JP2021189963A - 検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021189963A
JP2021189963A JP2020097142A JP2020097142A JP2021189963A JP 2021189963 A JP2021189963 A JP 2021189963A JP 2020097142 A JP2020097142 A JP 2020097142A JP 2020097142 A JP2020097142 A JP 2020097142A JP 2021189963 A JP2021189963 A JP 2021189963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
transmitter
receiver
detection
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020097142A
Other languages
English (en)
Inventor
文彦 星野
Fumihiko Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP2020097142A priority Critical patent/JP2021189963A/ja
Publication of JP2021189963A publication Critical patent/JP2021189963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】電波の送受信を利用することにより交差点で発生する事故を抑制する。【解決手段】検知通報システムは、電波を受信すると共に、報知器を制御する報知制御部と、交差点近傍に設置され、第1の通信範囲に第1の電波を送信可能な第1送信機と、交差点近傍に設置され、第1の通信範囲よりも狭い第2の通信範囲に第2の電波を送信可能な第2送信機と、可搬型の送受信機であって、第1の電波と第2の電波とを受信し、報知制御部へと第3の電波を送信する送受信機と、を備え、第1送信機と第2送信機とは、互いの通信範囲の少なくとも一部が重複しており、送受信機は、第1の電波及び第2の電波の受信の状況と、送受信機の移動速度区分と、に応じて、第3の電波の送信有無を変更し、報知制御部は、第3の電波を受信すると、報知器を用いて報知する。【選択図】図2

Description

本発明は、検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラムに関する。
ビーコンタグ(BLEタグ:Bluetooth Low Energyタグ)の発信器から発信される電波を検出することにより、発信器を持つ携行者の位置を特定する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1に記載された技術では、電波を検出可能な検出器の付近を発信器の携行者である通学中の子供が通ると、親が子供の現在位置を確認できる。非特許文献2には、製造・物流・流通業などで、ビーコンの発信器の携行者の位置の変化を動線分析することにより、業務効率の改善を図る技術が開示されている。
ビーコンなどの電波を利用した位置特定技術は、様々な分野への応用が可能である。非特許文献1に記載された技術では、子供の通学途中に予め配置された受信機により子供の位置を特定しているため、子供の位置は特定されるものの、子供の移動速度や移動経路までは特定されない。そのため、子供が交差点等で何らかの事故に巻き込まれることを事前に予防することは難しい。以降、移動速度、移動方向、移動経路、移動手段(例えば、徒歩移動、自転車移動等)等の、移動に関する情報を総称して「移動情報」とも呼ぶ。
非特許文献2に記載された電波強度による位置測位では、精度が悪いため、測位のための計測時間が長くなる。さらに、電波送信側と電波受信側との通信にはwifiが使用されるため、電波送信側と電波受信側とで予め接続を確立しておく必要がある。そのため、予め接続が確立されていない不特定多数の電波送信側と電波受信側との間では位置測位が使用できない。
以上を踏まえ、電波を利用した位置特定技術を用いて、位置が特定される者の移動情報を取得して、取得された位置および移動情報を不特定多数の者へ提供することにより、事故を低減したいという課題がある。なお、このような課題は、移動手段が異なる不特定多数の人が行き交う交差点において、特に顕著である。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電波の送受信を利用することにより交差点での事故の発生を抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現できる。
(1)本発明の一形態によれば、検知通報システムが提供される。この検知通報システムは、電波を受信すると共に、報知器を制御する報知制御部と、前記交差点近傍に設置され、第1の通信範囲に第1の電波を送信可能な第1送信機と、前記交差点近傍に設置され、前記第1の通信範囲よりも狭い第2の通信範囲に第2の電波を送信可能な第2送信機と、可搬型の送受信機であって、前記第1の電波と前記第2の電波とを受信し、前記報知制御部へと第3の電波を送信する送受信機と、を備え、前記第1送信機と前記第2送信機とは、互いの通信範囲の少なくとも一部が重複しており、前記送受信機は、前記第1の電波及び前記第2の電波の受信の状況と、前記送受信機の移動速度区分と、に応じて、前記第3の電波の送信有無を変更し、前記報知制御部は、前記第3の電波を受信すると、前記報知器を用いて報知する。
この構成を用いると、各電波の送受信により交差点に設置された報知器による報知が制御される。そのため、交差点に進入しようとする自動車の運転手などは、他の方向から交差点に進入する歩行者などを直接視認できなくても、報知器の報知により歩行者などの交差点への接近を認識できる。さらに、送受信機が、通信範囲が異なると共に一部が重複している第1の電波と第2の電波との受信を組み合わせた受信の状況と、送受信機の移動速度区分とに応じて、第3の電波を送信する。報知制御部は、第3の電波を受信することにより、送受信機の携行者の交差点への接近と、接近までの時間などを考慮して、報知器による報知を制御できる。この結果、報知が必要なときのみ交差点に進入する自動車等の進入が規制されるため、交差点での自動車の進入を不要に規制せずに、交差点での事故の発生が抑制される。また、本システムが交差点に用いられることにより、交差点の高機能化を実現でき、交通信号機をなくした交差点を実現できる。
(2)上記態様の検知通報システムにおいて、前記送受信機は、前記送受信機の速度を検出する速度センサを有し、前記第3の電波に、前記速度センサにより検出された前記送受信機の速度の情報を含ませてもよい。
この構成によれば、各電波の送受信により特定される送受信機の携行者の位置に加えて、携行者の移動速度も考慮されて報知器による報知が行われる。これにより、携行者とは異なる方向から交差点に進入する自動車等に対して、進入を規制する時間が適切に設定されるため、自動車等に対する交差点への進入を不要に規制せずに済む。
(3)上記態様の検知通報システムにおいて、前記送受信機は、前記送受信機の速度を検出する速度センサを有し、前記速度センサにより検出された前記送受信機の速度から、前記送受信機の移動速度区分を推定してもよい。
この構成によれば、移動速度区分として事前の登録などの不要な操作を行わずに、交差点での事故の発生を抑制できる。
(4)上記態様の検知通報システムにおいて、前記速度センサは、ジャイロセンサであってもよい。
この構成によれば、安価かつ容易に送受信機の携行者の移動速度を検出できる。
