JP2022111673A - 車両用開閉体制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成にてサンルーフ装置及びシェード装置を好適に駆動する。【解決手段】第1のアーム71における第2のスイッチング素子E2と第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1をオンすることで、第1のモータ61が正転してサンルーフ装置が開駆動される。第3のアーム73における第2のスイッチング素子E2と第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1とをオンすることで、第2のモータ62が正転してシェード装置が開駆動される。第1のアーム71における第1のスイッチング素子E1と第2のアーム72における第2のスイッチング素子E2とをオンすることで、第1のモータ61が逆転してサンルーフ装置が閉駆動される。そして、第3のアーム73における第1のスイッチング素子E1と第2のアーム72における第2のスイッチング素子E2とをオンすることで、第2のモータ62が逆転してシェード装置が閉駆動される。【選択図】図6

Description

本発明は、車両用開閉体制御装置に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に示すように、直列接続された第1及び第2のスイッチング素子を有して並列に接続された複数のアームを備える駆動回路を用い、その一つのアームを2つのモータが共有するかたちで、複数のモータを駆動する方法が提案されている。尚、「アーム」は、「スイッチングアーム」の略称である。また、車両には、そのルーフ開口部に設けられた可動パネルを開閉動作させるサンルーフ装置と、その可動パネルの下方に設けられた遮光部材を開閉動作させるシェード装置と、を備えるものがある。そして、多くの場合、これらのサンルーフ装置及びシェード装置は、それぞれ独立に設けられたモータを用いて駆動される。
特開2003-333895号公報
しかしながら、上記従来技術の駆動装置では、複数のモータを同一方向に回転させる場合、これらの各モータが直列に接続された状態となる。このため、上記のようなサンルーフ装置及びシェード装置に適用するのが難しいという問題がある。
上記課題を解決する車両用開閉体制御装置は、車両のルーフ開口部に設けられた可動パネルを開閉動作させるサンルーフ装置と、前記可動パネルの下方に設けられた遮光部材を開閉動作させるシェード装置と、前記サンルーフ装置を駆動する第1のモータ及び前記シェード装置を駆動する第2のモータに駆動電力を供給する駆動回路と、を備え、前記駆動回路は、直列接続された第1及び第2のスイッチング素子を有して三列並列に接続された第1~第3のアームを備えてなるとともに、前記第1のアームにおける前記第2のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第1のスイッチング素子をオンすることにより、前記第1のモータが正転して前記サンルーフ装置が開駆動され、前記第3のアームにおける前記第2のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第1のスイッチング素子とをオンすることにより、前記第2のモータが正転して前記シェード装置が開駆動され、前記第1のアームにおける前記第1のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第2のスイッチング素子とをオンすることにより、前記第1のモータが逆転して前記サンルーフ装置が閉駆動され、前記第3のアームにおける前記第1のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第2のスイッチング素子とをオンすることにより、前記第2のモータが逆転して前記シェード装置が閉駆動される。
上記構成によれば、簡素な構成にて、サンルーフ装置及びシェード装置を個別に駆動することができる。また、車両のルーフ開口部に設けられた可動パネル及び遮光部材は、ともに同じ方向に開動作し、及び閉動作する。そして、サンルーフ装置を駆動する第1のモータ及びシェード装置を駆動する第2のモータもまた、開駆動時及び閉駆動時において、それぞれ、互いに同じ方向に回転する。従って、上記構成によれば、サンルーフ装置及びシェード装置について、その開閉駆動制御の設計を容易に行うことができる。そして、これにより、これらのサンルーフ装置及びシェード装置を好適に開閉駆動することができる。
上記課題を解決する車両用開閉体制御装置は、前記サンルーフ装置の開駆動時には、PWM制御により前記第1のアームにおける前記第2のスイッチング素子がオン/オフ駆動され、前記シェード装置の開駆動時には、PWM制御により前記第3のアームにおける前記第2のスイッチング素子がオン/オフ駆動され、前記サンルーフ装置の閉駆動時には、PWM制御により前記第1のアームにおける前記第1のスイッチング素子がオン/オフ駆動され、前記シェード装置の閉駆動時には、PWM制御により前記第3のアームにおける前記第1のスイッチング素子がオン/オフ駆動されることが好ましい。
即ち、サンルーフ装置に駆動される可動パネルとシェード装置に駆動される遮光部材とでは、そのサイズや重量に違いがある。しかしながら、上記構成によれば、その可動パネルの開閉動作に要求される駆動力及び遮光部材の開閉動作に要求される駆動力に合わせた個別制御が可能になる。その結果、例えば、可動パネルの開閉動作速度及び遮光部材の開閉動作速度を、それぞれ、自在に設定することができる。そして、これにより、その開閉駆動制御の設計自由度を高めることができる。
更に、第2のアームを構成する第1及び第2のスイッチング素子については、これをPWM制御によりオン/オフ駆動することなく、そのサンルーフ装置の駆動力及びシェード装置の駆動力を個別に制御することができる。そして、これにより、サンルーフ装置及びシェード装置の駆動時、その第2のアームにおける第1のスイッチング素子又は第2のスイッチング素子、即ちサンルーフ装置に供給する電流及びシェード装置に供給する電流の両方が流れるスイッチング素子の負荷を低減することができる。
上記課題を解決する車両用開閉体制御装置は、前記第1及び第2のモータが同一の出力特性を有することが好ましい。
上記構成によれば、サンルーフ装置を駆動する第1のモータ及びシェード装置を駆動する第2のモータの仕様を共通化することで、構成の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
上記課題を解決する車両用開閉体制御装置は、前記可動パネル及び前記遮光部材がともに全閉位置にある状態から開動作する場合には、前記遮光部材が前記開動作を開始した後に、前記可動パネルが前記開動作を開始することが好ましい。
即ち、遮光部材が先行して開動作することにより、そのルーフ開口部の内側に展開された遮光部材の上方を可動パネルが覆う状態を維持することができる。そして、これにより、その遮光部材を保護することができる。その結果、これらの可動パネル及び遮光部材が同時に開動作する状態を許容して、速やかに、その全開位置に到達させることができる。
