JP2022021434A - 加熱調理器 - Google Patents

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昌之 徳永
Masayuki Tokunaga
珠央 亀田
Tamao Kameda
達哉 角田
Tatsuya Tsunoda
拓志 岡
Takushi Oka
雄一郎 山口
Yuichiro Yamaguchi
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Abstract

Figure 2022021434000001
【課題】ユーザーが音声操作で火力を調整することが可能で、利便性に優れ、かつ、安全性が担保された加熱調理器を提供する。
【解決手段】被加熱調理物を加熱する加熱手段(コンロバーナ)と、加熱手段の火力を手動で調整する手動操作手段(バーナ操作部)と、音声により加熱手段の火力が指示された場合に、音声により指示された火力となるように加熱手段の火力制御を行う制御手段とを備えた加熱調理器において、制御手段が、使用者が手動操作手段によって手動で調整した最大火力を上限として、音声による指示にしたがって加熱手段の火力制御を実行するように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、コンロやグリルなどの加熱調理器に関し、詳しくは、音声で操作することが可能な加熱調理器に関する。
肉や魚などの被調理物を調理するのに用いられる加熱調理器の中には、音声により操作することができるように構成された加熱調理器がある。
そのような加熱調理器として、特許文献1には、音信号により加熱器の作動を制御するようにした、音信号制御式コンロが開示されている。
この特許文献1の音信号制御式コンロは、加熱器と、該加熱器の作動を外部からの信号を受けて制御する制御ユニットとを備えた音信号制御式コンロにおいて、制御ユニットに音信号制御ユニットが付設され、音信号制御ユニットに、加熱器の所定の作動に対応した少なくとも1個の制御用音信号を格納するととともに、音信号入力部と、音信号入力部を介して入力された音信号を認識する音信号認識部と、認識した音信号を格納された制御用音信号と照合する音信号照合部とを設け、音信号照合部での照合によって音信号認識部が認識した音信号と格納された音信号とが一致したときに、その音信号に対応して制御ユニットが加熱器の作動を制御するように構成されている。
そして、この特許文献1の音信号制御式コンロによれば、操作部を手動で操作する必要がなく、調理者(ユーザー)の両手が塞がっている場合や、離れた場所にいる場合にも、加熱器の所定の作動を制御することができるという効果が得られるとされている。
特開2001-263669号公報
しかしながら、特許文献1の音信号制御式コンロの場合、調理の過程において、火力の強さを意図する強さに調整するためには、ユーザーが具体的な火力の指示を声で出すことが必要になる。
例えば、(1)「右コンロ火力9」⇒「右コンロ火力7」⇒「右コンロ火力8」・・・・というような音声による指示や、(2)「火力を上げて」⇒「火力を上げて」⇒「火力を上げて」⇒「火力を下げて」・・・・というような音声による指示を、何度も唱えることが必要になり、煩雑であるばかりでなく、場合によっては、火力が想定していた火力よりも大きくなって、調理の失敗や火傷の危険を招いたりするという問題点がある。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、ユーザーが音声操作で火力を調整することが可能で、利便性に優れ、かつ、音声操作に対する安心感が高い加熱調理器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、
被加熱調理物を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段の火力を手動で調整する手動操作手段と、
音声により前記加熱手段の火力が指示された場合に、前記音声により指示された火力となるように前記加熱手段の火力制御を行う制御手段と
を備え、
前記制御手段は、使用者が前記手動操作手段によって手動で調整した最大火力を上限として、前記音声による指示にしたがって前記加熱手段の火力制御を実行するように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明の他の加熱調理器は、
被加熱調理物を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段の火力を手動で調整する手動操作手段と、
音声により前記加熱手段の火力が指示された場合に、前記音声により指示された火力となるように前記加熱手段の火力制御を行う制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
(a)使用者が前記手動操作手段によって手動で調整した最大火力を上限として、前記加熱手段の火力制御を行う第1の火力制御と、
(b)前記加熱手段の火力を、最小段階と最大段階の範囲で予め定められた複数の火力段階のうちの所定の火力段階に切り換えて段階的な火力制御を行う第2の火力制御と
を実行することができるように構成されており、
前記音声による指示が前記第1の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、前記加熱手段の火力を前記音声により指示された火力とする前記第1の火力制御を実行し、
