JP2022052965A - 温調装置及び車両 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022052965000001
【課題】熱媒体の注水時にバイパス流路などにエアが残留することを抑制できる温調装置及び車両を提供する。
【解決手段】温調装置1は、第1温度調節回路10Aと第2温度調節回路10Bとを結合して結合回路10Cを形成する結合通路11Cと、熱媒体が結合回路10Cを循環可能な結合循環状態と、熱媒体が第1温度調節回路10A及び第2温度調節回路10Bの少なくとも一方を循環可能な非結合循環状態とに、熱媒体の循環経路を切替可能な切替部40と、切替部40を制御する制御部と、を備え、制御部は、リザーブタンク13Bから熱媒体を注水し、リザーブタンク13Bからエア抜きするときに、循環経路の切り替えを行う熱媒体注水時循環経路切替モードを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、温調装置及び車両に関するものである。
従来、例えば、ラジエータと、一端が前記ラジエータの冷却水出口部に接続され、他端がウォータポンプに接続され、前記ラジエータからウォータポンプへ冷却水を導くラジエータ出口側配管と、該ラジエータ出口側配管の途中部から分岐して上方に向けて延びる分岐管と、該分岐管に接続され、この分岐管を介して前記ラジエータ出口側配管に常時連通している冷却水リザーブタンクと、を備えている車両用冷却装置が知られている(下記特許文献1参照)。
国際公開第2014/045771号
ところで、上記のような温調装置では、温度調節回路内に熱媒体を注水する作業が必要となる。温度調節回路内に規定量以上のエア(空気)が残留していると、温度調節回路内のポンプの性能や、熱交換部における熱媒体への熱伝搬性が悪化するため、エアを残留させることなく、熱媒体を注水する手法が求められている。一方で、近年の温度調節回路は、多数のバイパス流路を備えるなど複雑化しており、バイパス流路などにエアが残留してしまう虞があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、熱媒体の注水時にバイパス流路などにエアが残留することを抑制できる温調装置及び車両を提供することを目的の一つとする。
この発明に係る温調装置及び車両は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る温調装置は、第1発熱機器と、第2発熱機器と、前記第1発熱機器に熱媒体を供給する第1ポンプ、及び、前記熱媒体と熱交換可能な第1熱交換部を備える第1温度調節回路と、前記第2発熱機器に前記熱媒体を供給する第2ポンプ、前記熱媒体と熱交換可能な第2熱交換部、及び、前記熱媒体を注水するためのリザーブタンクと、を備える第2温度調節回路と、前記第1温度調節回路と前記第2温度調節回路とを結合して結合回路を形成する結合通路と、前記熱媒体が前記結合回路を循環可能な結合循環状態と、前記熱媒体が前記第1温度調節回路及び前記第2温度調節回路の少なくとも一方を循環可能な非結合循環状態とに、前記熱媒体の循環経路を切替可能な切替部と、前記切替部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記リザーブタンクから前記熱媒体を注水し、前記リザーブタンクからエア抜きするときに、前記循環経路の切り替えを行う熱媒体注水時循環経路切替モードを有する。
(2):上記(1)の態様では、前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記リザーブタンクに前記熱媒体を注水した後、前記結合循環状態で前記熱媒体を循環させる本流循環を行ってもよい。
(3):上記(2)の態様では、前記第1温度調節回路は、バイパス流路を備え、前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記本流循環の後、前記結合循環状態で前記結合回路の一部を前記バイパス流路に切り替えて前記熱媒体を循環させる支流循環を行ってもよい。
