JP2022055575A - 照明装置 - Google Patents

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聖 加藤
Sei Kato
厳與 森山
Iwatomo Moriyama
紗耶香 菊田
Sayaka Kikuta
大介 石坂
daisuke Ishizaka
有輝 水谷
Yuki Mizutani
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Abstract

【課題】照明器具の作動に関して設定された設定情報を作業者等が容易に確認可能な照明装置を提供すること。【解決手段】実施形態の照明装置は、照明器具及びICタグを備える。ICタグは、照明器具に取付けられ、ICタグには、無線通信によって読取り可能な情報が、記憶される。ICタグに記憶される情報は、照明器具の作動に関して設定された設定情報を含む。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
照明器具では、リモコン等の無線通信可能な操作端末を用いて、作動に関する設定が行われるものがある。照明器具の作動に関する設定には、照明器具の点灯及び消灯のそれぞれに関する設定、及び、照明器具の点灯時における照明光の明るさ(調光率)に関する設定等が、含まれる。このような照明器具では、操作端末から作動に関する指令が伝達されると、操作端末からの指令、及び、作動に関して設定された設定情報に基づいて、照明光の明るさ等の作動が制御される。
特開2020-74349号公報
照明器具のそれぞれの作動に関する設定が操作端末等を用いて行われる照明システムでは、例えば照明器具の交換時において、交換前に設置されていた照明器具の作動に関する設定情報を、交換後に設置される照明器具の作動に関する設定情報として、設定する必要がある。このような交換後の照明器具への設定情報の設定では、交換前の照明器具の作動に関して設定されていた設定情報を作業者等が容易に確認可能であることが、求められている。すなわち、照明器具の作動に関して設定された設定情報を作業者等が容易に確認可能であることが、求められている。
本発明が解決しようとする課題は、照明器具の作動に関して設定された設定情報を作業者等が容易に確認可能な照明装置を提供することにある。
実施形態によれば、照明装置は、照明器具及びICタグを備える。ICタグは、照明器具に取付けられ、ICタグには、無線通信によって読取り可能な情報が、記憶される。ICタグに記憶される情報は、照明器具の作動に関して設定された設定情報を含む。
本発明によれば、照明器具の作動に関して設定された設定情報を作業者等が容易に確認可能な照明装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る照明システムを示す概略図である。 図2は、実施形態に係る照明システムの複数の照明装置の中のある1つの照明装置について、操作端末及びリーダ端末のそれぞれに対する通信系統、及び、光源モジュールの制御系統を概略的に示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る照明システムにおいて、複数の照明器具の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)の一例を示す概略図である。 図4は、実施形態に係る照明システムにおいて、複数の照明器具による照明シーンの中のある1つの照明シーンの一例を示す概略図である。 図5は、実施形態に係る照明システムにおいて、複数の照明器具による照明シーンの中の図4とは別のある1つの照明シーンの一例を示す概略図である。 図6は、実施形態に係る照明システムにおいて、照明装置のそれぞれのICタグに記憶される情報の一例を示す概略図である。
実施形態の照明装置(101)は、照明器具(105)及びICタグ(106)を備える。ICタグ(106)は、照明器具(105)に取付けられ、ICタグ(106)には、無線通信によって読取り可能な情報が、記憶される。ICタグ(106)に記憶される情報は、照明器具(105)の作動に関して設定された設定情報を含む。これにより、照明装置(101)の照明器具(105)の作動に関して設定された設定情報を、作業者等が容易に確認することができる。
また、実施形態の照明装置(101)では、照明器具(105)の作動に関する設定情報は、照明器具(105)を含む複数の照明器具(105)による1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける照明器具(105)の作動状態についての設定情報、複数の照明器具(105)の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御において照明器具(105)が属するグループについての設定情報、及び、前記複数の照明器具のそれぞれに付与されたアドレスについての設定情報のいずれか1つ以上を含む。これにより、照明器具(105)の作動に関する設定情報をICタグ(106)から読取ることにより、複数の照明器具(105)による照明シーンの中の指令に対応する1つの照明シーンに切替える制御(シーン制御)に関連する設定を、作業者等が容易に確認することができる。また、照明器具(105)の作動に関する設定情報をICタグ(106)から読取ることにより、複数の照明器具(105)の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)に関連する設定を、作業者等が容易に確認することができる。また、複数の照明器具(105)のそれぞれに付与されたアドレスを用いてに照明器具(105)のそれぞれの作動が制御される場合等は、照明器具(105)の作動に関する設定情報をICタグ(106)から読取ることにより、照明器具(105)のアドレスを容易に確認することができる。
