JP2022120260A - 足漕ぎ式補助車及び買い物カート、足漕ぎ式車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の自走式カートは、利用者がペダルを漕ぐことで駆動する駆動機構のため、高齢者等の自転車に乗れない方では、使用することが出来ないという課題がある。【解決手段】本発明の足漕ぎ式補助車10は、主に、車体フレーム11と、車体フレーム11の後端側に配設される後輪12と、車体フレーム11の略中央部に配設される前輪13と、車体フレーム11の先端側に配設される接続機構14と、車体フレーム11を回転自在に連結させる連結機構15と、利用者が腰掛けるためのサドル16と、を備える。この構造により、利用者はサドル16に腰掛けた状態にて、自身の両足にて足漕ぎを行うことで、足漕ぎ式補助車10を走行させ、あるいは停止させることができる。その結果、利用者は、長時間の買い物でも疲れ難くなると共に、安全に楽しく買い物を行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、足漕ぎ式補助車及び買い物カート、足漕ぎ式車両に関し、特に、その前方側を買い物カートに接続させ、利用者がサドルに腰掛けた状態にて足漕ぎを行うことで、足腰が弱い方でも安心して買い物カートを利用することができる足漕ぎ式補助車及び買い物カート、足漕ぎ式車両に関する。
従来の自走式カート100の一例として、図8に示す構造が知られている。図8は、従来の自走式カート100を説明するための側面図である。
図8に示す如く、自走式カート100は、主に、車体フレーム101と、車体フレーム101の後部左右に配設される後輪102と、車体フレーム101の前端中央に配設される前輪103と、車体フレーム101の前部上方に配設される荷物収容籠104と、荷物収容籠104の上方に配設されるハンドル105と、ハンドル105と連繋する操舵杵106と、車体フレーム101に配設されるサドル107と、駆動機構として用いられ、車体フレーム101に配設されるペダル108と、を備える。
利用者は、サドル107に着座して、両手にてハンドル105を握った状態にてペダル108を漕ぐことで、後輪102が駆動する。そして、利用者は、ハンドル105を用いて操舵杵106を操作することで、前輪103が、ハンドル105の操作方向と同一方向へと指向し、自走式カート100は、利用者の所望の方向へと走行する。
尚、自走式カート100では、ブレーキ系統は有していないが、少なくとも前輪103または後輪102のどちらか一方にブレーキ装置を設けると共に、ハンドル105にブレーキレバーを設ける場合でも良い(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013-52706号公報
上述したように、自走式カート100は、公知の自転車と同様に、利用者がサドル107に着座した状態にてペダル108を漕ぎ、両手にてハンドル105を操作することで、利用者の目的方向へと走行する。そして、利用者は、買い物した荷物等を荷物収容籠104へと収容することができる。
しかしながら、自走式カート100では、利用者がペダル108を漕ぐことで後輪102が駆動する駆動機構のため、高齢者等の自転車に乗れない方では、使用することが出来ないという課題がある。
また、上述したように、自走式カート100はブレーキ系統を有していないため、自走式カート100を停止させる際には、利用者は、走行中にペダル108から両足を外し、自らの足を地面に着け、自走式カート100を減速させながら、停止させる必要がある。そのため、高齢者等の足腰の弱い方や足腰の悪い方では、上記停止操作が難しく、自走式カート100を安全に使用し難いという課題がある。
更には、図示したように、自走式カート100には、買い物カートのような大きな荷物収容籠104が配設されるが、スーパーマーケット等の店舗内では、通路も狭く、小回り旋回が難しく、他の買い物客との接触事故等を考慮すると、安全面からも使用し難いという課題がある。
その結果、高齢者等の足腰の弱い方や足腰の悪い方は、現状では、買い物カートを利用するが、常時、立った状態であるため、足腰の疲労により、必要最小限の範囲しか見ることが出来ず、満足な買い物をし難いという課題がある。また、買い物カートが、先に進み過ぎた場合には、そのハンドルを両手で握った状態にて足が縺れて、そのまま前方へと転倒し、怪我をしてしまう恐れもある。
最後に、高齢者等の足腰の弱い方や足腰の悪い方が、スーパーマーケット等の店舗内にて買い物カートを用いて買い物する際の課題を上述したが、上記課題は、買い物カートを用いる際に限定されるものではない。例えば、高齢者等の足腰の弱い方や足腰の悪い方が、家の近所を散歩する等、屋外にて上記自走式カート100のような車両を用いて活動する際や、屋内においても病院等の施設にてリハビリ用の器具を用いる際にも、同様に、安全面等から上述した課題が存在する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その前方側を買い物カートに接続させ、利用者がサドルに腰掛けた状態にて足漕ぎを行うことで、足腰が弱い方でも安心して買い物カートを利用することができる足漕ぎ式補助車及び買い物カート、足漕ぎ式車両を提供することにある。
