JP2021165792A - 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置 - Google Patents

反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021165792A
JP2021165792A JP2020068852A JP2020068852A JP2021165792A JP 2021165792 A JP2021165792 A JP 2021165792A JP 2020068852 A JP2020068852 A JP 2020068852A JP 2020068852 A JP2020068852 A JP 2020068852A JP 2021165792 A JP2021165792 A JP 2021165792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
reflective screen
layer
unit
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020068852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7468094B2 (ja
Inventor
直 山口
Sunao Yamaguchi
礼 弘光
Rei Hiromitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2020068852A priority Critical patent/JP7468094B2/ja
Priority to PCT/JP2021/012931 priority patent/WO2021205907A1/ja
Priority to US17/906,264 priority patent/US20230266655A1/en
Priority to CN202180040669.1A priority patent/CN115698848A/zh
Publication of JP2021165792A publication Critical patent/JP2021165792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7468094B2 publication Critical patent/JP7468094B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface
    • G03B21/602Lenticular screens
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/28Reflectors in projection beam
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface
    • G03B21/62Translucent screens
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface
    • G03B21/62Translucent screens
    • G03B21/625Lenticular translucent screens
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

【課題】支持板との密着性を向上させた反射スクリーンを提供すること。【解決手段】映像源から投射された映像光を反射させて観察可能に表示する反射スクリーン10であって、単位レンズ111が複数配列されたフレネルレンズ形状を有するレンズ層11と、レンズ層11の単位レンズ111に形成され、光を反射する反射層12と、を備え、単位レンズ111は、レンズ層11の厚み方向において映像源側から背面側に向けて凸となり、レンズ層11は、少なくとも一端縁に背面側の一部が平坦面114fとなる平坦部114が形成され、レンズ層11の厚み方向において、レンズ層11の最も映像源側となる位置から単位レンズ111の最も背面側となる位置までの距離である高さh1のうち最も小さい高さh1minと、平坦部114の平坦面114fから単位レンズ111の最も背面側となる位置までの距離である高さh2とが、h1min−h2>0を満たす。【選択図】図2

Description