また、実施形態の照明装置(101)では、ICタグ(106)は、RFIDタグである。記憶された情報のRFIDタグからの読取りでは、RFIDタグからの電波の強度に基づいて、照明器具(105)の位置情報を推定可能である。これにより、作業者等は、照明器具(105)の位置情報を容易に確認することができる。
また、実施形態の照明装置(101)では、ICタグ(106)に照明器具(105)の製造時期を示す情報が、さらに記憶される。これにより、作業者等は、照明器具(105)の製造時期を容易に確認することができる。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る照明システム100を示す。図1に示すように、照明システム100は、1つ以上の照明装置101、操作端末102、及び、リーダ端末103を備える。図1の一例では、照明システム100に複数の照明装置101が設けられる。照明装置101のそれぞれは、照明器具105及びICタグ106を備える。
照明器具105は、器具本体111及び光源モジュール112を備える。器具本体111は、天井面等の壁面に設置される。光源モジュール112は、壁面とは反対側から器具本体111に取付けられ、器具本体111によって支持される。例えば、天井面に設置される器具本体111には、鉛直下側から光源モジュール112が取付けられる。照明器具105の光源モジュール112は、発光素子(図示しない)を備える。発光素子としては、発光ダイオード(LED)及び電球等が挙げられる。照明器具105では、発光素子で発光した光が、照明光として照射される。なお、図1の一例では、照明器具105は、ベースライト型の照明器具であるが、照明器具105の種類等は、これに限るものではない。
照明装置101のそれぞれでは、照明器具105にICタグ106が取付けられる。ICタグ106は、例えば、RFID(radio frequency identification)タグである。ここで、図1の一例では、照明器具105のそれぞれにおいて、ICタグ106は器具本体111に取付けられる。ただし、別のある一例では、照明器具105のいずれか1つ以上において、ICタグ106は、光源モジュール112に取付けられてもよい。
操作端末102は、例えば、リモコンであり、照明装置101のそれぞれの照明器具105との間で無線通信可能である。操作端末102は、電波通信及び赤外線通信等を含む無線通信によって、照明器具105のそれぞれへ情報を伝達する。また、照明装置101のそれぞれのICタグ106は、リーダ端末103からの電波を受信することにより、リーダ端末103との間で無線通信可能になる。リーダ端末103は、無線通信によって、ICタグ106のそれぞれから情報を受信する。照明装置101のそれぞれのICタグ106がRFIDタグである場合は、リーダ端末103は、電波通信によって、RFIDタグからの情報を受信する。
図2は、照明装置101の中のある1つの照明装置101Aについて、操作端末102及びリーダ端末103のそれぞれに対する通信系統、及び、光源モジュール112の制御系統を示す。なお、照明装置101A以外の照明装置101についても、操作端末102及びリーダ端末103のそれぞれに対する通信系統、及び、光源モジュール112の制御系統は、照明装置101Aと同様である。図2に示すように、照明装置101Aを含む照明装置101のそれぞれでは、照明器具105は、前述の光源モジュール112に加えて、制御部115、記憶媒体116及び通信部117を備える。
照明器具105のそれぞれの制御部115は、プロセッサを備える。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイコン、FPGA(Field Programmable Gate Array)、及び、DSP(Digital Signal processor)等のいずれかを含む。記憶媒体116としては、半導体メモリ等のメモリが挙げられる。照明器具105のそれぞれの制御部115では、プロセッサは、1つのみ設けられてもよく、複数設けられてもよい。照明器具105のそれぞれでは、制御部115のプロセッサは、記憶媒体116等に記憶されるプログラム等を実行することにより、処理を行う。
