JP2022002459A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流経路に配慮しつつ小型化可能な駆動装置を提供する。【解決手段】駆動装置1は、モータ80と、ヒートシンク63と、第1パワーモジュール160と、第2パワーモジュール260と、制御基板51と、パワー基板55と、コネクタ65と、を備える。制御基板51は、ヒートシンク63のモータ80側に設けられ、第1制御部品および第2制御部品が、領域を分けて実装されている。パワー基板55は、ヒートシンク63のモータ80と反対側に設けられ、第1電子部品および第2電子部品が、領域を分けて実装されている。モータ80の軸方向に投影したとき、制御基板51において第1系統領域C1と第2系統領域C2とを区画する制御系統区画線Cxと、パワー基板55において第1系統領域P1と第2系統領域P2とを区画するパワー系統区画線Pxとが交差する。【選択図】 図4

Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来、モータおよびこれを制御する制御ユニットが一体に設けられた駆動装置が知られている。例えば特許文献1では、2系統の巻線組と、それぞれに対応する第1系統制御部および第2系統制御部とを有しており、コネクタ部において、正極端子と負極端子とを軸方向視で重なるように配置することで、径方向体格の大型化およびノイズ増大を抑制している。
特開2019−187077号公報
特許文献1では、正極端子および負極端子の配置ついて考慮されているものの、制御ユニット内部の部品配置には言及されていない。本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電流経路に配慮しつつ小型化可能な駆動装置を提供することにある。
本発明の駆動装置は、モータ(80)と、筐体(63)と、第1パワーモジュール(160)と、第2パワーモジュール(260)と、制御基板(51)と、パワー基板(55)と、コネクタ(65)と、を備える。
モータは、第1モータ巻線(180)および第2モータ巻線(280)を有する。筐体は、モータの軸方向の一方側に設けられる。第1パワーモジュールは、第1モータ巻線の通電切替に係る第1スイッチング素子(121〜126、131、132)を有し、筐体の側面に固定されている。第2パワーモジュールは、第2モータ巻線の通電切替に係る第2スイッチング素子(221〜226、231、232)を有し、筐体の第1パワーモジュールと反対側の側面に固定されている。
制御基板は、筐体のモータ側に設けられ、第1モータ巻線の通電制御に係る第1制御部品(170、175)と、第2モータ巻線の通電制御に係る第2制御部品(270、275)とが、領域を分けて実装されている。パワー基板は、筐体のモータと反対側に設けられ、第1モータ巻線と接続される第1電子部品(133〜135)と、第2モータ巻線と接続される第2電子部品(233〜235)とが、領域を分けて実装されている。
コネクタは、第1コネクタ部(165)、および、第2コネクタ部(265)を有する。第1コネクタ部には、パワー基板と接続される第1給電端子(167、168)、および、制御基板と接続される第1信号端子(169)が設けられる。第2コネクタ部には、パワー基板と接続される第2給電端子(267、268)、および、制御基板と接続される第2信号端子(269)が設けられる。
モータの軸方向に投影したとき、制御基板において第1制御部品が実装される領域と第2制御部品が実装される領域とを区画する制御系統区画線と、パワー基板において第1電子部品が実装される領域と第2電子部品が実装される領域とを区画するパワー系統区画線とが交差する。
このように構成することで、軸方向においては系統を分けずに混在配置としながら、効率のよい電流経路を確保することができる。また、装置全体を小型化可能である。
一実施形態によるステアリングシステムを示す概略構成図である。 一実施形態による駆動装置を示す回路図である。 一実施形態による駆動装置を示す断面図である。 一実施形態による駆動装置を示す分解斜視図である。 一実施形態による制御基板を示す平面図である。 一実施形態による第1パワーモジュール、第2パワーモジュールおよびヒートシンクを示す平面図である。 一実施形態によるパワー基板を示す平面図である。 一実施形態によるコネクタを示す平面図である。 一実施形態による通電経路を示す説明図である。 一実施形態の変形例による制御基板を示す平面図である。
(一実施形態)
以下、本発明による駆動装置を図面に基づいて説明する。一実施形態による駆動装置を図1〜図10に示す。図1に示すように、駆動装置1は、制御ユニットとしてのECU10およびモータ80を有し、車両のステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置8に適用される。図1は、電動パワーステアリング装置8を備えるステアリングシステム90の全体構成を示すものである。