上記課題を解決する車両用開閉体制御装置は、前記可動パネル及び前記遮光部材がともに全開位置にある状態から閉動作する場合には、前記可動パネルが前記閉動作を開始する前に、前記遮光部材が前記閉動作を開始して、前記可動パネルの全開位置よりも閉側の位置で前記遮光部材が途中停止するとともに、該途中停止の間に前記可動パネルが前記閉動作し、該可動パネルの前記閉動作が完了した後、前記遮光部材が前記閉動作を再開することが好ましい。
上記構成によれば、可動パネル及び遮光部材が同時に閉動作しないことで、利用者が可動パネルを途中位置に停止させる操作を行った場合でも、その閉動作する遮光部材が、この可動パネルを追い越さない。そして、これにより、その閉動作した遮光部材がルーフ開口部に露出した状態で、その可動パネルの閉じ忘れが発生しないようにすることができる。加えて、その第2のアームにおける第1のスイッチング素子又は第2のスイッチング素子、即ちサンルーフ装置に供給する電流及びシェード装置に供給する電流の両方が流れるスイッチング素子の負荷を低減することができる。
また、車両においては、遮光部材の開閉動作範囲の方が、可動パネルの開閉動作範囲よりも、その閉動作側に延びている場合がある。しかしながら、上記構成によれば、可動パネルの全開位置よりも閉側に位置する遮光部材が可動パネルに先行して開動作することで、その全体としての閉動作時間を短縮することができる。
本発明によれば、簡素な構成にて、サンルーフ装置及びシェード装置を好適に開閉駆動することができる。
ルーフパネル、ルーフ開口部、及び可動パネルを示す車両の斜視図。 サンルーフ装置の概略構成図。 シェード装置の概略構成図。 車両用開閉体制御装置の概略構成図。 車両用開閉体制御装置の回路図。 車両用開閉体制御装置の回路図。 車両用開閉体制御装置の回路図。 車両用開閉体制御装置の動作説明図。 車両用開閉体制御装置の動作説明図。 車両用開閉体制御装置の動作説明図。 車両用開閉体制御装置の動作説明図。 車両用開閉体制御装置の動作説明図。 車両用開閉体制御装置の動作説明図。 開閉動作要求に基づいた開閉駆動制御の態様を示すフローチャート。 挟み込みの検出に基づいた開閉駆動制御の態様を示すフローチャート。 挟み込みの検出に基づいた開閉駆動制御の別例を示すフローチャート。
以下、車両用開閉体制御装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の車両1は、車体2の上部に、その上方に臨む略矩形状の上方開口部3を有している。また、この上方開口部3の前縁部3fには、車幅方向に延在する略矩形板状のフロントパネル5が固定されている。更に、上方開口部3の後縁部3rには、同様に、その車幅方向に延在する略矩形板状のリヤパネル6が固定されている。そして、本実施形態の車両1においては、これらのフロントパネル5及びリヤパネル6によって、そのルーフパネル10が形成されている。
また、これらのフロントパネル5及びリヤパネル6の間に形成されたルーフ開口部11には、同じく車幅方向に延在する略矩形板状の固定パネル15及び可動パネル20が設けられている。
本実施形態の車両1において、これらの固定パネル15及び可動パネル20は、例えば、ガラスや樹脂製等、光透過性を有する素材を用いて形成されている。また、本実施形態の車両1においては、フロントパネル5及びリヤパネル6とともに車体2の上方開口部3に固定された固定パネル15の前方に、その可動パネル20が配置されている。更に、本実施形態の車両1は、その可動パネル20が全閉状態にある場合に、この可動パネル20の前方に位置するフロントパネル5、並びに、その後方に位置する固定パネル15及びリヤパネル6が略面一に配置される構成となっている。そして、本実施形態の車両1には、その可動パネル20を車両前後方向に開閉動作させるサンルーフ装置21が設けられている。
詳述すると、図2に示すように、本実施形態のサンルーフ装置21は、その可動パネル20をルーフ開口部11に支持する左右一対の支持部材22,22を備えている。また、このサンルーフ装置21は、ルーフ開口部11の幅方向両端側において、その車両前後方向(図2中、左右方向)に延びるガイドレール23,23を備えている。更に、このサンルーフ装置21は、その各支持部材22,22に連結された状態で各ガイドレール23,23の長手方向に沿って摺動する左右一対の摺動部材24,24を備えている。そして、本実施形態のサンルーフ装置21は、これら各摺動部材24,24の摺動により、その可動パネル20が開閉動作する構成になっている。
また、本実施形態のサンルーフ装置21は、モータ25を駆動源とするアクチュエータ26を備えている。本実施形態の車両1において、このアクチュエータ26は、ルーフパネル10の車両前方側(図2中、左側)、フロントパネル5の下方となる位置において、そのルーフ開口部11の内側に固定されている。更に、本実施形態のサンルーフ装置21は、その左右のガイドレール23,23に沿って配索された一対の駆動ケーブル27,27を備えている。尚、本実施形態のアクチュエータ26は、その回転軸を挟む二位置において各駆動ケーブル27,27が噛合する駆動ギヤ28を有している。そして、本実施形態のサンルーフ装置21は、これらの駆動ケーブル27,27を介して伝達されるアクチュエータ26の駆動力に基づいて、その摺動部材24,24が車両前後方向に摺動する構成になっている。
また、図3に示すように、本実施形態の車両1は、その可動パネル20の下方に設けられた遮光部材30を開閉動作させるシェード装置31を備えている。具体的には、本実施形態の車両1は、ルーフ開口部11の内側に設けられた巻取り機32と、この巻取り機32に連結された布状の遮光シート33とを備えている。本実施形態の車両1において、巻取り機32は、ルーフパネル10の車両後方側(図3中、右側)、リヤパネル6の下方となる位置において、そのルーフ開口部11の内側に固定されている。更に、遮光シート33は、この巻取り機32から車両前方側(図3中、左側)に引き出されることにより、その透光パネル35としての構成を有した可動パネル20の下方に展開される。そして、本実施形態のシェード装置31は、これにより、その遮光部材30となる遮光シート33が閉動作する構成になっている。
詳述すると、本実施形態のシェード装置31は、巻取り機32よりも車両前方側となる位置において、その車幅方向(図3中、上下方向)に延在する状態で遮光シート33の一端に固定された長尺略板状のガーニッシュ40を備えている。また、このシェード装置31はルーフ開口部11の幅方向両端側において、その車両前後方向に延びるガイドレール43,43を備えている。尚、本実施形態の車両1において、このシェード装置31の各ガイドレール43,43は、それぞれ、そのサンルーフ装置21の各ガイドレール23,23と一体に形成されている。更に、このシェード装置31は、ガーニッシュ40の長手方向両端部に固定された状態で、それぞれ、各ガイドレール43,43の長手方向に沿って摺動する左右一対の摺動部材44,44を備えている。そして、本実施形態のシェード装置31は、これら各摺動部材44,44の摺動により、その遮光シート33が開閉動作する構成になっている。