本発明の足漕ぎ式補助車では、サドルを有する車体フレームの前方側を車両に接続させ、前記サドルに腰掛けた利用者が足漕ぎを行いながら、前記車両を走行させる足漕ぎ式補助車であって、前記車体フレームには、その後方側に配設される後輪と、その前方側に配設され、前記車両と接続するための接続機構と、前記サドルと前記接続機構との間に配設され、方向転換可能な前輪と、が配設されることを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、前記車体フレームと前記接続機構とは回転自在に連結され、前記利用者が前記サドルに腰掛け足漕ぎを行う状態において、前記車体フレームが、前記連結機構を介して前記車両を前方側へと押すことで、前記車両を走行させることを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、前記車体フレームは、前記サドルを支持する第1のフレームと、その後方側に前記後輪が配設されると共に、前記第1のフレームを支持する第2のフレームと、その前方側に前記接続機構が配設される第3のフレームと、前記第2のフレームと前記第3のフレームとの連結箇所を回転支点として、前記第2のフレーム及び前記第3のフレームを回転可能に支持する連結機構と、を有し、前記第2のフレームまたは前記第3のフレームの下方には、前記前輪が配設されることを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、前記利用者が前記サドルに腰掛け足漕ぎを行う状態において、前記第3のフレームが、前記連結機構を介して前記第2のフレームにより前方側へと押されることで、前記車両を走行させることを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、前記連結機構は、前記連結箇所にて前記第2のフレーム及び前記第3のフレームを軸支する軸部と、前記軸部の下端に配設される前記前輪と、を有することを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、前記連結機構は、前記第1のフレームと前記第2のフレームとの合流箇所よりも前方側に配設されることを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、前記第3のフレームは、側面視L字形状であり、前記接続機構の下方及びその近傍領域から上方に向けて折り曲げ加工されることを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、前記利用者は、前記車両のハンドル部を用いて前記車両の移動方向を操作することを特徴とする。
本発明の買い物カートでは、前記足漕ぎ式補助車が後方側に接続される買い物カートであって、前記足漕ぎ式補助車の前記サドルへと腰掛けた前記利用者が、そのハンドル部にて移動方向を操作すると共に、足漕ぎを行うことで走行可能となることを特徴とする。
本発明の足漕ぎ式車両では、サドルに腰掛けた利用者がハンドル部にて移動方向を操作しながら足漕ぎを行い走行させる足漕ぎ式車両であって、前記サドル及び後輪が配設される後方フレームと、前記ハンドル部及び方向転換が可能な前輪が配設される前方フレームと、前記サドルと前記前輪との間に配設され、方向転換が可能な中間輪と、を有することを特徴とする。
また、本発明の足漕ぎ式車両では、前記後方フレームと前記前方フレームとの連結箇所を回転支点として、前記後方フレーム及び前記前方フレームを回転可能に支持する連結機構と、を更に有し、前記前方フレームの下方には、前記中間輪が配設されることを特徴とする。
本発明の足漕ぎ式補助車は、車両の後方に接続され、そのサドルに腰掛けた利用者が足漕ぎを行うことで自走可能となる。この構造により、利用者は、サドルに腰掛けた状態にて走行可能となり、足腰の弱い高齢者でも疲れ難くなり、長時間の買い物等を安心して行うことができる。
本発明の足漕ぎ式補助車は、車体フレームと連結機構とが回転自在に連結し、前輪が方向転換可能な車輪から成ることで、車両への追従性が向上すると共に、小回な旋回が可能となり、その操作性が向上される。
