JP2022032550A - 飲料供給装置 - Google Patents

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【課題】飲料供給装置の飲料の抽出滓を、再利用し易い状態である水分を濾過した原料カスとして回収させる。【解決手段】飲料を抽出する抽出機37と、これによる飲料の抽出の際に用いるペーパーフィルタPFを挟持し、飲料の抽出毎にペーパーフィルタPFをフィルタロールFRから繰り出させるペーパーローラ部375と、抽出機37による飲料の抽出により生じた抽出滓K、飲料の抽出に用いたペーパーフィルタPF、抽出機37の洗浄により生じた廃液を収容する収容箱39を備え、収容箱39内に着脱可能に収納される原料カス収容部40を設け、ペーパーフィルタPFと廃液は収容箱39に収容し、原料カス収容部40は抽出滓Kから水分を濾過した原料カスBSを収容するものである。【選択図】図7

Description

本発明は、飲料供給装置に関するものである。
従来、飲料供給装置として、図21に示すように、抽出機37と、フィルタ収納部47と、ペーパーローラ部375と、収容箱39とを備えたものが知られている。
抽出機37は、装置本体の内部に配設されており、粉砕された原料と湯とから飲料を抽出するものである。フィルタ収納部47は、抽出機による飲料の抽出の際に用いるペーパーフィルタPFを巻回するフィルタロールを、回転可能に支持して収納するものである。ペーパーローラ部375は、抽出機を構成するシリンダ371とフィルタブロックとの間を通過する態様でフィルタロールから引き出されたペーパーフィルタPFを挟持し、飲料の抽出毎にペーパーフィルタPFをフィルタロールから繰り出せるものである。収容箱39は、抽出機37による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓Kと、該飲料の抽出に用いたペーパーフィルタPFと、上記抽出機37の洗浄に用いた廃液を収容するものである。
このような飲料供給装置では、抽出機により抽出された飲料をカップに供給し、抽出機の下方に配置した収容箱に、抽出機による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓と該飲料の抽出に用いたペーパーフィルタとを分離して堆積させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-111069号公報
上記飲料供給装置の収容箱には、抽出により生じた水分を含む抽出滓と抽出に用いたペーパーフィルタと廃液とを収容していた。ところで、抽出滓から水分を濾過した原料カスは、消臭剤や除湿剤など有効活用できるため、飲料供給装置から原料カスとして回収したい要望があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、飲料の抽出滓を、再利用し易い状態である水分を濾過した原料カスとして回収させることができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、粉砕された原料と湯とが投入されることにより飲料を抽出する飲料供給装置であって、原料と湯を内部に溜める円筒状のシリンダと、該シリンダの下方域に設けられ、飲料の抽出により生じた抽出滓と飲料とを濾過するフィルタブロックとを有する抽出機と、前記抽出機による飲料の抽出の際に用いるペーパーフィルタを巻回するフィルタロールを、回転可能に支持して収納するフィルタ収納部と、前記フィルタロールより引き出されたペーパーフィルタを挟持し、飲料の抽出毎に該ペーパーフィルタをフィルタロールから繰り出させるペーパーローラ部と、前記抽出機による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓、該飲料の抽出に用いた前記ペーパーフィルタ、並びに前記抽出機の洗浄により生じた廃液を収容する収容箱と、を備え、前記収容箱内に着脱可能に収納される原料カス収容部を設け、前記ペーパーフィルタと前記廃液は該収容箱に収容し、該原料カス収容部は前記抽出滓から水分を濾過した原料カスを収容することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記収容箱を2つに区画する仕切板を設け、一方をペーパーフィルタ収容部と、他方を廃液貯留部としたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記収容箱内の前記廃液貯留部の上部に前記原料カス収容部を配置したことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記収容箱内に着脱可能に収納される有底筒状の形態を成しているペーパーフィルタ収容用箱を設け、前記廃液は該収容箱に収容し、前記ペーパーフィルタは前記ペーパーフィルタ収容箱に収容したことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、粉砕された原料と湯とが投入されることにより飲料を抽出する飲料供給装置であって、原料と湯を内部に溜める円筒状のシリンダと、該シリンダの下方域に設けられ、飲料の抽出により生じた抽出滓と飲料とを濾過するフィルタブロックと、前記フィルタブロック上に残留した抽出滓を排出する抽出滓排出機構とを有する抽出機と、前記抽出機による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓、並びに前記抽出機の洗浄により生じた廃液を収容する有底筒状の形態を成す収容箱と、を備え、 