JP2022064042A - 基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】省エネルギーを図る。【解決手段】基板処理装置は、基板を処理する処理室を有するチャンバと、処理室に設けられ、基板とチャンバとの間に設けられたカバーと、チャンバとカバーとのうちカバーのみに設けられ、カバーを加熱するヒータと、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、基板処理装置に関する。
基板処理装置として、例えば下記特許文献1には、基板を処理する処理容積を取り囲むチャンバ本体と、ヒータプレートと、スリーブと、を備えた構成が開示されている。チャンバ本体は、チャンバ床と、チャンバ床に結合されたチャンバ壁と、チャンバ壁に結合されたチャンバリッドと、を備える。チャンバ床、チャンバ壁及びチャンバリッドは、熱制御媒体の流れのための通路を有する。ヒータプレートは、チャンバ床に隣接して設けられている。スリーブは、ヒータプレートによって支持されている。
しかし、分厚いチャンバ本体を加熱する場合は放熱が多いため、無駄なエネルギー(例えば電力)を消費する可能性がある。
そこで本発明は、省エネルギーを図ることができる基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る基板処理装置は、基板を処理する処理室を有するチャンバと、前記処理室に設けられ、前記基板と前記チャンバとの間に設けられたカバーと、前記チャンバと前記カバーとのうち前記カバーのみに設けられ、前記カバーを加熱するヒータと、を備える。
上記態様によれば、省エネルギーを図ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態においては、基板処理装置の一例として、プラズマを用いたドライプロセスにより半導体ウエハにエッチング処理を施す装置(プラズマエッチング装置)を挙げて説明する。
<基板処理装置>
図1に示すように、基板処理装置1は、チャンバ2と、カバー3と、ヒータ4A,4Bと、ステージ5と、圧力調整装置6と、制御装置7と、を備える。例えば、基板処理装置1は、水平な設置面(例えば床面)に設けられている。基板処理装置1の各要素は、制御装置7によって制御される。
図1に示すように、基板処理装置1は、チャンバ2と、カバー3と、ヒータ4A,4Bと、ステージ5と、圧力調整装置6と、制御装置7と、を備える。例えば、基板処理装置1は、水平な設置面(例えば床面)に設けられている。基板処理装置1の各要素は、制御装置7によって制御される。
<チャンバ>
チャンバ2は、基板9を処理する処理室20を有する。チャンバ2は、上部ケース21と、上部ケース21の下方に設けられた下部ケース22と、上部ケース21と下部ケース22とを連結するケース連結部材23と、を備える。例えば、チャンバ2(上部ケース21及び下部ケース22)は、アルミニウム等の金属により形成されている。
チャンバ2は、基板9を処理する処理室20を有する。チャンバ2は、上部ケース21と、上部ケース21の下方に設けられた下部ケース22と、上部ケース21と下部ケース22とを連結するケース連結部材23と、を備える。例えば、チャンバ2(上部ケース21及び下部ケース22)は、アルミニウム等の金属により形成されている。
例えば、上部ケース21は、下部ケース22に対して着脱可能に取り付けられている。上部ケース21は、下方に開放する筒状を有する。上部ケース21は、カバー3の上方に設けられたチャンバ上壁25と、チャンバ上壁25の外周に連結されたチャンバ上部周壁26(チャンバ周壁)と、を備える。
チャンバ上壁25は、カバー3の上部構造体31の上面と間隔をあけて設けられている。
チャンバ上部周壁26は、上部構造体31の外周と間隔をあけて設けられている。チャンバ上部周壁26は、上部構造体31の周囲を囲む筒状を有する。以下、チャンバ周壁の中心線Oに沿う方向を「軸方向」、中心線Oに直交する方向を「径方向」、中心線O周りの方向を「周方向」とする。
