JP2021181538A - 低膨潤親水性ウレタンフォーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを提供。【解決手段】 ウレタンプレポリマーと発泡剤とを含む発泡体組成物を発泡、硬化させて得られるウレタンフォームであって、前記ウレタンプレポリマーは、エチレンオキシドを含むランダム型ポリエーテルポリオールと、脂肪族イソシアネートとを原料として得られ、前記ランダム型ポリエーテルポリオールは、ジオール化合物及びトリオール化合物を含み、前記ランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量は、500〜3000であり、前記ランダム型ポリエーテルポリオールは、前記ランダム型ポリエーテルポリオール1分子に占めるエチレンオキシドの割合が30.0〜70.0質量%であり、前記ウレタンプレポリマーは、前記ウレタンプレポリマー1分子に占めるエチレンオキシドの割合が30.0〜55.0質量%であり、前記ウレタンプレポリマーは、NCO%が4.0〜10.0質量%であり、前記ウレタンフォームは、25℃の蒸留水に1時間浸漬させた場合の引張強度が、10.0kPa以上であることを特徴とする、ウレタンフォーム。【選択図】なし

Description

本発明は、低膨潤親水性ウレタンフォームに関する。
従来、親水性ウレタンフォームは、初期創傷被覆材、化粧用品、失禁製品、ワイプ材、育苗培地などの吸水性(吸水量や吸水速度)が求められる用途で用いられている。
吸水性に優れた親水性ウレタンフォームとして、例えば、特許文献1において、ポリウレタンフォームのポリオールとして、エチレンオキサイド含有率が50〜90%のポリエーテルポリオールを用いる方法が開示されている。
特開2008−115256号公報
しかしながら特許文献1に開示されている親水性ウレタンフォームは、親水性に優れているものの、吸水すると膨潤し機械的強度が低下し、ハンドリング性(作業性)が低下するおそれがあった。
一般に、親水性ウレタンフォームの膨潤を抑制する方法としては、樹脂の親水性を低下させたり、ポリオールとイソシアネートなどの用いる樹脂の官能基数を増加させることで高架橋化(架橋度を増加)させたり、熱可塑性樹脂やセルロースナノファイバーを用いてウレタンフォームのウレタン骨格を補強したりする方法が用いられている。
樹脂の親水性を低下させた場合には、親水性ウレタンフォームの吸水性能が低下する。また、製造時に発泡速度が低下するため生産性が低下するという問題がある。高架橋化した親水性ウレタンフォームは、吸水性能が低下することに加え、吸水した際の機械的強度がさらに低下するため、より作業性が低下するという問題がある。また、ウレタンフォームのウレタン骨格を補強する場合には、発泡体としての触感や加工性が低下するという問題がある。
そこで本発明の目的は、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを提供することである。
本発明者らは、上記目的の実現に向け鋭意検討し、特定のポリエーテルポリオールとイソシアネートを原料とするウレタンプレポリマーを発泡、硬化させた、ウレタンフォームが、上記課題を解決可能なことを見出し、本発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下の通りである。
本発明(1)は、
ウレタンプレポリマーと発泡剤とを含む発泡体組成物を発泡、硬化させて得られるウレタンフォームであって、
前記ウレタンプレポリマーは、エチレンオキシドを含むランダム型ポリエーテルポリオールと、脂肪族イソシアネートとを原料として得られ、
前記ランダム型ポリエーテルポリオールは、ジオール化合物及びトリオール化合物を含み、
前記ランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量は、500〜3000であり、
前記ランダム型ポリエーテルポリオールは、前記ランダム型ポリエーテルポリオール1分子に占めるエチレンオキシドの割合が30.0〜70.0質量%であり、
前記ウレタンプレポリマーは、前記ウレタンプレポリマー1分子に占めるエチレンオキシドの割合が30.0〜55.0質量%であり、
前記ウレタンプレポリマーは、NCO%が4.0〜10.0質量%であることを特徴とする、ウレタンフォームである。
本発明(2)は、
前記ウレタンフォームは、25℃の蒸留水に1時間浸漬させた場合の引張強度が、10.0kPa以上であることを特徴とする、前記発明(1)のウレタンフォームである。
本発明(3)は、
前記ウレタンフォームの25℃における蒸留水に対する飽和膨潤率は、200%以下であることを特徴とする、前記発明(1)又は(2)のウレタンフォームである。
本発明(4)は、
前記ウレタンフォームの25℃における蒸留水に対する飽和吸水量が15.0g/g以上であることを特徴とする、前記発明(1)〜(3)のウレタンフォームである。
本発明(5)は、
前記ウレタンプレポリマーの25℃におけるE型粘度が3000〜15000mPa・sであることを特徴とする、前記発明(1)〜(4)のいずれかのウレタンフォームである。
