JP2022082354A - 車両用バッテリパック - Google Patents

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Abstract

Figure 2022082354000001
【課題】側突時における衝撃から供給配管及び排出配管を保護できる車両用バッテリパックを提供する。
【解決手段】バッテリパック60は、バッテリモジュール61の下方に配置されるバッテリ冷却部63と、供給配管65と、排出配管66と、これらを収容するバッテリケース62と、を備える。供給配管65及び排出配管66は、バッテリケース62の前壁82とバッテリモジュール61との間に配置された前部供給配管部651及び前部排出配管部661と、バッテリケース62の側壁84、85とバッテリモジュール61との間に配置された側部供給配管部652L、652R及び側部排出配管部662L、662Rと、を備え、側部供給配管部652L、652Rと側部排出配管部662L、662Rとは、上下方向で異なる位置に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両などに搭載される車両用バッテリパックに関する。
特許文献1には、ケースの内部に複数のバッテリモジュールを収容し、ケースの下方に冷却モジュールを配置した電池パックが記載されている。この冷却モジュールは、冷媒流路の中心を通る平面で分割された同じ形状の2つのプレートを向い合せに接合して構成されることが記載されている。
特許第6064730号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電池パックでは、冷却モジュールが大型化してしまう。そのため、一般的には、ケースの内部に供給配管及び排出配管を設置して、これらをバッテリ冷却部に接続している。このような電池パックでは、車両の衝突時など電池パックに比較的大きな衝撃が入力された場合であっても、供給配管及び排出配管を保護する必要がある。特に、供給配管及び排出配管が車幅方向で外側に配置される場合、車両の側突時に比較的大きな衝撃が入力される場合がある。
本発明は、側突時における衝撃から供給配管及び排出配管を保護することができる車両用バッテリパックを提供する。
本発明は、
複数のバッテリモジュールと、
前記複数のバッテリモジュールの下方に配置され、内部に冷媒が通る冷媒通路を有するバッテリ冷却部と、
前記複数のバッテリモジュール及び前記バッテリ冷却部を収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースに収容され、前記バッテリケースの外部から前記バッテリ冷却部へ冷媒を導入する供給配管と、
前記バッテリケースに収容され、前記バッテリ冷却部から前記バッテリケースの外部へ前記冷媒を排出する排出配管と、備える車両用バッテリパックであって、
前記供給配管と前記バッテリ冷却部とを連結する供給側連結部、及び前記排出配管と前記バッテリ冷却部とを連結する排出側連結部は、車幅方向において、前記複数のバッテリモジュールの外側に配置され、
前記供給配管及び前記排出配管は、
前記バッテリケースの前壁と前記複数のバッテリモジュールとの間に配置された前部配管部と、
前記バッテリケースの側壁と前記複数のバッテリモジュールとの間に配置された側部配管部と、を備え、
前記側部配管部は、前記供給配管及び前記排出配管が上下方向で異なる位置に配置され、水平方向から見て互いに重ならない。
本発明によれば、側突時における衝撃から供給配管及び排出配管を保護することができる。
バッテリパック60が搭載された車両1の全体構造を示す概略側面図である。 車両1の床下を示す平面図である。 バッテリパック60の内部を示す平面図である。 バッテリパック60の前部の斜視図である。 供給配管65及び排出配管66とバッテリ冷却部63との接続を説明するため、バッテリパック60の一部を斜め上方から見た斜視図である。 図5のA-A断面図である。 バッテリパック60の供給配管65及び排出配管66を示す斜視図である。
以下、本発明の車両用バッテリパックの一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、車両の操縦者から見た方向に従い記載し、また、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
[車両]