また、本実施形態のシェード装置31は、モータ45を駆動源とするアクチュエータ46を備えている。本実施形態の車両1において、このアクチュエータ46は、遮光シート33の巻取り機32よりも車両後方側の位置において、そのルーフ開口部11の内側に固定されている。更に、本実施形態のシェード装置31は、その左右のガイドレール23,23に沿って配索された一対の駆動ケーブル47,47を備えている。尚、本実施形態のアクチュエータ46は、その回転軸を挟む二位置において各駆動ケーブル47,47が噛合する駆動ギヤ48を有している。そして、本実施形態のシェード装置31は、これらの駆動ケーブル47,47を介して伝達されるアクチュエータ46の駆動力に基づいて、その摺動部材44,44が車両前後方向に摺動する構成になっている。
即ち、図2に示すように、本実施形態のサンルーフ装置21は、モータ駆動により、その可動パネル20を車両後方側に移動させることにより開動作させ、車両前方側に移動させることにより閉動作させる。そして、図3に示すように、本実施形態のシェード装置31は、モータ駆動により、その車両後方側の巻取り機32に遮光シート33を巻き取られせることにより開動作させ、この巻取り機32に巻き取られた遮光シート33を車両前方側に引き出すことにより閉動作させる。
また、図4に示すように、本実施形態の車両1において、これらのサンルーフ装置21及びシェード装置31は、ルーフECU50により、その作動が制御されている。そして、本実施形態の車両1においては、これにより、そのルーフ開口部11に設けられた可動パネル20及び遮光部材30としての遮光シート33の開閉動作を統合的に制御することのできる車両用開閉体制御装置51が形成されている。
具体的には、本実施形態のルーフECU50は、車室内に設けられた図示しない操作スイッチに対する操作入力に基づいて、そのルーフ開口部11に設けられた可動パネル20及び遮光部材30となる遮光シート33の開閉動作要求Rqを受け付ける。そして、ルーフECU50は、この開閉動作要求Rqに基づいて、そのサンルーフ装置21のモータ25に駆動電力を供給し、及びシェード装置31のモータ45に駆動電力を供給する。
詳述すると、本実施形態の車両1において、サンルーフ装置21のアクチュエータ26には、その駆動源となるモータ25の回転に同期したパルス信号Sp1を出力するパルスセンサ53が設けられている。また、シェード装置31のアクチュエータ46にも同様に、その駆動源となるモータ45の回転に同期したパルス信号Sp2を出力するパルスセンサ54が設けられている。そして、本実施形態のルーフECU50は、これらのパルス信号Sp1,Sp2をカウントとすることにより、その可動パネル20及び遮光シート33の開閉動作位置X1,X2を検出する。
また、本実施形態のルーフECU50は、そのパルス信号Sp1,Sp2の変化を監視する。更に、このルーフECU50は、パルス信号Sp1,Sp2の変化と可動パネル20及び遮光シート33の開閉動作位置X1,X2とに基づいて、これらの可動パネル20及び遮光シート33に生じた挟み込みを、それぞれ独立に検出する。そして、本実施形態の車両用開閉体制御装置51には、これにより、その挟み込み検出に基づいて、サンルーフ装置21及びシェード装置31の作動を制御する挟み込み回避モードが実装されている。
さらに詳述すると、本実施形態のルーフECU50において、上記開閉動作要求Rq及び各パルス信号Sp1,Sp2は、開閉制御部55に入力される。更に、この開閉制御部55は、これらの開閉動作要求Rq及び各パルス信号Sp1,Sp2に基づいて、そのサンルーフ装置21及びシェード装置31を駆動するためのモータ制御信号Smを生成する。そして、本実施形態のルーフECU50は、このモータ制御信号Smに基づいて、そのサンルーフ装置21のモータ25及びシェード装置31のモータ45に対し、それぞれ、独立に駆動電力を供給することのできる駆動回路60を備えている。
図5に示すように、本実施形態の車両用開閉体制御装置51において、サンルーフ装置21のモータ25を構成する第1のモータ61及びシェード装置31のモータ45を構成する第2のモータ62は、それぞれ、ブラシ付き直流モータとしての構成を有している。また、これら第1及び第2のモータ61,62には、同一の出力特性を有する型番の同じものが用いられている。そして、本実施形態の駆動回路60には、その開閉制御部55が出力するモータ制御信号Smに基づきオン/オフ動作する複数のスイッチング素子(FET:Field effect transistor)をブリッジ状に接続してなるPWMインバータが用いられている。
具体的には、本実施形態の駆動回路60においては、2つ一組で設けられた第1及び第2のスイッチング素子E1,E2を直列に接続することにより、スイッチングアームが形成されている。尚、以下、説明の便宜上、「スイッチングアーム」は、その略称である「アーム」と表記する。そして、本実施形態の駆動回路60は、このように直列接続された第1及び第2のスイッチング素子E1,E2を有して三列並列に接続された第1~第3のアーム71~73を備えている。
詳述すると、本実施形態の駆動回路60において、第1のアーム71は、その第1及び第2のスイッチング素子E1,E2を構成する一対のFET80a,80bを備えている。また、第2のアーム72は、その第1及び第2のスイッチング素子E1,E2を構成する一対のFET80c,80dを備えている。そして、第3のアーム73は、その第1及び第2のスイッチング素子E1,E2を構成する一対のFET80e,80fを備えている。
また、これら第1~第3のアーム71~73において、その第1のスイッチング素子E1を構成する上段側(図5中、上側)の各FET80a,80c,80eには、それぞれ、車載電源85の出力電圧Vbが印加される。そして、その第2のスイッチング素子E2を構成する下段側(図5中、下側)の各FET80b,80d,80fは接地されている。
更に、本実施形態の車両用開閉体制御装置51において、サンルーフ装置21を駆動する第1のモータ61は、第1のアーム71を構成するFET80a,80bの接続点P1及び第2のアーム72を構成するFET80c,80dの接続点P2に接続されている。そして、シェード装置31を駆動する第2のモータ62は、第2のアーム72を構成するFET80c,80dの接続点P2及び第3のアーム73を構成するFET80e,80fの接続点P3に接続されている。
