JP2022057362A - 電動パワーステアリング装置、制御装置、制御方法、およびモータモジュール - Google Patents

電動パワーステアリング装置、制御装置、制御方法、およびモータモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】手放し状態と判定するまでにかかる時間を短くする。【解決手段】本開示の例示的な実施形態に係る制御装置は、入力軸と出力軸とを有する操舵系へ駆動力を付与するモータの制御に用いられる制御装置であって、プロセッサと、プロセッサの動作を制御するプログラムを記憶する記憶装置と、を備え、プロセッサは、プログラムに従って、運転者の操作が入力される入力軸とモータにより駆動力が付与される出力軸との間に設けられるトーションバーにかかるトーションバートルクと、入力軸の回転角度とから、入力軸に入力された操舵トルクを演算し、演算した操舵トルクと閾値とを比較し、演算した操舵トルクが閾値を上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、入力軸への運転者の操作の入力が無い手放し状態と判定する。【選択図】図1

Description

本開示は、電動パワーステアリング装置、制御装置、制御方法、およびモータモジュールに関する。
一般の自動車は、電動モータ(以降、単に「モータ」と表記する。)およびモータの制御装置を備える電動パワーステアリング装置(EPS)を搭載している。電動パワーステアリング装置は、運転者のハンドル(またはステアリングホイール)操作を、モータを駆動することによりアシストする装置である。
近年、自動車の自動運転技術が発展してきている。自動車の自動運転においては、運転者がハンドルを手で握って操作している操作状態であるか、運転者がハンドルから手を放している手放し状態であるかに応じて車両の制御を切り替えることが求められている。
特許文献1は、電動パワーステアリング装置のモータへ供給する電流を制御する制御装置を開示している。特許文献1の制御装置は、ハンドルが操舵された位置から中立位置への急激な戻りを抑制するためのダンパ電流を演算するダンパ制御部を有する。ここで、車両が直進走行を行えるハンドルの位置を、ハンドルの中立位置と呼ぶ。また、特許文献1の制御装置は、手放し判定部を有する。手放し判定部は、手放し状態であるか否かの判定を通じて、ダンパ制御部による制御の有効と無効とを切り替える。
特許第3866500号公報
運転者がハンドルから手を放した場合に制御装置が手放し状態と判定するまでにかかる時間を短くする技術が求められている。
本開示の実施形態は、手放し状態と判定するまでにかかる時間を短くすることが可能な制御装置および制御方法を提供する。また、本開示の実施形態は、そのような制御装置を備えたモータモジュールおよび電動パワーステアリング装置を提供する。
本開示の例示的な実施形態に係る制御装置は、入力軸と出力軸とを有する操舵系へ駆動力を付与するモータの制御に用いられる制御装置であって、プロセッサと、前記プロセッサの動作を制御するプログラムを記憶する記憶装置と、を備え、前記プロセッサは、前記プログラムに従って、運転者の操作が入力される前記入力軸と前記モータにより駆動力が付与される前記出力軸との間に設けられるトーションバーにかかるトーションバートルクと、前記入力軸の回転角度とから、前記入力軸に入力された操舵トルクを演算し、演算した前記操舵トルクと閾値とを比較し、演算した前記操舵トルクが前記閾値を上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、前記入力軸への前記運転者の操作の入力が無い手放し状態と判定する。
本開示の例示的な実施形態に係る制御方法は、入力軸と出力軸とを有する操舵系へ駆動力を付与するモータを制御する制御方法であって、運転者の操作が入力される前記入力軸と前記モータにより駆動力が付与される前記出力軸との間に設けられるトーションバーにかかるトーションバートルクと、前記入力軸の回転角度とから、前記入力軸に入力された操舵トルクを演算することと、演算した前記操舵トルクと閾値とを比較することと、演算した前記操舵トルクが前記閾値を上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、前記入力軸への前記運転者の操作の入力が無い手放し状態と判定することと、を包含する。