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態の車両1は、フロアパネル2とダッシュパネル3とにより車室10とその前方のフロントルーム20とに区画形成されている。車室10には、前部座席11及び後部座席12が設けられている。後部座席12の後方におけるフロアパネル2の下方には、駆動装置ユニット30が設けられている。駆動装置ユニット30は、左右の後輪5を駆動する。つまり、この車両1は、左右の後輪5を駆動輪とし、左右の前輪4を従動輪としている。
車室10の下方には、バッテリパック60が配置されている。バッテリパック60は、複数のバッテリモジュール61がバッテリケース62に収容され、車室10におけるフロアパネル2の下方に配置されている。
駆動装置ユニット30は、図示は省略するが、電動機としてのモータを収容する駆動装置と、モータを制御する電動機制御装置としてのPCU(Power Control Unit)と、を備える。駆動装置とPCUとは、バスバーを介して電気的に接続されている。
フロントルーム20には、バッテリパック60などを冷却する冷却装置70が設けられている。冷却装置70は、車両1の最前面に設けられたラジエータを備える。冷却装置70とバッテリパック60とは、外側供給配管71及び外側排出配管72を介して接続されている。なお、外側供給配管71又は外側排出配管72には、不図示の電動ポンプが設けられる。
[バッテリパック]
つぎに、バッテリパック60及びその冷却構造について、図3~図7を参照して説明する。
図3に示すように、バッテリパック60は、複数のバッテリモジュール61と、バッテリモジュール61を冷却するバッテリ冷却部63と、バッテリケース62の外部からバッテリ冷却部63へ冷媒を導入する供給配管65と、バッテリ冷却部63からバッテリケース62の外部へ冷媒を排出する排出配管66と、バッテリモジュール61、バッテリ冷却部63、供給配管65及び排出配管66を収容するバッテリケース62と、を備える。
複数のバッテリモジュール61は、バッテリケース62内に、前後方向及び左右方向に並べて配置されている。本実施形態のバッテリパック60は、前後方向に6つ、左右方向に2つ並べられた12個のバッテリモジュール61と、その後方でかつ左右方向中央部に配置された1個のバッテリモジュール61と、を備える。以下の説明では、左側に位置する6個のバッテリモジュール61をそれぞれ左バッテリモジュール61L、右側に位置する6個のバッテリモジュール61をそれぞれ右バッテリモジュール61R、その後方の1個のバッテリモジュール61を後バッテリモジュール61Rrと呼ぶことがある。
バッテリケース62は、バッテリモジュール61、バッテリ冷却部63、供給配管65及び排出配管66を収容するケース本体80と、ケース本体80の上部開口を覆うケース蓋部88(図1参照)と、を備える。
ケース本体80は、底部81と、底部81の前端部から立ち上がる前壁82と、底部81の後端部から立ち上がる後壁83と、底部81の左端部から立ち上がる左側壁84と、底部81の右端部から立ち上がる右側壁85と、を備える。
前壁82の右端部には、外側供給配管71と供給配管65とを接続するための供給側ケース接続部86が設けられ、前壁82の左端部には、外側排出配管72と排出配管66とを接続するための排出側ケース接続部87が設けられる。供給側ケース接続部86は、外側供給配管71が接続される1つの外側供給接続部861と、供給配管65が接続される左右2つの内側供給接続部862L、862Rと、を備え、排出側ケース接続部87は、外側排出配管72が接続される1つの外側排出接続部871と、排出配管66が接続される左右2つの内側排出接続部872L、872Rと、を備える。
1つの外側供給接続部861及び2つの内側供給接続部862L、862Rは、互いに連通しており、外側供給配管71から1つの外側供給接続部861に流入する冷媒を分岐させて2つの内側供給接続部862L、862Rから供給配管65に流出させる。また、1つの外側排出接続部871及び2つの内側排出接続部872L、872Rは、互いに連通しており、排出配管66から2つの内側排出接続部872L、872Rに流入する冷媒を合流させて1つの外側排出接続部871から外側排出配管72に流出させる。
バッテリ冷却部63は、各バッテリモジュール61の下方に配置され、内部に冷媒が通る冷媒通路(図示せず)を有する。本実施形態のバッテリパック60では、1個のバッテリ冷却部63がそれぞれ1個のバッテリモジュール61を冷却するので、全部で13個のバッテリ冷却部63が設けられる。
