JP2022089422A - ストレーナ及び弁装置並びに冷凍サイクルシステム - Google Patents

ストレーナ及び弁装置並びに冷凍サイクルシステム Download PDF

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Abstract

【課題】流体を流す管内にストレーナを配設する構造として、別部品を要せず脱落の可能性がない抜け止め構造を提供する。【解決手段】一次側継手31の内部に設置されて管内を流れる流体中の異物を捕捉するフィルタ部1Aを備えたストレーナ1を構成する。フィルタ部1Aを、一次側継手31の軸線方向に延びる円筒部11と、円筒部11の一端側を塞ぐドーム部12とで形成する。円筒部11における軸線X方向の少なくとも一部に径方向内側に変形した小径部11aと、径方向外に変形した大径部11bとを設ける。ストレーナ1の自然状態において、大径部11bの径を一次側継手31の内径より大きくする。【選択図】図2

Description

本発明は、流路を流れる流体中の異物を捕捉するストレーナ及び弁装置並びに冷凍サイクルシステムに関する。
従来、冷凍サイクルなどにおいて管内を流れる流体中の異物を捕捉するストレーナとして、筒状に成形した金網を用いたものが一般に用いられており、このストレーナが管から抜け出すことを防止するための構造が提案されている(特許文献1)。そして、このストレーナの抜け止め構造として、特許文献1の図1及び図2には、円筒状の金網からなる濾体(2)の端部にコ字形の銅製ストッパ(3)を半田付けし、ストッパの先端を管の内面に当接させることで、ストッパと管との摩擦力によって濾体の抜け止めを図る構造が開示されている。また、文献1の図3乃至図6には、フランジ部(7a,7b)を有する2個の濾片(2a,2b)を最中状に重ね合わせ、フランジ部同士を樹脂接着することで濾体(2)とし、フランジ部によりひれ(6)を形成し、径方向に突出したひれを管の内面に当接させることで、濾体の抜け止めを図る構造が開示されている。
実公昭54-10588号広報
特許文献1のように、ストッパ等の別部品を金網に固定した構造では、別部品を製作したり固定したりする工程が煩雑になり、製造コストが増加するとともに、高圧流体によって別部品が破損したり、脱落してしまうと、弁等の他の機器に障害が及ぶ可能性がある。一方、フランジ部同士を接着してひれを形成した構造では、高圧流体によって接着が剥がれる可能性があり、高圧流体を用いるシステムに利用することが困難である。
本発明は、流体を流す管内にストレーナを配設する構造として、別部品を要せず脱落の可能性がない抜け止め構造を提供することを課題とする。
本発明のストレーナは、管の内部に設置されて管内を流れる流体中の異物を捕捉するフィルタ部(濾体)を備えたストレーナであって、前記フィルタ部は、前記管の軸線方向に延びる円筒部と、前記円筒部の一端側を塞ぐ底部と、を有して形成され、前記円筒部における前記軸線方向の少なくとも一部には、当該円筒部の直径よりも径方向内側に変形した小径部と、当該円筒部の直径よりも径方向外側に変形した大径部と、が設けられていることを特徴とする。
この際、前記小径部は、径方向外側から前記円筒部の一部を内方に押圧形成されたものであり、前記大径部の外径は、前記管の内径よりも大きく形成されていることを特徴とするストレーナが好ましい。
また、前記小径部は、径方向に対向する2箇所に設けられ、前記大径部は、径方向に対向する2箇所に設けられていることを特徴とするストレーナが好ましい。
また、前記フィルタ部の前記底部は、前記軸線方向に突出したドーム状に形成されるとともに、前記円筒部に固定されていることを特徴とするストレーナが好ましい。
また、前記フィルタ部の前記底部は、前記円筒部の一端部が折り畳まれて形成されていることを特徴とするストレーナが好ましい。
また、前記フィルタ部を構成する金網の接合部は、スポット溶接により接合されていることを特徴とするストレーナが好ましい。
本発明の弁装置は、前記ストレーナを備えたことを特徴とする。
本発明の冷凍サイクルシステムは、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、前記弁装置が、電動弁、膨張弁、電磁弁、調整弁、逆止弁の少なくとも一つとして用いられていることを特徴とする。
