JP2022092959A - 高周波モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】信号伝送損失の増大を抑制し、かつ半導体装置からの放熱特性を向上させることが可能な高周波モジュールを提供する。【解決手段】高周波増幅回路を含む半導体装置及びバンド選択スイッチが、モジュール基板に実装されている。出力整合回路が、モジュール基板に設けられた少なくとも一つの受動素子を含み、高周波増幅回路とバンド選択スイッチとの間に接続されている。半導体装置は、単体半導体系の半導体部分を含む第1部材と、第1部材に面接触して接合され、化合物半導体系の半導体素子を含む高周波増幅回路が形成されている第2部材とを含む。平面視において、半導体装置は出力整合回路の近傍に配置されており、出力整合回路はバンド選択スイッチの近傍に配置されている。【選択図】図1

Description

移動体通信や衛星通信等に用いられる電子機器に、高周波信号の送受信機能を一体化したRFフロントエンドモジュールが組み込まれている。RFフロントエンドモジュールは、高周波増幅機能を持つモノリシックマイクロ波集積回路素素子(MMIC)、高周波増幅回路を制御する制御IC、スイッチIC、デュプレクサ等を備えている。
MMICの上に制御ICを積み重ねることによって小型化した高周波モジュールが下記の特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された高周波モジュールは、モジュール基板の上に搭載されたMMICと、その上に積み重ねられた制御ICとを含む。MMICの電極、制御ICの電極、及びモジュール基板上の電極が、ワイヤボンディングにより電気的に接続されている。
米国特許出願公開第2015/0303971号明細書
高周波増幅回路に、例えばヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)が用いられる。HBTは、動作中にコレクタ損失が発生することによって発熱する。発熱によるHBTの温度上昇は、コレクタ電流をさらに増大させる方向に働く。この正帰還の条件が満たされるとHBTが熱暴走に至る。HBTの熱暴走を回避するために、HBTの出力電力の上限値が制限される。
高周波増幅回路の高出力化を図るために、HBT等を含む半導体装置からの放熱特性を向上させることが望まれる。特許文献1に開示された高周波モジュールでは、近年の高周波増幅回路に対する高出力化の要求を満たすことが困難である。また、動作周波数が高くなると、信号伝送における損失が大きくなりやすい。本発明の目的は、信号伝送損失の増大を抑制し、かつ半導体装置からの放熱特性を向上させることが可能な高周波モジュールを提供することである。
本発明の一観点によると、
モジュール基板と、
前記モジュール基板に実装され、高周波増幅回路を含む半導体装置と、
前記モジュール基板に実装され、入力された高周波信号を、複数の接点から選択された1つの接点から出力するバンド選択スイッチと、
前記モジュール基板に設けられ、前記高周波増幅回路と前記バンド選択スイッチとの間に接続された出力整合回路と
を備えており、
前記半導体装置は、
単体半導体系の半導体部分を含む第1部材と、
前記第1部材に面接触して接合され、化合物半導体系の半導体素子を含む前記高周波増幅回路が形成されている第2部材と、
平面視において前記第1部材及び前記第2部材のそれぞれに包含される位置に配置された複数の導体突起と
を含み、
前記半導体装置は、前記第2部材を前記モジュール基板に対向させて、前記複数の導体突起を介して前記モジュール基板に実装されており、
平面視において、前記半導体装置は前記出力整合回路の近傍に配置されているか、または前記出力整合回路を構成する少なくとも一つの受動素子と前記半導体装置とが重なっており、
平面視において、前記出力整合回路が前記バンド選択スイッチの近傍に配置されているか、または前記出力整合回路を構成する少なくとも一つの受動素子と前記バンド選択スイッチとが重なっている高周波モジュールが提供される。
第2部材の高周波増幅回路に含まれる半導体素子から第1部材に向かう伝熱経路と、導体突起を介してモジュール基板に至る伝熱経路との2つの伝熱経路が形成されるため、高周波増幅回路に含まれる半導体素子からの放熱特性を向上させることができる。
半導体装置、出力整合回路、及びバンド選択スイッチを、平面視において上述のように配置することにより、半導体装置の高周波増幅回路と出力整合回路との距離、及び出力整合回路とバンド選択スイッチとの距離を近づけることができる。高周波増幅回路から出力整合回路を経由してバンド選択スイッチまでの伝送線路が短くなるため、伝送損失を低減させることができる。
図1Aは、第1実施例による高周波モジュールの各構成要素の平面視における位置関係を示す図であり、図1Bは、高周波モジュールの断面構造を模式的に示す図である。 図2は、第1実施例による高周波モジュールの回路構成を示すブロック図である。 図3Aは、第2部材に形成されたパワー段増幅回路を構成する1つのセルの等価回路図であり、図3Bは、第2部材に形成されたパワー段増幅回路を構成する1つのセルの断面図である。 図4Aから図4Fまでの図面は、製造途中段階における半導体装置の断面図である。 図5Aから図5Cまでの図面は、製造途中段階における半導体装置の断面図であり、図5Dは、完成した半導体装置の断面図である。 図6は、第2実施例による高周波モジュールの各構成要素の平面視における位置関係を示す図である。 図7Aは、第3実施例による高周波モジュールの各構成要素の平面視における位置関係を示す図であり、図7Bは、高周波モジュールの断面構造を模式的に示す図である。 図8Aは、第3実施例による高周波モジュールの出力整合回路の一例を示す等価回路図であり、図8Bは、出力整合回路の構成要素の平面的な配置の一例を示す図である。 図9Aは、第4実施例による高周波モジュールの出力整合回路の一例を示す等価回路図であり、図9Bは、出力整合回路の構成要素の平面的な配置の一例を示す図である。 図10A及び図10Bは、それぞれ第5実施例およびその変形例による高周波モジュール20の断面構造を模式的に示す図である。 図11は、第6実施例による高周波モジュールの断面構造を模式的に示す図である。
[第1実施例]
図1Aから図5Dまでの図面を参照して第1実施例による高周波モジュールについて説明する。