さらに詳述すると、図6に示すように、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、駆動回路60のFET80bとFET80cとをオンする。つまりは、第1のアーム71における第2のスイッチング素子E2と第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1とをオンすることにより、その第1のモータ61が正転してサンルーフ装置21が開駆動されるように構成されている。そして、車両用開閉体制御装置51は、駆動回路60のFET80fとFET80cとをオンする。つまりは、第3のアーム73における第2のスイッチング素子E2と第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1とをオンすることにより、その第2のモータ62が正転してシェード装置31が開駆動されるように構成されている。
また、図7に示すように、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、駆動回路60のFET80aとFET80dとをオンする。つまりは、第1のアーム71における第1のスイッチング素子E1と第2のアーム72における第2のスイッチング素子E2とをオンすることにより、その第1のモータ61が逆転してサンルーフ装置21が閉駆動されるように構成されている。そして、車両用開閉体制御装置51は、駆動回路60のFET80eとFET80dとをオンする。つまりは、第3のアーム73における第1のスイッチング素子E1と第2のアーム72における第2のスイッチング素子E2とをオンすることにより、その第2のモータ62が逆転してシェード装置31が閉駆動されるように構成されている。
即ち、車両1のルーフ開口部11に設けられた可動パネル20及び遮光部材30は、ともに同じ方向に開動作し、及び閉動作する。この点を踏まえ、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、そのサンルーフ装置21を開駆動する第1のモータ61の回転方向と、そのシェード装置31を開駆動する第2のモータ62の回転方向とが等しくなるように構成されている。また、サンルーフ装置21を閉駆動する第1のモータ61の回転方向と、そのシェード装置31を閉駆動する第2のモータ62の回転方向とが等しくなるように構成されている。そして、本実施形態の車両用開閉体制御装置51においては、これにより、そのサンルーフ装置21及びシェード装置31の駆動制御、特に、これらのサンルーフ装置21及びシェード装置31が連動するような開閉駆動制御の設計を容易に行うことが可能になっている。
また、本実施形態のルーフECU50において、開閉制御部55が出力するモータ制御信号Smは、PWM制御信号PWMa~PWMfに変換されて、それぞれ、その駆動回路60の各FET80a~FET80fに入力される。そして、本実施形態のルーフECU50は、これにより、そのサンルーフ装置21を駆動する第1のモータ61及びシェード装置31を駆動する第2のモータ62に対し、それぞれ、独立した駆動電力を供給することが可能になっている。
具体的には、サンルーフ装置21の開駆動時には、PWM制御により、駆動回路60のFET80b、つまりは第1のアーム71における第2のスイッチング素子E2をオン/オフ駆動することで、その第1のモータ61に供給する駆動電力が制御される。そして、サンルーフ装置21の閉駆動時には、PWM制御により、その駆動回路60のFET80a、つまりは第1のアーム71における第1のスイッチング素子E1をオン/オフ駆動することで、その第1のモータ61に供給する駆動電力が制御される。
また、シェード装置31の開駆動時には、PWM制御により、駆動回路60のFET80f、つまりは第3のアーム73における第2のスイッチング素子E2をオン/オフ駆動することで、その第2のモータ62に供給する駆動電力が制御される。そして、シェード装置31の閉駆動時には、PWM制御により、駆動回路60のFET80e、つまりは第3のアーム73における第1のスイッチング素子E1をオン/オフ駆動することで、その第2のモータ62に供給する駆動電力が制御される。
即ち、サンルーフ装置21に駆動される可動パネル20とシェード装置31に駆動される遮光シート33とでは、そのサイズや重量に違いがある。このため、その可動パネル20の開閉動作に要求される駆動力と、その遮光シート33の開閉動作に要求される駆動力にも違いがある。しかしながら、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、上記構成により、その駆動力の個別制御を可能とする。つまり、同一の出力特性を有する第1及び第2のモータ61,62を用いても、その可動パネル20の開閉動作速度及び遮光シート33の開閉動作速度を、それぞれ、自在に設定することができる。そして、本実施形態の車両用開閉体制御装置51においては、これにより、サンルーフ装置21のモータ25及びシェード装置31のモータ45の仕様を共通化することで、その構成の簡素化及び低コスト化が図られている。
次に、本実施形態の車両用開閉体制御装置51における可動パネル20及び遮光シート33の開閉制御について説明する。
図8~図10に示すように、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、その可動パネル20及び遮光シート33がともに全閉位置XCにある状態から開動作する場合には、遮光シート33が開動作を開始した後に、その可動パネル20が開動作を開始するように構成されている。
即ち、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、その可動パネル20及び遮光シート33が同時に開動作する状態を設けることで、これらの可動パネル20及び遮光シート33が、速やかに、その全開位置XOに到達するように構成されている。更に、この車両用開閉体制御装置51は、遮光シート33が先行して開動作することにより、そのルーフ開口部11の内側に展開された遮光シート33の上方を可動パネル20が覆う状態を維持する。そして、これにより、その遮光シート33を保護する構成となっている。
また、図11~図13に示すように、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、可動パネル20及び遮光シート33がともに全開位置XOにある状態から閉動作する場合には、その可動パネル20が閉動作を開始する前に、遮光シート33が閉動作を開始する。そして、この遮光シート33が、可動パネル20の全開位置XOaよりも閉側の位置で途中停止するように構成されている。
更に、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、この遮光シート33が途中停止している間に、可動パネル20が閉動作する。尚、本実施形態の車両用開閉体制御装置51において、これらの可動パネル20の開閉動作位置X1及び遮光シート33の開閉動作位置X2は、それぞれ、その前端位置20f,33fが基準となっている。そして、この可動パネル20の閉動作が完了、つまりは、全閉位置XCへの到達、若しくは、利用者が所望する位置に到達した後、その遮光シート33が閉動作を再開するように構成されている。
即ち、本実施形態の車両1においては、その可動パネル20の後方側に設けられた固定パネル15もまた透光パネル35としての構成を有している。このため、遮光シート33の全開位置XObは、可動パネル20の全開位置XOaよりも車両後方側に設定されている。