前記発明(6)は、
前記発泡剤の配合量は、前記ウレタンプレポリマーを100質量部とした場合に、10〜40質量部であることを特徴とする、前記発明(1)〜(5)のいずれかのウレタンフォームである。
本発明によれば、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを提供することができる。
1.ウレタンフォームの構成
本発明のウレタンフォームは、ウレタンプレポリマーと発泡剤とを含む発泡体組成物を発泡、硬化させて得られる。
以下に、ウレタンプレポリマーの詳細を説明する。
1−1.ウレタンプレポリマー
本発明にかかるウレタンプレポリマーは、エチレンオキシドを含むランダム型ポリエーテルポリオールと、脂肪族イソシアネートと、を原料として得られる。具体的にはランダム型ポリエーテルポリオールの水酸基と、脂肪族イソシアネートのイソシアネート基がウレタン反応により、ウレタンプレポリマーを形成する。
本発明にかかるウレタンプレポリマーは、ウレタンプレポリマーの1分子に占めるエチレンオキシドの割合(以降、ウレタンプレポリマーEO含有率と表現する場合がある)が30.0〜55.0質量%であり、33.6〜52.5質量%が好ましい、35.5〜49.1質量%がより好ましい。ウレタンプレポリマーEO含有率がかかる範囲にある場合には、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。なお、ウレタンプレポリマーEO含有率が低い場合には、発泡速度が遅くなったり、水との混合状態が悪くなるため発泡体が得られなかったりする場合がある。
ここで、ウレタンプレポリマーEO含有率とは、ウレタンプレポリマー1分子の質量(重量平均分子量)を100質量%とした際に、ウレタンプレポリマー1分子に含まれるエチレンオキシドの質量%を示す。
ここで、ウレタンプレポリマーEO含有率は、ウレタンプレポリマーの原料となった全てのアルコール化合物に対し、各各アルコール化合物1分子に占めるエチレンオキシドの質量の割合(以降、アルコール化合物EO含有率と表現する場合がある)と各アルコール化合物の配合量の積を算出し、得られた全てのアルコール化合物の数値を合計して算出する。ここで、アルコール化合物と表現したのは、後述するように、本発明にかかるウレタンプレポリマーは、本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールのほかに、その他のモノオール又はポリオールを含むことができ、これらもウレタンプレポリマーを形成することができるためである。
本発明にかかるウレタンプレポリマーは、NCO%(イソシアネート含有率)が4.0〜10.0質量%であり、5.0〜8.0質量%が好ましく、5.5〜7.0質量%がより好ましい。ウレタンプレポリマーのNCO%(イソシアネート含有率)がかかる範囲にある場合には、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。NCO%が4.0%よりも小さいと、高密度化し、膨潤率が高くなりすぎ、NCO%が10%よりも大きいと、高架橋化して低膨潤化されるが、吸水性が低下する。
ウレタンプレポリマーのNCO%(イソシアネート含有率)は、JIS K1603−1:2007「プラスチック−ポリウレタン原料芳香族イソシアネート試験方法 第1部:イソシアネート基含有率の求め方」のA法(トルエン/ジブチルアミン、塩酸法)に準拠して測定する。
本発明にかかるウレタンプレポリマーの重量平均分子量は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて特に限定されないが、例えば、700〜5000とすることができ、1000〜3000が好ましく、1000〜2000がより好ましく、1171〜1955が特に好ましい。ウレタンプレポリマーの重量平均分子量がかかる範囲にある場合には、ウレタンプレポリマーを含む発泡体組成物の粘度が高くなりすぎず、成形が容易となり、また、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。
本発明にかかるウレタンプレポリマーの25℃における粘度は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて特に限定されないが、3000〜15000mPa・sが好ましい。ウレタンプレポリマーの25℃における粘度がかかる範囲にある場合には、ウレタンプレポリマーを含む発泡体組成物の粘度が高くなりすぎず、成形が容易となる。
本発明にかかるウレタンプレポリマーの25℃における粘度は、JIS Z8803:2011「液体の粘度測定方法」に準拠して測定したE型粘度である。測定は円すい−平板形回転粘度計を用いて行う。
1−1−1.ランダム型ポリエーテルポリオール