操作端末102では、照明装置101の使用者等によって、照明器具105のそれぞれの作動に関する操作を入力可能である。操作端末102は、前述の操作入力に対応した指令を、無線通信によって、照明器具105のそれぞれに送信する。これにより、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の作動に関する操作端末102からの指令を、照明器具105の通信部117が受信する。そして、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の制御部115は、通信部117が受信した指令に基づいて、光源モジュール112の作動等を含む照明器具105の作動を制御する。
照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の制御部115は、照明器具105の作動に関する操作端末102からの指令に基づいて、照明器具105を点灯又は消灯させたり、照明器具105の照明光の明るさ(調光率)を調整したりする。照明器具105のそれぞれでは、例えば、光源モジュール112の発光素子への電力の供給状態を制御することにより、点灯状態と消灯状態との間を切替え可能であるとともに、照明光の明るさを調整可能である。
ある一例では、複数の照明器具105の中に、照明光の光色が変化可能な照明器具105が含まれる。この場合、照明光の光色が変化可能な照明器具105において、制御部115は、照明器具105の作動に関する操作端末102からの指令に基づいて、照明光の光色を調整してもよい。別のある一例では、複数の照明器具105の中に、照明光の照射方向が変化可能な照明器具105が含まれる。この場合、照明光の照射方向が変化可能な照明器具105では、制御部115は、照明器具105の姿勢等を調整する等して、照射光の照射方向を調整する。
また、照明装置101Aを含む照明装置101のそれぞれでは、ICタグ106は、処理部121、記憶媒体122及びアンテナ123を備える。処理部121は、照明器具105の制御部115と同様に、プロセッサを備え、処理部121のプロセッサは、制御部115のプロセッサと同様にして構成される。記憶媒体122は、照明器具105の記憶媒体116と同様にして構成される。ICタグ106のそれぞれでは、処理部121のプロセッサは、記憶媒体122等に記憶されるプログラム等を実行することにより、処理を行う。
また、リーダ端末103は、処理部125、記憶媒体126、アンテナ127及びユーザインタフェース128を備える。処理部125は、照明器具105の制御部115及びICタグ106の処理部121と同様に、プロセッサを備え、処理部125のプロセッサは、制御部115のプロセッサ及び処理部121のプロセッサと同様にして構成される。記憶媒体126は、照明器具105の記憶媒体116及びICタグ106の記憶媒体122と同様にして構成される。リーダ端末103では、処理部125のプロセッサは、記憶媒体126等に記憶されるプログラム等を実行することにより、処理を行う。
リーダ端末103のユーザインタフェース128は、操作部として、ボタン又はタッチパネル等を備える。リーダ端末103の処理部125は、ユーザインタフェース128の操作部での操作に基づいて、アンテナ127からICタグ106のそれぞれに電波を送信させる。これにより、照明装置101のそれぞれでは、リーダ端末103からの電波を、ICタグ106のアンテナ123が受信する。そして、ICタグ106のそれぞれでは、アンテナ123が電波を受信することにより、処理部121へ給電され、処理部121が作動される。ICタグ106のそれぞれでは、リーダ端末103からの電波によって処理部121が作動されることにより、処理部121は、記憶媒体122に記憶されている情報等をリーダ端末103に無線通信によって送信する。
リーダ端末103では、ICタグ106のそれぞれからの情報を、アンテナ127が受信する。そして、リーダ端末103では、処理部125は、ICタグ106のそれぞれから受信した情報を、記憶媒体126等に記憶する。なお、ある一例では、ユーザインタフェース128は、告知部を備え、処理部125は、ICタグ106のそれぞれから受信した情報を、ユーザインタフェース128の告知部によって告知させてもよい。この場合、画面表示及び音声等のいずれかによって、情報が告知される。また、別のある一例では、処理部125は、ICタグ106のそれぞれから受信した情報を、リーダ端末103とは別体のサーバ等へ送信してもよい。
また、ICタグ106のそれぞれの記憶媒体122には、ライタを用いて情報を書込み可能である。なお、ある一例では、リーダ端末103は、ICタグ106のそれぞれから情報を読取り可能であるとともに、ICタグ106のそれぞれに情報を書込み可能なライタとして機能してもよい。
また、照明装置101のそれぞれでは、例えば、操作端末102を用いた無線通信によって、照明器具105の作動に関する設定が行われる。照明装置101のそれぞれでは、例えば、壁面への照明器具105の施工時に、照明器具105の作動に関する設定が行われる。照明器具105のそれぞれでは、作動に関して設定された設定情報は、記憶媒体116等に記憶される。照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の制御部115は、照明器具105の作動に関する指令を操作端末102から受信すると、操作端末102からの指令に加えて、照明器具105の作動に関する設定情報に基づいて、照明器具105の作動を制御する。
