JP2022047715A - 鋼材の重ね合せ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】重ね合せ装置1の制御装置40は、スキッド21が下位置L1から上位置U1に変位すると、鋼材2のフランジ後部FBが載置面21aより後方側へ食み出した状態で載置面21aに鋼材2が載置される位置である重ね合せ位置P2に、鋼材2を搬送して位置させる制御と、スキッド21が上位置U1に変位して、重ね合せ位置P2に位置していた鋼材2が、フランジ後部FBを後方側へ食み出した状態で載置面21aに載置されている状態で、当該フランジ後部FBの下方となる位置である整列位置P1に、当該鋼材2の直後に搬送される後の鋼材2を搬送して位置させる制御と、を実行する。
【選択図】図7
Description
この構成によれば、前後の鋼材をフランジの一部同士を重ねた状態で搬送面上に容易に集積させることができる。また、この構成によれば、第1動作から第3動作までを繰り返す回数を変更することで、鋼材を重ね合わせる本数を容易に変更することができる。
この構成によれば、整列位置に位置する鋼材をスキッドに当接させて位置決めすることによって、重ね合わせる鋼材が互いに平行となるように、鋼材を精度よく整列させることができる。
この構成によれば、後の鋼材が整列位置に位置する状態でスキッドを下降させるときに、後の鋼材がスキッドとの接触により整列位置からずれることを防止できる。これにより、重ね合わせる鋼材が互いに平行となるように、鋼材をより一層精度よく整列させることができる。
この構成によれば、重ね合せ動作が行われている鋼材より後方側の鋼材を、搬送装置の搬送面から退避させることができる。これにより、鋼材が搬送装置によって擦られて傷つくことを防止できる。
図1および図2に示す重ね合せ装置1は、本発明に係る鋼材の重ね合せ装置の一実施形態であり、所定長さ(例えば12m程度)に切り出された鋼材2を搬送する搬送装置10と、搬送装置10により搬送される複数の鋼材2を所望の姿勢に整える整列装置20と、整列装置20より後方側で鋼材2を搬送装置10の搬送面から退避させる退避装置30とを備えている。搬送装置10、整列装置20および退避装置30は、重ね合せ装置1の骨格を構成する本体フレーム3上に配置されている。重ね合せ装置1は、束ねるのに適した所望の姿勢に複数の鋼材2を整える用途に用いられ、例えば、鋼材2の製造工程における出荷直前の工程に設置される。
図1に示すように、重ね合せ装置1で重ね合せる対象とされる鋼材2は「フランジ付き鋼材」である。ここでいう「フランジ付き鋼材」とは、フランジFとウェブWを備えた鋼材2であり、ウェブWの一端のみにフランジFが設けられている。なお、「フランジ付き鋼材」には、レール鋼、CT型鋼、T型鋼等が含まれ、レール鋼には鉄道用レール鋼やエレベータガイド用レール鋼が含まれる。なお、図1に示す鋼材2のフランジFのうち、ウェブWより一方側(後で説明する搬送方向の前方側)へ突き出た部位をフランジ前部FAと称し、ウェブWより他方側(後で説明する搬送方向の後方側)へ突き出た部位をフランジ後部FBと称する。そして、フランジ前部FAおよびフランジ後部FBにおける最大厚みを、フランジFの厚みDと定義する。フランジ前部FAおよびフランジ後部FBは、ウェブWとの境界位置において最大厚みを有している。このため、鋼材2では、フランジ前部FAおよびフランジ後部FBのウェブWとの境界位置における厚みが、フランジFの厚みDとなっている。
搬送装置10は、後で説明するチェーンコンベア11を備えており、鋼材2を水平方向に順次搬送する。搬送装置10によって搬送される鋼材2の長手方向に直交する方向が当該鋼材2の搬送方向となっている。なお、以下の説明において、鋼材2の搬送方向を前後方向と定義し、搬送装置10によって搬送される鋼材2の長手方向を幅方向と定義し、前後方向および幅方向に直交する方向を上下方向と定義する。また、鋼材2の搬送方向下流側を前方側(図1、図2に示す矢印Aの向き)と定義し、その反対方向を後方側と定義する。
図1、図2および図4に示すように、整列装置20は、搬送装置10によって前方側に搬送される鋼材2を、搬送途中で整列させる装置であり、スキッド21と、リンク機構22と、駆動装置23とを備えている。ここでいう「整列させる」動作には、鋼材2を前後方向に直交する姿勢に整える動作と、フランジFを重ねて複数の鋼材2を集積させる動作とが含まれる。
図1、図2および図5に示すように、退避装置30は、搬送装置10により搬送される鋼材2を、搬送面10aより上方(即ち、チェーンコンベア11と接触しない位置)へ退避させるための装置であり、分離レバー31とアクチュエータ32とを備えている。退避装置30は、整列位置P1よりも後方側に配置されている。