本発明は、投射された映像光を反射して表示する反射スクリーン、この反射スクリーンを備えた反射スクリーンユニット、及び、この反射スクリーンユニットを備えた映像表示装置に関する。
従来、短焦点型の映像源から投射された映像光を良好に表示するために、単位レンズが複数配列されたフレネルレンズ形状を有するレンズ層に反射層を形成した反射スクリーンが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−171114号公報
上述した反射スクリーンは、映像源側にベゼルが接合され、背面側に支持板が接合される。反射スクリーンとベゼル及び支持板とは、接合層(粘着剤、接着剤等)により接合される。しかし、反射スクリーンの背面側には、断面形状が略三角形状の単位レンズが表出しているため、反射スクリーンの背面側に積層される接合層の背面側には、単位レンズの凹凸形状に起因する凹凸が形成される。そのため、接合層の背面側の凹凸により、反射スクリーンと支持板とを十分に密着させることができず、両者が剥離してしまう場合があった。
本発明の課題は、支持板との密着性を向上させた反射スクリーン、これを備える反射スクリーンユニット及び映像表示装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜に改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、映像源から投射された映像光を反射させて観察可能に表示する反射スクリーン(10)であって、単位レンズ(111)が複数配列されたフレネルレンズ形状を有するレンズ層(11)と、前記レンズ層の前記単位レンズに形成され、光を反射する反射層(12)と、を備え、前記単位レンズは、前記レンズ層の厚み方向において映像源側から背面側に向けて凸となり、前記レンズ層は、少なくとも一端縁に背面側一部が平坦面(114f)となる平坦部(114)が形成され、前記レンズ層の厚み方向において、前記レンズ層の最も映像源側となる位置から前記単位レンズの最も背面側となる位置までの距離である高さh1のうち最も小さい高さh1minと、前記平坦部の前記平坦面から前記単位レンズの最も背面側となる位置までの距離である高さh2とが、h1min−h2>0を満たす反射スクリーンに関する。
第2の発明は、第1の発明に係る反射スクリーンであって、前記平坦部の前記平坦面が、前記単位レンズの最も背面側となる位置から前記単位レンズの最も映像源側となる位置の手間までの間に形成された前記レンズ層において、h1min−h2=10〜90μmである反射スクリーンに関する。
第3の発明は、第1の発明に係る反射スクリーンであって、前記平坦部の前記平坦面が、前記単位レンズの最も映像源側となる位置から前記レンズ層の最も映像源側となる位置の手前までの間に形成された前記レンズ層において、h1min−h2=20〜60μmである反射スクリーンに関する。
第4の発明は、第1の発明に係る反射スクリーンであって、前記レンズ層は、映像源側から見て横長の四角形であり、前記平坦部は、前記レンズ層の長辺側の少なくとも一端縁に形成されている反射スクリーンに関する。
第5の発明は、第4の発明に係る反射スクリーンであって、前記レンズ層は、前記単位レンズの配列方向において、非レンズ面よりもレンズ面側となる第1の長辺側と、前記単位レンズの配列方向において、前記レンズ面よりも前記非レンズ面側となる第2の長辺側とを有し、前記平坦部は、前記第1の長辺側の一端縁に形成されている反射スクリーンに関する。
第6の発明は、第4の発明に係る反射スクリーンであって、前記平坦部は、前記レンズ層のフレネルレンズ形状の光学的中心から離れた側の端縁に形成されている反射スクリーンに関する。
第7の発明は、第1の発明に係る反射スクリーンであって、前記レンズ層は、映像源側から見て横長の四角形であり、前記平坦部は、前記レンズ層の長辺側の少なくとも一端縁及び短辺側の少なくとも一端辺に形成されている反射スクリーンに関する。
第8の発明は、第1〜7までのいずれかの発明に係る反射スクリーンと、前記反射スクリーンの映像源側に設けられ、少なくとも前記平坦部を覆うベゼル(20)と、前記反射スクリーンの背面側に設けられ、前記反射スクリーンの画面の平坦性を維持する支持板(30)と、前記反射スクリーンと前記支持板との間に設けられ、前記反射スクリーンと前記支持板とを接合する接合層(40)と、を備える反射スクリーンユニットに関する。
第9の発明は、第8の発明に係る反射スクリーンユニットと、前記反射スクリーンユニットに向けて映像光を投射する映像源と、を備える映像表示装置に関する。
