JP2021501157A5

JP2021501157A5 -

Info

Publication number: JP2021501157A5
Application number: JP2020523446A
Authority: JP
Filing date: 2018-10-17
Publication date: 2021-11-25

Claims

目的のタンパク質またはポリペプチドに操作可能に結合されるリーダーペプチドを含むポリペプチドであって、ここで、該リーダーペプチドが配列番号１、２または３に示すアミノ酸配列を有し、ここで、該リーダーペプチドが目的のタンパク質またはポリペプチドにとって天然ではない、ポリペプチド。
目的のタンパク質またはポリペプチドが抗体または抗体誘導体、酵素、サイトカイン、ケモカイン、増殖因子およびワクチン抗原から選択される、請求項１に記載のポリペプチド。
抗体または抗体誘導体がｓｃＦｖ、Ｆａｂ、ヒト化抗体、修飾抗体、単一ドメイン抗体、異種特異的抗体、三価抗体、二特異的抗体、一本鎖抗体、Ｆａｂフラグメント、直線状抗体、ダイアボディまたは完全鎖抗体である、請求項２に記載のポリペプチド。
リンカーをさらに含む、請求項１に記載のポリペプチド。
開裂ドメインをさらに含む、請求項１に記載のポリペプチド。
原核宿主細胞がシュードモナス属菌細胞および大腸菌細胞から選択される、請求項５に記載のポリペプチド。
原核宿主細胞培養で目的のタンパク質またはポリペプチドを産生する方法であって、(ａ)細胞培養増殖培地で原核宿主細胞を培養し、ここで、原核宿主細胞は、リーダーペプチドに操作可能に結合される目的のタンパク質またはポリペプチドをコードする核酸を含むものであり；そして(ｂ)原核宿主細胞の周辺質から目的のタンパク質またはポリペプチドを単離することを含み、ここで、リーダーペプチドは配列番号１、２および３から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、およびここで、該リーダーペプチドが目的のタンパク質またはポリペプチドにとって天然ではない、方法。
目的のタンパク質またはポリペプチドが抗体または抗体誘導体、酵素、サイトカイン、ケモカイン、増殖因子およびワクチン抗原から選択される、請求項７に記載の方法。
抗体または抗体誘導体がｓｃＦｖ、Ｆａｂ、ヒト化抗体、修飾抗体、単一ドメイン抗体、異種特異的抗体、三価抗体、二特異的抗体、一本鎖抗体、Ｆａｂフラグメント、直線状抗体、ダイアボディまたは完全鎖抗体である、請求項８に記載の方法。
核酸がリンカーをコードする、請求項９に記載の方法。
核酸が開裂ドメインをコードする、請求項９に記載の方法。
原核細胞がシュードモナス属菌細胞および大腸菌細胞から選択される、請求項９に記載の方法。
原核細胞の周辺質で目的のタンパク質またはポリペプチドを発現する方法であって、細胞培養増殖培地でリーダーペプチドに操作可能に結合される目的のタンパク質またはポリペプチドをコードする核酸を含む原核宿主細胞を培養することを含み、ここで、リーダーペプチドが配列番号１、２または３に示すアミノ酸配列を含み、ここで、該リーダーペプチドが目的のタンパク質またはポリペプチドにとって天然ではない、方法。
目的のタンパク質またはポリペプチドが抗体または抗体誘導体、酵素、サイトカイン、ケモカイン、増殖因子およびワクチン抗原から選択される、請求項１３に記載の方法。
抗体または抗体誘導体がｓｃＦｖ、Ｆａｂ、ヒト化抗体、修飾抗体、単一ドメイン抗体、異種特異的抗体、三価抗体、二特異的抗体、一本鎖抗体、Ｆａｂフラグメント、直線状抗体、ダイアボディまたは完全鎖抗体である、請求項１４に記載の方法。
核酸がリンカーをコードする、請求項１５に記載の方法。
核酸が開裂ドメインをコードする、請求項１６に記載の方法。
原核細胞がシュードモナス属菌細胞および大腸菌細胞から選択される、請求項１７に記載の方法。
該リーダーペプチドが目的のタンパク質またはポリペプチドの可溶性発現を原核宿主細胞の周辺質に向ける、請求項1−６の何れか１項に記載のポリペプチド、または請求項７−１８の何れか１項に記載の方法。
該リーダーペプチドが配列番号１に示すアミノ酸配列を含む、請求項1−６の何れか１項に記載のポリペプチド、または請求項７−１８の何れか１項に記載の方法。
該リーダーペプチドが配列番号２に示すアミノ酸配列を含む、請求項1−６の何れか１項に記載のポリペプチド、または請求項７−１８の何れか１項に記載の方法。
該リーダーペプチドが配列番号３に示すアミノ酸配列を含む、請求項1−６の何れか１項に記載のポリペプチド、または請求項７−１８の何れか１項に記載の方法。