前記収容箱内に着脱可能に収納される原料カス収容部を設け、該原料カス収容部は前記抽出滓から水分を濾過した原料カスを収容することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記廃液を廃液貯留部へ流入させる廃液流路を設け、前記廃液流路は、前記原料カス収容用部に前記廃液を流入させないことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記原料カス収容部は、底部に複数の細孔により構成される濾過部が形成された有底筒状の形態を成していることを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記収容箱 若しくは原料カス収容部に、前記抽出滓の水分を強制除去する水分強制除去機構を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、収容箱内に着脱可能に収納される原料カス収容部を設け、廃液とペーパーフィルタPFとを原料カスBSと分離して、原料カスBSを取り出して再利用し易くさせることができる飲料供給装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の各構成要素を模式的に示す模式図である。 図3は、図2に示した抽出機とその周辺構造を示す斜視図である。 図4は、図2に示した抽出機の要部を拡大して示す斜視図である。 図5は、図2に示した収容箱を示す斜視図である。 図6は、図5に示した収容箱の縦断面図である。 図7は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の詳細を示した図であり、収容箱に原料カス収容部を設けた場合の概略縦断面図である。 図8は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の詳細を示した図であり、収容箱に仕切板を設け、廃液貯留部を構成した概略縦断面図である。 図9は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の詳細を示した図であり、収容箱にペーパーフィルタ収容部を設けた場合の概略縦断面図である。 図10は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の詳細を示した図であり、収容箱に原料カス収容箱を設けた場合の概略縦断面図である。 図11は、図2に示した制御部による飲料の供給の手順を示す模式図である。 図12は、図2に示した制御部による飲料の供給の手順を示す模式図である。 図13は、図2に示した制御部による飲料の供給の手順を示す模式図である。 図14は、図2に示した制御部による飲料の供給の手順を示す模式図である。 図15は、図2に示した制御部による飲料の供給の手順を示す模式図である。 図16は、本発明の実施の形態であるスクレーパを用いた飲料供給装置の各構成要素を模式的に示す模式図である。 図17は、本発明の実施の形態であるスクレーパを用いた飲料供給装置の詳細を示した図であり、抽出滓が堆積した状態の概略縦断面図である。 図18は、図17に示したスクレーパによる抽出滓の排出の手順を示す模式図である。 図19は、図17に示したスクレーパによる抽出滓の排出の手順を示す模式図である。 図20は、図17に示したスクレーパによる抽出滓の排出の手順を示す模式図である。 図21は、従来の形態である飲料供給装置の詳細を示した図であり、抽出滓とペーパーフィルタを収容した状態の概略縦断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施例1の形態である飲料供給装置を示すものであり、図1は、外観構成を示す斜視図を、図2は、各構成要素を模式的に示す模式図である。
ここで例示する飲料供給装置は、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシンであり、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理を行って、容器であるカップCにコーヒー等の飲料を供給するものである。このような飲料供給装置は、装置本体1を備えている。
装置本体1は、本体キャビネット10及び前面扉20を備えて構成されている。本体キャビネット10は、前面に図示せぬ開口(以下、前面開口ともいう)を有した略直方体状の形態を成すものである。この本体キャビネット10の内部には、飲料(例えばコーヒー)を生成する飲料生成部30及び制御部60が設けられている。
