JP2022111645A - 端子台及び端子台ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】台本体と機器との間への水の浸入を抑制可能とした端子台を提供する。【解決手段】台本体11は、機器Mに対向する第1面11aと、第1面11aの反対側の面である第2面11bとを有する。端子12は、第1面11a側で台本体11から露出する第1接続部51と、第2面11b側で台本体11から露出する第2接続部52と、を有する。第1接続部51は、機器Mが有する第1の相手端子T1に接続可能である。第2接続部52は、第2の相手端子T2に接続可能である。シール部材37は、第1接続部51の周囲を囲む環状をなしている。そして、台本体11は、シール部材37の外側位置において、第1面11aから突出する突出壁部54を有している。【選択図】図5

Description

本開示は、端子台及び端子台ユニットに関するものである。
例えば特許文献1に、車両用の端子台が開示されている。この端子台は、台本体と、台本体に支持された端子とを備えている。台本体は、車両に搭載される機器に取り付けられる。台本体は、機器に対向する第1面と、第1面の反対側の面である第2面とを有する。台本体の第1面には、機器に接触可能なシール部材が取り付けられている。端子は、第1面側で台本体から露出する第1接続部と、第2面側で台本体から露出する第2接続部とを有する。端子の第1接続部は、機器が有する第1の相手端子に接続可能である。シール部材は、端子の第1接続部の周囲を囲む環状をなす。シール部材は、台本体の第2面と機器との間をシールする。このシール部材によって、台本体と機器との間に浸入した水が端子の第1接続部に到達しにくくなっている。
特開2011-160619号公報
本発明者は、上記のような端子台において、台本体と機器との間に水を如何に浸入しにくくするかを検討していた。
そこで、台本体と機器との間への水の浸入を抑制可能とした端子台及び端子台ユニットを提供することを目的とする。
本開示の端子台は、機器に取り付けられる端子台であって、前記機器に対向する第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面とを有する台本体と、前記台本体に支持された端子と、前記第1面に取り付けられ、前記機器に接触可能なシール部材と、を備え、前記端子は、前記第1面側で前記台本体から露出する第1接続部と、前記第2面側で前記台本体から露出する第2接続部と、を有し、前記第1接続部は、前記機器が有する第1の相手端子に接続可能であり、前記第2接続部は、第2の相手端子に接続可能であり、前記シール部材は、前記第1接続部の周囲を囲む環状をなし、前記台本体は、前記シール部材の外側位置において、前記第1面から突出する突出壁部を有している。
また、本開示の端子台ユニットは、上記の端子台と、前記端子台が取り付けられる機器と、を備えた端子台ユニットであって、前記機器は、前記端子台側に突出する突出部と、前記突出部に設けられた機器側開口部と、第1の相手端子と、を有し、前記機器側開口部を通じて前記第1接続部と前記第1の相手端子とが接続され、前記端子台の前記シール部材は、前記突出部における前記機器側開口部の周囲に接触している。
本開示によれば、台本体と機器との間への水の浸入を抑制可能とした端子台及び端子台ユニットを提供することが可能となる。
図1は、実施形態における端子台を斜め上方から見た斜視図である。 図2は、同実施形態における端子台を斜め下方から見た斜視図である。 図3は、同実施形態における端子台の下面図である。 図4は、同実施形態における端子台の上面図である。 図5は、図4における5-5線断面図である。 図6は、同実施形態における端子台の第1端部を拡大して示す拡大平面図である。 図7は、同実施形態における端子台の第2端部を拡大して示す拡大平面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子台は、
[1]機器に取り付けられる端子台であって、前記機器に対向する第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面とを有する台本体と、前記台本体に支持された端子と、前記第1面に取り付けられ、前記機器に接触可能なシール部材と、を備え、前記端子は、前記第1面側で前記台本体から露出する第1接続部と、前記第2面側で前記台本体から露出する第2接続部と、を有し、前記第1接続部は、前記機器が有する第1の相手端子に接続可能であり、前記第2接続部は、第2の相手端子に接続可能であり、前記シール部材は、前記第1接続部の周囲を囲む環状をなし、前記台本体は、前記シール部材の外側位置において、前記第1面から突出する突出壁部を有している。
この構成によれば、突出壁部によって、台本体の第1面と機器との間への水の浸入を抑制することが可能となる。これにより、水がシール部材に到達することを抑制でき、その結果、第1接続部の被水をより確実に抑制可能となる。
[2]前記突出壁部の前記第1面からの突出量は、前記シール部材の前記第1面からの突出量よりも大きい。
この構成によれば、突出壁部によって、台本体の第1面と機器との間への水の浸入をより好適に抑制することが可能となる。
[3]前記突出壁部は、前記第1面の縁部に設けられている。
この構成によれば、台本体の第1面の縁部において、第1面と機器との間への水の浸入を抑制することが可能となる。
[4]前記突出壁部は壁面を有し、前記壁面が前記第1接続部側を向いている。
この構成によれば、突出壁部によって、台本体の第1面と機器との間への水の浸入をより好適に抑制することが可能となる。
[5]前記端子は、前記突出壁部の突出方向に交差する第1方向に複数並んで設けられ、前記突出壁部は、前記第1方向に沿って延在している。