本発明の足漕ぎ式補助車は、車両の後方に接続され、そのサドルに腰掛けた利用者が足漕ぎを行うことで自走可能となる。そして、第2のフレームと第3のフレームとが、連結機構を介して回転自在となることで、小回り旋回が可能となる等、その操作性が向上される。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、足漕ぎによる駆動力が、連結機構を介して第2のフレームから第3のフレームへと伝達されることで、車両が走行可能となる。この構造により、利用者は、自身の足漕ぎ動作により、車両を走行させ、あるいは停止させることが可能となり、安全な操作が実現される。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、回転支点となる連結機構の下方に方向転換可能な前輪が配設されることで、車両への追従性が向上し、その操作性が向上される。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、連結機構が、第1のフレームと第2のフレームとの合流箇所よりも前方側に配設されることで、利用者の体重が前輪と後輪へと分散し、車体フレームは車両に追従して方向転換し易くなる。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、第3のフレームが走行面に近い位置に配設されることで、高齢者等の利用者の転倒を防止すると共に、接続機構の下方に広い空間を形成することで、利用者の足が車両に巻き込まれることが防止される。
また、本発明の足漕ぎ式補助車では、車両のハンドル部を用いて車両の進行方向を操作することで、車両を所望の方向へと容易に操作することができる。
本発明の買い物カートは、その後方に足漕ぎ式補助車が接続され、足漕ぎ式補助車の利用者の足漕ぎ動作を駆動源とすることで、スピードコントロールや停止操作もし易く、高齢者等の利用者も安心して買い物を楽しむことができる。
本発明の足漕ぎ式車両は、前方フレームに前輪及びハンドル部を有し、サドルに腰掛けた利用者が足漕ぎを行うことで自走可能となる。この構造により、利用者は、サドルに腰掛けた状態にて走行可能となり、足腰の弱い高齢者でも疲れ難くなり、安全に散歩や足腰のリハビリを行うことができる。
また、本発明の足漕ぎ式車両では、前方フレームと後方フレームとが、連結機構を介して回転自在となることで、小回り旋回が可能となる等、その操作性が向上される。
本発明の一実施形態である足漕ぎ式補助車を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態である足漕ぎ式補助車及び買い物カートを説明する(A)斜視図、(B)斜視図である。 本発明の一実施形態である足漕ぎ式補助車及び買い物カートを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態である足漕ぎ式補助車及び買い物カートを説明する(A)斜視図、(B)斜視図である。 本発明の一実施形態である足漕ぎ式補助車の変形例を説明する(A)斜視図、(B)側面図である。 本発明の他の実施形態である足漕ぎ式車両を説明する斜視図である。 本発明の他の実施形態である足漕ぎ式車両の使用状態を説明する斜視図である。 従来の自走式カート100を説明する側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る足漕ぎ式補助車10及び買い物カート30に関して図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、上下方向は足漕ぎ式補助車10の高さ方向を示し、左右方向は足漕ぎ式補助車10の車幅方向を示し、前後方向は足漕ぎ式補助車10の前後方向を示す。
図1は、本実施形態の足漕ぎ式補助車10を説明する斜視図である。図2(A)は、本実施形態の足漕ぎ式補助車10を接続した買い物カート30を説明する斜視図である。図2(B)は、図2(A)に示す足漕ぎ式補助車10及び買い物カート30の使用状態を説明する斜視図である。図3は、本実施形態の足漕ぎ式補助車10の第3のフレーム20及び接続機構14を説明する斜視図である。図4(A)は、本実施形態の足漕ぎ式補助車10の連結機構15及びその連結構造を説明する斜視図である。図4(B)は、本実施形態の足漕ぎ式補助車10の操作方法を説明する斜視図である。
図1に示す如く、足漕ぎ式補助車10は、主に、車体フレーム11と、車体フレーム11の後端側に配設される後輪12と、車体フレーム11の略中央部に配設される前輪13と、車体フレーム11の先端側に配設される接続機構14と、車体フレーム11を回転自在に連結させる連結機構15と、利用者が腰掛けるためのサドル16と、を備える。
足漕ぎ式補助車10は、買い物カート30(図2参照)、ベビーカー、車椅子等、エンジン等の独自の駆動源を有さない車両22に接続機構14を介して接続された状態にて使用される。そして、利用者が、サドル16に腰掛けた状態にて、自らの両足を用いて足漕ぎを行うことで走行可能となる。また、詳細は後述するが、足漕ぎ式補助車10には、ハンドル部は配設されず、利用者は、車両22のハンドル部(図示せず)を用いて、足漕ぎ式補助車10の走行方向を操作する。尚、本実施形態の車両22とは、車輪が配設され、独自の駆動源を有することなく、その後方に足漕ぎ式補助車10を接続し、足漕ぎ式補助車10の利用者が足漕ぎを行うことで走行する車両である。
図示したように、車体フレーム11は、例えば、アルミニウム製、スチール製またはステンレス製等のパイプを用いて形成され、その上端側にサドル16を支持する第1のフレーム18と、その後方側に一対の後輪12が配設される第2のフレーム19と、その前方側に車両22と接続するための接続機構14が配設される第3のフレーム20と、を有する。尚、車体フレーム11の表面には、塗装処理やメッキ処理が施される場合でも良く、その意匠性や防食性が向上される。
