JP2022073431A - Steering device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の操舵を操作するステアリング装置に関する。 The present invention relates to a steering device that operates the steering of a vehicle.
ステアリング装置は、車両前輪の転舵機構に連結されて運転席の前方に延びるステアリングシャフトに、ハンドルであるステアリングホイールが取り付けられて構成されている。ステアリングホイールは、運転者が握るリムと、このリム及びステアリングシャフトに接続されたボス（ハブ）とを備えている。運転者がリムを握ってステアリングホイールを回すと、この回転がステアリングシャフトに伝達される仕組みとなっている。 The steering device is configured by attaching a steering wheel, which is a steering wheel, to a steering shaft that is connected to a steering mechanism of the front wheels of the vehicle and extends in front of the driver's seat. The steering wheel includes a rim gripped by the driver and a boss (hub) connected to the rim and the steering shaft. When the driver grasps the rim and turns the steering wheel, this rotation is transmitted to the steering shaft.
この種のステアリング装置として、特許文献１に記載のステアリングスイッチ装置が有る。このステアリングスイッチ装置は、リム内に位置するボスの左右の側面が、スイッチ本体の側面を介してリム内周面に接続されている。スイッチ本体は、この上面側に変速機のシフトダウンスイッチやステアリングスイッチが設けられ、裏面側に変速機のシフトアップスイッチが設けられている。 As a steering device of this type, there is a steering switch device described in Patent Document 1. In this steering switch device, the left and right side surfaces of the boss located in the rim are connected to the inner peripheral surface of the rim via the side surface of the switch body. The switch body is provided with a transmission downshift switch and a steering switch on the upper surface side thereof, and a transmission shift up switch is provided on the back surface side.
しかし、特許文献１の技術では、スイッチ本体の両側面が、リム内周面とボスの側面とに接続されている。このため、スイッチ本体の両側面が塞がっているので、スイッチ本体の側面を有効活用できないという問題があった。 However, in the technique of Patent Document 1, both side surfaces of the switch body are connected to the inner peripheral surface of the rim and the side surface of the boss. For this reason, since both sides of the switch body are closed, there is a problem that the side surfaces of the switch body cannot be effectively used.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、運転者が握るリムに接続されるスイッチ本体の側面を有効活用できるステアリング装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a steering device capable of effectively utilizing the side surface of a switch body connected to a rim held by a driver.
前記の目的を達成するために、本発明のステアリング装置は、車両の転舵機構に接続された環状のリムと、前記リムの内側に固定された固定側面と、固定側面と反対側のリム中心側の側面と、車両後方側を向く表面と、表面の反対側の裏面とを有するスイッチ本体とを備え、前記側面は、角度の異なる複数の小側面が組み合わさって成ることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the steering device of the present invention has an annular rim connected to the steering mechanism of the vehicle, a fixed side surface fixed to the inside of the rim, and a rim center opposite to the fixed side surface. A switch body having a side surface, a surface facing the rear side of the vehicle, and a back surface opposite to the front surface is provided, and the side surface is characterized in that a plurality of small side surfaces having different angles are combined.
本発明によれば、運転者が握るリムに接続されるスイッチ本体の側面を有効活用できる。 According to the present invention, the side surface of the switch body connected to the rim held by the driver can be effectively utilized.
＜実施形態の構成＞
本発明の実施形態について、図１～図４を参照して詳細に説明する。説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、各図中において、矢印で示す「前後」は図示せぬ自動車（車両）の前後方向、「左右」は自動車の幅方向、「上下」は鉛直上下方向をそれぞれ示している。
<Structure of Embodiment>
Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 to 4. In the description, the same elements are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be omitted. Further, in each figure, the "front and back" indicated by the arrows indicate the front-rear direction of the vehicle (vehicle) which is not shown, the "left and right" indicate the width direction of the vehicle, and the "up and down" indicate the vertical vertical direction.