チャンバ上部周壁26は、上部構造体31の外周と間隔をあけて設けられている。チャンバ上部周壁26は、上部構造体31の周囲を囲む筒状を有する。以下、チャンバ周壁の中心線Oに沿う方向を「軸方向」、中心線Oに直交する方向を「径方向」、中心線O周りの方向を「周方向」とする。
下部ケース22は、上方に開放する筒状を有する。下部ケース22は、カバー3の下方に設けられたチャンバ底壁27と、チャンバ底壁27の外周に連結されたチャンバ下部周壁28と、を備える。
チャンバ下部周壁28は、チャンバ上部周壁26と同軸の筒状を有する。チャンバ下部周壁28は、軸方向から見てチャンバ上部周壁26と全体的に重なる。チャンバ下部周壁28の軸方向の長さは、チャンバ上部周壁26の軸方向の長さよりも大きい。
例えば、ケース連結部材23は、Oリングである。ケース連結部材23は、軸方向から見て環状を有する。ケース連結部材23は、チャンバ上部周壁26とチャンバ下部周壁28との間に設けられている。ケース連結部材23は、チャンバ上部周壁26の周方向全体にわたって連続して延びている。
<カバー>
カバー3は、処理室20に設けられている。カバー3は、載置面10に載置された基板9と、チャンバ2との間に設けられている。カバー3は、基板9の処理(例えばエッチング処理)により生じた異物がチャンバ2に付着することを遮る。例えば、異物としては、基板9をエッチング処理する際に生じた飛散物、基板9の上面(処理面)からの昇華物、載置面10に堆積した堆積物等が挙げられる。カバー3は、ステージ5の周囲を囲む。カバー3は、下方を開放する筒状を有する。
カバー3は、処理室20に設けられている。カバー3は、載置面10に載置された基板9と、チャンバ2との間に設けられている。カバー3は、基板9の処理(例えばエッチング処理)により生じた異物がチャンバ2に付着することを遮る。例えば、異物としては、基板9をエッチング処理する際に生じた飛散物、基板9の上面(処理面)からの昇華物、載置面10に堆積した堆積物等が挙げられる。カバー3は、ステージ5の周囲を囲む。カバー3は、下方を開放する筒状を有する。
カバー3は、大気圧を維持可能な内部空間30A,30Bを有する。カバー3は、ステージ5の上方に設けられた上部構造体31と、上部構造体31の外周に連結された下部構造体32と、を備える。カバー2は、上部構造体31を構成する天壁(第一天壁35)と、下部構造体32を構成する周壁(第一周壁41)と、を備える。内部空間30A,30Bは、上部構造体31及び下部構造体32のそれぞれに設けられている。以下、上部構造体31に設けられた内部空間30Aを「上部空間30A」、下部構造体32に設けられた内部空間30Bを「下部空間30B」ともいう。
上部構造体31は、基板9の上面と対向する第一天壁35(天壁)と、第一天壁35と対向する第二天壁36と、第一天壁35と第二天壁36とを連結する天壁側連結部材37と、を備える。上部空間30Aは、第一天壁35、第二天壁36及び天壁側連結部材37によって区画された空間である。
第一天壁35は、軸方向から見て円板状を有する。第一天壁35は、基板9の上方に設けられている。第一天壁35は、軸方向から見て載置面10よりも大きい外形を有する。
第二天壁36は、軸方向から見て第一天壁35と略同じ円板状を有する。第二天壁36の厚みは、第一天壁35の厚みよりも小さい。第二天壁36は、第一天壁35の上方に設けられている。
例えば、天壁側連結部材37は、Oリングである。天壁側連結部材37は、軸方向から見て環状を有する。天壁側連結部材37は、第一天壁35と第二天壁36との間に設けられている。天壁側連結部材37は、第一天壁35の外周全体にわたって連続して延びている。
下部構造体32は、基板9の外周を囲む第一周壁41(周壁)と、第一周壁41の外周を囲む第二周壁42と、第一周壁41と第二周壁42とを連結する一対の周壁側連結部材43A,43Bと、を備える。下部空間30Bは、第一周壁41、第二周壁42及び一対の周壁側連結部材43A,43Bによって区画された空間である。
第一周壁41は、軸方向に延びる円筒状を有する。第一周壁41は、ステージ5の外周と間隔をあけて設けられている。第一周壁41の上端は、第一天壁35の下面外周に連結されている。第一周壁41の下端は、載置面10よりも下方に配置されている。第一周壁41の下端は、チャンバ底壁27に連結されている。第一周壁41は、径方向に開口する複数(例えば本実施形態では3つ)の連通孔45(図中では2つのみ図示)を有する。