前記音声による指示が前記第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、前記音声により指示された火力段階が、使用者が前記手動操作手段によって手動で調整した前記最大火力を超える場合にも、前記加熱手段の火力を前記音声により指示された火力段階とする前記第2の火力制御を実行するように構成されていること
を特徴としている。
本発明の加熱調理器においては、前記手動操作手段によって手動で設定され、所定時間以上継続して使用された複数種類の火力のうち、最も大きい火力が前記最大火力となるように構成されていることが好ましい。
また、前記制御手段が、前記加熱手段による加熱調理を自動的に行う自動調理制御を実行することができるように構成されており、
前記自動調理制御の実行中には、前記音声による指示が行われても、前記音声による指示にしたがった火力制御を実行しないように構成されていること
が好ましい。
また、前記制御手段が前記音声による指示にしたがって前記加熱手段の火力制御を実行したことを報知する報知手段を備えていることが好ましい。
また、前記加熱手段を複数備えており、
前記音声による指示が、複数の前記加熱手段のうちの特定の加熱手段に対しての指示である場合には、該当する特定の加熱手段について火力制御を実行し、
前記音声による指示が、特定の加熱手段に対しての指示でない場合には、加熱制御中のすべての加熱手段の火力制御を実行するように構成されていること
が好ましい。
また、前記加熱手段を複数備えており、
前記音声による指示が、複数の前記加熱手段のうちの特定の加熱手段に対しての指示である場合において、該当する特定の加熱手段が前記自動調理制御を実行中でない場合には、該当する特定の加熱手段について火力制御を実行し、
前記音声による指示が、特定の加熱手段に対しての指示でない場合には、前記自動調理制御を実行中の加熱手段を除いた、加熱制御中のすべての加熱手段の火力制御を実行するように構成されていること
が好ましい。
本発明の加熱調理器は、上述のように構成されており、制御手段は、使用者が手動操作手段によって手動で調整した最大火力を上限として、音声による指示にしたがって加熱手段の火力制御を実行するようにしているので、音声操作で火力を大きくする際に、加熱手段の火力が、使用者が調理中に想定している火力以上の火力になることがなく、安全性と、音声操作に対する安心感をもたらすことができる。その結果、音声操作が可能で利便性が高く、かつ、音声操作に対する信頼性の高い加熱調理器を提供することができる。
また、本発明の他の加熱調理器は、上述のように構成されており、制御手段は、(a)使用者が手動操作手段によって手動で調整した最大火力を上限として、加熱手段の火力制御を行う第1の火力制御と、(b)加熱手段の火力を、最小段階と最大段階の範囲で予め定められた複数の火力段階のうちの所定の火力段階に切り換えて段階的な火力制御を行う第2の火力制御とを実行することができるように構成されており、音声による指示が第1の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、加熱手段の火力を音声により指示された火力とする第1の火力制御を実行し、音声による指示が第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、音声により指示された火力段階が、使用者が手動操作手段によって手動で調整した最大火力を超える場合であっても、加熱手段の火力を音声により指示された火力段階とする第2の火力制御を実行するようにしているので、音声による火力指示が第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、加熱手段の火力を、手動操作で調整された最大火力以上に大きくすることが可能になる。したがって、必要なときには手動操作で調整された最大火力に制約されることなく、さらに大きな火力による調理を行うことが可能になり、より利便性の高い加熱調理器を提供することができるようになる。
なお、音声による火力指示が第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、手動操作で調整された最大火力を超えて大きな火力で調理が行われることになるが、加熱調理器の火力には、防火上や安全上の面から厳格な制限が設けられており、その制限を超えて大きな火力となることはないため、防火上や安全上の面からの問題が生じることはない。
また、手動操作手段によって手動で設定され、所定時間以上継続して使用された複数種類の火力のうち、最も大きい火力が最大火力となるようにしているので、手動操作時に、加熱手段の火力が一時的に大き過ぎた火力に調整された場合にも、そのような大き過ぎた火力が最大火力に設定されてしまうことがなく、より利便性、安全性の高い加熱調理器を提供することが可能になる。
また、制御手段が、加熱手段による加熱調理を自動的に行う自動調理制御を実行することができるように構成され、自動調理制御の実行中には、音声による指示が行われても、音声による指示にしたがった火力制御を実行しないように構成されているので、自動調理中には音声操作による火力調整が実行されることがなく、自動調理による調理が確実に実行されるので、調理ミスの生じない、より利便性の高い加熱調理器を提供することができる。
また、制御手段が音声による指示にしたがって加熱手段の火力制御を実行したことを報知する報知手段を備えた構成とした場合、音声操作が受け付けられ、火力調整が実行されたことを使用者が確実に認識することが可能になるため、より利便性の高い加熱調理器を提供することができるようになる。