本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールは、エチレンオキシドを含む。ここで本発明において、ランダム型ポリエーテルポリオールのランダム型とは、ランダム共重合体であることを示している。即ち、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドがランダム共重合しているポリエーテルポリオールを示す。なお、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドがブロック共重合しているポリエーテルポリオールはブロック型ポリエーテルポリオールと称するものとする。
本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールは、ランダム型ポリエーテルポリオール1分子に占めるエチレンオキシドの割合(以降、ランダム型ポリエーテルポリオールEO含有率と表現する場合がある)が30.0〜70.0質量%である。ランダム型ポリエーテルポリオールEO含有率がかかる範囲にある場合に、ウレタンプレポリマーEO含有率を特定の範囲に調整しやすくなる。例えば、ランダム型ポリエーテルポリオールEO含有率が30.0質量%未満のランダム型ポリエーテルポリオールと、70.0質量%超のランダム型ポリエーテルポリオールを混合した場合、混合状態が悪くなり、均一なウレタンフォームが得られない場合がある。
本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールは、ジオール化合物及びトリオール化合物を含む。また、混合物には、ランダム型ポリエーテルポリオールの、モノオール及び4官能基以上のポリオールを含むことができる。即ち、ランダム型ポリエーテルポリオールは、ジオール化合物及びトリオール化合物を含む混合物であり、混合物における水酸基の平均官能基数は、特に限定されないが、2.0超3.0未満が好ましく、2.4以上2.7以下がより好ましい。混合物における水酸基の平均官能基数がかかる範囲にある場合には、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。なお、混合物における水酸基の平均官能基数は、混合するジオール化合物及びトリオール化合物の配合比と官能基数によって算出することができる。
本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量は、500〜3000であり、500〜1500がより好ましい。ランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量がかかる範囲にある場合には、ウレタンプレポリマーの重量平均分子量が適度な範囲に含まれるため、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。ランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量が、3000超の場合には、ウレタンフォームを形成できない場合がある。また、ランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量が、500未満の場合には、NCO%が高くなるため高架橋化され、膨潤が抑制されるが、吸水性が低下する。
ランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)によって測定することができる。
なお、ウレタンプレポリマーは、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオール以外のその他のアルコール化合物を原料に含むことができる。その他のアルコール化合物としては、例えば、モノオール、4官能以上のポリオール等の官能基数の異なるポリオール、ブロック型ポリエーテルポリオールのような共重合方法が異なるポリオール、ポリエステルポリオール等の構造が異なるポリオールを挙げることができる。これらは、単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。なお、ウレタンプレポリマーの原料としては、本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールであるジオール化合物及びトリオール化合物のみを含む場合が好ましく、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。
1−1−2.脂肪族イソシアネート
本発明にかかる脂肪族イソシアネートは、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、特に限定されない。脂肪族イソシアネートとしては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソプロピレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMHDI)、ノルボルナンジイソシアネート (NBDI)等を挙げることができる。これらは単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。これらのうち、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができるで、ヘキサメチレンジイソシアネートを用いることが好ましい。