第二周壁42は、軸方向から見て第一周壁41と同軸の円筒状を有する。第二周壁42の厚みは、第一周壁41の厚みよりも小さい。第二周壁42の内周面は、第一周壁41の外周面と間隔をあけて設けられている。第二周壁42の下端は、チャンバ底壁27よりも上方に配置されている。
例えば、周壁側連結部材43A,43Bは、Oリングである。一対の周壁側連結部材43A,43Bは、それぞれ軸方向から見て環状を有する。一対の周壁側連結部材43A,43Bは、それぞれ第一周壁41と第二周壁42との間に設けられている。一対の周壁側連結部材43A,43Bは、それぞれ第一周壁41の外周全体にわたって連続して延びている。
一対の周壁側連結部材43A,43Bは、上下方向に間隔をあけて設けられている。以下、上下一対の周壁側連結部材43A,43Bのうち上方の周壁側連結部材43Aを「上部周壁側連結部材43A」、下方の周壁側連結部材43Bを「下部周壁側連結部材43B」ともいう。上部周壁側連結部材43Aは、第一周壁41の上端外周と第二周壁42の上端内周との間に設けられている。下部周壁側連結部材43Bは、第一周壁41の下部外周と第二周壁42の下端内周との間に設けられている。
例えば、カバー3は、アルミニウム等の金属により形成されている。例えば、対プラズマ性(プラズマに対するカバー3の耐性)を向上する観点から、カバー3の内側面(第一天壁35の下面及び第一周壁41の内周面)は膜により覆われていることが好ましい。例えば、対プラズマ性を向上するための膜としては、イットリア(Y2O3)及びアルミナ(Al2O3)等の溶射膜が挙げられる。
<ヒータ>
ヒータ4A,4Bは、チャンバ2とカバー3とのうちカバー3のみに設けられている。ヒータ4A,4Bは、カバー3を加熱する熱源である。ヒータ4A,4Bは、チャンバ2には設けられていない。ヒータ4A,4Bは、複数設けられている。複数のヒータ4A,4Bは、カバー3の上部構造体31及び下部構造体32にそれぞれ設けられている。以下、上部構造体31に設けられたヒータ4Aを「上部ヒータ4A」、下部構造体32に設けられたヒータ4Bを「下部ヒータ4B」ともいう。
ヒータ4A,4Bは、チャンバ2とカバー3とのうちカバー3のみに設けられている。ヒータ4A,4Bは、カバー3を加熱する熱源である。ヒータ4A,4Bは、チャンバ2には設けられていない。ヒータ4A,4Bは、複数設けられている。複数のヒータ4A,4Bは、カバー3の上部構造体31及び下部構造体32にそれぞれ設けられている。以下、上部構造体31に設けられたヒータ4Aを「上部ヒータ4A」、下部構造体32に設けられたヒータ4Bを「下部ヒータ4B」ともいう。
上部ヒータ4Aは、カバー3の第一天壁35に設けられている。上部ヒータ4Aは、第一天壁35を加熱する熱源である。上部ヒータ4Aは、第一天壁35の上面に取り付けられている。上部ヒータ4Aは、大気圧を維持可能な上部空間30Aに設けられている。上部ヒータ4Aは、第一天壁35の上面のうち上部空間30Aに臨む部位(天壁側連結部材37の周囲を除く部位)の全体にわたって設けられている。
下部ヒータ4Bは、カバー3の第一周壁41に設けられている。下部ヒータ4Bは、第一周壁41を加熱する熱源である。下部ヒータ4Bは、第一周壁41の外周面に取り付けられている。下部ヒータ4Bは、大気圧を維持可能な下部空間30Bに設けられている。下部ヒータ4Bは、第一周壁41の外周面のうち下部空間30Bに臨む部位(一対の周壁側連結部材43A,43Bの周囲を除く部位)の全体にわたって設けられている。
<ステージ>
ステージ5は、処理室20に設けられている。ステージ5は、チャンバ底壁27に支持されている。ステージ5は、基板9が載置される載置面10を有する。例えば、基板9は、半導体ウエハである。ステージ5は、基板9をエッチング処理する際にエッチングガスをプラズマ化するための下部電極11としても機能する。
ステージ5は、処理室20に設けられている。ステージ5は、チャンバ底壁27に支持されている。ステージ5は、基板9が載置される載置面10を有する。例えば、基板9は、半導体ウエハである。ステージ5は、基板9をエッチング処理する際にエッチングガスをプラズマ化するための下部電極11としても機能する。