この構成によれば、複数の端子が並ぶ第1方向に台本体が長尺となる傾向がある。この場合、台本体は、長尺方向に直交する方向に撓みやすい構成となりうる。この点、上記構成によれば、突出壁部が台本体の長尺方向に沿って延在することで、突出壁部が台本体の補強となり、台本体が長尺方向に直交する方向に撓むことを突出壁部によって抑制できる。
[6]前記第1方向において、前記突出壁部が設けられている範囲は、前記シール部材が配置されている範囲を内包する。
この構成によれば、水がシール部材まで到達することを、突出壁部によって、より確実に抑制できる。
[7]前記突出壁部は、前記第1面に沿った方向における前記第1接続部の両側にそれぞれ設けられている。
この構成によれば、シール部材の両側のそれぞれにおいて、水がシール部材まで到達することを、一対の突出壁部によって抑制できる。
[8]前記台本体は、前記第2面に設けられた開口部を備え、前記第2接続部は、前記開口部の内側に収容されるとともに、前記開口部を介して前記台本体から露出する。
この構成によれば、第1接続部が開口部の内側に配置されるため、第1接続部を保護することが可能となる。
本開示の端子台ユニットは、
[9]上記の端子台と、前記端子台が取り付けられる機器と、を備えた端子台ユニットであって、前記機器は、前記端子台側に突出する突出部と、前記突出部に設けられた機器側開口部と、第1の相手端子と、を有し、前記機器側開口部を通じて前記第1接続部と前記第1の相手端子とが接続され、前記端子台の前記シール部材は、前記突出部における前記機器側開口部の周囲に接触している。
この構成によれば、突出壁部によって、台本体の第1面と機器との間への水の浸入を抑制することが可能となる。これにより、水がシール部材に到達することを抑制でき、その結果、第1接続部の被水をより確実に抑制可能となる。また、機器は、端子台のシール部材に接触する突出部を有している。これにより、端子台の突出壁部を機器に干渉させることなく、シール部材を機器側に接触させることが可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の端子台及び端子台ユニットの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。また、本明細書における「平行」や「垂直」や「直交」は、厳密に平行や垂直や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用ならびに効果を奏する範囲内で概ね平行や垂直や直交の場合も含まれる。
各図面では、互いに垂直な3方向を示し、当該3方向をそれぞれ第1方向D1、第2方向D2及び第3方向D3として示している。すなわち、第1方向D1と第2方向D2とは互いに垂直であり、第1方向D1と第3方向D3とは互いに垂直であり、第2方向D2と第3方向D3とは互いに垂直である。
また、本明細書における「平板状」には、角部や稜線部が面取りされた形状、角部や稜線部が丸められた形状、形状を構成する面の一部又は全部に凹凸などが形成されている形状も含まれる。また、本明細書の説明で使用される「筒状」は、周方向全周にわたって連続して周壁が形成されたものだけではなく、複数の部品を組み合わせて筒状をなすものや、C字状のように周方向の一部に切り欠きなどを有するものも含む。また、「筒状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれる。
また、本明細書における「環」は、全体がつながって切れ目がなく輪になっている構造、つまり始点と終点とが一致する無端状の構造を意味する。また、本明細書における「環」は、外縁形状が円形の円環、外縁形状が楕円形や長円形の環、外縁形状が多角形の多角形環、外縁形状が角丸多角形の環を含み、外縁形状が直線又は曲線で結ばれる任意の閉じた形状からなるものを言う。「環」は、外縁形状と内縁形状とが同じ形状であるものや、外縁形状と内縁形状とが異なる形状であるものを含む。「環」は、中心軸方向に沿って延びる所定の長さを有するものを含み、その長さの大小は問わない。また、本明細書における「環状」は、全体として環と見做せればよく、C字状のように一部に切り欠きやスリット等を有するものを含む。
図5に示すように、本実施形態の端子台ユニットUは、車両に搭載される機器Mと、機器Mに取り付けられた端子台10と、を備えている。機器Mは、例えば、電気自動車やハイブリッド車などにおける走行駆動用モータである。
(端子台10の構成)
図1に示すように、端子台10は、台本体11と、台本体11に支持された端子12とを備えている。また、図2に示すように、端子台10は、台本体11に設けられたシール部材37を備えている。台本体11は、例えば、主として合成樹脂にて構成されている。また、台本体11は、例えば射出成形にて形成される。
図1に示すように、端子台10は、端子12を例えば複数有している。複数の端子12は、例えば第1方向D1に沿って並んで台本体11に設けられている。各端子12は、第2方向D2の一方側から他方側にかけて台本体11を貫通している。なお、各端子12は、例えば、金属板をプレス加工することによって形成される。
図4は、第2方向D2視における端子台10を示している。図4に示すように、第2方向D2視における台本体11の外形は、第3方向D3よりも第1方向D1に長い形状をなしている。すなわち、台本体11は、複数の端子12が並ぶ第1方向D1に長尺となっている。台本体11は、第2方向D2視において、例えば略長方形をなしている。
図5に示すように、台本体11は、第2方向D2における一方側の側面である第1面11aと、第2方向D2における他方側の側面である第2面11bとを有している。端子台10が機器Mに組み付けられた状態において、台本体11の第1面11aは機器Mに対向する。第2面11bは、第1面11aの反対側の面である。