また、加熱手段を複数備えており、音声による指示が、複数の加熱手段のうちの特定の加熱手段に対しての指示である場合には、該当する特定の加熱手段について火力制御を実行し、特定の加熱手段に対しての指示でない場合には、加熱制御中のすべての加熱手段の火力制御を実行するように構成した場合、必要に応じて、同時に複数の加熱手段の火力を音声操作することが可能になり、利便性の高い加熱調理器を提供することが可能になる。
具体的には、例えば、訪問者や電話などにより、一時的に加熱調理器の前を離れる必要がある場合に、1回の指示ですべての加熱手段を消火したり、指示した火力に調整したりすることが可能になり、利便性を向上させることができる。
また、加熱手段を複数備えており、音声による指示が、複数の加熱手段のうちの特定の加熱手段に対しての指示である場合において、該当する特定の加熱手段が自動調理制御を実行中でない場合には、該当する特定の加熱手段について火力制御を実行し、音声による指示が、特定の加熱手段に対しての指示でない場合には、自動調理制御を実行中の加熱手段を除いた、加熱制御中のすべての加熱手段の火力制御を実行するように構成した場合、自動調理制御中の加熱手段は、自動調理を継続し、他の加熱手段については音声による火力制御を行うことが可能になるため、より利便性の高い加熱調理器を実現することができる。
本発明の実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)の外観構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器の手動操作手段(バーナ操作部)を示す図であり、(a)はバーナ操作部が使用されていない状態を示し、(b)は、バーナ操作部が突出して使用可能になった状態を示す図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器の火力と燃焼表示ランプ(加熱量表示手段)の表示態様の関係の表を示す図である。 本発明の実施形態1にかかる加熱調理器の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態1にかかる加熱調理器の複数の加熱手段の制御方法を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2にかかる加熱調理器の動作を説明するフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態1]
この実施形態1では、加熱調理器として、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプのグリル付のガスコンロを例にとって説明する。
<実施形態1にかかる加熱調理器(ガスコンロ)の基本構成>
実施形態1にかかるガスコンロは、図1、2、3に示すように、被加熱調理物(通常は被加熱調理物が収容される調理容器)を加熱するための加熱手段として、3つのコンロバーナ1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cの3つのバーナ)を備えている。
また、実施形態1にかかるガスコンロは、魚などの被調理物を載置するためのグリル部4を備えており、グリル部4内にはグリルバーナ2(図2参照)が配設されている。
また、標準バーナ1(1a)には、調理容器に接触してその温度を検出するための温度センサ(鍋底温度センサ)9が配設されている。なお、高火力バーナ1b、および小バーナ1cにも、同様に温度センサを設けるように構成することも可能である。
ガスコンロの前面側には、上述のコンロバーナ1と、グリル部4内に設けられたグリルバーナ2の点火および消火、火力調節などを手動で行うためのバーナ操作部21(標準バーナ操作部21a、高火力バーナ操作部21b、小バーナ操作部21c)と、グリルバーナ2の点火および消火、火力調節などを手動により行うためのグリルバーナ操作部22(図1)が配設されている。
そして、上述のバーナ操作部21(標準バーナ操作部21a、高火力バーナ操作部21b、小バーナ操作部21c)が、本発明における、各コンロバーナ(加熱手段)1の火力を手動で調節するための手動操作手段として機能するように構成されている。
また、図2に示すように、コンロバーナ1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、小バーナ1c)のそれぞれには、点火作動を実行する点火装置としての点火プラグ7および着火状態を検出するための熱電対8が設けられ、グリルバーナ2(上側バーナ2a、下側バーナ2b、2c)のそれぞれにも、点火作動を実行する点火装置としての点火プラグ7および着火状態を検出するための熱電対8が設けられている。
なお、コンロバーナ1およびグリルバーナ2へのガス供給に関する構成は以下のとおりである。
図2に示すように、元ガス供給路(主ガス配管)11に元ガス電磁弁12(コンロバーナ1およびグリルバーナ2のいずれか1つを使用する場合には開弁状態を維持し、いずれも使用しない場合には閉弁状態を維持する元ガス閉止弁として機能している)が設けられており、元ガス供給路11は、標準バーナ用分岐路13a、高火力バーナ用分岐路13b、小バーナ用分岐路13c、グリルバーナ用分岐路13dに分岐している。
これらの各分岐路のそれぞれには、ガス量を調節して各バーナの加熱量を調節する流量制御弁(ステッピングモータにより駆動されるガス量調節弁)3と、その開度位置を検出する位置センサ19が設けられている。