本開示の例示的な実施形態によると、運転者がハンドルから手を放してから手放し状態と判定するまでにかかる時間を短くすることができる。
図1は、本開示の例示的な実施形態に係る電動パワーステアリング装置1000を示す図である。 図2は、本開示の例示的な実施形態に係る制御装置100を示すブロック図である。 図3は、本開示の例示的な実施形態に係るプロセッサ200に実装される、入力軸522に入力される操舵トルクTを演算する機能を機能ブロック単位で例示する機能ブロック図である。 図4は、本開示の例示的な実施形態に係る操作状態および手放し状態を判定する処理を説明する図である。 図5は、本開示の例示的な実施形態に係る操作状態および手放し状態を判定する処理の別の例を説明する図である。 図6は、本開示の例示的な実施形態に係るプロセッサ200に実装される機能を機能ブロック単位で示す機能ブロック図である。 図7は、本開示の例示的な実施形態に係る戻り制御部230の機能を説明するための機能ブロック図である。 図8は、本開示の例示的な実施形態に係るダンパ制御部240の機能を説明するための機能ブロック図である。 図9は、本開示の例示的な実施形態に係る手放し状態と操作状態との間の変化を検出する処理のシミュレーション結果を示す図である。 図10は、本開示の例示的な実施形態に係る手放し状態と操作状態との間の変化を検出する処理のシミュレーション結果を示す図である。 図11は、本開示の例示的な実施形態に係るハンドル521の戻り特性のシミュレーション結果を示す図である。
本開示の実施形態を説明する前に、本発明者等が見出した知見を説明する。
上述の特許文献1では、トルクセンサはトーションバーにかかるトーションバートルクを検出する。特許文献1が開示する手放し判定部は、トルクセンサから入力されたトーションバートルクが0または0近傍のときには、手放し状態であると判定し、トーションバートルク|Th|>X1 (X1は0より大きい定数)のように、トーションバートルクが定数X1以上になると、手放し状態でないと判定する。トルクセンサは、トーションバーの捩れからトーションバーに加わる力、すなわちハンドルへの操舵を検出する。しかしながら、ハンドルの操舵からトーションバーに捩れが生じるまでにはタイムラグが存在する。このため、トルクセンサから入力されたトーションバートルクのみから手放しの有無を判定し、その結果に基づいてダンパ制御を実行する場合、ハンドルが操舵された位置から中点位置へ戻るまでに時間を要するという課題がある。
本願発明者らは鋭意検討を行い、電動パワーステアリング装置の入力軸にかかる操舵トルクの変化は、トーションバーにかかるトーションバートルクの変化よりもタイムラグが小さくなることに着目した。そして、トーションバートルクと入力軸の回転角度とを用いて取得した操舵トルクを用いて手放しの有無を判定することで、運転者がハンドルから手を放してから手放し状態と判定するまでにかかる時間を短くできることを見出した。
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
以下の実施形態は、例示であり、本開示による電動パワーステアリング装置の制御装置、制御方法は、以下の実施形態に限られない。例えば、以下の実施形態で示される数値、処理、その処理の順序等は、あくまでも一例であり、技術的に矛盾が生じない限りにおいて種々の改変が可能である。以下に説明する各実施形態は、あくまでも例示であり、技術的に矛盾が生じない限りにおいて種々の組み合わせが可能である。
[1.電動パワーステアリング装置1000の構成]
図1は、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1000の構成例を模式的に示す図である。
電動パワーステアリング装置1000(以降、「EPS」と表記する。)は、ステアリングシステム520、および補助トルクを生成する補助トルク機構540を有する。EPS1000は、運転者がハンドルを操作することによって発生するステアリングシステムの操舵トルクを補助する補助トルクを生成する。補助トルクにより、運転者の操作の負担が軽減される。