<圧力調整装置>
圧力調整装置6は、処理室20に開口する排気口50A,50Bを有する。圧力調整装置6は、処理室20の圧力を調整可能である。例えば、圧力調整装置6は、処理室20を減圧可能な減圧装置である。圧力調整装置6は、排気構造体51と、第一ポンプ52と、第二ポンプ53と、を備える。
圧力調整装置6は、処理室20に開口する排気口50A,50Bを有する。圧力調整装置6は、処理室20の圧力を調整可能である。例えば、圧力調整装置6は、処理室20を減圧可能な減圧装置である。圧力調整装置6は、排気構造体51と、第一ポンプ52と、第二ポンプ53と、を備える。
排気構造体51は、処理室20に連通する複数(例えば本実施形態では3つ)の配管55(図中では2つのみ図示)と、複数の配管55と第一ポンプ52とを接続する第一接続管56と、第一ポンプ52と第二ポンプ53とを接続する第二接続管57と、を備える。
配管55は、上下方向(軸方向)に沿って延びている。複数の配管55は、ステージ5の外周に沿って間隔をあけて配置されている。ここで、周方向に隣り合う2つの配管55の中心とチャンバ2の中心とのなす角度を「中心角」とする。例えば、3つの配管55は、略120°の中心角をなして配置されている。すなわち、3つの配管55は、周方向に略等間隔をあけて配置されている。
第一ポンプ52及び第二ポンプ53は、それぞれ処理室20を真空にするためのポンプである。例えば、第一ポンプ52は、ターボ分子ポンプ(TMP:Turbomoleculer pump)である。例えば、第二ポンプ53は、ドライポンプ(DP:Dry pump)である。
排気口50A,50Bは、載置面10よりも下方に配置されている。排気口50A,50Bは、複数設けられている。複数の排気口50A,50Bは、ステージ5の外周とカバー3の内周との間に連通する第一排気口50Aと、カバー3の外周とチャンバ2の内周との間に連通する第二排気口50Bと、を含む。
第一排気口50A及び第二排気口50Bは、各配管55に設けられている。配管55の上端は、ステージ5の外周と第一周壁41の内周との間に配置されている。第一排気口50Aは、配管55の上端に設けられている。配管55の外側側面の一部は、第一周壁41の連通孔45上縁とチャンバ底壁27の上面との間に配置されている。第二排気口50Bは、配管55の外側側面の前記一部に配置されている。第二排気口50Bは、径方向から見て連通孔45と重なる。
<プラズマ生成構造>
基板処理装置1は、処理室20にプラズマを生成可能な下部電極11(第一電極)及び上部電極12(第二電極)を更に備える。下部電極11及び上部電極12は、処理室20に設けられている。
基板処理装置1は、処理室20にプラズマを生成可能な下部電極11(第一電極)及び上部電極12(第二電極)を更に備える。下部電極11及び上部電極12は、処理室20に設けられている。
下部電極11は、基板9が載置される載置面10を有する。下部電極11は、ステージ5の上端部を構成する。
上部電極12は、載置面10と対向する。上部電極12は、下部電極11から上方に離れて設けられている。上部電極12は、第一天壁35の下面に取り付けられている。上部電極12は、軸方向から見て下部電極11と略同じ大きさを有する。基板処理装置1は、下部電極11と上部電極12との間にプラズマを生成可能に構成されている。
上部電極12は、載置面10と対向する。上部電極12は、下部電極11から上方に離れて設けられている。上部電極12は、第一天壁35の下面に取り付けられている。上部電極12は、軸方向から見て下部電極11と略同じ大きさを有する。基板処理装置1は、下部電極11と上部電極12との間にプラズマを生成可能に構成されている。
例えば、基板9をエッチング処理する際、圧力調整装置6によって処理室20は真空引きされる。これにより、処理室20は、所定の低圧(例えば低真空)に維持される。例えば、処理室20を真空引きする際は、配管55上端の第一排気口50Aを通じて排気するとともに(図中矢印V1参照)、配管55外側側面の第二排気口50B及び連通孔45を通じて排気する(図中矢印V2参照)。これにより、カバー3の内方及び外方(カバー3とチャンバ2との間)を含む処理室20は、所定の低圧にされる。