また、図1に示すように、台本体11は、主部位18と、第1方向D1の一端部である第1端部14と、第1方向D1において第1端部14とは反対側の端部である第2端部15と、を有している。なお、台本体11は、例えば、第1端部14が第2端部15よりも重力方向の下側に位置するように傾いた姿勢で機器Mに組み付けられる。
台本体11の主部位18は、第1端部14と第2端部15との間に位置している。主部位18は、第2面11b側において周壁部13を有している。周壁部13は、第1端部14と第2端部15との間に位置している。周壁部13は、例えば、第2方向D2から見て環状をなす。また、周壁部13は、例えば、第2面11bから第2方向D2に沿って突出している。周壁部13は、台本体11の第2面11bに設けられる開口部13aを構成している。開口部13aは、例えば、第2方向D2に沿って開口している。
図5に示すように、各端子12は、第1面11a側で台本体11から露出する第1接続部51と、第2面11b側で台本体11から露出する第2接続部52と、を有する。各第2接続部52は、周壁部13に囲まれている。すなわち、各第2接続部52は、第2方向D2から見て、開口部13aの内側に収容されている。第2接続部52は、開口部13aを介して台本体11から露出する。周壁部13には、図示しない相手側コネクタが嵌合される。第2接続部52は、当該相手側コネクタが有する第2の相手端子T2に接続可能である。第2接続部52と第2の相手端子T2とは、例えばボルト締結によって互いに接続される。
各端子12の第1接続部51は、台本体11の第1面11aから、例えば第2方向D2に沿って延出している。なお、第1接続部51は、台本体11の主部位18に一体形成された保持部53にそれぞれ保持されている。保持部53は、第2接続部52の一側面を台本体11の外部に露出する態様で、第2接続部52を部分的に覆っている。第1接続部51は、機器Mが有する第1の相手端子T1に接続可能である。第1接続部51と第1の相手端子T1とは、例えばボルト締結によって互いに接続される。
図2及び図3に示すように、シール部材37は、台本体11の第1面11aに取り付けられている。シール部材37は、弾性に優れた例えばゴムなどの材料にて構成される。シール部材37は、第1接続部51の周囲を囲む環状をなしている。第1接続部51は、シール部材37の環状の内側に設けられている。
図5に示すように、シール部材37は、台本体11の第1面11aから一部が突出するように設けられている。これにより、シール部材37は、機器Mに接触可能である。なお、シール部材37は、例えば、台本体11の第1面11aに形成された凹部38に取り付けられている。端子台10が機器Mに組み付けられた状態において、シール部材37は、台本体11と機器Mとの間に圧縮状態で介在される。これにより、シール部材37は、台本体11と機器Mとの間をシールする。
図2及び図3に示すように、台本体11は、第1面11aから突出する突出壁部54を備えている。突出壁部54は、例えば、第3方向D3における第1接続部51の両側にそれぞれ設けられている。突出壁部54の大部分は、第1方向D1、すなわち複数の端子12が並ぶ方向に沿って延在している。突出壁部54は、シール部材37の外側位置に設けられている。突出壁部54は、例えば、第1面11aにおける第3方向D3の縁部に設けられている。突出壁部54は、例えば、台本体11に一体に形成された部位である。すなわち、突出壁部54は、補強リブとしての役割をなしている。また、図3に示すように、第1方向D1において、突出壁部54が設けられている範囲A1は、シール部材37が配置されている範囲A2を内包している。
図5に示すように、突出壁部54は、内側壁面55と外側壁面56とを有している。内側壁面55は、第1接続部51側を向いている。外側壁面56は、内側壁面55の反対側の壁面である。内側壁面55は、例えば、突出壁部54の先端に向かって第1接続部51から離れるように傾斜している。外側壁面56は、例えば、第2方向D2に対して平行をなしている。また、突出壁部54の第1面11aからの突出量は、シール部材37の第1面11aからの突出量よりも大きい。
機器Mは、筐体の一部が外方に突出されてなる突出部61を有している。突出部61は、第2方向D2に沿って端子台10側に突出する。突出部61の先端面には、機器側開口部62が形成されている。機器側開口部62には、端子台10の第1接続部51が挿通される。すなわち、第1接続部51は、機器側開口部62を通じて第1の相手端子T1に接続される。また、端子台10のシール部材37は、突出部61の先端面における機器側開口部62の周囲に接触する。これにより、シール部材37は、端子台10と機器Mとの間に浸入した水が機器側開口部62に入ることを防いでいる。
突出部61の周囲の少なくとも一部には、外方に突出していない非突出部63が存在している。非突出部63には、突出壁部54が配置される。非突出部63内に配置された突出壁部54は、第3方向D3において、突出部61に対向する。このように、突出壁部54が機器Mの非突出部63に配置されることで、突出壁部54が機器Mに干渉しないように構成することが可能である。
(台本体11の第1端部14及び第2端部15の構成)
図1及び図4に示すように、台本体11は、第1固定部16と第2固定部17とを有している。第1固定部16及び第2固定部17は、機器Mに対して固定される。第1固定部16は、例えば、第1端部14の第3方向D3における各端部に設けられている。第2固定部17は、例えば、第2端部15の第3方向D3における各端部に設けられている。すなわち、本実施形態の台本体11では、2つの第1固定部16と2つの第2固定部17の4つの固定部が、台本体11の第2方向D2視における四隅にそれぞれ設けられている。各第1固定部16及び各第2固定部17は、例えば、ボルト締結などによって機器Mに固定される。なお、第1固定部16及び第2固定部17は、例えば、台本体11の主部位18よりも第2方向D2における厚さが薄く形成されている。