ステアリングシステム520は、例えば、ハンドル521、ステアリングシャフト522、自在軸継手523A、523B、回転軸524、ラックアンドピニオン機構525、ラック軸526、左右のボールジョイント552A、552B、タイロッド527A、527B、ナックル528A、528B、および左右の操舵車輪529A、529Bを備える。操舵系であるステアリングシステム520において、例えば、ステアリングシャフト522が入力軸となり、回転軸524のラック軸526側の部分が出力軸524Aとなる。
補助トルク機構540は、例えば、トルクセンサ541、回転角度センサ542、自動車用電子制御ユニット(ECU)100、モータ543、減速ギア544、インバータ545およびトーションバー546を備える。
トーションバー546は、運転者のハンドル操作が入力される入力軸(ステアリングシャフト)522とモータ543により駆動力が付与される出力軸524Aとの間に設けられている。トルクセンサ541は、トーションバー546の捩じれ量を検出することにより、トーションバー546に加わるトーションバートルクTtorを検出する。回転角度センサ(舵角センサ)542は、入力軸522の回転角度(操舵角)θを検出する。回転角度θはハンドル521の回転角度に実質的に等しい。
ECU100は、トルクセンサ541、回転角度センサ542、車両に搭載された車速センサ300(図2)などによって検出される検出信号に基づいてモータ駆動信号を生成し、インバータ545に出力する。例えば、インバータ545は、直流電力を、A相、B相およびC相の擬似正弦波である三相交流電力にモータ駆動信号に従って変換し、モータ543に供給する。モータ543は、例えば表面磁石型同期モータ(SPMSM)またはスイッチトリラクタンスモータ(SRM)であり、三相交流電力の供給を受けて操舵トルクに応じた補助トルクを生成する。モータ543は、減速ギア544を介してステアリングシステム520に生成した補助トルクを伝達する。以降、ECU100を、EPSの制御装置100と記載することとする。
制御装置100とモータ543とはモジュール化され、モータモジュールとして製造および販売される。モータモジュールはモータ543および制御装置100を備え、EPS1000に好適に利用される。または、制御装置100は、モータ543とは独立して、EPS1000を制御するための制御装置として製造および販売され得る。
[2.制御装置100の構成例]
図2は、本実施形態に係る制御装置100の構成の典型例を示すブロック図である。制御装置100は、例えば、電源回路111と、角度センサ112と、入力回路113と、通信I/F114と、駆動回路115と、メモリ116と、プロセッサ200とを備える。制御装置100は、それらの電子部品を実装したプリント配線基板(PCB)として実現され得る。
トルクセンサ541および回転角度センサ542が、プロセッサ200に電気的に接続され、トルクセンサ541および回転角度センサ542からプロセッサ200に、トーションバートルクTtorおよび回転角度θがそれぞれ送信される。車速センサ300は、車両の動力伝達経路のうちの任意の位置に設けられ得る。例えばCAN通信により車速センサ300からプロセッサ200に車速vが送信される。図2に示す例では、通信I/F114を介して車速センサ300からプロセッサ200に車速vが送信される。
制御装置100は、インバータ545(図1)に電気的に接続される。制御装置100は、インバータ545が有する複数のスイッチ素子(例えばMOSFET)のスイッチング動作を制御する。具体的には、制御装置100は、各スイッチ素子のスイッチング動作を制御する制御信号(以降、「ゲート制御信号」と表記する。)を生成してインバータ545に出力する。
制御装置100は、車速および操舵トルクなどに基づいてトルク指令値を生成し、例えばベクトル制御によってモータ543のトルクおよび回転速度を制御する。制御装置100は、ベクトル制御に限らず、他のクローズドループ制御を行い得る。回転速度は、単位時間(例えば1分間)にロータが回転する回転数(rpm)または単位時間(例えば1秒間)にロータが回転する回転数(rps)で表される。ベクトル制御は、モータに流れる電流を、トルクの発生に寄与する電流成分と、磁束の発生に寄与する電流成分とに分解し、互いに直交する各電流成分を独立に制御する方法である。
電源回路111は、外部電源(不図示)に接続されており、回路内の各ブロックに必要なDC電圧を生成する。生成されるDC電圧は例えば3Vまたは5Vである。