(5)上記態様の検知通報システムにおいて、前記送受信機の移動速度区分は、前記送受信機を携行して徒歩で移動する歩行者モードと、前記送受信機を携行して自転車で移動する自転車モードと、を含み、前記送受信機は、前記移動速度区分が、前記歩行者モードと前記自転車モードとのいずれかであるかの登録を受け付ける受付部を有し、前記歩行者モードである場合に、前記第1の電波と前記第2の電波との両方を同時期に受信すると、前記第3の電波を送信し、前記自転車モードである場合に、前記第1の電波を受信すると、前記第3の電波を送信してもよい。
本構成によれば、歩行者よりも速度の速い自転車の運転者が携行する送受信機を、第2の電波よりも広い通信範囲を有する第1の電波により検出できる。そのため、報知制御部は、歩行者よりも移動速度が速い自転車の運転者が交差点に近づいた場合に、歩行者が近づいた場合よりも早めに報知器による報知を実行できる。これにより、自転車と、交差点に他の方向から進入する自動車などとの事故の発生をより抑制できる。
(6)上記態様の検知通報システムにおいて、前記第1送信機は、前記第1の電波を0.5秒以下の間隔毎に送信し、前記第2送信機は、前記第2の電波を0.5秒以下の間隔毎に送信し、前記送受信機は、1秒間のタイムスロット内で受信した前記第1の電波と前記第2の電波とのそれぞれの受信の状況を用いて、前記第1の電波と前記第2の電波とのそれぞれの受信判定を行い、前記報知制御部は、1秒間のタイムスロット内での前記第3の電波の受信の状況を用いて、前記第3の電波の受信判定を行ってもよい。
この構成の各電波の送信間隔で歩行者および自転車が進む距離は、交差点までの距離と比べて十分短い。そのため、同じタイムスロット内での受信機会が増えることで電波強度が弱い場合でも「受信」の判断ができる。特に、電波範囲の境界において電波強度は弱いことから、電波範囲の進入後、より早期に「受信」の判断ができ、結果的に報知が早くなると共に、歩行者よりも速い自転車にも対応することができる。
(7)上記態様の検知通報システムにおいて、前記第1送信機は、前記第1の電波を0.1秒の間隔毎に送信し、前記第2送信機は、前記第2の電波を0.1秒の間隔毎に送信し、前記送受信機は、前記第3の電波を0.1秒の間隔毎に送信してもよい。
電波の送信間隔が短くなることにより、同じタイムスロット内での受信機会がより増えることで、速度がより速い自転車にも対応することができる。
(8)上記態様の検知通報システムにおいて、前記第1送信機は、Bluetooth Low Energyを用いた前記第1の電波を送信し、前記第2送信機は、Bluetooth Low Energyを用いた前記第2の電波を送信し、前記送受信機は、前記移動体に携行されるスマートフォンまたは携帯電話であり、Bluetoothを用いて各電波を送受信してもよい。
このシステムは、電気配線無しで無線通信可能であり、安価かつ容易に準備できるシステムとして構築される。
(9)上記態様の検知通報システムにおいて、前記第1の通信範囲は、半径が10m以下の範囲であり、前記第2の通信範囲は、半径が2m以下の範囲であってもよい。
この構成によれば、第1の通信範囲および第2の通信範囲が狭すぎないため、歩行者などが携行する送受信機は、第1の電波および第2の電波を十分に受信できる。また、第1の通信範囲および第2の通信範囲が広すぎないため、第3の電波の誤送信がなくなり、さらに第1送信機および第2送信機が電波を送信する際の消費電力が抑制される。この結果、本システムは、システム全体の消費電力を抑制した上で、交差点に近づく歩行者などの送受信機の携行者を検出できる。
(10)本発明の他の一形態によれば、検知通報方法が提供される。この検知通報方法は、交差点近傍に設置された第1送信機が第1の通信範囲に第1の電波を送信し、前記交差点近傍に設置された第2送信機が第2の通信範囲に第2の電波を送信する第1送信工程と、可搬型の送受信機が、前記第1の電波と前記第2の電波との少なくとも一方を受信する受信工程と、前記電波受信工程後に、前記送受信機が、第3の電波を送信する第2送信工程と、前記第3の電波を受信すると、報知器を用いて報知する報知工程と、を備え、前記第2の通信範囲は、前記第1の通信範囲よりも狭いと共に、少なくとも一部が前記第1の通信範囲に重複しており、前記電波送信工程では、前記第1の電波及び前記第2の電波の受信の状況と、前記送受信機の移動速度区分と、に応じて、第3の電波の送信有無を変更する。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、検知通報システム、交通システム、交通管理システム、およびこれらを備えるシステム、およびこれらの装置を制御する制御方法、検知通報方法、交通管理方法、これら装置や方法を実行するためのコンピュータプログラム、このコンピュータプログラムを配布するためのサーバ装置、コンピュータプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体等の形態で実現することができる。
本発明の実施形態としての検知通報システムの概略図である。 検知通報システムの概略ブロック図である。 属性登録時のスマートフォンにおける入出力部の説明図である。 属性登録時のスマートフォンにおける入出力部の説明図である。 属性登録時のスマートフォンにおける入出力部の説明図である。 タイムスロットを用いた受信判定の説明図である。 第3の電波が含む情報についての説明図である。 第3の電波が含む情報についての説明図である。 本実施形態の検知通報方法のフローチャートである。 検知通報システムが各電波について一覧表である。 各送信機と交差点との位置関係および歩行者ライトの点灯時間との説明図である。 各送信機と交差点との位置関係および自転車ライトの点灯時間との説明図である。
<実施形態>
図1は、本発明の実施形態としての検知通報システム100の概略図である。検知通報システム100は、スマートフォン40,40aを携行する歩行者WLおよび自転車の運転者CYが交差点CRに近づいていることを、交差点CRに進入する自動車の運転手DRに報知装置30を用いて通報するシステムである。図1に示される状態では、自動車の運転手DRに対して建物BDが死角を形成することによって、運転手DRは、歩行者WLを直接視認できない状態である。
図1に示されるように、検知通報システム100は、交差点CR近傍に設置された第1送信機10および第2送信機20と、歩行者WLおよび自転車の運転者CYが携行するスマートフォン(送受信機)40,40aと、交差点CRへと進入する自動車を規制するための歩行者ライト36および自転車ライト37を有する報知装置30と、を備えている。本実施形態の第1送信機10および第2送信機20は、地中に埋め込まれたBLEビーコン(Bluetooth Low Energy Beacon)である。第1送信機10は、第1の通信範囲AR1に第1の電波EW1を送信している。第2送信機20は、第1の通信範囲AR1よりも狭い第2の通信範囲AR2に第2の電波EW2を送信している。図1に示されるように、第2の通信範囲AR2の全範囲は、第1の通信範囲AR1に含まれている。
スマートフォン40,40aは、第1の電波EW1および第2の電波EW2を受信し、報知装置30に第3の電波EW3を送信可能な可搬型の送受信機である。スマートフォン40,40aは、Bluetoothの通信規格を用いて、各電波EW1〜EW3を送受信する。スマートフォン40,40aは、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信の状況と、予めスマートフォン40,40a毎に設定された属性と、に応じて、報知装置30への第3の電波EW3の送信有無を変更する。本実施形態のスマートフォン40,40a毎に予め設定された属性は、各スマートフォン40,40aを携行する携行者の移動手段を示すものであり、例えば、徒歩で移動する歩行者モードや自転車で移動する自転車モード等が存在する。
