JP2022034433A - ハーネス型安全帯用パッド - Google Patents

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Ryoko Ichimura
華世 川腰
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Abstract

【課題】胴ベルトを安定的に且つ不快感なく巻回・保持することができるハーネス型安全帯用パッドを提供する。【解決手段】ハーネス型安全帯用パッド10は、左右一対の肩掛けベルト110の交差部に位置する背当て部21と、肩掛けベルト110に沿って前記背当て部21から装着者1の肩をとおり装着者1の胸部に亘って位置する肩当て部22とを含むパッド本体20と、前記パッド本体20の背当て部21から下方に延び、装着者1が装着する胴ベルト2と着脱自在に連結して前記胴ベルト2を吊り下げる胴ベルト用の吊り下げベルト30とを備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、ハーネス型安全帯に使用されるパッドに関する。
高所での作業現場においては、作業者の落下事故を防止するために墜落制止用器具とも呼ばれる安全帯の着用が義務づけられている。安全帯は、胴ベルト型とハーネス型に大別される。ハーネス型安全帯は、肩掛けベルト及び腿ベルトを備えており、胴ベルト型安全帯に比べ墜落阻止時における落下衝撃荷重が分散されるとともに、身体に与える損傷を低減させることができる。また、ハーネス型安全帯を装着した作業者は、落下阻止後に救助されるまでの間を、安定した姿勢で待つことができる。このような理由から、現在では、原則的にハーネス型安全帯が使用される。
作業現場では、作業者は各種工具や工具袋などを吊り下げるための胴ベルトを装着することが一般的である。この胴ベルトには多種多様な工具等が吊り下げられるため、胴ベルトは作業者の腰に安定的に巻回・保持されることが好ましい。特に多くの工具類や重量の大きい工具類を吊り下げた場合、胴ベルトが腰からずり下がってしまい、作業性が落ちるだけでなく工具等が周囲の人や物に当たってしまうおそれがある。そこで、従来は、胴ベルトをハーネス型安全帯の一部として構成し、工具等の装着により胴ベルトにかかる荷重の一部を肩掛けベルトに逃がすことにより胴ベルトを安定的に巻回・保持するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2009-005765号公報
ところで、作業者は、高所作業を行うだけでなくハーネス型安全帯の使用が不要な場所で作業を行うことも多々ある。しかし、上述のハーネス型安全帯は胴ベルトと一体となっているため、ハーネス型安全帯を脱いだ状態では別途の胴ベルトを装着するとともに、ハーネス型安全帯から前記別途の胴ベルトに各種工具や工具袋を移動させる必要があり利便性に欠けるものであった。
そこで、作業者は、単体の胴ベルトを装着するとともに、必要に応じて、胴ベルトが一体とはなっていないハーネス型安全帯を装着するという運用が行われている。しかし、単体の胴ベルトを作業者の腰に安定的に巻回・保持するためには、胴ベルトを作業者の腰にきつく締めることが必要になり、作業者が過度な圧迫感を覚えたり腰の曲げ伸ばしが困難になったりするという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、胴ベルトを安定的に且つ不快感なく巻回・保持することができるハーネス型安全帯用パッドを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、左右一対の肩掛けベルト及び左右一対の腿ベルトを備えるとともに装着者の背面上部において前記左右一対の肩掛けベルトが交差するハーネス型安全帯と前記装着者との間に着脱自在に介在させて用いられ前記ハーネス型安全帯と前記装着者との接触を和らげるためのパッドにおいて、前記左右一対の肩掛けベルトの交差部に位置する背当て部と、前記肩掛けベルトに沿って前記背当て部から前記装着者の肩をとおり前記装着者の胸部に亘って位置する肩当て部とを含むパッド本体と、前記パッド本体の背当て部から下方に延び、前記装着者が装着する胴ベルトと着脱自在に連結して前記胴ベルトを吊り下げる胴ベルト用の吊り下げベルトとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ハーネス型安全帯と装着者の間に介在するパッドから延びる吊り下げベルトを胴ベルトに連結させることにより、胴ベルトにかかる荷重の一部をパッドの肩当て部に逃がすことができる。これにより、きつく締めることなく安定的に胴ベルトを巻回・保持することができる。また、胴ベルト用の吊り下げベルトを、ハーネス型安全帯に付設するのではなくハーネス型安全帯と着脱自在のパッドに付設したので、ハーネス型安全帯に改造等をすることなく従前のハーネス型安全帯の使用を継続できる。
ハーネス型安全帯用パッドの正面図 ハーネス型安全帯の正面図 ハーネス型安全帯用パッドの使用態様を説明する図 他の例に係るハーネス型安全帯用パッドの正面図
本発明の一実施の形態に係るハーネス型安全帯用パッドについて図面を参照して説明する。図1はハーネス型安全帯用パッドの正面図、図2はハーネス型安全帯の正面図、図3はハーネス型安全帯用パッドの使用態様を説明する図である。
まず、図2を参照してハーネス型安全帯の構成について説明する。本実施の形態におけるハーネス型安全帯100は従来周知のものであり、X型と呼ばれるものである。
ハーネス型安全帯100は、図2に示すように、左右一対の肩掛けベルト110と、左右一対の腿ベルト120とを備えている。左右一対の肩掛けベルト110は、装着者1の背面上部においてバックル130によって交差した状態で保持されている。肩掛けベルト110の交差部にはランヤード(図示省略)の取り付け手段としてのD環140が付設されている。