角度センサ112は、例えばレゾルバまたはホールICである。または、角度センサ112は、磁気抵抗(MR)素子を有するMRセンサとセンサマグネットとの組み合わせによっても実現される。角度センサ112は、モータ543のロータの回転角を検出してプロセッサ200に出力する。制御装置100は、角度センサ112の代わりに、モータの回転速度、加速度を検出する速度センサ、加速度センサを備え得る。
入力回路113は、電流センサ(不図示)によって検出されたモータ電流値(以下、「実電流値」と表記する。)を受け取って、実電流値のレベルをプロセッサ200の入力レベルに必要に応じて変換し、実電流値をプロセッサ200に出力する。入力回路113の典型例は、アナログデジタル変換回路である。
プロセッサ200は、半導体集積回路であり、中央演算処理装置(CPU)またはマイクロプロセッサとも称される。プロセッサ200は、メモリ116に格納された、モータ駆動を制御するための命令群を記述したコンピュータプログラムを逐次実行し、所望の処理を実現する。プロセッサ200は、CPUを搭載したFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはASSP(Application Specific Standard Product)を含む用語として広く解釈される。プロセッサ200は、実電流値およびロータの回転角などに従って目標電流値を設定してPWM信号を生成し、駆動回路115に出力する。
通信I/F114は、例えば、車載のコントロールエリアネットワーク(CAN)に準拠してデータの送受信を行うための入出力インタフェースである。
駆動回路115は、典型的にはゲートドライバ(またはプリドライバ)である。駆動回路115は、ゲート制御信号をPWM信号に従って生成し、インバータ545が有する複数のスイッチ素子のゲートにゲート制御信号を与える。駆動対象が低電圧で駆動可能なモータであるとき、ゲートドライバは必ずしも必要とされない場合がある。その場合、ゲートドライバの機能は、プロセッサ200に実装され得る。
メモリ116は、記憶装置の一例であり、プロセッサ200に電気的に接続される。メモリ116は、例えば書き込み可能なメモリ(例えばPROM)、書き換え可能なメモリ(例えばフラッシュメモリ、EEPROM)または読み出し専用のメモリである。メモリ116は、プロセッサ200にモータ駆動を制御させるための命令群を含む制御プログラムを格納している。メモリ116は、プロセッサ200に後述の各種演算および各種制御処理を実行させるための命令群を含む制御プログラムを格納している。例えば、制御プログラムはブート時にRAM(不図示)に一旦展開される。
次に、トーションバートルクTtorと入力軸522の回転角度θとを用いて操舵トルクTを取得し、取得した操舵トルクTを用いて手放しの有無を判定する処理を説明する。操舵トルクTは、運転者がハンドル521を操舵するときにハンドル521に加わるトルクである。
図3は、プロセッサ200に実装される、入力軸522に入力される操舵トルクTを演算する機能を機能ブロック単位で例示する機能ブロック図である。
それぞれの機能ブロックの処理(またはタスク)は、典型的にはソフトウェアのモジュール単位でコンピュータプログラムに記述され、メモリ116に格納される。ただし、FPGAなどを用いる場合、これらの機能ブロックの全部または一部は、ハードウェア・アクセラレータとして実装され得る。
各機能ブロックをソフトウェア(またはファームウェア)として制御装置100に実装する場合、そのソフトウェアの実行主体は、プロセッサ200であり得る。本開示の実施形態に係る制御装置100は、プロセッサ200と、プロセッサ200の動作を制御するプログラムを記憶するメモリ116とを備える。プロセッサ200は、プログラムに従って、(1)トーションバー546にかかるトーションバートルクTtorと、入力軸522の回転角度θとから、入力軸522に入力された操舵トルクTを演算することと、(2)演算した操舵トルクTと閾値Kとを比較することと、(3)演算した操舵トルクTが閾値Kを上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、入力軸522への運転者の操作の入力が無い手放し状態と判定することと、を実行する。
ここで、ハンドル慣性をJ、ハンドル粘性をBとするとき、操舵トルクT、トーションバートルクTtor、回転角度θの関係は、下記の式(1)により表される。