図1Aは、第1実施例による高周波モジュール20の各構成要素の平面視における位置関係を示す図であり、図1Bは、高周波モジュール20の断面構造を模式的に示す図である。モジュール基板21に、半導体装置30、出力整合回路60、バンド選択スイッチ68、複数のデュプレクサ70、ローノイズアンプ71、アンテナスイッチ72、及びその他の表面実装型の複数の受動素子(すなわち、表面実装型部品(SMD))が実装されている。半導体装置30は、第1部材31と、第1部材31に面接触して接合された第2部材32とを含む。
第1部材31に、第1制御回路42、及び入力スイッチ43が設けられている。第1部材31は、単体半導体系の半導体部分を含む基板、例えばシリコン基板またはシリコンオンインシュレータ(SOI)基板を含んでいる。第1制御回路42及び入力スイッチ43は、半導体基板の表層部に形成された単体半導体系の半導体素子等で構成される。
第2部材32に、高周波増幅回路50が設けられている。第2部材32は、化合物半導体、例えばGaAsからなる下地半導体層と、その上に配置された化合物半導体からなる半導体素子、例えばヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)等を含む。高周波増幅回路50は、化合物半導体からなる半導体素子等で構成される。
平面視において、第2部材32は第1部材31に包含されている。半導体装置30は、平面視において第1部材31及び第2部材32のそれぞれに包含される位置に配置された複数の導体突起35を備えている。複数の導体突起35は、第1部材31及び第2部材32からモジュール基板に向けて突出している。半導体装置30は、第2部材32をモジュール基板21に対向させて、複数の導体突起35を介してモジュール基板21にフリップチップ実装されている。複数の導体突起35として、Cuからなる突起の天面にハンダを載せたCuピラーバンプが用いられる。なお、導体突起35として、Auバンプのように上面にハンダを載せない構造のものを用いてもよい。このような構造の突起は、「ピラー」ともいわれる。また、導体突起35として、パッド上に導体柱を立てた構造のものを採用してもよい。このような構造の導体突起は、「ポスト」ともいわれる。また、導体突起35としてハンダをリフローさせてボール状にしたボールバンプを用いてもよい。導体突起35として、これらの種々の構造のものの他にも、基板から突出した導体を含む種々の構造のものを用いることができる。
出力整合回路60は、インダクタ及びキャパシタ等の1つまたは複数の受動素子を含み、複数の受動素子を集積した集積型受動デバイス(IPD)で構成される。出力整合回路60を構成する集積型受動デバイスの平面視における形状は長方形または正方形である。出力整合回路60の相互に隣り合う2つの縁のそれぞれに対向する位置に、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68が配置されている。すなわち、出力整合回路60と半導体装置30とは、平面視において隣り合って配置されており、出力整合回路60とバンド選択スイッチ68とは隣り合って配置されている。
言い換えると、半導体装置30は出力整合回路60の近傍に配置されている。ここで、「半導体装置30は出力整合回路60の近傍に配置される」とは、半導体装置30から出力整合回路60までの最短距離が、半導体装置30から他の回路部品、例えばデュプレクサ70までの最短距離よりも短いことを意味する。半導体装置30から出力整合回路60までの最短距離を、半導体装置30からデュプレクサ70までの最短距離より短くすると、送受信のアイソレーションを高めることができる。
さらに、出力整合回路60はバンド選択スイッチ68の近傍に配置されている。ここで、「出力整合回路60はバンド選択スイッチ68の近傍に配置される」とは、出力整合回路60からバンド選択スイッチ68までの最短距離が、出力整合回路60から、半導体装置30以外の回路部品、例えばデュプレクサ70までの最短距離よりも短いことを意味する。
好ましくは、平面視において、出力整合回路60と半導体装置30とが、直接隣り合って配置されており、バンド選択スイッチ68と出力整合回路60とが、直接隣り合って配置されている。さらに、好ましくは、出力整合回路60と半導体装置30との間の領域24A、及び出力整合回路60とバンド選択スイッチ68との間の領域24Bには、回路部品が搭載されていない。すなわち、出力整合回路60に含まれる複数の受動素子のそれぞれと半導体装置30との間の領域、及び出力整合回路60に含まれる複数の受動素子のそれぞれとバンド選択スイッチ68との間の領域のいずれにも、回路部品は搭載されていない。
バンド選択スイッチ68及びローノイズアンプ71は、複数の導体突起を介してモジュール基板21にフリップチップ実装されている。出力整合回路60及び複数のデュプレクサ70は、それぞれハンダバンプ65及びハンダバンプ76を介してモジュール基板21フリップチップ実装されている。なお、これらのフリップチップ実装用のバンプは一例であり、他の構造のバンプを用いてもよい。例えばAuバンプ等を用いてもよい。モジュール基板21に実装された複数の電子部品は、モールド樹脂25によって封止されている。
半導体装置30の第2部材32に設けられている高周波増幅回路50の出力ポートが、導体突起35及びモジュール基板21内の配線22、及び出力整合回路60のハンダバンプ65を介して出力整合回路60に接続されている。さらに、出力整合回路60は、他のハンダバンプ65、モジュール基板21内の他の配線22、及びバンド選択スイッチに68設けられている導体突起69を介して、バンド選択スイッチ68に接続されている。配線22は、モジュール基板21内に配置されている複数の配線層に含まれる金属パターン、及び配線層間を接続する複数のビアで構成される。
半導体装置30とバンド選択スイッチ68とが、モジュール基板21に設けられた複数の配線23によって接続されている。複数の配線23には、第1制御回路42がバンド選択スイッチ68を制御する制御信号用の配線、半導体装置30からバンド選択スイッチ68に電源を供給するための電源配線等が含まれる。
図2は、第1実施例による高周波モジュール20の回路構成を示すブロック図である。高周波モジュール20は、モジュール基板21(図1B)に実装された半導体装置30を含む。半導体装置30は、第1部材31に設けられた入力スイッチ43及び第1制御回路42を含む。第2部材32は、高周波増幅回路50を含む。高周波増幅回路50は、ドライバ段増幅回路51とパワー段増幅回路52との2段構成とされている。