処理室20が所定の低圧に維持された状態で、不図示のガス導入部から処理室20にエッチングガスを導入する。次に、導入したエッチングガスを、下部電極11及び上部電極12によりプラズマ化し、基板9をエッチング処理する。例えば、チャンバ2は、不図示の温度制御装置から供給される循環流体により目標温度に制御される。
例えば、処理室20においては、下部電極11と上部電極12との間にRF(Radio frequency)電界を印加することにより、容量結合型プラズマが生成される。なお、下部電極11と上部電極12との間に生成するプラズマは、容量結合型プラズマに限らず、電子サイクロトロン共鳴プラズマ、ヘリコン波励起プラズマ、誘導結合型プラズマ、あるいはマイクロ波励起表面波プラズマ等であってもよい。
<作用効果>
以上説明したように、本実施形態の基板処理装置1は、基板9を処理する処理室20を有するチャンバ2と、処理室20に設けられ、基板9とチャンバ2との間に設けられたカバー3と、チャンバ2とカバー3とのうちカバー3のみに設けられ、カバー3を加熱するヒータ4A,4Bと、を備える。
この構成によれば、ヒータ4A,4Bがカバー3のみに設けられることで、チャンバ2よりも放熱が少ないカバー3を選択的に加熱することができる。そのため、ヒータ4A,4Bがチャンバ2に設けられる場合(カバー3よりも大きいチャンバ2を加熱する場合)と比較して、無駄なエネルギー(例えば電力)を消費することを抑制することができる。したがって、省エネルギーを図ることができる。
さらに、ヒータ4A,4Bがカバー3を加熱することで、基板9の処理により生じた異物がカバー3に付着することを抑制することができる。
加えて、カバー3はチャンバ2よりも小さいため、カバー3を高温にしやすい。そのため、基板9の処理により生じた異物がカバー3に付着することをより効果的に抑制することができる。したがって、カバー3に付着物が生じにくくなるため、カバー3のメンテナンス性が向上する。
以上説明したように、本実施形態の基板処理装置1は、基板9を処理する処理室20を有するチャンバ2と、処理室20に設けられ、基板9とチャンバ2との間に設けられたカバー3と、チャンバ2とカバー3とのうちカバー3のみに設けられ、カバー3を加熱するヒータ4A,4Bと、を備える。
この構成によれば、ヒータ4A,4Bがカバー3のみに設けられることで、チャンバ2よりも放熱が少ないカバー3を選択的に加熱することができる。そのため、ヒータ4A,4Bがチャンバ2に設けられる場合(カバー3よりも大きいチャンバ2を加熱する場合)と比較して、無駄なエネルギー(例えば電力)を消費することを抑制することができる。したがって、省エネルギーを図ることができる。
さらに、ヒータ4A,4Bがカバー3を加熱することで、基板9の処理により生じた異物がカバー3に付着することを抑制することができる。
加えて、カバー3はチャンバ2よりも小さいため、カバー3を高温にしやすい。そのため、基板9の処理により生じた異物がカバー3に付着することをより効果的に抑制することができる。したがって、カバー3に付着物が生じにくくなるため、カバー3のメンテナンス性が向上する。
本実施形態では、カバー3は、基板9の上面と対向する第一天壁35と、第一天壁35の外周に連結され、基板9の外周を囲む筒状の第一周壁41と、を備える。ヒータ4A,4Bは、第一天壁35及び第一周壁41にそれぞれ設けられている。
そのため、基板9の処理により生じた異物が第一天壁35及び第一周壁41のそれぞれに付着することを抑制することができる。これにより、第一天壁35及び第一周壁41のそれぞれに付着物が生じにくくなるため、カバー3のメンテナンス性がより一層向上する。
そのため、基板9の処理により生じた異物が第一天壁35及び第一周壁41のそれぞれに付着することを抑制することができる。これにより、第一天壁35及び第一周壁41のそれぞれに付着物が生じにくくなるため、カバー3のメンテナンス性がより一層向上する。