本発明のストレーナ及び弁装置並びに冷凍サイクルシステムによれば、ストレーナの円筒部の一部に小径部と大径部とが設けられているので、別部品を用いなくても大径部を管の内面に当接させることで抜け止め構造を構成することができ、別部品に要する製造コストを抑制することができるとともに、脱落の可能性がないことから障害の発生を防止することができる。また、小径部や大径部は円筒部の一部が変形して形成されているので、接着の剥がれなどの懸念がなく、高圧流体を用いるシステムに利用することができる。
本発明の第1実施形態のストレーナを備えた弁装置の縦断面図である。 第1実施形態のストレーナの一部断面側面図である。 第1実施形態のストレーナの正面図である。 第1実施形態のストレーナの上面図である。 本発明の第2実施形態のストレーナを備えた弁装置の縦断面図である。 第2実施形態のストレーナの一部断面側面図である。 第2実施形態のストレーナの正面図である。 本発明の冷凍サイクルシステムの実施形態を示す図である。
次に、本発明のストレーナ及び弁装置並びに冷凍サイクルシステムの実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態のストレーナを備えた弁装置10の縦断面図、図2は第1実施形態のストレーナの一部断面側面図、図3は第1実施形態のストレーナの正面図、図4は第1実施形態のストレーナの上面図である。
この実施形態の弁装置10はパイロット式電磁弁であり、後述する第1実施形態のストレーナ1、弁ハウジング3、シリンダケース4、ピストン弁5及び電磁駆動部6を備えている。弁ハウジング3は金属製であり、この弁ハウジング3には流体(冷媒)が流入する一次側継手31と流体が流出する二次側継手32とが形成されている。一次側継手31と二次側継手32との間には隔壁33が形成され、隔壁33の上端側には主弁座34が形成されている。主弁座34には円形開口をなす主弁ポート34aが形成されている。弁ハウジング3にはシリンダケース4が螺合することにより固着されている。
シリンダケース4の内側は円筒状のピストン室41となっており、このピストン室41内に略円柱形状のピストン弁5が内挿されている。ピストン弁5は、金属製のピストン部51とその下端に配設された樹脂製のシール部52とを有している。ピストン部51の外周にはピストンリング53が取り付けられている。そして、ピストンリング53はピストン室41の内壁41aに摺接される。ピストン弁5の中心にはパイロットポート5aと導通路5bが形成されており、パイロットポート5aは導通路5bを介して二次側継手32に導通される。
電磁駆動部6はプランジャチューブ61の端部に吸引子62を固着するとともに、プランジャチューブ61内にプランジャ63と、パイロット弁体7を内挿しており、プランジャ63とパイロット弁体7は、プランジャ63のボス部63aをパイロット弁体の嵌合溝7aに遊嵌することにより軸線L方向に僅かに遊びをもって連結されている。そして、プランジャ63とパイロット弁体7は、プランジャチューブ61内で軸線L方向(上下方向)に摺動可能になっている。パイロット弁体7とピストン弁5との間にはパイロット弁ばね71が圧縮して介在されている。また、プランジャ63と吸引子62との間にはプランジャばね63bが圧縮して介在されている。
電磁駆動部6の電磁コイル64へ通電がなされていないときは、パイロット弁体7のニードル部7bがパイロットポート5aを弁閉状態とする。電磁コイル64に通電がなされると、プランジャ63が上昇し、プランジャ63のボス部63aがパイロット弁体7の上端に当接して係合する。これにより、プランジャ63とパイロット弁体7が共に上昇する。その後、プランジャ63が吸引子62に当接してプランジャ63が停止し、パイロット弁体7はパイロット弁ばね71のばね力によりさらに上昇する。
そして、プランジャ63に当接し、パイロット弁体7が停止してパイロットポート5aが全開となると、ピストン弁5上部のピストン背空間(ピストン室41)の流体がパイロットポート5aと導通路5bを介して二次側継手32側に流出し、ピストン弁5上部のピストン背空間の圧力が低下する。これにより、ピストン背空間の圧力とピストン弁5の下部の圧力(一次側継手31の圧力)との圧力差により、ピストン弁5が上昇し、主弁ポート34aが全開となり、一次側継手31から二次側継手32に流体が流れる。