本実施形態では、第1のフレーム18と第2のフレーム19とは、例えば、溶接固定され、第2のフレーム19は第1のフレーム18を下方から支持する。そして、第1のフレーム18及び第2のフレーム19の間には、扇形状の補強板21が溶接固定され、車体フレーム11としての剛性が高められる。尚、第1のフレーム18と第2のフレーム19とは、溶接固定される場合に限定されるものではなく、例えば、ボルト締結される場合でも良く、あるいは、一本のパイプを折り曲げ加工し、一体構造として形成される場合でも良い。
サドル16は、第1のフレーム18の上端に配設され、公知の自転車のサドルと同様に、その内部にエアスプリングサスが配設されることで、足漕ぎ式補助車10の走行時の振動を緩衝し、利用者の乗り心地が高められる。また、第1のフレーム18は、公知の伸縮式機構を備えることで、利用者の体格に合わせてサドル16の高さを調整することができる。
また、サドル16の後方には背面板17が取り付けられる。背面板17は、例えば、アルミニウム製、スチール製またはステンレス製等の平板を折り曲げ加工等して形成され、断面視略L字形状となる。そして、背面板17は、サドル16の後方に物置スペースを有し、財布等を収納したバッグを背面板17上に載置した状態にて走行することもできる。尚、背面板17の立ち上がり部の後方面を宣伝広告板として利用することもできる。
図2(A)では、その後方側に足漕ぎ式補助車10を接続した買い物カート30を示すが、本実施形態では、買い物カート30としては、スーパーマーケット等の各店舗に予め備えられたものを利用する。そして、買い物カート30は、主に、車体フレーム31と、車体フレーム31の前端側に配設される一対の前輪32と、車体フレーム31の後端側に配設される一対の後輪33と、車体フレーム31の上端側に配設される荷物収容籠34と、車体フレーム31と一体に形成されるハンドル部35と、を備える。
図2(B)に示す如く、利用者は、両足が足漕ぎ式補助車10の走行面、例えば床面へとしっかりと着くように、第1のフレーム18を介してサドル16の高さを調整する。そして、利用者は、サドル16に腰掛けた状態にて、自らの両足を用いて足漕ぎを行うことで、足漕ぎ式補助車10が走行すると共に、買い物カート30も足漕ぎ式補助車10により後方から押されることで走行する。
図示したように、利用者は、サドル16に腰掛けながら、両手にて買い物カート30のハンドル部35を握る。そして、利用者は、ハンドル部35を介して買い物カート30を所望の方向へと向けることで、買い物カート30及び足漕ぎ式補助車10の走行方向を操作することができる。このとき、買い物カート30の後輪33及び足漕ぎ式補助車10の前輪13は、方向転換可能な車輪であり、後輪33及び前輪13は、買い物カート10の走行方向に合わせて回転する。その結果、足漕ぎ式補助車10は、買い物カート10への追従性が向上すると共に、小回な旋回を行うことができる。
この構造により、利用者は、サドル16に腰掛けた状態にて、容易に買い物カート30を操作することができる。その結果、利用者が高齢者等の足腰が弱い人や足腰の悪い人の場合でも、通常の立った状態にて買い物カート30を使用する場合と比較して、足腰への負担が大幅に低減し、足腰の疲れや痛みが抑えられ、行動範囲を広げることが可能となる。その結果、スーパーマーケット等の店舗内での移動距離も増大し、様々な商品を見ることが可能となり、楽しく買い物を行うことができる。
図3に示す如く、接続機構14は、例えば、アルミニウム製、スチール製またはステンレス製等の平板を用いて形成され、略コの字形状のメインフレーム14Aと、そのメインフレーム14Aの両端部にそれぞれネジ固定され、略断面視U字形状の接続フレーム14Bと、を有する。メインフレーム14Aの長さは、買い物カート30(図2(A)参照)の横幅に合わせて適宜設計される。同様に、接続フレーム14Bは、買い物カート30の脚部フレーム31Aの外径に合わせて適宜設計される。そして、接続機構14は、買い物カート30の後輪33の近傍であり、脚部フレーム31A間を架橋して配設される。
上述したように、接続フレーム14Bは、脚部フレーム31Aの外側から内側へと向けて取り付けられ、脚部フレーム31Aを挟み込むように、しっかりと脚部フレーム31Aに固定される。更には、メインフレーム14Aは、接続フレーム14Bを内側へと適度に引っ張ることで、接続機構14は、買い物カート30の脚部フレーム31Aに対してしっかりと固定される。尚、図示していないが、接続フレーム14Bと脚部フレーム31Aとの間にゴム部材等の滑り防止材料を挟むことで、接続機構14が、脚部フレーム31Aに対して更にしっかりと固定される。