台本体11は、ボルト締結用の第1貫通孔21及び第2貫通孔22を有している。台本体11は、例えば2つの第1貫通孔21を有している。第1貫通孔21は、2つの第1固定部16のそれぞれに1つずつ設けられている。また、台本体11は、例えば2つの第2貫通孔22を有している。第2貫通孔22は、2つの第2固定部17のそれぞれに1つずつ設けられている。各第1貫通孔21及び各第2貫通孔22には、図示しない固定用のボルトが挿通される。
図6に示すように、第1貫通孔21は、第1固定部16を第2方向D2に沿って貫通している。各第1貫通孔21は、第2方向D2視で例えば円形をなしている。一方の第1貫通孔21は、第1端部14の第3方向D3における一端部に設けられている。他方の第1貫通孔21は、第1端部14の第3方向D3における他端部に設けられている。換言すると、一方の第1貫通孔21は、第3方向D3における台本体11の中心線L1に対する一方側に設けられ、他方の第1貫通孔21は、中心線L1に対する他方側に設けられている。
なお、以下の説明では、第3方向D3において、第1貫通孔21に対する中心線L1側を「第3方向D3における第1貫通孔21の内側」と言い、その反対側を「第3方向D3における第1貫通孔21の外側」と言う場合がある。また、以下の説明では、第1方向D1において、第1貫通孔21に対する第2端部15側を「第1方向D1における第1貫通孔21の内側」と言い、その反対側を「第1方向D1における第1貫通孔21の外側」と言う場合がある。
2つの第1貫通孔21は、第3方向D3に並んで設けられている。すなわち、2つの第1貫通孔21は、第2方向D2に対して垂直かつ第1方向D1に対して交差する方向に並んで設けられている。
図7に示すように、第2貫通孔22は、第2固定部17を第2方向D2に沿って貫通している。各第2貫通孔22は、第2方向D2視で例えば円形をなしている。一方の第2貫通孔22は、第2端部15の第3方向D3における一端部に設けられている。他方の第2貫通孔22は、第2端部15の第3方向D3における他端部に設けられている。換言すると、一方の第2貫通孔22は、第3方向D3における台本体11の中心線L1に対する一方側に設けられ、他方の第2貫通孔22は、中心線L1に対する他方側に設けられている。
なお、以下の説明では、第3方向D3において、第2貫通孔22に対する中心線L1側を「第3方向D3における第2貫通孔22の内側」と言い、その反対側を「第3方向D3における第2貫通孔22の外側」と言う場合がある。また、以下の説明では、第1方向D1において、第2貫通孔22に対する第1端部14側を「第1方向D1における第2貫通孔22の内側」と言い、その反対側を「第1方向D1における第2貫通孔22の外側」と言う場合がある。
2つの第2貫通孔22は、第3方向D3に並んで設けられている。すなわち、2つの第2貫通孔22は、第2方向D2に対して垂直かつ第1方向D1に対して交差する方向に並んで設けられている。
なお、各第1貫通孔21及び各第2貫通孔22は、例えば、筒状のカラー23にて構成されている。すなわち、各第1貫通孔21及び各第2貫通孔22は、筒状のカラー23の中空部である。カラー23は、台本体11の主部分を構成する合成樹脂よりも剛性の高い例えば金属などの材料にて形成されている。なお、カラー23は、例えば、各第1固定部16の樹脂部分及び各第2固定部17の樹脂部分に一部が埋設される態様で設けられている。
(第1リブ群31の構成)
図6に示すように、台本体11における第1端部14には、第2方向D2に沿って延びる第1リブ群31が設けられている。第1リブ群31は、リブ32とリブ33とを含んでいる。
リブ32は、第1端部14の底壁14aの上面から第2方向D2に沿って延びている。底壁14aは、第1端部14において、2つの第1固定部16同士を繋ぐ部位である。なお、底壁14aに対し、リブ32が設けられた側を上側とし、その反対側を下側とする。
リブ32は、第2方向D2視で第1方向D1に沿って延びる形状をなしている。リブ32は、例えば、第3方向D3に対して垂直をなす平板状をなしている。リブ32は、例えば2つ設けられている。2つのリブ32は、第3方向D3に並んで設けられている。リブ32は、第3方向D3において、2つの第1貫通孔21の間に設けられている。2つのリブ32のうちの1つは、例えば、第3方向D3における周壁部13の中心位置に合わせて設けられるとともに、当該リブ32の第1方向D1の一端部は周壁部13の外周面に繋がっている。
リブ33は、第1端部14において例えば2つ設けられている。リブ33は、各第1貫通孔21の周りに設けられている。
第1固定部16の樹脂部分は、上面16a及び下面を有している。上面16aは、例えば、第2方向D2に対して垂直な平面状をなしている。なお、カラー23の軸方向の一端部である上端部は、上面16aから第2方向D2に沿って突出している。第1固定部16の下面は、機器Mに面している。第1固定部16には、上面16a側から図示しないボルトが固定される。リブ33は、第1固定部16の上面16aから第2方向D2に沿って延びている。
リブ33は、第2方向D2視で第1貫通孔21の周方向の一部を覆う形状をなしている。また、リブ33は、第2方向D2視で第1貫通孔21の周縁に沿った形状をなしている。詳しくは、リブ33は、第1貫通孔21側の側面33aを有している。周方向に沿った方向における側面33aの全体は、第1貫通孔21の中心軸線C1を中心とする円弧状をなしている。