なお、ガスコンロの前側面には、電源スイッチ24、電源スイッチ24がONになったことを知らせる電源ランプ25を備えている。
また、バーナ操作部21(標準バーナ操作部21a、高火力バーナ操作部21b、小バーナ操作部21c)の周縁近傍には、加熱量表示を表示するための火力表示手段23として5個の燃焼表示ランプL1、L2、L3、L4、L5が配設されている(図3参照)。なお、この実施形態のガスコンロにおいては、上記燃焼表示ランプ(加熱量表示手段)としてLEDが用いられている。
また、このガスコンロは、上述のバーナ操作部21からの指令に基づいて、コンロバーナ1の火力が調節されるように構成されている。
また、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)は、コンロバーナ1の燃焼を制御する制御手段(運転制御手段)50(図2)を備えており、この制御手段が、燃焼開始指令に基づいてコンロバーナ1の燃焼を開始し、かつ、燃焼停止指令に基づいてコンロバーナ1の燃焼を停止させる燃焼制御を実行するように構成されている。
<特徴的構成>
実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)は、上述のように、加熱手段(コンロバーナ)1、手動操作手段(バーナ操作部)21(図1、図2、図3)、燃焼表示ランプL1、L2、L3、L4、L5などから構成される火力表示手段23(図3)、コンロバーナ1の燃焼を制御する制御手段(運転制御手段)(図2)50を備えている。
なお、本発明の実施形態にかかるガスコンロ(加熱調理器)においては、図4に示す態様で燃焼表示ランプ(加熱量表示手段)L1、L2、L3、L4、L5の点灯、点滅、消灯を行うことにより、火力1(弱火)から火力9(強火)までの間で火力を表示することができるように構成されている。
また、音声による指示があった場合にそれを取り込むための集音マイク(図2)51、音声による火力指示を行った場合にそれを報知するためのスピーカ(報知手段)52(図2)、などを備えている。
そして、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)においては、制御手段50が、使用者が手動操作手段(バーナ操作部)21によって手動で調整した火力のうちの最大火力を上限として、音声による指示にしたがって加熱手段(コンロバーナ)1の火力制御を実行することができるように構成されている。
そして、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)は、音声による指示があった場合に、それを確実に認識するための集音マイク(図2)51を備えている。
また、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)においては、手動操作手段(バーナ操作部)21によって手動で設定され、所定時間以上継続して使用された複数種類の火力のうち、最も大きい火力が上述の最大火力となるように構成されている。
また、制御手段50が、加熱手段(コンロバーナ)1による加熱調理を自動的に行う自動調理制御を実行するように構成されており、自動調理制御の実行中には、音声による指示が行われても、音声による指示にしたがった火力制御を実行しないように構成されている。
また、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)は、制御手段50が音声による指示にしたがって加熱手段(コンロバーナ)1の火力制御を実行したことを報知するための報知手段であるスピーカ52(図2)を備えている。
さらに、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)は、加熱手段(コンロバーナ)1を複数備えており、音声による指示が、複数の加熱手段(コンロバーナ)1のうち、特定の加熱手段に対しての指示である場合には、該当する特定の加熱手段(コンロバーナ)1について音声により指示された火力となるような火力制御を実行し、特定の加熱手段(コンロバーナ)1に対しての指示でない場合には、加熱制御中のすべての加熱手段(コンロバーナ)1について、音声により指示された火力となるような火力制御を実行するように構成されている。
次に、図5のフローチャートを参照しつつ、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)の、自動調理を行う際の要部の動作について説明する。
ステップS1で、使用者が手動操作手段(バーナ操作部)21を操作することにより、点火操作が実行されると、ステップS2で、加熱手段(コンロバーナ)1への点火動作が実行される。具体的には、閉止弁としても機能する流量制御弁(ガス量調節弁)3が、所定の火力(点火火力)となるような開度となり、イグナイタがONとなることで、点火プラグ7からの放電によって、加熱手段(コンロバーナ)1への点火が行われる。
それから、ステップS3で加熱手段(コンロバーナ)1の点火が確認される。すなわち、着火を検出するための熱電対8の起電力値Vが、着火判定用起電力値Vs以上である場合に、加熱手段(コンロバーナ)1の点火が確認される。
ステップS3で加熱手段(コンロバーナ)1の点火が確認されなかった場合、ステップS11に進み、流量制御弁(ガス量調節弁)3が閉、イグナイタがOFFとなり、ステップS12でエラー表示が行われた後、調理は終了する。
