JP2022018624A - 圧力センサ - Google Patents

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興仁 結城
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Abstract

【課題】取付けによる影響を受け難く小型化可能な圧力センサを提供する。【解決手段】被測定流体3の圧力が伝達される導圧口6を有するセンサ用取付座5にシール部材11を介して重ねて取付けられたベース部14を備える。ベース部14に筒状の接続部16を介して支持され、受圧ダイアフラム19が壁の一部となる圧力室20を含む圧力室部17を備える。圧力室部17が一端に接続されるとともに他端に圧力検出用のセンサ素子13が接続され、受圧ダイアフラム19からセンサ素子13に圧力伝達用の液体21によって圧力を伝達する導圧部22を備える。接続部16は、内部が被測定流体3または圧力伝達用の液体21で満たされて圧力を伝達する導圧路24として機能する。接続部16の外径は、受圧ダイアフラム19の外径より小さい。【選択図】 図1

Description

本発明は、被測定流体の圧力を受ける受圧ダイアフラムを備えた圧力センサに関する。
従来の圧力センサとしては、被測定流体の圧力を受圧ダイアフラムで受け、この圧力を受圧ダイアフラムから圧力伝達用の液体を介してセンサ素子に伝達する構成のものがある。この種の圧力センサは、被測定流体の圧力が伝達される導圧ポートにボルト締結などによって取付けられる。この圧力センサにおいては、ボルトを締め付ける際に締付力が受圧ダイアフラムに伝達され、0点がシフトして特性が悪化する場合がある。
このような締付力の影響を少なく抑えた従来の圧力センサとしては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されている。特許文献1に記載された圧力センサにおいては、導圧ポートに接続されるシール面から離れた位置に受圧ダイアフラムを配設することで、締め付けの影響を低減している。特許文献2に記載された圧力センサにおいては、受圧ダイアフラムと同一面内において、受圧ダイアフラムとシール部との間に応力吸収部を設けることで、締め付けの影響を低減している。
特開2003-294563号公報 特開2011-252739号公報
特許文献1に示す圧力センサにおいて、受圧ダイアフラムが締付力の影響を受けないようにするためには、受圧ダイアフラムをシール面から十分に離す必要があり、他の機構部の配設位置や寸法の制約によっては、小型化が困難になる。また、受圧ダイアフラムが設けられている部材を大きく形成しなければならない。特許文献2に示す圧力センサにおいて、受圧ダイアフラムが締付力の影響を受けないようにするためには、受圧ダイアフラム、もしくは、受圧ダイアフラムの面内方向外側に十分に大きな応力吸収部を形成しなければならない。このため、特許文献1に示す圧力センサと特許文献2に示す圧力センサの両方とも締付力の影響を受けないようにすると小型化が困難になる。
近年の半導体市場向け差圧式マスフローコントローラにおいては、高精度化および小型化のニーズが高まっており、そのコンポーネントの一つである圧力センサに対しても更なる高精度化および小型化が要請されている。
本発明の目的は、取付けによる影響を受け難く小型化可能な圧力センサを提供することである。
この目的を達成するために本発明に係る圧力センサは、被測定流体の圧力が伝達される導圧口を有するセンサ用取付座にシール部材を介して重ねて取付けられたベース部と、前記ベース部に筒状の接続部を介して支持され、前記被測定流体の圧力を受ける受圧ダイアフラムが壁の一部となるように形成されて前記被測定流体とは仕切られた圧力室を含む圧力室部と、前記圧力室部が一端に接続されるとともに他端に圧力検出用のセンサ素子が接続され、前記受圧ダイアフラムから前記センサ素子に圧力伝達用の液体によって圧力を伝達する導圧部とを備え、前記接続部は、内部が前記被測定流体または前記圧力伝達用の液体で満たされて圧力を伝達する導圧路として機能し、前記接続部の外径は、前記受圧ダイアフラムの外径より小さいものである。