本発明によれば、支持板と反射スクリーンとの密着性を向上させることができるため、両者の剥離を抑制できる。
第1実施形態の映像表示装置100を示す図である。 第1実施形態の反射スクリーンユニット1及び反射スクリーン10の層構成を説明する図である。 反射スクリーン10のレンズ層11を背面側(−Z側)から見た図である。 反射スクリーンユニット1の分解斜視図である。 ロール版50の外観を示す斜視図である。 (A)、(B)は、ロール版50におけるモールド版52の貼り付け方向を説明する図である。 (A)〜(C)は、レンズ層11の成形を説明する図である。 ロール版50を用いたレンズシート11aの製造過程を説明する図である。 第2実施形態の反射スクリーンユニット1及び反射スクリーン10の層構成を説明する図である。 (A)〜(C)は、変形形態のレンズ層11の成形を説明する図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。
本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
本明細書において、記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
本明細書において、スクリーン面とは、スクリーン全体として見たときにおける、スクリーンの平面方向となる面を示すものであり、スクリーンの画面(表示面)に平行であるとする。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の映像表示装置100を示す図である。図1(A)は、映像表示装置100の斜視図である。図1(B)は、映像表示装置100を側面から見た図である。
図1に示すように、映像表示装置100は、反射スクリーンユニット1、映像源2等を備えている。反射スクリーンユニット1は、反射スクリーン10(後述)等を備え、映像源2から投射される映像光Lを反射して、映像源側の画面(表示面)に映像を表示する。反射スクリーンユニット1の詳細に関しては、後述する。
なお、反射スクリーンユニット1及び反射スクリーン10において、上下左右は特に規定されないが、図5及び図6を除いた各図には、適宜にXYZの直交座標系を示している。この座標系では、反射スクリーンユニット1(反射スクリーン10)の画面左右方向(水平方向)をX方向、画面上下方向(鉛直方向)をY方向とし、反射スクリーンユニット1の厚み方向をZ方向とする。反射スクリーンユニット1の画面は、XY面に平行であり、反射スクリーンユニット1の厚み方向(Z方向)は、反射スクリーンユニット1の画面に直交する。
また、反射スクリーンユニット1の映像源側の正面方向に位置する観察者O1から見て、画面左右方向の右側に向かう方向を+X方向、左側に向かう方向を−X方向とする。画面上下方向の上側に向かう方向を+Y方向、下側に向かう方向を−Y方向とする。厚み方向において背面側(裏面側)から映像源側に向かう方向を+Z方向、映像源側から背面側に向かう方向を−Z方向とする。
更に、以下の説明中において、画面上下方向、画面左右方向、厚み方向とは、特に断りが無い場合、反射スクリーンユニット1の使用状態における画面上下方向(鉛直方向)、画面左右方向(水平方向)、厚み方向(奥行き方向)に相当する。これら各方向は、それぞれ、Y方向、X方向、Z方向に平行である。なお、本明細書では、「〜方向」を「〜側」ともいう。
映像源2は、映像光Lを反射スクリーンユニット1へ投射する映像投射装置(プロジェクタ)である。本実施形態の映像源2は、短焦点型のプロジェクタである。
映像源2は、映像表示装置100の使用状態において、反射スクリーンユニット1の画面(表示領域)を映像源側(+Z側)の正面方向(スクリーン面の法線方向)から見た場合に、反射スクリーンユニット1の画面左右方向の中央であって、反射スクリーンユニット1の画面よりも鉛直方向下方側(−Y側)に設置される。
映像源2は、奥行き方向(Z方向)において、反射スクリーンユニット1の映像源側(+Z側)の表面からの距離が従来の汎用プロジェクタに比べて大幅に近い位置から、斜めに映像光Lを投射できる。したがって、映像源2は、従来の汎用プロジェクタに比べて、反射スクリーンユニット1までの投射距離が短く、投射される映像光が反射スクリーンユニット1に入射する入射角度が大きく、入射角度の変化量(最小値から最大値までの変化量)も大きい。
反射スクリーンユニット1は、映像源2が投射した映像光Lを映像源側(+Z側)に位置する観察者O1側へ向けて反射して映像を表示する。