図１は車両のステアリング装置の主要構成を示す正面図である。図２はリム内周側に配設されたメインスイッチの表面側（運転者側）の構成を示す斜視図である。図３はメインスイッチの側面側及びパドルスイッチの裏面側の構成を示す斜視図である。 FIG. 1 is a front view showing a main configuration of a vehicle steering device. FIG. 2 is a perspective view showing the configuration of the front surface side (driver side) of the main switch arranged on the inner peripheral side of the rim. FIG. 3 is a perspective view showing the configuration of the side surface side of the main switch and the back surface side of the paddle switch.
図１に示すステアリング装置１０は、車両前輪の転舵機構１１に連結されて運転席の前方に延びるステアリングシャフト（シャフトともいう）１２に、支持フレーム１５を介して環状のリム１４が取り付けられて構成されている。リム１４は運転者が車両の運転操作を行うために握るものであり、支持フレーム１５はリム１４を回転可能に支持するものである。リム１４と支持フレーム１５により、ステアリングホイール（ホイールともいう）１３が構成されている。
In the
支持フレーム１５は、リム１４の内部に組み合わされた図示せぬ環状のリング部の下端側から、環状リム１４の回転中心ｏ（中心ｏという）に向かって突出する概略矩形状の突出部１５ａを備える。突出部１５ａはギア収容孔１９を備え、ギア収容孔１９に、大径の第１ギヤ１６と、小径の第２ギヤ１７及び第３ギヤ１８とが噛合して収容されている。
The
本例では、第２ギヤ１７にシャフト１２が回転可能に連結されているとする。ホイール１３のリム１４に加えられた運転者の回転操作力が、第１ギヤ１６及び第２ギヤ１７からシャフト１２を介して転舵機構１１に伝達される。転舵機構１１は、リム１４の回転方向と回転力に応じて車両の前輪を転舵する。このような構成のホイール１３において、運転者がリム１４を握って右方向又は左方向に回すと、この回転力が支持フレーム１５を介してシャフト１２に伝達され、この伝達された回転力に応じて転舵機構１１が前輪を右方向又は左方向に転舵する。
In this example, it is assumed that the
本実施形態の特徴は、ステアリング装置１０の運転者が把持するリム１４の内周側に、互いに対向する状態に２つのメインスイッチ（スイッチ本体）２３，２４を固定して設けた点にある。
The feature of this embodiment is that two main switches (switch bodies) 23 and 24 are fixedly provided on the inner peripheral side of the
各メインスイッチ２３，２４は、リム１４に固定された固定側面２３ａからリム内径内側方向（リム中心側方向）へ所定長さ突き出る板形状を成す。この板形状は、リム１４の左側のメインスイッチ２３に代表して示すように、リム１４への固定側面２３ａと、この固定側面（一側面）の反対側のリム内径内側へ向く側面（他側面）２３ｂと、運転者側（車両後方側）を向く表面と、この表面の反対側（車両前方側）の裏面とを有する。各メインスイッチ２３，２４は、リム１４の中心ｏを上下に通る直線に対して線対象形状であって、表面側から見た平面形状が変形四角状の板形状（変形四角板形状という）を成す。
Each of the
このメインスイッチ２３の変形四角板形状は、リム１４への固定側面２３ａが、リム１４の内周側の湾曲形状に沿って上下方向（縦方向）に延びる湾曲形状となり、側面２３ｂが、後述の上斜側面２３ｃ及び下斜側面２３ｄを含んで縦方向に延びる形状となっている。上斜側面２３ｃは、固定側面２３ａと側面２３ｂとの上端側を結んで車両左右方向に斜めに延びる側面である。下斜側面２３ｄは、固定側面２３ａと側面２３ｂとの下端側を結んで車両左右方向に斜めに延びる側面である。この下斜側面２３ｄは、図２に示すように、リム１４の内周面側から下方側へ傾斜する形状となっているが、この逆方向へ傾斜する形状であってもよい。
The modified square plate shape of the
但し、側面２３ｂに、上斜側面２３ｃ及び下斜側面２３ｄを併せて、請求項記載のスイッチ本体（メインスイッチ２３）の側面を構成する。この側面は、言い換えれば、角度の異なる複数の小面積の小側面がリム内径内側方向へ突出する状態に組み合わさって成る。その角度の異なる複数の小側面は、運転者が目視可能であり、各々の小側面に対して垂直方向（又は略垂直方向）へ押下可能となっている。
However, the upper