肩掛けベルト110及び腿ベルト120は、装着者1の背面上部及び左右の腰部において交差して全体が環状となるように長手方向に交互に連結されている。左右の腰部における交差部150は縫製により交差状態が保持されている。また、腿ベルト120は、装着を容易にするため、装着者1の前面側において雄部161及び雌部162からなるバックル160により連結・分離可能となっている。
左右一対の肩掛けベルト110は、装着者1の胸部において胸ベルト170により互いに連結されている。胸ベルト170は、装着を容易にするため、その中間部において、雄部181及び雌部182からなるバックル180により連結・分離可能となっている。また、左右一対の腿ベルト120は、装着者の背面側において尻当ベルト190により連結されている。
次に、本実施の形態にかかるハーネス型安全帯用パッドについて図1及び図3を参照して説明する。ハーネス型安全帯用パッド10は、ハーネス型安全帯100と装着者1との間に着脱自在に介在させて用いられ、ハーネス型安全帯100と装着者1との接触を和らげる機能を有する。ハーネス型安全帯用パッド10は、パッド本体20と、胴ベルト2用の吊り下げベルト30とを備えている。
パッド本体20は、左右一対の肩掛けベルト110の交差部に位置する背当て部21と、肩掛けベルト110に沿って前記背当て部21から装着者1の肩をとおり装着者1の胸部に亘って位置する左右一対の肩当て部22とを一体に形成したものである。背当て部21は、前記バックル130よりも大きい面積の略矩形に形成されている。肩当て部22は、背当て部21の上部の左右両端から肩掛けベルト110の沿って延びるよう形成されている。また、肩当て部22は、肩掛けベルト110よりも幅が大きく形成されている。このように本実施の形態にかかるパッド本体20は、略Y字形状となっている。
パッド本体20は、さらに、ハーネス型安全帯100に着脱自在に取る付けるための取付手段として、背当て部21に横方向に設けた取り付けベルト23、肩当て部22に幅方向に設けた取り付けベルト24とを備えている。各取り付けベルト23,24は、一対の取り付け片を備えており、各取り付け片を例えば面ファスナーなどの着脱自在な連結手段により連結・分離可能に構成されている。ハーネス型安全帯用パッド10は、肩掛けベルト110を取り付けベルト24と肩当て部22との間に挿通させるとともに、バックル130を取り付けベルト23と背当て部21との間に挿通させることにより、ハーネス型安全帯100に取り付ける。
ハーネス型安全帯用パッド10は、パッド本体20の背当て部21から下方に延び、装着者1が装着する胴ベルト2と着脱自在に連結して当該胴ベルト2を吊り下げる胴ベルト2用の吊り下げベルト30を備えている。吊り下げベルト30の上端は、背当て部21に縫い付けられている。吊り下げベルト30は、長さ調整且つ胴ベルト2への着脱を行うためのバックル31を備えている。
胴ベルト2は、従来周知のものであり、本実施の形態では、ハーネス型安全帯100に対して非連結状態で装着者1の腰に巻回した状態で装着される。図3の使用例では、胴ベルト2は、ハーネス型安全帯100の内側、すなわち装着者1側に装着している。これにより、胴ベルト2を装着したままハーネス型安全帯100の着脱を行うことができる。なお、胴ベルト2は、ハーネス型安全帯100の外側に装着してもよい。また、胴ベルト2とハーネス型安全帯100の交差部におけるハーネス型安全帯100のベルトが二重構造になっている場合には、当該二重構造のベルトの間に胴ベルト2を挿通させてもよい。
このように本実施の形態にかかるハーネス型安全帯用パッド10によれば、ハーネス型安全帯100と装着者1の間に介在するパッド本体20から延びる吊り下げベルト30を胴ベルト2に連結させることにより、胴ベルト2にかかる荷重の一部をパッド本体20の肩当て部22に逃がすことができる。これにより、きつく締めることなく安定的に胴ベルト2を巻回・保持することができる。また、胴ベルト2用の吊り下げベルト30を、ハーネス型安全帯100に付設するのではなくハーネス型安全帯100と着脱自在のハーネス型安全帯用パッド10に付設したので、ハーネス型安全帯100に改造等をすることなく従前のハーネス型安全帯100の使用を継続できる。
以上、本発明の一実施の形態について詳述したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよい。
例えば、上記実施の形態では、ハーネス型安全帯用パッド10のパッド本体20は略Y字形状となっているが、図4に示すように、肩掛けベルト110の交差部に位置する背当て部21か肩掛けベルト110に沿って下方に延びる左右一対の下方背当て部25を備えていてもよい。すなわち、略X字形状のパッド本体20であってもよい。
また、上記実施の形態では、吊り下げベルト30と胴ベルト2とを着脱自在に連結する機能及び且つ吊り下げベルト30の長さ調整機能をバックル31により実現しているが、各機能をそれぞれ別手段により構成してもよい。ここで着脱自在の連結機能は従来周知の任意のものを用いることができ、例えば面ファスナーを用いることができる。また、長さ調整機能も従来周知の任意のものを用いることができる。
また、上記実施の形態で説明したハーネス型安全帯100はその一例にすぎず、胴ベルトと独立したタイプのハーネス型安全帯であっても胴ベルトと連結状態にあるタイプのハーネス型安全帯であっても、本発明に係るハーネス型安全帯用パッド10を使用することができる。
1…装着者
2…胴ベルト
10…ハーネス型安全帯用パッド
20…パッド本体
21…背当て部
22…肩当て部
23,24…取り付けベルト
25…下方背当て部
30…吊り下げベルト
100…ハーネス型安全帯
110…肩掛けベルト
120…腿ベルト
130,160,180…バックル
140…D環
150…交差部
170…胸ベルト
190…尻当ベルト