前面扉20は、本体キャビネット10の前面開口を閉塞するのに十分な大きさを有する扉体である。この前面扉20は、本体キャビネット10の前方側の左側縁部において、上下方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けられており、本体キャビネット10の前面開口を開閉することが可能である。
かかる前面扉20は、前面が接客面を構成するものであり、表示部21、飲料供給部22、開閉扉23が設けられている。
表示部21は、例えば液晶タッチパネルにより構成されており、制御部60から与えられる指令に応じて各種情報を表示するとともに、タッチ操作等の入力操作が可能である。かかる表示部21は、タッチ操作等の入力操作が行われた場合、販売信号を制御部60に送出するものである。
飲料供給部22は、表示部21の下方側に設けられており、ステージ22aを有している。ステージ22aは、カップCを載置させるものであり、円弧状の図示せぬストッパが設けられている。
開閉扉23は、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成されるものであり、飲料供給部22を覆うのに十分な大きさを有している。この開閉扉23は、左側端部が前面扉20に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、開閉扉23は、飲料供給部22に近接離反する態様で前後方向に沿って揺動可能であり、飲料供給部22に近接する態様で後方に揺動する場合に飲料供給部22を閉成させることが可能であり、飲料供給部22から離隔する態様で前方に揺動する場合に飲料供給部22を開成させることが可能である。
上記飲料生成部30について説明する。飲料生成部30は、原料箱31、粉砕機33、給湯手段35、抽出機37、収容箱39、加圧空気供給ライン41、排水ライン43及びノズル45を備えて構成されている。
原料箱31は、飲料原料である焙煎されたコーヒー豆を収容するものであり、一部が本体キャビネット10の天板部12から上方に突出する態様で設けられている。この原料箱31には、原料供給駆動部311が設けられている。原料供給駆動部311は、制御部60から駆動指令が与えられた場合に駆動するものである。かかる原料供給駆動部311は、駆動指令に含まれる所定量のコーヒー豆を払い出すものである。
粉砕機33は、いわゆるミルと称されるもので、制御部60から駆動指令が与えられた場合に駆動するものである。この粉砕機33は、原料箱31の下方域に設置されており、該原料箱31に原料シュート32を介して連結されている。
上記粉砕機33は、駆動する場合に、原料箱31から払い出されるとともに原料シュート32により案内されたコーヒー豆を粉砕し、粉シュート34を通じて粉砕したコーヒー豆(以下、コーヒー粉砕豆ともいう)を抽出機37に投入するものである。ここで粉シュート34は、樹脂により各構成要素が一体化されて構成されている。
給湯手段35は、抽出機37に湯を供給するためのものであり、湯タンク351、定量ポンプ352、補助タンク353、給湯ポンプ354及び逆止弁355が、給湯配管により構成される給湯ライン356に順次接続されて構成されている。
湯タンク351は、図示せぬ水供給手段から供給された水道水等の水をヒータ351aにより加熱して湯として貯留するものである。定量ポンプ352は、制御部60から与えられる指令に応じて駆動するものであり、駆動する場合には、湯タンク351から補助タンク353に定量の湯を送出するものである。補助タンク353は、湯タンク351より容積が小さいものであり、定量ポンプ352により送出された湯を一時的に貯留するものである。給湯ポンプ354は、制御部60から与えられる指令に応じて駆動するものであり、駆動する場合には、補助タンク353の湯を加圧して抽出機37に送出するものである。この給湯ポンプ354は、送出量が定量ポンプ352の送出量よりも大きくなるようにされている。逆止弁355は、給湯ポンプ354から送出された湯が抽出機37に向けて通過することを許容する一方、抽出機37から補助タンク353に向けて湯が通過することを規制する弁体である。この逆止弁355は、図には明示していないが、湯タンク351に熱的に接続された状態で配置されている。
抽出機37は、いわゆるブリュアユニットと称されるものであり、粉砕機33から粉シュート34を介して投入されたコーヒー粉砕豆と、給湯手段35により供給された湯とからコーヒーを抽出するものである。
このような抽出機37には、飲料供給ライン38が接続されている。飲料供給ライン38は、単独の飲料供給配管により、あるいは複数の飲料供給配管を接続して構成されており、抽出機37で抽出されたコーヒーをノズル45まで供給するものである。
この飲料供給ライン38には、その途中に第1ピンチバルブ381が設けられている。この第1ピンチバルブ381は、制御部60から与えられる指令に応じて開閉するものであり、開状態となる場合に、流体の通過を許容する一方、閉状態となる場合に、流体の通過を規制するものである。
加圧空気供給ライン41は、複数の加圧空気供給配管を接続して構成されており、一端が蓋体372に接続されるとともに、他端が飲料供給ライン38の途中に接続されている。この加圧空気供給ライン41には、エアポンプ411、第2ピンチバルブ412及び第3ピンチバルブ413が設けられている。