各リブ33は、第1部位34と第2部位35とを有している。第1部位34は、第3方向D3における第1貫通孔21の内側に位置している。すなわち、第1部位34は、2つの第1貫通孔21の間に位置している。なお、各リブ32は、第3方向D3において、各リブ33の第1部位34の間に位置している。
第2部位35は、第1方向D1における第1貫通孔21の内側に位置している。第2部位35は、第2方向D2視で、第1方向D1における第1貫通孔21の内側を覆う形状をなしている。第1部位34及び第2部位35のそれぞれにおいて、リブ33の側面33aは、中心軸線C1を中心とする円弧状をなしている。
第1固定部16の上面16a側において、第1方向D1における第1貫通孔21の外側は開放されている。すなわち、第1方向D1における第1貫通孔21の外側には、第1方向D1においてリブ33の第2部位35に対面するリブが設けられていない。
上記のように、第1リブ群31は、2つの第1貫通孔21の間に設けられている。本実施形態において、第1端部14に設けられた第1リブ群31のリブの数は、2つのリブ32と2つのリブ33の合計4つである。
台本体11の第1端部14において、底壁14aは排水部36を有している。排水部36は、例えば、2つのリブ32の間に設けられている。また、例えば、排水部36は、リブ32とリブ33の第1部位34との間に設けられている。第1方向D1に沿った方向において、第2端部15側から第1端部14側に向かって底壁14aの上面が下面側に変位することで、排水部36が構成されている。なお、以下では、排水部36における底壁14aの上面を、排水部36の上面と言う。
排水部36の上面は、例えば、第2端部15側から第1端部14側に向かって下面側に階段状に変位する形状をなしている。第2方向D2に沿った排水部36の上面と底壁14aの下面との距離は、第2端部15側から第1端部14側に向かって排水部36の段を下る毎に減少する。
(第2リブ群41の構成)
図7に示すように、台本体11における第2端部15には、第2方向D2に延びる第2リブ群41が設けられている。第2リブ群41は、リブ42とリブ43とを含んでいる。
リブ42は、第2端部15の底壁15aから第2方向D2に沿って延びている。底壁15aは、第2端部15において、2つの第2固定部17同士を繋ぐ部位である。なお、底壁15aに対し、リブ42が設けられた側を上側とし、その反対側を下側とする。
リブ42は、第2方向D2視で第1方向D1に沿って延びる形状をなしている。リブ42は、例えば、第3方向D3に対して垂直をなす平板状をなしている。リブ42は、例えば1つ設けられている。リブ42は、第3方向D3において、2つの第2貫通孔22の間に設けられている。リブ42は、例えば、第3方向D3における周壁部13の中心位置に合わせて設けられている。また、リブ42の第1方向D1の一端部は、周壁部13の外周面に繋がっている。
リブ43は、第2端部15において例えば2つ設けられている。リブ43は、各第2貫通孔22の周りに設けられている。
第2固定部17の樹脂部分は、上面17a及び下面を有している。上面17aは、例えば、第2方向D2に対して垂直な平面状をなしている。なお、カラー23の軸方向の一端部である上端部は、上面17aから第2方向D2に沿って突出している。第2固定部17の下面は、機器Mに面している。第2固定部17には、上面17a側から図示しないボルトが固定される。リブ43は、第2固定部17の上面17aから第2方向D2に沿って延びている。
リブ43は、第2方向D2視で第2貫通孔22の周方向の一部を覆う形状をなしている。また、リブ43は、第2方向D2視で第2貫通孔22の周縁に沿った形状をなしている。詳しくは、リブ43は、第2貫通孔22側の側面43aを有している。周方向に沿った方向における側面43aの全体は、第2貫通孔22の中心軸線C2を中心とする円弧状をなしている。
各リブ43は、第1部位44と第2部位45とを有している。第1部位44は、第3方向D3における第2貫通孔22の内側に位置している。すなわち、第1部位44は、2つの第2貫通孔22の間に位置している。第1部位44において、リブ43の側面43aは、中心軸線C2を中心とする円弧状をなしている。なお、リブ42は、第3方向D3において、各リブ43の第1部位44の間に位置している。
リブ43の第2部位45は、第1方向D1における第2貫通孔22の内側に位置している。第2部位45は、第2方向D2視で、第1方向D1における第2貫通孔22の内側を覆う形状をなしている。
第2部位45における第2貫通孔22側の側面は、離間面46として構成されている。離間面46は、例えば、第1方向D1に対して垂直な平面状をなしている。すなわち、離間面46は、第2方向D2視において、第3方向D3に沿って延びる面である。第2部位45及びその離間面46は、例えば、第3方向D3における第2固定部17の外縁まで延びている。ここで、第2貫通孔22の中心軸線C2に直交し、かつ、第1方向D1に沿う直線を基準線L2とする。第3方向D3における第2貫通孔22の外側において、離間面46は、基準線L2から第3方向D3に沿って離れるほど第2貫通孔22から離間している。すなわち、第2貫通孔22と第2部位45との間の間隔は、第3方向D3における第2貫通孔22の外側に向かうにつれて広がっている。
第2固定部17の上面17a側において、第1方向D1における第2貫通孔22の外側は開放されている。すなわち、第1方向D1における第2貫通孔22の外側には、第1方向D1においてリブ43の第2部位45に対面するリブが設けられていない。
上記のように、第2リブ群41は、2つの第2貫通孔22の間に設けられている。本実施形態において、第2端部15に設けられた第2リブ群41のリブの数は、1つのリブ42と2つのリブ43の合計3つである。すなわち、台本体11は、第1リブ群31のリブの数が第2リブ群41のリブの数よりも多く構成されている。
本実施形態の作用について説明する。