Claims (4)

  1. 左右一対の肩掛けベルト及び左右一対の腿ベルトを備えるとともに装着者の背面上部において前記左右一対の肩掛けベルトが交差するハーネス型安全帯と前記装着者との間に着脱自在に介在させて用いられ前記ハーネス型安全帯と前記装着者との接触を和らげるためのパッドにおいて、
    前記左右一対の肩掛けベルトの交差部に位置する背当て部と、前記肩掛けベルトに沿って前記背当て部から前記装着者の肩をとおり前記装着者の胸部に亘って位置する肩当て部とを含むパッド本体と、
    前記パッド本体の背当て部から下方に延び、前記装着者が装着する胴ベルトと着脱自在に連結して前記胴ベルトを吊り下げる胴ベルト用の吊り下げベルトとを備えた
    ことを特徴とするハーネス型安全帯用パッド。
  2. 前記ハーネス型安全帯に対して着脱自在に取り付けるための取付手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のハーネス型安全帯用パッド。
  3. 前記胴ベルトは、前記ハーネス型安全帯に対して非連結状態で前記装着者に装着される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のハーネス型安全帯用パッド
  4. 前記肩掛けベルト及び前記腿ベルトは、前記装着者の背面上部及び左右の腰部において交差するよう環状に連結される
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のハーネス型安全帯用パッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024049062A1 (ko) * 2022-09-01 2024-03-07 김태수 프리 사이즈 안전대

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