照明器具105のそれぞれでは、作動に関する設定として、点灯及び消灯のそれぞれに関する設定、及び、点灯時における照明光の明るさ(調光率)に関する設定等が、行われる。また、照明光の光色が変化可能な照明器具105については、照明光の光色に関する設定が行われてもよい。また、照明光の照射方向が変化可能な照明器具105については、照明光の照射方向に関する設定が行われてもよい。
また、本実施形態の照明システム100では、複数の照明器具105は、複数のグループにグループ分けされる。そして、操作端末102は、操作入力に基づいて、複数の照明器具105の中で同一のグループに属する照明器具105を一括に点灯又は消灯させる指令を、照明器具105のそれぞれの作動に関する指令として、送信可能である。一括に点灯又は消灯させる対象となるグループに属する照明器具105のそれぞれでは、前述の指令を操作端末102から受信すると、制御部115は、光源モジュール112の発光素子を点灯又は消灯させる。したがって、照明システム100では、操作端末102及び複数の照明器具105の制御部115によって、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)を行うことが、可能である。
図3は、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御の一例を示す。図3の一例では、照明システム100の照明器具105(照明装置101)は、3つのグループX1~X3にグループ分けされる。そして、操作端末102は、操作入力に対応させて、グループX1に属する照明器具105を一括に点灯又は消灯させる指令、グループX2に属する照明器具105を一括に点灯又は消灯させる指令、及び、グループX3に属する照明器具105を一括に点灯又は消灯させる指令を出力可能である。例えば、グループX1に属する照明器具105を一括に点灯させる指令が操作端末102から送信されると、グループX1に属する照明器具105のそれぞれでは、制御部115は、光源モジュール112の発光素子を点灯させる。
また、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の作動に関する設定として、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)に関連する設定が、行われる。そして、照明器具105のそれぞれについて、前述の制御(グループ制御)に関連する設定として、制御(グループ制御)において属するグループが設定される。図3の一例では、照明器具105Aの作動に関する設定として、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御において照明器具105AがグループX1に属することが、設定される。
また、本実施形態の照明システム100では、複数の照明器具105によって、1つ以上の照明シーンを実現可能である。そして、操作端末102は、操作入力に基づいて、1つ以上の照明シーンのいずれか1つに切替える指令を、照明器具105のそれぞれの作動に関する指令として、送信可能である。照明器具105のそれぞれでは、前述の指令を操作端末102から受信すると、制御部115は、照明光の明るさ(調光率)等を含む作動状態に関して、指令において切替える対象となる照明シーンに対応させる制御を行う。したがって、照明システム100では、操作端末102及び複数の照明器具105の制御部115によって、複数の照明器具105による照明シーンの中の指令に対応する1つの照明シーンに切替える制御(シーン制御)を行うことが、可能である。
ある一例では、照明システム100の照明器具105(照明装置101)によって、3つの照明シーンA1~A3を実現可能である。そして、操作端末102は、操作入力に対応させて、照明シーンA1に切替える指令、照明シーンA2に切替える指令、及び、照明シーンA3に切替える指令を出力可能である。例えば、照明シーンA1に切替える指令が操作端末102から送信されると、照明器具105のそれぞれでは、制御部115は、照明光の明るさを含む作動状態を、照明シーンA1に対応する状態に切替える。
図4は、3つの照明シーンA1~A3の1つである照明シーンA1の一例を示し、図5は、照明シーンA1とは別の照明シーンA2の一例を示す。図4及び図5の一例では、照明シーンA1において、領域α1の照明器具105の照明光が調光率0%に、領域α2の照明器具105の照明光が調光率5%に、領域α3の照明器具105の照明光が調光率20%に、領域α4の照明器具105の照明光が調光率50%に、制御される(調光される)。そして、照明シーンA2において、領域β1の照明器具105の照明光が調光率10%に、領域β2の照明器具105の照明光が調光率30%に、領域β3の照明器具105の照明光が調光率70%に、領域β4の照明器具105の照明光が調光率100%に、制御される(調光される)。