本発明は、前記圧力センサにおいて、前記圧力室部は、前記受圧ダイアフラムが前記導圧口内の前記被測定流体から圧力を受けるように前記導圧口の中に配置され、前記接続部は、前記ベース部における前記センサ用取付座と対向するシール面から前記センサ用取付座に向けて突出するように形成され、前記センサ素子は、前記ベース部に支持され、前記導圧部は、前記圧力室部および前記接続部の内部と、前記接続部から前記センサ素子まで延びるように前記ベース部内に形成された通路孔とを満たす前記圧力伝達用の液体によって圧力が伝達されるように構成されていてもよい。
本発明は、前記圧力センサにおいて、前記接続部は、前記ベース部に一体に形成されていてもよい。
本発明は、前記圧力センサにおいて、前記接続部は、前記ベース部とは別体に形成され、前記ベース部に固着されていてもよい。
本発明は、前記圧力センサにおいて、前記圧力室部は、前記ベース部に対して前記センサ用取付座とは反対側に配置され、前記接続部は、前記ベース部から前記センサ用取付座とは反対方向に突出するように形成され、前記センサ素子は、前記圧力室部に支持され、前記導圧部は、前記圧力室部の壁を貫通する貫通孔によって圧力が伝達されるように構成され、前記ベース部は、前記センサ用取付座と対向するシール面から前記接続部に延びる導圧孔を有し、前記被測定流体の圧力が前記導圧孔と前記接続部の内部とを介して前記受圧ダイアフラムに伝達されていてもよい。
本発明は、前記圧力センサにおいて、前記受圧ダイアフラムが前記シール面に対して垂直となるように構成されていてもよい。
本発明は、前記圧力センサにおいて、前記接続部の突出側端部が前記シール面に対して垂直となる方向に延びるように形成されて前記圧力室部に接続されていてもよい。
本発明においては、ベース部の変形が接続部で遮られるようになって受圧ダイアフラムに伝わり難くなるから、受圧ダイアフラムとシール面との距離を大きくとる必要がなく、また、ベース部を大型に形成することなく受圧ダイアフラムへの締付力の影響を防ぐことができる。この受圧ダイアフラムもしくは受圧ダイアフラムの面内方向外側には、変形吸収構造を設ける必要はない。したがって、本発明によれば、ベース部をセンサ用取付座に取付ける際の影響を受け難く、小型化可能な圧力センサを提供することができる。
図1は、第1の実施の形態による圧力センサの断面図である。 図2は、接続部の変形例を示す断面図である。 図3は、第2の実施の形態による圧力センサの断面図である。 図4は、第3の実施の形態による圧力センサの断面図である。 図5は、第3の実施の形態による圧力センサの断面図である。 図6は、接続部の変形例を示す断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る圧力センサの一実施の形態を図1を参照して詳細に説明する。図1に示す圧力センサは、請求項1~3に記載した発明を適用したものである。
図1に示す圧力センサ1は、図1において最も下に描いてある圧力ポート2に取付けて圧力ポート2内の被測定流体3の圧力を検出するためのものである。圧力ポート2は、金属材料によって所定の形状に形成されており、被測定流体3が流れる流路(図示せず)から分岐した導圧用通路4と、圧力センサ1を取付けるための平坦なセンサ用取付座5とを有している。導圧用通路4の内部は、被測定流体3で満たされている。被測定流体3は、図1においては液体として描いてあるが、気体でもよい。センサ用取付座5は、導圧用通路4の開口からなる導圧口6を有している。
この実施の形態による圧力センサ1は、センサ用取付座5にシール部材11を介して重ねられたベース部材12を備えている。ベース部材12は、金属材料によって所定の形状に形成されており、センサ用取付座5と対向するシール面12aと、シール面12aとは反対側のセンサ取付面12bとを有している。シール部材11は、Oリングからなり、シール面12aとセンサ用取付座5との間に挟まれている。センサ取付面12bには、圧力検出用のセンサ素子13が接着されている。センサ素子13は、一方の面および他方の面に受ける圧力差に応じた信号を出力するセンサダイアフラムを用いた素子、例えば歪式、静電容量式、磁歪式、光学式等が適用できる。この実施の形態によるベース部材12のシール面12aとセンサ取付面12bとの間の部分は、円板状に形成されている。以下においては、この円板状の部分をベース部14という。ベース部14の形状は円板状に限らず、角板状であってもよい。
