JP2021504171A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 被覆研磨ディスクであって、
   ディスクバッキングと、
   前記ディスクバッキングの上に配置された研磨層であって、少なくとも１つの結合剤材料によって前記ディスクバッキングの主表面に固着された研磨要素を備え、前記研磨要素が、長方形格子パターンの水平線と垂直線との交点に配置され、前記交点の少なくとも７０パーセントに、前記研磨要素のうちの１つが配置されている、研磨層と、
   を備え、
   前記研磨要素の各々が２つの三角形研磨小板を有し、前記三角形研磨小板の各々が、互いに接続されると共に３つの側壁によって分離されたそれぞれの頂部表面及び底部表面を有し、それぞれ、前記三角形研磨小板の少なくとも９０パーセントの１つの側壁が、前記ディスクバッキングに面すると共に前記ディスクバッキングに近接して配置され、
   前記研磨要素の第１の部分が、交互の第１の列に配置され、前記第１の列の前記三角形研磨小板が、前記垂直線から１０度以内で縦方向に整列して配置され、前記研磨要素の第２の部分が、交互の第２の列に配置され、前記第２の列の前記三角形研磨小板が、前記水平線から１０度以内で縦方向に整列して配置され、
   前記第１の列及び前記第２の列が、前記垂直線に沿って反復的に交互になっている、
   研磨ディスク。
2. 前記交点の少なくとも９０パーセントに、前記研磨要素のうちの１つが配置されている、請求項１に記載の被覆研磨ディスク。
3. 前記第１の列の前記三角形研磨小板が、前記垂直線から５度以内で縦方向に整列して配置され、前記第２の列の前記三角形研磨小板が、前記水平線から５度以内で縦方向に整列して配置される、請求項１に記載の被覆研磨ディスク。
4. 前記研磨層が、破砕研磨粒子又は非研磨粒子を更に含む、請求項１に記載の被覆研磨ディスク。
5. 前記ディスクバッキングが、加硫ファイバを含む、請求項１に記載の被覆研磨ディスク。
6. 前記研磨層が、メーク層と、前記メーク層及び前記研磨要素の上に配置されたサイズ層と、を備える、請求項１に記載の被覆研磨ディスク。
7. 前記三角形研磨小板がアルファ・アルミナを含む、請求項１に記載の被覆研磨ディスク。
8. ワークピースを研磨する方法であって、請求項１に記載の被覆研磨ディスクの前記研磨層の一部を前記ワークピースと摩擦接触させることと、前記ワークピースを研磨するために、前記ワークピース及び被覆研磨ディスクのうちの少なくとも一方を他方に対して移動させることと、を含む方法。
9. 前記ワークピースが軟鋼溶接部を含み、前記研磨層が前記軟鋼溶接部に接触する、請求項８に記載の方法。
10. 被覆研磨ディスクを製造する方法であって、
    硬化性メーク層前駆体をディスクバッキングの主表面に配置することと、
    研磨要素を前記硬化性メーク層前駆体の中に埋め込むことであって、
    前記研磨要素が、水平線及び垂直線の長方形格子パターンの交点に隣接して配置され、前記交点の少なくとも７０パーセントに、前記研磨要素のうちの１つが配置されており、
    前記研磨要素の各々が２つの三角形研磨小板を有し、前記三角形研磨小板の各々が、互いに接続されると共に３つの側壁によって分離されたそれぞれの頂部表面及び底部表面を有し、それぞれ、前記三角形研磨小板の少なくとも９０パーセントの１つの側壁が、前記ディスクバッキングに面すると共に前記ディスクバッキングに近接して配置され、
    前記研磨要素の第１の部分が、交互の第１の列に配置され、前記第１の列の前記三角形研磨小板が、垂直線から１０度以内で縦方向に整列して配置され、前記研磨要素の第２の部分が、交互の第２の列に配置され、前記第２の列の前記三角形研磨小板が、水平線から１０度以内で縦方向に整列して配置され、
    前記第１の列及び第２の列が、前記垂直線に沿って反復的に交互になっている、
    研磨要素を前記硬化性メーク層前駆体の中に埋め込むことと、
    硬化性メーク層前駆体を少なくとも部分的に硬化させてメーク層を提供することと、
    硬化性サイズ層前駆体を、少なくとも部分的に硬化した前記メーク層前駆体及び三角形研磨小板の上に配置することと、
    サイズ層を提供するために、前記硬化性サイズ層前駆体を少なくとも部分的に硬化させることと、
    を含む、方法。
11. 前記交点の少なくとも９０パーセントに、前記研磨要素のうちの１つが配置されている、請求項１０に記載の方法。
12. 前記研磨要素の前記第１の部分が第１の列に配置され、前記三角形研磨小板が、前記水平線から５度以内で縦方向に整列して配置され、前記研磨要素の第２の部分が第２の列に配置され、前記三角形研磨小板が、前記垂直線から５度以内で縦方向に整列して配置される、請求項１０に記載の方法。
13. 研磨層が破砕研磨粒子又は非研磨粒子を更に含む、請求項１０に記載の方法。
14. 前記ディスクバッキングが加硫ファイバを含む、請求項１０に記載の方法。
15. 前記三角形研磨小板がアルファ・アルミナを含む、請求項１０に記載の方法。