(4):上記(2)または(3)の態様では、前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記結合循環状態で前記熱媒体を循環させた後、前記循環経路を前記非結合循環状態に切り替えて前記熱媒体を循環させる第2の支流循環を行ってもよい。
(5):上記(4)の態様では、前記制御部は、前記第2の支流循環を行う際、前記第1温度調節回路と前記第2温度調節回路のそれぞれでパラレルに前記熱媒体を循環させてもよい。
(6):上記(5)の態様では、前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記非結合循環状態で前記熱媒体を循環させた後、前記循環経路を前記結合循環状態に切り替えて前記熱媒体を循環させる第2の本流循環を行ってもよい。
(7):この発明の一態様に係る車両は、上記(1)~(6)の態様の温調装置を備える。
上記(1)~(7)の態様によれば、熱媒体の注水時にバイパス流路などにエアが残留することを抑制できる。
一実施形態に係る温調装置の構成を示す回路図である。 一実施形態に係る温調装置の制御系を示すブロック図である。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの循環経路の切り替えを示す説明図である。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの循環経路の切り替えを示す説明図である。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの循環経路の切り替えを示す説明図である。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの循環経路の切り替えを示す説明図である。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの制御フローである。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの制御フローである。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの制御フローである。 一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードによる熱媒体の充填の経過を示すグラフである。 一実施形態に係る車両の概略構成を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る温調装置1の構成を示す回路図である。
温調装置1は、図示しない車両に搭載されている。当該車両は、例えば、駆動源として電動機のみを有する電気自動車、燃料電池車であってもよく、電動機及び内燃機関を有するハイブリッド自動車でもよい。
温調装置1は、図1に示すように、バッテリ11や電力変換装置13等の電装系の温度調節回路10と、空調系の温度調節回路(空調回路20)と、駆動系の温度調節回路30と、を備えている。
温度調節回路10は、第1発熱機器(バッテリ11、充電器12)を冷却する第1温度調節回路10Aと、第2発熱機器(電力変換装置13、車載インバータ14)を冷却する第2温度調節回路10Bと、第1温度調節回路10Aと第2温度調節回路10Bとを結合して結合回路10Cを形成する結合通路11Cと、を備えている。
バッテリ11は、車両の電装系、空調系、駆動系の少なくとも一つに電力を供給する。充電器12は、図示しない外部電源と電気的に接続されたときに、バッテリ11を充電する。電力変換装置13は、直流電力を交流電力に変換するとともに交流電力を直流電力に変換するインバータ、及び直流電圧を昇圧又は降圧するDC/DCコンバータの少なくとも一方を含む。車載インバータ14は、車両バッテリのDCを家庭用のACに変換する。
第1温度調節回路10Aは、第1ポンプ11Aと、第1熱交換部12Aと、を備えている。第1ポンプ11Aは、熱媒体を循環させ、バッテリ11及び充電器12に熱媒体を供給する。第1熱交換部12Aは、例えば、チラーであって、熱媒体と空調用熱媒体とで熱交換させる。熱媒体は、例えば、水、ラジエータ液、クーラン卜液等である。また、空調用熱媒体は、例えば、フロン、代替フロン等である。