図2は、検知通報システム100の概略ブロック図である。図2に示されるように、第1送信機10は、第1の電波EW1を送信する電波送信部11と、電波送信部11に電力を供給するバッテリ12と、を備えている。本実施形態の電波送信部11は、0.1秒間隔で第1の電波EW1を発信している。また、第1送信機10の第1の通信範囲AR1は、電波送信部11を中心とする半径5m以内の範囲である。
第1送信機10と同じように、第2送信機20は、第2の電波EW2を送信する電波送信部21と、電波送信部21に電力を供給するバッテリ22と、を備えている。本実施形態の電波送信部21は、0.1秒間隔で第2の電波EW2を発信している。また、第2送信機20の第2の通信範囲AR2は、電波送信部21を中心とする半径1m以内の範囲である。
スマートフォン40は、各種機能を実行するCPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Randam Access Memory)43と、各種情報を記憶する記憶部44と、入力を受け付けると共に画像や音声を出力する入出力部45と、Bluetoothを用いて各電波を送受信する送受信部46と、スマートフォン40の3軸回りの角速度を検出するジャイロセンサ(速度センサ)47と、を備えている。
CPU41は、ROM42およびRAM43に接続され、ROM42に格納されているコンピュータプログラムをRAM43に展開して実行することにより、属性登録部411、受信判定部412、送信決定部413、および情報生成部414として機能する。属性登録部411は、入出力部45を介して所定の入力を受け付けることにより、スマートフォン40の携行者の属性を登録する。入出力部45は、静電式のタッチパネルとして操作を受け付けると共に、モニタとして各種画像を表示する。なお、属性登録部411および入出力部45は、受付部に相当する。
図3ないし図5は、属性登録時のスマートフォン40における入出力部45の説明図である。図3には、属性登録時に入出力部45に表示されるメインメニュー画面における各アイコンIC1〜IC4が示されている。本実施形態では、スマートフォン40に予め「歩行者/自転車通知システム」のアプリケーションがインストールされて、所定の操作が行われることにより、図3に示されるメインメニュー画面に遷移する。メインメニュー画面が表示されている状態で、入出力部45に表示された各アイコンIC1〜IC4に携行者が選択する(触れる)と、属性登録部411は、各アイコンIC1〜IC4に対応付けられた処理を行う。
アイコンIC1またはアイコンIC2が選択されると、属性登録部411は、スマートフォン40の携行者が歩行者WLまたは自転車の運転者CYであると認識して、属性を歩行者モードまたは自転車モードとして登録し、記憶部44に記憶する。属性登録部411は、属性の登録後に、電波の受信を開始する電波受信画面(図4)へと遷移させる。電波受信画面では、スマートフォン40が受信している第1の電波EW1および第2の電波EW2の電波状況を示す、例えば「電波受信なし」などの表示と、2つのアイコンIC5,IC6が表示される。アイコンIC5が選択されると、属性登録部411は、第1の電波EW1および第2の電波EW2を受信しない状態へと移行する。アイコンIC6が選択されると、属性登録部411は、図3に示されるメインメニュー画面へと遷移させる。
図3に示されるメインメニュー画面のアイコンIC3が選択されると、属性登録部411は、スマートフォン40の携行者の基本設定の入力を受け付ける基本設定画面(図5)に遷移させる。基本設定画面でアイコンIC7が選択されると、属性登録部411は、スマートフォン40の携行者の詳細な個人情報を入力可能な画面に遷移させる。遷移後の画面では、属性登録部411は、歩行者モードおよび自転車モードからさらに詳細なスマートフォン40の携行者の情報として、図8の説明と共に後述する「指定無し」、「子供」、「高齢者」、「要支援」、および「要介護」を受け付ける。「指定無し」は、詳細な情報入力を受け付けなかった場合である。登録された詳細な情報に応じて、後述する第3の電波EW3に含まれる情報が異なる。
アイコンIC8が選択されると、属性登録部411は、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信判定を行うためのタイムスロットTSを設定できる画面に遷移させる。なお、タイムスロットTSの詳細については、後述の図6と共に説明する。
基本設定画面におけるアイコンIC9が選択されると、属性登録部411は、アイコンIC7,IC8の選択後の設定を保存して、記憶部44に記憶させる。基本設定画面におけるアイコンIC6が選択された場合の機能は、図4に示される電波受信画面におけるアイコンIC6が選択された場合と同じである。図3に示されるメインメニュー画面のアイコンIC4が選択されると、属性登録部411は、「歩行者/自転車通知システム」のアプリケーションを終了する。
受信判定部412(図2)は、送受信部46を介して受信した第1の電波EW1および第2の電波EW2を用いて、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信を判定する。本実施形態の受信判定部412は、時間を1秒間で区切ったタイムスロットTSを定義し、1つのタイムスロットTS間に一度でも第1の電波EW1または第2の電波EW2を受信すると、第1の電波EW1または第2の電波EW2を受信したと判定する。また、受信判定部412は、最初に受信した第1の電波EW1の時刻と、最初に受信した第2の電波EW2とのそれぞれを、記憶部44に記憶させる。
図6は、タイムスロットTSを用いた受信判定の説明図である。図6には、一例としての3つのタイムスロットTSである期間m,(m+1),(m+2)と、0.1秒ごとに発信される第1の電波EW1と、スマートフォン40が受信した第1の電波EW1と、受信判定部412の判定結果が示されている。図6に示されるように、受信判定部412は、第1の電波EW1を全く受信できなかった期間mの判定結果を受信なしと決定する。一方で、受信判定部412は、第1の電波EW1を1回だけ受信した期間(m+1)と、第1の電波EW1を5回受信した期間(m+2)との判定結果を受信と決定する。受信判定部412は、第1の電波EW1と同じように、第2の電波EW2も判定する。
送信決定部413(図2)は、受信判定部412により判定された第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信の状況と、属性登録部411により登録された属性と、に応じて、報知装置30への第3の電波EW3の送信有無を決定する。送信決定部413は、登録された属性が歩行者モードである場合には、第1の電波EW1と第2の電波EW2との両方を受信したと判定された場合に、報知装置30へと第3の電波EW3の送信を決定する。一方で、送信決定部413は、登録された属性が自転車モードである場合には、第2の電波EW2の受信状況にかかわらず第1の電波EW1を受信したと判定された場合に、報知装置30へと第3の電波EW3の送信を決定する。