バッテリ冷却部63は、バッテリモジュール61の下方に配置される冷却部本体631と、冷媒通路の一端側に設けられ、供給配管65に接続される供給口632と、冷媒通路の他端側に設けられ、排出配管66に接続される排出口633と、を備える。供給口632及び排出口633は、左右方向において、バッテリモジュール61の外側に配置される。具体的に説明すると、供給口632及び排出口633は、平面視において、バッテリケース62の左側壁84と左バッテリモジュール61Lとの間、及びバッテリケース62の右側壁85と右バッテリモジュール61Rとの間に前後に並ぶように配置される。そして、供給配管65から供給口632に冷媒を供給すると、供給された冷媒は、冷却部本体631の内部に形成される冷媒通路を通った後、排出口633から排出配管66に排出される。
図3~図7に示すように、供給配管65は、バッテリケース62の前壁82と複数のバッテリモジュール61との間に配置された前部供給配管部651と、バッテリケース62の左側壁84と複数の左バッテリモジュール61Lとの間に配置された左側部供給配管部652Lと、バッテリケース62の右側壁85と複数の右バッテリモジュール61R及び後バッテリモジュール61Rrとの間に配置された右側部供給配管部652Rと、を備える。
排出配管66は、バッテリケース62の前壁82と複数のバッテリモジュール61との間に配置された前部排出配管部661と、バッテリケース62の左側壁84と複数の左バッテリモジュール61Lとの間に配置された左側部排出配管部662Lと、バッテリケース62の右側壁85と複数の右バッテリモジュール61R及び後バッテリモジュール61Rrとの間に配置された右側部排出配管部662Rと、を備える。
このような配管構成によれば、供給配管65及び排出配管66は、バッテリケース62の前壁82と複数のバッテリモジュール61との間、且つ、バッテリケース62の側壁84、85と複数のバッテリモジュール61との間に配置されるので、供給配管65及び排出配管66が複数のバッテリモジュール61間に配置される場合に比べて、レイアウト性がよく作業性を向上させることができる。
図4に示すように、前部供給配管部651の右端部は、供給側ケース接続部86の左側の内側供給接続部862Lに接続され、前部供給配管部651の左端部は、左側部供給配管部652Lの前端部652Lfと接続され、右側部供給配管部652Rの前端部652Rfは、供給側ケース接続部86の右側の内側供給接続部862Rに接続される。また、前部排出配管部661の左端部は、排出側ケース接続部87の右側の内側排出接続部872Rに接続され、前部排出配管部661の右端部は、右側部排出配管部662Rの前端部662Rfと接続され、左側部排出配管部662Lの前端部662Lfは、排出側ケース接続部87の左側の内側排出接続部872Lに接続される。
図4及び図7に示すように、前部供給配管部651と前部排出配管部661は同一形状を有する。具体的に説明すると、前部供給配管部651及び前部排出配管部661は、左右方向における中央部に傾斜部又は湾曲部を有する共通の管部材を用いて構成されており、この管部材を傾斜部又は湾曲部が前後方向から見てX状に交差するように上下反転させて配置している。このような前部供給配管部651及び前部排出配管部661によれば、部品の共通化によって部品の種類を削減できる。
図6及び図7に示すように、左側部供給配管部652Lと左側部排出配管部662Lは、バッテリケース62の左側壁84と複数の左バッテリモジュール61Lとの間において、水平方向から見て互いに重ならないように、上下方向で異なる位置に配置される。本実施形態では、左側部供給配管部652Lが、左側部排出配管部662Lよりも上方に配置される。
また、右側部供給配管部652Rと右側部排出配管部662Rは、バッテリケース62の右側壁85と複数の右バッテリモジュール61Rとの間において、水平方向から見て互いに重ならないように、上下方向で異なる位置に配置される。本実施形態では、右側部供給配管部652Rが、右側部排出配管部662Rよりも上方配置される。このような配置構成によれば、車両1の側突時に供給配管65の側部供給配管部652L、652Rと排出配管66の側部排出配管部662L、662Rとが接触することを抑制できる。
図3及び図6に示すように、左側部供給配管部652Lと左側部排出配管部662Lは、バッテリケース62の左側壁84と複数の左バッテリモジュール61Lとの間において、上下方向から見て互いに重ならないように、車幅方向で異なる位置に配置される。本実施形態では、左側部供給配管部652Lが、左側部排出配管部662Lよりも内側(右側)に配置される。
また、右側部供給配管部652Rと右側部排出配管部662Rは、バッテリケース62の右側壁85と複数の右バッテリモジュール61Rとの間において、上下方向から見て互いに重ならないように、車幅方向で異なる位置に配置される。本実施形態では、右側部供給配管部652Rが、右側部排出配管部662Rよりも内側(左側)に配置される。このような配置構成によれば、組付け時、メンテナンス時に上方から両配管を視認することができ、作業性が向上する。