第1温度調節回路10Aにおいて、第1ポンプ11Aより下流側且つ第1熱交換部12Aより上流側には、電磁開閉弁13A及び逆止弁14Aが設けられている。第1ポンプ11A、電磁開閉弁13A及び逆止弁14Aは、結合回路10Cを本流としたときに支流となる第1温度調節回路10Aのバイパス流路10aに設けられている。
第1温度調節回路10Aにおいて、第1熱交換部12Aより下流側且つバッテリ11より上流側には、電磁切換弁15Aが設けられている。電磁切換弁15Aには、バイパス流路10Dの一端が接続されている。バイパス流路10Dの他端は、第1温度調節回路10Aにおいて、電磁切換弁15Aより下流側且つバッテリ11より上流側に接続されている。バイパス流路10Dには、駆動系の温度調節回路30との間で熱交換する第3熱交換部11D(ヒータ)が設けられている。
第2温度調節回路10Bは、第2ポンプ11Bと、第2熱交換部12Bと、リザーブタンク13Bと、を備えている。第2ポンプ11Bは、熱媒体を循環させ、電力変換装置13及び車載インバータ14に熱媒体を供給する。第2熱交換部12Bは、例えば、ラジエータであって、熱媒体と外気とで熱交換させる。リザーブタンク13Bは、図示しない熱媒体の注水口とエア抜きの排気口が設けられ、温度調節回路10に熱媒体を注水する。
第2温度調節回路10Bにおいて、第2ポンプ11Bより下流側には、電磁切換弁14Bが設けられている。電磁切換弁14Bは、結合通路11Cと、結合回路10Cを本流としたときに支流となる第2温度調節回路10Bのバイパス流路10bとに、熱媒体の循環経路を切り替える。バイパス流路10bは、第2温度調節回路10Bにおいて、電力変換装置13より上流側に接続されている。
結合通路11Cは、第1温度調節回路10Aと第2温度調節回路10Bとを二カ所で結合している。結合通路11Cの一つは、電磁切換弁14Bと、第1温度調節回路10Aにおける逆止弁14Aより下流側且つ第1熱交換部12Aより上流側との間を結合している。結合通路11Cのもう一つは、第1温度調節回路10Aにおける充電器12より下流側且つ第1ポンプ11Aより上流側と、第2温度調節回路10Bにおける電磁切換弁14Bより下流側且つ電力変換装置13より上流側との間を結合している。
空調回路20は、空調装置2の一部を形成している。空調装置2は、内外気切替ドア21と、内外気切替ドア21を通過したエアを吸引し吹き出すブロアファン22と、ブロアファン22から吹き出されたエアを冷却するエバポレータ23と、エバポレータ23を通過したエアのヒーターコア25に向かう配風割合を調整するミックスドア24と、ミックスドア24より下流側に配置されエアを加熱するヒーターコア25と、ヒーターコア25より下流側に配置され、図示しない車両の複数のエア吹出口に対する配風割合を調整するロータリードア26と、を備えている。
空調回路20は、第1温度調節回路10Aの第1熱交換部12Aに接続された循環流路20Aと、空調装置2のエバポレータ23に接続されたバイパス流路20Bと、を備えている。循環流路20Aには、コンプレッサ21A、コンデンサ22A、及び電気式膨張弁23Aが設けられている。循環流路20Aは、電気式膨張弁23Aより下流側且つコンプレッサ21Aより上流側で、第1熱交換部12Aと接続されている。
バイパス流路20Bは、循環流路20Aにおいて、コンデンサ22Aより下流側且つ電気式膨張弁23Aより上流側と、第1熱交換部12Aより下流側且つコンプレッサ21Aより上流側との間を接続する。バイパス流路20Bにおけるエバポレータ23より上流側には、膨張弁22Bと電磁開閉弁21Bとが設けられている。
駆動系の温度調節回路30は、エンジン3及び第3熱交換部11Dに接続された循環流路30Aと、ヒーターコア25に接続されたバイパス流路30Bと、を備えている。循環流路30Aには、ポンプ31A、水加熱電気ヒーター32A、電磁開閉弁33A、及び電磁切換弁34Aが設けられている。循環流路30Aは、水加熱電気ヒーター32Aより下流側且つ電磁開閉弁33Aより上流側で、第3熱交換部11Dと接続されている。
バイパス流路30Bは、循環流路30Aにおいて、水加熱電気ヒーター32Aより下流側且つ第3熱交換部11Dより上流側と、電磁開閉弁33Aより下流側且つエンジン3より上流側との間を接続する。また、電磁切換弁34Aには、バイパス流路30Cの一端が接続されている。バイパス流路30Cの他端は、循環流路30Aにおいて、循環流路30Aにおけるバイパス流路30Bの接続位置より下流側且つエンジン3より上流側に接続されている。