ステップS3で加熱手段(コンロバーナ)1の点火が確認されると、そのときの火力(点火火力)が最大火力として記憶される(ステップS4)。
次に、ステップS5で、自動調理の指示の有無が判断され、自動調理の指示があった場合には、ステップS6で自動調理制御が実行される。
その後、ステップ7で、加熱手段(コンロバーナ)1の火力についての音声による指示(火力指示)の有無が確認され、音声による火力指示があった場合には、ステップS8で、音声による火力指示を受け付けない旨の報知を行う。これは、自動調理制御の実行中に、音声による火力指示を受け付けると、適切な自動調理を継続することができなくなることによる。
次に、ステップS9で自動調理終了の指示があったか否かが判断され、自動調理終了の指示があった場合にはステップS5に戻る。
上述のステップS7で音声による火力指示がなかった場合には、ステップS9に進む。
ステップS9で自動調理終了の指示がなかった場合、ステップS10に進み、消火操作があったか否かが判断され、消火操作がなかった場合には、ステップS6に戻る。
ステップS10で消火操作があった場合には、ステップS21に進み、ステップ21で消火動作が実行されることにより調理が終了する。
また、ステップS5で、自動調理の指示がなかった場合には、ステップS13に進み、手動操作手段(バーナ操作部)21によって調整された火力となるように流量制御弁(ガス量調節弁)3の開度が調整され、手動操作手段(バーナ操作部)21によって調整された火力での調理が開始する。
ステップS14で、手動操作手段(バーナ操作部)21によって調整された所定の火力が5秒以上継続したか否かが判断され、ステップS14で所定の火力が5秒以上継続したと判断された場合、ステップS15で最大火力が更新され、5秒以上継続した所定の火力が最大火力として記憶される。
そして、ステップS16で、加熱手段(コンロバーナ1)についての、音声による火力指示の有無が判断され、音声による火力指示があった場合には、ステップS17で、音声による火力指示を受けた旨の報知を行った後、ステップS18で音声指示に従った火力調整を行い、ステップS19で火力調整が完了した旨の報知を行う。なお、この報知は報知手段(スピーカ)52による音で行う。
ステップS14で、所定の火力が5秒以上継続したと判断されなかった場合、ステップS16に進む。
その後、ステップS20で消火操作があったか否かが判断され、消火操作があった場合にはステップS21で消火動作が実行されることにより調理が終了する。ステップS20で消火操作がなかった場合には、ステップS5に戻る。
ステップS16で音声指示がなかった場合には、ステップS20に進む。
この実施形態1にかかる加熱調理器(ガスコンロ)は上述のように構成されており、制御手段50は、使用者が手動操作手段(バーナ操作部)21によって手動で調整した最大火力を上限として、音声による指示にしたがって加熱手段(コンロバーナ)1の火力制御を実行するようにしているので、音声操作で火力を大きくする際に、加熱手段(コンロバーナ)1の火力が、使用者が調理中に想定している火力以上の火力になることがなく、音声操作に対する安心感が向上する。その結果、音声操作が可能で利便性が高く、かつ、音声操作に対する信頼性の高いガスコンロ(加熱調理器)を実現することが可能になる。
また、手動操作手段(バーナ操作部)21によって手動で設定され、所定時間以上継続して使用された複数種類の火力のうち、最も大きい火力が最大火力となるようにしているので、手動操作時に、加熱手段の火力が一時的に大き過ぎた火力に調整された場合にも、そのような大き過ぎた火力が最大火力に設定されてしまうことがなく、音声操作に対する信頼性のより高いガスコンロ(加熱調理器)を提供することが可能になる。
また、制御手段50が加熱手段(コンロバーナ)1による加熱調理を自動的に行う自動調理制御を実行するように構成され、自動調理制御の実行中には、音声による指示が行われても、音声による指示にしたがった火力制御を実行しないように構成されているので、自動調理中には音声操作による火力調整が実行されることがなく、自動調理による調理を確実に実行することが可能で、調理ミスの生じないガスコンロ(加熱調理器)を提供することができる。
また、制御手段50が音声による指示にしたがって加熱手段(コンロバーナ)1の火力制御を実行したことを報知するためのスピーカ(報知手段)52を備えているので、音声操作が受け付けられ、火力調整が実行されたことを使用者が確実に認識することが可能になり、より利便性の高い加熱調理器を提供することができるようになる。
次に、この実施形態1にかかるガスコンロが備える、複数の加熱手段(コンロバーナ)1、すなわち、標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cを使用する場合の、加熱手段(コンロバーナ)1の火力の制御方法について、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
調理が開始され、ステップS101において、音声により火力制御の指示があった場合、ステップS102において、複数の加熱手段1、すなわち、標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cのうち、特定の加熱手段1が指定されているか否かを判断する。指定される特定の加熱手段1の数には制約がない。