また、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の作動に関する設定として、複数の照明器具105による照明シーンの中の指令に対応する1つの照明シーンに切替える制御(シーン制御)に関連する設定が、行われる。そして、照明器具105のそれぞれについて、前述の制御(シーン制御)に関連する設定として、1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける作動状態が設定される。例えば、照明システム100において照明シーンA1~A3が実現可能な場合は、照明器具105のそれぞれについて、照明シーンA1~A3のそれぞれにおける作動状態が設定される。
図4及び図5の一例では、照明器具105Aの作動に関する設定として、照明シーンA1において照明器具105Aの照明光を調光率0%とすること、及び、照明シーンA2において照明器具105Aの照明光を調光率10%とすることが、設定される。また、照明器具105のそれぞれについては、1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける作動状態の設定として、1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける照明光の調光率(明るさ)が設定されることに加え、1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける照明光の光色及び照射方向等のいずれかが設定されてもよい。
また、本実施形態の照明システム100では、複数の照明器具105のそれぞれにアドレスが付与され、照明器具105のそれぞれの作動は、アドレスを用いて制御される。例えば、照明器具105では、付与されたアドレスを用いて、点灯及び消灯等が制御される。この場合、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の作動に関する設定として、照明器具105の作動の制御に用いられるアドレスが付与及び設定される。設定されるアドレスは、例えば、照明器具105ごとに個別のアドレスであり、照明器具105ごとに異なる。
また、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の作動に関して前述のようにして設定された設定情報が、ICタグ106の記憶媒体122に記憶される。したがって、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の記憶媒体116に記憶された照明器具105の作動に関する設定情報が、ICタグ106にも記憶される。照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の作動に関して前述の設定を行った後、設定された設定情報をICタグ106の記憶媒体122にライタを用いて書込むことにより、ICタグ106に設定情報が保存及び記憶される。
照明器具105のそれぞれついては、前述のように、作動に関する設定として、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)において属するグループが設定され、複数の照明器具105による1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける作動状態が設定される。また、照明器具105のそれぞれついては、作動の制御に用いられるアドレスが付与及び設定される。したがって、照明装置101のそれぞれでは、ICタグ106に記憶される設定情報は、複数の照明器具105による1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける照明器具105の作動状態についての設定情報、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)において照明器具105が属するグループについての設定情報、及び、複数の照明器具105のそれぞれに付与されたアドレスについての設定情報のいずれか1つ以上を含む。
照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の器具型名を示す情報が、ICタグ106に記憶される。また、ある一例では、照明装置101のそれぞれにおいて、照明器具105の作動に関する設定情報に加えて、照明器具105の製造時期を示す情報がICタグ106に記憶される。照明器具105の製造時期を示す情報としては、照明器具105のロット番号等が挙げられる。照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の製造時又は壁面への照明器具105の施工時等に、照明器具105の製造時期を示す情報がライタを用いてICタグ106の記憶媒体122に書込まれる。
また、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105と連携しているセンサを示すセンサ情報が、ICタグ106に記憶される。照明器具105と連携するセンサは、1つであってもよく、複数であってもよい。照明器具105と連携するセンサとしては、人感センサとして用いられる画像センサ及び赤外線センサ等が、挙げられる。