反射スクリーンユニット1の画面(表示領域)は、使用状態において、映像源側(+Z側)の観察者O1側から見て長辺方向が画面左右方向(X方向)となる矩形状である。すなわち、本実施形態の反射スクリーンユニット1(反射スクリーン10)の画面は、映像源側から見て横長の四角形である。
図2は、第1実施形態の反射スクリーンユニット1及び反射スクリーン10の層構成を説明する図である。図2は、反射スクリーンユニット1の下側(−Y側)の領域であって、反射スクリーン10の幾何学的中心A(図3参照)を通り、単位レンズ111(後述)の配列方向に平行であって、厚み方向(Z方向)に平行な断面(Y−Z平面)の一部を拡大して示している。図3は、反射スクリーン10のレンズ層11を背面側(−Z側)から見た図である。なお、図3においては、レンズ層11の背面側に設けられる反射層12の図示を省略している。図4は、反射スクリーンユニット1の分解斜視図である。図4では、反射スクリーンユニット1を背面側(−Z側)から見た図であり、各部の外観、形状等を簡略化している。
図2及び図4に示すように、反射スクリーンユニット1は、映像源側(+Z側)から順に、ベゼル20、反射スクリーン10、接合層40及び支持板30を備えている。
<反射スクリーン10>
反射スクリーン10は、映像源2から投射された映像光を反射させて観察可能に表示するシート部材(積層体)である。本実施形態の反射スクリーン10は、図2に示すように、レンズ層11、反射層12及び光拡散層13を備えている。なお、反射スクリーン10としては、少なくともレンズ層11及び反射層12を備えていればよい。
<レンズ層11>
レンズ層11は、光拡散層13の背面側(−Z側)に形成される、光透過性を有するシート材である。レンズ層11は、図3に示すように、点Cを中心として、単位レンズ111が同心円状に複数配列されたサーキュラーフレネルレンズ形状を有している。サーキュラーフレネルレンズ形状において、光学的中心(フレネルセンター)となる点Cは、反射スクリーン10の画面(表示領域)の領域外であって、反射スクリーン10の下側(−Y側)に位置している。本実施形態において、光学的中心Cは、図3に示すように、反射スクリーン10の幾何学的中心Aを通る画面上下方向(Y方向)に平行な線(図3中の一点鎖線)上に設けられており、サーキュラーフレネルレンズ形状は、この線(図3中の一点鎖線)に対して線対称に形成されている。
図2に示すように、単位レンズ111は、スクリーン面に直交する厚み方向(Z方向)に平行であって、単位レンズ111の配列方向(Y方向)に平行な断面における形状が、略三角形状である。単位レンズ111は、映像源側(+Z側)から背面側(−Z側)に向けて凸となるように形成されている。単位レンズ111は、レンズ面112と、単位レンズ111の配列方向において、レンズ面112と対向(隣接)する非レンズ面113とを備えている。反射スクリーンユニット1の使用状態において、単位レンズ111のレンズ面112は、頂点tを挟んで非レンズ面113よりも鉛直方向の上側(+Y側)に位置している。頂点tは、単位レンズ111の最も背面側(−Z側)となる位置を示している。
図2に示すように、単位レンズ111において、レンズ面112がスクリーン面に平行な面(図中、破線(X−Y平面))となす角度は、αである。非レンズ面113がスクリーン面に平行な面となす角度は、β(β>α)である。単位レンズ111の配列ピッチは、Pである。また、単位レンズ111のレンズ高さは、h0である。レンズ高さh0は、単位レンズ111の最も映像源側となる点vから頂点tまでの距離である。点vは、反射スクリーン10の厚み方向における頂点tから単位レンズ111間の谷底となる位置を示している。
なお、図2において、単位レンズ111の配列ピッチP、角度α、βは、単位レンズ111の配列方向において一定であるように示されている。しかし、単位レンズ111は、実際には、配列ピッチP等は一定であるが、角度αが単位レンズ111の配列方向において、フレネルセンターとなる点C(図3参照)から離れるにつれて次第に大きくなるように構成されている。すなわち、単位レンズ111のレンズ高さh0は、単位レンズ111の配列方向において、フレネルセンターとなる点Cから離れるにつれて次第に大きくなる。
また、上記構成に限らず、配列ピッチPは、単位レンズ111の配列方向に沿って次第に変化する構成としてもよい。すなわち、配列ピッチPは、映像光を投射する映像源2の画素(ピクセル)の大きさ、映像源2の投射角度(反射スクリーン10のスクリーン面への映像光の入射角度)、反射スクリーン10の画面サイズ、各層の屈折率等に応じて適宜に変更可能である。
