれぞれ添加後、各培地によりプレ培養条件と同じ条件でさらに5日間培養した。次に、培地を除去し、冷メタノール、冷エタノールで細胞を固定した後、0.1%シリウスレッド含有飽和ピクリン酸水溶液で染色を行った。精製水で洗浄後、0.1%NaOH:メタノール=1:1溶液にて抽出を行い、マイクロプレートリーダー(Model 680、バイオラッド社製)を用いて波長540nmでコラーゲン量を測定した。さらに、比較対照として、ナイアシンアミド(1mM)と製造例1の加水分解物[0.5%(A),1.0%(B),2.0%(C)]を添加した比較試験区(比較試料1A~1C)、ナイアシンアミド(1mM)と製造例2の抽出物[0.5%(A),1.0%(B),2.0%(C)]を添加した比較試験区(比較試料2A~2C)、ナイアシンアミド(1mM)のみを試料溶液として添加した比較試験区(比較試料3)を設定し、上記と同様の操作により試験を行った。また、試料溶液に代えて培地を添加した試料無添加の場合(Control)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたコラーゲン量に対する本発明試料1、比較試料1~3のそれぞれの添加時のコラーゲン量との相対値を求め、コラーゲン合成率(%)とした。
試験例2の結果を図2に示す。図2に示す通り、本発明試料1A~1Cは、濃度依存的なコラーゲン合成促進効果が確認された。また、本発明試料1A~1Cは、比較試料1A~1C、比較試料2A~2C及び比較試料3と比較して、コラーゲン合成促進効果が高いことが確認された。すなわち、米糠抽出物の加水分解物とタケノコの抽出物の2成分(混合組成物)をナイアシンアミドと組み合わせることで、当該混合組成物と同じ濃度の米糠抽出物の加水分解物又はタケノコの抽出物を単独でナイアシンアミドと組み合わせるよりも高いコラーゲン合成促進効果が得られることが確認された。
以上のように、本発明に係るナイアシンアミドと、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコの抽出物とを組み合わせることで、顕著な線維芽細胞賦活効果及びコラーゲン合成促進効果に基づき、真皮の状態を改善して、シワ、タルミ等の改善効果を発揮する有効成分を提供することができる。
処方例1.化粧水
[成分] 部
ユーカリ油 0.2
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ナイアシンアミド 5.0
トコフェロール酢酸エステル 0.02
グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.5
グリチルリチン酸ステアリル 0.05
イソプロピルメチルフェノール 0.1
アライントイン 0.1
D-パントテニルアルコール 0.1
サリチル酸 0.5
尿素 5.0
l-メントール 0.9
dl-メントール 0.2
1,3-ブチレングリコール 5.0
クエン酸ナトリウム 0.2
製造例1の加水分解物 0.5
製造例2の抽出物 0.5
メチルパラベン 0.1
ヒノキチオール 0・003
感光素201号 0.002
精製水 全量が100部となる量
処方例2.化粧水
[成分] 部
カプリル酸グリセリル 3.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 3.0
セタノール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
メチルパラベン 0.1
ナイアシンアミド 5.0
アスコルビン酸 3.0
グリチルリチン酸 0.5
β-グリチルレチン酸 0.05
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
レゾルシン 0.1
酸化亜鉛 2.0
製造例1の加水分解物 1.0
製造例3の抽出物 1.0
dl-カンフル 0.5
グリセリン 2.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
水酸化カリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
処方例3.化粧水
[成分] 部
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
メチルパラベン 0.1
ナイアシンアミド 5.0
アスコルビン酸グルコシド 2.0
トラネキサム酸 2.0
ε-アミノカプロン酸 0.1
イオウ 0.2
エストラジオール 0.1
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
グリセリン 5.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
クエン酸ナトリウム 0.2
メタ重亜硫酸ナトリウム 0.2
d-カンフル 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例4.乳液
[成分] 部
スクワラン 5.0
シクロペンタンシロキサン 1.0
ヘキサラン 3.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 1.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 1.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 5.0
イソステアリン酸ポリグリセリル-10 5.0
ジパルミチン酸アスコルビル 15.0
水添大豆レシチン 1.5
ナイアシンアミド 5.0
アスコルビン酸グルコシド 2.0
アルブチン 3.0
水酸化カリウム 0.5
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
グリセリン 3.0
1,3-ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
キサンタンガム 0.2
シロキクラゲ多糖体 0.2
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
トコフェロール酢酸エステル 0.3
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
グリチルリチン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
水溶性コラーゲン 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 1.0
精製水 全量が100部となる量
処方例5.乳液
処方例4の成分中、アスコルビン酸グルコシド2.0部に代えてリン酸L-アスコルビルマグネシウム2.0部を用いるほかは処方例4を同様にして乳液を得た。
処方例6.乳液
処方例4の成分中、アスコルビン酸グルコシド2.0部に代えて3-O-エチルアスコルビン酸2.0部を用いるほかは処方例4と同様にして乳液を得た。
処方例7.クリーム
[成分] 部
オリーブ油 5.0
ホホバ油 5.0
スクワラン 5.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 5.0
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) 5.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
イソステアリルグリセリル 3.0
ナイアシンアミド 5.0
γ-オリザノール 0.1
ベヘニルアルコール 2.0
パルミチン酸 2.5
D-パントテニルアルコール 3.0
アラントイン 0.1
リボフラビン 0.01
レゾルシン 0.1
塩化ベンザルコニウム 0.05
尿素 3.0
β-グリチルレチン酸 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
グリチルリチン酸アンモニウム 0.1