ステアリングシステム90は、操舵部材であるステアリングホイール91、ステアリングシャフト92、ピニオンギア96、ラック軸97、車輪98、および、電動パワーステアリング装置8等を備える。
ステアリングホイール91は、ステアリングシャフト92と接続される。ステアリングシャフト92には、操舵トルクtrqを検出するトルクセンサ93が設けられる。トルクセンサ93は、内部にて2系統化されており、第1トルクセンサ193および第2トルクセンサ293を有する。トルクセンサ193、293の検出値trq1、trq2は、対応するマイコン170、270に出力される。トルクセンサが冗長的に設けられない場合、1つの操舵トルクtrqの検出値が2系統共通に用いられてもよい。
ステアリングシャフト92の先端には、ピニオンギア96が設けられる。ピニオンギア96は、ラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が連結される。運転者がステアリングホイール91を回転させると、ステアリングホイール91に接続されたステアリングシャフト92が回転する。ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換される。一対の車輪98は、ラック軸97の変位量に応じた角度に操舵される。
電動パワーステアリング装置8は、駆動装置1、および、モータ80の回転を減速してラック軸97に伝える動力伝達部としての減速ギア89等を備える。本実施形態の電動パワーステアリング装置8は、所謂「ラックアシストタイプ」であるが、モータ80の回転をステアリングシャフト92に伝える所謂「コラムアシストタイプ」等としてもよい。
図1〜図3に示すように、モータ80は、3相ブラシレスモータである。モータ80は、操舵に要するトルクの一部または全部を出力するものであって、バッテリ199、299から電力が供給されることにより駆動され、減速ギア89を正逆回転させる。
モータ80は、第1モータ巻線180および第2モータ巻線280を有する。モータ巻線180、280は電気的特性が同等であり、共通のステータ840に、互いに電気角30[deg]ずらしてキャンセル巻きされる。これに応じて、モータ巻線180、280には、位相φが30[deg]ずれた相電流が通電されるように制御される。通電位相差を最適化することで、出力トルクが向上する。また、6次のトルクリプルを低減することができ、騒音、振動の低減することができる。また、電流も分散されることで発熱が分散、平準化されるため、各センサの検出値やトルク等、温度依存の系統間誤差を低減可能であるとともに、通電可能な電流量を増やすことができる。なお、モータ巻線180、280は、キャンセル巻きされていなくてもよく、電気的特性が異なっていてもよい。
以下、第1モータ巻線180の通電制御に係る構成の組み合わせを第1系統L1、第2モータ巻線280の通電制御に係る構成の組み合わせを第2系統L2とする。第1系統L1の構成を主に100番台で付番し、第2系統L2の構成を主に200番台で付番し、系統L1、L2にて実質的に同様の構成には下2桁が同じとなるように付番し、適宜説明を省略する。また、図中等適宜、第1系統L1に係る構成に添え字の「1」、第2系統L2に係る構成に添え字の「2」を付す。
駆動装置1の回路構成を図2に示す。ECU10は、第1モータ巻線180に対応して設けられる第1インバータ120、第1モータリレー127〜129、第1電源リレー131、132、第1コイル133、コンデンサ134、135、ならびに、第2モータ巻線280に対応して設けられる第2インバータ220、第2モータリレー227〜229、第2電源リレー231、232、第2コイル233、コンデンサ234、235を有する。第1インバータ120は第1インバータ素子121〜126から構成され、第2インバータ220は第2インバータ素子221〜226から構成される。
第1インバータ素子121〜126、第1モータリレー127〜129および第1電源リレー131、132は、第1マイコン170からの制御信号に基づいてプリドライバ176から出力される駆動信号により、オンオフ作動が制御される。第2インバータ素子221〜226、第2モータリレー227〜229および第2電源リレー231、232は、第2マイコン270からの制御信号に基づいてプリドライバ276から出力される駆動信号により、オンオフ作動が制御される。これにより、マイコン170、270により、モータ80の駆動が制御される。また、マイコン170、270は、通信線45を経由して通信可能に設けられる。なお、煩雑になることを避けるため、図2中において、一部の制御線を省略した。
電流検出素子である第1シャント抵抗137〜139は、第1モータ巻線180の各相の電流を検出する。電流検出素子である第2シャント抵抗237〜239は、第2モータ巻線280の各相の電流を検出する。第1インバータ素子121〜126、第1モータリレー127〜129、第1電源リレー131、132、および、シャント抵抗137〜139は、第1パワーモジュール160に設けられる。第2インバータ素子221〜226、第2モータリレー227〜229第2電源リレー231、232、および、シャント抵抗237〜239は、第2パワーモジュール260に設けられる。