図3に示すように、レンズ層11(反射スクリーン10)の画面左右方向(X方向)及び画面上下方向(Y方向)のそれぞれの端縁には、背面側が平坦面(114f)となる平坦部114が形成されている。平坦部114は、配列された単位レンズ111を囲むように設けられており、単位レンズ111と同一材料により形成されている。すなわち、反射スクリーン10において、単位レンズ111と平坦部114は、一体に形成されている。
図3に示すレンズ層11は、単位レンズ111の配列方向において、非レンズ面113(図2参照)よりもレンズ面112(図2参照)側となる第1の長辺側の端縁LS1と、レンズ面112よりも非レンズ面113側となる第2の長辺側の端縁LS2とを有している。図2に示す断面形状の単位レンズ111が画面上下方向(Y方向)に配列しているレンズ層11において、平坦部114は、少なくとも第1の長辺側の端縁LS1に形成されることが望ましい。すなわち、平坦部114は、レンズ層11の光学的中心となる点Cから離れた側の端縁に形成することが望ましい。
平坦部114を第1の長辺側の端縁LS1に形成し、レンズ層11を成形型から剥離する際に、レンズ層11の+Y側の端縁LS1に形成された平坦部114を剥離開始部とすることにより、レンズ層11を、より容易且つ円滑に成形型から剥離させることができる。
第1実施形態の反射スクリーン10において、平坦部114の平坦面114fは、図2に示すように、レンズ層11の厚み方向(Z方向)において、単位レンズ111の最も背面側となる頂点tから単位レンズ111の最も映像源側となる点vの手前までの間に形成されている。「点vの手前」とは、レンズ層11の厚み方向において、平坦部114の平坦面114fが単位レンズ111の最も映像源側となる点vよりも背面側(−Z側)に形成されることを意味する。
第1実施形態の反射スクリーン10は、レンズ層11の厚み方向において、レンズ層11の最も映像源側となる位置11eから単位レンズ111の最も背面側となる頂点tまでの距離である高さh1のうち最も小さい高さh1minと、平坦面114fから単位レンズ111の最も背面側となる頂点tまでの距離であるh2とが、h1min−h2>0を満たしている。第1実施形態のレンズ層11において、h1min−h2は、好ましくは10〜90μm、より好ましくは30〜70μmである。
平坦部114の幅w(図2参照)は、反射スクリーン10の画面サイズにもよるが、10mm以内とすることが好ましい。
なお、上記寸法、範囲はあくまで一例であり、これに限定されるものではない。
なお、上述したように、単位レンズ111の角度αは、フレネルセンターとなる点Cから離れるにつれて次第に大きくなるように構成されているので、これに伴いレンズ高さh0も次第に大きくなる。また、レンズ高さh0が大きくなるに従って、レンズ層11の位置11eから単位レンズ111の頂点tまでの距離である高さh1も大きくなる。そのため、平坦部114は、最も小さい高さh1minに対して、h1min−h2>0の関係を満たすように形成される。また、本実施形態では、画面の各方向の端縁において、平坦部114の位置を規定するh1min−h2を同じ値としているが、後述するように、h1min−h2の値は、画面の各方向において異なる値としてもよい。平坦部114の作用・機能については、後述する。
レンズ層11は、例えば、光透過性の高いウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系、エポキシアクリレート系、ポリエーテルアクリレート系、ポリチオール系、ブラジエンアクリレート系等の紫外線硬化型樹脂により形成されている。
レンズ層11は、ロール版(後述)を用いることにより、連続したレンズシートとして成形することができる。
ロール版を用いて成形されたレンズ層11には、複数の単位レンズ111が同心円状に配列し、スクリーン面に直交する方向(厚み方向)に平行であって、単位レンズ111の配列方向に平行な断面における形状が、略三角形状となるサーキュラーフレネルレンズ形状が形成される。また、ロール版において、レンズ層11の画面左右方向(X方向)及び画面上下方向(Y方向)のそれぞれの端縁と対向する部分に、単位レンズ111を賦形するための凹凸形状を形成しない平坦面52a(後述)を設けることにより、レンズ層11の上記端縁の位置に平坦部114を形成することができる。