次に、図2を参照して、上記構成の温調装置1の制御系について説明する。
図2は、一実施形態に係る温調装置1の制御系を示すブロック図である。
図2に示すように、温調装置1は、第1ポンプ11Aと、第2ポンプ11Bと、電磁開閉弁13A、電磁切換弁14B,15Aを含む切替部40と、これら第1ポンプ11A、第2ポンプ11B、及び切替部40を制御する制御部50と、を備えている。
切替部40は、温度調節回路10において、熱媒体が結合回路10Cを循環可能な結合循環状態と、熱媒体が第1温度調節回路10A及び第2温度調節回路10Bの少なくとも一方を循環可能な非結合循環状態とに、熱媒体の循環経路を切り替える。
制御部50は、複数の冷却モードからいずれか一つの冷却モードを選択することができる。複数の冷却モードには、シリーズ冷却モードと、セパレート冷却モードと、パラレル冷却モードと、が含まれる。
シリーズ冷却モードは、結合循環状態において、第2熱交換部12Bを熱交換可能な状態(ON状態)とすると共に、第1熱交換部12Aを熱交換不能な状態(OFF状態)として、結合回路10Cに熱媒体を循環させる。具体的に、シリーズ冷却モードは、図1に示す電磁開閉弁13AをOFFにし、バイパス流路10aを遮断すると共に、電磁切換弁14BをONにし、接続経路をバイパス流路10bから結合通路11Cに切り替える。
このシリーズ冷却モードは、第1ポンプ11A、第1熱交換部12Aの動作を停止させ、第2ポンプ11Bの駆動によって、結合回路10Cに熱媒体を循環させる。これにより、第2ポンプ11Bから吐出される熱媒体が、結合回路10Cにおいて、バッテリ11、充電器12、電力変換装置13、車載インバータ14、第2熱交換部12Bの順番で循環する。これにより、バッテリ11、充電器12、電力変換装置13、及び車載インバータ14が冷却される。
セパレート冷却モードは、非結合循環状態において、第2熱交換部12Bを熱交換可能な状態(ON状態)とすると共に、第1熱交換部12Aを熱交換不能な状態(OFF状態)として、第2温度調節回路10Bに熱媒体を循環させる。具体的に、セパレート冷却モードは、電磁切換弁14BをOFFにし、接続経路を結合通路11Cからバイパス流路10bに切り替える。
このセパレート冷却モードは、第2ポンプ11Bの駆動によって、第2温度調節回路10Bに熱媒体を循環させる。これにより、第2ポンプ11Bから吐出される熱媒体が、第2温度調節回路10Bにおいて、電力変換装置13、車載インバータ14、第2熱交換部12Bの順番で循環する。これにより、電力変換装置13及び車載インバータ14が冷却される。なお、セパレート冷却モードにおいて、電磁開閉弁13AをONにし、バイパス流路10aを開放すると共に、第1ポンプ11Aの駆動によって、第1温度調節回路10Aにおいても熱媒体を循環させても構わない。
パラレル冷却モードは、非結合循環状態において、第2熱交換部12Bを熱交換可能な状態(ON状態)とすると共に、第1熱交換部12Aを熱交換可能な状態(ON状態)として、第2温度調節回路10Bと第1温度調節回路10Aのそれぞれで熱媒体を循環させる。具体的に、パラレル冷却モードは、図1に示す電磁開閉弁13AをONにし、バイパス流路10aを開放すると共に、電磁切換弁14BをOFFにし、接続経路を結合通路11Cからバイパス流路10bに切り替える。
このパラレル冷却モードは、第1ポンプ11A、第1熱交換部12Aの駆動によって、第1温度調節回路10Aに熱媒体を循環させる。これにより、第1ポンプ11Aから吐出される熱媒体が、第1温度調節回路10Aにおいて、第1熱交換部12A、バッテリ11、充電器12の順で循環する。また、このパラレル冷却モードは、第2ポンプ11Bの駆動によって、第2温度調節回路10Bに熱媒体を循環させる。これにより、第2ポンプ11Bから吐出される熱媒体が、第2温度調節回路10Bにおいて、電力変換装置13、車載インバータ14、第2熱交換部12Bの順番で循環する。このため、バッテリ11及び充電器12と、電力変換装置13及び車載インバータ14とがパラレルに冷却される。