第1コイル133は第1バッテリ199と第1電源リレー131との間に設けられ、第2コイル233は第2バッテリ299と第2電源リレー231との間に設けられる。コイル133、233のバッテリ199、299側には、コンデンサ134、234が接続される。また、コイル133、233のインバータ120、220側には、コンデンサ135、235がインバータ120、220と並列に接続される。コンデンサ134、135、234、235は、例えばアルミ電解コンデンサである。
図3および図4に示すように、駆動装置1は、モータ80の軸方向の一方側にECU10が一体的に設けられており、いわゆる「機電一体型」である。ECU10は、モータ80の出力軸とは反対側において、シャフト870の軸線Axに対して同軸に配置されている。ECU10は、モータ80の出力軸側に設けられていてもよい。機電一体型とすることで、搭載スペースに制約のある車両において、ECU10とモータ80とを効率的に配置することができる。以下適宜、軸線Axを延長した仮想線、軸線Axに垂直な断面における軸線Axの位置についても、単に「軸線Ax」という。
モータ80は、ステータ840、ロータ860、および、これらを収容するハウジング830等を備える。ステータ840は、ハウジング830に固定されており、モータ巻線180、280が巻回される。ロータ860は、ステータ840の径方向内側に設けられ、ステータ840に対して相対回転可能に設けられる。
シャフト870は、ロータ860に嵌入され、ロータ860と一体に回転する。シャフト870は、軸受835、836により、ハウジング830に回転可能に支持される。シャフト870のECU10側の端部は、ハウジング830からECU10側に突出する。シャフト870のECU10側の端部には、マグネット875が設けられる。
ハウジング830は、筒状のケース834、ケース834の一端に設けられるリアフレームエンド837、および、ケース834の他端に設けられるフロントフレームエンド838を有する。リアフレームエンド837には、リード線挿通孔839が形成される。リード線挿通孔839には、モータ巻線180、280の各相と接続されるリード線185、285が挿通される。リード線185、285は、リード線挿通孔839からECU10側に取り出される。
ECU10は、制御基板51、パワー基板55、ヒートシンク63、および、パワーモジュール160、260等を備える。カバー465は、略有底筒状に形成され、リアフレームエンド837の径方向外側に嵌まり合う。カバー465は、基板51、55、および、パワーモジュール160、260を覆うように設けられ、ボルト311によりコネクタ65のベース部66に固定される。カバー465の底部には、開口466が形成される。また、カバー465の底部とベース部66との間にはOリング312が設けられ、カバー465の側面とリアフレームエンド837との間にはOリング313が設けられる。これにより、ECU10の内部の防水性が確保される。
制御基板51は、略矩形に形成され、ボルト315にて、ヒートシンク63のモータ80側の面に固定される。パワー基板55は、略矩形に形成され、ボルト316にて、ヒートシンク63のモータ80と反対側の面に固定される。制御基板51のグランドパターンは、ボルト315を経由して、ヒートシンク63と電気的に接続される。同様に、パワー基板55のグランドパターンは、ボルト316を経由して、ヒートシンク63と電気的に接続される。なお、基板55のグランドパターンとヒートシンク63は電気的に分離されていてもよい。
ヒートシンク63は、ボルト318によりリアフレームエンド837に固定される。ヒートシンク63とリアフレームエンド837とは、一体であってもよいし、別体であってもよい。ヒートシンク63は、例えばアルミ等の熱伝導性のよい金属にて形成され、放熱面にパワーモジュール160、260が放熱可能に固定されている。パワーモジュール160、260とヒートシンク63との間には放熱シートが設けられ、パワーモジュール160、260とヒートシンク63との絶縁が確保される。本実施形態では、パワーモジュール160、260は、モータ80の軸方向に沿って、縦配置されている。パワーモジュール160、260は、ヒートシンク63の形状等に応じ、基板51、55の実装面積を確保可能な程度に傾斜して設けられていても「縦配置」の概念に含まれるものとする。
パワーモジュール160、260の制御基板51側には、制御端子161、261が設けられる。制御端子161、261は、パワーモジュール160、260から概ね真っ直ぐ延びて制御基板51に接続される。パワーモジュール160、260のパワー基板55側には、パワー端子162、262、および、モータ端子163、263が設けられる。パワー端子162、262は、折り曲げられてヒートシンク63の投影領域内にてパワー基板55と接続される。モータ端子163、263は、ヒートシンク63から離れる側に折り曲げられる。モータ端子163、263の先端には、一部が開口するリード線接続部が形成されており、対応する相のリード線185、285が挿通され、溶接等により接続される。