制御装置40は、少なくとも搬送装置10と整列装置20と退避装置30の動作を制御する装置であり、コンピュータ装置により構成されている。制御装置40は、図3に示すように、搬送装置10と、整列装置20と、退避装置30と、第1センサ50に接続されている。具体的には、制御装置40は、搬送装置10の駆動モータ17と、整列装置20のアクチュエータ23aと、退避装置30のアクチュエータ32に接続されている。そして、制御装置40は、第1センサ50の検知結果に基づくタイミングにより、搬送装置10、整列装置20および退避装置30の動作を制御する。
図1に示すように、第1センサ50は、整列位置P1において、搬送面10aの下方に配置されており、搬送装置10により前方側に搬送される鋼材2の前端が、整列位置P1に到達したことを検知する。また、第1センサ50は、基準位置から鋼材2までの距離を計測することで、整列位置P1に位置する鋼材2が搬送装置10の搬送面10aに位置するか、搬送面10aから上方に離間した位置に位置するか、をさらに検出する。第1センサ50としては、所定位置に鋼材2が存在することを非接触で検出できるセンサを採用することが好ましく、本実施形態では、赤外線センサを採用している。なお、第1センサ50としては、例えば、超音波センサ等のその他の非接触型センサを採用してもよく、あるいは、接触型のセンサ(例えばリミットスイッチ等)を採用してもよい。
図1に示す重ね合せ装置1には、当該重ね合せ装置1の上流側に配置された図示しない装置(例えば、鋼材2の切り出し装置)から鋼材2が供給される。そして、重ね合せ装置1では、搬送装置10に鋼材2が供給され、第2センサ51が鋼材2を検知したときに、制御装置40が、以下の重ね合せ動作の制御を開始する。
図7に示すように、重ね合せ装置1では、(STEP-06)と(STEP-11)において、制御装置40が退避装置30を作動させて、上端面31eを作動位置U2に位置させる。
21:スキッド 21a:載置面 21b:当接面 22:リンク機構
23:駆動装置 30:退避装置 31:分離レバー 31e:上端面
40:制御装置 50:センサ P1:整列位置 P2:重ね合せ位置
U1:上位置 L1:下位置 U2:作動位置 L2:非作動位置
F:フランジ FA:フランジ後部 W:ウェブ
Claims (5)
- ウェブの一端のみにフランジが形成された鋼材を、前記フランジを下にしてかつ当該フランジの一部同士を重ねた状態で集積する重ね合せ装置であって、
前記鋼材の長手方向に直交する方向を搬送方向として、搬送面に前記フランジを下にして前記鋼材を載置して、前記搬送面に沿って前記搬送方向の後方側から前方側へ複数の前記鋼材を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置の前後途中に配置され、前記鋼材を載置可能な載置面を有するスキッドを備え、前記載置面が前記搬送面以下となる下位置と、前記載置面が前記フランジの厚みより大きい距離で前記搬送面から上方に離間した上位置と、の間で前記スキッドを変位させる整列装置と、
前記搬送装置と前記整列装置を動作させて前記鋼材を重ねる制御を行う制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記スキッドが前記下位置から前記上位置に変位すると、前記鋼材のフランジ後部が前記載置面より後方側へ食み出した状態で当該載置面に当該鋼材が載置される位置である重ね合せ位置に、前記鋼材を搬送して位置させる制御と、
前記スキッドが前記上位置に変位して、前記重ね合せ位置に位置していた前記鋼材が、前記フランジ後部を後方側へ食み出した状態で前記載置面に載置されている状態で、当該フランジ後部の下方となる位置である整列位置に、当該鋼材の直後に搬送される後の前記鋼材を搬送して位置させる制御と、
を実行する、鋼材の重ね合せ装置。 - 前記制御装置は、
前記スキッドが前記下位置にある状態で、前記搬送装置によって、前記鋼材を前記重ね合せ位置に搬送する第1動作と、
前記鋼材が前記重ね合せ位置にある状態で、前記整列装置によって、前記スキッドを前記上位置に変位させる第2動作と、
前記スキッドが前記上位置にある状態で、前記搬送装置によって、前記後の鋼材を前記整列位置に搬送した後、前記整列装置によって、前記スキッドを前記下位置に変位させる第3動作と、
を順次繰り返して実行する、請求項1に記載の鋼材の重ね合せ装置。 - 前記スキッドは、
前記整列位置に位置する前記鋼材に当接する当接面を備える、請求項1または請求項2に記載の鋼材の重ね合せ装置。 - 前記当接面が、
前記搬送方向の後方側に向かって下がる傾斜面である、請求項3に記載の鋼材の重ね合せ装置。 - 前記搬送装置の前後途中における前記整列位置より後方側に配置され、前記鋼材を載置可能な上端面を有する分離レバーを備え、側面視において前記上端面が前記搬送面から連続して前記搬送方向における前方側に向かって上がる傾斜面を構成する作動位置と、前記上端面が前記搬送面以下の位置に配置される非作動位置と、に前記分離レバーを回動可能な退避装置をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の鋼材の重ね合せ装置。
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