ステップS102において、特定の加熱手段1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cのいずれか)が指定されている場合、ステップS103において、指定されている加熱手段1について自動調理制御が行われているか否かを判断する。
自動調理制御が実行されている場合には、ステップS104で、自動調理制御が実行されている加熱手段1については、音声による火力指示を受け付けない旨の報知を行う。
ステップS103で、指定されている加熱手段1について自動調理制御が行われていないと判断された場合、ステップ114で火力指示を受け付ける旨の応答報知が行われ、ステップS115で、指定されている加熱手段1について火力調整が行われる。
その後、ステップS105で消火操作の有無が判断され、消火操作があった場合には、ステップS106で消火動作が実行されることにより調理が終了する。
ステップS105で消火操作がなかった場合には、ステップS101に戻る。
ステップS101で音声指示がなかった場合には、ステップS104に進む。
ステップS102で特定の加熱手段1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cのいずれか)が指定されていない場合、ステップS107で、自動調理制御を実行している加熱手段1が含まれているかを判断する。
ステップS107で、自動調理制御を実行している加熱手段1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cのいずれか)が含まれていると判断された場合には、ステップS108で自動調理制御が実行されている加熱手段1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cのいずれか)については、音声による火力指示を受け付けない旨の報知を行う。
一方、自動調理制御が実行されていない加熱手段1(手動調理制御の対象となっている加熱手段1)については、ステップS109で、音声による火力指示を受けた旨の報知を行った後、ステップS110で音声指示に従った火力調整を行う。
ステップS107で、自動調理制御を実行している加熱手段1が含まれていない場合には、ステップS112で、すべての加熱手段1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1c)について、音声による火力指示を受けた旨の報知を行う。
それから、ステップS113ですべての加熱手段1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1c)について火力調整を行い、ステップS111に進む。
そして、ステップS111で火力調整が完了した旨の報知を行った後、ステップS105に進む。
図6のフローチャートを用いて説明したように、複数の加熱手段1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1c)を備え、音声による指示が、複数の加熱手段1のうちの特定の加熱手段に対しての指示である場合には、該当する特定の加熱手段について火力制御を実行し、特定の加熱手段に対しての指示でない場合には、加熱制御中のすべての加熱手段の火力制御を実行するように構成した場合、必要に応じて、同時に複数の加熱手段1の火力を音声操作することが可能で、利便性の高い加熱調理器を提供することが可能になる。
具体的には、例えば、訪問者や電話などにより、一時的に加熱調理器の前を離れる必要があるような場合に、1回の指示ですべての加熱手段1を消火したり、指示した火力に調整したりすることが可能になり、利便性を向上させることができる。
一方、自動調理制御を実行している加熱手段については、音声による指示を受け付けないので、自動調理制御は確実に実行され、自動調理の失敗を招くことがなく、自動調理制御に対する信頼性を確保することができる。
[実施形態2]
次に本願の第2の発明にかかるガスコンロ(加熱調理器)の実施形態(実施形態2)について説明する。
実施形態2にかかるガスコンロ(加熱調理器)は、基本的構成は、図1~図4を参照して説明した上記実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)と同様に構成されている。
以下では、実施形態1と異なる点を中心に説明する。なお、以下で各部を説明するために用いた符号は、実施形態1にかかるガスコンロ(加熱調理器)を説明するために用いた図1~4において付されている符号である。
本実施形態2のガスコンロ(加熱調理器)において、制御手段50は、(a)使用者が手動操作手段(バーナ操作部)21によって手動で調整した最大火力を上限として、加熱手段(コンロバーナ)1の火力制御を行う第1の火力制御(上記実施形態1のガスコンロ(加熱調理器)における火力制御と同じ制御)と、(b)加熱手段(コンロバーナ)1の火力を、最小段階と最大段階の範囲で予め定められた複数の火力段階のうちの所定の火力段階に切り換えて段階的な火力制御を行う第2の火力制御(本願の第2の発明にかかるガスコンロ(加熱調理器)に特有の火力制御)と、を実行することができるように構成されている。
すなわち、本実施形態2のガスコンロ(加熱調理器)においては、段階的な火力制御である第2の火力制御として、コンロバーナ(加熱手段)1の火力を、図4に示す、火力1(最小段階)と火力9(最大段階)の範囲で予め定められた複数の火力段階(9段階の火力)のうちの所定の火力段階に切り換えて段階的な火力制御(第2の火力制御)を行うことができるように構成されている。例えば、音声で「火力5」と指示することにより、コンロバーナ(加熱手段)1の火力が、段階的な火力の大きさである火力5に調整されるように構成されている。