図5~図7に示すように、供給配管65の側部供給配管部652L、652Rは、複数の供給側連結部67を介して複数のバッテリ冷却部63の供給口632に接続され、排出配管66の側部排出配管部662L、662Rは、複数の排出側連結部68を介して複数のバッテリ冷却部63の排出口633に接続される。供給側連結部67及び排出側連結部68は、それぞれ蛇腹形状を有する配管部材である。供給側連結部67及び排出側連結部68が蛇腹形状を有するため容易に屈曲させることができ、これにより寸法誤差を吸収できるだけでなく、配管接続時の作業性を向上させることができる。
また、図5に示すように、側部供給配管部652L、652Rと供給側連結部67とを接続する第1供給側接続部671と、供給側連結部67とバッテリ冷却部63の供給口632とを接続する第2供給側接続部672とは、前後方向においてずれて配置されている。また、側部排出配管部662L、662Rと排出側連結部68とを接続する第1排出側接続部681と、排出側連結部68とバッテリ冷却部63の排出口633とを接続する第2排出側接続部682とは、前後方向においてずれて配置されている。このようにすると、供給側連結部67及び排出側連結部68の長さを確保することができるので、蛇腹部の設定や応力の緩和が可能となる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、供給配管65と排出配管66との車幅方向の位置関係や上下方向の位置関係は任意に入れ替えることができる。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 複数のバッテリモジュール(バッテリモジュール61)と、
前記複数のバッテリモジュールの下方に配置され、内部に冷媒が通る冷媒通路を有するバッテリ冷却部(バッテリ冷却部63)と、
前記複数のバッテリモジュール及び前記バッテリ冷却部を収容するバッテリケース(バッテリケース62)と、
前記バッテリケースに収容され、前記バッテリケースの外部から前記バッテリ冷却部へ冷媒を導入する供給配管(供給配管65)と、
前記バッテリケースに収容され、前記バッテリ冷却部から前記バッテリケースの外部へ前記冷媒を排出する排出配管(排出配管66)と、備える車両用バッテリパック(バッテリパック60)であって、
前記供給配管と前記バッテリ冷却部とを連結する供給側連結部(供給側連結部67)、及び前記排出配管と前記バッテリ冷却部とを連結する排出側連結部(排出側連結部68)は、車幅方向において、前記複数のバッテリモジュールの外側に配置され、
前記供給配管及び前記排出配管は、
前記バッテリケースの前壁(前壁82)と前記複数のバッテリモジュールとの間に配置された前部配管部(前部供給配管部651、前部排出配管部661)と、
前記バッテリケースの側壁(左側壁84、右側壁85)と前記複数のバッテリモジュールとの間に配置された側部配管部(側部供給配管部652L、652R、側部排出配管部662L、662R)と、を備え、
前記側部配管部は、前記供給配管及び前記排出配管が上下方向で異なる位置に配置され、水平方向から見て互いに重ならない、車両用バッテリパック。
(1)によれば、車両の側突時に供給配管の側部配管部と排出配管の側部配管部とが接触することを抑制できる。また、供給配管及び排出配管は、バッテリケースの前壁と複数のバッテリモジュールとの間、且つ、バッテリケースの側壁と複数のバッテリモジュールとの間に配置されるので、供給配管及び排出配管が複数のバッテリモジュール間に配置される場合に比べて、レイアウト性がよく作業性が向上する。
(2) (1)に記載の車両用バッテリパックであって、
前記供給側連結部及び前記排出側連結部は、それぞれ蛇腹形状を有する、車両用バッテリパック。
(2)によれば、供給側連結部及び排出側連結部は、それぞれ蛇腹形状を有するので、寸法誤差を吸収でき、作業性が向上する。
(3) (1)に記載の車両用バッテリパックであって、
前記供給配管と前記供給側連結部とを接続する第1供給側接続部(第1供給側接続部671)と、前記供給側連結部と前記バッテリ冷却部とを接続する第2供給側接続部(第2供給側接続部672)とは、前後方向においてずれて配置され、
前記排出配管と前記排出側連結部とを接続する第1排出側接続部(第1排出側接続部681)と、前記排出側連結部と前記バッテリ冷却部とを接続する第2排出側接続部(第2排出側接続部682)とは、前記前後方向においてずれて配置されている、車両用バッテリパック。
(3)によれば、供給側連結部及び排出側連結部の長さを確保することができ、蛇腹部の設定や応力の緩和が可能となる。
