JP2022047548A - 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自由視点データの再生編集作業を、容易に行う。【解決手段】複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報が生成される。本技術は、例えば、自由視点データの再生や編集等に適用することができる。【選択図】図14

Description

本技術は、画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラムに関し、特に、例えば、自由視点データの再生編集作業を、容易に行うことができるようにする画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラムに関する。
複数の時刻に撮影された被写体(像)が映るストロボ画像を生成する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。ストロボ画像には、複数の時刻の被写体が映るので、被写体の動きや軌跡を、容易に把握することができる。
特開2007-259477号公報
近年、仮想視点から3次元空間を見たときの見え方が再現された自由視点画像を生成することができる自由視点データついて、再生や編集に関する再生編集作業を、容易に行うことの要請が高まっている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、自由視点データの再生編集作業を、容易に行うことができるようにするものである。
本技術の画像処理装置、又は、プログラムは、複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成する再生制御部を備える画像処理装置、又は、そのような画像処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本技術の画像処理方法は、複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成することを含む画像処理方法である。
本技術の画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラムにおいては、複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報が生成される。
なお、画像処理装置や表示装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
また、プログラムは、伝送媒体を介して伝送することにより、又は、記録媒体に記録して、提供することができる。
本技術を適用した画像処理システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 コンテンツサーバ12の構成例を示すブロック図である。 再生編集装置13の構成例を示すブロック図である。 コンテンツサーバ12が行う処理の例を説明するフローチャートである。 再生編集装置13が行う処理の例を説明するフローチャートである。 不自然な3Dストロボ画像の例を示す図である。 自然な3Dストロボ画像の例を示す図である。 ストロボ区間の視点画像のフレームの例を示す図である。 ストロボ区間としての時刻t1ないしt9のフレームを用いたストロボモデルの生成の例を示す図である。 仮想カメラによるストロボモデルの撮影により生成される3Dストロボ画像の表示の例を示す図である。 自由視点データについて、所定のシーン(フレーム)をサーチするときのユーザの操作の例を説明する図である。 自由視点データの動画コンテンツの例を説明する図である。 自由視点データの動画コンテンツを用いて生成されるストロボモデルの例を示す図である。 3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第1の例を説明する図である。 3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第2の例を説明する図である。 3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第3の例を説明する図である。 3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第4の例を説明する図である。 撮影シナリオの例を示す図である。 処理jumpの例を説明する図である。 処理linkを割り当てる再生編集作業の例を説明する図である。 エフェクト処理を割り当てる再生編集作業の例を説明する図である。 本技術を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
<本技術を適用した画像処理システムの一実施の形態>
図1は、本技術を適用した画像処理システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1の画像処理システムでは、実写の画像から生成された自由視点データを用いて、所定の視点から3次元空間の被写体であるオブジェクトを見たときに見える画像、すなわち、所定の視点からオブジェクトを見たときの視線方向に垂直な投影面に、自由視点データにより表現される3次元空間内のビューイングボリュームを投影して得られる2D画像が生成されて表示される。この2D画像は、視点を自由に決めて生成することができるので、自由視点画像と呼ぶことができる。自由視点画像の生成にあたって必要となる視点(視線方向を含む)は、ユーザの実際の視点に関係なく仮想的に設定することができるので、かかる視点を、仮想視点ともいう。
自由視点データの動画コンテンツは、2D画像の動画コンテンツと同様に、時間方向の自由度を有する他に、仮想視点、すなわち、自由視点データ(によって表現される3次元空間)を撮影する仮想カメラの撮影位置及び撮影姿勢(撮影方向)の自由度を有する。仮想カメラの撮影位置は、例えば、ワールド座標系としてのxyz座標系の座標等で表すことができ、仮想カメラの撮影姿勢は、ワールド座標系の各軸回りの回転角等で表すことができる。仮想カメラの撮影位置については、x軸、y軸、及び、z軸の方向への移動が可能であり、仮想カメラの撮影姿勢については、x軸、y軸、及び、z軸回りの回転が可能であるから、仮想カメラの撮影位置及び撮影姿勢には、6DoF(Degree of Freedom)の自由度がある。したがって、自由視点データについては、時間方向の1の自由度と、仮想カメラの撮影位置及び撮影姿勢(仮想視点)の6の自由度との、合計で7の自由度がある。ここで、仮想視点に対する投影面に、自由視点データ(により表現される3次元空間内のビューイングボリューム)を投影することにより生成される自由視点画像としては、あたかも、仮想視点から、仮想的なカメラで、自由視点データの撮影を行ったかのような2D画像を得ることができる。したがって、仮想視点に対する投影面に、自由視点データを投影することは、仮想視点から、仮想的なカメラで、自由視点データを撮影することに相当する、ということができる。すなわち、仮想視点に対する投影面に、自由視点データを投影して、自由視点画像を生成することは、仮想視点に配置された仮想的なカメラで、自由視点データを撮影することに例えることができる。そこで、本実施の形態では、自由視点画像の生成を、仮想的なカメラでの自由視点データの撮影に例えて、適宜、説明を行う。また、自由視点データを撮影する仮想的なカメラを、仮想カメラともいう。
図1の画像処理システムは、撮影装置11、コンテンツサーバ12、及び、再生編集装置13を有する。
撮影装置11は、少なくとも複数のカメラで構成され、複数の視点から、オブジェクトの撮影を行う。例えば、撮影装置11を構成する複数のカメラは、オブジェクトを囲むように配置され、各カメラは、そのカメラが配置された位置としての視点から、オブジェクトを撮影する。各カメラにより、そのカメラの位置から撮影された2D(Dimensional)画像、すなわち、複数の視点から撮影された2D画像である複数の視点の視点画像(の動画)は、フレーム単位で、撮影装置11からコンテンツサーバ12に供給される。
ここで、撮影装置11には、複数のカメラの他、複数の測距装置を設けることができる。測距装置は、カメラと同一の位置(視点)に配置することもできるし、カメラと異なる位置に配置することもできる。測距装置は、その測距装置が配置された位置(視点)から、オブジェクトまでの距離を測定し、その距離に関する情報であるデプスを画素値とする2D画像であるデプス画像を生成する。デプス画像は、撮影装置11からコンテンツサーバ12に供給される。
なお、撮影装置11に、測距装置が設けられていない場合には、複数の視点の視点画像のうちの2視点の視点画像を用いて、三角測量の原理により、オブジェクトまでの距離を測定し、デプス画像を生成することができる。
コンテンツサーバ12は、例えば、webサーバやクラウド上のサーバである。コンテンツサーバ12は、例えば、撮影装置11から供給される複数の視点の視点画像等を用いて、自由視点データの動画コンテンツを生成する。さらに、コンテンツサーバ12は、自由視点データを用いて、撮影装置11で撮影された3次元空間(の3Dモデル)に、視点画像の複数のフレーム(時刻)の同一のオブジェクト(被写体)の3Dモデルが配置されたストロボモデルを生成する。コンテンツサーバ12は、再生編集装置13からの要求に応じて、自由視点データの動画コンテンツや、ストロボモデルを、再生編集装置13に送信する。