そして、音声による指示が第1の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、加熱手段の火力を音声により指示された火力とする第1の火力制御を実行し、音声による指示が第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、音声により指示された火力段階が、使用者が手動操作手段によって手動で調整した最大火力を超える場合にも、加熱手段(コンロバーナ)1の火力を音声により指示された火力段階とする第2の火力制御を実行するように構成されている。
次に、図7のフローチャートを参照しつつ、実施形態2にかかるガスコンロ(加熱調理器)の、自動調理を行う際の要部の動作について説明する。
図7のフローチャートにおいて、ステップS17と、ステップS19の間に設けられた、ステップS201、ステップS202、ステップS203が、実施形態2にかかるガスコンロ(加熱調理器)が備える特有のステップである。
なお、図7のフローチャートにおける、ステップS201、ステップS202、ステップS203以外の他のステップは、図5にフローチャートを示す実施形態1のガスコンロ(加熱調理器)の場合の各ステップと同様であることから、ここでは説明を省略する。
実施形態2にかかるガスコンロ(加熱調理器)においては、ステップS16で、第1の火力制御を行う旨の音声による火力指示(詳しくは、使用者が手動操作手段(バーナ操作部)21によって手動で調整した最大火力を上限として、加熱手段(コンロバーナ)1の火力を音声により指示された火力とする第1の火力制御の実行を指示する音声による火力指示)もしくは、第2の火力制御を行う旨の音声による火力指示(詳しくは、最小段階と最大段階の範囲で予め定められた複数の火力段階のうちの所定の火力段階に切り換えて段階的な火力制御を行う第2の火力制御の実行を指示する音声による火力指示)を受けた場合に、ステップS201に進む。
ステップS201で、音声指示が、第2の火力制御を行う旨の音声による火力指示であった場合(たとえば「右コンロの火力を9にして」)には、ステップS202において、加熱手段(コンロバーナ)1の火力を音声により指示された火力段階とする上述の第2の火力制御を実行する。
そして、第2の火力制御を実行するステップS202においては、加熱手段(コンロバーナ)1の火力を指示された火力段階とする第2の火力制御を実行する場合においては、音声により指示された火力段階が、使用者が手動操作手段によって手動で調整した最大火力を超える場合にも、加熱手段(コンロバーナ)1の火力を音声により指示された火力段階とする、第2の火力制御が実行されるように構成されている。
ステップS202において、第2の火力制御が実行されると、ステップS19で加熱手段(コンロバーナ)1の火力調整(第2の火力制御)が完了した旨の報知を行う。なお、この報知は報知手段(スピーカ)52による音で行う。
また、ステップS201で、音声指示が、第1の火力制御を行う旨の音声による火力指示であった場合(たとえば「左コンロの火力を下げて」「左コンロの火力を最大にして」)には、ステップ203において、第1の火力制御(手動で調整した最大火力を上限として、加熱手段の火力を音声により指示された火力とする火力制御)が実行される。
ステップS203において、第1の火力制御が実行されると、ステップS19で加熱手段(コンロバーナ)1の火力調整(第1の火力制御)が完了した旨の報知を行う。なお、この報知は報知手段(スピーカ)52による音で行う。
その他の各ステップは、上述したように、実施形態1のガスコンロ(加熱調理器)の場合の各ステップと同様である。
実施形態2のガスコンロ(加熱調理器)は、上述のように構成されており、制御手段50は、音声による火力指示が第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、加熱手段(コンロバーナ)1の火力を、手動操作で調整された最大火力以上に大きくすることができるようにしている。
したがって、必要なときに、手動操作で調整された最大火力に制約されることなく、さらに大きな火力による調理を行うことが可能になり、より利便性の高い加熱調理器を提供することができるようになる。
実施形態2のガスコンロ(加熱調理器)によれば、音声による火力指示が第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、手動操作で調整された最大火力を超えて大きな火力で調理が行われることになるが、加熱調理器の火力には、防火上や安全上の面から厳格な制限が設けられており、その制限を超えて大きな火力となることはないため、防火上や安全上の面からの問題が生じることはない。
なお、上記実施形態では、ビルトインタイプのガスコンロを例にとって説明したが、本実施形態で示したガスコンロに限られるものではなく、テーブルコンロにも適用することが可能である。
上記実施形態では、コンロバーナのみを加熱手段とする構成としているが、これに代えて、グリルバーナも加熱手段の1つとして、音声により指示された火力となるように制御手段により火力制御される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、グリルを備えたガスコンロについて説明したが、グリルを備えていない単能機タイプのガスコンロにも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、火力指示に関する文言、火力段階の段階数などについても特に制約はなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 コンロバーナ(加熱手段)