ベース部材12は、シール部材11がシール面12aとセンサ用取付座5との間で圧縮されるように、複数の取付用ボルト15によってセンサ用取付座5に取付けられている。取付用ボルト15は、シール部材11より外側に配置されている。取付方法はボルト締結に限らず、クランプ、ねじ込み等により取付ける構造にしてもよい。
ベース部材12の中央部には、シール面12aからセンサ用取付座5に向けて突出する接続部16と、接続部16の突出端に接続された圧力室部17とが設けられている。
接続部16は、筒状に形成されており、内部に貫通孔16aを有している。この実施の形態による接続部16は、断面円形のパイプ状となるようにベース部14に一体に形成されている。なお、接続部16の形状は、断面円形のパイプ状に限定されることはなく、例えば角筒状に形成することができる。
圧力室部17は、接続部16を介してベース部14に支持されている。この実施の形態による圧力室部17は、ベース部14とは反対方向に向けて開口する有底円筒状のハウジング18と、ハウジング18の開口部を閉塞する受圧ダイアフラム19とによって構成されている。この圧力室部17の中には、ハウジング18と受圧ダイアフラム19とによって囲まれた圧力室20が形成されている。圧力室20は、受圧ダイアフラム19が壁の一部となるように形成されて被測定流体3とは仕切られている。
圧力室20内は、圧力伝達用の液体21で満たされており、ベース部材12の中央部に設けられた後述する導圧部22によってセンサ素子13に接続されている。
受圧ダイアフラム19は、金属製の板材によって円板状に形成されており、被測定流体3の圧力を受けて変形し、圧力室20の容積を変える。このため、被測定流体3の圧力が受圧ダイアフラム19を介して圧力室20内の圧力伝達用の液体21に伝達される。この実施の形態による圧力室部17は、受圧ダイアフラム19が導圧口6内の被測定流体3から圧力を受けるように導圧口6の中に配置されている。
この実施の形態による導圧部22は、ハウジング18の貫通孔18aと、接続部16の内部の貫通孔16aと、接続部16からセンサ素子13まで延びるようにベース部14内に形成された通路孔23と、これらの孔に満たされた圧力伝達用の液体21によって構成されている。この導圧部22は、圧力室部17が一端に接続されるとともに他端に圧力検出用のセンサ素子13が接続され、受圧ダイアフラム19からセンサ素子13に圧力伝達用の液体21によって圧力を伝達する。詳述すると、導圧部22は、圧力室部17および接続部16の内部と、接続部16からセンサ素子13まで延びるようにベース部14内に形成された通路孔23とを満たす圧力伝達用の液体21によって圧力が伝達されるように構成されている。封入液を充填するための封入孔は、例えばベース部14、圧力室部17、センサ素子13に設け、鋼球の溶接や半田等により封止することができる。この実施の形態による接続部16は、内部が圧力伝達用の液体21で満たされて圧力を伝達する導圧路24として機能する。この接続部16の外径は、受圧ダイアフラム19の外径より小さい。
このように構成された圧力センサ1においては、被測定流体3の圧力が受圧ダイアフラム19から圧力伝達用の液体21を介してセンサ素子13に伝達され、センサ素子13によって圧力が検出される。この圧力センサ1は、ベース部材12に全ての部品を組み付けて圧力伝達用の液体21が内部に封入された状態で圧力ポート2のセンサ用取付座5に取付けられる。この取付けを行うために取付用ボルト15を締め込むと、ベース部14のシール部材11より外側の部分がセンサ用取付座5に向けて押圧され、ベース部14が図1において上方に向けて凸になるように変形するおそれがある。従来の圧力センサのようにベース部に受圧ダイアフラムが設けられている場合は、ベース部の変形に伴って受圧ダイアフラムが変形するから、受圧ダイアフラムを締結部から大きく離れるようにベース部材を大きく形成する必要があった。