図6は、照明装置101のそれぞれのICタグ106に記憶される情報の一例を示す。図6の一例では、照明装置101のそれぞれにおいて、照明器具105の器具型名、照明器具105の作動に関して設定された設定情報、照明器具105の製造時期を示すロット番号、及び、照明器具105に連携しているセンサを示すセンサ情報が、照明器具105に関する情報としてICタグ106に記憶される。そして、照明装置101のそれぞれでは、照明器具105の作動に関する設定情報として、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)において照明器具105がグループX1~X3のいずれに属するかについての設定情報、複数の照明器具105による照明シーンA1~A3にそれぞれにおける照明器具105の照明光の調光率についての設定情報、及び、照明器具105に付与されたアドレスについての設定情報である制御アドレスが、ICタグ106に記憶される。
例えば、図3乃至図5の一例の照明器具105Aを備える照明装置101では、照明器具105Aに付与された制御アドレスが“11111”であることが、設定情報としてICタグ106に記憶される。また、照明器具105Aを備える照明装置101では、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)において照明器具105AがグループX1に設定されていることが、設定情報としてICタグ106に記憶される。そして、照明器具105Aを備える照明装置101では、照明器具105Aの調光率について、照明シーンA1では0%、照明シーンA2では10%、及び、照明シーンA3では100%にそれぞれ設定されていることが、設定情報としてICタグ106に記憶される。
また、照明装置101のそれぞれにおいてRFIDタグがICタグ106として設けられる場合、リーダ端末103は、ICタグ106のそれぞれからの情報の読取りにおいて、ICタグ106のそれぞれから送信される電波の強度を検出する。そして、リーダ端末103の処理部125は、照明装置101のそれぞれについて、検出したICタグ106からの電波の強度に基づいて、照明器具105の位置情報を推定する。したがって、リーダ端末103は、照明装置101のそれぞれについて、照明器具105の作動に関する設定情報を含む記憶された情報をICタグ106から読取ると同時に、照明器具105の位置情報を取得する。
本実施形態では、照明装置101において、ICタグ106が照明器具105に取付けられる。そして、ICタグ106には、照明器具105の照明光の明るさに関する設定情報等を含む照明器具105の作動に関して設定された設定情報が、記憶される。このため、リーダ端末103等を用いてICタグ106から前述の設定情報を読取ることにより、作業者等は、照明器具105の作動に関して設定された設定情報を容易に確認可能になる。
例えば、照明器具105(照明装置101)の交換時においては、交換前に設置されていた照明器具105の作動に関する設定情報を、交換後に設置される照明器具の作動に関する設定情報として、設定する必要がある。本実施形態では、前述のように、ICタグ106から設定情報を読取ることにより、交換前に設置されていた照明器具105の作動に関する設定情報を容易に確認可能になる。このため、交換後に設置される照明器具の作動に関する設定が、容易かつ効率的に行われる。
また、照明器具105では、作動に関して設定された設定情報が消失した場合等において、照明光の明るさ等を含む作動に関する設定を再度行う必要がある。本実施形態では、照明器具105の記憶媒体116等から設定情報が消失しても、ICタグ106から設定情報を読取ることにより、照明器具105の作動に関する設定情報を確認可能になる。このため、照明器具105の作動に関する再設定が、容易かつ効率的に行われる。
また、本実施形態では、照明システム100において、複数の照明器具105による照明シーンの中の指令に対応する1つの照明シーンに切替える制御(シーン制御)を実行可能である。そして、照明装置101のそれぞれでは、ICタグ106に記憶される設定情報は、複数の照明器具105による1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける照明器具105の作動状態についての設定情報を含む。このため、照明装置101のそれぞれにおいて照明器具105の作動に関する設定情報をICタグ106から読取ることにより、照明器具105のそれぞれについての前述の制御(シーン制御)に関連する設定を、容易に確認可能となる。
また、本実施形態では、照明システム100において、複数の照明器具105の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御(グループ制御)を実行可能である。そして、照明装置101のそれぞれでは、ICタグ106に記憶される設定情報は、前述の制御(グループ制御)において照明器具105が属するグループについての設定情報を含む。このため、照明装置101のそれぞれにおいて照明器具105の作動に関する設定情報をICタグ106から読取ることにより、照明器具105のそれぞれについての前述の制御(グループ制御)に関連する設定を、容易に確認可能となる。