なお、電磁切換弁15AをONにし、バイパス流路10Dに熱媒体を流せば、第3熱交換部11Dによって、熱媒体の加熱も可能となる。これにより、バッテリ11が車両からの出力要求を満足できなくなる低温状態となることを防止できる。
制御部50は、上記複数の冷却モードを応用した熱媒体注水時循環経路切替モードを有する。熱媒体注水時循環経路切替モードは、リザーブタンク13Bから熱媒体を注水し、リザーブタンク13Bからエア抜きするときに、上記複数の冷却モードのように循環経路の切り替えを行う。なお、熱媒体注水時循環経路切替モードにおいては、上記複数の冷却モードのように第1熱交換部12A及び第2熱交換部12BのON/OFF状態は考える必要はない。
図3~図6は、一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの循環経路の切り替えを示す説明図である。なお、図3~図6において、ドットパターンを付した領域は、エアの残留箇所を示している。図7~図9は、一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードの制御フローである。図10は、一実施形態に係る熱媒体注水時循環経路切替モードによる熱媒体の充填の経過を示すグラフである。
なお、以下説明する熱媒体の注水作業は、図示しない故障診断システムと車両とを接続し、注水モードを選択することでスタートしてもよい。また、車両側でメンテナンス時の熱媒体排水を判別して、イグニッションONとともにリザーブタンク13Bに熱媒体を注水するウォータポンプの駆動を行ってもよい。
図7に示すように、熱媒体の注水作業をスタートする場合、先ず、リザーブタンク13Bに熱媒体を充填し(ステップS1)、シリーズAモードを開始する(ステップS2)。シリーズAモードは、上記シリーズ冷却モードでの循環経路の切り替えを応用したものであり、電磁開閉弁13AをOFFにし、バイパス流路10aを遮断すると共に、電磁切換弁14BをONにし、接続経路をバイパス流路10bから結合通路11Cに切り替え、さらに、電磁切換弁15AをOFFにし、バイパス流路10Dを遮断する。
次に、第2ポンプ11Bを駆動させ(ステップS3)、所定時間、結合回路10Cに熱媒体を循環させる(ステップS4)。これにより、図3に示す破線矢印で示すように、リザーブタンク13Bに充填された熱媒体が、結合回路10Cを循環する。そうすると、結合回路10C内のエアが、リザーブタンク13Bに回収され、エア抜きされる。このシリーズAモードによる熱媒体の循環は、結合循環状態で熱媒体を循環させる本流循環とも言う。
シリーズAモードが終了したら、リザーブタンク13Bに対する熱媒体の補充が必要か否か判断する(ステップS5)。熱媒体の補充が必要な場合(ステップS5がYESの場合)、リザーブタンク13Bの所定メモリまで熱媒体を補充する(ステップS6)。一方、熱媒体の補充が不要な場合(ステップS5がNOの場合)、シリーズBモードを開始する(ステップS7)。
シリーズBモードは、上記シリーズAモードに、バイパス流路10Dとの接続を追加したものであり、電磁開閉弁13AをOFFにし、バイパス流路10aを遮断すると共に、電磁切換弁14BをONにし、接続経路をバイパス流路10bから結合通路11Cに切り替え、さらに、電磁切換弁15AをONにし、結合回路10Cをバイパス流路10Dと接続する。
次に、第2ポンプ11Bを駆動させ(ステップS38)、所定時間、結合回路10Cに熱媒体を循環させる(ステップS9)。ステップS9の所定時間は、ステップS4の所定時間より短くてもよい。これにより、図4に示す破線矢印で示すように、リザーブタンク13Bに充填された熱媒体が、結合回路10C及びバイパス流路10Dを循環する。そうすると、バイパス流路10Dに残留していたエアが、リザーブタンク13Bに回収され、エア抜きされる。このシリーズBモードによる熱媒体の循環は、結合循環状態で熱媒体を循環させる支流循環とも言う。
シリーズBモードが終了したら、図8に示すように、リザーブタンク13Bに対する熱媒体の補充が必要か否か判断する(ステップS10)。熱媒体の補充が必要な場合(ステップS10がYESの場合)、リザーブタンク13Bの所定メモリまで熱媒体を補充する(ステップS11)。一方、熱媒体の補充が不要な場合(ステップS10がNOの場合)、セパレートモードを開始する(ステップS12)。