詳細は後述するが、買い物カート30は、第3のフレーム20にて後方から押されることで前進するが、接続機構14が脚部フレーム31Aにしっかりと固定されることで、接続機構14が走行中に脚部フレーム31Aの前方側へとずれることが防止される。その結果、サドル16から買い物カート30までの距離が、走行中に突然短くなることが防止され、利用者の足が買い物カート30に巻き込まれる等、利用者の足漕ぎ動作が妨げられることを防止し、足漕ぎ式補助車10の安全な走行が実現される。
更には、第3のフレーム20から買い物カート30への押圧力が、ロスすることを防止し、しっかりと買い物カート30へと伝達されることで、高齢者等の足腰が弱い人や足腰の悪い人でも、容易に買い物カート30を前進させることが可能となり、安全に買い物を行うことができる。
また、図示したように、第3のフレーム20は、側面視略L字形状であり、接続機構14のメインフレーム14Aの略下方から上方へと向けて折り曲げ加工される。そして、足漕ぎ式補助車10の利用者は、買い物カート30の後方の第3のフレーム20の両側のスペースを利用して足漕ぎを行うと共に、店舗の棚から商品を取る際には、サドル16から立ち上がる動作が必要となる。
つまり、利用者は、サドル16に腰掛け、あるいはサドル16から立ち上がる際に、少なくともどちらか一方の足が、第3のフレーム20を跨ぐ必要があるが、第3のフレーム20が、床面に対して近い位置にあることで、足を少し持ち上げることで上記跨ぐ動作が可能となる。その結果、高齢者等の足腰が弱い人や足腰の悪い人でも、容易に第3のフレーム20を跨ぐことが可能となり、上記跨ぐ動作の際に転倒することが防止され、安全に買い物を行うことができる。
一方、買い物カート30の下方であり、接続機構14の設置箇所の下方では、第3のフレーム20の上記略L字形状により、メインフレーム14Aと床面との間に広い空間40が形成される。利用者の体格や足の大きさにより様々な利用状況はあるが、足の先端側を広い空間40内へ入れながら足漕ぎ動作を行う場合もある。
この場合には、広い空間40が確保されることで、利用者の履物が、メインフレーム14Aと床面との間に挟まり、また、履物の先端がメインフレーム14Aに接触することが防止される。その結果、利用者は、自分に適した歩幅にて足漕ぎ動作を行うことができ、高齢者等の足腰が弱い人や足腰の悪い人でも、安全に買い物を行うことができる。
図4(A)に示す如く、連結機構15は、主に、その下面に前輪13を方向転換自在に支持する基部15Aと、基部15Aの上面に立設して固定される軸部15Bと、軸部15Bに対して装着される固定部材15Cと、を有する。尚、第2のフレーム19の先端は、略一文字形状に加工され、その加工領域には軸部15Bに挿入されるための連結孔19Aが形成される。また、第3のフレーム20の後端は、断面視略コの字形状に加工され、その加工領域には軸部15Bに挿入されるための一対の連結孔20Aが形成される。
軸部15Bは、ネジ切り加工された丸棒部材、例えば、ボルトであり、基部15Aの上面に対して溶接固定される。また、固定部材15Cは、例えば、ナットであり、軸部15Bの上端側に着脱自在に締め込まれる。尚、前輪13は、方向転換可能な車輪であり、買い物カート30(図2(A)参照)の走行方向に応じてその方向が転換することで、買い物カート30への追従性が高められ、足漕ぎ式補助車10(図1参照)のスムーズな左折や右折等が実現される。
図4(B)に示す如く、第2のフレーム19及び第3のフレーム20は、それぞれ連結孔19A,20Aを介して連結機構15の軸部15B(図4(A)参照)に対して挿入される。そして、軸部15Bの上端部には、固定部材15Cが締め込まれることで、足漕ぎ式補助車10の走行中に第2のフレーム19及び第3のフレーム20が軸部15Bから抜けることが防止され、連結状態が維持される。この構造により、第2のフレーム19及び第3のフレーム20は、固定部材15Cにより回転動作が規制されることなく、軸部15Bを回転支点として回転自在な状態となる。
上述したように、足漕ぎ式補助車10は、サドル16(図1(A)参照)に腰掛けた利用者が自ら足漕ぎを行うことで走行する。そして、第2のフレーム19が軸部15Bを後方から押すことで、第3のフレーム20は軸部15Bにより後方から押される。この構造により、買い物カート30は、接続機構14を介して足漕ぎ式補助車10により後方から押されることで走行する。つまり、足漕ぎ式補助車10及び買い物カート30は、利用者の脚力を駆動源として走行することで、利用者は、走行スピードをコントロールし易く、停止する際も自らの意思にて行うことが可能となる。
ここで、足漕ぎ式補助車10の操作方法を説明する。サドル16に腰掛けた利用者は、買い物カート30のハンドル部35(図2(A)参照)を両手にて握り、ハンドル部35にて買い物カート30を所望の方向へと向けることで、足漕ぎ式補助車10も買い物カート30に追従して上記所望の方向へと走行する。
具体的には、足漕ぎ式補助車10を直進させる場合には、利用者は、ハンドル部35を体の正面に維持し足漕ぎを行うことで、第2のフレーム19と第3のフレーム20とが直線状態を維持し、買い物カート30及び足漕ぎ式補助車10は直進する。