再生編集装置13は、例えば、PC(Personal Computer)や、TV(テレビジョン受像機)、スマートフォン等の携帯端末等のクライアントである。再生編集装置13は、コンテンツサーバ12に対して、自由視点データの動画コンテンツや、ストロボモデルを要求して取得する。また、再生編集装置13は、ストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対するユーザの操作に応じて、自由視点データの動画コンテンツの再生を制御する再生制御情報を生成する。そして、再生編集装置13は、再生制御情報に応じて、自由視点データの動画コンテンツの再生や編集を行う。
なお、コンテンツサーバ12及び再生編集装置13は、図1に示したように、それぞれを別個の装置として構成することもできるし、全体を1個の装置(例えば、PC(Personal Computer)等)として構成することもできる。
<コンテンツサーバ12の構成例>
図2は、図1のコンテンツサーバ12の構成例を示すブロック図である。
コンテンツサーバ12は、自由視点データ生成部21、ストロボモデル生成部22、記憶部23、及び、通信部24を有する。
自由視点データ生成部21は、撮影装置11からの複数の視点の視点画像とデプス画像とから、自由視点データを、フレーム単位で生成することにより、自由視点データの動画コンテンツを生成する。
ここでは、自由視点データとは、広く、自由視点画像を生成することができる3D画像のデータ(3Dデータ)を意味する。自由視点データとしては、例えば、撮影装置11からの複数の視点の視点画像とデプス画像とのセットを、そのまま採用することができる。また、自由視点データとしては、その他、例えば、3次元の形状の情報である3D形状モデルと色の情報とを有する3Dデータや、複数の視点の2D画像とデプス画像とのセットを採用することができる。
自由視点データとして、撮影装置11からの複数の視点の視点画像とデプス画像とのセットを採用する場合、自由視点データ生成部21は、撮影装置11からの複数の視点の視点画像とデプス画像とのセットを、そのまま、自由視点データとする。
自由視点データとして、3D形状モデルと色の情報とを有する3Dデータを採用する場合、自由視点データ生成部21は、撮影装置11からの複数の視点の視点画像を用いて、Visual Hull等によりモデリングを行って、視点画像に映るオブジェクトの3D形状モデル等を生成し、テクスチャとなる複数の視点の視点画像とともに、自由視点データとする。なお、撮影装置11からのデプス画像の視点が、撮影装置11からの視点画像の視点と異なる場合、自由視点データ生成部21は、撮影装置11からの複数の視点のデプス画像を用いて、撮影装置11からの視点画像の視点のデプス画像を生成することができる。
自由視点データとして、複数の視点の2D画像とデプス画像とのセットを採用する場合、自由視点データ生成部21は、例えば、上述したように、3D形状モデルと色の情報とを有する3Dデータを生成し、その3Dデータを、複数の視点(撮影装置11を構成するカメラと同一の視点でも良いし、異なる視点でも良い)から見た2D画像とデプス画像とのセットを、自由視点データとして生成する。
自由視点データ生成部21は、以上のようにして、自由視点データの動画コンテンツを生成し、ストロボモデル生成部22、及び、記憶部23に供給する。
なお、自由視点データとしては、3D形状モデルを有する3Dデータよりも、複数の視点の2D画像とデプス画像とのセットを採用することにより、自由視点データのデータ量を少なくすることができる。自由視点データとして、複数の視点の2D画像とデプス画像とのセットを生成して伝送する技術については、本出願人が先に提案した国際公開2017/082076号に記載されている。自由視点データとしての複数の視点の2D画像とデプス画像とのセットは、例えば、MVCD(Multiview and depth video coding)や、AVC(Advanced Video Coding)、HEVC(High Efficiency Video Coding)等の2D画像を対象とする符号化方式により符号化することができる。
ここで、自由視点データ(の表現形式)には、View Independentと呼ばれる3Dモデル(以下、VIモデルともいう)と、View Dependentと呼ばれる3Dモデル(以下、VDモデルともいう)とがある。
VDモデルは、例えば、3D形状モデル等の3次元の形状に関する情報と、テクスチャとなる画像の情報とが別になっている3Dデータである。VDモデルでは、3D形状モデルに、テクスチャとなる画像がマッピング(テクスチャマッピング)されることにより、色が付される。VDモデルによれば、(仮想)視点によって異なるオブジェクトの表面の反射の具合等を表現することができる。VDモデルは、見えが視点に依存するので、View Dependentと呼ばれる。
VIモデルは、例えば、3次元の形状に関する情報の構成要素としてのポリゴンや点が、色の情報を有している3Dデータ等である。VIモデルとしては、例えば、色付きのポイントクラウドや、3D形状モデルと、3D形状モデルの色の情報としてのUVマップとのセットがある。VIモデルによれば、どの(仮想)視点から見ても、ポリゴンや点が有する色が観測される。VIモデルは、見えが視点に依存しないので、View Independentと呼ばれる。
ストロボモデル生成部22は、自由視点データ生成部21からの自由視点データを用い、視点画像に映る3次元空間(の3Dモデル)に、視点画像の複数のフレーム(異なる時刻)の同一のオブジェクトの自由視点データである3Dモデルが配置されたストロボモデルを生成する。
すなわち、ストロボモデル生成部22は、ストロボモデルを生成する対象のフレームの区間であるストロボ区間のフレームから、ストロボモデルの生成に用いるフレーム(以下、生成フレームともいう)を選択する。さらに、ストロボモデル生成部22は、生成フレームに映るオブジェクトのうちの1以上のオブジェクトを、ストロボモデルに3Dモデルを配置する対象のオブジェクト(以下、対象オブジェクトともいう)に設定する。そして、ストロボモデル生成部22は、生成フレームに映る対象オブジェクトの3Dモデルが配置されたストロボモデルを生成し、記憶部23に供給する。
なお、ストロボモデル生成部22では、例えば、生成フレームに映る、動いているオブジェクトのすべてを、対象オブジェクトに設定することができる。また、ストロボモデル生成部22では、例えば、生成フレームに映る、動いているオブジェクトのうちの、再生編集装置13のユーザによって指定されたオブジェクトを、対象オブジェクトに設定することができる。
記憶部23は、自由視点データ生成部21からの自由視点データの動画コンテンツや、ストロボモデル生成部22からのストロボモデルを記憶する。
通信部24は、再生編集装置13との間で通信を行う。すなわち、通信部24は、例えば、再生編集装置13からの要求に応じて、記憶部23に記憶された自由視点データの動画コンテンツやストロボモデルを、再生編集装置13に送信する。
なお、自由視点データ生成部21やストロボモデル生成部22は、再生編集装置13に設けることができる。
<再生編集装置13の構成例>
図3は、図1の再生編集装置13の構成例を示すブロック図である。
再生編集装置13は、通信部31、記憶部32、自由視点画像生成部33、表示部34、仮想視点設定部35、操作部36、再生制御部37、及び、記憶部38を有する。
通信部31は、コンテンツサーバ12との間で通信を行う。すなわち、通信部31は、例えば、操作部36の操作に応じて、自由視点データの動画コンテンツやストロボモデルの要求を送信する。また、通信部31は、その要求に応じて、コンテンツサーバ12から送信されてくる自由視点データの動画コンテンツやストロボモデルを受信し、記憶部32に供給する。
記憶部32は、通信部31からの自由視点データの動画コンテンツやストロボモデルを記憶する。
自由視点画像生成部33は、記憶部32に記憶された自由視点データ(によって表現される3次元空間)を、仮想視点設定部35から供給される仮想視点から見た2D画像(仮想視点に位置する仮想カメラで撮影することにより得られる2D画像)(左目用の2D画像及び右目用の2D画像のセットを含む)等を、自由視点画像(のデータ)として生成(レンダリング)し、表示部34に供給する。
また、自由視点画像生成部33は、記憶部32に記憶されたストロボモデルを仮想視点設定部35からの仮想視点から見た2D画像である3Dストロボ画像(3DのCG(Computer Graphics))を、自由視点画像として生成し、表示部34に供給する。
ここで、ストロボ画像とは、複数の時刻に撮影された1つ以上の同一のオブジェクト(像)が映る画像である。2D画像に映るオブジェクトが映るストロボ画像を、2Dストロボ画像ともいい、オブジェクトの3Dモデルが映る2D画像、すなわち、ストロボモデルを所定の視点から見た2D画像を、3Dストロボ画像ともいう。自由視点画像生成部33では、3Dストロボ画像が生成される。
表示部34は、自由視点画像生成部33からの3Dストロボ画像その他の自由視点画像等を表示する。