このような側面において、メインスイッチ２３の側面２３ｂは、角度の異なる複数の側面がリム内径内側方向へ突出する状態に組合わさって成り、複数の押釦スイッチ２３ｅ，２３ｆ（図３）が配設されている。上斜側面２３ｃには、押釦スイッチ２３ｇ（図３）が配設されている。各押釦スイッチ２３ｅ，２３ｆ，２３ｇは、所定の操作を行うスイッチであり、運転者が目視可能となっている。なお、下斜側面２３ｄにも、押釦スイッチを配設可能である。
In such a side surface, the
押釦スイッチ２３ｅ，２３ｆは、図３に示すように、側面２３ｂに対して、矢印Ｙ１，Ｙ２で示すように垂直方向へ押し下げてスイッチングする。押釦スイッチ２３ｇは、上斜側面２３ｃに対して、矢印Ｙ３で示すように垂直方向に押し下げてスイッチングするようになっている。このため、リム１４を把持する運転者が指で操作し易くなっている。なお、各押釦スイッチ２３ｅ，２３ｆ，２３ｇを、リム１４の環状の仮想平面に対して垂直方向へ押し下げるようにしてもよい。
As shown in FIG. 3, the
また、メインスイッチ２３は、図２に示すように、表面中央部にオーディオコントローラ２３ｈを備え、オーディオコントローラ２３ｈの両側に、一定走行速度の維持操作を行うクルーズコントローラ２３ｉ，２３ｊを備える。
Further, as shown in FIG. 2, the
クルーズコントローラ２３ｉ，２３ｊは、リム１４の環状（図１）な仮想平面に対して略垂直方向に押し下げてスイッチング操作可能となっている。このため、リム１４を把持する運転者が親指等の指で操作し易くなっている。
The
図４は、図１に示すリム１４の回転中心ｏを通るリム１４のＩＶ－ＩＶ断面と、パドルスイッチ２１，２２及びメインスイッチ２３，２４を上から見た構成を示す斜視図である。 図４に示すように、各メインスイッチ２３，２４の裏面側には、パドルスイッチ２１，２２が設けられている。図３に左側のメインスイッチ２３を裏側から見た様態を示す。
FIG. 4 is a perspective view showing an IV-IV cross section of the
図４に示すように、各パドルスイッチ２１，２２は、各メインスイッチ２３，２４と隙間を空けて、軸２１ａ，２１ｂに回動可能に取り付けられている。左側のパドルスイッチ２１は、変速機のシフトアップ操作を行い、右側のパドルスイッチ２２は、シフトダウン操作を行う。
As shown in FIG. 4, the paddle switches 21 and 22 are rotatably attached to the
更に説明すると、パドルスイッチ２１，２２は、レバー式となっており、リム１４を把持した運転者が、指でパドルスイッチ２１を裏側２１ｂから車両後方側に押すと、パドルスイッチ２１の可動スイッチ２１ｆがメインスイッチ２３で押されて、シフトアップする。運転者がパドルスイッチ２２を車両後方側に押すと、パドルスイッチ２２の可動スイッチ２２ｆがメインスイッチ２４で押されて、シフトダウンする。
Further explaining, the paddle switches 21 and 22 are of a lever type, and when the driver holding the
なお、本実施形態のステアリング装置１０では、パドルスイッチ２１，２２が無い構成であってもよい。
The
＜実施形態の効果＞
次に、上述した本実施形態のステアリング装置１０の特徴構成及びその効果について説明する。
<Effect of embodiment>
Next, the characteristic configuration of the
（１）ステアリング装置１０は、車両の転舵機構１１に接続された環状のリム１４と、リム１４の内側（内周面側）に固定された固定側面２３ａと、固定側面２３ａと反対側のリム中心側の側面２３ｂと、車両後方側を向く表面と、表面の反対側の裏面とを有するスイッチ本体としてのメインスイッチ２３とを備える。側面２３ｂは、上斜側面２３ｃ及び下斜側面２３ｄを含む角度の異なる複数の小側面が組み合わさって成る構成とした。
(1) The
この構成によれば、メインスイッチ２３の側面は、側面２３ｂ、上斜側面２３ｃ及び下斜側面２３ｄを含む角度の異なる複数の小側面が組み合わさって成るので、表面積が広くなっている。また、複数の小側面が組み合わさった側面は、リム１４の内周面の近傍に位置するので、リム１４の環状の空間から運転者が容易に視認できる。
According to this configuration, the side surface of the
このため、メインスイッチ２３の側面に複数のスイッチを配設する等、側面を有効活用できる。側面は運転者が容易に視認できるので、側面に設けたスイッチを容易に操作できる。また、側面に設けたスイッチは、リム１４の内周面の近傍に位置するので、リム１４を把持する運転者の指で容易に操作可能となる。