エアポンプ411は、制御部60から与えられる指令に応じて駆動するものであり、空気を圧縮して送出するものである。第2ピンチバルブ412は、エアポンプ411よりも一端側(蓋体372側)に設けられている。この第2ピンチバルブ412は、制御部60から与えられる指令に応じて開閉するものであり、開状態となる場合に、流体の通過を許容する一方、閉状態となる場合に、流体の通過を規制するものである。第3ピンチバルブ413は、エアポンプ411よりも他端側(飲料供給ライン38側)に設けられている。この第3ピンチバルブ413は、制御部60から与えられる指令に応じて開閉するものであり、開状態となる場合に、流体の通過を許容する一方、閉状態となる場合に、流体の通過を規制するものである。
排水ライン43は、単数若しくは複数の排水配管を接続して構成されており、飲料供給ライン38の途中から分岐して収容箱39の上方域に延在する態様で設けられている。この排水ライン43には、第4ピンチバルブ431が設けられている。この第4ピンチバルブ431は、制御部60から与えられる指令に応じて開閉するものであり、開状態となる場合に、廃液等の流体の通過を許容する一方、閉状態となる場合に、廃液等の流体の通過を規制するものである。
ノズル45は、前面扉20に設けられた図示せぬノズル装着部に対して着脱可能なものである。このノズル45は、ノズル装着部に装着されることで、飲料供給部22を臨む態様で配設される。つまり、ノズル45は、飲料供給部22を臨む態様で着脱可能に配設される。このようなノズル45は、飲料供給ライン38を通じて供給された飲料を、ステージ22aに載置されたカップCに対して吐出するものである。
制御部60は、図示せぬ記憶部に記憶されたプログラムやデータに従って飲料供給装置の各部の動作を統括的に制御するものである。尚、制御部60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
かかる飲料供給装置1の抽出機37は、図3にも示すように、シリンダ371、蓋体372及びフィルタブロック373を備えて構成されている。シリンダ371は、略円筒状の形態を成しており、本体キャビネット10に対して着脱可能に設けられている。このシリンダ371は、従来のものよりも外径及び内径が小さくなる態様で細径に形成されており、下面開口の径が例えば60mm~61mm程度とされている。
蓋体372は、例えばモータ等の駆動機構372aが制御部60から与えられる指令により駆動することにより、シリンダ371の上面開口に対して近接離反する態様で移動するもので、シリンダ371の上面開口を開閉するものである。この蓋体372には、図に明示しないが、粉シュート34を通じて供給されたコーヒー粉砕豆がシリンダ371に投入されることを許容する孔や、給湯手段35により供給された湯がシリンダ371に投入されることを許容する孔が形成されている。
フィルタブロック373は、シリンダ371の下方域に設けられており、上記飲料供給ライン38に接続されている。このフィルタブロック373は、制御部60から与えられる指令に応じてブロックモータ373aが駆動することにより、シリンダ371に近接離反する態様で上下方向に移動するものである。
この抽出機37のフィルタブロック373には、図4に示すように、ペーパーローラ部375、第1カッター部377及び第2カッター部379が設けられている。
ペーパーローラ部375は、フィルタ収納部47に回転可能に支持されて収納されたフィルタロールFRから引き出され、ガイドローラGRにより案内されたペーパーフィルタPFを挟持するものである。ペーパーローラ部375は、抽出機37の下方に配置され、制御部60から動作指令が与えられた場合に回転するものである。
ここでフィルタロールFRは、ペーパーフィルタPFを巻回するものである。つまり、フィルタ収納部47は、抽出機37による飲料の抽出の際に用いられるペーパーフィルタPFを巻回するフィルタロールFRを、回転可能に支持して収納するものである。
このようなペーパーローラ部375は、図4に示すように、駆動ローラ3751と従動ローラ3752とを備えて構成されている。
第1カッター部377は、ペーパーローラ部375の下方側に設けられており、ペーパーフィルタPFを切断するためのものである。この第1カッター部377は、ペーパーフィルタPFを切断するための刃部377aが下端縁部に設けられており、鉛直方向に沿って延在する部分である。
第2カッター部379は、ペーパーローラ部375の後方側に設けられており、ペーパーフィルタPFを切断するためのものである。この第2カッター部379は、ペーパーフィルタPFを切断するための刃部379aが上端縁部に設けられている。
ところで、そのようなフィルタブロック373は、フィルタロールFRから引き出されたペーパーフィルタPFが、シリンダ371とフィルタブロック373との間を通過する態様で所定の経路にセットされた場合には、ペーパーローラ部375の回転によりフィルタロールFRからペーパーフィルタPFを繰り出させるものである。つまり、ペーパーローラ部375がフィルタロールFRからペーパーフィルタPFを繰り出せる繰出動作を許容している。