表示部34は、例えば、2Dのヘッドマウントディスプレイや、2Dのモニタ、3Dのヘッドマウントディスプレイ、3Dのモニタ等で構成することができる。3Dのヘッドマウントディスプレイやモニタは、例えば、左目用の2D画像及び右目用の2D画像を表示することにより立体視を実現する表示装置である。
仮想視点設定部35は、仮想カメラによりストロボモデルを撮影するときの仮想視点を設定し、自由視点画像生成部33に供給する。仮想視点は、例えば、ユーザの操作に応じて設定することができる。ユーザの操作には、ユーザによる操作部36の操作の他、ユーザの状態(位置及び姿勢)やジェスチャが含まれる。ユーザの状態は、例えば、表示部34がヘッドマウントディスプレイで構成される場合には、そのヘッドマウントディスプレイにおいて検出することができる。
操作部36は、ユーザによって操作され、ユーザの操作に応じた操作情報を、必要なブロックに供給する。なお、操作部36は、例えば、タッチパネル等によって、表示部34と一体的に構成することができる。また、操作部36は、表示部34とは別個のマウスやコントローラ等として構成することもできる。
再生制御部37は、表示部34に表示された3Dストロボ画像に対する、ユーザの(操作部36等の)操作に応じて、記憶部32に記憶された自由視点データの動画コンテンツの再生を制御する再生制御情報を生成する。また、再生制御部37は、再生制御情報に応じて、記憶部32に記憶された自由視点データの動画コンテンツの再生を制御する。自由視点データの動画コンテンツの再生の制御には、再生を開始する位置(フレーム)の制御や、自由視点画像生成部33で自由視点画像を生成するときの仮想視点の制御(設定)等が含まれる。
再生制御情報としては、例えば、タイムラインシナリオと撮影シナリオとがある。タイムラインシナリオは、自由視点データの動画コンテンツを再生する再生手順を表す情報である。撮影シナリオは、自由視点データを見るときの仮想視点を表す情報、すなわち、自由視点データを撮影する仮想カメラの撮影位置及び撮影姿勢(さらには、ズーム率等のカメラパラメータ)を表す情報である。
記憶部38は、再生制御部37が生成する再生制御情報としてのタイムラインシナリオや撮影シナリオのファイルを記憶する。
なお、再生編集装置13は、外部との通信を行う機能、画像を表示する機能、及び、ユーザの操作を受け付ける機能を、少なくとも有していればよい。図3において、その他の機能、例えば、自由視点画像生成部33や、仮想視点設定部35、及び、再生制御部37によって実現される機能は、例えば、クラウド上のサーバに設けることができる。
<コンテンツサーバ12の処理>
図4は、図2のコンテンツサーバ12が行う処理の例を説明するフローチャートである。
ステップS11において、コンテンツサーバ12は、撮影装置11で撮影された複数の視点の視点画像(及びデプス画像)をフレーム単位で得る。コンテンツサーバ12は、複数の視点の視点画像を、自由視点データ生成部21に供給し、処理は、ステップS11からステップS12に進む。なお、撮影装置11で撮影された複数の視点の視点画像は、再生編集装置13を経て、再生編集装置13からコンテンツサーバ12に送信することができる。
ステップS12では、自由視点データ生成部21は、複数の視点の視点画像等を用いて、自由視点データを、フレーム単位で生成し、ストロボモデル生成部22、及び、記憶部23に供給する。記憶部23は、自由視点データ生成部21からのフレーム単位の自由視点データで構成される動画コンテンツ(自由視点データの動画コンテンツ)を記憶する。その後、処理は、ステップS12からステップS13に進む。
ステップS13では、ストロボモデル生成部22は、自由視点データ生成部21からの自由視点データを用い、ストロボモデルを生成する。
すなわち、ストロボモデル生成部22は、ストロボモデルを生成する対象のフレームの区間であるストロボ区間を設定する。例えば、自由視点データの動画コンテンツの全区間や、シーンチェンジから次のシーンチェンジの直前までの区間、ユーザの操作に応じて再生編集装置13から指定される区間等が、ストロボ区間に設定される。
また、ストロボモデル生成部22は、視点画像に映るオブジェクトから、ストロボモデルに3Dモデルを配置する対象の対象オブジェクトを設定する。例えば、ストロボ区間のフレームに映るオブジェクトのすべてや、ユーザの操作に応じて再生編集装置13から指定されるオブジェクト等が、対象オブジェクトに設定される。
さらに、ストロボモデル生成部22は、ストロボ区間のフレームから、ストロボモデルの生成に用いるフレーム(以下、生成フレームともいう)を選択する。
ここで、ストロボ区間の全フレームを生成フレームとして、ストロボモデルの生成に用いると、ストロボモデルには、ストロボ区間のフレーム数と同一の数の、同一のオブジェクトの3Dモデルが重なって配置され、3Dストロボ画像が見にくい画像となることがある。
そこで、ストロボモデル生成部22は、ストロボ区間のフレームから、幾つかのフレームを生成フレームとして選択し、その生成フレーム(に映るオブジェクトの3Dモデル)を用いて、ストロボモデルを生成することができる。
ストロボモデル生成部22は、例えば、ストロボ区間のフレームから、3Dモデルの干渉度が閾値以下となるフレームを、生成フレームとして選択することができる。すなわち、ストロボモデル生成部22は、ストロボ区間のフレームに映る対象オブジェクトの3Dモデルを、3次元空間に配置した状態での、3Dモデルどうしの重なり具合を表す干渉度を算出する。干渉度は、例えば、3次元空間において、任意の2フレームの3Dモデルが完全に重なる場合を100%とするとともに、まったく重ならない場合を0%として算出される。そして、ストロボモデル生成部22は、干渉度が所定の閾値以下のフレームを、生成フレームとして選択する。以上のように、ストロボ区間のフレームから、3Dモデルの干渉度が閾値以下となるフレームを、生成フレームとして選択し、その生成フレームに映る対象オブジェクトの3Dモデルが配置されたストロボモデルを生成することにより、ストロボモデルにおいて、3Dモデルが重なって配置され、3Dストロボ画像が見にくい画像となることを抑制することができる。
なお、生成フレームの選択では、その他、例えば、単純に、ストロボ区間のフレームを、所定のフレーム数ごとに、生成フレームとして選択することができる。また、生成フレームの選択では、ストロボ区間のフレームすべてを、生成フレームとして選択することができる。
ストロボモデル生成部22は、自由視点データ生成部21からの自由視点データを用い、ストロボ区間のフレームから選択された複数の生成フレームに映る対象オブジェクトの3Dモデルが、その対象オブジェクトが撮影されたときの3次元空間としての背景(の3Dモデル)に配置されたストロボモデルを生成する。
ストロボモデル生成部22は、自由視点データ生成部21からの自由視点データの動画コンテンツのストロボモデル、すなわち、自由視点データ生成部21からの自由視点データを用いて生成されたストロボモデルを、記憶部23に供給する。記憶部23は、ストロボモデル生成部22からのストロボモデルを記憶し、処理は、ステップS13からステップS14に進む。
ステップS14では、通信部24は、例えば、再生編集装置13からの要求に応じて、記憶部23に記憶された自由視点データの動画コンテンツ、及び、ストロボモデルを、再生編集装置13に送信し、処理は終了する。
<再生編集装置13の処理>
図5は、図3の再生編集装置13が行う処理の例を説明するフローチャートである。
ステップS31において、通信部31は、例えば、ユーザの操作に応じて、自由視点データの動画コンテンツ、及び、ストロボモデルを、コンテンツサーバ12に要求し、処理は、ステップS32に進む。
ステップS32では、通信部31は、コンテンツサーバ12から、自由視点データの動画コンテンツ、及び、ストロボモデルが送信されてくるのを待って、その自由視点データの動画コンテンツ、及び、ストロボモデルを受信する。通信部31は、コンテンツサーバ12からの自由視点データの動画コンテンツ、及び、ストロボモデルを、記憶部32に供給して記憶させ、処理は、ステップS32からステップS33に進む。
ステップS33では、自由視点画像生成部33は、記憶部32に記憶されたストロボモデルを、仮想視点設定部35から供給される仮想視点から見た3Dストロボ画像としての自由視点画像をレンダリングすることにより生成する。そして、自由視点画像生成部33は、3Dストロボ画像を、表示部34に供給して、処理は、ステップS33からステップS34に進む。
ステップS34では、表示部34は、自由視点画像生成部33からの3Dストロボ画像を表示し、処理は、ステップS35に進む。
ステップS35では、再生制御部37は、表示部34に表示されたストロボモデルに対するユーザの操作に応じて、記憶部32に記憶された自由視点データの動画コンテンツの再生を制御する再生制御情報としてのタイムラインシナリオ及び撮影シナリオを生成する。再生制御部37は、再生制御情報を、記憶部38に供給して記憶させ、処理は、ステップS35からステップS36に進む。
ステップS36では、再生制御部37は、例えば、ユーザが、記憶部38に記憶された再生制御情報を確定する確定操作を行うのを待って、その再生制御情報としてのタイムラインシナリオに応じて、記憶部32に記憶された自由視点データの動画コンテンツを編集し、処理は、ステップS37に進む。