モジュール基板21に、さらに、出力整合回路60、バンド選択スイッチ68、複数のデュプレクサ70、アンテナスイッチ72、2つの受信用のバンド選択スイッチ73、2つのローノイズアンプ71、受信用の出力端子選択スイッチ74、及び第2制御回路75が実装されている。この高周波モジュール20は、周波数分割複信(FDD)方式の送受信を行う機能を有する。なお、図1Aでは、受信用のバンド選択スイッチ73、出力端子選択スイッチ74、及び第2制御回路75の記載を省略している。図2において、第1部材31に設けられている電子回路に相対的に淡いハッチングを付し、第2部材32に設けられている電子回路に相対的に濃いハッチングを付している。
入力スイッチ43の2つの入力側の接点が、それぞれ第1部材31に設けられた導体突起35(図1B)を介してモジュール基板21の高周波信号入力端子IN1、IN2に接続されている。図2において、導体突起35を介した接続箇所を白抜きの正方形で示している。2つの高周波信号入力端子IN1、IN2から高周波信号が入力される。入力スイッチ43は、入力側の2つの接点から1つの接点を選択し、選択した接点に入力される高周波信号をドライバ段増幅回路51に入力させる。入力スイッチ43とドライバ段増幅回路51の入力ポートとの接続には、部材間接続配線36が用いられる。部材間接続配線36は、第1部材31に設けられた電子回路と第2部材32に設けられた電子回路とを、モジュール基板21を介することなく接続する。部材間接続配線36の構造については、後に図4Aから図5Dまでの図面を参照して製造工程を説明する中で説明する。図2において、部材間接続配線36によって接続される箇所を、相対的に太い実線で示している。
ドライバ段増幅回路51で増幅された高周波信号がパワー段増幅回路52に入力される。パワー段増幅回路52で増幅された高周波信号が、出力整合回路60を通ってバンド選択スイッチ68の1つの入力側の接点に入力される。パワー段増幅回路52の出力ポートと出力整合回路60とは、第2部材32に設けられた導体突起35(図1B)及びモジュール基板21内の配線22(図1B)を介して接続される。バンド選択スイッチ68は、複数の出力側の接点から1つの接点を選択し、パワー段増幅回路52で増幅された高周波信号を、選択した接点から出力させる。バンド選択スイッチ68は、第1制御回路42から配線23を介して入力される制御信号によって制御される。
バンド選択スイッチ68の出力側の複数の接点のうち2つの接点は、それぞれモジュール基板21に設けられた補助出力端子PAAUX1、PAAUX2に接続されている。他の6個の接点は、それぞれバンドごとに準備された複数のデュプレクサ70の送信用入力ポートに接続されている。バンド選択スイッチ68は、バンドごとに準備された複数のデュプレクサ70から1つのデュプレクサ70を選択する機能を有する。
アンテナスイッチ72が、回路側の複数の接点とアンテナ側の2つの接点とを有する。アンテナスイッチ72の複数の回路側の接点のうち2つの接点が、それぞれ送信信号入力端子TRX1、TRX2に接続されている。回路側の他の6個の接点は、それぞれ複数のデュプレクサ70の入出力共用ポートに接続されている。アンテナ側の2つの接点は、それぞれアンテナ端子ANT1、ANT2に接続されている。アンテナ端子ANT1、ANT2に、それぞれアンテナが接続される。
アンテナスイッチ72は、2つのアンテナ側の接点を、それぞれ回路側の複数の接点から選択した2つの接点に接続する。1つのバンドを用いて通信を行う場合には、アンテナスイッチ72は、回路側の1つの接点と、アンテナ側の1つの接点とを接続する。高周波増幅回路50で増幅され、対応するバンド用のデュプレクサ70を通過した高周波信号が、選択されたアンテナ側の接点に接続されているアンテナから送信される。
2つの受信用のバンド選択スイッチ73の各々が、入力側の4個の接点を有する。2つのバンド選択スイッチ73の各々の入力側の4個の接点のうち3個の接点は、それぞれデュプレクサ70の受信用出力ポートに接続されている。2つのバンド選択スイッチ73の各々の残りの1つの接点は、それぞれ補助入力端子LNAAUX1、LNAAUX2に接続されている。
2つの受信用のバンド選択スイッチ73に対応して2つのローノイズアンプ71が準備されている。2つの受信用のバンド選択スイッチ73は、それぞれデュプレクサ70を通過した受信信号を、対応するローノイズアンプ71に入力させる。
出力端子選択スイッチ74の2つの回路側の接点が、それぞれ2つのローノイズアンプ71の出力ポートに接続されている。出力端子選択スイッチ74の3つの端子側の接点が、それぞれ受信信号出力端子LNAOUT1、LNAOUT2、LNAOUT3に接続されている。ローノイズアンプ71で増幅された受信信号が、出力端子選択スイッチ74で選択された受信信号出力端子から出力される。
モジュール基板21に設けられた電源端子VCC1、VCC2から、それぞれドライバ段増幅回路51及びパワー段増幅回路52に電源電圧が印加される。電源端子VCC1、VCC2は、第2部材32に設けられた導体突起35(図1B)を介して高周波増幅回路50に接続される。
第1制御回路42が、第1部材31に設けられた導体突起35(図1B)を介して電源端子VIO1、制御信号端子SDATA1、及びクロック端子SCLK1に接続されている。第1制御回路42は、制御信号端子SDATA1に与えられる制御信号に基づいて高周波増幅回路50を制御する。第1制御回路42と高周波増幅回路50との接続には、部材間接続配線36が用いられる。
第2制御回路75が、電源端子VIO2、制御信号端子SDATA2、及びクロック端子SCLK2に接続されている。第2制御回路75は、制御信号端子SDATA2に与えられる制御信号に基づいてローノイズアンプ71、バンド選択スイッチ73、及び出力端子選択スイッチ74を制御する。
モジュール基板21に、さらに電源端子VBAT及びドレイン電圧端子VDD2が設けられている。電源端子VBATから、高周波増幅回路50のバイアス回路及び第1制御回路42に電源が供給される。ドレイン電圧端子VDD2からモジュール基板21に実装されたローノイズアンプ71に電源電圧が印加される。