図5は、図2に示した収容箱39を示す斜視図である。収容箱39は、図3にも示したように、抽出機37のフィルタブロック373の下方域に設置されており、抽出機37での飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓K(図7から図10及び図17参照)と抽出に用いたペーパーフィルタPFとを収容するものである。
収容箱39は、有底筒状の形態を成しており、収容した水分を含む抽出滓KとペーパーフィルタPFと廃液を廃棄するため、図6に示す前方側へ引き出して取り出すことから、抽出機37のフィルタブロック373、およびペーパーローラ部375に接触しないように、上面前方側394より上面後方側395が低い形状となっている。
図7は、収容箱39の内部に脱着可能な原料カス収容部40を備えて構成されている概略縦断面図である。この原料カス収容部40は、水分を分離させる濾過機能を有し、抽出機37での飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓Kを収容して、経過に伴い抽出滓Kの水分を濾過して原料カスBSとする。ペーパーフィルタPFと廃液と抽出滓Kの水分は、収容箱39の原料カス収容部40の外部に収容される。
また図7は、原料カス収容部40が支え金403とネット404で構成された一例を示している。支え金403に濾過機能を有するネット404を取り付け、収容箱39の上面前方側394の上端面に、支え金403を引っ掛かる構造とすることで着脱可能とさせている。このような構成により、廃液とペーパーフィルタPFとを原料カスBSと分離して、原料カスBSを取り出して再利用し易くさせることができる。
図8は、図7の変形例であり、収容箱39の内部を2箇所に区分する仕切板391が構成されている概略縦断面図である。この仕切板391は、収容箱39の内部を前後に区分するように幅方向の全幅に収納箱39の底部から中間域まで立設して形成されており、原料カス収容部40の下方域に、排水ライン43からの廃液と抽出滓Kの水分を貯留する廃液貯留部392を配置して、廃液と抽出滓Kの水分は廃液貯留部392に収容して、ペーパーフィルタPFは収容箱39の仕切板391で区分された廃液貯留部392の外に収容される。このような構成により抽出滓Kから濾過した水分と廃液の廃棄液体を合わせて廃棄し易くさせることができ、また廃液とペーパーフィルタPFを別々に回収することができる。
また図8は、抽出機37に繋がる排水ライン43からの廃液を、原料カス収容部40に流入させないために、収容箱39に構成し、仕切板391に取り付けられる廃液流路398を設けている。このような構成により、原料カスBSに廃液が入らないようになり、原料カスBSへの廃液の浸入を防止させることができる。
図9は、図7の変形例であり、収容箱39の内部に脱着可能なペーパーフィルタ収容箱42を備えて構成されている概略縦断面図である。ペーパーフィルタ収容箱42は、収容箱39の内部の原料カス収容部40の外部に配置され、収容箱39の位置決めガイド396により原料カス収容部40の下方域に配置されない位置に配置して、ペーパーフィルタPFを収容する。廃液と抽出滓Kの水分は、ペーパーフィルタ収容箱42の外部に収容される。このような構成によりペーパーフィルタPFのみを回収し易くさせることができる。
また図9は、抽出機37に繋がる排水ライン43からの廃液を、原料カス収容部40に流入させないために、収容箱39に構成し、ペーパーフィルタ収容箱42に取り付けられる廃液流路398aを設ける一例を示している。
図10は、図7の変形例であり、収容箱39の内部に脱着可能な原料カス収容部40として原料カス収容箱401を備えて構成されている概略縦断面図である。この原料カス収容箱401は、有底筒状の形態を成しており、下部に濾過部402を構成されている。濾過部402は、フィルタブロック373の受け面373b(図3及び図4参照)に形成された孔と同程度の径を有する複数の細孔により構成されており、廃液等の液体の通過を許容するものである。
また原料カス収容箱401は、収容箱39の前面側と仕切板3911により廃液貯留部392の上部に配置されるように形成されている。この仕切板3911は、収容箱39の内部を前後に区分するように幅方向の全幅に収容箱39の底部から立設し、かつ前後方向に屈曲して略水平部3911aが形成されており、この仕切板3911の略水平部3911aにて原料カス収容箱401の後端底部を支え、濾過した水分と廃液に原料カスが浸からないように構成されている。このような構成によりカス収容箱401に原料カスBSを収容することで、原料カスBSを取り出し易くさせることができる。
これにより、収容箱39は、抽出機37による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓K、該飲料の抽出に用いたペーパーフィルタPF、並びに抽出機37の洗浄により生じた廃液を収容して、収容箱39内部に配置した原料カス収容部40で、水分を含む抽出滓Kの水分を濾過して原料カスBSとするものである。