一次側継手31内には第1実施形態のストレーナ1が配設されている。このストレーナ11は、一次側継手31内を流れる流体中の異物を捕捉するフィルタ部1Aと、フィルタ部1Aが取り付けられた固定金具1Bと、金属パッキン1Cとで構成されている。フィルタ部1Aは、一次側継手31の軸線X方向に延びる円筒部11と、円筒部11の一端側を塞ぐ「底部」としてのドーム部12とを有して形成されている。円筒部11及びドーム部12は、金網を整形したものであり、円筒部11における軸線X方向の少なくとも一部には、後述の押圧成形加工により円筒部11の直径よりも径方向内側に変形した小径部11aと、円筒部11の直径よりも径方向外側に変形した大径部11bと、が設けられている。なお、円筒部11の「円筒」の表現は、内部が中空であるこを示し、軸線Xを中心とする金網までの長さ(径)に大小があるものも「円筒」と表現している。
図4に示すように、小径部11aは、押圧治具20により径方向外側から円筒部11の一部を内方に押圧成形されたものである。また、図2及び図3に示すように、ストレーナ1を一次側継手31に取り付ける前の自然状態において、大径部11bの外径[H]は、一次側継手31の内径よりも大きく形成されている。ここで、この大径部11bの外径の大きさは、一次側継手31の内径に対し、0.5~20%大きくすると良い。さらに、好ましくは、一次側継手31の内径に対し、1~8%大きくすると良い。この程度の寸法に大きくすることで、一次側継手31の内径に挿入(圧入)し易すくなるとともに、一次側継手31と別の配管との接続前の状態において、ストレーナ1が一次側継手31から抜け落ちてなくなってしまうこと等を防ぐことができる。
また、図3及び図4に示すように、小径部11aは、径方向に対向する2箇所に設けられ、大径部11bは、径方向に対向する2箇所に設けられている。なお、小径部11a及び大径部11bは、押圧成形前の円筒部11と網ピッチが略同一となるように、小径部11a及び大径部11bの軸線Xの回りの全周長を保ったまま押圧成形されている。また、小径部11a及び大径部11bは、径方向外側に向かって凸な曲率を有するか、または、図3に直線状の破線で示すように平坦に形成されている。
ドーム部12(底部)は、軸線X方向に突出したドーム状に形成されるとともに、円筒部11に固定されている。円筒部11は平金網を円筒状に丸めてその接合部分の複数の箇所をスポット溶接(抵抗溶接)により固着されている。なお、本実施形態及び第2実施形態において図面の「×」の部分はスポット溶接部である。ドーム部12は円盤状の平金網をプレス加工することによりドーム状に形成されている。そして、円筒部11とドーム部12との接合部はスポット溶接(抵抗溶接)により複数の箇所で固着されている。したがって、金網の接合が溶接による接合のため、高圧流体でも接合部が外れる懸念がない。
以上のように、ストレーナ1の自然状態において、大径部11bの外径の大きさが一次側継手31の内径より大きくされ、この大径部11bを一次側継手31に取り付けるとき、軽く圧入しているので、大径部11bを一次側継手31の内面に当接させることができ、抜け止めとして機能している。抜け止めとは、図1の様にストレーナ1を挿入して装着した状態において、かつ、図示していないフレアナットで図示していない相手接続配管を固定していない状態での電磁弁10単体の姿勢を変えた時の抜け防止のことである。したがって、この第1実施形態では、ストレーナ装着済の電磁弁10単体を、相手システム配管に対する取付け前や取り外し後に、電磁弁本体を傾けたりすること等で ストレーナが外れて落下し、なくなってしまったり、落下によりストレーナの固定金具部のシール部テーパ面を変形させたり、傷をつけてしまい、システム配管への取付け固定後に、洩れてしまうこと等を回避できる。
図5は本発明の第2実施形態のストレーナを備えた弁装置10′の縦断面図、図6は第2実施形態のストレーナの一部断面側面図、図7は第2実施形態のストレーナの正面図である。なお、以下の第2実施形態において、第1実施形態と同様な部材、同様な要素には同じ符号を付記して詳細な説明は省略する。この第2実施形態で第1実施形態と異なる点は、弁ハウジング3′における一次側継手31′と二次側継手32′の径、及びストレーナ2の構成である。