図3Aは、第2部材32に形成されたパワー段増幅回路52(図2)を構成する1つのセルの等価回路図である。パワー段増幅回路52は、相互に並列接続された複数のセルを含む。各セルは、トランジスタ402、入力キャパシタCin、及びバラスト抵抗素子Rbを含む。トランジスタ402のベースが入力キャパシタCinを介して高周波信号入力配線405RFに接続されている。さらに、トランジスタ402のベースが、バラスト抵抗素子Rbを介してベースバイアス配線404BBに接続されている。トランジスタ402のエミッタが接地されている。トランジスタ402のコレクタに電源電圧が印加されるとともに、増幅された高周波信号がコレクタから出力される。
図3Bは、第2部材32に形成されたパワー段増幅回路52を構成する1つのセルの断面図である。第1部材31は、例えばシリコン基板、SOI基板等の半導体基板と、その上に形成された多層配線構造とを含む。図3Bには示されていないが、第1部材31を構成する半導体基板の表層部に、第1制御回路42及び入力スイッチ43(図1A)が形成されている。
第2部材32は下地半導体層401を含む。下地半導体層401が第1部材31に面接触することにより、第2部材32が第1部材31に接合されている。下地半導体層401は、導電領域401Aと素子分離領域401Bとに区分されている。下地半導体層401には、例えばGaAsが用いられる。導電領域401Aはn型GaAsで形成されており、素子分離領域401Bはn型GaAs層に絶縁化不純物をイオン注入することにより形成される。
導電領域401Aの上に、トランジスタ402が配置されている。トランジスタ402は、導電領域401Aから順番に積層されたコレクタ層402C、ベース層402B、及びエミッタ層402Eを含む。エミッタ層402Eは、ベース層402Bの一部の領域の上に配置されている。一例として、コレクタ層402Cはn型GaAsで形成され、ベース層402Bはp型GaAsで形成され、エミッタ層402Eはn型InGaPで形成される。すなわち、トランジスタ402は、ヘテロ接合バイポーラトランジスタである。
ベース層402Bの上にベース電極403Bが配置されており、ベース電極403Bがベース層402Bに電気的に接続されている。エミッタ層402Eの上にエミッタ電極403Eが配置されており、エミッタ電極403Eがエミッタ層402Eに電気的に接続されている。導電領域401Aの上にコレクタ電極403Cが配置されている。コレクタ電極403Cは、導電領域401Aを介してコレクタ層402Cに電気的に接続されている。
トランジスタ402、コレクタ電極403C、ベース電極403B、及びエミッタ電極403Eを覆うように、下地半導体層401の上に1層目の層間絶縁膜406が配置されている。1層目の層間絶縁膜406は、例えばSiN等の無機絶縁材料で形成される。層間絶縁膜406に複数の開口が設けられている。
層間絶縁膜406の上に、1層目のエミッタ配線404E、ベース配線404B、コレクタ配線404C、ベースバイアス配線404BB、及びバラスト抵抗素子Rbが配置されている。エミッタ配線404Eは、層間絶縁膜406に設けられた開口を通ってエミッタ電極403Eに接続されている。ベース配線404Bは、層間絶縁膜406に設けられた他の開口を通ってベース電極403Bに接続されている。コレクタ配線404Cは、層間絶縁膜406に設けられた他の開口を通ってコレクタ電極403Cに接続されている。
ベース配線404Bは、トランジスタ402が配置されていない領域まで延びており、その先端がバラスト抵抗素子Rbの一方の端部に重なっている。重なり部分において、ベース配線404Bとバラスト抵抗素子Rbとが電気的に接続されている。バラスト抵抗素子Rbの他方の端部がベースバイアス配線404BBに重なっている。重なり部分において、バラスト抵抗素子Rbとベースバイアス配線404BBとが電気的に接続されている。
1層目のエミッタ配線404E、ベース配線404B、バラスト抵抗素子Rb、及びベースバイアス配線404BBを覆うように、層間絶縁膜406の上に2層目の層間絶縁膜407が配置されている。2層目の層間絶縁膜407も、SiN等の無機絶縁材料で形成される。
層間絶縁膜407の上に、2層目のエミッタ配線405E及び高周波信号入力配線405RFが配置されている。2層目のエミッタ配線405Eは、層間絶縁膜407に設けられた開口を通って1層目のエミッタ配線404Eに接続されている。高周波信号入力配線405RFの一部分は、平面視において1層目のベース配線404Bと重なっている。両者の重なり領域に入力キャパシタCinが形成される。
2層目のエミッタ配線405E及び高周波信号入力配線405RFを覆うように、3層目の層間絶縁膜408が配置されている。3層目の層間絶縁膜408は、例えばポリイミド等の有機絶縁材料で形成される。
次に、図4Aから図5Dまでの図面を参照して第1実施例による半導体装置30の製造方法について説明する。図4Aから図5Cまでの図面は、製造途中段階における半導体装置30の断面図であり、図5Dは、完成した半導体装置30の断面図である。
図4Aに示すように、GaAs等の化合物半導体の単結晶の母基板200の上に剥離層201をエピタキシャル成長させ、剥離層201の上に素子形成層202を形成する。素子形成層202には、図2に示した第2部材32の高周波増幅回路50の電子回路等が形成されている。これらの電子回路は、一般的な半導体プロセスにより形成される。図4Aでは、素子形成層202に形成されている素子構造については記載を省略している。この段階では、素子形成層202は個々の第2部材32に分離されていない。
次に、図4Bに示すように、レジストパターン(図示せず)をエッチングマスクとして、素子形成層202(図4A)及び剥離層201をパターニングする。この段階で、素子形成層202(図4A)は第2部材32ごとに分離される。
次に、図4Cに示すように、分離された第2部材32の上に連結支持体204を貼り付ける。これにより、複数の第2部材32が、連結支持体204を介して相互に連結される。なお、図4Bのパターニング工程でエッチングマスクとして用いたレジストパターンを残しておき、第2部材32と連結支持体204との間にレジストパターンを介在させてもよい。
次に、図4Dに示すように、母基板200及び第2部材32に対して剥離層201を選択的にエッチングする。これにより、第2部材32及び連結支持体204が母基板200から剥離される。剥離層201を選択的にエッチングするために、剥離層201として、母基板200及び第2部材32のいずれともエッチング耐性の異なる化合物半導体が用いられる。