また図10は、抽出機37に繋がる排水ライン43からの廃液を、原料カス収容部40に流入させないために、原料カス収容箱401の左側に、収容箱39に形成した廃液流路398bを設ける一例を示している。
以上のような構成を有する飲料供給装置では、図11から図15に示すように飲料供給部22のステージ22aに載置されたカップCに対して、コーヒー飲料を供給することができる。尚、前提として、湯タンク351では、所定の温度の湯が生成されて貯留されているものとし、第1ピンチバルブ381、第2ピンチバルブ412及び第4ピンチバルブ431が閉状態で、第3ピンチバルブ413が開状態にあるものとする。
利用者により表示部21がタッチ操作されることにより、選択された飲料の販売信号が与えられた制御部60は、図11に示すように、フィルタブロック373を上方に向けて移動させた後、原料供給駆動部311に駆動指令を与えて該飲料に対応した量のコーヒー豆を粉砕機33に払い出させ、粉砕機33に駆動指令を与えてコーヒー豆を粉砕させて抽出機37に投入させる。その後、原料供給駆動部311の駆動を停止させる。
制御部60は、定量ポンプ352を駆動させて湯タンク351から定量の湯を補助タンク353に送出しつつ、給湯ポンプ354を駆動させて補助タンク353の湯を加圧して抽出機37に送出することで、湯を抽出機37に投入させる。その後、定量ポンプ352及び給湯ポンプ354の駆動を停止させる。
そして、制御部60は、エアポンプ411を駆動させることにより、図13に示すように、飲料供給ライン38の一部を利用して、シリンダ371に加圧空気(撹拌用の加圧空気)を供給してコーヒー粉砕豆と湯とを撹拌(強制撹拌)させる。その後、エアポンプ411の駆動を停止させる。
そのようにしてコーヒー粉砕豆と湯とを強制撹拌させた制御部60は、蓋体372を下方に移動させてシリンダ371の上面開口を閉成させ、第3ピンチバルブ413を閉状態にして、第1ピンチバルブ381及び第2ピンチバルブ412を開状態にさせ、エアポンプ411を駆動させる。尚、第4ピンチバルブ431は閉状態に維持させる。
これにより、図13に示すように、シリンダ371に加圧空気(抽出用の加圧空気)を供給することで、コーヒーが抽出され、抽出されたコーヒーが飲料供給ライン38を介してノズル45まで供給され、ノズル45よりカップCに吐出される。
所定量のコーヒーがカップCに吐出されることで供給されると、制御部60は、定量ポンプ352、給湯ポンプ354及びエアポンプ411の駆動を停止させる。これにより、利用者は、開閉扉23を開く方向に揺動させて飲料供給部22よりカップCを取り出すことができる。
その後、制御部60は、蓋体372を上方に移動させてシリンダ371の上面開口を開成させることにより、シリンダ371の内圧を開放させる。そして、制御部60は、抽出機37に給湯手段35より湯を供給してシリンダ371の内部を洗浄し、第4ピンチバルブ431を開状態にさせて、図14に示すように排水ライン43を経由して抽出機37に残った水を廃液として収容箱39に排出させる。
そのようにして廃液を排出させた制御部60は、第4ピンチバルブ431を閉状態にさせ、図15示すように、フィルタブロック373を下方に移動させる。そして、制御部60は、ペーパーローラ部375に動作指令を与えてペーパーフィルタPFを所定量だけ繰出動作させ、コーヒーの抽出により生じた抽出滓Kを収容箱39内の原料カス収容部40に収容させ、ペーパーフィルタPFを収容箱39に収容させて、今回のコーヒーの供給を終了する。
図16から図20は、それぞれ本発明の実施例2の形態である飲料供給装置を示すものであり、図16は、飲料供給装置の各構成要素を模式的に示す模式図である。
実施例2は、飲料の抽出にフィルタロールFRを使用しないで、抽出滓排出機構としてのスクレーパ374を抽出機37のフィルタブロック373上面を往復動作させて、抽出滓Kを除去するものである。
利用者による飲料の選択、コーヒー豆を粉砕させて抽出機37への投入、抽出機37への湯の投入、抽出された飲料をノズル45よりカップCに吐出させる飲料抽出動作(図11から図14参照)は、実施例1と同様のため説明を省略し、図18から図20によりスクレーパ374の動作を説明する。
所定量のコーヒーがカップCに吐出されることで供給されると、制御部60は、定量ポンプ352、給湯ポンプ354及びエアポンプ411の駆動を停止させる。これにより、利用者は、開閉扉23を開く方向に揺動させて飲料供給部22よりカップCを取り出すことができる。
その後、制御部60は、蓋体372を上方に移動させてシリンダ371の上面開口を開成させることにより、シリンダ371の内圧を開放させる。そして、制御部60は、抽出機37に給湯手段35より湯を供給してシリンダ371の内部を洗浄し、第4ピンチバルブ431を開状態にさせて、排水ライン43を経由して抽出機37に残った水を廃液として収容箱39に排出させる。
そのようにして廃液を排出させた制御部60は、第4ピンチバルブ431を閉状態にさせ、図18から図20に示すように、フィルタブロック373を下方に移動させる。そして、制御部60は、スクレーパ374に動作指令を与えてフィルタブロック373上を待機位置(図18)から廃棄位置(図20)へ動作させ、コーヒーの抽出により生じた抽出滓Kを収容箱39内の原料カス収容部40に収容する。フィルタブロック373上の抽出滓Kの廃棄後は、スクレーパ374を待機位置(図19)に戻し、今回のコーヒーの供給を終了する。
