JP2022082397A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】混合室において排気ガスと還元剤を十分に混合し、下流側に均一に排気ガスを拡散できる排気ガス浄化装置を提供する。【解決手段】排気ガス浄化装置の筐体であるハウジングに収納される第1浄化部材と第2浄化部材の間に区画される混合室10内に、排気ガス流れの上流側から第1部材11、連通管13及び第2部材12を配設する。第1部材11はらせん状の板で、第2部材12は下流側に向かって広がるフレア形状を備えており、第2部材の開口部と連通管13の下端部が嵌合し、上端側は第1部材11の下面により閉塞されており、連通管13の側面には開口部が設けられる。還元剤添加装置の取付部5は混合室10内に添加材を噴射できる位置に配設される。排気ガスは第1部材11の開口部から混合室10内に流入し、連通管13内を通過して混合室10から流出する。【選択図】図6
Description
本発明は、排気ガス浄化装置に関する。
ディーゼルエンジン等の内燃機関から排出される排気には、例えば煤等からなる粒子状物質(PM)及び窒素酸化物(NOx)等の物質が含まれる。これらを除去するために、例えばディーゼル酸化触媒(DOC)、ディーゼル微粒子捕集フィルタ(DPF)や選択触媒還元脱硝装置(SCR)等の還元触媒等の排気ガス浄化装置が用いられる。
還元触媒は、上流側に添加される還元剤によって排気ガス中に含まれる特定の物質を還元して無害な物質へと変換する。還元剤と排気ガスを十分に混合させる方法として、排気通路内に2枚の板を配設し、その板と排気通路を形成するハウジングによって画定される混合室を設け、混合室内に還元剤を添加する構造が提案されている。
例えば、特許6756629には混合室を画定する上流の板に開口部を設け、下流の板の中央に設けられた上流側を指向する突起の側面に孔を設けた構造が開示されている。上記の構造では、開口部から混合室に流入した排気ガスは排気通路の中心軸に対して直交する複数の小旋回流を発生させ、混合室から流出する際に排気通路の中心軸まわりに複数の小旋回流を発生させることで、還元剤と排気ガスの混合を促進させる。しかし上記の構造は、偏在する複数の旋回流同士を混合させる構造ではないので、混合が十分されない惧れがある。
また、米国特許10179315号には、混合室を形成する上流の板に混合室の中心軸に対して旋回流を発生させる構造が開示されている。
上記の構造は、混合室内全体に中心軸まわりの旋回流を発生させるが、混合室から排気ガスを流出させる際に制限部材に排気ガスを透過させるので、旋回流が抑止され混合が十分ではなくなる惧れがある。また背圧が上昇する。さらに、下流側に均一に排気ガスを拡散し難い。
そこで本発明は、混合室において排気ガスと還元剤を十分に混合し、下流側に均一に排気ガスを拡散できる排気ガス浄化装置を提案する。
前記の課題を解決するために、本発明の排気ガス浄化装置は、内燃機関の排気ガス浄化装置であって、筐体内に排気ガスを浄化する第1排気ガス浄化部材と、その下流に第2排気ガス浄化部材を同軸状に備え、第1排気ガス浄化部材と第2排気ガス浄化部材の間に区画される混合室内に第1部材と、第1部材の下流側に第2部材と、上流側が第1部材により閉塞され、下流側が第2部材の有する開口部に嵌合する連通管とを備え、混合室内に還元剤を添加する還元剤添加部を備え、第1部材はらせん状であり、第2部材は下流側に向かって広がるフレア形状であり、連通管の側面には1つ以上の開口部が設けられている。
また連通管の開口部にはルーバが設けられていてもよい。
また第1部材及び/又は第2部材には連通孔が設けられていてもよい。
本発明によれば、混合室内全体で中心軸まわりの旋回流を発生させ、排気ガスと還元剤を十分に混合させることができる。更に、旋回流と同軸の連通管の側面に中心軸方向へ延在する開口部が設けられているので、旋回流を維持したまま連通管へ流入できる。更に、第2部材を下流側に向かって広がるフレア形状としたことで、連通管を通過した排気ガスを均一に拡散することが出来る。
以下、本発明の望ましい実施形態について図1乃至図9を参照して説明する。内燃機関側を上流側とし、排気ガス浄化装置を通過した後方を下流側とする。図1乃至図9では内燃機関側である左側から右側に排気ガスが流れる。
図1に本発明の第1実施形態を示す。図1は排気ガス浄化装置1の斜視図である。排気ガス浄化装置1は、筐体であるハウジング2と第1浄化部材3と第2浄化部材4と取付部5と第1部材11と第2部材12と連通管13を備えている。第1浄化部材3には例えばDOCやDPFが挙げられ、第2浄化部材4には還元触媒が挙げられる。
排気ガス浄化装置1内の上流側に配設された第1浄化部材3とその下流側に配設された第2浄化部材4の間に形成される空間6内に混合室10が形成される。還元剤添加装置の取付部5は、混合室10内に還元剤を噴射出来る位置に配設される。
図2に混合室10内に配設される部材の斜視図を、図3乃至図5にはそれぞれ混合室10付近の正面図、断面図及び背面図を示している。図3及び図4に示すように、らせん状の板である第1部材11は開口部11aを除きハウジング2内面を閉塞するように配設される。図4及び図5に示すように、下流側に向かってフレア状に広がる第2部材12は、開口部12aを除きハウジング2内面を閉塞するように配設される。図4に示すように、第2部材の開口部12aと連通管13の下端部13bが嵌合し、上端部13aは第1部材11の下面により閉塞されており、連通管13の側面には開口部13cが設けられ、開口部13cには内向きにルーバ13dが設けられている。
