JP2022037380A - 情報表示媒体 - Google Patents

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直孝 渡邉
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慎也 五十部
Shinya Isobe
優 進藤
Masaru Shindo
宏彰 高岡
Hiroaki Takaoka
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Abstract

【課題】クレジットカードやキャッシュカード等の媒体に突状の情報が形成された情報表示媒体に関し、発泡形態で形成された突状の情報を視認容易として利便性を向上させることを目的とする。【解決手段】基材12上に感熱発色層13が設けられ、当該感熱発色層13上に熱印加で発泡可能な透明の突状情報形成層14が設けられたものであり、突状情報形成層14には所望の位置に形成させる情報の形状に沿った第1レーザ照射光による熱印加によって層内を発泡させて突状とした突状情報15が形成され、感熱発色層13には当該突状情報形成層14における突状情報15の境界領域から周辺にかけた領域に対応した位置が第2レーザ照射光による熱印加によって無色から有彩色に発色された発色部17が形成された構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、クレジットカードやキャッシュカード等の媒体に突状の情報が形成された情報表示媒体に関する。
近年、例えばクレジットカードなどでは、一方面上にカード情報(所有者情報)がいわゆるエンボス加工による浮彫形態で形成されているものが普及しているが、熱印加で発泡可能な樹脂層を用いて他方面に凹部を形成させずに突状の情報を形成させることも知られている。このような発泡形態で形成された突状の情報を視認容易とすることが望ましい。
従来、樹脂層の発泡形態で情報を形成させる技術が、例えば特許文献1,2で知られている。特許文献1には、印刷版として使用され得るレリーフ構造を持つ合成素材で作られた多層式証明カードに関し、当該合成素材がレーザー光レコーダーの波長領域を吸収する素材であることが記載されている。また、特許文献2には、カードに関して、基材にレーザ照射により発熱する第1レーザ発熱層が積層され、当該第1レーザ発熱層に第1発泡層が積層され、当該第1発泡層に最表層としての表層が積層されるものであり、第1レーザ発熱層の発熱により第1発泡層が発泡して表層を突出部として形成させることが記載されている。
特開昭58-187397号公報 特開2013-188966号公報
しかしながら、上記特許文献1,2のように発泡形態で情報等を形成させた場合、反り等の変形を防止することができるが、所定の情報を当該発泡形態で突出させて形成させると突出の高さによっては裾部分がなだらかとなって境界部分が視覚上あいまいで情報として視認しにくく媒体使用時の利便性に欠けるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、発泡形態で形成された突状の情報を視認容易として利便性を向上させる情報表示媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、突状の形態で突状情報が形成された情報表示媒体であって、基材と、熱印加で発泡可能な透明の層であり、所望の位置に形成させる情報の形状に沿った第1レーザ照射光による熱印加によって層内を発泡させて突状とした前記突状情報が形成された突状情報形成層と、前記基材と前記突状情報形成層との間に介在され、当該突状情報形成層における前記突状情報の境界領域から周辺にかけた領域に対応した位置が第2レーザ照射光による熱印加によって無色から有彩色に発色された発色部が形成された感熱発色層と、を有する構成とする。
本発明によれば、基材上に感熱発色層が設けられ、当該感熱発色層上に熱印加で発泡可能な透明の突状情報形成層が設けられたものであり、突状情報形成層には所望の位置に形成させる情報の形状に沿った第1レーザ照射光による熱印加によって層内を発泡させて突状とした突状情報が形成され、感熱発色層には当該突状情報形成層における突状情報の境界領域から周辺にかけた領域に対応した位置が第2レーザ照射光による熱印加によって無色から有彩色に発色された発色部が形成された構成とすることにより、感熱発色層に形成させた有彩色の発色部が発泡形態の突状情報を視覚上立体的など強調して視認させるために当該突状情報を視認容易として媒体使用時の利便性を向上させることができるものである。
本発明に係る情報表示媒体の第1実施形態の構成図(1)である。 本発明に係る情報表示媒体の第1実施形態の構成図(2)である。 図1の情報表示媒体の製造説明図である。 本発明に係る情報表示媒体の第2実施形態の構成図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1及び図2に、本発明に係る情報表示媒体の第1実施形態の構成図を示す。図1は情報表示媒体の表面図、図2(A)は図1のA-A断面図、図2(B)は図1のB-B断面図である。図1及び図2(A)、(B)において、情報表示媒体11は、基材12上に感熱発色層13が設けられ、当該感熱発色層13上に突状情報形成層14が設けられて構成される。
上記基材12は、例えば全体的に不透明な例えば白色の樹脂を主成分として例えば厚さ560μmのものであり、例えばポリカーボネート(PC)が使用されるが、他にポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PET-G)などの公知の不透明な樹脂が使用することも可能である。