しかし、この実施の形態による圧力センサ1においては、受圧ダイアフラム19を有する圧力室部17が細い接続部16を介してベース部14に支持されているから、ベース部14の変形が接続部16で遮られるようになって受圧ダイアフラム19には伝わり難くなる。すなわち、ベース部14が変形するような場合であっても受圧ダイアフラム19は変形することがない。
このため、この圧力センサ1においては、従来の圧力センサと較べてベース部14を大型に形成することなく、受圧ダイアフラム19への締付力の影響を防ぐことができる。この受圧ダイアフラム19には、変形吸収構造を設ける必要はない。したがって、この実施の形態によれば、ベース部14をセンサ用取付座5に取付ける際の影響を受け難く、小型化可能な圧力センサ1を提供することができる。
この実施の形態による圧力センサ1の圧力室部17は、受圧ダイアフラム19が導圧口6内の被測定流体3から圧力を受けるように導圧口6の中に配置されている。接続部16は、ベース部14におけるセンサ用取付座5と対向するシール面12aからセンサ用取付座5に向けて突出するように形成されている。センサ素子13は、ベース部14に支持されている。導圧部22は、圧力室部17および接続部16の内部と、接続部16からセンサ素子13まで延びるようにベース部14内に形成された通路孔23とを満たす圧力伝達用の液体21によって圧力が伝達されるように構成されている。
このため、この実施の形態によれば、受圧ダイアフラム19を有する圧力室部17を導圧口6の中に収容できるから、センサ用取付座5から突出する部分が小さくコンパクトな圧力センサを実現できる。
この実施の形態による接続部16は、ベース部材12のベース部14に一体に形成されている。このような接続部16は、機械加工によって簡単に形成することができるため、圧力室部17がベース部材12から離れている構造の圧力センサ1を容易に製造することができる。
(接続部の変形例)
接続部は図2に示すように構成することができる。図2において、図1によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。図2に示す圧力センサ31は、請求項4に記載した発明を適用したものである。図2に示す接続部16は、ベース部14とは別体に形成されたパイプ32によって構成されており、ベース部14に固着されている。この実施の形態による接続部16は、ベース部14に溶接されている。また、この実施の形態による圧力室部17のハウジング18は、ベース部14および接続部16とは別体に形成され、接続部16に溶接されている。接合方法は、溶接以外に、ろう付、半田、拡散接合、圧入、かしめ、接着等が適用できる。
この実施の形態に示すように接続部16をベース部14とは別体に形成する場合は、接続部16を形成する材料をベース部14の材料と較べて剛性が低い材料とすることができる。このように剛性が低い材料によって接続部16が形成された場合は、ベース部14の変形がより一層受圧ダイアフラム19に伝達され難くなる。また、ベース部14や圧力室部17の形状により接続部16の一体加工が困難な場合には、別体に形成して接合することが好ましい。
(第2の実施の形態)
本発明に係る圧力センサは、図3に示すように構成することができる。図3において、図1によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。図3に示す圧力センサは、請求項5に記載した発明を適用したものである。
図3に示す圧力センサ41は、圧力室部17の位置が第1の実施の形態による圧力センサとは異なっている。この実施の形態による圧力室部17は、ベース部14に対してセンサ用取付座5とは反対側に配置されている。この圧力室部17のハウジング18は、受圧ダイアフラム側を接続部16に接続するために、受圧ダイアフラム19を覆う円環状の蓋42を有している。