レンズ層11は、後述するように、熱可塑性樹脂組成物により形成してもよいし、電子線硬化型樹脂等の電離放射線硬化型樹脂により形成してもよい。また、レンズ層11は、フレネルレンズ形状に応じて、プレス成形法等により作製してもよい。その場合、不図示の接合層を介して、映像源側に光拡散層13等を積層してもよい。また、押出成形法が可能な場合には、レンズ層11と光拡散層13とを一体に積層した状態で成形してもよい。レンズ層11(レンズシート11a)の成形については、後述する。
<反射層12>
反射層12は、光を反射する作用を有する層である。反射層12は、光を反射するために十分な厚さを有し、単位レンズ111の少なくともレンズ面112に形成されている。本実施形態において、反射層12は、図2に示すように、レンズ面112に形成されているが、非レンズ面113には形成されていない。なお、反射層12は、光を反射しない程度の薄さであれば、非レンズ面113の少なくとも一部に形成されていてもよい。
反射層12は、レンズシートとして成形されたレンズ層11のレンズ面112上に、アルミニウム、銀、ニッケル等の光反射性の高い金属を蒸着することにより形成することができる。また、反射層12は、例えば、アルミニウム、銀、クロム等の光反射性の高い金属をスパッタリングしたり、これらの金属箔を転写したりすることによっても形成することができる。反射層12は、光を反射するために十分な厚さを確保できれば、材料等に応じて厚さを適宜に設定してもよい。
<光拡散層13>
光拡散層13は、光透過性を有する樹脂を母材とし、光を拡散する拡散剤を含有する層である。光拡散層13は、視野角を広げたり、明るさの面内均一性を向上させたりする機能を有する。光拡散層13の母材となる樹脂としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂、MS(メチルメタクリレート・スチレン)樹脂、MBS(メチルメタクリレート・ブタジエン・スチレン)樹脂、TAC(トリアセチルセルロース)樹脂、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂、アクリル系樹脂等が挙げられる。
光拡散層13に含まれる拡散剤としては、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂等、シリコン系等の樹脂製の粒子、無機粒子等が挙げられる。なお、拡散剤は、無機系拡散剤と有機系拡散剤とを組み合わせて用いてもよい。拡散剤は、略球形であり、平均粒径が約1〜50μm程度であるものを用いることが好ましい。光拡散層13の厚さは、反射スクリーン10の画面サイズにもよるが、例えば、100〜2000μm程度とすることが好ましい。なお、図示していないが、光拡散層13の映像源側(+Z側)に着色層、表面層等が設けられていてもよい。
<ベゼル20>
ベゼル20は、反射スクリーンユニット1の映像源側(+Z側)に配置される部材である。図4に示すように、ベゼル20は、反射スクリーン10の平坦部114(図中、破線の外側の領域)に対応する領域を覆うように、枠形に構成されている。以下、反射スクリーン10において、ベゼル20により覆われていない部分を「有効エリア」ともいう。ベゼル20は、例えば、プラスチック、金属、木材等により構成される。なお、ベゼル20は、反射スクリーン10の平坦部114だけでなく、反射スクリーンユニット1の側面全体を覆うような箱枠形の形状であってもよい。
<支持板30>
支持板30は、反射スクリーンユニット1において、反射スクリーン10の背面側(−Z側)に配置される部材である。反射スクリーン10と支持板30とは、接合層40(後述)を介して接合される。
支持板30は、反射スクリーン10を支持するのに十分な剛性をする部材であれば、その材料は特に限定されない。支持板30としては、例えば、アルミニウム等の金属製の板材、アクリル系樹脂等の樹脂製の板材を用いることができる。また、支持板30として、表裏面をアルミニウム等の薄板とし、芯材としてアルミニウム等の薄板により構成されたハニカム構造を備える金属製の板材(例えば、ハニカムパネル)を用いても良い。支持板30は、外光の映り込み、外光によるコントラストの低下等を抑制する観点から、光透過性を有しない部材であることが好ましい。
<接合層40>
接合層40は、反射スクリーン10と支持板30とを一体に接合する機能を有する層である。接合層40は、粘着剤、接着剤等により形成される。接合層40としては、例えば、紫外線硬化型樹脂、熱硬化樹脂等を用いることができる。接合層40は、黒色又は光透過性が低いことが望ましい。なお、図4では、接合層40をシート状に示しているが、接合層40となる粘着剤、接着剤等は、反射スクリーン10の背面側(−Z側)にコーティングされる。反射スクリーン10の背面側(−Z側)に接合層40をコーティングすると、図2に示すように、反射スクリーン10の有効エリア内において、接合層40の背面側(−Z側)の表面には、単位レンズ111の断面形状(略三角形状)に起因する凹凸が形成されることとなる。