(4) (2)又は(3)に記載の車両用バッテリパックであって、
前記複数のバッテリモジュールは、前記車幅方向において2列に配置され、
前記供給配管と前記バッテリケースとの供給側ケース接続部(供給側ケース接続部86)は、前記車幅方向において一方側に配置され、
前記排出配管と前記バッテリケースとの排出側ケース接続部(排出側ケース接続部87)は、前記車幅方向において他方側に配置され、
前記供給配管の前記前部配管部は、前記一方側で分岐し、
前記排出配管の前記前部配管部は、前記他方側で合流し、
前記供給配管の前記前部配管部及び前記排出配管の前記前部配管部は、前後方向から見て交差する、車両用バッテリパック。
(4)によれば、供給配管の前部配管部及び排出配管の前部配管部を共通化することが可能となる。
(5) (4)に記載の車両用バッテリパックであって、
前記供給配管の前記前部配管部及び前記排出配管の前記前部配管部は、同一形状を有する、車両用バッテリパック。
(5)によれば、供給配管の前部配管部及び排出配管の前部配管部を共通化することで、部品の種類が増えることを抑制できる。
60 バッテリパック
61 バッテリモジュール
62 バッテリケース
63 バッテリ冷却部
65 供給配管
651 前部供給配管部
652L 左側部供給配管部
652R 右側部供給配管部
66 排出配管
661 前部排出配管部
662L 左側部排出配管部
662R 右側部排出配管部
67 供給側連結部
671 第1供給側接続部
672 第2供給側接続部
68 排出側連結部
681 第1排出側接続部
682 第2排出側接続部
82 前壁
84 左側壁
85 右側壁
86 供給側ケース接続部
87 排出側ケース接続部

Claims (5)

  1. 複数のバッテリモジュールと、
    前記複数のバッテリモジュールの下方に配置され、内部に冷媒が通る冷媒通路を有するバッテリ冷却部と、
    前記複数のバッテリモジュール及び前記バッテリ冷却部を収容するバッテリケースと、
    前記バッテリケースに収容され、前記バッテリケースの外部から前記バッテリ冷却部へ冷媒を導入する供給配管と、
    前記バッテリケースに収容され、前記バッテリ冷却部から前記バッテリケースの外部へ前記冷媒を排出する排出配管と、備える車両用バッテリパックであって、
    前記供給配管と前記バッテリ冷却部とを連結する供給側連結部、及び前記排出配管と前記バッテリ冷却部とを連結する排出側連結部は、車幅方向において、前記複数のバッテリモジュールの外側に配置され、
    前記供給配管及び前記排出配管は、
    前記バッテリケースの前壁と前記複数のバッテリモジュールとの間に配置された前部配管部と、
    前記バッテリケースの側壁と前記複数のバッテリモジュールとの間に配置された側部配管部と、を備え、
    前記側部配管部は、前記供給配管及び前記排出配管が上下方向で異なる位置に配置され、水平方向から見て互いに重ならない、車両用バッテリパック。
  2. 請求項1に記載の車両用バッテリパックであって、
    前記供給側連結部及び前記排出側連結部は、それぞれ蛇腹形状を有する、車両用バッテリパック。
  3. 請求項1に記載の車両用バッテリパックであって、
    前記供給配管と前記供給側連結部とを接続する第1供給側接続部と、前記供給側連結部と前記バッテリ冷却部とを接続する第2供給側接続部とは、前後方向においてずれて配置され、
    前記排出配管と前記排出側連結部とを接続する第1排出側接続部と、前記排出側連結部と前記バッテリ冷却部とを接続する第2排出側接続部とは、前記前後方向においてずれて配置されている、車両用バッテリパック。
  4. 請求項2又は3に記載の車両用バッテリパックであって、
    前記複数のバッテリモジュールは、前記車幅方向において2列に配置され、
    前記供給配管と前記バッテリケースとの供給側ケース接続部は、前記車幅方向において一方側に配置され、
    前記排出配管と前記バッテリケースとの排出側ケース接続部は、前記車幅方向において他方側に配置され、
    前記供給配管の前記前部配管部は、前記一方側で分岐し、
    前記排出配管の前記前部配管部は、前記他方側で合流し、
    前記供給配管の前記前部配管部及び前記排出配管の前記前部配管部は、前後方向から見て交差する、車両用バッテリパック。
  5. 請求項4に記載の車両用バッテリパックであって、
    前記供給配管の前記前部配管部及び前記排出配管の前記前部配管部は、同一形状を有する、車両用バッテリパック。
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