上記突状情報形成層14は、レーザ光のような赤外線で反応する光熱変換材料が含有された例えばポリカーボネート(PC)やポリ塩化ビニル(PVC)で、例えば厚さ100~200μmの透明な層である。上記光熱変換材料としては、例えば酸化インジウムスズ(ITO)、酸化タングステン化合物、六ホウ化物が挙げられ、公知のものである。そして、当該突状情報形成層14には、所望の位置に形成させる情報の形状に沿った第1レーザ照射光による熱印加によって層内を発泡させて突状とした突状部16により突状情報15が形成されている。
上記感熱発色層13は、電子受容体(電子供与性)である顕色剤と、当該顕色剤と反応し無色から有色に変色する染料と、基材12との密着性を保持するバインダ樹脂とで構成される。
顕色剤は、染料(後述のロイコ色素)と組み合わせて使用される。例えば、ビスフェノールS等のフェノール誘導体の成分を有する。染料は、例えば公知のロイコ色素が使用される。ロイコ色素は、発色する色相に応じて、例えばフタリド化合物、アザフタリド化合物、フルオラン化合物などより選択される。この実施形態では、赤色のロイコ色素が使用される。
バインダ樹脂は、透明、半透明であり、反応不活性の性質を有し、乾燥後に十分な強度とされるもので、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)系、ウレタン系、スチレン系、アクリル系などが挙げられ、ここではアクリル系樹脂が使用される。
そして、当該感熱発色層13には、突状情報形成層14における突状情報15の境界領域から周辺にかけた領域に対応した位置が第2レーザ照射光による熱印加によって例えば透明な無色から有彩色(ここでは赤色とする)に発色された発色部17を形成させている。
また、突状情報形成層14上であって、突状情報15が形成された領域以外の領域に、例えば媒体共通の情報や、媒体所持者固有の情報等の表示情報18が形成されている。
そこで、図3に、図1の情報表示媒体の製造説明図を示す。まず、図3(A)に示すように、基材12上に上述の感熱発色層13が塗工により形成される。続いて、図3(B)に示すように、感熱発色層13上に例えば厚さ100~200μmの光熱変換材料を含有するPCの突状情報形成層14が例えば接着剤や熱融着で接着されることにより情報表示媒体の基体とさせる。
また、図3(C)に示すように、図1のB-B断面図において、突状情報形成層14上であって、後に形成される突状情報15が形成される領域以外の領域に、図1に示す表示情報18が例えば印刷等により形成される。
そして、図3(D)に示すように、図1のA-A断面図において、突状情報形成層14に焦点を合致させ、形成させる突状情報15の形状に沿って、例えば出力50Wの印加エネルギで第1レーザ照射光21Aを、例えば画素数2000dpiで照射して走査することにより、照射領域における層内の光熱変換材料を発熱させることで周囲の樹脂材料が発泡して突状に盛り上がり、図2(A)に示す突状部16とさせて突状情報15を形成させる。
続いて、図3(F)に示すように、図1のA-A断面図において、感熱発色層13に焦点を合致させ、突状情報形成層14における突状情報15の境界領域から周辺にかけた領域に対応した位置に、例えば出力20Wの印加エネルギで第2レーザ照射光21Bを、例えば画素数600dpiで照射して走査することにより、当該照射部分の感熱発色層13が熱印加によって無色から有彩色(赤色)に発色された発色部17を形成させる。なお、上記発泡及び発色のためのレーザ光の照射は、レーザ照射装置の機種に応じて設定されるものである。当該発色部17によって、図1に示すように、突状情報15の周囲が有彩色(赤色)に視認されるものである。
このように、感熱発色層13に形成させた発色部17が発泡形態の突状情報15を視覚上立体的など強調して目視させることができ、当該突状情報15を視認容易として媒体使用時の利便性を向上させることができるものである。
次に、図4に、本発明に係る情報表示媒体の第2実施形態の構成図を示す。図4(A)、(B)に示す情報表示媒体11は、基材12上に印刷層18Aを設け、印刷層18A上に、図2等に示す感熱発色層13、突状情報形成層14を設けたものである。
当該印刷層18Aは、図4(B)に示すように、突状情報形成層14上に形成される突状情報15が形成される領域以外の領域に、図1に示す表示情報18を例えば印刷等により形成させている。これによって、媒体の長期使用に際しての表示情報18の剥がれ等を防止させることができるものである。
なお、印刷層18Aを地模様として、表示情報18を上述のように突状情報形成層14上の後に形成される突状情報15が形成される領域以外の領域に形成させることとしてもよい。
本発明の情報記録媒体は、突状の情報が形成されたクレジットカードやキャッシュカード等の媒体の製造、販売、使用等の産業に利用可能である。
11 情報表示媒体
12 基材
13 感熱発色層
14 突状情報形成層
15 突状情報
16 突状部
17 発色部
18 表示情報
18A 印刷層
21A 第1レーザ照射光
21B 第2レーザ照射光

Claims (1)

  1. 突状の形態で突状情報が形成された情報表示媒体であって、
    基材と、
    熱印加で発泡可能な透明の層であり、所望の位置に形成させる情報の形状に沿った第1レーザ照射光による熱印加によって層内を発泡させて突状とした前記突状情報が形成された突状情報形成層と、
    前記基材と前記突状情報形成層との間に介在され、当該突状情報形成層における前記突状情報の境界領域から周辺にかけた領域に対応した位置が第2レーザ照射光による熱印加によって無色から有彩色に発色された発色部が形成された感熱発色層と、
    を有することを特徴とする情報表示媒体。
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