樹脂等で形成されるコネクタ65は、ベース部66、および、コネクタ部165、265を有し、ヒートシンク63に固定される。ベース部66は、ボルト319によりヒートシンク63に固定される。コネクタ部165、265は、カバー465の開口466から軸方向側に取り出される。コネクタ部165、265の間口は、軸方向側に開口し、モータ80とは反対側から図示しないハーネスを挿抜可能に設けられる。
第1コネクタ部165には第1系統L1に接続される第1コネクタ端子166が設けられ、第2コネクタ部265には第2系統L2に接続される第2コネクタ端子266が設けられる。第1コネクタ端子166には、第1電源端子167、第1グランド端子168(図8参照)および第1信号端子169が含まれ、第2コネクタ端子266には、第2電源端子267、第2グランド端子268および第2信号端子269が含まれる。ベース部66には、信号端子169、269を保持する端子保持部69が、モータ80側に延びて形成される。
本実施形態では、軸線Axに沿って2分割したとき、一方の側(図3の紙面左側)に第1パワーモジュール160および第2コネクタ部265が設けられ、他方の側(図3の紙面右側)に第2パワーモジュール260および第1コネクタ部165が設けられている。
制御基板51を図5、ヒートシンク63およびパワーモジュール160、260を図6、パワー基板55を図7、コネクタ65を図8に示す。各図において、(a)がモータ80側から見た図であり、(b)が反モータ80側から見た図である。
図5(a)に示すように、制御基板51は、略矩形に形成される。制御基板51のモータ80側の面には、マイコン170、270が軸線Axを中心に点対称配置される。また、軸線Ax上には、回転角センサ78が実装される。回転角センサ78は、内部で2系統が軸線Axを中心に点対称配置されている。また、図10のように、系統ごとにパッケージを分け、2つのセンサ178、278を、軸線Axを中心に点対称配置するようにしてもよい。
図5(b)に示すように、制御基板51の反モータ80側の面には、それぞれプリドライバ176、276を含む集積回路部175、275が、軸線Axを中心に点対称配置される。なお、対称の中心となる点は、軸線Axからずれていてもよい。また、製造誤差程度の配置ずれは許容され、点対称配置されているとみなす。パワー基板55等、他の階層についても同様である。
制御基板51には、一方の長辺側の外縁に沿って第1パワーモジュール160の制御端子161が挿通される第1制御端子孔151が形成され、他方の長辺側の外縁に沿って第2パワーモジュール260の第2制御端子261が挿通される制御端子孔251が形成される。端子孔に挿通された端子は、はんだ等により基板と電気的に接続される。
制御基板51の一方の短辺側であって、第2制御端子孔251が形成される側には、第1信号端子接続部152が突出して形成される。第1信号端子接続部152には、第1信号端子169が挿通される第1信号端子孔153が形成される。制御基板51の他方の短辺側であって、第1制御端子孔151が形成される側には、第2信号端子接続部252が突出して形成される。第2信号端子接続部252には、第2信号端子269が挿通される第2信号端子孔253が形成される。
制御基板51の制御系統区画線Cxは、隣接する第1制御端子孔151と第2信号端子孔253との間と、隣接する第2制御端子孔251と第1信号端子孔153の間とを、軸線Axを通って結んで、制御基板51を第1系統領域C1と第2系統領域C2とに区画する。制御系統区画線Cxを、第1制御端子孔151に沿う直線部と第2制御端子孔251に沿う直線部とを、軸線Axを通り短辺に略平行な直線で結んで構成することで、第1系統領域C1および第2系統領域C2を概ね矩形の領域とすることができ、制御基板51の実装面積を高効率に利用可能である。
図6(a)に示すように、ヒートシンク63のモータ80側の面には、集積回路部175、275を放熱可能に収容する凹部637が形成される。図6(b)に示すように、ヒートシンク63の反モータ80側には、パワー基板55側に開口する収容室635が形成される。また、図6(a)および図6(b)に示すように、ヒートシンク63の短辺側には、端子保持部69との干渉を防ぐための切欠部638が形成される。
図7に示すように、パワー基板55は平面視略矩形に形成される。第1パワーモジュール160が設けられる側の長辺に沿って第1パワー端子孔155が形成され、第2パワーモジュール260が設けられる側の長辺に沿って第2パワー端子孔255が形成される。パワー端子孔155、255は、モータ80の軸方向に投影したとき、制御端子孔151、251よりも内側に形成されている。