接続部16は、ベース部14からセンサ用取付座5とは反対方向に突出するように形成され、蓋42とベース部14とを接続している。図3に示す接続部16は、ベース部14およびハウジング18と一体に形成されているように描いてあるが、図2に示すようにベース部14やハウジング18とは別体に形成することができる。この実施の形態による接続部16は、内部の貫通孔16aが被測定流体3で満たされて圧力を伝達する導圧路43として機能する。
この実施の形態によるセンサ素子13は、圧力室部17のハウジング18に支持されている。ハウジング18には、圧力室20内からセンサ素子13に圧力が伝達されるように、センサ素子13と対応する位置に貫通孔44が形成されている。この実施の形態による導圧部22は、ハウジング18の貫通孔44(圧力室部17の壁を貫通する貫通孔)を含む導圧路45によって圧力が伝達されるように構成されている。
ベース部14は、センサ用取付座5と対向するシール面12aから接続部16に延びる導圧孔46を有している。この場合、被測定流体3の圧力が導圧孔46と接続部16の内部の貫通孔16aとを介して受圧ダイアフラム19に伝達される。
このように圧力室部17がベース部14に対してセンサ用取付座5とは反対側に位置する構成を採る場合であっても、ベース部14をセンサ用取付座5に取付ける際の影響を受け難く、小型化可能な圧力センサ41を提供することができる。
(第3の実施の形態)
本発明に係る圧力センサは、図4および図5に示すように構成することができる。図4および図5において、図1によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。図4および図5に示す圧力センサは、請求項6に記載した発明を適用したものである。図5の破断位置は、図4中にV-V線で示す位置である。
図4および図5に示す圧力センサ51は、圧力室部17の構成が第1の実施の形態で示した圧力センサ1とは異なっている。この実施の形態による圧力室部17は、ベース部14に対してセンサ用取付座5とは反対側に配置されており、受圧ダイアフラム19がベース部14のシール面12aに対して垂直となるように構成されている。
圧力室部17のハウジング18は、中空の円板状に形成され、圧力室20とは受圧ダイアフラム19を挟んで対向する受圧室52を有している。受圧室52は、接続部16の内部を介してベース部14の導圧孔53に接続されている。導圧孔53は、ベース部14のシール面12aから接続部16に延びている。この場合、被測定流体3の圧力が導圧孔53と、接続部16の内部の貫通孔16aと、受圧室52とを介して受圧ダイアフラム19に伝達される。
この実施の形態によるセンサ素子13は、圧力室部17のハウジング18に導圧用のパイプ54を介して支持されている。導圧用のパイプ54の一端はハウジング18の貫通孔55を介して圧力室20に接続され、他端はセンサ素子13に接続されている。このため、この実施の形態による導圧部22は、ハウジング18の貫通孔55(圧力室部17の壁を貫通する貫通孔)を含む導圧路56によって圧力が伝達されるように構成されている。
このように構成された圧力センサ51においては、取付用ボルト15でベース部14がセンサ用取付座5に締結されることにより、ベース部14が図4中に矢印で示す方向に変形するようになる。変形方向は、センサ用取付座5に近づきつつベース部材12の側方に向かうような斜め方向である。
この場合、接続部16が径方向の外側に向けて拡がる方向にベース部14によって引っ張られるようになる。この接続部16を引っ張る力の方向、言い換えれば、ハウジング18を変形させるように接続部16からハウジング18に伝達される力の方向は、受圧ダイアフラム19の面に沿う方向とは異なる。このため、締付けにより生じる力は、受圧ダイアフラム19にこれを変形させるように作用することはない。
したがって、この実施の形態を採ることにより、ベース部14をセンサ用取付座5に取付ける際の影響をより一層受け難くなる。
(接続部の変形例)
図4および図5に示すように圧力室部17を配置する場合、接続部16を図6に示すように構成することができる。図6において、図1、図4および図5によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。図6に示す圧力センサは、請求項6に記載した発明を適用したものである。