脂肪族イソシアネートの配合量は、本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールを含む混合物の水酸基の平均官能基数を考慮して、ウレタンプレポリマーのNCO%が、4.0〜10.0質量%となるように配合することができる。脂肪族イソシアネートの配合量としては、例えば、本発明にかかるランダム型ポリエーテルポリオールを含む混合物のイソシアネート反応性官能基を有する化合物と、脂肪族イソシアネートの全配合量を100質量%とした場合に、10.0〜40.0質量%とすることができ、20.0〜35.0質量%が好ましく、21.2〜32.9質量%がより好ましい。脂肪族イソシアネートの配合量がかかる範囲にある場合には、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。
1−1−3.触媒
本発明のウレタンフォームは、ウレタンプレポリマーを形成する際に触媒を用いることができる。本発明にかかる触媒は、ポリウレタンフォームの製造に用いられているものを使用することができる。 例えば、アミン系触媒、有機金属系触媒等が挙げられる。アミン系触媒としては、例えば、トリエチレンジアミン、ジエタノールアミン、ジメチルアミノモルホリン、N-エチルモルホリン等が挙げられる。有機金属系触媒としては、例えば、スターナスオクトエート、ジブチルチンジラウレート、オクテン酸鉛、オクチル酸カリウム等を挙げることができる。これらは単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。
触媒の配合量は、ランダム型ポリエーテルポリオールと脂肪族イソシアネートの全量を100質量部とした場合に、0.001〜5.0質量部とすることができる。
1−2.発泡剤
本発明にかかる発泡剤は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて特に限定されない。発泡剤としては、例えば、水、ペンタン、シクロペンタン、メチレンクロライド、炭酸ガス等を挙げることができる。これらは単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。発泡剤として、水を用いた場合には、ポリオールとイソシアネートとの反応時に炭酸ガスを発生し、その炭酸ガスによってウレタンフォームの発泡が行われる。
発泡剤の配合量は、ウレタンプレポリマーを100質量部とした場合に、10〜40質量部とすることができ、15〜30質量部が好ましい。発泡剤の配合量がかかる範囲にある場合には、優れた吸水性(吸水速度)と低膨潤性を有しつつ、膨潤時のハンドリング性(作業性)に優れたウレタンフォームを得ることができる。
1−3.整泡剤
本発明のウレタンフォームは、発泡の際に、整泡剤を用いることができる。整泡剤としては、ウレタンフォーム原料として通常に採用されるものであればよく、例えば、シリコーン系化合物、非イオン系界面活性剤等を挙げることができる。整泡剤の配合量は、ウレタンプレポリマーの配合量を100質量部とした場合に、0.1〜10.0質量部とすることができる。
2.ウレタンフォームの特性
本発明のウレタンフォームの25℃の蒸留水に1時間浸漬させた場合の引張強度は、10.0kPa以上とすることができる。
ここで、25℃の蒸留水に1時間浸漬させた場合の引張強度は、ウレタンフォームをJIS K6251:2010「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に記載のダンベル状3号形試験片の形状に加工し、25℃の蒸留水に1時間浸漬したのちJIS K6251:2010に準拠した測定方法で測定する。なお測定は、インストロン型の材料試験機を用い、クロスヘッド速度を100mm/minとして測定する。
本発明のウレタンフォームの25℃における飽和膨潤率は、200%以下とすることができる。ウレタンフォームの25℃における飽和膨潤率がかかる範囲にある場合には、ウレタンフォームは、より優れた低膨潤性を有する。
ウレタンフォームの25℃における蒸留水に対する飽和膨潤率は、ウレタンフォームを長さ50mm×幅50mm×厚み2mmの試験片に加工し、25℃の蒸留水に1時間浸漬し、ウレタンフォームが飽和吸水量に達した際の膨潤率を示す。膨潤率とは、乾燥状態(膨潤前)におけるウレタンフォームの体積を100%とし、浸漬後のウレタンフォームの体積を、乾燥状態(浸漬前)のウレタンフォームの体積で除した値に100を乗じた値を示す。例えば、浸漬後の親水性ウレタンフォームの体積が、浸漬前の親水性ウレタンフォームの体積の2倍になった場合には、膨潤率を200%と表現する。
本発明のウレタンフォームの25℃における蒸留水に対する飽和吸水量は、15.0g/g以上とすることができる。ウレタンフォームの25℃における飽和吸水量が15.0g/g以上の場合には、ウレタンフォームは、より優れた吸水性を有する。