図4Eに示すように、第1部材31に設けられる第1制御回路42、及び入力スイッチ43(図1A)等が形成された基板210を準備する。この段階で、基板210は個々の第1部材31に分離されていない。
図4Fに示すように、第2部材32を基板210に接合する。第2部材32と基板210との接合は、ファンデルワールス結合または水素結合による。その他に、静電気力、共有結合、共晶合金結合等によって第2部材32を基板210に接合してもよい。例えば、基板210の表面の一部がAuで形成されている場合、第2部材32をAu領域に密着させて加圧することにより、両者を接合してもよい。
次に、図5Aに示すように、第2部材32から連結支持体204を剥離する。連結支持体204を剥離した後、図5Bに示すように、基板210及び第2部材32の上に層間絶縁膜80及び再配線層を形成する。再配線層には、部材間接続配線36及びパッド37が含まれる。
次に、図5Cに示すように、再配線層の上に保護膜81を形成し、保護膜81に開口81A等を形成する。その後、開口81A内及び保護膜81の上に、導体突起35を形成する。さらに、これらの導体突起35の天面にハンダ83を載せてリフロー処理を行う。
最後に、図5Dに示すように、基板210をダイシングする。これにより、個片化された半導体装置30が得られる。個片化された半導体装置30のそれぞれの第1部材31は、平面視において第2部材32より大きい。個片化された半導体装置30は、モジュール基板21(図1A、図1B)にフリップチップ実装される。
次に、第1実施例の優れた効果について説明する。
第1実施例では、単体半導体系の半導体素子を含む第1部材31と、化合物半導体系の半導体素子を含む第2部材32とを積み重ねて1つの半導体装置30としている。このため、両者を個別にモジュール基板21に実装する構成と比べて、高周波モジュール20の小型化を図ることが可能である。
逆に、モジュール基板21を縮小しない場合には、モジュール基板21により多くの回路部品を実装することが可能になる。例えば、1つのデュプレクサ70に代えて、送信用フィルタと受信用フィルタとの2つの回路部品を実装することが可能になる。デュプレクサ70に代えて、個別の送信用フィルタと受信用フィルタとを用いることにより、送信回路と受信回路とのアイソレーションを高めることが可能になる。
さらに、第2部材32に含まれるトランジスタ402(図3B)で発生した熱が、第1部材31(図1B、図5D)に至る伝熱経路と、導体突起35(図5D)を介してモジュール基板21(図1B)に至る伝熱経路との2つの伝熱経路が形成される。第2部材32より大きい第1部材31及びモジュール基板21がヒートシンクとして機能するため、トランジスタ402からの放熱特性を高めることができる。
さらに第1実施例では、出力整合回路60が半導体装置30の近傍に配置されている。さらに、バンド選択スイッチ68が出力整合回路60の近傍に配置されている。これにより、図2に示した高周波増幅回路50から出力整合回路60までの伝送線路、及び出力整合回路60からバンド選択スイッチ68までの伝送線路を短くすることができる。伝送線路を短くすることにより、高周波信号の伝送ロスを低減させることが可能になる。その結果、高効率化を図ることが可能になる。
高周波増幅回路50から出力整合回路60までの伝送線路を短くするために、平面視における第1部材31の幾何中心に対して、第2部材32を、出力整合回路60側に偏らせて配置することが好ましい。
さらに、第1実施例では、電源用及び制御用の複数の配線23(図1A)が、平面視において出力整合回路60の受動素子と重ならないように配置されている。このため、高周波信号の伝送線路と電源用及び制御用の複数の配線23とのアイソレーションを高めることができる。
次に、第1実施例の変形例による高周波モジュールについて説明する。
第1実施例では、出力整合回路60を集積型受動デバイスで構成しているが、複数の表面実装型の個別受動素子を組み合わせて出力整合回路60を構成してもよい。出力整合回路60は、これらの複数の受動素子、及びこれらの複数の受動素子同士を接続する配線で構成される。なお、これらの表面実装型の受動素子と、出力整合回路60以外の回路部品とを接続する配線は、出力整合回路60には含めない。
出力整合回路60が複数の表面実装型の受動素子で構成される場合には、出力整合回路60を構成する複数の受動素子のうち半導体装置30の最も近くに配置される受動素子と半導体装置30との間の領域に、回路部品が搭載されない構成にするとよい。さらに、出力整合回路60を構成する表面実装型の複数の受動素子のうちバンド選択スイッチ68の最も近くに配置される受動素子とバンド選択スイッチ68との間の領域に、回路部品が搭載されない構成にするとよい。
[第2実施例]
次に、図6を参照して第2実施例による高周波モジュールについて説明する。以下、図1Aから図5Dまでの図面を参照して説明した第1実施例による高周波モジュールと共通の構成については説明を省略する。
図6は、第2実施例による高周波モジュール20の各構成要素の平面視における位置関係を示す図である。第1実施例(図1A)では、平面視において、出力整合回路60の相互に隣り合う2つの縁のそれぞれに対向する位置に、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68が配置されている。これに対して第2実施例では、平面視において、出力整合回路60の相互に平行な2つの縁のそれぞれに対向する位置に、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68が配置されている。すなわち、出力整合回路60が、半導体装置30とバンド選択スイッチ68とに挟まれた位置に配置されている。
第2実施例においても第1実施例と同様に、出力整合回路60を半導体装置30の近傍に配置し、バンド選択スイッチ68を出力整合回路60の近傍に配置している。
次に、第2実施例の優れた効果について説明する。
第2実施例においても第1実施例と同様に、高周波モジュール20の小型化、放熱特性の向上、及び高周波信号の伝送損失の低減を図ることが可能である。
[第3実施例]