弁ハウジング3′は金属製であり、この弁ハウジング3′には流体(冷媒)が流入する一次側継手31′と流体が流出する二次側継手32′とが形成されている。この第2実施形態における一次側継手31′と二次側継手32′は第1実施形態における一次側継手31と二次側継手32よりも径が小さくなっている。そして、第1実施形態と同様にピストン弁5が上昇すると、主弁ポート34aが全開となり、一次側継手31′から二次側継手32′に流体が流れる。
一次側継手31′内には第2実施形態のストレーナ2が配設されている。このストレーナ2は、一次側継手31内を流れる流体中の異物を捕捉するフィルタ部2Aと、フィルタ部2Aが取り付けられた固定金具2Bと、金属パッキン2Cとでで構成されている。フィルタ部2Aは、一次側継手31′の軸線X方向に延びる円筒部21と、円筒部21の一端側を塞ぐ「底部」としての平板部22とを有して形成されている。円筒部21及び平板部22は、金網を整形したものであり、円筒部21における軸線X方向の少なくとも一部には、後述の押圧成形加工により円筒部21の直径よりも径方向内側に変形した小径部21aと、円筒部21の直径よりも径方向外側に変形した大径部21bと、が設けられている。なお、平板部22は、円筒部21の一端部が内側に折り畳まれることにより形成されている。
小径部21aは、第1実施形態と同様に径方向外側から円筒部21の一部を内方に押圧成形されたものである。また、図6及び図7に示すように、ストレーナ2を一次側継手31′に取り付ける前の自然状態において、大径部21bの外径[H′]は、一次側継手31′の内径よりも大きく形成されている。また、大径部21bの外径の大きさは、一次側継手31′の内径に対し、0.5~20%大きくすると良い。さらに、好ましくは、一次側継手31′の内径に対し、1~8%大きくすると良い。この程度の寸法に大きくすることで、一次側継手31′の内径に挿入(圧入)し易すくなるとともに、一次側継手31′と別の配管との接続前の状態において、ストレーナ2が一次側継手31′から抜け落ちてなくなってしまうこと等を防ぐことができる。
また、図7に示すように、小径部21aは、径方向に対向する2箇所に設けられ、大径部21bは、径方向に対向する2箇所に設けられている。なお、小径部21a及び大径部21bは、押圧成形前の円筒部21と網ピッチが略同一となるように、小径部21a及び大径部21bの軸線Xの回りの全周長を保ったまま押圧成形されている。また、小径部21a及び大径部21bは、径方向外側に向かって凸な曲率を有するか、または、図7に直線状の破線で示すように平坦に形成されている。なお、円筒部21は平金網を円筒状に丸めてその接合部分の複数の箇所をスポット溶接(抵抗溶接)により固着されている。そして、「底部」としての平板部22は、円筒部21の一端部が内側に折り畳まれ、この折り畳まれた重なり部の接合部分はスポット溶接(抵抗溶接)により固着されている。
以上のように、ストレーナ2の自然状態において、大径部21bの外径の大きさが一次側継手31′の内径より大きくされ、この大径部21bを一次側継手31′に取り付けるとき、軽く圧入しているので、大径部21bを一次側継手31′の内面に当接させることができ、抜け止めとして機能している。
以上の第1実施形態及び第2実施形態の弁装置10,10′は、開閉弁であるが、ストレーナ1及びストレーナ2は、別の弁装置に設けることもできる。例えば、冷凍サイクルシステムを構成する、電動弁、膨張弁(温度式膨張弁)、調整弁、逆止弁等に本発明のストレーナを用いることができる。
図8は実施形態の冷凍サイクルシステムを示す図である。図において、符号100は本発明のストレーナを備えた膨張弁を構成する電動弁、200は室外ユニットに搭載された室外熱交換器、300は室内ユニットに搭載された室内熱交換器、400は四方弁を構成する流路切換弁、500は圧縮機である。電動弁100、室外熱交換器200、室内熱交換器300、流路切換弁400、及び圧縮機500は、それぞれ導管によって図示のように接続され、ヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成している。なお、アキュムレータ、圧力センサ、温度センサ等は図示を省略してある。
冷凍サイクルの流路は、流路切換弁400により冷房運転時の流路と暖房運転時の流路の2通りに切換えられる。冷房運転時には、図に実線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室外熱交換器200に流入され、この室外熱交換器200は凝縮器として機能し、室外熱交換器200から流出された液冷媒は電動弁100を介して室内熱交換器300に流入され、この室内熱交換器300は蒸発器として機能する。