図7および図8は、第3の電波EW3が含む情報についての説明図である。図7には、歩行者モードの場合における、スマートフォン40が受信する第2の電波EW2のMajor値およびMinor値と、スマートフォン40から送信される第3の電波EW3のMajor値およびMinor値との関係が示されている。図8には、自転車モードの場合における、スマートフォン40aが受信する第1の電波EW1のMajor値およびMinor値と、スマートフォン40aから送信される第3の電波EW3のMajor値およびMinor値との関係が示されている。なお、本実施形態の第2の通信範囲AR2の全てが第1の通信範囲AR1に含まれているため、図7では、スマートフォン40が受信している第1の電波EW1のMajor値およびMinor値の図示が省略されている。送信決定部413は、属性登録部411により登録された属性と、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信の状況に応じて、図7および図8に示されるMajor値およびMinor値を含む第3の電波EW3の送信有無を決定する。図7および図8に示されるように、携行者の詳細区分によってMinor値が変わってくる。
送信決定部413が第3の電波EW3の送信を決定すると、情報生成部414(図2)は、スマートフォン40の移動情報を生成する。情報生成部414は、移動情報の一部として、ジャイロセンサ47の検出値と、記憶部44に記憶されている第1の電波EW1および第2の電波EW2が受信された時刻とを用いて、スマートフォン40の携行者の移動の速さ(移動速度)及び移動方向を生成する。情報生成部414は、第3の電波EW3が送信する情報に移動情報を含めて、送受信部46を介して、報知装置30へと送信する。情報生成部414は、0.1秒間隔で第3の電波EW3を送信する。本実施形態の情報生成部414は、第1の電波EW1および第2の電波EW2が受信された後に受信されなくなっても、予め設定された所定時間、第3の電波EW3を発信し続ける。なお、移動情報には、ここで例示する移動速度及び移動方向のほか、移動に関する種々の情報(例えば、移動経路、移動手段等)が含まれ得る。
報知装置30は、点灯することにより自動車の運転手DRへと交差点CRの進入注意を促す歩行者ライト(報知器)36および自転車ライト(報知器)37と、歩行者ライト36および自転車ライト37の点灯を制御するCPU31と、ROM32と、RAM33と、歩行者ライト36および自転車ライト37の制御情報を記憶する記憶部34と、スマートフォン40から送信される第3の電波EW3を受信する受信部35と、を備えている。なお、以降では、歩行者ライト36および自転車ライト37を合わせて、単に「ライト36,37」とも言う。歩行者ライト36は、点灯すると、死角に歩行者ありのため進入禁止をイメージした画像が視認されるライトである。自転車ライト37は、点灯すると、死角に自転車ありのため進入禁止をイメージした画像が視認されるライトである。
CPU31は、ROM32およびRAM33に接続され、ROM32に格納されているコンピュータプログラムをRAM33に展開して実行することにより、受信判定部311および報知制御部312として機能する。本実施形態の受信判定部311は、記憶部34に記憶された0.5秒間のタイムスロットTS間に一度でも第3の電波EW3を受信した場合に、判定結果を受信と判定する。
報知制御部312は、受信判定部412が第3の電波EW3を受信したと判定すると、第3の電波EW3に応じてライト36,37の点灯を制御する。報知制御部312は、第3の電波EW3を受信していない場合には、歩行者ライト36と自転車ライト37とのいずれも点灯させない。報知制御部312は、受信判定部412が第3の電波EW3を受信したと判定すると、第3の電波EW3に含まれる情報に応じて、歩行者ライト36と自転車ライト37との少なくとも一方を点灯させる。報知制御部312は、第3の電波EW3を送信したスマートフォン40の属性設定が歩行者モードである場合には、歩行者ライト36を点灯させる。一方で、報知制御部312は、第3の電波EW3を送信したスマートフォン40aの属性設定が自転車モードである場合には、自転車ライト37を点灯させる。報知制御部312は、歩行者モードと自転車モードとに対応する複数の第3の電波EW3を受信した場合には、歩行者ライト36と自転車ライト37との両方を点灯させる。
ライト36,37の点灯後、報知制御部312は、第3の電波EW3が受信された後に受信されなくなっても、予め設定された所定時間、ライト36,37の点灯を継続する。報知制御部312は、第3の電波EW3の受信後に受信されなくなってから所定時間が経過すると、ライト36,37の点灯を中止する。
図9は、本実施形態の検知通報方法のフローチャートである。図9に示される検知通報フローは、複数のスマートフォン40,40aの携行者のそれぞれに対して、図9の検知通報フローが行われる。
図9の検知通報フローでは、初めに、スマートフォン40の属性登録部411は、スマートフォン40の携行者による操作を受け付けることにより、当該携行者の属性を登録する(ステップS1)。次に、第1送信機10が第1の電波EW1を第1の通信範囲AR1に送信し、第2送信機20が第2の電波EW2を第2の通信範囲AR2に送信する第1送信工程が行われる(ステップS2)。
スマートフォン40の受信判定部412は、第1の電波EW1を受信しているか否かを判定する(ステップS3)。なお、本実施形態では、第1の通信範囲AR1が第2の通信範囲AR2の全てを含むため、受信判定部412は、第1の電波EW1を受信するまで、第2の電波EW2の受信判定を行わないが、他の実施形態では、第2の電波EW2の受信判定を行ってもよい。受信判定部412は、第1の電波EW1を受信していないと判定した場合(ステップS3:NO)には、引き続き、第1の電波EW1の受信を待機する。
受信判定部412が第1の電波EW1を受信したと判定した場合(ステップS3:YES)には、送信決定部413が、属性登録部411により登録された属性が歩行者モードであるか否かを判定する(ステップS4)。また、送信決定部413は、属性の判定時に、第1の電波EW1を最初に受信した時刻を記憶する。属性登録部411により登録された属性が歩行者モードではない、すなわち、属性設定が自転車モードであると判定された場合(ステップS4:NO)には、ステップS6以降の処理が行われる。
属性が歩行者モードであると判定された場合(ステップS4:YES)には、受信判定部412は、第2の電波EW2を受信しているか否かを判定する(ステップS5)。受信判定部412は、第2の電波EW2を受信していないと判定した場合(ステップS5:NO)には、引き続き、第2の電波EW2の受信を待機する。なお、ステップS3およびステップS5の処理は、受信工程に相当する。
受信判定部412が第2の電波EW2を受信したと判定した場合(ステップS5:YES)には、情報生成部414は、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信時の時刻およびジャイロセンサ47の検出値を用いて、スマートフォン40の携行者の移動情報を生成する(ステップS6)。情報生成部414は、生成した情報を含めて、図7および図8に示されるようなMajor値およびMinor値の第3の電波EW3を送信する第2送信工程を行う(ステップS7)。
報知装置30の受信判定部311は、第3の電波EW3の受信を判定する(ステップS8)。なお、便宜上、受信判定部311の受信判定は、図9の検知通報フローのステップS8に記載されているが、第1送信機10および第2送信機20が第1の電波EW1および第2の電波EW2の送信と同じように常に行われている。受信判定部311は、第3の電波EW3を受信していないと判定した場合(ステップS8:NO)には、引き続き、第3の電波EW3の受信を待機する。
受信判定部311が第3の電波EW3を受信したと判定した場合(ステップS8:YES)には、報知制御部312は、第3の電波EW3に含まれるスマートフォン40の携行者の属性が歩行者モードであるか否かを判定する(ステップS9)。報知制御部312は、属性が歩行者モードであると判定した場合(ステップS9:YES)には、歩行者ライト36を点灯させる(ステップS10)。報知制御部312は、第3の電波EW3に含まれる歩行者WLの移動情報に応じて、歩行者ライト36の点灯時間を設定する。