Figure 2022057362000002
ハンドル慣性Jおよびハンドル粘性Bは、トーションバー546よりもハンドル521側の材質、重さ、長さ等のうちの少なくとも一つから導出される定数である。
図3を参照して、プロセッサ200には、トルクセンサ541および回転角度センサ542からトーションバートルクTtorおよび回転角度θがそれぞれ送信される。プロセッサ200は、回転角度θを微分して得られる回転角度θの変化速度と、ハンドル粘性Bとを乗算する。また、プロセッサ200は、回転角度θを二階微分して得られる回転角度θの変化加速度と、ハンドル慣性Jとを乗算する。これら二つの乗算結果とトーションバートルクTtorとを加算することで、操舵トルクTが算出される。
図4は、運転者がハンドル521を手で握って操作している操作状態、および運転者がハンドル521から手を放している手放し状態を判定する処理を説明する図である。図4の横軸は操舵トルクTの絶対値を示している。操作状態は、入力軸522への運転者の操作の入力が有る状態である。手放し状態は、入力軸522への運転者の操作の入力が無い状態である。
プロセッサ200は、演算した操舵トルクTと閾値Kとを比較する。プロセッサ200は、図4中の矢印211に示すように、操舵トルクTが閾値Kを上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、操作状態から手放し状態になったと判定する。プロセッサ200は、図4中の矢印212に示すように、演算した操舵トルクTが閾値Kを下回る状態から上回る状態へ変化したと判定した場合、手放し状態から操作状態になったと判定する。
入力軸522にかかる操舵トルクTの変化は、トーションバー546にかかるトーションバートルクTtorの変化よりもタイムラグが小さい。従って、トーションバートルクTtorのみを用いて手放しの有無を判定する場合と比較して、トーションバートルクTtorと回転角度θとを用いて取得した操舵トルクTを用いて手放しの有無を判定する方が、運転者がハンドル521から手を放してから手放し状態と判定するまでにかかる時間を短くすることができる。また、手放し状態から操作状態になったと判定するまでにかかる時間を短くすることができる。
プロセッサ200は、トーションバートルクTtor、回転角度θの変化速度、回転角度θの変化加速度を組み合わせて、操舵トルクTを演算する。回転角度θの変化速度および変化加速度を利用するという簡易な演算により、操舵トルクTの変化をより早く検出することができる。トーションバートルクTtorおよび回転角度θから算出されるパラメータのみを用いて操舵トルクTを演算することで、操舵トルクTの変化をより早く検出することができる。
なお、操作状態から手放し状態への変化の判定に用いる閾値と、手放し状態から操作状態への変化の判定に用いる閾値とは互いに異なっていてもよい。図5は、操作状態および手放し状態を判定する処理の別の例を説明する図である。図5の横軸は操舵トルクTの絶対値を示している。
図5に示す例では、操作状態にあるとき、プロセッサ200は、演算した操舵トルクTと閾値K1とを比較する。プロセッサ200は、図5中の矢印211に示すように、操舵トルクTが閾値K1を上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、操作状態から手放し状態になったと判定する。
一方、手放し状態にあるとき、プロセッサ200は、演算した操舵トルクTと閾値K2とを比較する。閾値K2は閾値K1よりも大きい。プロセッサ200は、図5中の矢印212に示すように、演算した操舵トルクTが閾値K2を下回る状態から上回る状態へ変化したと判定した場合、手放し状態から操作状態になったと判定する。
図5に示す例では、第1閾値K1は第2閾値K2よりも小さく設定している。これにより、振動等の外乱による誤判定を抑制することができる。
プロセッサ200は、ハンドル521が操作されている場合に、入力軸522を中立位置へ復帰させる方向へ駆動力を付与する戻り駆動と、入力軸522の中立位置への急激な復帰を抑制するためのダンパ駆動とをモータ543に実行させる。ここで、中立位置は、車両が直進走行を行えるハンドル521の位置のことである。