本実施形態では、チャンバ2は、第二天壁36と間隔をあけて設けられたチャンバ上壁25と、第二周壁42と間隔をあけて設けられたチャンバ上部周壁26及びチャンバ下部周壁28と、を備える。
そのため、チャンバ上壁25が第二天壁36に接し、チャンバ上部周壁26及びチャンバ下部周壁28が第二周壁42に接する場合と比較して、放熱が少ないため、無駄なエネルギーを消費することを抑制することができる。したがって、省エネルギーをより一層図ることができる。
さらに、カバー3とチャンバ2との間を真空にした場合は、ヒータ4A,4Bでカバー3を加熱した場合であっても、真空断熱によりチャンバ2への放熱が少ない。したがって、真空空間での温調を省エネルギーで実現することができる。
そのため、チャンバ上壁25が第二天壁36に接し、チャンバ上部周壁26及びチャンバ下部周壁28が第二周壁42に接する場合と比較して、放熱が少ないため、無駄なエネルギーを消費することを抑制することができる。したがって、省エネルギーをより一層図ることができる。
さらに、カバー3とチャンバ2との間を真空にした場合は、ヒータ4A,4Bでカバー3を加熱した場合であっても、真空断熱によりチャンバ2への放熱が少ない。したがって、真空空間での温調を省エネルギーで実現することができる。
本実施形態では、カバー3は、大気圧を維持可能な内部空間30A,30Bを有する。ヒータ4A,4Bは、内部空間30A,30Bにそれぞれ設けられている。
そのため、ヒータ4A,4Bの動作環境を保持することができる。例えば、カバー3とチャンバ2との間を真空にした場合であっても、内部空間30A,30Bは大気圧に維持されるため、ヒータ4A,4Bを安定して駆動させることができる。
そのため、ヒータ4A,4Bの動作環境を保持することができる。例えば、カバー3とチャンバ2との間を真空にした場合であっても、内部空間30A,30Bは大気圧に維持されるため、ヒータ4A,4Bを安定して駆動させることができる。
本実施形態では、基板処理装置1は、処理室20に設けられ、基板9が載置される載置面10を有するステージ5と、処理室20に開口する排気口50A,50Bを有し、処理室20の圧力を調整可能な圧力調整装置6と、を更に備える。排気口50A,50Bは、載置面10よりも下方に配置されている。
そのため、排気口50A,50Bが載置面10の上方に配置される場合と比較して、載置面10の堆積物の巻き上げに起因する基板9への異物付着を抑制することができる。
そのため、排気口50A,50Bが載置面10の上方に配置される場合と比較して、載置面10の堆積物の巻き上げに起因する基板9への異物付着を抑制することができる。
本実施形態では、排気口50A,50Bは、複数設けられている。複数の排気口50A,50Bは、ステージ5の外周とカバー3の内周との間に連通する第一排気口50Aと、カバー3の外周とチャンバ2の内周との間に連通する第二排気口50Bと、を含む。
そのため、第一排気口50Aを通じた排気によりステージ5の外周とカバー3の内周との間を所定の低圧にしつつ、第二排気口50Bを通じた排気によりカバー3の外周とチャンバ2の内周との間を所定の低圧にすることができる。
さらに、第一排気口50A及び第二排気口50Bを通じた排気の流れにより、処理室20のうちカバー3内方の部分(内方空間)とカバー3外方の部分(外方空間)とを分離することができる。そのため、内方空間をプラズマ空間にした場合であっても、外方空間を真空空間に維持することができる。
そのため、第一排気口50Aを通じた排気によりステージ5の外周とカバー3の内周との間を所定の低圧にしつつ、第二排気口50Bを通じた排気によりカバー3の外周とチャンバ2の内周との間を所定の低圧にすることができる。
さらに、第一排気口50A及び第二排気口50Bを通じた排気の流れにより、処理室20のうちカバー3内方の部分(内方空間)とカバー3外方の部分(外方空間)とを分離することができる。そのため、内方空間をプラズマ空間にした場合であっても、外方空間を真空空間に維持することができる。
本実施形態では、排気口50A,50Bは、ステージ5の外周に沿って間隔をあけて複数配置されている。
そのため、複数の排気口50A,50Bを通じて処理室20をスムーズに排気することができる。