本発明の第1実施形態によれば、図6に示すような排気ガスの流れが混合室10内で発生する。第1浄化部材3を通過した排気ガスは上流側の空間7かららせん状の第1部材11を経て開口部11aより混合室10内に流入し、混合室10内の入口部に配設された取付部5から還元剤が噴射される。混合室10内の中心軸まわりに旋回している排気ガスに還元剤が噴射されるので、流入する排気ガス全体と還元剤が混合される。更に、混合室10内に流入した排気ガスが下流側の空間8に移動する際に、連通管13の内部を通過する過程でらせん流を維持したまま排気ガスを凝集させるので、排気ガスと還元剤の均一な混合が行われる。更に、開口部13cにはルーバ13dが設けられているので排気ガスの旋回流が加速されて、連通管13内でも排気ガスと還元剤の均一な混合が行われる。そして、連通管13内から下流側の空間8内へ放出される際に、第2部材12がフレア形状であるので、排気ガスの流速が減少し拡散が行われ、下流側に配設される第2浄化部材4の前面に亘り均一に当たる。
次に、図7乃至図9に本発明の第2の実施形態を示す。図7及び8に、混合室内に配設される部材の斜視図を、図9に連通管23の斜視図を載せている。第1の実施形態に対して、第2部材22と連通管23の形状が異なる。図7及び図8に示すように、第2部材22は下流側に向かって広がるフレア形状に加えて、らせん状の形状も有し、中央部以外にも開口部22bを設けている。また図7に示すように、連通管23は、開口部23cを第1部材21の開口部21a付近に設けていない。
上記の構造によれば、排気ガスが混合室内に流入する際に、第2部材22によって混合室内での排気ガスと還元剤の混合が行われ、連通管23を回り込んでから連通管23内に流入して下流側に流出されるので第1の実施形態に比べて更なる混合が行われるが、背圧は若干上昇する。
第1及び第2の実施形態は、連通管の内側に傾斜したルーバを備える構造であるが、ルーバは外側に傾斜していてもよいし、またルーバを適宜省略してもよい。混合室内に配設される部材は、鋳物等により一体で形成されていてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し範囲の変更があっても本発明に包含される。
1 排気ガス浄化装置
3 第1浄化部材
4 第2浄化部材
5 取付部
10 混合室
11、21 第1部材
12、22 第2部材
13、23 連通管
3 第1浄化部材
4 第2浄化部材
5 取付部
10 混合室
11、21 第1部材
12、22 第2部材
13、23 連通管
Claims (3)
- 内燃機関の排気ガス浄化装置であって
筐体内に排気ガスを浄化する第1排気ガス浄化部材と、
その下流に第2排気ガス浄化部材を同軸状に備え、
前記第1排気ガス浄化部材と前記第2排気ガス浄化部材の間に区画される混合室内に第1部材と、前記第1部材の下流側に第2部材と、上流側が前記第1部材により閉塞され、下流側が前記第2部材の有する開口部に嵌合する連通管とを備え、
前記混合室内に還元剤を添加する還元剤添加部を備え、
前記第1部材はらせん状であり、
前記第2部材は下流側に向かって広がるフレア形状であり、
前記連通管の側面には1つ以上の開口部が設けられている
ことを特徴とする排気ガス浄化装置。 - 前記連通管の前記開口部にはルーバが設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。 - 前記第1部材及び/又は前記第2部材には連通孔が設けられている
ことを特徴とする請求項1及び2に記載の排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020204589A JP2022082397A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 排気ガス浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020204589A JP2022082397A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 排気ガス浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022082397A true JP2022082397A (ja) | 2022-06-01 |
Family
ID=81801882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020204589A Pending JP2022082397A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 排気ガス浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022082397A (ja) |
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2020
- 2020-11-20 JP JP2020204589A patent/JP2022082397A/ja active Pending
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