図5に示すように、突出部61の先端面の第3方向D3の側方が突出壁部54によって覆われている。このため、突出部61の先端面の被水を、突出壁部54によって抑制することが可能となっている。
本実施形態の効果について説明する。
(1)台本体11は、シール部材37の外側位置において、第1面11aから突出する突出壁部54を有している。この構成によれば、突出壁部54によって、台本体11の第1面11aと機器Mとの間への水の浸入を抑制することが可能となる。これにより、水がシール部材37に到達することを抑制でき、その結果、第1接続部51の被水をより確実に抑制可能となる。
(2)突出壁部54の第1面11aからの突出量は、シール部材37の第1面11aからの突出量よりも大きい。この構成によれば、突出壁部54によって、台本体11の第1面11aと機器Mとの間への水の浸入をより好適に抑制することが可能となる。
(3)突出壁部54は、第1面11aの縁部に設けられている。この構成によれば、台本体11の第1面11aの縁部において、第1面11aと機器Mとの間への水の浸入を抑制することが可能となる。
(4)突出壁部54は内側壁面55を有している。そして、内側壁面55は第1接続部51側を向いている。この構成によれば、突出壁部54によって、台本体11の第1面11aと機器Mとの間への水の浸入をより好適に抑制することが可能となる。
(5)端子12は、突出壁部54の突出方向に交差する第1方向D1に複数並んで設けられている。そして、突出壁部54は、第1方向D1に沿って延在している。この構成によれば、複数の端子12が並ぶ第1方向D1に台本体11が長尺となる傾向がある。この場合、台本体11は、長尺方向に直交する方向に撓みやすい構成となりうる。この点、上記構成によれば、突出壁部54が台本体11の長尺方向に沿って延在することで、突出壁部54が台本体11の補強となり、台本体11が長尺方向に直交する方向に撓むことを突出壁部54によって抑制できる。
また、突出壁部54の内側壁面55は、突出壁部54の先端に向かって第1接続部51から離れるように傾斜している。これにより、突出壁部54に対する第1接続部51側のスペースを広くとることができる。また、内側壁面55の傾斜によって、突出壁部54は、先端側ほど厚みが薄くなる形状をなす。これにより、端子台10の成形金型を第1方向D1に抜く際の抜けがよくなる。
(6)第1方向D1において、突出壁部54が設けられている範囲A1は、シール部材37が配置されている範囲A2を内包する。この構成によれば、第1方向D1において、シール部材37よりも広い範囲を突出壁部54によってカバーできる。従って、水がシール部材37まで到達することを、突出壁部54によって、より確実に抑制できる。
(7)突出壁部54は、第1面11aに沿った方向における第1接続部51の両側にそれぞれ設けられている。この構成によれば、シール部材37の両側のそれぞれにおいて、水がシール部材37まで到達することを、一対の突出壁部54によって抑制できる。
(8)台本体11は、第2面11bに設けられた開口部13aを備える。そして、第1接続部51は、開口部13aの内側に収容されるとともに、開口部13aを介して台本体11から露出する。この構成によれば、第1接続部51が開口部13aの内側に配置されるため、第1接続部51を保護することが可能となる。
(9)端子台ユニットUは、端子台10と、端子台10が取り付けられる機器Mと、を備える。機器Mは、端子台10側に突出する突出部61と、突出部61に設けられた機器側開口部62と、第1の相手端子T1と、を有する。機器側開口部62には、第1接続部51が挿通される。機器側開口部62を通じて第1接続部51と第1の相手端子T1とが接続される。そして、端子台10のシール部材37は、突出部61における機器側開口部62の周囲に接触している。この構成によれば、機器Mは、端子台10のシール部材37に接触する突出部61を有している。これにより、端子台10の突出壁部54を機器Mに干渉させることなく、シール部材37を機器M側に接触させることが可能となる。
(10)端子台10は、第1方向D1における第1端部14が第2端部15よりも下側に位置するように台本体11が傾いた姿勢で使用される。台本体11の第2端部15には、第2方向D2に沿って貫通する第2貫通孔22が設けられている。台本体11は、第2方向D2に延び、第2方向D2視で第2貫通孔22の第1端部14側を覆う形状をなすリブ43を有している。そして、第2貫通孔22の中心軸線C2に直交し、かつ、第1方向D1に沿う直線を基準線L2とし、リブ43における第2貫通孔22側の側面43aは、基準線L2から離れるほど第2貫通孔22から離間する離間面46を含む。
この構成によれば、第2貫通孔22に装着されるボルトとリブ43の離間面46との間の隙間が、基準線L2から遠ざかるにつれて広がるように構成することが可能となる。これにより、当該ボルトとリブ43との間の隙間に浸入した水の排水を、離間面46によって促すことが可能となる。従って、台本体11の傾斜の上流側に位置する第2貫通孔22に装着されるボルトの腐食を抑制可能となる。
(11)リブ33における第1貫通孔21側の側面33aの全体が、第1貫通孔21の中心軸線C1を中心とする円弧状をなしている。この構成によれば、台本体11の傾斜の下流側に位置する第1端部14においては、第1貫通孔21に装着されるボルトとリブ33との間に水が溜まりにくい。このため、リブ33においては、リブ43のような離間面46を設けずに、リブ33の側面33aの全体を第1貫通孔21の中心軸線C1を中心とする円弧状とすることで、第1貫通孔21の周りの強度を好適に向上させることができる。