換言すると、本実施形態の車両用開閉体制御装置51においては、遮光シート33の開閉動作範囲の方が、可動パネル20の開閉動作範囲よりも、その閉動作側となる車両後方側(各図中、右側)に延びている。この点を踏まえ、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、上記のように、可動パネル20の全開位置XOaよりも閉側に位置する遮光シート33が、その可動パネル20に先行して開動作する。尚、この遮光シート33の途中停止位置XSは、固定パネル15の上方に重なることにより前端位置20fが固定パネル15の前端位置15fに略一致する可動パネル20の全開位置XOaよりも僅かに車両後方側となっている。そして、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、これにより、可動パネル20の全開状態を保持したまま、その遮光シート33が、透光パネル35としての構成を有した固定パネル15の下方を覆う状態にすることが可能になっている。
更に、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、その可動パネル20及び遮光シート33が同時に閉動作しないことで、利用者が可動パネル20を途中位置に停止させる操作を行った場合でも、その閉動作する遮光シート33が、この可動パネル20を追い越さない。そして、これにより、その閉動作した遮光シート33がルーフ開口部11に露出した状態で、その可動パネル20の閉じ忘れが発生しないように構成されている。
また、図14のフローチャートに示すように、本実施形態のルーフECU50は、可動パネル20が開閉動作中である場合(ステップ101:YES)に、その遮光シート33について、この可動パネル20の開閉動作方向と逆向きの開閉動作要求Rqがあるか否かを判定する(ステップ102)。具体的には、可動パネル20の開動作中に、その遮光シート33の閉動作要求があるか、又は可動パネル20の閉動作中に、その遮光シート33の開動作要求があるかを判定する。そして、本実施形態のルーフECU50は、このような逆向きの開閉動作要求Rqがあった場合に、そのサンルーフ装置21の駆動を停止する。つまりは、そのモータ25に対する駆動電力の供給を停止して可動パネル20の開閉動作を停止させる(ステップ103)。
同様に、本実施形態のルーフECU50は、遮光シート33が開閉動作中である場合(ステップ104:YES)に、その可動パネル20について、この遮光シート33の開閉動作方向と逆向きの開閉動作要求Rqがあるか否かを判定する(ステップ105)。具体的には、遮光シート33の開動作中に、その可動パネル20の閉動作要求があるか、又は遮光シート33の閉動作中に、その可動パネル20の開動作要求があるかを判定する。そして、本実施形態のルーフECU50は、このような逆向きの開閉動作要求Rqがあった場合に、そのシェード装置31の駆動を停止する。つまりは、そのモータ45に対する駆動電力の供給を停止して、その遮光シート33の開閉動作を停止させる(ステップ106)。
また、図15のフローチャートに示すように、本実施形態のルーフECU50は、可動パネル20及び遮光シート33が同時に開動作しているか否かを判定する(ステップ201:YES)。更に、可動パネル20及び遮光シート33が同時に開動作している場合(ステップ201:YES)において、その何れか一方に挟み込みを検出した場合(ステップ202:YES)には、サンルーフ装置21及びシェード装置31の両方を停止する。つまりは、可動パネル20及び遮光シート33の両方を停止させる(ステップ203)。そして、その挟み込みが可動パネル20で発生した場合(ステップ204:YES)には、サンルーフ装置21のみを反転駆動し(ステップ205)、遮光シート33で発生した場合(ステップ204:NO)には、シェード装置31のみを反転駆動する(ステップ206)。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の車両用開閉体制御装置51においては、サンルーフ装置21を開駆動する第1のモータ61の回転方向と、そのシェード装置31を開駆動する第2のモータ62の回転方向とが等しい。また、サンルーフ装置21を閉駆動する第1のモータ61の回転方向と、そのシェード装置31を閉駆動する第2のモータ62の回転方向とが等しい。更に、その第1及び第2のモータ61,62に供給される駆動電力が、それぞれ、独立に制御される。そして、これにより、そのサンルーフ装置21及びシェード装置31の開閉動作及び駆動力が個別に制御される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)車両用開閉体制御装置51は、車両1のルーフ開口部11に設けられた可動パネル20を開閉動作させるサンルーフ装置21を備える。また、車両用開閉体制御装置51は、可動パネル20の下方に設けられた遮光部材30としての遮光シート33を開閉動作させるシェード装置31を備える。そして、車両用開閉体制御装置51は、サンルーフ装置21を駆動する第1のモータ61及びシェード装置31を駆動する第2のモータ62に駆動電力を供給する駆動回路60を備える。
駆動回路60は、直列接続された第1及び第2のスイッチング素子E1,E2を有して三列並列に接続された第1~第3のアーム71~73を備えてなる。第1のアーム71における第2のスイッチング素子E2と第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1をオンすることにより、第1のモータ61が正転してサンルーフ装置21が開駆動される。また、第3のアーム73における第2のスイッチング素子E2と第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1とをオンすることにより、第2のモータ62が正転してシェード装置31が開駆動される。更に、第1のアーム71における第1のスイッチング素子E1と第2のアーム72における第2のスイッチング素子E2とをオンすることにより、第1のモータ61が逆転してサンルーフ装置21が閉駆動される。そして、第3のアーム73における第1のスイッチング素子E1と第2のアーム72における第2のスイッチング素子E2とをオンすることにより、第2のモータ62が逆転してシェード装置31が閉駆動される。
上記構成によれば、簡素な構成にて、サンルーフ装置21及びシェード装置31を個別に駆動することができる。また、車両1のルーフ開口部11に設けられた可動パネル20及び遮光部材30としての遮光シート33は、ともに同じ方向に開動作し、及び閉動作する。そして、サンルーフ装置21を駆動する第1のモータ61及びシェード装置31を駆動する第2のモータ62もまた、開駆動時及び閉駆動時において、それぞれ、互いに同じ方向に回転する。従って、上記構成によれば、サンルーフ装置21及びシェード装置31の駆動制御、特に、これらのサンルーフ装置21及びシェード装置31が連動するような開閉駆動制御の設計を容易に行うことができる。そして、これにより、これらのサンルーフ装置及びシェード装置を好適に開閉駆動することができる。