図10は、検知通報システム100が送受信する各電波について一覧表である。図10に示されるように、第1送信機10から送信される第1の電波EW1と、第2送信機20から送信される第2の電波EW2と、スマートフォン40から送信される第3の電波EW3とにおける電波送信の間隔は、0.1秒である。第1送信機10および第2送信機20の設置位置は、交差点CR(図1)から6m手前の位置である。第1の電波EW1の送信電波強度は、−20dBmであり、第2の電波EW2の送信電波強度は、−40dBmである。第1送信機10の第1の通信範囲AR1は、半径5m以内の範囲であり、第2送信機20の第2の通信範囲AR2は、半径1m以内の範囲である。スマートフォン40が受信できる第1の電波EW1及び第2の電波EW2の電波強度閾値は、−120dBmである。
報知装置30が第3の電波EW3を受信した状態から受信しなくなった受信喪失後の歩行者ライト36の点灯時間は、1秒であり、受信喪失後の自転車ライト37の点灯時間は0.5秒である。なお、いずれの受信喪失後の点灯時間も、スマートフォン40における属性登録時に、詳細設定が「指定無し」の場合である。
図11は、各送信機10,20と交差点CRとの位置関係および歩行者ライト36の点灯時間との説明図である。図11には、下側に距離を表す実線と、上側に時間軸を基準に表す破線とが示されている。図11に示されるように、歩行者WLが第1送信機10の設置位置から交差点CRまで接近すると、第2の通信範囲AR2を通過する。歩行者WLが第2の通信範囲AR2に進入すると、歩行者WLのスマートフォン40が第2の電波EW2を受信する。スマートフォン40は、第2の電波EW2を受信すると、スマートフォン40の第2の電波EW2の受信期間Rt1に、第3の電波EW3を送信し続ける。なお、スマートフォン40のタイムスロットTSが1秒間であるため、第2の電波EW2の受信から第3の電波EW3の送信までは、最大で1秒間のタイムラグが生じる。スマートフォン40は、第2の電波EW2の受信喪失から1秒間、第3の電波EW3を送信し続ける。そのため、第3の電波EW3が送信される時間は、(Rt1+1)秒間である。
報知装置30は、第3の電波EW3を受信すると、第3の電波EW3に含まれるスマートフォン40の属性である歩行者モードに応じて、歩行者ライト36を点灯させる。報知装置30は、第3の電波EW3の受信期間Rt2に、歩行者ライト36を点灯させ続ける。なお、スマートフォン40と同じように、報知装置30のタイムスロットTSが0.5秒間であるため、報知装置30は、第3の電波EW3を受信してから歩行者ライト36を点灯させるまでは、最大で0.5秒間のタイムラグが生じる。報知装置30は、第3の電波EW3の受信喪失から1秒間、歩行者ライト36を点灯させ続ける。
図9のステップS9の処理において、報知制御部312は、属性が歩行者モードではない、すなわち、属性設定が自転車モードであると判定した場合(ステップS9:NO)には、自転車ライト37を点灯させる(ステップS10)。報知制御部312は、第3の電波EW3に含まれる自転車の運転者CYの移動情報に応じて、自転車ライト37の点灯時間を設定する。なお、ステップS8からステップS11までの処理は、報知工程に相当する。
図12は、各送信機10,20と交差点CRとの位置関係および自転車ライト37の点灯時間との説明図である。図12には、図11と同じように、下側に距離を表す実線と、上側に時間軸を基準に表す破線とが示されている。図12に示されるように、自転車の運転者CYが交差点CRに向かって接近すると、第1の通信範囲AR1に進入する。進入時に、自転車の運転者CYのスマートフォン40aが第1の電波EW1を受信する。スマートフォン40aは、第1の電波EW1を受信すると、スマートフォン40aの第1の電波EW1の受信期間Rt3に、第3の電波EW3を送信し続ける。なお、スマートフォン40aのタイムスロットTSが1秒間であるため、第1の電波EW1の受信から第3の電波EW3の送信までは、最大で1秒間のタイムラグが生じる。スマートフォン40aは、第1の電波EW1の受信喪失から1秒間、第3の電波EW3を送信し続ける。そのため、第3の電波EW3が送信される時間は、(Rt3+1)秒間である。
報知装置30は、第3の電波EW3を受信すると、第3の電波EW3に含まれるスマートフォン40aの属性である自転車モードに応じて、自転車ライト37を点灯させる。報知装置30は、第3の電波EW3の受信期間Rt4に、自転車ライト37を点灯させ続ける。なお、報知装置30のタイムスロットTSが0.5秒間であるため、報知装置30は、第3の電波EW3を受信してから自転車ライト37を点灯させるまでは、最大で0.5秒間のタイムラグが生じる。報知装置30は、自転車モードの場合に、第3の電波EW3の受信喪失から0.5秒間、自転車ライト37を点灯させ続ける。
図9のステップS10またはステップS11の処理が行われると、検知通報フローを終了するか否かが判定される。検知通報フローを終了しないと判定された場合(ステップS12:NO)には、ステップS3以降の処理が繰り返される。検知通報フローを終了すると判定された場合(ステップS12:YES)には、検知通報フローが終了する。なお、図9の検知通報フローでは、便宜上、終了判定の処理がステップS12として示されているが、検知通報フローの終了判定については、いずれの処理の間に行われてもよい。
以上説明したように、本実施形態の検知通報システム100では、スマートフォン40,40aは、第1の電波EW1と第2の電波EW2とを受信し、報知装置30へと第3の電波EW3を送信可能である。第1の電波EW1が送信される第1の通信範囲AR1と、第2の電波EW2が送信される第2の通信範囲AR2とは、少なくとも一部が重複している。スマートフォン40,40aは、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信の状況と、スマートフォン40,40aのそれぞれに登録された属性とに応じて、第3の電波EW3の送信有無を決定する。報知装置30の報知制御部312は、第3の電波EW3を受信すると、ライト36,37を点灯させる。すなわち、本実施形態の検知通報システム100を用いると、各電波EW1〜EW3の送受信により交差点CRに設置されたライト36,37の点灯が制御される。そのため、交差点CRに進入しようとする自動車の運転手DRは、他の方向から交差点CRに進入する歩行者WLや自転車を建物BDなどによって直接視認できなくても、ライト36,37を視認することにより歩行者WLや自転車の接近を認識できる。さらに、スマートフォン40,40aが、通信範囲が異なると共に一部が重複している第1の電波EW1と第2の電波EW2との受信を組み合わせた受信の状況と、スマートフォン40,40aの携行者の移動速度区分とに応じて、第3の電波EW3を送信する。報知制御部312は、第3の電波EW3を受信することにより、スマートフォン40,40aの携行者の交差点CRへの接近と、接近までの時間などを考慮して、ライト36,37を点灯させる。この結果、必要なときのみ交差点CRに進入する自動車等の進入が規制されるため、交差点での事故の発生が抑制される。また、本実施形態の検知通報システム100を交差点CRに用いることにより、交差点CRの高機能化を実現でき、交通信号機をなくした交差点CRを実現できる。