上述した第1実施形態の反射スクリーン10は、図3に示すように、レンズ層11の背面側(図中、手前側)において、画面左右方向(X方向)及び画面上下方向(Y方向)のそれぞれの端縁に平坦部114が形成されている。そのため、反射スクリーン10に、接合層40を介して支持板30を接合した場合、図2に示すように、反射スクリーン10の背面側(−Z側)に設けられる接合層40の背面にレンズ層11の単位レンズ111に対応した凹凸形状が形成されていたとしても、各端縁に形成された平坦部114において、反射スクリーン10と支持板30とを接合層40により十分に密着させることができる。このように、第1実施形態の反射スクリーン10によれば、平坦部114の平坦面114fによって、支持板30との密着性を向上させることができるため、貼り合わせ後における両者の剥離を抑制できる。
<ロール版50>
次に、レンズ層11(図2参照)を成形するロール版50について説明する。図5は、ロール版50の外観を示す斜視図である。図6(A)、(B)は、ロール版50におけるモールド版52の貼り付け方向を説明する図である。
図6(A)、(B)に示すモールド版52の画面上下方向(Y方向)及び画面左右方向(X方向)は、図3に示すレンズ層11(反射スクリーン10)の画面上下方向(Y方向)及び画面左右方向(X方向)と一致している。
図5に示すように、ロール版50は、ロール51と、モールド版(成形型)52と、を備えている。ロール51は、円柱状のロール本体51aと、ロール本体51aの端面から軸線に沿って突出する回転軸51bと、を備えている。ロール51は、回転軸51bを中心に回動することができる。ロール本体51aは、モールド版52が巻き付けられる部分である。ロール本体51aは、剛性を確保する必要があるため、機械構造用の鉄系材料で構成することが好ましい。また、ロール本体51aは、必要な剛性を確保しつつも軽量化をする観点から、両側が有底である円筒状であってもよい。また、ロール本体51aに、表面の温度調節ができるように、ロール本体内部に冷水、温水、蒸気又は高温の油の循環機構(不図示)を設けてもよい。なお、ロール本体51aの直径は、例えば、300〜650mm程度である。ロール本体51aのロール長(横幅)は、例えば、1650〜1850mm程度である。
モールド版52は、後述する樹脂組成物に対して、レンズ層11のサーキュラーフレネルレンズ形状に対応した凹凸形状を転写するシート状の型である。図5では、型となる凹凸形状52bの具体的な図示を省略する。図6(A)に示すモールド版52は、ロール本体51aの周方向Cに対して、画面上下方向(Y方向)が平行となるようにロール本体51aに貼り付けられている。一方、図6(B)に示すモールド版52は、ロール本体51aの周方向Cに対して、画面上下方向(Y方向)が直交するようにロール本体51aに貼り付けられている。
モールド版52を、図6(A)に示す方向でロール本体51aに貼り付けると、モールド版52の画面上下方向(Y方向)の長辺端同士が向かい合う形状となる。そのため、図6(A)に示すロール版50により成形されるレンズシート11a(後述)は、図6(A)の右側の図に示すように、巻き取りロール(不図示)への巻き取り方向Tが画面上下方向(Y方向)と一致する。
また、モールド版52を、図6(B)に示す方向でロール本体51aに貼り付けると、モールド版52の画面左右方向(X方向)の短辺端同士が向かい合う形状となる。そのため、図6(B)に示すロール版50により成形されるレンズシート11aは、図6(B)の右側の図に示すように、巻き取りロールへの巻き取り方向Tが画面左右方向(X方向)と一致する。なお、図5及び図6では、ロール51に1枚のモールド版52が巻き付けられた形態を示しているが、ロール51に複数枚のモールド版52が巻き付けられた形態であってもよい。
モールド版52は、ロール本体51aの表面に貼り付けられ、図5に示すように、端部同士の継ぎ目の隙間が樹脂53で埋められる。モールド版52には、単位レンズ111を賦形するための凹凸形状52bを形成しない平坦面52aが設けられている。モールド版52に平坦面52aを設けることにより、ロール版50を用いて成形したレンズ層11の画面左右方向及び画面上下方向のそれぞれの端縁の位置に、平坦部114(図2参照)を形成することができる。
図7(A)〜(C)は、レンズ層11の成形を説明する図である。