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
乳酸菌発酵米 2.0
水添レシチン 0.5
水添リゾレシチン 0.5
油溶性オタネニンジンエキス 2.0
キサンタンガム 1.0
酸化亜鉛 0.5
dl-カンフル 0.3
l-メントール 0.5
精製水 全量が100部となる量
処方例8.パック
[成分] 部
ジプロピレングリコール 5.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 5.0
セタノール 3.0
ベヘニルアルコール 3.0
アラントイン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グリチルリチン酸アンモニウム 0.1
β-グリチルレチン酸 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
サリチル酸 0.1
トコフェロール酢酸エステル 0.5
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
D-パントテニルアルコール 0.3
レゾルシン 0.1
イオウ 2.0
エストラジオール 0.002
ナイアシンアミド 5.0
キサンタンガム 2.0
ミリスチン酸ポリグリセリル-6 1.0
ココイルグルタミン酸カリウム 1.0
水添レシチン 3.0
水酸化レシチン 3.0
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
精製水 全量が100部となる量
処方例9.ヘアシャンプー
[成分] 部
ラウレス硫酸ナトリウム 10.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0
ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.5
塩化ベンザルコニウム 1.0
ステアリルアルコール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
ジメチコン 3.0
ナイアシンアミド 5.0
アラントイン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サリチル酸 0.1
サリチル酸ナトリウム 0.1
トコフェロール酢酸エステル 0.1
ピリチオン亜鉛 0.3
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
安息香酸 0.2
トリクロサン 0.2
クエン酸 0.1
プロピレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
処方例10.ヘアコンディショナー
[成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2-エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
塩化ベンザルコニウム 1.0
セタノール 3.0
ステアリルアルコール 1.0
ナイアシンアミド 5.0
アラントイン 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サリチル酸 0.1
イオウ 0.5
臭化アルキルイソキノリニウム液(75%) 0.06
ピリチオン亜鉛 0.3
製造例1の加水分解物 1.0
製造例4の抽出物 1.0
メチルパラベン 0.1
トリクロサン 0.2
レゾルシン 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例11.洗浄用化粧料
[成分] 部
ココイルグリシンカリウム 5.0
グリセリン 10.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 10.0
ナイアシンアミド 5.0
セタノール 3.0
ミリスチルアルコール 3.0
イソプロピルメチルアルコール 0.1
アラントイン 0.1
イオウ 0.5
グリチルリチン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1
β-グリチルレチン酸 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
サリチル酸 0.2
トコフェロール酢酸エステル 0.2
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
トリクロサン 0.1
トリクロロカルバニド 0.5
トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル 0.2
濃ベンザルコニウム塩化物液50 0.2
ベンザルコニウム塩化物 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例12.シートマスク
不織布に下記の成分を含浸させてシートマスクを得る。
[成分] 部
グリセリン 3.0
1、3-ブチレングリコール 2.0
L-アスコルビン酸 2-グルコシド 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
キサンタンガム 1.0
水溶性コラーゲン 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 1.0
アマモ抽出物 1.0
ナイアシンアミド 5.0
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
処方例13.美容液
[成分] 部
エタノール 2.0
グリセリン 5.0
1、3-ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
ヒアルロン酸加水分解物 1.0
乳酸菌培養物 1.0
ナイアシンアミド 5.0
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
クエン酸 0.3
クエン酸ナトリウム 0.6
精製水 全量が100部となる量
処方例14.シワ改善用クリーム
[成分] 部
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 1.0
シアバター 2.0
べヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.5
キャンデリラワックス 0.5
ナイアシンアミド 5.0
乳酸菌発酵米 3.0
製造例1の加水分解物 1.0
製造例2の抽出物 1.0
水添レシチン 2.0
カタメンキリンサイ抽出物 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.2
グリセリン 4.0
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が100部となる量
処方例15.シワ改善用クリーム
処方例14の成分中、製造例2の抽出物1.0部に代えて、製造例3の抽出物1.0部を用いるほかは処方例14と同様にしてシワ改善用クリームを得た。
処方例16.シワ改善用クリーム
処方例15の成分中、製造例2の抽出物1.0部に代えて、製造例4の抽出物1.0部を用いるほかは処方例15と同様にしてシワ改善用クリームを得た。

Claims (3)

  1. ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコの抽出物を有効成分とする線維芽細胞賦活剤。
  2. ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコの抽出物を有効成分とするコラーゲン合成促進剤。
  3. ナイアシンアミド、米糠抽出物の加水分解物及びタケノコの抽出物を有効成分とする皮膚外用剤。

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