また、本実施形態のスマートフォン40,40aは、スマートフォン40,40aの速度を検出する速度センサとしてのジャイロセンサ47を備えている。スマートフォン40,40aから送信される第3の電波EW3には、ジャイロセンサ47により検出されたスマートフォン40,40aの速度の情報が含まれている。そのため、本実施形態の検知通報システム100では、各電波EW1〜EW3の送受信により特定されるスマートフォン40,40aの携行者の位置に加えて、携行者の移動速度も考慮されてライト36,37が点灯する。これにより、交差点CRに進入する自動車等に対して、進入を規制する時間が適切に設定されるため、自動車等に対する交差点CRへの進入を不要に規制せずに済む。
また、本実施形態の入出力部45がスマートフォン40,40aの携行者の操作を受け付けると、属性登録部411がスマートフォン40,40aの携行者の属性として歩行者モードまたは自転車モードを登録する。スマートフォン40は、属性設定が歩行者モードである場合に、第1の電波EW1と第2の電波EW2との両方を受信すると、第3の電波EW3を送信する。一方で、スマートフォン40aは、属性設定が自転車モードである場合に、第1の電波EW1を受信すると、第3の電波EW3を送信する。すなわち、本実施形態の検知通報システム100は、歩行者WLよりも速度の速い自転車の運転者CYを、第2の電波EW2よりも広い通信範囲を有する第1の電波EW1により検出する。そのため、報知装置30は、歩行者WLよりも移動速度が速い自転車の運転者CYが交差点CRに近づいた場合に、歩行者WLが交差点CRに近づいた場合よりも早めに自転車ライト37を点灯させることができる。これにより、交差点CRに進入する自動車と自転車との接触をより抑制できる。
また、本実施形態の第1送信機10は、第1の電波EW1を0.1秒間隔毎に送信し、第2送信機20は、第2の電波EW2を0.1秒間隔毎に送信し、スマートフォン40,40aは、第3の電波EW3を0.1秒間隔毎に送信する。報知制御部312は、1秒間のタイムスロットTS内での第3の電波EW3の受信の状況を用いて、第3の電波EW3の受信判定を行う。本実施形態の各電波EW1〜EW3の送信間隔で歩行者WLおよび自転車が進む距離は、交差点CRまでの距離に比べて十分短い。そのため、同じタイムスロットTS内での受信機会が増えることで電波強度が弱い場合でも「受信」の判断ができる。特に、電波範囲の境界において電波強度は弱いことから、電波範囲の進入後より早期に「受信」の判断ができ、結果的に報知が早くなると共に、歩行者WLよりも速い自転車にも対応することができる。
また、本実施形態の第1送信機10および第2送信機20は、BLEの第1の電波EW1および第2の電波EW2を送信するBLEビーコンである。スマートフォン40,40aは、Bluetoothの通信規格を用いて、各電波EW1〜EW3を送受信する。そのため、第1送信機10および第2送信機20は、電波を送信するための電力を抑制できる。これにより、本実施形態の検知通報システム100は、電気配線無しで無線通信可能であり、安価かつ容易に準備できるシステムとして構築される。
また、本実施形態の第1の通信範囲AR1は、半径が5m以内の範囲であり、第2の通信範囲AR2は、半径が1m以内の範囲である。すなわち、第1の通信範囲AR1および第2の通信範囲AR2が狭すぎないため、歩行者WLおよび自転車の運転者CYが携行するスマートフォン40,40aが第1の電波EW1および第2の電波EW2を十分に受信できる。また、第1の通信範囲AR1および第2の通信範囲AR2が広すぎないため、第3の電波EW3の誤送信がなくなり、さらに第1送信機10および第2送信機20が各電波EW1,EW2を送信する際の消費電力が抑制される。この結果、本実施形態の検知通報システム100は、システム全体の消費電力を抑制した上で、交差点CRに近づく歩行者WLおよび自転車の運転者CYを検出できる。
<変形例>
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
<変形例1>
上記実施形態の検知通報システム100の構成および制御内容等は、一例であり、種々変形可能である。例えば、ライト36,37と、第1送信機10および第2送信機20との設置場所については、交差点CR近辺の範囲で変形可能である。なお、交差点CR近辺とは、交差点の端点から20m以内の範囲を言う。本実施形態の報知装置30は、報知装置として機能するライト36,37と、報知制御部312との両方を備える装置であったが、ライト36,37と報知制御部312とは、別々の装置として構成されてもよい。また、第1送信機10および第2送信機20は、2つ以上設置されてもよい。検知通報システム100は、第1送信機10と第2送信機20とのいずれとも異なる電波を送信する第3送信機を備えていてもよい。この場合に、報知制御部312は、第3送信機から送信される電波と、第1の電波EW1と、第2の電波EW2との組み合わせた電波の受信状況に応じて、ライト36,37を制御してもよい。報知制御部312に制御される報知器としては、ライト36,37以外の状態変化が視認される装置(例えば、交通信号機)でもよく、音声を出力するスピーカ等でもよい。
上記実施形態の第1の通信範囲AR1は、第2の通信範囲AR2の全てを含んでいたが、第1の通信範囲AR1と第2の通信範囲AR2とは、一部が重複する範囲で変形可能である。第2の通信範囲AR2は、第1の通信範囲AR1と重複しない範囲を有していてもよい。例えば、図1における第1送信機10の位置がもっと交差点CRに寄っている場合に、スマートフォン40,40aが、第3の電波EW3とは異なる第4の電波を送信し、第4の電波を受信した報知装置30が行う制御が異なっていてもよい。異なる制御としては、ライト36,37を点灯から消灯に変化させる時間が、第4の電波の受信時を基準に制御されてもよい。
上記実施形態では、報知装置30が、第3の電波EW3を受信し、ライト36,37を点灯させたが、例えば、第3の電波EW3を送信したスマートフォン40とは異なるスマートフォン40などであってもよい。この場合に、交差点CRに向かってくる自転車の運転者CYが携行するスマートフォン40aが送信する第3の電波EW3を、他の歩行者WL、自動車の運転手DR、自動車付属などのスマートフォン40が受信して、スマートフォン40がアラーム音を出力してもよい。また、自動車付属のスマートフォン40が受信して、自動車付属の部品が各種アラーム(アクセルやブレーキ等の制御も含む)を出力してもよい。このように、第3の電波EW3を受信して報知を行う報知制御部312は、スマートフォン40,40aや携帯電話などが備えていてもよい。
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されるとした構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されるとした構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
<変形例2>
スマートフォン40,40aの属性登録部411は、必ずしも各スマートフォン40,40aの携行者の属性を登録しなくてもよい。この場合に、スマートフォン40,40aは、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信状況と、属性の代わりとしての携行者の移動速度区分とに応じて、第3の電波EW3の送信有無を変更してもよい。携行者の移動速度区分は、例えば、ジャイロセンサ47により検出されたスマートフォン40,40aの速度を、1つ以上の閾値によって複数に分けられた区分であってもよい。換言すると、送信決定部413は、ジャイロセンサ47などの速度センサにより検出された速度から、スマートフォン40,40aの移動速度区分を推定してもよい。この変形例の検知通報システムによれば、スマートフォン40,40aは、インストールされたアプリケーションを起動しなくても、速度センサにより検出された速度と、第1の電波EW1および第2の電波EW2の受信の状況とに応じて、第3の電波EW3を送信できる。そのため、変形例の検知通報システムは、不要な操作を行わずに、交差点CRでの事故の発生を抑制できる。変形例では、スマートフォン40にインストールされたアプリケーション以外のプログラムにより、第1の電波EW1および第2の電波EW2を受信すると共に第3の電波EW3を送信する送受信機が検知通報システムの一部を構成してもよい。なお、スマートフォン40,40aの速度を検出する速度センサとしては、ジャイロセンサ47以外の速度センサであってもよく、例えば、加速度センサなどが用いられてもよい。