プロセッサ200は、運転者による入力軸522を回転させるハンドル操作がなされている場合、モータ543を戻り駆動させるための戻りトルク(アクティブリターントルク)を演算する。プロセッサ200は、手放し状態と判定した場合、モータ543をダンパ駆動させるためのダンパ駆動トルクを演算する。また、戻りトルクも演算する。
プロセッサ200は、戻りトルクとダンパ駆動トルクとを用いてモータ543を駆動するためのPWM信号を生成する。駆動回路115はPWM信号に従ってモータ543を駆動する。これにより、入力軸522の中立位置への急激な復帰を抑制しながら、入力軸522を中立位置へ復帰させることができる。
図6は、プロセッサ200に実装される機能を機能ブロック単位で示す機能ブロック図である。図6に示す例では、プロセッサ200は、ベースアシスト制御部210、戻り制御部230、ダンパ制御部240、安定化補償器250、モータ制御部260、加算器272および273を有する。典型的には、それぞれの部に相当する機能ブロックの処理(またはタスク)は、ソフトウェアのモジュール単位でコンピュータプログラムに記述され、メモリ116に格納される。ただし、FPGAなどを用いる場合、これらの機能ブロックの全部または一部は、ハードウェア・アクセラレータとして実装され得る。
プロセッサ200は、入力として、トルクセンサ541によって検出されるトーションバートルクTtor、車速センサ300によって検出される車速v、回転角度センサ542によって検出される回転角度θ、および入力軸522の回転速度ωを取得する。回転速度ωは、ハンドル521の回転速度(操舵速)に実質的に等しい。例えば、EPS1000が、入力軸522の回転速度を検出する速度センサを備えている場合には、プロセッサ200は、その速度センサの出力信号から回転速度ωを取得することができる。また、入力軸522の回転角度θの検出に用いる回転角度センサ542の出力信号から角速度を演算することにより回転速度ωを取得してもよい。
ベースアシスト制御部210は、入力としてトーションバートルクTtorおよび車速vを取得し、それらの信号に基づいてベースアシストトルクTBASEを生成して出力する。ベースアシスト制御部210の典型例は、トーションバートルクTtorおよび車速vと、ベースアシストトルクTBASEとの対応を規定するテーブル(いわゆる、ルックアップテーブル)である。ベースアシスト制御部210は、トーションバートルクTtorおよび車速vに基づいてベースアシストトルクTBASEを決定する。
図7は、戻り制御部230の機能を説明するための機能ブロックを示す。戻り制御部230は、入力として車速vおよび回転角度θを取得し、それらに基づいてアクティブリターントルクTARを生成する。戻り制御部230は、戻りトルク演算部231、車速ゲイン補正部232、乗算器233および位相補償器234を有する。戻りトルク演算部231は、回転角度θとアクティブリターントルク(戻りトルク)との対応を規定したテーブルであり、回転角度θに応じたアクティブリターントルクが決定される。車速ゲイン補正部232は、車速vとアクティブリターントルクに対するゲインgとの対応を規定するテーブルである。車速ゲイン補正部232によって、車速vに応じたゲインgが決定される。乗算器233は、戻りトルク演算部231で決定されたアクティブリターントルクに、車速ゲイン補正部232で決定されたゲインgを乗算する。位相補償器234は、乗算器233の乗算結果に位相遅れ補償または位相進み補償を適用することにより、アクティブリターントルクTARを生成する。
図8は、ダンパ制御部240の機能を説明するための機能ブロックを示す。ダンパ制御部240は、入力として回転速度ω、トーションバートルクTtor、車速vおよび回転角度θを取得し、それらに基づいてダンパ駆動トルクTを生成する。ダンパ制御部240は、マップ241、242、243、行き戻り判定部244、乗算器245、246を有する。
マップ241は、回転速度ωとトルクとの対応を規定したマップであり、回転速度ωに応じたトルクが決定される。マップ242は、トーションバートルクTtorとトルクとの対応を規定したマップであり、トーションバートルクTtorに応じたトルクが決定される。マップ243は、車速vとトルクとの対応を規定したマップであり、車速vに応じたトルクが決定される。乗算器245は、マップ241、242、243の出力信号同士を乗算し、乗算値を出力する。