ウレタンフォームの25℃における蒸留水に対する飽和吸水量は、ウレタンフォームを長さ50mm×幅50mm×厚み2mmの試験片に加工し、25℃の蒸留水に1時間浸漬した際の吸水量を示す。飽和吸水量とは、吸水後のウレタンフォームの質量と乾燥状態(吸水前)のウレタンフォームの質量の差を乾燥状態(吸水前)のウレタンフォームの質量で除した値を示す。
本発明のウレタンフォームは、連続気泡構造、連続気泡と独立気泡が混合した構造、又は、半連続気泡構造を有している。半連続気泡構造とは、連続気泡と比べ、隣り合う気泡同士の気孔(穴)が小さく、独立気泡と違い、気泡に小さな気孔がある構造である。
本発明のウレタンフォームの密度は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて特に限定されないが、例えば、70〜150kg/mとすることができる。
ウレタンフォームの密度は、JIS K7222:2005「発泡プラスチック及びゴム−見掛け密度の求め方」に従い測定することができる。具体的には、ウレタンフォームの密度は、ウレタンフォームを長さ100mm×幅100mm×厚み2mmに加工し、測定した質量を体積で除した値として得ることができる。
3.ウレタンフォームの製造方法
本発明のウレタンフォームは、ウレタンプレポリマーと発泡剤とを含む発泡体組成物を発泡、硬化させて得られる。
本発明にかかるウレタンプレポリマーは、公知の方法で製造することができる。ウレタンプレポリマーの製造方法としては、例えば、所定量の脂肪族イソシアネートの入った反応容器に、ランダム型ポリエーテルポリオールであるジオール化合物及びトリオール化合物、さらに必要に応じて触媒を滴下、加熱し、撹拌、反応させることでウレタンプレポリマーを製造する方法が挙げられる。反応は通常50〜120℃、好ましくは60〜100℃の温度で行われる。反応時間は通常1〜15時間である。
得られたウレタンプレポリマーに、所定量の発泡剤及び必要に応じて整泡剤を加え、攪拌し、発泡、硬化させる。発泡は、反応は通常15〜120℃、好ましくは15〜60℃の温度で行われる。反応時間は通常10分〜1時間である。
4.ウレタンフォームの用途
本発明のウレタンフォームは、吸水して用いる用途に好適であり、例えば、ワイプ材、育苗培地、創傷被覆材等を挙げることができる。
<<ウレタンフォームの作製>>
<原料>
ウレタンフォームの原料を以下に示した。ポリオールは、表1に示したものを使用した。
(ポリオール)
・ポリオール1〜6:ランダム型ポリエーテルポリオール
・ポリオール7 :ブロック型ポリエーテルポリオール
(イソシアネート)
・ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)
(触媒)
・TIB Chemical社製 KAT 716LA
(発泡剤)
・水
(整泡剤)
・ADEKA社製 プルロニック(登録商標)L−64
<ウレタンプレポリマーの作製>
各実施例及び比較例のウレタンフォームに用いられるウレタンプレポリマーは、表2に示したポリオール、イソシアネート、触媒を反応槽に計量し、60℃に加熱、8時間反応させた。
(ウレタンプレポリマーのNCO%)
反応完了後に得られた各実施例及び比較例のNCO%を、JIS K1603−1:2007「プラスチック−ポリウレタン原料芳香族イソシアネート試験方法 第1部:イソシアネート基含有率の求め方」のA法(トルエン/ジブチルアミン、塩酸法)に準拠して測定した。結果を表2に示した。
(ウレタンプレポリマーのEO含有率)
反応完了後に得られた各実施例及び比較例のウレタンプレポリマーのEO含有率を原料から算出した。結果を表2に示した。
(ウレタンプレポリマーの粘度)
反応完了後に得られた各実施例及び比較例のウレタンプレポリマーの25℃における粘度を、JIS Z8803:2011「液体の粘度測定方法」に従い、円すい−平板形回転粘度計(登記産業社製 RE−85R)を用いてE型粘度として測定した。結果を表2に示した。
(ウレタンプレポリマーの重量平均分子量)
反応完了後に得られた各実施例及び比較例のウレタンプレポリマーの重量平均分子量を、ゲルパーミエイションクロマトグラフィーを用いて測定した。結果を表2に示した。
<発泡・硬化>
表2に示したウレタンプレポリマー、発泡剤、整泡剤を混合し、加熱せずに室温(25℃)環境下で、離型処理された厚み100μmの剥離紙上にキャスティングして発泡、硬化させ、厚みが2mmの各実施例及び比較例のウレタンフォームシートを得た。ウレタンフォームシートにおいて、水分が残留しているものについては、80℃の乾燥炉内で、完全に乾燥するまで加熱した。
<<評価>>
<ウレタンフォームの密度>
各実施例及び比較例のウレタンフォームの密度は、JIS K7222:2005「発泡プラスチック及びゴム−見掛け密度の求め方」に従って測定した。結果を表2に示した。
<ウレタンフォームの吸水速度>