一方、足漕ぎ式補助車10を左折させる場合には、利用者は、ハンドル部35を体の左側へと移動させることで、第3のフレーム20は軸部15Bを回転支点として左側へと回転する。そして、利用者は、ハンドル部35を上記方向へと維持した状態にて、買い物カート30に追従して左折するように足漕ぎを行うことで、買い物カート30及び足漕ぎ式補助車10は左折する。このとき、第2のフレーム19と第3のフレーム20とが、徐々に直線状態に近づき、最終的に直線状態となることで、買い物カート30及び足漕ぎ式補助車10の左折操作が完了する。尚、足漕ぎ式補助車10を右折させる場合には、上記左折操作と同様の操作を右折方向へと行う。
上述したように、買い物カート30に接続させた足漕ぎ式補助車10を左折等旋回させる場合には、足漕ぎ式補助車10は、連結機構15の軸部15Bを回転支点として第2のフレーム19が回転しながら買い物カート30に追従することで、小回り旋回が可能となる。その結果、店舗内の狭い通路でも足漕ぎ式補助車10の方向転換が可能となり、周囲の買い物客と接触する等の迷惑を掛けることが防止される。
このとき、足漕ぎ式補助車10の後輪12は、方向転換出来ない車輪であるため、足漕ぎ式補助車10の方向転換は、前輪13にて行われる。つまり、後輪12は、前輪13にて主導した方向へと追従するのみであり、走行中に前輪13と異なる方向へと急転換することがない。その結果、足漕ぎ式補助車10が、後輪12の方向転換により急停止したり、蛇行したりすることが防止され、利用者は安全に足漕ぎ式補助車10を走行させることができる。
最後に、図示したように、連結機構15は、第2のフレーム19の先端部近傍であり、第1のフレーム18との合流箇所41よりも前方側に配設される。この構造により、利用者の体重が、前輪13と一対の後輪12へと分散され、前輪13に対して掛かり過ぎることが防止される。その結果、前輪13と床面との走行時の摩擦抵抗が大幅に低減し、前輪13は、買い物カート30の後輪33の方向転換に追従して、方向転換し易くなり、足漕ぎ式補助車10のスムーズな走行が実現される。
次に、図5(A)及び図5(B)は、本実施形態の足漕ぎ式補助車10の変形例であり、図5(A)は、上述した第2のフレーム19と第3のフレーム20とが一体の脚部フレーム51として形成された構造を説明する斜視図である。図5(B)は、上述した連結機構15の前輪13が後輪12と同等程度まで大きくなる構造を説明する側面図である。尚、上述したように、脚部フレーム51は、第1のフレーム18との合流箇所41にて溶接固定される。
図5(A)に示す如く、脚部フレーム51は、例えば、アルミニウム製、スチール製またはステンレス製等のパイプを用いて形成され、側面視略L字形状である。上述したように、脚部フレーム51は、全長方向(紙面前後方向)の長さは、第2のフレーム19と第3のフレーム20とを合わせた長さである。そして、脚部フレーム51の後端側は、第2のフレーム19と同様に、略T字形状に分岐し、一対の後輪12が配設される。
一方、脚部フレーム51の前端側は、固定部材52を介してメインフレーム14Aに対して回転自在に配設される。例えば、脚部フレーム51には、その前端部から内部に向けてネジ切り加工が施される。そして、メインフレーム14Aの取付孔(図示せず)に固定部材52としてのボルトを挿入し、ワッシャー(図示せず)を介在させて脚部フレーム51をメインフレーム14Aへと回転自在に取り付ける。
更に、脚部フレーム51には、メインフレーム14Aの少し後方側に、前輪13が回転自在に配設される。例えば、図4(A)を用いて上述したように、脚部フレーム51に設けられた取付孔(図示せず)に、前輪13を回転自在に支持する連結機構15の軸部15Bを挿入し、固定部材15Cにより脚部フレーム51に固定する。
この構造により、足漕ぎ式補助車10は、矢印53にて示すように、固定部材52を回転支点として脚部フレーム51が回転しながら買い物カート30に追従し、足漕ぎ式補助車10の左折や右折等がスムーズに実現される。そして、前輪13が、メインフレーム14Aとサドル16との間の脚部フレーム51に配設されることで、買い物カート10への追従性が向上する。
図5(B)に示す如く、第2のフレーム19が、図1に示す形状よりも、後輪12の近傍にて走行面54から上方側へと立ち上がり、第3のフレーム20の端部領域が、上方側へと湾曲した形状となる。この構造により、連結機構15の配設領域では、第2及び第3のフレーム19,20の端部領域の下方に、走行面54との間に広い空間55が確保される。そして、前輪13が、例えば、後輪12と同等程度の大きさとなる。その結果、前輪13が大きくなることで、走行面に小石等の障害物があった場合でも、前輪13が、その障害物を容易に乗り越えることが可能となり、利用者の利便性や安全性が向上される。
尚、本実施形態では、第2のフレーム19が略T字形状に形成され、後輪12がT字フレームの先端に一対配設される場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、第2のフレーム19が略Y字形状に形成され、後輪12がY字フレームの先端に一対配設される場合でも良い。この場合には、T字フレームの場合と比較して、足漕ぎ式補助車10の車幅方向の長さを短くするとこができ、より狭い店舗の通路でも利用することが可能となる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