(12)台本体11において、第1貫通孔21に対する第1方向D1の第2部位35側を内側とし、その反対側を第1方向D1における外側として、第1貫通孔21の第1方向D1における外側には、第1方向D1において第2部位35に対面するリブが設けられていない。この構成によれば、第1方向D1における第1貫通孔21の外側には、第1方向D1において第2部位35に対面するリブが設けられていない。これにより、第1端部14において、第1貫通孔21の周りに付着した水を第1方向D1の外側に排水しやすくなっている。このため、第1貫通孔21に装着されるボルトの腐食を抑制可能となる。
(13)端子12は、第1方向D1に沿って並んで複数設けられている。この構成によれば、複数の端子12を有する端子台10において、第3方向D3における短尺化を図ることが可能となる。
(14)第1端部14は、上面を有する底壁14aを有している。そして、底壁14aは、第2端部15側から第1端部14側に向かって上面が下面側に変位する形状をなす排水部36を有している。この構成によれば、排水部36によって、第1端部14の上面に付着した水を第1方向D1における第1端部14の外縁に向かって好適に排水させることが可能となる。
(15)排水部36の上面は、第2端部15側から第1端部14側に向かって下面側に階段状に変位する形状をなしている。この構成によれば、台本体11を成形する際の成形型の抜けやすさを向上させることが可能となる。その結果、台本体11の成形性の向上に寄与できる。
(16)底壁14aの下面には、シール部材37が取り付けられる凹部38が設けられている。凹部38の外縁は、底壁14aの下面において、排水部36の段を跨がらない位置に設けられている。この構成によれば、凹部38を有する底壁14aの下面を、排水部36の上面の階段形状に沿わせた形状とすることが可能となる。このため、底壁14aの板厚をできるだけ一様な厚さとすることが可能となる。その結果、底壁14aにおいて、板厚のばらつきによって生じうるひけなどの変形を抑制可能となる。
(17)第1貫通孔21は、第2方向D2に対して垂直かつ第1方向D1に対して交差する方向に並んで2つ設けられている。台本体11は、2つの第1貫通孔21の間に設けられ第2方向D2に延びるリブ32を有している。そして、リブ32は、第2方向D2視で第1方向D1に沿って延びる形状をなしている。この構成によれば、第1端部14の強度をより好適に向上させることが可能となる。さらに、リブ32を、第1端部14の上面に付着した水を第1方向D1における第1端部14の外縁に向かって排水する際のガイドとして機能させることが可能となる。
(18)台本体11において、傾斜の下側となる第1端部14に設けられた第1リブ群31のリブの数は、傾斜の上側となる第2端部15に設けられた第2リブ群41のリブの数よりも多い。この構成によれば、台本体11の傾斜姿勢によって特に荷重がかかる第1端部14の強度を、リブの数の多い第1リブ群31によって効果的に向上させることが可能となる。その結果、第1端部14の変形を効果的に抑制可能となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、突出壁部54を第1接続部51の両側にそれぞれ設けたが、これに限らず、第1接続部51のいずれか一方側のみに設けてもよい。
・突出壁部54が設けられている範囲A1を、シール部材37が配置されている範囲A2よりも小さく設定してもよい。
・上記実施形態では、突出壁部54の内側壁面55は、突出壁部54の先端に向かって第1接続部51から離れるように傾斜しているが、これに限らず、内側壁面55を第2方向D2に平行としてもよい。
・上記実施形態では、突出壁部54を第1面11aの縁部に設けたが、これに限らず、例えば、突出壁部54を第1面11aの縁部よりも第1接続部51側の位置に設けてもよい。
・上記実施形態では、突出壁部54の第1面11aからの突出量を、シール部材37の第1面11aからの突出量よりも大きくしたが、これに限らず、突出壁部54の突出量を、シール部材37の突出量と同等、または、シール部材37の突出量よりも小さくしてもよい。
・上記実施形態では、突出壁部54を、第1接続部51に対する第3方向D3の側方に設けたが、これに限らず、突出壁部54を、第1接続部51に対する第1方向D1の側方、すなわち、台本体11の第1端部14の下面や第2端部15の下面に設けてもよい。また例えば、突出壁部54を、第1面11aの周縁全体にわたって設けてもよい。
・上記実施形態では、第1接続部51が台本体11の第1面11aから突出しているが、これに限らず、第1接続部51が第1面11aから突出しない構成としてもよい。
・上記実施形態では、周壁部13によって第2面11bの開口部13aが構成されるが、これ以外に例えば、周壁部13を省略して、第2面11bに単に開口部としての孔を開けた構成としてもよい。
・上記実施形態において、凹部38を底壁14aの下面に設けない構成としてもよい。この場合、排水部36の下面全体を、第2方向D2に対して垂直な平面状としてもよい。
・排水部36の上面は、第2端部15側から第1端部14側に向かって下面側に変位する形状であればよい。つまり、上記実施形態では、排水部36の上面を、第2端部15側から第1端部14側に向かって下面側に階段状に変位する形状とした。しかしながら、階段状に限らず、排水部36の上面を、第2端部15側から第1端部14側に向かって下面側に傾斜するテーパ面としてもよい。
・底壁14aから排水部36を省略し、底壁14aの上面を一様に、第2方向D2に対して垂直な平面状としてもよい。
・複数の端子12の配置は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、端子12を第3方向D3に沿って並設してもよい。
・第1端部14に設けられる第1リブ群31のリブの数、及び、第2端部15に設けられる第2リブ群41のリブの数は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、第1リブ群31のリブの数が第2リブ群41のリブの数よりも多いが、これに限らず、第2リブ群41のリブの数が第1リブ群31のリブの数よりも多い構成としてもよい。