行き戻り判定部244には、回転速度ω、トーションバートルクTtor、車速v、回転角度θが入力される。行き戻り判定部244は、それらの入力に基づいて、操舵角の絶対値が増加しているか減少しているか等の操舵状態を数値化した行き戻りレシオを演算する。乗算器246は、乗算器245の出力と行き戻りレシオとを乗算し、ダンパ駆動トルクTを生成する。
図6を参照して、安定化補償器250は、ベースアシストトルクTBASEに位相遅れ補償または位相進み補償を適用することにより、安定化補償トルクを生成する。加算器272は、安定化補償器250から出力される安定化補償トルクに、戻り制御部230から出力されるアクティブリターントルクTARを加算する。加算器273は、加算器272の加算値に、ダンパ制御部240から出力されるダンパ駆動トルクTを加算し、モータの駆動の制御に用いるトルク指令値Trefが生成される。なお、加算器272および/または加算器273の出力も、加算器271の出力と同様に、安定化補償器250に入力してもよい。
モータ制御部260は、電流制御部と称される場合がある。モータ制御部260は、トルク指令値Trefに基づいて電流指令値を生成し、例えばベクトル制御に従って電流指令値に基づいてPWM信号を生成し、駆動回路115に出力する。
図9および図10は、手放し状態と操作状態との間の変化を検出する処理のシミュレーション結果を示す図である。図9および図10それぞれの縦軸はトルク、横軸は時間を示している。
図中の破線は閾値Kを示している。一点鎖線は、運転者がハンドル521を操舵するときにハンドル521に加わる操舵トルクを示している。点線は、トーションバートルクTtorを示している。実線は、上述の演算で求めた操舵トルクTを示している。
図9および図10は、1.0秒から5.0秒まで一定の操舵トルクをハンドル521に加え、その後にハンドル521に加える操舵トルクをゼロにしたときのシミュレーション結果を示している。
図9を参照して、操舵トルクをハンドル521に加えてから、トーションバートルクTtorが閾値K以上になるのに20ms掛かっているのに対し、演算した操舵トルクTは4msで閾値K以上になっている。図10を参照して、ハンドル521に加える操舵トルクをゼロにしてから、トーションバートルクTtorが閾値K未満になるのに18ms掛かっているのに対し、演算した操舵トルクTは3msで閾値K未満になっている。本実施形態の演算で求めた操舵トルクTを用いることで、手放し状態と操作状態との間の変化を早く検出できることが分かる。
図11は、ハンドル521の戻り特性のシミュレーション結果を示す図である。図11の縦軸は回転角度、横軸は時間を示している。
実線301は、本実施形態の演算で求めた操舵トルクTを用いて手放し状態を判定したときの、ハンドル521の戻り特性を示している。点線302は、トーションバートルクTtorのみを用いて手放し状態を判定したときの、ハンドル521の戻り特性を示している。本実施形態の演算で求めた操舵トルクTを用いた場合、ダンパ制御が早く作動する(ブレーキする)ことになり、ハンドル521のオーバーシュートが改善していることが分かる。
本実施形態によれば、手放し状態と操作状態との間の変化を早く検出できる。これにより、手動運転から自動運転の切り替え、および自動運転から手動運転の切り替えを早く行うことができる。
本開示の実施形態は、例えば、車両に搭載される電動パワーステアリング装置を制御するための制御装置に利用され得る。
100:制御装置(ECU)、116:記憶装置(メモリ)、200:プロセッサ、521:ハンドル、543:モータ、546:トーションバー、1000:電動パワーステアリング装置

Claims (13)

  1. 入力軸と出力軸とを有する操舵系へ駆動力を付与するモータの制御に用いられる制御装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサの動作を制御するプログラムを記憶する記憶装置と、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記プログラムに従って、
    運転者の操作が入力される前記入力軸と前記モータにより駆動力が付与される前記出力軸との間に設けられるトーションバーにかかるトーションバートルクと、前記入力軸の回転角度とから、前記入力軸に入力された操舵トルクを演算し、
    演算した前記操舵トルクと閾値とを比較し、