次に、図7Aから図8Bまでの図面を参照して第3実施例による高周波モジュールについて説明する。以下、図1Aから図5Dまでの図面を参照して説明した第1実施例による高周波モジュールと共通の構成については説明を省略する。
図7Aは、第3実施例による高周波モジュール20の各構成要素の平面視における位置関係を示す図であり、図7Bは、高周波モジュール20の断面構造を模式的に示す図である。第1実施例(図1A、図1B)では、出力整合回路60が、複数の受動素子を集積した集積型受動デバイスで構成されている。これに対して第3実施例では、一部の受動素子がモジュール基板21に設けられた金属パターンで構成され、他の受動素子が個別の表面実装部品(すなわち、表面実装型の受動素子)で構成されている。図7Aにおいて、出力整合回路60を構成する金属パターンからなる複数の受動素子及び表面実装型の複数の受動素子が配置されている領域を破線で囲んで示している。
図7Bに示すように、出力整合回路60は、インダクタ61とキャパシタ62とを含む。インダクタ61は、モジュール基板21内に配置された金属パターンで形成される。キャパシタ62には、モジュール基板21に実装された個別の表面実装部品が用いられる。平面視において、インダクタ61の少なくとも一部が半導体装置30と重なっており、キャパシタ62は半導体装置30の近傍に配置されている。出力整合回路60に含まれるキャパシタ62等の表面実装型の受動素子と半導体装置30との間には、出力整合回路60を構成していない回路部品は搭載されていない。出力整合回路60に含まれるインダクタ61等の金属パターンからなる受動素子及びキャパシタ62等の表面実装型の受動素子のそれぞれとバンド選択スイッチ68との間には、出力整合回路60を構成していない回路部品は搭載されていない。
図8Aは、出力整合回路60の一例を示す等価回路図である。高周波増幅回路50の出力ポートとバンド選択スイッチ68との間に、シリーズ接続インダクタL1、L2、及びシリーズ接続キャパシタC3が直列に接続されている。シリーズ接続インダクタL1とL2との間にグランド接続キャパシタC1が接続されており、シリーズ接続インダクタL2とシリーズ接続キャパシタC3との間にグランド接続キャパシタC2が接続されている。また、高周波増幅回路50の出力ポートに、電源電圧VccがチョークコイルLCを介して印加されている。電源電圧Vccとグランドとの間にデカップリングコンデンサCDが接続されている。
図8Bは、出力整合回路60の複数の構成要素の平面的な配置の一例を示す図である。図8Bにおいて、モジュール基板21(図7B)の1層目の配線層の金属パターンに右上がりの濃いハッチングを付し、1層目より深い2層目の配線層の金属パターンに右下がりの淡いハッチングを付している。1層目の配線層の金属パターンと、2層目の配線層の金属パターンとが重なっている円形の領域は、両者を接続するビアが配置されていることを意味する。
シリーズ接続インダクタL1は、1層目の配線層に含まれるスパイラル状の金属パターンで形成され、平面視において半導体装置30に包含されている。なお、シリーズ接続インダクタL1を構成する金属パターンをメアンダ形状にしてもよい。もう一方のシリーズ接続インダクタL2は、平面視において半導体装置30の外側に配置された1層目の配線層に含まれる金属パターンで形成される。グランド接続キャパシタC1、C2、及びシリーズ接続キャパシタC3には、個別の表面実装部品が用いられる。グランド接続キャパシタC1、C2、及びシリーズ接続キャパシタC3と半導体装置30との間、及びグランド接続キャパシタC1、C2、及びシリーズ接続キャパシタC3とバンド選択スイッチ68との間には、出力整合回路60を構成する回路部品ではない回路部品は実装されていない。シリーズ接続インダクタL2と半導体装置30との間、及びシリーズ接続インダクタL2とバンド選択スイッチ68との間にも、出力整合回路60を構成する回路部品ではない回路部品は搭載されていない。
次に、第3実施例の優れた効果について説明する。
第3実施例においては、出力整合回路60の一部分、例えばシリーズ接続インダクタL1(図8B)が平面視において半導体装置30と重なっているため、高周波モジュールのさらなる小型化を図ることが可能である。また、第1実施例と同様に、放熱特性を高める効果、及び伝送損失を低減させる効果が得られる。
次に、第3実施例の変形例について説明する。第3実施例では、シリーズ接続インダクタL2を、モジュール基板21に設けられた金属パターンで構成しているが、個別の表面実装部品で構成してもよい。また、第3実施例では、グランド接続キャパシタC1、C2及びシリーズ接続キャパシタC3のすべてに表面実装部品を用いているが、一部のキャパシタに、バンド選択スイッチ68の内蔵容量を用いてもよい。その他の構成として、グランド接続キャパシタC1、C2及びシリーズ接続キャパシタC3としてデジタルチューナブルキャパシタを用いてもよい。
なお、高いQ値が要求される受動素子は、モジュール基板21内の金属パターンや、表面実装型部品(SMD)で構成することが好ましい。高いQ値が要求されない受動素子は、第1部材31やバンド選択スイッチ68に設けてもよい。例えば、シリーズ接続キャパシタC3には、他の受動素子に比べて高いQ値が要求されない。従って、シリーズ接続キャパシタC3を第1部材31に形成してもよい。
[第4実施例]
次に、図9A及び図9Bを参照して第4実施例による高周波モジュールについて説明する。以下、図7Aから図8Bまでの図面を参照して説明した第3実施例による高周波モジュールと共通の構成については説明を省略する。
図9Aは、出力整合回路60の一例を示す等価回路図である。第3実施例では、高周波増幅回路50としてシングルエンド型の増幅回路が用いられているが、第4実施例では差動増幅回路が用いられる。高周波増幅回路50は、差動信号を出力する2つの出力ポートを有している。出力整合回路60は、一次コイルL5と二次コイルL6とを有する出力トランス、グランド接続キャパシタC5、及びシリーズ接続キャパシタC6を含む。
2つの出力ポートの間に出力トランスの一次コイルL5が接続されている。一次コイルL5の中間タップが、電源電圧Vccに接続されている。出力トランスの二次コイルL6の一方の端部が、シリーズ接続キャパシタC6を介してバンド選択スイッチ68に接続されるとともに、グランド接続キャパシタC5を介して接地されている。二次コイルL6の他方の端部は接地されている。