次に、本発明の他の実施形態に係る足漕ぎ式車両60に関して図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、上下方向は足漕ぎ式車両60の高さ方向を示し、左右方向は足漕ぎ式車両60の車幅方向を示し、前後方向は足漕ぎ式車両60の前後方向を示す。
また、足漕ぎ式車両60の説明の際に、適宜、図1から図5を用いて上述した足漕ぎ式補助車10の説明を参照し、同一の部材には同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。
図6は、本実施形態の足漕ぎ式車両60を説明する斜視図である。図7は、本実施形態の足漕ぎ式車両60の使用状態を説明する斜視図である。
図6に示す如く、足漕ぎ式車両60は、主に、前方フレーム61と、後方フレーム62と、前方フレーム61と後方フレーム62との回転自在に連結させる連結機構15と、前方フレーム61に配設されるハンドル部63及び前輪64と、後方フレーム62に配設されるサドル16及び後輪12と、を備える。
足漕ぎ式車両60は、前輪64、後輪12及び中間輪66を有し、前方フレーム61の先端部には、ハンドル部63が形成される。詳細は後述するが、利用者が、サドル16に腰掛けた状態にて、自らの両足を用いて足漕ぎを行うことで、足漕ぎ式車両60は走行可能となる。そして、利用者は、ハンドル部63を用いて、足漕ぎ式車両60の走行方向を操作することが出来る。
図示したように、前方フレーム61は、例えば、アルミニウム製、スチール製またはステンレス製等のパイプを用いて形成され、その先端部にはハンドル部63が配設される。ハンドル部63も上記パイプを用いて形成され、溶接等により前方フレーム61に固定される。尚、ハンドル部63には、公知のグリップテープが巻かれることで、使用者が、快適に足漕ぎ式車両60の走行方向を操作することが出来る。
前方フレーム61は、側面視略L字形状であり、そのコーナー部には、前輪固定板65が配設される。前輪固定板65は、例えば、アルミニウム製、スチール製またはステンレス製等の平板を用いて形成され、前輪固定板65の下面には、一対の前輪64が、方向転換自在な状態に配設される。そして、前輪固定板65の後端部は、前方フレーム61のコーナー部に溶接により固定される。
また、前方フレーム61は、走行面に対して近い位置にあることで、足を少し持ち上げることで、前方フレーム61を跨ぐ動作が可能となる。その結果、高齢者等の足腰が弱い人や足腰の悪い人でも、容易に前方フレーム61を跨ぐことが可能となり、上記跨ぐ動作の際に転倒することが防止される。
後方フレーム62は、足漕ぎ式補助車10の第1のフレーム18及び第2のフレーム19と同じ構造であり、上述した説明を参照する。同様に、後方フレーム62に配設されるサドル16及び後輪12の説明も上述した説明を参照する。尚、前方フレーム61、後方フレーム62及び前輪固定板65は、車体フレーム11と同様に、その表面に塗装処理やメッキ処理が施される場合でも良く、その意匠性や防食性が向上される。
前方フレーム61と後方フレーム62とは、連結機構15を介して連結することで、足漕ぎ式補助車10の機構と同様に、前方フレーム61は、後方フレーム62に腰掛けた利用者が足漕ぎすることで、連結機構15を介して後方フレーム62に後方から押されることで前方へと走行する。尚、本実施形態の中間輪66は、連結機構15の前輪13に対応する。
図7に示す如く、足漕ぎ式車両60は、前方フレーム61に前輪64及びハンドル部63を有することで、足漕ぎ式補助車10とは異なり、単独にて走行可能な車両である。そして、足漕ぎ式車両60は、例えば、高齢者等の足腰の弱い方や足腰の悪い方が、家の近所を散歩する際や近くのスーパーマーケット等に買い物に行く際等、屋外にて活動する際に使用される。あるいは、足漕ぎ式車両60は、屋内においても、例えば、家の中や病院等の施設内にて、歩行訓練等のリハビリ用機器として用いられる。
図示したように、利用者は、両足が足漕ぎ式車両60の走行面、例えば路面へとしっかりと着くように、後方フレーム62を介してサドル16の高さを調整する。そして、利用者は、サドル16に腰掛けた状態にて、自らの両足を用いて足漕ぎを行うことで、足漕ぎ式車両60が走行する。
このとき、利用者は、サドル16に腰掛けながら、ハンドル部63を介して足漕ぎ式車両60の走行方向を操作することができる。そして、足漕ぎ式車両60の前輪64及び中間輪66は、方向転換可能な車輪であり、その後輪12は、前方フレーム61の走行方向に合わせて回転する。その結果、足漕ぎ式車両60では、後方フレーム62は、前方フレーム61への追従性が向上すると共に、小回な旋回を行うことができる。