セパレートモードは、上記セパレート冷却モード及びパラレル冷却モードでの循環経路の切り替えを応用したものであり、電磁切換弁14BをOFFにし、接続経路を結合通路11Cからバイパス流路10bに切り替えると共に、電磁切換弁15AをOFFにし、第1温度調節回路10Aのバイパス流路10Dを遮断する。さらに、電磁開閉弁13AをONにし、バイパス流路10aを開放する(ステップS13)。
次に、第1ポンプ11A及び第2ポンプ11Bを駆動させ(ステップS14)、所定時間、第1温度調節回路10A及び第2温度調節回路10Bに熱媒体を循環させる(ステップS15)。これにより、図5に示す破線矢印で示すように、リザーブタンク13Bに充填された熱媒体が、第1温度調節回路10Aと第2温度調節回路10Bのそれぞれでパラレルに循環する。そうすると、バイパス流路10a,10bに残留していたエアが、温度調節回路10の本流に排出される。このセパレートモードによる熱媒体の循環は、循環経路を非結合循環状態に切り替えて熱媒体を循環させる第2の支流循環とも言う。
セパレートモードが終了したら、リザーブタンク13Bに対する熱媒体の補充が必要か否か判断する(ステップS16)。熱媒体の補充が必要な場合(ステップS16がYESの場合)、リザーブタンク13Bの所定メモリまで熱媒体を補充する(ステップS17)。一方、熱媒体の補充が不要な場合(ステップS16がNOの場合)、第1ポンプ11AをOFF及び電磁開閉弁13AをOFFにし(ステップS18)、再びシリーズAモードを開始する(ステップS19)。
シリーズAモードは、電磁切換弁14BをONにし、接続経路をバイパス流路10bから結合通路11Cに切り替え、さらに、電磁切換弁15AをOFFにし、バイパス流路10Dを遮断する。次に、第2ポンプ11Bを駆動させ(ステップS20)、図9に示すように、所定時間、結合回路10Cに熱媒体を循環させる(ステップS21)。これにより、図6に示す破線矢印で示すように、温度調節回路10の本流に排出されたバイパス流路10a,10bに残留していたエアが、リザーブタンク13Bに回収され、エア抜きされる。このシリーズAモードによる熱媒体の循環は、非結合循環状態で熱媒体を循環させた後、循環経路を結合循環状態に切り替えて熱媒体を循環させる第2の本流循環とも言う。
シリーズAモードが終了したら、リザーブタンク13Bに対する熱媒体の補充が必要か否か判断する(ステップS22)。熱媒体の補充が必要な場合(ステップS22がYESの場合)、リザーブタンク13Bの所定メモリまで熱媒体を補充する(ステップS23)。一方、熱媒体の補充が不要な場合(ステップS23がNOの場合)、熱媒体の注水作業が終了する。
このように、上述した本実施形態に係る温調装置1によれば、第1発熱機器(バッテリ11、充電器12)と、第2発熱機器(電力変換装置13、車載インバータ14)と、第1発熱機器に熱媒体を供給する第1ポンプ11A、及び、熱媒体と熱交換可能な第1熱交換部12Aを備える第1温度調節回路10Aと、第2発熱機器に熱媒体を供給する第2ポンプ11B、熱媒体と熱交換可能な第2熱交換部12B、及び、熱媒体を注水するためのリザーブタンク13Bと、を備える第2温度調節回路10Bと、第1温度調節回路10Aと第2温度調節回路10Bとを結合して結合回路10Cを形成する結合通路11Cと、熱媒体が結合回路10Cを循環可能な結合循環状態と、熱媒体が第1温度調節回路10A及び第2温度調節回路10Bの少なくとも一方を循環可能な非結合循環状態とに、熱媒体の循環経路を切替可能な切替部40と、切替部40を制御する制御部50と、を備え、制御部50は、リザーブタンク13Bから熱媒体を注水し、リザーブタンク13Bからエア抜きするときに、循環経路の切り替えを行う熱媒体注水時循環経路切替モードを有する、という構成を採用することによって、熱媒体の注水時にバイパス流路10D,10a,10bなどにエアが残留することを抑制できる。