    演算した前記操舵トルクが前記閾値を上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、前記入力軸への前記運転者の操作の入力が無い手放し状態と判定する、制御装置。
  2. 前記プロセッサは、前記トーションバートルクと前記回転角度の変化加速度とを組み合わせて前記操舵トルクを演算する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記プロセッサは、前記トーションバートルクと前記回転角度の変化速度とを組み合わせて前記操舵トルクを演算する、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記プロセッサは、前記トーションバートルクおよび前記回転角度から算出されるパラメータを用いて前記操舵トルクを演算する、請求項1から3のいずれかに記載の制御装置。
  5. JhおよびBhを前記トーションバーよりもハンドル側の材質、重さ、長さの少なくとも一つから導出される定数としたとき、前記プロセッサは、
    (操舵トルク)=(トーションバートルク)+Jh・(回転角度の変化加速度)+Bh・(回転角度の変化速度)
    の関係から前記操舵トルクを演算する、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記プロセッサは、演算した前記操舵トルクが前記閾値を下回る状態から上回る状態へ変化したと判定した場合、前記入力軸への前記運転者の操作の入力が有る操作状態と判定する、請求項1から5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 前記操作状態から前記手放し状態への変化を判定する前記閾値を第1閾値とし、
    前記手放し状態から前記操作状態への変化を判定する前記閾値を第2閾値とする場合、
    前記第1閾値は前記第2閾値よりも小さい、請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記モータは、ハンドルが操作されている場合に、前記入力軸を中立位置へ復帰させる方向へ駆動力を付与する戻り駆動と、前記入力軸の前記中立位置への急激な復帰を抑制するためのダンパ駆動とを実行可能であって、
    前記プロセッサは、前記手放し状態と判定した場合、前記モータを前記ダンパ駆動させるためのダンパ駆動トルクを演算する、請求項1から7のいずれかに記載の制御装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記モータを前記戻り駆動させるための戻りトルクを演算し、
    前記ダンパ駆動トルクと前記戻りトルクとを用いてトルク指令値を演算し、
    前記トルク指令値に基づいて前記モータを制御する、請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記運転者による前記入力軸を回転させるハンドル操作がなされている場合、前記モータを前記戻り駆動させるための戻りトルクを演算し、
    前記手放し状態と判定した場合、前記戻りトルクの演算に加えて、前記ダンパ駆動トルクを演算する、請求項8または9に記載の制御装置。
  11. モータと、
    請求項1から10のいずれかに記載の制御装置と、
    を備える、モータモジュール。
  12. 請求項10に記載のモータモジュールと、
    前記トーションバートルクを検出するトルクセンサと、
    前記回転角度を検出する角度センサと、
    を備える、電動パワーステアリング装置。
  13. 入力軸と出力軸とを有する操舵系へ駆動力を付与するモータを制御する制御方法であって、
    運転者の操作が入力される前記入力軸と前記モータにより駆動力が付与される前記出力軸との間に設けられるトーションバーにかかるトーションバートルクと、前記入力軸の回転角度とから、前記入力軸に入力された操舵トルクを演算することと、
    演算した前記操舵トルクと閾値とを比較することと、
    演算した前記操舵トルクが前記閾値を上回る状態から下回る状態へ変化したと判定した場合、前記入力軸への前記運転者の操作の入力が無い手放し状態と判定することと、
    を包含する、制御方法。
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