1a 標準バーナ
1b 高火力バーナ
1c 小バーナ
2 グリルバーナ
2a 上側バーナ
2b、2c 下側バーナ
3 流量制御弁(ガス量調節弁)
4 グリル部
7 点火プラグ
8 熱電対
9 温度センサ(鍋底センサ)
11 元ガス供給路(主ガス配管)
12 元ガス電磁弁
13a 標準バーナ用分岐路
13b 高火力バーナ用分岐路
13c 小バーナ用分岐路
13d グリルバーナ用分岐路
19 位置センサ
21 手動操作手段(バーナ操作部)
21a 標準バーナ操作部
21b 高火力バーナ操作部
21c 小バーナ操作部
22 グリルバーナ操作部
23 燃焼表示ランプ、火力表示部
24 電源スイッチ
25 電源ランプ
50 制御手段
51 集音マイク
52 スピーカ(報知手段)
L1~L5 燃焼表示ランプ(加熱量表示手段)

Claims (7)

  1. 被加熱調理物を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段の火力を手動で調整する手動操作手段と、
    音声により前記加熱手段の火力が指示された場合に、前記音声により指示された火力となるように前記加熱手段の火力制御を行う制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、使用者が前記手動操作手段によって手動で調整した最大火力を上限として、前記音声による指示にしたがって前記加熱手段の火力制御を実行するように構成されていること
    を特徴とする加熱調理器。
  2. 被加熱調理物を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段の火力を手動で調整する手動操作手段と、
    音声により前記加熱手段の火力が指示された場合に、前記音声により指示された火力となるように前記加熱手段の火力制御を行う制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    (a)使用者が前記手動操作手段によって手動で調整した最大火力を上限として、前記加熱手段の火力制御を行う第1の火力制御と、
    (b)前記加熱手段の火力を、最小段階と最大段階の範囲で予め定められた複数の火力段階のうちの所定の火力段階に切り換えて段階的な火力制御を行う第2の火力制御と
    を実行することができるように構成されており、
    前記音声による指示が前記第1の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、前記加熱手段の火力を前記音声により指示された火力とする前記第1の火力制御を実行し、
    前記音声による指示が前記第2の火力制御を実行すべき旨の指示であった場合には、前記音声により指示された火力段階が、使用者が前記手動操作手段によって手動で調整した前記最大火力を超える場合にも、前記加熱手段の火力を前記音声により指示された火力段階とする前記第2の火力制御を実行するように構成されていること
    を特徴とする加熱調理器。
  3. 前記手動操作手段によって手動で設定され、所定時間以上継続して使用された複数種類の火力のうち、最も大きい火力が前記最大火力となるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記制御手段が、前記加熱手段による加熱調理を自動的に行う自動調理制御を実行することができるように構成されており、
    前記自動調理制御の実行中には、前記音声による指示が行われても、前記音声による指示にしたがった火力制御を実行しないように構成されていること
    を特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 前記制御手段が前記音声による指示にしたがって前記加熱手段の火力制御を実行したことを報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱手段を複数備えており、
    前記音声による指示が、複数の前記加熱手段のうちの特定の加熱手段に対しての指示である場合には、該当する特定の加熱手段について火力制御を実行し、
    前記音声による指示が、特定の加熱手段に対しての指示でない場合には、加熱制御中のすべての加熱手段の火力制御を実行するように構成されていること
    を特徴とする請求項1、2、3、および5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 前記加熱手段を複数備えており、
    前記音声による指示が、複数の前記加熱手段のうちの特定の加熱手段に対しての指示である場合において、該当する特定の加熱手段が前記自動調理制御を実行中でない場合には、該当する特定の加熱手段について火力制御を実行し、
    前記音声による指示が、特定の加熱手段に対しての指示でない場合には、前記自動調理制御を実行中の加熱手段を除いた、加熱制御中のすべての加熱手段の火力制御を実行するように構成されていること
    を特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
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