ステップS37では、再生制御部37は、例えば、ユーザが、編集後の自由視点データの動画コンテンツの再生を要求する再生操作を行うのを待って、記憶部38に記憶された再生制御情報としての撮影シナリオに応じて、記憶部32に記憶された編集後の自由視点データの動画コンテンツの再生を制御し、処理は終了する。
撮影シナリオに応じた、自由視点データの動画コンテンツの再生の制御では、再生制御部37は、撮影シナリオに応じて、仮想視点、すなわち、自由視点データを撮影する仮想カメラの撮影位置及び撮影姿勢を設定し、自由視点画像生成部33に供給する。さらに、再生制御部37は、自由視点画像生成部33を制御し、記憶部32に記憶された編集後の自由視点データを撮影シナリオに応じて設定された仮想視点から見た自由視点画像をレンダリングさせることにより生成させる。そして、再生制御部37は、自由視点画像生成部33を制御し、自由視点画像を、自由視点画像生成部33から表示部34に供給させて表示させる。なお、ここでは、再生制御情報としてのタイムラインシナリオに応じて、自由視点データの動画コンテンツを編集することとしたが、自由視点データの動画コンテンツの編集は必須ではない。例えば、単純に、指定区間をリピート再生するだけであれば、自由視点データの動画コンテンツの編集なしに、指定区間の開始フレームから終了フレーム間までを再生するだけで良い。
<3Dストロボ画像の生成>
図6は、不自然な3Dストロボ画像の例を示す図である。
図6は、手前側から奥側にオブジェクトとしてのボールが転がっている様子を撮影した視点画像のフレームのうちの5フレームを生成フレームとして用いて生成されたストロボモデルから生成された3Dストロボ画像の例を示している。
図6では、5フレームの生成フレームに映るボールの3Dモデルが、時間的に後の3Dモデルを優先するように配置(レンダリング)されている。そのため、時間的に後の(ボールの)3Dモデルが、奥側に位置するのにもかかわらず、時間的に前の手前側の3Dモデルを隠すように配置されている。その結果、図6の3Dストロボ画像は、不自然な画像になっている。
図7は、自然な3Dストロボ画像の例を示す図である。
図7は、手前側から奥側にオブジェクトとしてのボールが転がっている様子を撮影した視点画像のフレームのうちの5フレームを生成フレームとして用いて生成されたストロボモデルから生成された3Dストロボ画像の例を示している。
図7では、5フレームの生成フレームに映るボールの3Dモデルが、手前側の3Dモデルを優先するように配置されている。そのため、手前側の3Dモデルが奥側の3Dモデルを隠すように、すなわち、手前側の3Dモデルが優先的に映るように配置されている。その結果、自由視点画像は、自然な画像になっている。
自由視点画像生成部33は、ストロボモデルに配置された各オブジェクトの3Dモデルのデプス(奥行)を用いて、以上のような、手前側のオブジェクトの3Dモデルが優先的に映る3Dストロボ画像を生成する(仮想カメラにより撮影する)。
図8は、ストロボ区間の視点画像のフレームの例を示す図である。
図8では、時刻t1ないしt9の9フレームが、ストロボ区間の視点画像のフレームになっている。時刻t1ないしt9のフレームには、オブジェクトとしてのボールが左から右に転がっていく様子が映っている。図8では、図が煩雑になるのを避けるため、ある1視点の視点画像のフレームを図示してある。
図9は、ストロボ区間としての時刻t1ないしt9のフレームを用いたストロボモデルの生成の例を示す図である。
図9では、ストロボ区間としての時刻t1ないしt9のフレームのうちの、時刻t1,t3,t5,t7、及び、t9のフレームが生成フレームに選択され、複数の視点の視点画像の生成フレームとしての時刻t1,t3,t5,t7、及び、t9のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが生成される。そして、生成フレームとしての時刻t1,t3,t5,t7、及び、t9のフレームに映るボールの3Dモデルが配置されたストロボモデルが生成される。
図10は、仮想カメラによるストロボモデルの撮影により生成される3Dストロボ画像の表示の例を示す図である。
3Dストロボ画像としては、時刻t1,t3,t5,t7、及び、t9のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが映るフレームを生成して表示することができる。また、3Dストロボ画像としては、図9のストロボモデルから、時刻t1のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが映るフレーム、時刻t1及びt3のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが映るフレーム、時刻t1,t3、及び、t5のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが映るフレーム、時刻t1,t3,t5、及び、t7のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが映るフレーム、並びに、時刻t1,t3,t5,t7、及び、t9のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが映るフレームを生成し、順次表示することができる。
図10の3Dストロボ画像では、ストロボモデルを撮影する仮想カメラの撮影位置が変更されていないが、仮想カメラの撮影位置は、カメラワークに応じて変更することができる。例えば、時刻t1,t3,t5,t7、及び、t9のフレームに映るオブジェクトとしてのボールの3Dモデルが配置されたストロボモデルを、撮影位置を変更しながら、仮想カメラで撮影することができる。撮影位置が変更される場合には、ストロボモデルを見る視点が変更され、カメラアングルが変化する3Dストロボ画像が表示される。
<自由視点データについての、所定のシーンのサーチ>
図11は、自由視点データについて、所定のシーン(フレーム)をサーチするときのユーザの操作の例を説明する図である。
画像(動画)の再生や編集においては、例えば、再生開始位置や、再生終了位置、編集対象となるシーン等の特定のシーンを、効率的にサーチすることが要求される。
再生や編集の対象が2D画像(動画)である場合、シーンのサーチは、時間(時系列)方向に行うだけで済む。ここで、時間方向に行うシーンのサーチを、時間サーチともいう。
一方、再生や編集の対象が自由視点データ(動画)である場合、自由視点データは、その自由視点データを見るときの仮想視点を自由に設定することができるため、あるフレーム(時刻)に存在する人物や物等のオブジェクトであっても、仮想視点から自由視点データを見たときの自由視点画像に映っているとは限らない。
例えば、自由視点データの動画コンテンツがサッカーの試合を撮影した動画コンテンツである場合に、シュートをした選手の、そのシュートの瞬間のシーンを時間サーチするときには、仮想視点の位置によっては、自由視点画像において、図11に示すように、シュートの瞬間の、シュートをした選手としてのオブジェクトが、他のオブジェクトとしての他の選手に隠れて見えないことがある。この場合、ユーザは、図11に示すように、仮想視点を変更する操作を行い、自由視点画像において、シュートの瞬間の、シュートをした選手が見えるような仮想視点の位置をサーチする必要がある。ここで、仮想視点の位置のサーチを、空間サーチともいう。
空間サーチ後の自由視点画像が所望のシーンでない場合、すなわち、例えば、シュートの瞬間から僅かに時間がずれているシーンである場合、ユーザは、時間サーチ及び空間サーチを繰り返す必要がある。
以上のように、自由視点データについて、所望のオブジェクトが映る所望のシーンをサーチする場合、ユーザは、時間サーチ及び空間サーチ(の操作)を、所望のオブジェクトが映る所望のシーンを見つけることができるまで、繰り返し行う必要がある。
したがって、再生や編集の対象が自由視点データである場合に、仮想視点から自由視点データを見た自由視点画像を表示し、ユーザが、その自由視点画像を見ながら、所望のシーンをサーチするのでは、サーチの作業の手間がかかり、ユーザの負担が大になる。
また、サーチの作業にあたっては、時間サーチを行うためのスライドバー等のGUIや、空間サーチを行うためのGUIを表示する必要がある。さらに、場合によっては、瞬間のシーンをサーチするために、複数のフレームを並べて表示する必要があることがある。
したがって、所望のシーンのサーチには、時間サーチ及び空間サーチを行うためのGUIや、自由視点画像の複数のフレームを表示する広いスペースが必要となる。
そこで、本技術では、所望のシーンのサーチ等の作業のためのUIとして、3Dストロボ画像を採用し、これにより、所望のシーンのサーチその他の自由視点データの動画コンテンツに対する再生や編集に要するユーザの作業の負担の軽減や、自由視点データの動画コンテンツに対する再生や編集に要するスペースの省スペース化を実現する。
<自由視点データの動画コンテンツの例>
図12は、自由視点データの動画コンテンツの例を説明する図である。
図12は、所定の仮想視点から自由視点データを見た自由視点画像、すなわち、仮想カメラで、自由視点データを撮影することにより得られる自由視点画像(をレンダリングした画像)の例を示している。