図6に示す圧力センサ61の接続部16は、ベース部14からセンサ用取付座5とは反対方向に延びる基部62と、基部62の先端からベース部14のシール面12aに対して垂直となる方向に延びる突出側端部63とを有している。突出側端部63の先端は、中空の円板状を呈するハウジング18の中心部に接続されている。
この実施の形態を採ることにより、ベース部14の変形が圧力室部17に殆ど伝達されなくなるから、ベース部14をセンサ用取付座5に取付ける際の影響を殆ど受けることがない圧力センサを提供することができる。
1,31,41,51,61…圧力センサ、3…被測定流体、5…センサ用取付座、6…導圧口、11…シール部材、12a…シール面、13…センサ素子、14…ベース部、15…取付用ボルト(締結部材)、16…接続部、17…圧力室部、19…受圧ダイアフラム、20…圧力室、21…圧力伝達用の液体、22…導圧部、23…通路孔、44,55…貫通孔、24,45,56…導圧路、46,53…導圧孔、63…突出側端部。

Claims (7)

  1. 被測定流体の圧力が伝達される導圧口を有するセンサ用取付座にシール部材を介して重ねて取付けられたベース部と、
    前記ベース部に筒状の接続部を介して支持され、前記被測定流体の圧力を受ける受圧ダイアフラムが壁の一部となるように形成されて前記被測定流体とは仕切られた圧力室を含む圧力室部と、
    前記圧力室部が一端に接続されるとともに他端に圧力検出用のセンサ素子が接続され、前記受圧ダイアフラムから前記センサ素子に圧力伝達用の液体によって圧力を伝達する導圧部とを備え、
    前記接続部は、内部が前記被測定流体または前記圧力伝達用の液体で満たされて圧力を伝達する導圧路として機能し、
    前記接続部の外径は、前記受圧ダイアフラムの外径より小さいことを特徴とする圧力センサ。
  2. 請求項1記載の圧力センサにおいて、
    前記圧力室部は、前記受圧ダイアフラムが前記導圧口内の前記被測定流体から圧力を受けるように前記導圧口の中に配置され、
    前記接続部は、前記ベース部における前記センサ用取付座と対向するシール面から前記センサ用取付座に向けて突出するように形成され、
    前記センサ素子は、前記ベース部に支持され、
    前記導圧部は、前記圧力室部および前記接続部の内部と、前記接続部から前記センサ素子まで延びるように前記ベース部内に形成された通路孔とを満たす前記圧力伝達用の液体によって圧力が伝達されるように構成されていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 請求項2記載の圧力センサにおいて、
    前記接続部は、前記ベース部に一体に形成されていることを特徴とする圧力センサ。
  4. 請求項2記載の圧力センサにおいて、
    前記接続部は、前記ベース部とは別体に形成され、前記ベース部に固着されていることを特徴とする圧力センサ。
  5. 請求項1記載の圧力センサにおいて、
    前記圧力室部は、前記ベース部に対して前記センサ用取付座とは反対側に配置され、
    前記接続部は、前記ベース部から前記センサ用取付座とは反対方向に突出するように形成され、
    前記センサ素子は、前記圧力室部に支持され、
    前記導圧部は、前記圧力室部の壁を貫通する貫通孔を含む導圧路によって圧力が伝達されるように構成され、
    前記ベース部は、前記センサ用取付座と対向するシール面から前記接続部に延びる導圧孔を有し、
    前記被測定流体の圧力が前記導圧孔と前記接続部の内部とを介して前記受圧ダイアフラムに伝達されることを特徴とする圧力センサ。
  6. 請求項5記載の圧力センサにおいて、
    前記受圧ダイアフラムが前記シール面に対して垂直となるように構成されていることを特徴とする圧力センサ。
  7. 請求項6記載の圧力センサにおいて、
    前記接続部の突出側端部が前記シール面に対して垂直となる方向に延びるように形成されて前記圧力室部に接続されていることを特徴とする圧力センサ。
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