図17は、収容箱39の内部に脱着可能な原料カス収容部40としての箱原料カス収容箱401aを備えて構成されている概略縦断面図である。この原料カス収容箱401aは、有底筒状の形態を成しており、下部に水分を分離させる濾過機能を有する濾過部402aを構成されている。抽出機37での飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓Kを収容して、経過に伴い抽出滓Kの水分を濾過して原料カスBSとする。原料カス収容箱401aに原料カスBSを収容して、抽出滓Kの水分と廃液を収容箱39の原料カス収容箱401aの外部に収容される。このような構成により、廃液を原料カスBSと分離して、原料カスBSを取り出して再利用し易くさせることができる。
また図17は、収容箱39の前面側と後面側に原料カス収容箱401を載置する固定部4011、4012を設けることで、廃液と抽出滓Kの水分に浸からないようにしている。
また図17は、抽出機37に繋がる排水ライン43からの廃液を、原料カス収容箱401aに流入させないために、収容箱39に形成させる廃液流路398cを設ける一例を示している。
また図17は、原料カス収容箱401の後方側に水分強制除去機構397を設けている。原料カス収容箱401を振動・加熱により強制的に水分を分離・除去されることができるようにしている。このような構成により、抽出滓からの水分濾過効率を向上させ、原料カスBSを再利用し易くさせることができる。
以上のような本発明の実施の形態である飲料供給装置によれば、粉砕された原料と湯とが投入されることにより飲料を抽出する飲料供給装置1であって、原料と湯を内部に溜める円筒状のシリンダ371と、シリンダ371の下方域に設けられ、飲料の抽出により生じた抽出滓Kと飲料とを濾過するフィルタブロック373とを有する抽出機37と、抽出機37による飲料の抽出の際に用いるペーパーフィルタPFを巻回するフィルタロールFRを、回転可能に支持して収納するフィルタ収納部47と、フィルタロールPRより引き出されたペーパーフィルタPFを挟持し、飲料の抽出毎にペーパーフィルタPFをフィルタロールFRから繰り出させるペーパーローラ部375と、抽出機37による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓K、飲料の抽出に用いたペーパーフィルタPF、並びに抽出機37の洗浄により生じた廃液を収容する収容箱39と、を備え、収容箱39内に着脱可能に収納される原料カス収容部40を設け、ペーパーフィルタPFと廃液は収容箱39に収容し、原料カス収容部40は抽出滓Kから水分を濾過した原料カスBSを収容することにより、廃液とペーパーフィルタPFとを原料カスBSと分離して、原料カスBSを取り出して再利用し易くさせることができる。
また上記飲料供給装置においては、収容箱39を2つに区画する仕切板391を設け、一方をペーパーフィルタ収容部393と、他方を廃液貯留部392としたことにより、廃液とペーパーフィルタPFを別々に回収させることができる。
また上記飲料供給装置においては、収容箱39内の廃液貯留部392の上部に原料カス収容部40を配置したことにより、抽出滓Kから濾過した水分と廃液の廃棄液体を合わせて、廃棄し易くさせることができる。
また上記飲料供給装置においては、収容箱39内に着脱可能に収納される有底筒状の形態を成しているペーパーフィルタ収容用箱42を設け、廃液は収容箱39に収容し、ペーパーフィルタPFはペーパーフィルタ収容箱42に収容したことにより、ペーパーフィルタPFのみを回収し易くさせることができる。
また上記飲料供給装置においては、粉砕された原料と湯とが投入されることにより飲料を抽出する飲料供給装置1であって、原料と湯を内部に溜める円筒状のシリンダ371と、シリンダ371の下方域に設けられ、飲料の抽出により生じた抽出滓Kと飲料とを濾過するフィルタブロック373と、フィルタブロック373上に残留した抽出滓Kを排出する抽出滓排出機構44とを有する抽出機37と、抽出機37による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓K、並びに抽出機37の洗浄により生じた廃液を収容する有底筒状の形態を成す収容箱39と、を備え、収容箱39内に着脱可能に収納される原料カス収容部40(401,401a)を設け、原料カス収容部40(401,401a)は抽出滓Kから水分を濾過した原料カスBSを収容することにより、廃液を原料カスBSと分離して、原料カスBSを取り出して再利用し易くさせることができる。
また上記飲料供給装置においては、前記廃液を廃液貯留部392へ流入させる廃液流路398,398a,398b,398cを設け、廃液流路398,398a,398b,398cは、原料カス収容部40,401,401aに廃液を流入させないことにより、原料カスBSに廃液が入らないようになり、原料カスBSへの廃液の浸入を防止させることができる。