属性登録部411が登録する属性は、歩行者モードと自転車モードとに限られず、その他のモードを含んでいてもよい。また、スマートフォン40,40aなどに登録される属性は、図7および図8に示される例に限られず、例えば、性別や年齢などによってさらに区分されていてもよい。
<変形例3>
第1送信機10および第2送信機20は、BLEビーコン以外の電波送信機であってもよく、Bluetooth Low Energy以外の周知の通信規格を用いて、第1の電波EW1および第2の電波EW2を送信してもよい。同じように、スマートフォン40,40aは、Bluetooth以外の周知の通信規格を用いて、第1の電波EW1および第2の電波EW2を受信してもよいし、第3の電波EW3を送信してもよい。各電波EW1〜EW3のMinor値およびMinor値については、図7および図8に示された値に限られず、各電波EW1〜EW3を識別できる範囲で変形可能である。
上記実施形態では、図10に示されるように、スマートフォン40,40aのタイムスロットTSが1秒であり、報知装置30のタイムスロットTSが0.5秒であったが、タイムスロットTSについては、変形可能である。例えば、スマートフォン40,40aのタイムスロットTSは、登録された属性によって変更されてもよい。
同じように、図8に示される電波の受信喪失後の点灯時間についても、第1送信機10および第2送信機20の交差点CRに対する位置や、第1の通信範囲AR1および第2の通信範囲AR2に応じて、異なる数値が採用されてもよい。例えば、受信送信後の点灯時間が設定されていなくてもよい(0秒であってもよい)。スマートフォン40,40aに登録された属性が同じであっても、ジャイロセンサ47により検出された速度に応じて、受信送信後の点灯時間が変化してもよい。
第1の通信範囲AR1は、半径5m以上であってもよいし、第2の通信範囲AR2は、半径1m以上であってもよい。なお、第1の通信範囲AR1は、半径10m以内が好ましく、第2の通信範囲AR2は、半径2m以内が好ましい。また、第1送信機10が送信する第1の電波EW1、第2送信機20が送信する第2の電波EW2、およびスマートフォン40,40aが送信する第3の電波EW3の送信間隔は、0.1秒以外の数値であってもよい。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
10…第1送信機
11…第1送信機の電波送信部
12…第1送信機のバッテリ
20…第2送信機
21…第2送信機の電波送信部
22…第2送信機のバッテリ
30…報知装置
34…報知装置の記憶部
35…受信部
36…歩行者ライト(報知器)
37…自転車ライト(報知器)
40,40a…スマートフォン(送受信機)
44…スマートフォンの記憶部
45…入出力部(受付部)
46…送受信部
47…ジャイロセンサ(速度センサ)
100…検知通報システム
311…報知装置の受信判定部
312…報知制御部
411…属性登録部(受付部)
412…スマートフォンの受信判定部
413…送信決定部
414…情報生成部
AR1…第1の通信範囲
AR2…第2の通信範囲
BD…建物
CR…交差点
CY…自転車の運転者
DR…自動車の運転手
WL…歩行者
EW1…第1の電波
EW2…第2の電波
EW3…第3の電波
IC1〜IC9…アイコン
Rt1〜Rt4…受信期間
TS…タイムスロット

Claims (11)

  1. 検知通報システムであって、
    電波を受信すると共に、報知器を制御する報知制御部と、
    交差点近傍に設置され、第1の通信範囲に第1の電波を送信可能な第1送信機と、
    前記交差点近傍に設置され、前記第1の通信範囲よりも狭い第2の通信範囲に第2の電波を送信可能な第2送信機と、
    可搬型の送受信機であって、前記第1の電波と前記第2の電波とを受信し、前記報知制御部へと第3の電波を送信する送受信機と、を備え、
    前記第1送信機と前記第2送信機とは、互いの通信範囲の少なくとも一部が重複しており、
    前記送受信機は、前記第1の電波及び前記第2の電波の受信の状況と、前記送受信機の移動速度区分と、に応じて、前記第3の電波の送信有無を変更し、
    前記報知制御部は、前記第3の電波を受信すると、前記報知器を用いて報知する、検知通報システム。
  2. 請求項1に記載に検知通報システムであって、
    前記送受信機は、
    前記送受信機の速度を検出する速度センサを有し、
    前記第3の電波に、前記速度センサにより検出された前記送受信機の速度の情報を含ませる、検知通報システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の検知情報システムであって、
    前記送受信機は、
    前記送受信機の速度を検出する速度センサを有し、
    前記速度センサにより検出された前記送受信機の速度から、前記送受信機の移動速度区分を推定する、検知通報システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の検知通報システムであって、
    前記速度センサは、ジャイロセンサである、検知通報システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の検知通報システムであって、
    前記送受信機の移動速度区分は、前記送受信機を携行して徒歩で移動する歩行者モードと、前記送受信機を携行して自転車で移動する自転車モードと、を含み、
    前記送受信機は、
    前記移動速度区分が、前記歩行者モードと前記自転車モードとのいずれかであるかの登録を受け付ける受付部を有し、
    前記歩行者モードである場合に、前記第1の電波と前記第2の電波との両方を同時期に受信すると、前記第3の電波を送信し、
    前記自転車モードである場合に、前記第1の電波を受信すると、前記第3の電波を送信する、検知通報システム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の検知通報システムであって、
    前記第1送信機は、前記第1の電波を0.5秒以下の間隔毎に送信し、
    前記第2送信機は、前記第2の電波を0.5秒以下の間隔毎に送信し、
    前記送受信機は、1秒間のタイムスロット内で受信した前記第1の電波と前記第2の電波とのそれぞれの受信の状況を用いて、前記第1の電波と前記第2の電波とのそれぞれの受信判定を行い、
    前記報知制御部は、1秒間のタイムスロット内での前記第3の電波の受信の状況を用いて、前記第3の電波の受信判定を行う、検知通報システム。
  7. 請求項6に記載の検知通報システムであって、
    前記第1送信機は、前記第1の電波を0.1秒の間隔毎に送信し、
    前記第2送信機は、前記第2の電波を0.1秒の間隔毎に送信し、
    前記送受信機は、前記第3の電波を0.1秒の間隔毎に送信する、検知通報システム。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の検知通報システムであって、
    前記第1送信機は、Bluetooth Low Energyを用いた前記第1の電波を送信し、