さらに本実施形態では、複数の排気口50A,50Bは、周方向に等間隔をあけて配置されているため、排気の片寄りを抑制し、処理室20を均等に排気することができる。
そのため、複数の排気口50A,50Bを通じて処理室20をスムーズに排気することができる。
さらに本実施形態では、複数の排気口50A,50Bは、周方向に等間隔をあけて配置されているため、排気の片寄りを抑制し、処理室20を均等に排気することができる。
本実施形態では、基板処理装置1は、処理室20に設けられ、基板9が載置される載置面10を有する下部電極11と、載置面10と対向する上部電極12と、を更に備える。基板処理装置1は、下部電極11と上部電極12との間にプラズマを生成可能に構成されている。
そのため、プラズマを用いたドライプロセスにより基板9にエッチング処理を施す装置(プラズマエッチング装置)において、省エネルギーを図ることができる。
そのため、プラズマを用いたドライプロセスにより基板9にエッチング処理を施す装置(プラズマエッチング装置)において、省エネルギーを図ることができる。
<その他の実施形態>
上述した実施形態では、ヒータが第一天壁及び第一周壁のそれぞれに設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ヒータは、第一天壁に設けられ、第一周壁には設けられていなくてもよい。例えば、ヒータは、第一周壁に設けられ、第一天壁には設けられていなくてもよい。例えば、ヒータの設置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、ヒータが第一天壁及び第一周壁のそれぞれに設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ヒータは、第一天壁に設けられ、第一周壁には設けられていなくてもよい。例えば、ヒータは、第一周壁に設けられ、第一天壁には設けられていなくてもよい。例えば、ヒータの設置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、チャンバは、第二天壁と間隔をあけて設けられたチャンバ上壁と、第二周壁と間隔をあけて設けられたチャンバ上部周壁及びチャンバ下部周壁と、を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、チャンバ上壁が第二天壁から離れ、チャンバ上部周壁及びチャンバ下部周壁が第二周壁に接していてもよい。例えば、チャンバ上壁が第二天壁に接し、チャンバ上部周壁及びチャンバ下部周壁が第二周壁から離れていてもよい。例えば、チャンバ上部周壁及びチャンバ下部周壁の設置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、カバーは、大気圧を維持可能な内部空間を有し、ヒータは、内部空間に設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバーは、内部空間を有しなくてもよい。例えば、ヒータが所定の低圧への耐性がある場合、ヒータは処理室に露出して設けられていてもよい。例えば、ヒータの設置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、排気口が載置面よりも下方に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、排気口は、載置面の上方に配置されていてもよい。例えば、排気口の配置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、複数の排気口は、ステージの外周とカバーの内周との間に連通する第一排気口と、カバーの外周とチャンバの内周との間に連通する第二排気口と、を含む例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、排気口は、ステージの外周とカバーの内周との間に連通するとともに、カバーの外周とチャンバの内周との間に連通する部位に1つのみ設けられていてもよい。例えば、排気口は、チャンバ底壁の上面に開口していてもよい。