また、本実施形態の照明システム100では、複数の照明器具105のそれぞれにアドレスが付与され、照明器具105のそれぞれの作動は、アドレスを用いて制御される。そして、照明装置101のそれぞれでは、ICタグ106に記憶される設定情報は、照明器具105に付与されたアドレス(制御アドレス)についての設定情報を含む。このため、複数の照明器具(105)のそれぞれに付与されたアドレスを用いてに照明器具(105)のそれぞれの作動が制御される場合等において、照明装置101のそれぞれにおいて照明器具105の作動に関する設定情報をICタグ106から読取ることにより、照明器具(105)のアドレスを容易に確認することができる。また、照明器具105の交換においては、交換前に設置されていた照明器具105と同一のアドレスを、交換後に設置される照明器具105のアドレスとして、容易に付与及び設定可能になる。
また、ある一例では、照明装置101において、照明器具105の作動に関する設定情報に加えて、照明器具105の製造時期を示す情報が、ICタグ106に記憶される。このため、作業者等は、リーダ端末103を用いて、照明器具105の製造時期を容易に確認可能になる。また、ある一例では、ICタグ106は、RFIDタグである。そして、リーダ端末103を用いた前述の設定情報等のICタグ106からの読取りにおいて、ICタグ106からの電波の強度に基づいて、照明器具105(照明装置101)の位置情報を推定可能である。このため、作業者等は、リーダ端末103を用いて、照明器具105の位置情報を容易に確認可能となる。作業者等は、照明器具105の製造時期及び位置情報から、複数の照明器具105の中で時期的に交換が必要な照明器具105が設置されている位置を、容易に確認可能となる。
また、ある一例では、照明装置101において、照明器具105と連携しているセンサを示すセンサ情報が、ICタグに記憶される。作業者等は、リーダ端末103を用いて、照明器具105が連携しているセンサを容易に確認可能となる。
なお、前述の実施形態では、照明装置101において、照明器具105の作動に関する設定情報は、照明器具105の記憶媒体116及びICタグ106の記憶媒体122の両方に記憶されるが、照明器具105の作動に関する設定情報は、ICタグ106にのみ記憶されてもよい。この場合、照明装置101において、照明器具105の制御部115は、ICタグ106に記憶された情報を読取り可能である。そして、照明装置101では、照明器具105の制御部115は、照明器具105の作動に関する指令を操作端末102から受信すると、照明器具105の作動に関する設定情報を、ICタグ106から読取る。そして、照明器具105の制御部115は、操作端末102からの指令、及び、照明器具105の作動に関する設定情報に基づいて、照明器具105の作動を制御する。この場合も、リーダ端末103等を用いてICタグ106から前述の設定情報を読取ることにより、作業者等は、照明器具105の作動に関して設定された設定情報を容易に確認可能になる。
また、前述の実施形態等では、ICタグ106は、電波を受信することにより、処理部121へ給電されるパッシブタイプであるが、これに限るものではない。ある一例では、ICタグ106は、バッテリーを内蔵し、バッテリーから処理部121へ給電されるアクティブタイプであってもよい。
これら少なくとも一つの実施形態又は実施例によれば、照明器具に取付けられるICタグに、無線通信によって読取り可能な情報が記憶され、ICタグに記憶される情報は、照明器具の作動に関して設定された設定情報を含む。これにより、照明器具の作動に関して設定された設定情報を作業者等が容易に確認可能な照明装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…照明システム、101…照明装置、102、操作端末、103…リーダ端末、105…照明器具、106…ICタグ。

Claims (4)

  1. 照明器具と;
    前記照明器具に取付けられ、無線通信によって読取り可能な情報が記憶されるICタグであって、前記照明器具の作動に関して設定された設定情報を記憶される前記情報に含むICタグと;
    を具備する照明装置。
  2. 前記照明器具の作動に関する前記設定情報は、前記照明器具を含む複数の照明器具による1つ以上の照明シーンのそれぞれにおける前記照明器具の作動状態についての設定情報、前記複数の照明器具の中で同一のグループを一括に点灯及び消灯させる制御において前記照明器具が属するグループについての設定情報、及び、前記複数の照明器具のそれぞれに付与されたアドレスについての設定情報のいずれか1つ以上を含む、請求項1の照明装置。
  3. 前記ICタグは、RFIDタグであり、
    記憶された前記情報の前記RFIDタグからの読取りにおいて、前記RFIDタグからの電波の強度に基づいて、前記照明器具の位置情報を推定可能である、
    請求項1又は2の照明装置。
  4. 前記ICタグには、前記照明器具の製造時期を示す情報がさらに記憶される、請求項1乃至3のいずれか1項の照明装置。
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