図12の自由視点データの動画コンテンツは、時刻情報としての、例えば、タイムコードt1ないしt10が付された10フレームで構成され、2つのオブジェクトX及びYとしての左から右に移動するボールのデータを含む。さらに、図12の自由視点データの動画コンテンツは、背景のデータとして、1種類の背景Aのみのデータを含む。
以下、図12の自由視点データの動画コンテンツを少なくとも対象として行われるコンテンツサーバ12及び再生編集装置13の処理について説明する。
なお、タイムコードt#iが付されたフレームを、フレームt#iともいう。
<ストロボモデルの例>
図13は、図12の自由視点データの動画コンテンツを用いて生成されるストロボモデルの例を示す図である。
図13では、図12の自由視点データの動画コンテンツの全10フレームの区間が、ストロボ区間に設定され、そのストロボ区間のうちの奇数番目のフレームt1,t3,t5,t7,t9が、生成フレームとして選択される。そして、生成フレームに映る2つのオブジェクトX及びYの全部が、対象オブジェクトに設定され、フレームt1,t3,t5,t7,t9それぞれの対象オブジェクトX及びYの3Dモデルが背景としての3次元空間に配置されたストロボモデルが生成される。
仮想視点からストロボモデルを見た自由視点画像が、3Dストロボ画像であり、ストロボモデルを見るときの仮想視点は、ユーザの操作に応じて変更することができる。
ストロボモデルにおいて、各生成フレーム(タイムコードt1,t3,t5,t7,t9)のオブジェクトX及びYの3Dモデルは、3次元空間内の位置情報等の一般的な3Dモデルが有する情報の他、元の自由視点データの動画コンテンツにおいて付与されている時刻情報としてのタイムコードt#iを有する。
なお、図13において、タイムコードt#iが記載された吹き出し、並びに、オブジェクトX及びYが記載された吹き出しは、図を分かりやすくするための吹き出しであり、ストロボモデルを構成する要素ではない。吹き出しについては、以降の図においても同様である。
<3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第1の例>
図14は、図13のストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像をUIとして、その3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第1の例を説明する図である。
ユーザは、表示部34に表示される3Dストロボ画像をUIとして、そのUIとしての3Dストロボ画像に対して、各種の操作を行うことで、自由視点データの動画コンテンツに対する再生や編集に関する作業(以下、再生編集作業ともいう)を行うことができる。
例えば、3Dストロボ画像には、複数の生成フレームに映るオブジェクトが映るので、ユーザは、3Dストロボ画像を見ることにより、所望のシーン(所望のオブジェクト)を容易にサーチすることができる。さらに、ユーザは、3Dストロボ画像に映る所望のオブジェクト(所望のオブジェクトが映る自由視点データのフレームを含む)を選択し、その所望のオブジェクト(が映るフレーム)に対して、所望の処理を割り当てることにより、容易に、再生編集作業を行うことができる。
図14は、所望のオブジェクト(シーン)が映るフレームが、例えば、オブジェクトXが映るフレームt5である場合に、そのフレームt5を、再生開始位置(再生開始フレーム)として、自由視点データの動画コンテンツを再生するときの再生編集作業を示している。
ユーザは、必要に応じて、3Dストロボ画像において、フレームt5に映るオブジェクトXが映るように、ストロボモデルを見るときの仮想視点を変更する。そして、ユーザは、3Dストロボ画像において、例えば、所望のオブジェクトとしてのフレームt5に映るオブジェクトX/Yを押圧することにより選択する(操作o11)。ここで、オブジェクトX/Yとは、オブジェクトX又はYを意味する。フレームt#iに映るオブジェクトX/Yを、以下、適宜、オブジェクトX/Y-t#iのように記載する。
なお、3Dストロボ画像に映るオブジェクトX/Yの選択は、そのオブジェクトX/Yの押圧の他、タップやダブルクリックその他の操作によって行うことができる。
オブジェクトX/Yが押圧されると、再生制御部37は、自由視点画像生成部33を介して、表示部34に、押圧により選択されたオブジェクトやそのオブジェクトが映るフレームに対して割り当てる処理を表す処理メニュー及びOKボタンを表示させる。図14の処理メニューは、処理start,end,delete,jumpを表すボタンを有する。処理startは、フレームの再生を開始する処理であり、処理endは、フレームの再生を終了する処理である。処理deleteは、フレームを削除する処理であり、処理jumpは、フレームの再生をジャンプする処理である。
ユーザは、処理メニューのボタンを選択することにより、そのボタンに対応する処理を、押圧により選択したオブジェクトX/Yが映るフレームに対して割り当てることができる。
例えば、ユーザが、処理メニューの処理startを表すボタンを選択し、その後、OKボタンを押圧すると(操作o12)、再生制御部37は、フレームt5に、処理startを割り当てることを表すタイムラインシナリオ(TS1)を生成する。
<play>
t5:start
・・・(TS1)
タイムラインシナリオ(TS1)は、自由視点データの動画コンテンツの再生(play)に関し、フレームt5から再生を開始することを表す。
再生制御部37は、タイムラインシナリオ(TS1)に応じて、自由視点データの動画コンテンツを再生する場合、フレームt5から再生を開始させる。又は、再生制御部37は、タイムラインシナリオ(TS1)に応じて、フレームt1ないしt10を有する図12の自由視点データの動画コンテンツを、フレームt5を先頭のフレームとするとともに、フレームt10を最後のフレームとする自由視点データの動画コンテンツに編集し、その編集後の自由視点データの動画コンテンツを再生させる。
以上のように、再生制御部37では、3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、再生を開始する再生制御情報としてのタイムラインシナリオを生成し、その再生制御情報に応じて、自由視点データの再生を制御することができる。なお、3Dストロボ画像は、DVDメニューにあるチャプター再生のように、再生開始専用のために準備しておくことができる。この場合、3Dストロボ画像において、特定時刻t#iのオブジェクトを選択するだけで、フレームt#iから再生を開始することができる。
<3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第2の例>
図15は、図13のストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像をUIとして、その3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第2の例を説明する図である。
図15は、例えば、オブジェクトXが映るフレームt1を、再生開始位置として、自由視点データの動画コンテンツを、フレームt3まで再生し、その後、フレームt7にジャンプして、フレームt9まで再生する場合の再生編集作業を示している。
ユーザは、必要に応じて、3Dストロボ画像において、フレームt1,t3,t5,t7,t9に映るオブジェクトXが映るように、ストロボモデルを見るときの仮想視点を変更する。そして、ユーザは、3Dストロボ画像において、例えば、オブジェクトX/Y-t1を押圧することにより選択する(操作o21)。図14で説明したように、オブジェクトX/Y-t1の押圧に応じて、処理メニュー及びOKボタンが表示されるので、ユーザは、処理メニューの処理startを表すボタンを選択し、フレームt1に、処理startを割り当てる。
その後、ユーザは、3Dストロボ画像において、例えば、オブジェクトX/Y-t3を押圧することにより選択する(操作o22)。オブジェクトX/Y-t3の押圧に応じて、処理メニュー及びOKボタンが表示されるので、ユーザは、処理メニューの処理jumpを表すボタン(図14)を選択し、フレームt3に、処理jumpを割り当てる。ユーザは、処理jumpを表すボタンの選択後に、オブジェクトX/Y-t3からオブジェクトX/Y-t7までなぞるように、ドラッグを行い、オブジェクトX/Y-t7を選択する。これにより、フレームt3に対して、再生をフレームt7にジャンプする処理jumpが割り当てられる。
その後、ユーザは、3Dストロボ画像において、例えば、オブジェクトX/Y-t9を押圧することにより選択する(操作o23)。オブジェクトX/Y-t9の押圧に応じて、処理メニュー及びOKボタンが表示されるので、ユーザは、処理メニューの処理endを表すボタン(図14)を選択し、フレームt9に、処理endを割り当てる。
そして、ユーザは、OKボタンを押圧する(操作o24)。この場合、再生制御部37は、以下のように、フレームに、処理を割り当てることを表すタイムラインシナリオ(TS2)を生成する。
<play>
t1:start
t3:jump-t7
t9:end
・・・(TS2)
タイムラインシナリオ(TS2)は、自由視点データの動画コンテンツの再生(play)に関し、フレームt1から再生を開始すること、フレームt3の再生後に、フレームt7にジャンプすること、及び、フレームt9で再生を終了することを表す。