・第1端部14に設けられる第1貫通孔21の数、及び、第2端部15に設けられる第2貫通孔22の数は、上記実施形態に限定されるものではなく、台本体11の構成などに応じて適宜変更可能である。例えば、第1端部14に設けられる第1貫通孔21の数を1つ、または3つ以上としてもよい。なお、複数の第1貫通孔21は、第3方向D3に沿って並設されていなくてもよい。また、複数の第2貫通孔22は、第3方向D3に沿って並設されていなくてもよい。
・上記実施形態の台本体11では、第1端部14及び第2端部15を規定する第1方向D1と、台本体11の長手方向とが一致している。しかしながら、これに限らず、例えば、第1端部14及び第2端部15を規定する第1方向D1と、台本体11の短手方向が一致していてもよい。
・上記実施形態では、第2方向D2視における台本体11の外形は、第3方向D3よりも第1方向D1に長い形状をなす。しかしながら、これに限らず、例えば、第1方向D1よりも第3方向D3に長い形状や、第1方向D1の寸法と第3方向D3の寸法が略等しい形状としてもよい。
・上記実施形態の台本体11は、第1端部14が第2端部15よりも重力方向の下側に位置するように傾いた姿勢で機器Mに組み付けられるが、これに限らず、例えば、台本体11が水平となる姿勢で機器Mに組み付けられてもよい。
・今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
U 端子台ユニット
10 端子台
11 台本体
11a 第1面
11b 第2面
12 端子
13 周壁部
13a 開口部
14 第1端部
14a 底壁
15 第2端部
15a 底壁
16 第1固定部
16a 上面
17 第2固定部
17a 上面
18 主部位
21 第1貫通孔
22 第2貫通孔
23 カラー
31 第1リブ群
32 リブ
33 リブ
33a 側面
34 第1部位
35 第2部位
36 排水部
37 シール部材
38 凹部
41 第2リブ群
42 リブ
43 リブ
43a 側面
44 第1部位
45 第2部位
46 離間面
51 第1接続部
52 第2接続部
53 保持部
54 突出壁部
55 内側壁面(壁面)
56 外側壁面
61 突出部
62 機器側開口部
63 非突出部
A1 範囲
A2 範囲
C1 中心軸線
C2 中心軸線
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
L1 中心線
L2 基準線
M 機器
T1 第1の相手端子
T2 第2の相手端子

Claims (9)

  1. 機器に取り付けられる端子台であって、
    前記機器に対向する第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面とを有する台本体と、
    前記台本体に支持された端子と、
    前記第1面に取り付けられ、前記機器に接触可能なシール部材と、を備え、
    前記端子は、前記第1面側で前記台本体から露出する第1接続部と、前記第2面側で前記台本体から露出する第2接続部と、を有し、
    前記第1接続部は、前記機器が有する第1の相手端子に接続可能であり、
    前記第2接続部は、第2の相手端子に接続可能であり、
    前記シール部材は、前記第1接続部の周囲を囲む環状をなし、
    前記台本体は、前記シール部材の外側位置において、前記第1面から突出する突出壁部を有している、
    端子台。
  2. 前記突出壁部の前記第1面からの突出量は、前記シール部材の前記第1面からの突出量よりも大きい、
    請求項1に記載の端子台。
  3. 前記突出壁部は、前記第1面の縁部に設けられている、
    請求項1または請求項2に記載の端子台。
  4. 前記突出壁部は壁面を有し、
    前記壁面が前記第1接続部側を向いている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端子台。
  5. 前記端子は、前記突出壁部の突出方向に交差する第1方向に複数並んで設けられ、
    前記突出壁部は、前記第1方向に沿って延在している、
    請求項4に記載の端子台。
  6. 前記第1方向において、前記突出壁部が設けられている範囲は、前記シール部材が配置されている範囲を内包する、
    請求項5に記載の端子台。
  7. 前記突出壁部は、前記第1面に沿った方向における前記第1接続部の両側にそれぞれ設けられている、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の端子台。
  8. 前記台本体は、前記第2面に設けられた開口部を備え、
    前記第2接続部は、前記開口部の内側に収容されるとともに、前記開口部を介して前記台本体から露出する、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の端子台。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の端子台と、
    前記端子台が取り付けられる機器と、を備えた端子台ユニットであって、
    前記機器は、前記端子台側に突出する突出部と、前記突出部に設けられた機器側開口部と、第1の相手端子と、を有し、
    前記機器側開口部を通じて前記第1接続部と前記第1の相手端子とが接続され、
    前記端子台の前記シール部材は、前記突出部における前記機器側開口部の周囲に接触している、
    端子台ユニット。
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