第1給電端子接続部156は、第2パワーモジュール260側の一方の角部に突出して設けられる。第2給電端子接続部256は、第1パワーモジュール160側に設けられる側であって、第1給電端子接続部156とは軸線Axを挟んで反対側となる角部に突出して設けられる。第1給電端子接続部156には第1電源端子167および第1グランド端子168が挿通される第1給電端子孔157が形成され、第2給電端子接続部256には第2電源端子267および第2グランド端子268が挿通される第2給電端子孔257が形成される。
パワー基板55のモータ80側の面には、配列されるパワー端子孔155に概ね沿って、第2給電端子接続部256側から、コンデンサ234、コンデンサ135およびコイル133が実装される。また、パワー基板55には、配列されるパワー端子孔255に概ね沿って、第1給電端子接続部156側から、コンデンサ134、コンデンサ235およびコイル233が実装される。比較的大型の部品であるコイル133、233、および、コンデンサ134、135、235、235は、ヒートシンク63の収容室635に収容される。
パワー基板55のパワー系統区画線Pxは、第1給電端子孔157と第2パワー端子孔255との間、コンデンサ134、235の間、コンデンサ135、234の間、第1パワー端子孔155と第2給電端子孔257との間を通るように、階段状となる。
第1系統L1において、電源端子167から流れ込んだ電流が、コンデンサ134およびコイル133を経由して、一旦パワーモジュール160に流れ込み、電源リレー131、132を経由してパワー基板55に戻り、コンデンサ135を経由してグランドパターンに流れるように、配線パターンが形成される。
第2系統L2において、電源端子267から流れ込んだ電流が、コンデンサ234およびコイル233を経由した、一旦パワーモジュール260に流れ込み、電源リレー231、232を経由してパワー基板55に戻り、コンデンサ235を経由してグランドパターンに流れるように、配線パターンが形成される。
このように、コイル133およびコンデンサ134、135を略L字状に配置することで、比較的効率のよい通電経路とすることができる。同様に、コイル233およびコンデンサ234、235を略L字状に配置することで、比較的効率のよい通電経路とすることができる。
図4および図8に示すように、コネクタ65は、平面視略楕円形状に形成される。第1コネクタ部165および第2コネクタ部265は、長辺が短軸に略平行となるように、平面視略矩形に形成される。第1電源端子167および第1グランド端子168は、第1コネクタ部165の一方の短辺側から突出し、モータ80側に折り曲げられて、パワー基板55と接続される。第1信号端子169は、第1コネクタ部165の他方の短辺側において、制御基板51まで延びて形成される。
第2信号端子269は、第2コネクタ部265の一方の短辺側において、制御基板51まで延びて形成される。第2電源端子267および第2グランド端子268は、第2コネクタ部265の他方の短辺側から突出し、モータ80側に折り曲げられて、パワー基板55と接続される。
第1電源端子167および第1グランド端子168と、第2電源端子267および第2グランド端子268とは、軸線Axに対して対称に形成される。また第1信号端子169と第2信号端子269とは、軸線Axに対して対称に形成される。
図9は、パワー電流経路および制御電流経路を示すものであって、説明のため、第2系統L2に係る箇所にハッチングを施した。図9は図4に対応する図であるが、煩雑になることを避けるべく、一部の符号を省略した。図9に示すように、第1階層を制御基板51、第2階層をパワーモジュール160、260、第3階層をパワー基板55、第4階層をコネクタ65とすると、駆動装置1では、第1階層〜第4階層が軸方向に積層されていると捉えられる。
制御基板51およびパワー基板55は、長辺側にてパワーモジュール160、260と接続される。そのため、長辺側においては、同一系統が積層された状態となっている。一方、短辺側においては、異なる系統が積層された状態となる。詳細には、制御基板51における第1系統領域C1に含まれる短辺と、パワー基板55における第2系統領域P2に含まれる短辺とが、同一側に配置される。また、制御基板51における第2系統領域C2に含まれる短辺と、パワー基板55における第1系統領域P1に含まれる短辺とが、同一側に配置される。そのため、各階層を積層し、軸方向から投影したとき、制御基板51における制御系統区画線Cxと、パワー基板55におけるパワー系統区画線Pxとが交差する。
各階層において、第1系統L1に係る部品と第2系統L2に係る部品とが点対称に配置される。また、各階層を積層したとき、各系統は軸方向に沿って配列されておらず、各系統の電流経路がツイストするように混在配置されている。
パワー電流経路および制御電流経路について説明する。本実施形態では、モータ巻線180、280に流れる電流をパワー電流、制御信号やセンサ信号の伝達に係る電流を制御電流とする。図9では、第1系統L1のパワー電流をIp1、第2系統L2のパワー電流をIp2、第1系統L1の制御電流をIc1、第2系統L2の制御電流経路をIc2とし、電流経路を模式的に矢印で示した。