(2)サンルーフ装置21の開駆動時には、PWM制御により、第1のアーム71における第2のスイッチング素子E2がオン/オフ駆動される。また、シェード装置31の開駆動時には、PWM制御により、第3のアーム73における第2のスイッチング素子E2がオン/オフ駆動される。更に、サンルーフ装置21の閉駆動時には、PWM制御により、第1のアーム71における第1のスイッチング素子E1がオン/オフ駆動される。そして、シェード装置31の閉駆動時には、PWM制御により、第3のアーム73における第1のスイッチング素子E1がオン/オフ駆動される。
即ち、サンルーフ装置21に駆動される可動パネル20とシェード装置31に駆動される遮光シート33とでは、そのサイズや重量に違いがある。しかしながら、上記構成によれば、その可動パネル20の開閉動作に要求される駆動力及び遮光シート33の開閉動作に要求される駆動力に合わせた個別制御が可能になる。その結果、例えば、可動パネル20の開閉動作速度及び遮光シート33の開閉動作速度を、それぞれ、自在に設定することができる。そして、これにより、その開閉駆動制御の設計自由度を高めることができる。
更に、第2のアーム72を構成する第1及び第2のスイッチング素子E1,E2については、これをPWM制御によりオン/オフ駆動することなく、そのサンルーフ装置21の駆動力及びシェード装置31の駆動力を個別に制御することができる。そして、これにより、サンルーフ装置21及びシェード装置31の駆動時、その第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1又は第2のスイッチング素子E2、即ちサンルーフ装置21に供給する電流及びシェード装置31に供給する電流の両方が流れるスイッチング素子の負荷を低減することができる。
(3)第1及び第2のモータ61,62は、同一の出力特性を有する。
上記構成によれば、サンルーフ装置21を駆動する第1のモータ61及びシェード装置31を駆動する第2のモータ62の仕様を共通化することで、構成の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
(4)可動パネル20及び遮光部材30としての遮光シート33がともに全閉位置XCにある状態から開動作する場合には、遮光シート33が開動作を開始した後に、可動パネル20が開動作を開始する。
即ち、遮光シート33が先行して開動作することにより、そのルーフ開口部11の内側に展開された遮光シート33の上方を可動パネル20が覆う状態を維持することができる。そして、これにより、その遮光シート33を保護することができる。その結果、これらの可動パネル20及び遮光シート33が同時に開動作する状態を許容して、速やかに、その全開位置XOに到達させることができる。
(5)可動パネル20及び遮光シート33がともに全開位置XOにある状態から閉動作する場合には、可動パネル20が閉動作を開始する前に、遮光シート33が閉動作を開始する。更に、可動パネル20の全開位置XOaよりも閉側の位置で遮光シート33が途中停して、この途中停止の間に可動パネル20が閉動作する。そして、可動パネルの閉動作が完了した後、遮光シート33が閉動作を再開する。
上記構成によれば、可動パネル20及び遮光シート33が同時に閉動作しないことで、利用者が可動パネル20を途中位置に停止させる操作を行った場合でも、その閉動作する遮光シート33が、この可動パネル20を追い越さない。そして、これにより、その閉動作した遮光シート33がルーフ開口部11に露出した状態で、その可動パネル20の閉じ忘れが発生しないようにすることができる。加えて、その第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1又は第2のスイッチング素子E2、即ちサンルーフ装置21に供給する電流及びシェード装置31に供給する電流の両方が流れるスイッチング素子の負荷を低減することができる。
また、車両1においては、遮光シート33の開閉動作範囲の方が、可動パネル20の開閉動作範囲よりも、その閉動作側となる車両後方側に延びている場合がある。しかしながら、上記構成によれば、可動パネル20の全開位置XOaよりも閉側に位置する遮光シート33が可動パネル20に先行して開動作することで、その全体としての閉動作時間を短縮することができる。
更に、全閉位置XCにある可動パネル20よりも閉側のルーフパネル10が透光パネル35としての構成を有する場合には、その先行して開動作した遮光シート33が、この透光パネル35の下方を覆う状態となる。そして、これにより、可動パネル20の全開位置XOaにある状態においても、その遮光シート33による遮光効果を得ることができる。
(6)可動パネル20及び遮光シート33の一方の開閉動作中に、これらの可動パネル20及び遮光シート33の他方について、その一方側の開閉動作とは逆向きの開閉動作要求が発生した場合には、その一方側の開閉動作が停止される。
上記構成によれば、利用者の操作によって、その可動パネル20及び遮光シート33が逆向きに開閉動作しない。そして、これにより、サンルーフ装置21を駆動する第1のモータ61とシェード装置31を駆動する第2のモータ62とが逆向きに回転する状況の発生を回避することができる。
(7)可動パネル20及び遮光シート33が同時に開動作している場合において、その何れか一方に挟み込みを検出した場合には、これら可動パネル20及び遮光シート33の両方を停止させる。そして、これら可動パネル20及び遮光シート33のうち、その挟み込みが検出された一方側のみを反転動作させる。
上記構成によれば、挟み込みの検出による反転動作時においても、可動パネル20及び遮光シート33が逆向きに開閉動作しない。そして、これにより、サンルーフ装置21を駆動する第1のモータ61とシェード装置31を駆動する第2のモータ62とが逆向きに回転する状況の発生を回避することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、シェード装置31は、巻取り機32に巻き取られる布状の遮光シート33を遮光部材30に用いるロールシェード型の構成を有することとしたが、板状の遮光部材30を開閉動作させる構成に適用してもよい。
・上記実施形態では、サンルーフ装置21は、その可動パネル20がルーフパネル10の上方に開動作するアウタースライド型の構成を有することとしたが、可動パネル20が可動パネル20の下方に開動作するインナースライド型の構成に適用してもよい。
・サンルーフ装置21及びシェード装置31が設けられるルーフ開口部11の形状や大きさ、配置等は、任意に変更してもよい。また、可動パネル20及び遮光部材30の開閉動作範囲は、それぞれ、任意に設定してもよい。そして、可動パネル20及び遮光部材30の開閉動作方向についてもまた、これらの可動パネル20及び遮光部材30が同一方向に開動作し、及び閉動作する限りにおいて、任意に変更してもよい。