図9Bは、出力整合回路60の複数の構成要素の平面的な配置の一例を示す図である。図9Bにおいて、モジュール基板21(図7B)の1層目の配線層の金属パターンに右上がりの濃いハッチングを付し、2層目の配線層の金属パターンに右下がりの淡いハッチングを付している。2層目の配線層の金属パターンで一次コイルL5が構成されている。1層目の配線層の金属パターンで形成された二次コイルL6が、一次コイルL5を取り囲んでいる。なお、二次コイルL6が一次コイルL5を取り囲む構成に代えて、一次コイルL5と二次コイルL6とが平面視においてほぼ重なる構成としてもよい。グランド接続キャパシタC5及びシリーズ接続キャパシタC6には、個別の表面実装部品が用いられている。平面視において、一次コイルL5及び二次コイルL6の各々の一部分が、半導体装置30と重なっている。
次に、第4実施例の優れた効果について説明する。
第4実施例においても第3実施例と同様に、出力整合回路60の一部分が平面視において半導体装置30と重なっているため、高周波モジュール20のさらなる小型化を図ることが可能である。また、第3実施例と同様に、放熱特性を高める効果、及び伝送損失を低減させる効果が得られる。
[第5実施例]
次に、図10Aを参照して第5実施例による高周波モジュールについて説明する。以下、図1Aから図5Dまでの図面を参照して説明した第1実施例による高周波モジュールと共通の構成については説明を省略する。
図10Aは、第5実施例による高周波モジュール20の断面構造を模式的に示す図である。第1実施例では、モジュール基板21として片面実装型のプリント配線基板が用いられているが、第5実施例では両面実装型のプリント配線基板が用いられる。
モジュール基板21の一方の面である第1面21Aに、半導体装置30、バンド選択スイッチ68、及び複数のデュプレクサ70が実装されている。第1面21Aとは反対側の第2面21Bに、出力整合回路60、ローノイズアンプ71、及びアンテナスイッチ72が実装されている。出力整合回路60として、集積型受動デバイスが用いられる。なお、出力整合回路60を、複数の表面実装部品で構成してもよい。平面視において、出力整合回路60は半導体装置30及びバンド選択スイッチ68の両方と重なっている。出力整合回路60を複数の表面実装部品で構成する場合には、複数の表面実装部品のうち少なくとも一部の表面実装部品が、平面視において半導体装置30と重なり、他の一部の表面実装部品がバンド選択スイッチ68と重なるように配置される。
第2部材32に形成された高周波増幅回路50が、第2部材32から突出する導体突起35、モジュール基板21内の第1面21Aから第2面21Bまで達する配線22、及び出力整合回路60のハンダバンプ65を介して出力整合回路60に接続されている。さらに、出力整合回路60は、他のハンダバンプ65、他の配線22、及びバンド選択スイッチ68の導体突起を介して、バンド選択スイッチ68に接続されている。なお、ハンダバンプ65に代えて、Cuピラーバンプ、ピラー、ポスト等の種々の構造の導体突起を用いることができる。
複数の導体柱27が、モジュール基板21の第2面21Bに、第2面21Bに対してほぼ垂直になる姿勢で取り付けられている。モジュール基板21の第1面21Aに実装されている半導体装置30、バンド選択スイッチ68、デュプレクサ70等が、モールド樹脂25で封止されている。さらに、第2面21Bに実装されている出力整合回路60、ローノイズアンプ71、及びアンテナスイッチ72等がモールド樹脂26で封止されている。複数の導体柱27の先端は、モールド樹脂26の表面に露出している。複数の導体柱27の露出した先端面が、マザーボード等と接続するための電極端子として用いられる。複数の導体柱27のそれぞれの露出した先端面にハンダからなるボールバンプ(ハンダバンプともいう。)を載せてもよい。また、導体柱27の露出した表面上に、Cuピラーバンプ、ピラー等を配置してもよい。その他の構成として、導体柱27の代わりに、Cuピラーバンプ、ピラー、ハンダバンプ等を用いてもよい。
平面視において、出力整合回路60は、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68の両方に重なっている。
次に、第5実施例の優れた効果について説明する。
第5実施例においては、半導体装置30と出力整合回路60とが、モジュール基板21を挟んで異なる面に実装されており、両者が平面視において重なって配置されている。このため、半導体装置30の高周波増幅回路50と出力整合回路60とを接続する配線22を短くすることができる。さらに、出力整合回路60とバンド選択スイッチ68とが、モジュール基板21を挟んで異なる面に実装されており、両者が平面視において重なって配置されている。このため、出力整合回路60とバンド選択スイッチ68とを接続する配線22を短くすることができる。図10Aにおいて、高周波増幅回路50から出力整合回路60を介してバンド選択スイッチ68に至る高周波信号の伝送経路を、矢印付き曲線で表している。伝送経路が短くなるため、高周波信号の伝送損失が低減され、高効率化を図ることが可能になる。さらに、第5実施例においても第1実施例と同様に、放熱特性を高めることができるとともに、小型化を図ることが可能である。
次に、図10Bを参照して第5実施例の変形例による高周波モジュール20について説明する。
図10Bは、第5実施例の変形例による高周波モジュール20の断面構造を模式的に示す図である。第5実施例(図10A)では、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68がモジュール基板21の第1面21Aに実装され、出力整合回路60が第2面21B、すなわちマザーボードに実装した状態でマザーボード側を向く面に実装されている。これに対して本変形例では、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68が、モジュール基板21の第2面21B、すなわちマザーボードに実装した状態でマザーボード側を向く面に実装されている。出力整合回路60は、半導体装置30が実装された第2面21Bとは反対側の第1面21Aに実装されている。本変形例においても、平面視において出力整合回路60は半導体装置30及びバンド選択スイッチ68に重なっている。図10Bにおいても図10Aと同様に、高周波信号の伝送経路を矢印付きの曲線で表している。