第1系統L1におけるパワー電流Ip1は、第1バッテリ199から第1コネクタ部165の電源端子167を経由し、パワー基板55に流れる。パワー電流Ip1は、パワー基板55の第1系統領域P1に実装されたコンデンサ134およびコイル133、第1パワーモジュール160内の電源リレー131、132を経由し、パワー基板55上のコンデンサ135および第1パワーモジュール160内の第1インバータ120を流れ、第1インバータ120から、モータ端子163およびリード線185を経由して第1モータ巻線180に流れる。そして、パワー電流Ip1は、モータ巻線180からリード線185、第1インバータ120、および、パワー基板55の第1系統領域P1に形成されるグランドパターンを経由し、第1コネクタ部165のグランド端子168に流れる。
第2系統L2におけるパワー電流Ip2は、第2バッテリ299から第2コネクタ部265の電源端子267を経由し、パワー基板55に流れる。パワー電流Ip2は、パワー基板55の第2系統領域P2に実装されたコンデンサ234およびコイル233、第2パワーモジュール260内の電源リレー231、232を経由し、パワー基板55上のコンデンサ235および第2パワーモジュール260内の第2インバータ220を流れ、第2インバータ220から、モータ端子263およびリード線285を経由して第2モータ巻線280に流れる。そして、パワー電流Ip2は、モータ巻線280からリード線285、第2インバータ220、および、パワー基板55の第2系統領域P2に形成されるグランドパターンを経由し、第2コネクタ部265のグランド端子268に流れる。
第1系統L1における制御電流Ic1は、第1コネクタ部165の信号端子169から制御基板51の第1マイコン170および第1集積回路部175に流れ、第1マイコン170からの指令等がプリドライバ176および制御端子161を経由して第1インバータ120に入力される。
第2系統L2における制御電流Ic2は、第2コネクタ部265の信号端子269から制御基板51の第2マイコン270および第2集積回路部275に流れ、第2マイコン270からの指令がプリドライバ276および制御端子261を経由して第2インバータ220に入力される。
本実施形態では、階層ごとに見たとき、各系統は領域を分けて配置されている。一方、軸方向に見たとき、各系統は混在配置となっており、パワー電流Ip1、Ip2の電流経路は、軸線Axに対してツイストしている。同様に、制御電流Ic1、Ic2の電流経路は、軸線Axに対してツイストしている。また、パワー電流経路と制御電流経路とは、ツイスト方向が逆であって互いに交差しており、ツイストの捩りを戻しただけでは分解できない、電流経路が絡み合った構造となっている。これにより、コンポーネント配置によらず、外来ノイズに対する系統間の差が出にくくなり、同一設計にて、異なる装置への適用が容易となる。また、電流経路を最適化することで、各階層での部品配置が単純になり、装置全体の小型化に寄与する。
以上説明したように、駆動装置1は、モータ80と、ヒートシンク63と、第1パワーモジュール160と、第2パワーモジュール260と、制御基板51と、パワー基板55と、コネクタ65と、を備える。モータ80は、第1モータ巻線180および第2モータ巻線280を有する。ヒートシンク63は、モータ80の軸方向の一方側に設けられる。
第1パワーモジュール160は、第1モータ巻線180の通電切替に係る第1スイッチング素子を有し、ヒートシンク63の側面に固定されている。第2パワーモジュール260は、第2モータ巻線280の通電切替に係る第2スイッチング素子を有し、ヒートシンク63の第1パワーモジュール160と反対側の側面に固定されている。第1スイッチング素子には、第1インバータ素子121〜126、第1モータリレー127〜129、電源リレー131、132が含まれる。第2スイッチング素子には、第2インバータ素子221〜226、第2モータリレー227〜229、電源リレー231、231が含まれる。
制御基板51は、ヒートシンク63のモータ80側に設けられ、第1モータ巻線180の通電制御に係る第1制御部品、および、第2モータ巻線280の通電制御に係る第2制御部品が、領域を分けてモータ80の軸線Axに対して点対称に実装されている。第1制御部品には第1マイコン170および第1集積回路部175が含まれ、第2制御部品には第2マイコン270および第2集積回路部275が含まれる。
パワー基板55は、ヒートシンク63のモータ80と反対側に設けられ、第1モータ巻線180と接続される第1電子部品、および、第2モータ巻線280と接続される第2電子部品が、領域を分けて軸線Axに対して点対称に実装されている。第1電子部品にはコイル133およびコンデンサ134、135が含まれ、第2電子部品にはコイル233およびコンデンサ234、235が含まれる。