・上記実施形態では、サンルーフ装置21のモータ25を構成する第1のモータ61及びシェード装置31のモータ45を構成する第2のモータ62は、同一の出力特性を有することとしたが、必ずしも、その出力特性が同一でなくともよい。例えば、可動パネル20の開閉動作に要求される駆動力に適合する出力特性を有した第1のモータ61と遮光シート33の開閉動作に要求される駆動力に適合する出力特性を有した第2のモータ62とを用いる構成であってもよい。そして、この場合、サンルーフ装置21の駆動時及びシェード装置31の駆動時、必ずしも、その第1のアーム71における第1及び第2のスイッチング素子E1,E2、並びに、その第3のアーム73における第1及び第2のスイッチング素子E1,E2をPWM制御によりオン/オフ駆動しなくともよい。
・上記実施形態では、駆動回路60を構成する第1~第3のアーム71~73において、その車載電源85の出力電圧Vbが印加される上段側の各FET80a,80c,80eを、それぞれ、第1のスイッチング素子E1とする。そして、接地される下段側の各FET80b,80d,80fを、それぞれ、第2のスイッチング素子E2とすることとした。しかし、これに限らず、高電位側の各FET80a,80c,80eを、それぞれ、第2のスイッチング素子E2とする。そして、低電位側の各FET80b,80d,80fを、それぞれ、第1のスイッチング素子E1としてもよい。
・サンルーフ装置21及びシェード装置31の開駆動時、駆動回路60における第1のアーム71及び第3のアーム73について、双方の第2のスイッチング素子E2,E2を同時にオンしない構成としてもよい。そして、サンルーフ装置21及びシェード装置31の閉駆動時、駆動回路60における第1のアーム71及び第3のアーム73について、双方の第1のスイッチング素子E1,E1を同時にオンしない構成としてもよい。具体的には、PWM制御によりオン/オフ駆動されるタイミングをずらすとよい。このような構成を採用することで、その第2のアーム72における第1のスイッチング素子E1又は第2のスイッチング素子E2、つまりはサンルーフ装置21に供給する電流及びシェード装置31に供給する電流の両方が流れるスイッチング素子の負荷を低減することができる。
・上記実施形態では、可動パネル20及び遮光部材30としての遮光シート33がともに全開位置XOにある状態から閉動作する場合について説明したが、閉動作の開始位置に関わらず、可動パネル20が閉動作している間、その遮光部材30が停止しているように構成してもよい。
・また、可動パネル20及び遮光部材30が同時に閉動作する状態を許容してもよい。
更に、この場合、例えば、図16のフローチャートに示すように、その可動パネル20及び遮光部材30が同時に閉動作しているか否か判定する(ステップ301)。更に、可動パネル20及び遮光部材30が同時に閉動作している場合(ステップ301:YES)において、その何れか一方に挟み込みを検出したか否かを判定する(ステップ302)。そして、挟み込みを検出した場合(ステップ302:YES)には、サンルーフ装置21及びシェード装置31の両方を停止した後、これらサンルーフ装置21及びシェード装置31の両方を反転駆動するとよい(ステップ303)。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記可動パネル及び前記遮光部材の一方の開閉動作中に、前記可動パネル及び前記遮光部材の他方について前記一方側の前記開閉動作とは逆向きの開閉動作要求が発生した場合には、前記一方側の開閉動作が停止されること、を特徴とする車両用開閉体制御装置。
上記構成によれば、利用者の操作によって、その可動パネル及び遮光部材が逆向きに開閉動作しない。そして、これにより、サンルーフ装置を駆動する第1のモータとシェード装置を駆動する第2のモータとが逆向きに回転する状況の発生を回避することができる。
(ロ)前記可動パネル及び前記遮光部材が同時に開動作している場合において、前記可動パネル及び前記遮光部材の何れか一方に挟み込みを検出した場合には、前記可動パネル及び前記遮光部材の両方を停止させた後、前記可動パネル及び前記遮光部材のうち、前記挟み込みが検出された一方側のみを反転動作させること、を特徴とする車両用開閉体制御装置。
上記構成によれば、挟み込みの検出による反転動作時においても、可動パネル及び遮光部材が逆向きに開閉動作しない。そして、これにより、サンルーフ装置を駆動する第1のモータとシェード装置を駆動する第2のモータとが逆向きに回転する状況の発生を回避することができる。
(ハ)前記可動パネル及び前記遮光部材が同時に閉動作している場合において、前記可動パネル及び前記遮光部材の何れか一方に挟み込みを検出した場合には、前記可動パネル及び前記遮光部材の両方を停止させた後、前記可動パネル及び前記遮光部材の両方を反転動作させること、を特徴とする車両用開閉体制御装置。
上記構成によれば、挟み込みの検出による反転動作時においても、可動パネル及び遮光部材が逆向きに開閉動作しない。そして、これにより、サンルーフ装置を駆動する第1のモータとシェード装置を駆動する第2のモータとが逆向きに回転する状況の発生を回避することができる。加えて、その可動パネル及び遮光部材の相対的な位置関係を維持することができる。
1…車両
11…ルーフ開口部
20…可動パネル
21…サンルーフ装置
30…遮光部材
31…シェード装置
33…遮光シート
51…車両用開閉体制御装置
60…駆動回路
61…第1のモータ
62…第2のモータ
71…第1のアーム
72…第2のアーム
73…第3のアーム
E1…第1のスイッチング素子
E2…第2のスイッチング素子
しかしながら、上記従来技術の駆動回路では、複数のモータを同一方向に回転させる場合、これらの各モータが直列に接続された状態となる。このため、上記のようなサンルーフ装置及びシェード装置に適用するのが難しいという問題がある。
上記課題を解決する車両用開閉体制御装置は、前記可動パネル及び前記遮光部材がともに全開位置にある状態から閉動作する場合には、前記可動パネルが前記閉動作を開始する前に、前記遮光部材が前記閉動作を開始して、前記可動パネルの全開位置よりも開側の位置で前記遮光部材が途中停止するとともに、該途中停止の間に前記可動パネルが前記閉動作し、該可動パネルの前記閉動作が完了した後、前記遮光部材が前記閉動作を再開することが好ましい。
また、車両においては、遮光部材の開閉動作範囲の方が、可動パネルの開閉動作範囲よりも、その動作側に延びている場合がある。しかしながら、上記構成によれば、可動パネルの全開位置よりも開側に位置する遮光部材が可動パネルに先行して動作することで、その全体としての閉動作時間を短縮することができる。
また、図11~図13に示すように、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、可動パネル20及び遮光シート33がともに全開位置XOにある状態から閉動作する場合には、その可動パネル20が閉動作を開始する前に、遮光シート33が閉動作を開始する。そして、この遮光シート33が、可動パネル20の全開位置XOaよりも開側の位置で途中停止するように構成されている。