再生制御部37は、タイムラインシナリオ(TS2)に応じて、自由視点データの動画コンテンツを再生する場合、フレームt1から再生を開始させ、フレームt3の再生後に、再生(位置)を、フレームt7にジャンプさせて再生を続行させる。そして、再生制御部37は、フレームt9で再生を終了させる。又は、再生制御部37は、タイムラインシナリオ(TS2)に応じて、図12の自由視点データの動画コンテンツを、フレームt1ないしt3及びフレームt7ないしt9の自由視点データの動画コンテンツに編集し、その編集後の自由視点データの動画コンテンツを再生させる。
以上のように、再生制御部37では、3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、再生を開始し、3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームで、再生を終了する再生制御情報としてのタイムラインシナリオを生成することができる。
また、再生制御部37では、3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームに、再生をジャンプする再生制御情報としてのタイムラインシナリオを生成することができる。
さらに、上述のような再生制御情報に応じて、自由視点データの再生を制御することができる。
<3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第3の例>
図16は、図13のストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像をUIとして、その3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第3の例を説明する図である。
図16は、例えば、オブジェクトXが映るフレームt5からフレームt10までを切り出す場合の再生編集作業を示している。
ユーザは、必要に応じて、3Dストロボ画像において、フレームt1,t3,t5,t7,t9に映るオブジェクトXが映るように、ストロボモデルを見るときの仮想視点を変更する。そして、ユーザは、3Dストロボ画像において、例えば、オブジェクトX/Y-t1を押圧し、さらに、オブジェクトX/Y-t3を押圧することにより、オブジェクトX/Y-t1及びオブジェクトX/Y-t3を選択する(操作o31)。図14で説明したように、オブジェクトX/Y-t1やオブジェクトX/Y-t3の押圧に応じて、処理メニュー及びOKボタンが表示されるので、ユーザは、オブジェクトX/Y-t3の押圧後に表示される処理メニューの処理deleteを表すボタンを選択し、フレームt1ないしt3に、処理deleteを割り当てる。
そして、ユーザは、OKボタンを押圧する(操作o32)。この場合、再生制御部37は、以下のように、フレームに、処理を割り当てることを表すタイムラインシナリオ(TS3)を生成する。
<edit>
t1:delete_start
t4:delete_end
・・・(TS3)
タイムラインシナリオ(TS3)は、自由視点データの動画コンテンツの編集(edit)に関し、フレームt1を始点とするとともにフレームt4を終点として、フレームの削除を(行って、残りのフレームの再生を)行うことを表す。
ここで、タイムラインシナリオ(TS3)では、3Dストロボ画像に映るオブジェクトのうちの、ユーザが2回目に押圧したオブジェクトX/Y-t3の次のオブジェクトX/Y-t5のフレームt5の直前のフレームt4を、フレームの削除を行う終点のフレームとしている。但し、フレームの削除を行う終点のフレームとしては、3Dストロボ画像に映るオブジェクトのうちの、ユーザが2回目に押圧したオブジェクトのフレームを採用することができる。この場合、ユーザが、3Dストロボ画像において、例えば、オブジェクトX/Y-t1を押圧し、さらに、オブジェクトX/Y-t3を押圧したときには、フレームt1を始点とするとともにフレームt3を終点として、フレームの削除を行うことを表すタイムラインシナリオが生成される。
再生制御部37は、タイムラインシナリオ(TS3)に応じて、自由視点データの動画コンテンツを再生する場合、削除の対象となっていないフレームt5ないしt10だけを再生させる。又は、再生制御部37では、タイムラインシナリオ(TS3)に応じて、図12の自由視点データの動画コンテンツを編集し、その編集後の自由視点データの動画コンテンツを再生させる。
タイムラインシナリオ(TS3)に応じて、自由視点データの動画コンテンツを再生する場合も、タイムラインシナリオ(TS3)に応じて、自由視点データの動画コンテンツを編集し、その編集後の自由視点データの動画コンテンツを再生する場合も、フレームt5ないしt10だけが再生される。したがって、タイムラインシナリオ(TS3)に応じて、自由視点データの動画コンテンツを再生することと、タイムラインシナリオ(TS3)に応じて、自由視点データの動画コンテンツを編集し、その編集後の自由視点データの動画コンテンツを再生することとは、等価(均等)であるとみなすことができる。
以上のように、再生制御部37では、3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームまでを削除する再生制御情報としてのタイムラインシナリオを生成することができる。さらに、その再生制御情報に応じて、自由視点データの再生を制御することができる。
<3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第4の例>
図17は、図13のストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像をUIとして、その3Dストロボ画像に対して行われるユーザの操作の第4の例を説明する図である。
図17は、仮想カメラの撮影位置及び撮影姿勢(仮想視点)を設定する場合の再生編集作業を示している。
図17において、3Dストロボ画像は、タイムラインシナリオ(TS1)に応じて、フレームt1ないしt10を有する図12の自由視点データの動画コンテンツを、フレームt5を先頭のフレームとするとともに、フレームt10を最後のフレームとする自由視点データの動画コンテンツに編集した、その編集後の自由視点データの動画コンテンツのフレームt5,t7,t9を生成フレームとして生成されたストロボモデルを仮想視点から見た自由視点画像になっている。
再生編集装置13では、以上のように、タイムラインシナリオに応じて編集された編集後の自由視点データの動画コンテンツを用いて生成されたストロボモデルに対応する3Dストロボ画像を、UIとして、表示部34に表示することができる。
タイムラインシナリオに応じて編集された編集後の自由視点データの動画コンテンツを用いてのストロボモデルの生成は、再生編集装置13で行うこともできるし、再生編集装置13からコンテンツサーバ12に依頼して、コンテンツサーバ12に行わせることもできる。
ユーザは、必要に応じて、3Dストロボ画像において、必要なオブジェクトが映るように、ストロボモデルを見るときの仮想視点を変更する。そして、ユーザは、3Dストロボ画像において、仮想カメラの状態(撮影位置及び撮影姿勢)を設定したいフレーム(時刻)に映るオブジェクトを選択する(操作o41)。さらに、ユーザは、3Dストロボ画像において、直前に選択したオブジェクトが映るフレーム以降のフレームの自由視点データを撮影する仮想カメラの位置及び姿勢を、撮影位置及び撮影姿勢として入力する(操作o42及びo43)。仮想カメラの位置の入力は、例えば、ユーザが3Dストロボ画像上の位置を指定することにより行うことができる。仮想カメラの姿勢の入力は、例えば、ユーザが3Dストロボ画像上のオブジェクトを指定することにより行うことができる。この場合、仮想カメラの位置から、ユーザが指定したオブジェクトに向かう方向を撮影方向とする仮想カメラの姿勢が、撮影姿勢となる。
仮想カメラの位置及び姿勢が入力されると、OKボタンが表示される。ユーザが、OKボタンを押圧すると(操作o44)、再生制御部37は、3Dストロボ画像においてユーザが選択したオブジェクトが映るフレームの時刻情報としてのタイムコードと、そのオブジェクトの選択後に、ユーザが入力した撮影位置及び撮影姿勢とのセットを登録した撮影シナリオを生成する。
オブジェクトの選択、並びに、撮影位置及び撮影姿勢の入力は、繰り返し行うことができる。オブジェクトの選択、並びに、撮影位置及び撮影姿勢の入力が、繰り返し行われ、OKボタンが押圧された場合、その繰り返しの回数だけ、ユーザが選択したオブジェクトが映るフレームのタイムコードと、ユーザが入力した撮影位置及び撮影姿勢とのセットが登録された撮影シナリオが生成される。
図18は、撮影シナリオの例を示す図である。
図17で説明したように、撮影シナリオには、3Dストロボ画像においてユーザが選択したオブジェクトが映るフレームのタイムコードと、そのオブジェクトの選択後に、ユーザが入力した撮影位置及び撮影姿勢とのセットが登録される。
図18の撮影シナリオでは、タイムコードt5と、撮影位置を表す位置(x1,y1,z1)、及び、撮影方向を表すオブジェクトXとのセット、タイムコードt7と、撮影位置を表す位置(x1,y1,z1)、及び、撮影方向を表すオブジェクトXとのセット、並びに、タイムコードt9と、撮影位置を表す位置(x2,y2,z12、及び、撮影方向を表すオブジェクトYとのセットが登録されている。