コネクタ65には、第1コネクタ部165および第2コネクタ部265が設けられる。第1コネクタ部165は、パワー基板55と接続される第1給電端子、および、制御基板51と接続される第1信号端子169を有する。第2コネクタ部265は、パワー基板55と接続される第2給電端子、および、制御基板51と接続される第2信号端子269を有する。第1給電端子には第1電源端子167および第1グランド端子168が含まれ、第2給電端子には第2電源端子267および第2グランド端子268が含まれる。
制御基板51、第1パワーモジュール160および第2パワーモジュール260、パワー基板55、ならびに、コネクタ65は、モータ80の軸方向に積層されている。制御基板51およびパワー基板55をモータ80の軸方向に投影したとき、制御系統区画線Cxと、パワー系統区画線Pxとが交差する。制御系統区画線Cxは、制御基板51において、第1制御部品が実装される第1系統領域C1と、第2制御部品が実装される第2系統領域C2とを区画する。パワー系統区画線Pxは、パワー基板55において、第1電子部品が実装される第1系統領域P1と、第2電子部品が実装される第2系統領域P2とを区画する。
パワー電流経路および制御電流経路が軸線Axに対して捻られるように部品を配置することで、各階層における系統の対称性を確保しつつ、効率のよい電流経路を確保することができる。また、装置全体を小型化可能である。
駆動装置1は、軸方向に2分割したとき、一方側に第1パワーモジュール160および第2コネクタ部265が設けられ、他方側に第2パワーモジュール260および第1コネクタ部165が設けられる。これにより、電流経路を適切に構成することができる。
パワー基板55には、第2パワーモジュール260の側方に突出し、第1給電端子と接続される第1給電端子接続部156、および、第1パワーモジュール160の側方にて第1給電端子接続部156と軸線Axに対して点対称に突出し、第2給電端子と接続される第2給電端子接続部256が形成される。これにより、給電端子とパワー基板55とを適切に接続することができる。
パワー基板55において、第1給電端子接続部156側から第2パワーモジュール260の長手方向に沿って、コンデンサ134、コンデンサ235、コイル233の順に配列され、第2給電端子接続部256側から第1パワーモジュール160の長手方向に沿って、コンデンサ234、コンデンサ135、コイル133の順に配列される。これにより、パワー基板55における配線パターンを簡素化することができる。
制御基板51において、第1信号端子169と接続される第1信号端子接続部152は、第2パワーモジュール260を挟んでパワー基板55の第1給電端子接続部156と反対側に形成され、第2信号端子269と接続される第2信号端子接続部252は、第1パワーモジュール160を挟んでパワー基板55の第2給電端子接続部256と反対側に形成される。これにより、コネクタ部165、265において、それぞれ給電端子と信号端子とを反対側から取り出すことで、給電端子とパワー基板、信号端子と制御基板を適切に接続することができる。
実施形態において、ヒートシンク63が「筐体」、コイル133が「第1電源リレーより第1電源側に設けられる第1コイル」、コンデンサ134が「第1電源リレーより第1電源側に設けられる第1電源側コンデンサ」、コンデンサ135が「第1電源リレーより第1インバータ側に設けられる第1インバータ側コンデンサ」、コイル233が「第2電源リレーより第2電源側に設けられる第2コイル」、コンデンサ234が「第2電源リレーより第2電源側に設けられる第2電源側コンデンサ」、コンデンサ235が「第2電源リレーより第2インバータ側に設けられる第2インバータ側コンデンサ」に対応する。また、第1バッテリ199が「第1電源」、第2バッテリ299が「第2電源」に対応する。なお、第1電源と第2電源とは、共通の電源であってもよい。
(他の実施形態)
他の実施形態では、第1系統に係る部品と第2系統に係る部品とが各階層にて対称性が確保されており、積層したときに第1系統に係る部品と第2系統に係る部品とが軸方向にて系統を分けずに混在配置されていればよく、部品配置や部品形状が上記実施形態と異なっていてもよい。
上記実施形態では、モータは三相ブラシレスモータである。他の実施形態では、モータ部は、三相ブラシレスモータに限らず、どのようなモータであってもよい。また、モータ部は、モータ(電動機)に限らず、発電機であってもよいし、電動機および発電機の機能を併せ持つ所謂モータジェネレータであってもよい。
上記実施形態では、駆動装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、駆動装置を電動パワーステアリング装置以外の装置に適用してもよい。以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・駆動装置
51・・・制御基板 55・・・パワー基板
63・・・ヒートシンク(筐体)
65・・・コネクタ 80・・・モータ
121〜129、131、132・・・第1スイッチング素子
221〜229、231、232・・・第2スイッチング素子
160・・・第1パワーモジュール
260・・・第2パワーモジュール