また、本実施形態では、制御部50は、熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、リザーブタンク13Bに熱媒体を注水した後、結合循環状態で熱媒体を循環させる本流循環(図3に示すシリーズAモード)を行う。この構成によれば、エア回収量が多いシリーズAモードを一番目に行うことで、図10に示すように、後の各種モードのエア抜き時間を短くし、作業者が熱媒体の注水作業に立ち会う時間を短くすることができる。なお、シリーズAモードの前には、図10に示すように、各種モードで第1ポンプ11Aや第2ポンプ11Bが過回転動作しないように、各ポンプ部分を熱媒体の重力注水で満たすとよい。
また、本実施形態では、第1温度調節回路10Aは、バイパス流路10Dを備え、制御部50は、熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、本流循環の後、結合循環状態で結合回路10Cの一部をバイパス流路10Dに切り替えて熱媒体を循環させる支流循環(図4に示すシリーズBモード)を行う。この構成によれば、バイパス流路10D(支流)のエアを、結合回路10C(本流)に押し出して回収することができる。
また、本実施形態では、制御部50は、熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、結合循環状態で熱媒体を循環させた後、循環経路を非結合循環状態に切り替えて熱媒体を循環させる第2の支流循環(図4に示すセパレートモード)を行う。この構成によれば、バイパス流路10a(支流)及びバイパス流路10b(支流)の少なくとも一方のエアを、結合回路10C(本流)に押し出すことができる。
また、本実施形態では、制御部50は、第2の支流循環を行う際、第1温度調節回路10Aと第2温度調節回路10Bのそれぞれでパラレルに熱媒体を循環させる。この構成によれば、バイパス流路10a(支流)及びバイパス流路10b(支流)の両方のエアを、結合回路10C(本流)に押し出すことができる。
また、本実施形態では、制御部50は、熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、非結合循環状態で熱媒体を循環させた後、循環経路を結合循環状態に切り替えて熱媒体を循環させる第2の本流循環(図6に示すシリーズAモード)を行う。この構成によれば、結合回路10C(本流)に押し出したバイパス流路10a(支流)及びバイパス流路10b(支流)のエアを、リザーブタンク13Bに回収しエア抜きすることができる。
図11は、一実施形態に係る車両100の概略構成を示す斜視図である。
車両100の車体101には、車室102の床下部分にバッテリ11を収容するバッテリケース103が搭載されている。車両100の前部には、モータルーム104が設けられている。モータルーム104内には、モータ105、電力変換装置13、分岐ユニット106、充電器12等が設けられている。
モータ105の回転駆動力は、シャフ卜107に伝達される。シャフ卜107の両端部には、車両100の前輪108が接続されている。電力変換装置13は、モータ105の上側に配置されてモータ105のケースに直接、締結固定されている。電力変換装置13は、電源ケーブル111でバッテリケース103のコネクタに電気的に接続されている。また、電力変換装置13は、例えば三相パスバーによりモータ105に電気的に接続されている。電力変換装置13は、バッテリ11から供給される電力によりモータ105を駆動制御する。
分岐ユニット106および充電器12は、左右に並列して配置されている。分岐ユニット106および充電器12は、電力変換装置13の上方に配置されている。分岐ユニット106および充電器12は、電力変換装置13と離間した状態で配置されている。分岐ユニット106とバッテリケース103とは、両端にコネクタを有するケーブル110により電気的に接続されている。
分岐ユニット106は、充電器12に電気的に接続されている。充電器12は、家庭用電源等の一般的な外部電源に接続して、バッテリ11に対して充電を行う。充電器12と分岐ユニット106とは、両端にコネクタを有する不図示のケーブルにより電気的に接続されている。