換言すると、本実施形態の車両用開閉体制御装置51においては、遮光シート33の開閉動作範囲の方が、可動パネル20の開閉動作範囲よりも、その動作側となる車両後方側(各図中、右側)に延びている。この点を踏まえ、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、上記のように、可動パネル20の全開位置XOaよりも開側に位置する遮光シート33が、その可動パネル20に先行して動作する。尚、この遮光シート33の途中停止位置XSは、固定パネル15の上方に重なることにより前端位置20fが固定パネル15の前端位置15fに略一致する可動パネル20の全開位置XOaよりも僅かに車両後方側となっている。そして、本実施形態の車両用開閉体制御装置51は、これにより、可動パネル20の全開状態を保持したまま、その遮光シート33が、透光パネル35としての構成を有した固定パネル15の下方を覆う状態にすることが可能になっている。
また、図15のフローチャートに示すように、本実施形態のルーフECU50は、可動パネル20及び遮光シート33が同時に開動作しているか否かを判定する(ステップ201)。更に、可動パネル20及び遮光シート33が同時に開動作している場合(ステップ201:YES)において、その何れか一方に挟み込みを検出した場合(ステップ202:YES)には、サンルーフ装置21及びシェード装置31の両方を停止する。つまりは、可動パネル20及び遮光シート33の両方を停止させる(ステップ203)。そして、その挟み込みが可動パネル20で発生した場合(ステップ204:YES)には、サンルーフ装置21のみを反転駆動し(ステップ205)、遮光シート33で発生した場合(ステップ204:NO)には、シェード装置31のみを反転駆動する(ステップ206)。
(5)可動パネル20及び遮光シート33がともに全開位置XOにある状態から閉動作する場合には、可動パネル20が閉動作を開始する前に、遮光シート33が閉動作を開始する。更に、可動パネル20の全開位置XOaよりも開側の位置で遮光シート33が途中停して、この途中停止の間に可動パネル20が閉動作する。そして、可動パネルの閉動作が完了した後、遮光シート33が閉動作を再開する。
また、車両1においては、遮光シート33の開閉動作範囲の方が、可動パネル20の開閉動作範囲よりも、その動作側となる車両後方側に延びている場合がある。しかしながら、上記構成によれば、可動パネル20の全開位置XOaよりも開側に位置する遮光シート33が可動パネル20に先行して動作することで、その全体としての閉動作時間を短縮することができる。
更に、全閉位置XCにある可動パネル20よりも開側のルーフパネル10が透光パネル35としての構成を有する場合には、その先行して動作した遮光シート33が、この透光パネル35の下方を覆う状態となる。そして、これにより、可動パネル20の全開位置XOaにある状態においても、その遮光シート33による遮光効果を得ることができる。
・上記実施形態では、サンルーフ装置21は、その可動パネル20がルーフパネル10の上方に開動作するアウタースライド型の構成を有することとしたが、可動パネル20がルーフパネル10の下方に開動作するインナースライド型の構成に適用してもよい。

Claims (5)

  1. 車両のルーフ開口部に設けられた可動パネルを開閉動作させるサンルーフ装置と、
    前記可動パネルの下方に設けられた遮光部材を開閉動作させるシェード装置と、
    前記サンルーフ装置を駆動する第1のモータ及び前記シェード装置を駆動する第2のモータに駆動電力を供給する駆動回路と、を備え、
    前記駆動回路は、直列接続された第1及び第2のスイッチング素子を有して三列並列に接続された第1~第3のアームを備えてなるとともに、
    前記第1のアームにおける前記第2のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第1のスイッチング素子をオンすることにより、前記第1のモータが正転して前記サンルーフ装置が開駆動され、
    前記第3のアームにおける前記第2のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第1のスイッチング素子とをオンすることにより、前記第2のモータが正転して前記シェード装置が開駆動され、
    前記第1のアームにおける前記第1のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第2のスイッチング素子とをオンすることにより、前記第1のモータが逆転して前記サンルーフ装置が閉駆動され、
    前記第3のアームにおける前記第1のスイッチング素子と前記第2のアームにおける前記第2のスイッチング素子とをオンすることにより、前記第2のモータが逆転して前記シェード装置が閉駆動される車両用開閉体制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記サンルーフ装置の開駆動時には、PWM制御により前記第1のアームにおける前記第2のスイッチング素子がオン/オフ駆動され、
    前記シェード装置の開駆動時には、PWM制御により前記第3のアームにおける前記第2のスイッチング素子がオン/オフ駆動され、
    前記サンルーフ装置の閉駆動時には、PWM制御により前記第1のアームにおける前記第1のスイッチング素子がオン/オフ駆動され、
    前記シェード装置の閉駆動時には、PWM制御により前記第3のアームにおける前記第1のスイッチング素子がオン/オフ駆動されること、
    を特徴とする車両用開閉体制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記第1及び第2のモータが同一の出力特性を有すること、
    を特徴とする車両用開閉体制御装置。
  4. 請求項1~請求項3の何れか一項に記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記可動パネル及び前記遮光部材がともに全閉位置にある状態から開動作する場合には、
    前記遮光部材が前記開動作を開始した後に、前記可動パネルが前記開動作を開始すること、を特徴とする車両用開閉体制御装置。
  5. 請求項1~請求項4の何れか一項に記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記可動パネル及び前記遮光部材がともに全開位置にある状態から閉動作する場合には、
    前記可動パネルが前記閉動作を開始する前に、前記遮光部材が前記閉動作を開始して、前記可動パネルの全開位置よりも閉側の位置で前記遮光部材が途中停止するとともに、該途中停止の間に前記可動パネルが前記閉動作し、該可動パネルの前記閉動作が完了した後、前記遮光部材が前記閉動作を再開すること、を特徴とする車両用開閉体制御装置。
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