165・・・第1コネクタ部 265・・・第2コネクタ部
180・・・第1モータ巻線 280・・・第2モータ巻線

Claims (5)

  1. 第1モータ巻線(180)および第2モータ巻線(280)を有するモータ(80)と、
    前記モータの軸方向の一方側に設けられる筐体(63)と、
    前記第1モータ巻線の通電切替に係る第1スイッチング素子(121〜129、131、132)を有し、前記筐体の側面に固定されている第1パワーモジュール(160)と、
    前記第2モータ巻線の通電切替に係る第2スイッチング素子(221〜229、231、232)を有し、前記筐体の前記第1パワーモジュールと反対側の側面に固定されている第2パワーモジュール(260)と、
    前記筐体の前記モータ側に設けられ、前記第1モータ巻線の通電制御に係る第1制御部品(170、175)と前記第2モータ巻線の通電制御に係る第2制御部品(270、275)とが、領域を分けて実装されている制御基板(51)と、
    前記筐体の前記モータと反対側に設けられ、前記第1モータ巻線と接続される第1電子部品(133〜135)と前記第2モータ巻線と接続される第2電子部品(233〜235)とが、領域を分けて実装されているパワー基板(55)と、
    前記パワー基板と接続される第1給電端子(167、168)および前記制御基板と接続される第1信号端子(169)が設けられる第1コネクタ部(165)、ならびに、前記パワー基板と接続される第2給電端子(267、268)および前記制御基板と接続される第2信号端子(269)が設けられる第2コネクタ部(265)を有するコネクタ(65)と、
    を備え、
    前記モータの軸方向に投影したとき、前記制御基板において前記第1制御部品が実装される領域と前記第2制御部品が実装される領域とを区画する制御系統区画線と、前記パワー基板において前記第1電子部品が実装される領域と前記第2電子部品が実装される領域とを区画するパワー系統区画線とが交差する駆動装置。
  2. 軸方向に2分割したとき、前記第1パワーモジュール、および、前記第2モータ巻線に対応する前記第2コネクタ部が一方側に設けられ、前記第2パワーモジュール、および、前記第1モータ巻線に対応する前記第1コネクタ部が他方側に設けられる請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記パワー基板には、前記第2パワーモジュールの側方に突出し、前記第1給電端子と接続される第1給電端子接続部(156)、および、前記第1パワーモジュールの側方にて前記第1給電端子接続部と点対称に突出し、前記第2給電端子と接続される第2給電端子接続部(256)が形成される請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記第1スイッチング素子には、第1インバータ(120)を構成する第1インバータ素子(121〜126)、および、前記第1インバータより第1電源(199)側に設けられる第1電源リレー(131、132)が含まれ、
    前記第2スイッチング素子には、第2インバータ(220)を構成する第2インバータ素子(221〜226)、および、前記第2インバータより第2電源(299)側に設けられる第2電源リレー(231、232)が含まれ、
    前記第1電子部品には、前記第1電源リレーより前記第1電源側に設けられる第1コイル(133)、前記第1電源リレーより前記第1電源側に設けられる第1電源側コンデンサ(134)、および、前記第1電源リレーより前記第1インバータ側に設けられる第1インバータ側コンデンサ(135)が含まれ、
    前記第2電子部品には、前記第2電源リレーより前記第2電源側に設けられる第2コイル(233)、前記第2電源リレーより前記第2電源側に設けられる第2電源側コンデンサ(234)、および、前記第2電源リレーより前記第2インバータ側に設けられる第2インバータ側コンデンサ(235)が含まれ、
    前記パワー基板において、
    前記第1給電端子接続部側から前記第2パワーモジュールの長手方向に沿って、前記第1電源側コンデンサ、前記第2インバータ側コンデンサ、前記第2コイルの順に配列され、
    前記第2給電端子接続部側から前記第1パワーモジュールの長手方向に沿って、前記第2電源側コンデンサ、前記第1インバータ側コンデンサ、前記第1コイルの順に配列される請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記制御基板において、
    前記第1信号端子と接続される第1信号端子接続部(152)は、前記第2パワーモジュールを挟んで前記第1給電端子接続部と反対側に形成され、
    前記第2信号端子と接続される第2信号端子接続部(252)は、前記第1パワーモジュールを挟んで前記第2給電端子接続部と反対側に形成される請求項3または4に記載の駆動装置。
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