一方、暖房運転時には、図に破線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室内熱交換器300、電動弁100、室外熱交換器200、流路切換弁400、そして、圧縮機500の順に循環され、室内熱交換器300が凝縮器として機能し、室外熱交換器200が蒸発器として機能する。電動弁100は、冷房運転時に室外熱交換器200から流入する液冷媒、または暖房運転時に室内熱交換器300から流入する液冷媒を、それぞれ減圧膨張し、さらにその冷媒の流量を制御する。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
10 弁装置
1 ストレーナ
1A フィルタ部
1B 固定金具
1C 金属パッキン
11 円筒部
11a 小径部
11b 大径部
12 ドーム部(底部)
3 弁ハウジング
31 一次側継手
32 二次側継手
33 隔壁
34 主弁座
34a 主弁ポート
4 シリンダケース
41 ピストン室
41a 内壁
5 ピストン弁
5a パイロットポート
5b 導通路
51 ピストン部
52 シール部
53 ピストンリング
6 電磁駆動部
61 プランジャチューブ
62 吸引子
63 プランジャ
63a ボス部
63b プランジャばね
64 電磁コイル
7 パイロット弁体
7a 嵌合溝
7b ニードル部
71 パイロット弁ばね
X 軸線
L 軸線
20 押圧治具
2 ストレーナ
2A フィルタ部
2B 固定金具
2C 金属パッキン
21 円筒部
21a 小径部
21b 大径部
22 平板部(底部)
3′ 弁ハウジング
31′ 一次側継手
32′ 二次側継手
100 電動弁
200 室外熱交換器
300 室内熱交換器
400 流路切換弁
500 圧縮機

Claims (8)

  1. 管の内部に設置されて管内を流れる流体中の異物を捕捉するフィルタ部を備えたストレーナであって、
    前記フィルタ部は、前記管の軸線方向に延びる円筒部と、前記円筒部の一端側を塞ぐ底部と、を有して形成され、
    前記円筒部における前記軸線方向の少なくとも一部には、当該円筒部の直径よりも径方向内側に変形した小径部と、当該円筒部の直径よりも径方向外側に変形した大径部と、が設けられていることを特徴とするストレーナ。
  2. 前記小径部は、径方向外側から前記円筒部の一部を内方に押圧形成されたものであり、前記大径部の外径は、前記管の内径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載のストレーナ。
  3. 前記小径部は、径方向に対向する2箇所に設けられ、前記大径部は、径方向に対向する2箇所に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のストレーナ。
  4. 前記フィルタ部の前記底部は、前記軸線方向に突出したドーム状に形成されるとともに、前記円筒部に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のストレーナ。
  5. 前記フィルタ部の前記底部は、前記円筒部の一端部が折り畳まれて形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のストレーナ。
  6. 前記フィルタ部を構成する金網の接合部は、スポット溶接により接合されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のストレーナ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のストレーナを備えたことを特徴とする弁装置。
  8. 圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、請求項7に記載の弁装置が、電動弁、膨張弁、、電磁弁、調整弁、逆止弁の少なくとも一つとして用いられていることを特徴とする冷凍サイクルシステム。
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