この構造により、利用者は、サドル16に腰掛けた状態にて足漕ぎ式車両60を操作出来るので、利用者が高齢者等の足腰が弱い人や足腰の悪い人の場合でも、通常の杖等を使用して歩行する場合と比較して、足腰への負担が大幅に低減し、足腰の疲れや痛みが抑えられ、行動範囲を広げることが可能となる。また、足漕ぎ式車両60は、利用者の脚力を駆動源として走行することで、利用者は、走行スピードをコントロールし易く、停止する際も自らの意思にて行うことが可能となり、安全に使用することが出来る。
10 足漕ぎ式補助車
11 車体フレーム
12 後輪
13 前輪
14 接続機構
14A メインフレーム
14B 接続フレーム
15 連結機構
15A 基部
15B 軸部
15C 固定部材
16 サドル
17 背面板
18 第1のフレーム
19 第2のフレーム
19A 連結孔
20 第3のフレーム
20A 連結孔
21 補強板
22 車両
30 買い物カート
35 ハンドル部
40 広い空間
41 合流箇所
51 脚部フレーム
52 固定部材
60 足漕ぎ式車両
61 前方フレーム
62 後方フレーム
63 ハンドル部
64 前輪
65 前輪固定部
66 中間輪

Claims (11)

  1. サドルを有する車体フレームの前方側を車両に接続させ、前記サドルに腰掛けた利用者が足漕ぎを行いながら、前記車両を走行させる足漕ぎ式補助車であって、
    前記車体フレームには、
    その後方側に配設される後輪と、
    その前方側に配設され、前記車両と接続するための接続機構と、
    前記サドルと前記接続機構との間に配設され、方向転換可能な前輪と、が配設されることを特徴とする足漕ぎ式補助車。
  2. 前記車体フレームと前記接続機構とは回転自在に連結され、
    前記利用者が前記サドルに腰掛け足漕ぎを行う状態において、
    前記車体フレームが、前記連結機構を介して前記車両を前方側へと押すことで、前記車両を走行させることを特徴とする請求項1に記載の足漕ぎ式補助車。
  3. 前記車体フレームは、
    前記サドルを支持する第1のフレームと、
    その後方側に前記後輪が配設されると共に、前記第1のフレームを支持する第2のフレームと、
    その前方側に前記接続機構が配設される第3のフレームと、
    前記第2のフレームと前記第3のフレームとの連結箇所を回転支点として、前記第2のフレーム及び前記第3のフレームを回転可能に支持する連結機構と、を有し、
    前記第2のフレームまたは前記第3のフレームの下方には、前記前輪が配設されることを特徴とする請求項1に記載の足漕ぎ式補助車。
  4. 前記利用者が前記サドルに腰掛け足漕ぎを行う状態において、
    前記第3のフレームが、前記連結機構を介して前記第2のフレームにより前方側へと押されることで、前記車両を走行させることを特徴とする請求項3に記載の足漕ぎ式補助車。
  5. 前記連結機構は、前記連結箇所にて前記第2のフレーム及び前記第3のフレームを軸支する軸部と、前記軸部の下端に配設される前記前輪と、を有することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の足漕ぎ式補助車。
  6. 前記連結機構は、前記第1のフレームと前記第2のフレームとの合流箇所よりも前方側に配設されることを特徴とする請求項5に記載の足漕ぎ式補助車。
  7. 前記第3のフレームは、側面視L字形状であり、前記接続機構の下方及びその近傍領域から上方に向けて折り曲げ加工されることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の足漕ぎ式補助車。
  8. 前記利用者は、前記車両のハンドル部を用いて前記車両の移動方向を操作することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の足漕ぎ式補助車。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の前記足漕ぎ式補助車が後方側に接続される買い物カートであって、
    前記足漕ぎ式補助車の前記サドルへと腰掛けた前記利用者が、そのハンドル部にて移動方向を操作すると共に、足漕ぎを行うことで走行可能となることを特徴とする買い物カート。
  10. サドルに腰掛けた利用者がハンドル部にて移動方向を操作しながら足漕ぎを行い走行させる足漕ぎ式車両であって、
    前記サドル及び後輪が配設される後方フレームと、
    前記ハンドル部及び方向転換が可能な前輪が配設される前方フレームと、
    前記サドルと前記前輪との間に配設され、方向転換が可能な中間輪と、を有することを特徴とする足漕ぎ式車両。
  11. 前記後方フレームと前記前方フレームとの連結箇所を回転支点として、前記後方フレーム及び前記前方フレームを回転可能に支持する連結機構と、を更に有し、
    前記前方フレームの下方には、前記中間輪が配設されることを特徴とする請求項10に記載の足漕ぎ式車両。
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