各実施例及び比較例のウレタンフォームの吸水速度は、実施例及び比較例のウレタンフォームサンプル片(長さ100mm×幅100mm×厚み2mm)を静置し、サンプル片の上方1cmの高さから、蒸留水を0.2cc滴下し、サンプル片表面に水滴が到達してから、サンプル片表面から鏡面反射が確認できなくなるまでの時間を測定し、吸水速度とした。鏡面反射の確認は、肉眼で行った。結果を表2に示した。
<ウレタンフォームの飽和膨潤率>
各実施例及び比較例のウレタンフォームの膨潤率は、各ウレタンフォームサンプル片(長さ50mm×幅50mm×厚み2mm)を25℃の蒸留水に1時間浸漬し、膨潤させ、膨潤後のウレタンフォームサンプル片の体積を測定し、乾燥状態(膨潤前)のウレタンフォームの体積で除した値に100を乗じて得た。結果を表2に示した。
<ウレタンフォームの飽和吸水量>
各実施例及び比較例のウレタンフォームの飽和吸水量は、各ウレタンフォームサンプル片(50mm×50mm×2mm)を25℃の蒸留水に1時間浸漬し、飽和吸水させ、膨潤後のウレタンフォームサンプル片の質量を測定し、飽和吸水後のウレタンフォームの質量と乾燥状態(吸水前)のウレタンフォームの質量の差を乾燥状態(吸水前)のウレタンフォームの質量で除して得た。結果を表2に示した。
<ウレタンフォームの蒸留水に浸漬後(膨潤後)の引張強度>
各実施例及び比較例のウレタンフォームを、JIS K6251:2010「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に記載のダンベル状3号形試験片の形状に加工し、25℃の蒸留水に1時間浸漬したのちJIS K6251:2010に準拠した測定方法で測定した。測定は、インストロン型材料試験機(島津製作所社製オートグラフAG25 TA)を用いた。クロスヘッド速度は100mm/minとした。結果を表2に示した。
<ウレタンフォームの蒸留水に浸漬しない場合(乾燥状態)の引張強度>
乾燥状態の各実施例及び比較例のウレタンフォームを、JIS K6251:2010「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に記載のダンベル状3号形試験片の形状に加工し、JIS K6251:2010に準拠した測定方法で測定した。測定は、インストロン型材料試験機(島津製作所社製オートグラフAG25 TA)を用いた。クロスヘッド速度は100mm/minとした。結果を表2に示した。
<ウレタンフォームの作業性>
乾燥状態の各実施例及び比較例のウレタンフォームサンプル片(50mm×50mm×2mm)を25℃の蒸留水に1時間浸漬し、各ウレタンフォームサンプル片をSUS板に繰返しこすりつけ、その際の各ウレタンフォームサンプル片を肉眼で観察した。
(評価基準)
○:10回擦ってもフォームが破断しない
×:1〜2回擦るだけで破断する
Figure 2021181538
Figure 2021181538

Claims (6)

  1. ウレタンプレポリマーと発泡剤とを含む発泡体組成物を発泡、硬化させて得られるウレタンフォームであって、
    前記ウレタンプレポリマーは、エチレンオキシドを含むランダム型ポリエーテルポリオールと、脂肪族イソシアネートとを原料として得られ、
    前記ランダム型ポリエーテルポリオールは、ジオール化合物及びトリオール化合物を含み、
    前記ランダム型ポリエーテルポリオールの重量平均分子量は、500〜3000であり、
    前記ランダム型ポリエーテルポリオールは、前記ランダム型ポリエーテルポリオール1分子に占めるエチレンオキシドの割合が30.0〜70.0質量%であり、
    前記ウレタンプレポリマーは、前記ウレタンプレポリマー1分子に占めるエチレンオキシドの割合が30.0〜55.0質量%であり、
    前記ウレタンプレポリマーは、NCO%が4.0〜10.0質量%である
    ことを特徴とする、ウレタンフォーム。
  2. 前記ウレタンフォームは、25℃の蒸留水に1時間浸漬させた場合の引張強度が、10.0kPa以上であることを特徴とする、請求項1に記載のウレタンフォーム。
  3. 前記ウレタンフォームの25℃における蒸留水に対する飽和膨潤率は、200%以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のウレタンフォーム。
  4. 前記ウレタンフォームの25℃における蒸留水に対する飽和吸水量が15.0g/g以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のウレタンフォーム。
  5. 前記ウレタンプレポリマーの25℃におけるE型粘度が3000〜15000mPa・sであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のウレタンフォーム。
  6. 前記発泡体組成物中の前記発泡剤の配合量は、前記ウレタンプレポリマーを100質量部とした場合に、10〜40質量部であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のウレタンフォーム。

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