タイムコードt5と、撮影位置を表す位置(x1,y1,z1)、及び、撮影方向を表すオブジェクトXとのセットは、タイムコードt5以降については、位置(x1,y1,z1)を撮影位置とするとともに、その撮影位置(x1,y1,z1)から、オブジェクトXに向かう姿勢(方向)を撮影姿勢として、仮想カメラで、自由視点データを撮影することを表す。
タイムコードt7と、撮影位置を表す位置(x1,y1,z1)、及び、撮影方向を表すオブジェクトXとのセットは、タイムコードt7以降については、位置(x1,y1,z1)を撮影位置とするとともに、その撮影位置(x1,y1,z1)から、オブジェクトXに向かう姿勢を撮影姿勢として、仮想カメラで、自由視点データを撮影することを表す。
タイムコードt9と、撮影位置を表す位置(x2,y2,z2)、及び、撮影方向を表すオブジェクトYとのセットは、タイムコードt9以降については、位置(x2,y2,z2)を撮影位置とするとともに、その撮影位置(x2,y2,z2)から、オブジェクトYに向かう姿勢を撮影姿勢として、仮想カメラで、自由視点データを撮影することを表す。
図18の撮影シナリオに応じた自由視点データの動画コンテンツの再生の制御によれば、自由視点画像生成部33(図3)において、フレームt5ないしt8については、撮影位置(x1,y1,z1)から、オブジェクトXに向かう撮影姿勢の仮想カメラで、自由視点データを撮影した自由視点画像が生成される。さらに、自由視点画像生成部33では、フレームt9及びt10については、撮影位置(x2,y2,z2)から、オブジェクトYに向かう撮影姿勢の仮想カメラで、自由視点データを撮影した自由視点画像が生成される。
<処理jump>
図19は、処理jumpの例を説明する図である。
図19は、図15とは異なる処理jumpの例を示す図である。
図15では、ある自由視点データのフレームt3に、処理jumpを割り当てることにより、同一の動画コンテンツの自由視点データのフレームt3からフレームt7に再生をジャンプする場合の再生編集作業を説明したが、再生のジャンプは、ある動画コンテンツAの自由視点データのフレームから、動画コンテンツAとは異なる動画コンテンツBの自由視点データのフレームに行うことができる。
この場合、ユーザは、操作部36を操作することにより、動画コンテンツAの3Dストロボ画像(動画コンテンツAの自由視点データから生成された3Dストロボ画像)と、動画コンテンツBの3Dストロボ画像とを、表示部34に表示させる。
ユーザは、例えば、動画コンテンツAの3Dストロボ画像において、オブジェクトX/Y-t5を押圧することにより選択する。オブジェクトX/Y-t5の押圧に応じて、図14で説明したように、処理メニュー及びOKボタンが表示されるので、ユーザは、処理メニューの処理jumpを表すボタンを選択し、動画コンテンツAの自由視点データのフレームt5に、処理jumpを割り当てる。ユーザは、処理jumpを表すボタンの選択後に、オブジェクトX/Y-t5から、動画コンテンツBの3Dストロボ画像に映るオブジェクトZ-t5’までなぞるように、ドラッグを行い、オブジェクトZ-t5’を選択する。これにより、動画コンテンツAの自由視点データのフレームt5に対して、再生を、動画コンテンツBの自由視点データのフレームt5’にジャンプする処理jumpが割り当てられる。その後、OKボタンが押圧されると、動画コンテンツAの自由視点データのフレームt5から、動画コンテンツBの自由視点データのフレームt5’にジャンプすることが登録されたタイムラインシナリオが生成される。
かかるタイムラインシナリオに応じて再生が行われる場合、動画コンテンツAの自由視点データの再生が、フレームt3まで行われると、再生(位置)は、動画コンテンツBの自由視点データのフレームt5’にジャンプされる。
以上のように、再生制御部37では、所定の動画コンテンツの3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、他の動画コンテンツの3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームに、再生をジャンプする再生制御情報としてのタイムラインシナリオを生成することができる。さらに、その再生制御情報に応じて、自由視点データの再生を制御すること(複数の動画コンテンツの結合を含む)ができる。
以下、その他の再生編集作業、例えば、処理start,end,delete,jump以外の処理を割り当てる再生編集作業について説明する。
<その他の再生編集作業>
図20は、処理linkを割り当てる再生編集作業の例を説明する図である。
オブジェクト(が映るフレーム)に割り当てる処理としては、図14で説明した処理start,end,delete,jumpの他、例えば、処理linkを採用することができる。処理linkは、オブジェクト(が映るフレーム)に、各種のデータを関係づける処理である。
オブジェクトに関係づけるデータとしては、オーディオ素材や、CG素材、字幕等を採用することができる。オブジェクトへの処理linkの割り当ては、例えば、3Dストロボ画像において、オブジェクトに関係づけるデータを表すアイコンを、処理linkを割り当てるオブジェクト上にドラッグすること等によって行うことができる。例えば、オブジェクトに関係づけるデータを表すアイコンを、処理linkを割り当てるオブジェクト上にドラッグすると、OKボタンが表示される。OKボタンが押圧されると、それまでに行われたドラッグに応じて、処理linkが割り当てられたオブジェクトと、そのオブジェクトに関係づけるデータとのセットに関する情報が登録されたタイムラインシナリオが生成される。
かかるタイムラインシナリオに応じて再生が行われる場合、処理linkが割り当てられたオブジェクト(が映るフレーム)の再生時に、そのオブジェクトに関係づけられたデータも再生される。
以上のように、再生制御部37では、3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトに所定のデータを関係づける再生制御情報としてのタイムラインシナリオを生成することができる。さらに、その再生制御情報に応じて、自由視点データの再生を制御することができる。
図21は、エフェクト処理を割り当てる再生編集作業の例を説明する図である。
オブジェクトには、そのオブジェクトの3Dモデルに適用するエフェクト処理を割り当てることができる。例えば、表示部34に3Dストロボ画像が表示されている状態で、オブジェクト(の3Dモデル)にエフェクト処理を適用するように、操作部36が操作されると、再生制御部37は、自由視点画像生成部33を介して、表示部34に、エフェクトメニュー及びOKボタンを表示させる。エフェクトメニューは、モザイクや、αブレンド、モノクロ等のエフェクト処理を表すボタンを有する。モザイクは、オブジェクトにモザイクをかけるエフェクト処理であり、αブレンドは、オブジェクトのαブレンディングを行うエフェクト処理である。モノクロは、オブジェクトのテクスチャを白黒にするエフェクト処理である。
ユーザは、3Dストロボ画像において、例えば、所望のオブジェクトを押圧することにより選択し、さらに、エフェクトメニューにおいて、所望のエフェクトに適用する所望のエフェクト処理を表すボタンを選択する。その後、ユーザがOKボタンを押圧すると、所望のオブジェクトに所望のエフェクト処理を適用することが登録されたタイムラインシナリオが生成される。
かかるタイムラインシナリオに応じて再生が行われる場合、所望のオブジェクトの自由視点データ(3Dモデル)には、所望のエフェクト処理が適用され、所望のエフェクト処理が適用された後の所望のオブジェクトの自由視点データを用いて、自由視点画像が生成される。
以上のように、再生制御部37では、3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトにエフェクト処理を適用する再生制御情報としてのタイムラインシナリオを生成し、その再生制御情報に応じて、自由視点データの再生を制御することができる。
以上説明したように、再生編集装置13では、3Dストロボ画像に対する操作に応じて、再生制御情報を生成し、その再生制御情報に応じて、自由視点データの動画コンテンツの再生を制御するので、ユーザは、容易に、再生編集作業を行うことができる。例えば、ユーザは、時間サーチと空間サーチとを繰り返し行わずに、所望のオブジェクトが映る所望のシーンを、容易にサーチすることができる。
さらに、ユーザは、3Dストロボ画像に対する操作によって、様々な再生編集作業を行うことができる。
また、再生編集作業にあたって、3Dストロボ画像の他に、時間サーチや空間サーチのためのGUIを設ける必要がなく、さらに、自由視点画像の複数のフレームを並べて表示する必要もないので、再生編集作業に必要なスペース(表示画面)の省スペース化を実現することができる。その結果、例えば、スマートフォン等の携帯端末のようなサイズの小さい表示画面を用いる場合であっても、容易に、再生編集作業を行うことができる。
<本技術を適用したコンピュータの説明>
次に、上述した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。