このような車両100が、上述した温調装置1を備えることで、熱媒体の注水時にバイパス流路10D,10a,10bなどにエアが残留することを抑制できる。このため、温度調節回路10内の第1ポンプ11A,第2ポンプ11Bの性能や、第1熱交換部12A,第2熱交換部12Bにおける熱媒体への熱伝搬性の悪化を抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施形態を記載し説明してきたが、これらは本発明の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、およびその他の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本発明は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
1 温調装置
2 空調装置
10A 第1温度調節回路
10B 第2温度調節回路
10C 結合回路
10D バイパス流路
11 バッテリ
11A 第1ポンプ
11B 第2ポンプ
11C 結合通路
12 充電器
12A 第1熱交換部
12B 第2熱交換部
13 電力変換装置
13B リザーブタンク
14 車載インバータ
20 空調回路
40 切替部
50 制御部
100 車両

Claims (7)

  1. 第1発熱機器と、
    第2発熱機器と、
    前記第1発熱機器に熱媒体を供給する第1ポンプ、及び、前記熱媒体と熱交換可能な第1熱交換部を備える第1温度調節回路と、
    前記第2発熱機器に前記熱媒体を供給する第2ポンプ、前記熱媒体と熱交換可能な第2熱交換部、及び、前記熱媒体を注水するためのリザーブタンクと、を備える第2温度調節回路と、
    前記第1温度調節回路と前記第2温度調節回路とを結合して結合回路を形成する結合通路と、
    前記熱媒体が前記結合回路を循環可能な結合循環状態と、前記熱媒体が前記第1温度調節回路及び前記第2温度調節回路の少なくとも一方を循環可能な非結合循環状態とに、前記熱媒体の循環経路を切替可能な切替部と、
    前記切替部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記リザーブタンクから前記熱媒体を注水し、前記リザーブタンクからエア抜きするときに、前記循環経路の切り替えを行う熱媒体注水時循環経路切替モードを有する、ことを特徴とする温調装置。
  2. 前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記リザーブタンクに前記熱媒体を注水した後、前記結合循環状態で前記熱媒体を循環させる本流循環を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の温調装置。
  3. 前記第1温度調節回路は、バイパス流路を備え、
    前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記本流循環の後、前記結合循環状態で前記結合回路の一部を前記バイパス流路に切り替えて前記熱媒体を循環させる支流循環を行う、ことを特徴とする請求項2に記載の温調装置。
  4. 前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記結合循環状態で前記熱媒体を循環させた後、前記循環経路を前記非結合循環状態に切り替えて前記熱媒体を循環させる第2の支流循環を行う、ことを特徴とする請求項2または3に記載の温調装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の支流循環を行う際、前記第1温度調節回路と前記第2温度調節回路のそれぞれでパラレルに前記熱媒体を循環させる、ことを特徴とする請求項4に記載の温調装置。
  6. 前記制御部は、前記熱媒体注水時循環経路切替モードにおいて、前記非結合循環状態で前記熱媒体を循環させた後、前記循環経路を前記結合循環状態に切り替えて前記熱媒体を循環させる第2の本流循環を行う、ことを特徴とする請求項5に記載の温調装置。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の温調装置を備える、ことを特徴とする車両。
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