例えば、排気口の設置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、排気口は、ステージの外周に沿って間隔をあけて3つ配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、排気口は、2つ以下または4つ以上設けられていてもよい。例えば、排気口の設置数は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、基板処理装置は、下部電極と上部電極との間にプラズマを生成可能に構成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、基板処理装置は、下部電極及び上部電極を備えていなくてもよい。例えば、基板処理装置の構成態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上述した実施形態では、基板処理装置の一例として、プラズマを用いたドライプロセスにより半導体ウエハにエッチング処理を施す装置(プラズマエッチング装置)を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、基板処理装置は、プラズマを使用しない装置に適用されてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であり、上述した実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
1…基板処理装置、2…チャンバ、3…カバー、4A…上部ヒータ(ヒータ)、4B…下部ヒータ(ヒータ)、5…ステージ、6…圧力調整装置、9…基板、10…載置面、11…下部電極(第一電極)、12…上部電極(第二電極)、20…処理室、25…チャンバ上壁、26…チャンバ上部周壁(チャンバ周壁)、28…チャンバ下部周壁(チャンバ周壁)、30A…上部空間(内部空間)、30B…下部空間(内部空間)、35…第一天壁(天壁)、41…第一周壁(周壁)、50A…第一排気口(排気口)、50B…第二排気口(排気口)
Claims (8)
- 基板を処理する処理室を有するチャンバと、
前記処理室に設けられ、前記基板と前記チャンバとの間に設けられたカバーと、
前記チャンバと前記カバーとのうち前記カバーのみに設けられ、前記カバーを加熱するヒータと、を備える
基板処理装置。 - 前記カバーは、
前記基板の上面と対向する天壁と、
前記天壁の外周に連結され、前記基板の外周を囲む筒状の周壁と、を備え、
前記ヒータは、前記天壁及び前記周壁のそれぞれに設けられている
請求項1に記載の基板処理装置。 - 前記チャンバは、
前記天壁と間隔をあけて設けられたチャンバ上壁と、
前記周壁と間隔をあけて設けられたチャンバ周壁と、を備える
請求項2に記載の基板処理装置。 - 前記カバーは、大気圧を維持可能な内部空間を有し、
前記ヒータは、前記内部空間に設けられている
請求項1から3のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記処理室に設けられ、前記基板が載置される載置面を有するステージと、
前記処理室に開口する排気口を有し、前記処理室の圧力を調整可能な圧力調整装置と、を更に備え、
前記排気口は、前記載置面よりも下方に配置されている
請求項1から4のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記排気口は、複数設けられ、
複数の前記排気口は、
前記ステージの外周と前記カバーの内周との間に連通する第一排気口と、
前記カバーの外周と前記チャンバの内周との間に連通する第二排気口と、を含む
請求項5に記載の基板処理装置。 - 前記排気口は、前記ステージの外周に沿って間隔をあけて複数配置されている
請求項5または6に記載の基板処理装置。 - 前記処理室に設けられ、前記基板が載置される載置面を有する第一電極と、
前記載置面と対向する第二電極と、を更に備え、
前記第一電極と前記第二電極との間にプラズマを生成可能に構成されている
請求項1から7のいずれか一項に記載の基板処理装置。
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