図22は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク905やROM903に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、ドライブ909によって駆動されるリムーバブル記録媒体911に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体911は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。ここで、リムーバブル記録媒体911としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリ等がある。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体911からコンピュータにインストールする他、通信網や放送網を介して、コンピュータにダウンロードし、内蔵するハードディスク905にインストールすることができる。すなわち、プログラムは、例えば、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することができる。
コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)902を内蔵しており、CPU902には、バス901を介して、入出力インタフェース910が接続されている。
CPU902は、入出力インタフェース910を介して、ユーザによって、入力部907が操作等されることにより指令が入力されると、それに従って、ROM(Read Only Memory)903に格納されているプログラムを実行する。あるいは、CPU902は、ハードディスク905に格納されたプログラムを、RAM(Random Access Memory)904にロードして実行する。
これにより、CPU902は、上述したフローチャートにしたがった処理、あるいは上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU902は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース910を介して、出力部906から出力、あるいは、通信部908から送信、さらには、ハードディスク905に記録等させる。
なお、入力部907は、キーボードや、マウス、マイク等で構成される。また、出力部906は、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される。
ここで、本明細書において、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に行われる必要はない。すなわち、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含む。
また、プログラムは、1のコンピュータ(プロセッサ)により処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
なお、本技術は、以下の構成をとることができる。
<1>
複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成する再生制御部を備える
画像処理装置。
<2>
前記再生制御部は、さらに、前記再生制御情報に応じて、前記自由視点データの再生を制御する
<1>に記載の画像処理装置。
<3>
前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、再生を開始する前記再生制御情報を生成する
<1>又は<2>に記載の画像処理装置。
<4>
前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、再生を開始し、前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームで、再生を終了する前記再生制御情報を生成する
<1>ないし<3>のいずれかに記載の画像処理装置。
<5>
前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームまでを削除する前記再生制御情報を生成する
<1>ないし<4>のいずれかに記載の画像処理装置。
<6>
前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームに、再生をジャンプする前記再生制御情報を生成する
<1>ないし<5>のいずれかに記載の画像処理装置。
<7>
前記再生制御部は、所定の動画コンテンツの前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、他の動画コンテンツの前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームに、再生をジャンプする前記再生制御情報を生成する
<6>に記載の画像処理装置。
<8>
前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトに所定のデータを関係づける前記再生制御情報を生成する
<1>ないし<7>のいずれかに記載の画像処理装置。
<9>
前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトにエフェクト処理を適用する前記再生制御情報を生成する
<1>ないし<8>のいずれかに記載の画像処理装置。
<10>
複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成する
ことを含む画像処理方法。
<11>
複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成する再生制御部
として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
11 撮影装置, 12 コンテンツサーバ, 13 再生編集装置, 21 自由視点データ生成部, 22 ストロボモデル生成部, 23 記憶部, 24,31 通信部, 32 記憶部, 33 自由視点画像生成部, 34 表示部, 35 仮想視点設定部, 36 操作部, 37 再生制御部, 38 記憶部, 901 バス, 902 CPU, 903 ROM, 904 RAM, 905 ハードディスク, 906 出力部, 907 入力部, 908 通信部, 909 ドライブ, 910 入出力インタフェース, 911 リムーバブル記録媒体

Claims (11)

  1. 複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成する再生制御部を備える
    画像処理装置。
  2. 前記再生制御部は、さらに、前記再生制御情報に応じて、前記自由視点データの再生を制御する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、再生を開始する前記再生制御情報を生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、再生を開始し、前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームで、再生を終了する前記再生制御情報を生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームまでを削除する前記再生制御情報を生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームに、再生をジャンプする前記再生制御情報を生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記再生制御部は、所定の動画コンテンツの前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトが映るフレームから、他の動画コンテンツの前記3Dストロボ画像において選択された他のオブジェクトが映るフレームに、再生をジャンプする前記再生制御情報を生成する
    請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトに所定のデータを関係づける前記再生制御情報を生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記再生制御部は、前記3Dストロボ画像において選択されたオブジェクトにエフェクト処理を適用する前記再生制御情報を生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成する
    ことを含む画像処理方法。
  11. 複数の視点から撮影された複数の視点画像から生成される複数の時刻のオブジェクトの3Dモデルが3次元空間に配置されたストロボモデルを仮想視点から見た3Dストロボ画像に対する操作に応じて、前記複数の視点画像から生成される自由視点データの再生を制御する再生制御情報を生成する再生制御部
    として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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