第5実施例及びその変形例で示したように、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68の2つの回路部品と、出力整合回路60とのどちらを、マザーボード側を向く面に実装してもよい。いずれの場合であっても、出力整合回路60を、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68が実装された面とは反対側の面に実装すればよい。
[第6実施例]
次に、図11を参照して、第6実施例による高周波モジュールについて説明する。以下、第5実施例による高周波モジュール20(図10A)と共通の構成については説明を省略する。
図11は、第6実施例による高周波モジュール20の断面構造を模式的に示す図である。第5実施例では、出力整合回路60を、集積型受動デバイス、または複数の表面実装部品で構成している。これに対して第6実施例では、出力整合回路60に含まれるインダクタ61が、モジュール基板21の配線層に含まれる金属パターンで構成される。キャパシタ62には個別の表面実装部品が用いられる。出力整合回路60を構成する表面実装部品は、半導体装置30及びバンド選択スイッチ68が実装された面とは反対側の面に実装されている。
インダクタ61の少なくとも一部分が、平面視において半導体装置30と重なっている。さらに、キャパシタ62の少なくとも一部分も、平面視において半導体装置30と重なっている。
次に、第6実施例の優れた効果について説明する。第6実施例においても第5実施例と同様に、高周波モジュール20の小型化、低損失化、放熱特性の向上を図ることができる。
上述の各実施例は例示であり、異なる実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。複数の実施例の同様の構成による同様の作用効果については実施例ごとには逐次言及しない。さらに、本発明は上述の実施例に制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
20 高周波モジュール
21 モジュール基板
21A 第1面
21B 第2面
22、23 配線
24A 出力整合回路と半導体装置との間の領域
24B 出力整合回路とバンド選択スイッチとの間の領域
25、26 モールド樹脂
27 導体柱
30 半導体装置
31 第1部材
32 第2部材
35 半導体装置の導体突起
36 部材間接続配線
37 パッド
42 第1制御回路
43 入力スイッチ
50 高周波増幅回路
51 ドライバ段増幅回路
52 パワー段増幅回路
60 出力整合回路
61 インダクタ
62 キャパシタ
65 ハンダバンプ
68 バンド選択スイッチ
69 バンド選択スイッチの導体突起
70 デュプレクサ
71 ローノイズアンプ
72 アンテナスイッチ
73 バンド選択スイッチ
74 出力端子選択スイッチ
75 第2制御回路
76 ハンダバンプ
80 層間絶縁膜
81 保護膜
81A 開口
83 ハンダ
200 母基板
201 剥離層
202 素子形成層
204 連結支持体
210 基板
401 下地半導体層
401A 導電領域
401B 素子分離領域
402 トランジスタ
402B ベース層
402C コレクタ層
402E エミッタ層
403B ベース電極
403E エミッタ電極
404B ベース配線
404BB ベースバイアス配線
404E エミッタ配線
405E エミッタ配線
405RF 高周波信号入力配線
406、407、408 層間絶縁膜

Claims (4)

  1. モジュール基板と、
    前記モジュール基板に実装され、高周波増幅回路を含む半導体装置と、
    前記モジュール基板に実装され、入力された高周波信号を、複数の接点から選択された1つの接点から出力するバンド選択スイッチと、
    前記モジュール基板に設けられ、前記高周波増幅回路と前記バンド選択スイッチとの間に接続された出力整合回路と
    を備えており、
    前記半導体装置は、
    単体半導体系の半導体部分を含む第1部材と、
    前記第1部材に面接触して接合され、化合物半導体系の半導体素子を含む前記高周波増幅回路が形成されている第2部材と、
    平面視において前記第1部材及び前記第2部材のそれぞれに包含される位置に配置された複数の導体突起と
    を含み、
    前記半導体装置は、前記第2部材を前記モジュール基板に対向させて、前記複数の導体突起を介して前記モジュール基板に実装されており、
    平面視において、前記半導体装置は前記出力整合回路の近傍に配置されているか、または前記出力整合回路を構成する少なくとも一つの受動素子と前記半導体装置とが重なっており、
    平面視において、前記出力整合回路が前記バンド選択スイッチの近傍に配置されているか、または前記出力整合回路を構成する少なくとも一つの受動素子と前記バンド選択スイッチとが重なっている高周波モジュール。
  2. 前記第2部材は、前記高周波増幅回路及び前記バンド選択スイッチを制御する第1制御回路をさらに含み、
    前記モジュール基板は、前記第1制御回路と前記バンド選択スイッチとを接続する制御用の配線をさらに含み、
    平面視において、前記制御用の配線は前記出力整合回路に含まれる受動素子と重ならない領域に配置されている請求項1に記載の高周波モジュール。
  3. 前記出力整合回路に含まれる受動素子の少なくとも一つは、前記モジュール基板に設けられた金属パターンで構成されており、
    前記出力整合回路に含まれる受動素子を構成する金属パターンは、平面視において前記半導体装置及び前記バンド選択スイッチの少なくとも一方に重なっている請求項1または2に記載の高周波モジュール。
  4. 前記半導体装置と前記バンド選択スイッチとは、前記モジュール基板の同一の面に実装されており、
    前記出力整合回路は、前記モジュール基板の、前記半導体装置が実装された面とは反対側の面に実装された受動素子を含み、
    前記出力整合回路の受動素子は、平面視において前記半導体装置及び前記バンド選択スイッチの少なくとも一方に重なっている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の高周波モジュール。
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