Therefore, the side surface can be effectively utilized, such as arranging a plurality of switches on the side surface of the
（２）上記複数の小側面は、運転者が押下可能な面である構成とした。 (2) The plurality of small surfaces are configured to be a surface that can be pressed by the driver.
この構成によれば、各々の小側面に、音量調節や照明調節等の異なる機能操作を行うノック式（押下式）のスイッチを配設できる。 According to this configuration, a knock type (push type) switch that performs different function operations such as volume control and lighting control can be arranged on each small side surface.
（３）リム１４は、環状の偏心した位置（本例では、環状の下端位置の突出部１５ａ）で回動可能に支持されている構成とした。
(3) The
この構成によれば、リム１４が環状の偏心した位置、例えば環状の下端位置の突出部１５ａで回動可能に支持されているので、リム１４の環状内は、従来のようなハブ（ボス）部を有さない広い開口となっている。このため、運転者がリム１４を握った状態で、リム１４の内周側の広い開口から容易に手を差し込めるので、リム１４の内周側に配設されたメインスイッチ２３，２４を操作し易くなる。
According to this configuration, since the
以上、本実施形態に係る車体構造について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。 Although the vehicle body structure according to the present embodiment has been described above, the present invention is not limited to this, and can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention.
１０ ステアリング装置
１１ 転舵機構
１４ リム
２１，２２ パドルスイッチ
２３，２４ メインスイッチ（スイッチ本体）
２３ｂ 側面
２３ｃ 上斜側面（側面）
２３ｄ 下斜側面（側面）
２３ｅ，２３ｆ，２３ｇ 押釦スイッチ
10
23d Lower slanted side surface (side surface)
23e, 23f, 23g Push button switch
Claims (3)
前記リムの内側に固定された固定側面と、固定側面と反対側のリム中心側の側面と、車両後方側を向く表面と、表面の反対側の裏面とを有するスイッチ本体とを備え、
前記側面は、角度の異なる複数の小側面が組み合わさって成る
ことを特徴とするステアリング装置。 An annular rim connected to the steering mechanism of the vehicle,
A switch body having a fixed side surface fixed to the inside of the rim, a side surface on the rim center side opposite to the fixed side surface, a surface facing the rear side of the vehicle, and a back surface opposite to the front surface.
The side surface is a steering device characterized in that a plurality of small side surfaces having different angles are combined.
ことを特徴とする請求項１に記載のステアリング装置。 The steering device according to claim 1, wherein the plurality of small surfaces are surfaces that can be pressed by the driver.
ことを特徴とする請求項１又は２に記載のステアリング装置。 The steering device according to claim 1 or 2, wherein the rim is rotatably supported at a position eccentric with respect to the center of rotation.
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