    前記第2送信機は、Bluetooth Low Energyを用いた前記第2の電波を送信し、
    前記送受信機は、
    前記移動体に携行されるスマートフォンまたは携帯電話であり、
    Bluetoothを用いて各電波を送受信する、検知通報システム。
  9. 請求項8に記載の検知通報システムであって、
    前記第1の通信範囲は、半径が10m以下の範囲であり、
    前記第2の通信範囲は、半径が2m以下の範囲である、検知通報システム。
  10. 検知通報方法であって、
    交差点近傍に設置された第1送信機が第1の通信範囲に第1の電波を送信し、前記交差点近傍に設置された第2送信機が第2の通信範囲に第2の電波を送信する第1送信工程と、
    可搬型の送受信機が、前記第1の電波と前記第2の電波との少なくとも一方を受信する受信工程と、
    前記電波受信工程後に、前記送受信機が、第3の電波を送信する第2送信工程と、
    前記第3の電波を受信すると、報知器を用いて報知する報知工程と、を備え、
    前記第2の通信範囲は、前記第1の通信範囲よりも狭いと共に、少なくとも一部が前記第1の通信範囲に重複しており、
    前記電波送信工程では、前記第1の電波及び前記第2の電波の受信の状況と、前記送受信機の移動速度区分と、に応じて、第3の電波の送信有無を変更する、検知通報方法。
  11. コンピュータプログラムであって、
    交差点近傍に設置された第1送信機が第1の通信範囲に第1の電波を送信し、前記交差点近傍に設置された第2送信機が第2の通信範囲に第2の電波を送信する第1送信機能と、
    可搬型の送受信機が、前記第1の電波と前記第2の電波との少なくとも一方を受信する受信機能と、
    前記送受信機が受信した電波に応じて、前記送受信機が、第3の電波を送信する第2送信機能と、
    前記第3の電波を受信すると、報知器を用いて報知する報知機能と、をコンピュータに実行させ、
    前記第2の通信範囲は、前記第1の通信範囲よりも狭いと共に、少なくとも一部が前記第1の通信範囲に重複しており、
    前記電波送信機能は、前記第1の電波及び前記第2の電波の受信の状況と、前記送受信機の移動速度区分と、に応じて、第3の電波の送信有無を変更する、コンピュータプログラム。
JP2020097142A 2020-06-03 2020-06-03 検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラム Pending JP2021189963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020097142A JP2021189963A (ja) 2020-06-03 2020-06-03 検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020097142A JP2021189963A (ja) 2020-06-03 2020-06-03 検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021189963A true JP2021189963A (ja) 2021-12-13

Family

ID=78849671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020097142A Pending JP2021189963A (ja) 2020-06-03 2020-06-03 検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021189963A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024038503A1 (ja) * 2022-08-16 2024-02-22 三菱電機株式会社 運転支援装置、軽車両端末および運転支援方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024038503A1 (ja) * 2022-08-16 2024-02-22 三菱電機株式会社 運転支援装置、軽車両端末および運転支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102325049B1 (ko) 보행자의 안전과 연관된 통신 신호를 송신하는 전자 장치 및 그 동작 방법
KR102334318B1 (ko) 외부 이동 수단으로 릴레이 메시지를 전송하는 전자 장치 및 그 동작 방법
US10470131B2 (en) Electronic device for controlling communication circuit based on identification information received from external device and operation method thereof
KR101569022B1 (ko) 정보 제공 장치 및 그 방법
US8842021B2 (en) Methods and systems for early warning detection of emergency vehicles
KR102027921B1 (ko) 텔레매틱스 시스템 및 상기 시스템에서의 텔레매틱스 서비스 제공 방법
KR20190011582A (ko) 외부 이동 수단의 움직임과 관련된 데이터에 기반하여, 식별 정보가 변경된 외부 이동 수단을 확인하는 전자 장치 및 그 동작 방법
JP2019067282A (ja) 路側装置、通信システムおよび危険検知方法
JP2017200812A (ja) 支援システム、携帯端末、及び車載装置
JP5866807B2 (ja) 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、情報報知方法
JP2004240506A (ja) 安全運転支援システム、車載装置及び監視装置
WO2011040356A1 (ja) ナビゲーション装置
JP2022535454A (ja) 無線通信に基づくオブジェクトの分類
JP5652342B2 (ja) 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、無線通信方法
WO2015079630A1 (ja) 運転支援ユニット及び運転支援システム
JP2016184200A (ja) 歩行者接近報知装置、歩行者接近報知システム、コンピュータプログラム及び歩行者接近報知方法
US10733461B2 (en) Information processing device, information providing system, and information providing method
KR20190061395A (ko) 무선통신을 이용한 신호등 변화 알림 장치 및 방법
JP2021189963A (ja) 検知通報システム、検知通報方法、およびコンピュータプログラム
WO2018092577A1 (ja) 車両用物体検知装置及び車両用物体検知システム
TWI664609B (zh) 緊急車輛偵測裝置及其方法
JP2018022934A (ja) 携帯通信端末、通信制御方法、プログラム
KR20170097806A (ko) 비콘 기반 상황인지 맞춤형 버스 정보 제공시스템
KR101874123B1 (ko) 차량 및 이와 통신하는 휴대 단말기
JP6703936B2 (ja) 電子機器、車両、制御装置、制御プログラム及び電子機器の動作方法