また上記飲料供給装置においては、原料カス収容部40(401,401a)は、底部に複数の細孔により構成される濾過部(402,402a)が形成された有底筒状の形態を成していることにより、原料カスBSを取り出し易くさせることができる。
また上記飲料供給装置においては、図7~図10,図17に示すように、収容箱39若しくは原料カス収容部40(401,401a)に、抽出滓Kの水分を強制除去する水分強制除去機構397を設けたことにより、抽出滓からの水分濾過効率を向上させ、原料カスBSを再利用し易くさせることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
1…装置本体、10…本体キャビネット、20…前面扉、22…飲料供給部、30…飲料生成部、31…原料箱、33…粉砕機、35…給湯手段、37…抽出機、371…シリンダ、372…蓋体、373…フィルタブロック、375…ペーパーローラ部、3751…駆動ローラ、3752…従動ローラ、39…収容箱、391…仕切板、392…廃液貯留部、393…ペーパーフィルタ収容部、394…上面前方側、395…上面後方側、396…位置決めガイド、397…水分強制除去機構、398、398a、398b、398c…廃液流路、40…原料カス収容部、401、401a…原料カス収容箱、4011、4012…固定部、402、402a…濾過部、403…支え金、404、41…加圧空気供給ライン、43…排水ライン、45…ノズル、47…フィルタ収納部、60…制御部、BS…原料カス、C…カップ、FR…フィルタロール、K…抽出滓、PF…ペーパーフィルタ。

Claims (8)

  1. 粉砕された原料と湯とが投入されることにより飲料を抽出する飲料供給装置であって、
    原料と湯を内部に溜める円筒状のシリンダと、該シリンダの下方域に設けられ、飲料の抽出により生じた抽出滓と飲料とを濾過するフィルタブロックとを有する抽出機と、
    前記抽出機による飲料の抽出の際に用いるペーパーフィルタを巻回するフィルタロールを、回転可能に支持して収納するフィルタ収納部と、
    前記フィルタロールより引き出されたペーパーフィルタを挟持し、飲料の抽出毎に該ペーパーフィルタをフィルタロールから繰り出させるペーパーローラ部と、
    前記抽出機による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓、該飲料の抽出に用いた前記ペーパーフィルタ、並びに前記抽出機の洗浄により生じた廃液を収容する収容箱と、
    を備え、
    前記収容箱内に着脱可能に収納される原料カス収容部を設け、前記ペーパーフィルタと前記廃液は該収容箱に収容し、該原料カス収容部は前記抽出滓から水分を濾過した原料カスを収容することを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記収容箱を前後2つに区画する仕切板を設け、
    一方をペーパーフィルタ収容部と、他方を廃液貯留部としたことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記収容箱内の前記廃液貯留部の上部に前記原料カス収容部を配置したことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記収容箱内に着脱可能に収納される有底筒状の形態を成しているペーパーフィルタ収容箱を設け、
    前記ペーパーフィルタは前記ペーパーフィルタ収容箱に収容したことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  5. 粉砕された原料と湯とが投入されることにより飲料を抽出する飲料供給装置であって、
    原料と湯を内部に溜める円筒状のシリンダと、該シリンダの下方域に設けられ、飲料の抽出により生じた抽出滓と飲料とを濾過するフィルタブロックと、前記フィルタブロック上に残留した抽出滓を排出する抽出滓排出機構とを有する抽出機と、
    前記抽出機による飲料の抽出により生じた水分を含む抽出滓、並びに前記抽出機の洗浄により生じた廃液を収容する有底筒状の形態を成す収容箱と
    を備え、
    前記収容箱内に着脱可能に収納される原料カス収容部を設け、該原料カス収容部は前記抽出滓から水分を濾過した原料カスを収容することを特徴とする飲料供給装置。
  6. 前記廃液を廃液貯留部へ流入させる廃液流路を設け、
    前記廃液流路は、前記原料カス収容用部に前記廃液を流入させないことを特徴とする請求項2~5のいずれか一つの項に記載の飲料供給装置。
  7. 前記原料カス収容部は、底部に複数の細孔により構成される濾過部が形成された有底筒状の形態を成していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つの項に記載の飲料供給装置。
  8. 前記収容箱若しくは原料カス収容部に、前記抽出滓の水分を強制除去する水分強制除去機構を設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つの項に記載の飲料供給装置。
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