図7(A)〜(C)は、モールド版52に形成された平坦面52a及び凹凸形状52bと、モールド版52により成形されるレンズ層11の表面形状とを説明するための図であるため、図7(A)〜(C)を用いた説明のうちの一部については、ロール版50を用いたレンズ層11の製造方法(後述)の説明と重複する。なお、レンズ層11は、図5に示すように、ロール本体51aに巻き付けられた略円筒状のモールド版52により成形されるが、図7(A)〜(C)では、成形時のモールド版52及びレンズシート11aを平面的に図示している。
レンズ層11の成形に使用されるモールド版52には、図7(A)に示すように、単位レンズ111の形状に対応する凹凸形状52bが形成されている。モールド版52は、凹凸形状52bを囲む外周縁、すなわちレンズ層11の画面上下方向及び画面左右方向のそれぞれの端縁に対応する位置に、凹凸形状52bが形成されていない平坦面52aが形成されている(図5参照)。
図7(B)に示すように、モールド版52の平坦面52a及び凹凸形状52bの表面に、溶融した熱可塑性樹脂組成物64を充填する。熱可塑性樹脂組成物64は、冷却により硬化する。熱可塑性樹脂組成物64が硬化した後、モールド版52の表面から成形物を剥離することにより、図7(C)に示すように、画面上下方向及び画面左右方向の各端縁(該当図では一部の端縁のみを図示)に平坦部114(平坦面114f)が形成されたレンズシート11aを得ることができる。
<レンズ層11の製造方法>
次に、ロール版50を用いたレンズ層11の製造方法について説明する。図8は、ロール版50を用いたレンズシート11a(レンズ層11)の製造過程を説明する図である。
図8に示すように、第1ロール61と、この第1ロール61に対して所定の間隔で配置されたロール版50との間に、溶融した熱可塑性樹脂組成物64をノズル65から流入させる。流入させる熱可塑性樹脂組成物64は、ロール版50の幅方向大きさと同程度の大きさ(幅)を有する帯状とすることが好ましい。これにより、ロール版50の幅方向において、均一に材料を供給することが可能となる。
熱可塑性樹脂組成物64は、第1ロール61とロール版50との間に所定の圧力で流入させる。これにより、熱可塑性樹脂組成物64は、ロール版50の表面に形成された凹凸(不図示)に充填され、ロール版50及び大気(外気、製造装置の作業環境等)で冷却されることにより硬化し、ロール版50の凹凸に沿った形状となる。そして、熱可塑性樹脂組成物64は、第2ロール62及び第3ロール63を経て更に冷却され、最終的に形状が固定される。これにより、単位レンズ111が同心円状に複数配列されたサーキュラーフレネルレンズ形状(図3参照)が形成されたレンズシート11aを得ることができる。レンズシート11aには、例えば、図6(A)、(B)の右側の図に示すように、複数のレンズ層11が連続して形成されている。
このようにして連続的に形成されるレンズシート11aは、巻き取りロール(不図示)に巻き取られる。そして、レンズシート11aに対して、打ち抜き、切断等の加工を施すことにより、個別に分離されたレンズ層11を得ることができる。
図6(A)に示すレンズシート11aの場合、巻き取り方向は、画面上下方向(Y方向)となる。また、図6(B)に示すレンズシート11aの場合、巻き取り方向は、画面左右方向(X方向)となる。レンズシート11aの巻き取り方向に応じて、平坦部114の高さを変えてもよい。
なお、ロール版50を用いたレンズ層11の製造過程には、更に他の過程を追加してもよいし、製造過程の一部を他の過程に置き換えてもよい。
上述した第1実施形態の反射スクリーン10は、図3に示すように、レンズ層11の背面側(図中、手前側)において、画面左右方向(X方向)及び画面上下方向(Y方向)のそれぞれの端縁に平坦部114が形成されているため、レンズ層11の製造過程において、平坦部114を剥離開始部とすることにより、成形したレンズ層11を成形型から容易に剥離することが可能となる。
ロール版50により成形されるレンズシート11aにおいて、仮に平坦部114の領域まで単位レンズ111が形成されている(レンズ層11に平坦部114が形成されていない)場合、レンズシート11aを成形型(ロール版50)から離型しにくくなる。その場合に、レンズシート11aを成形型から強引に剥がすと、離型の際にレンズシート11aに過剰な力がかかるため、レンズ層11が白化したり、単位レンズ111にクラックが発生したりする可能性がある。
これに対して、本実施形態の反射スクリーン10は、上述のように、レンズ層11の各端縁に平坦部114(平坦面114f)が形成されているため、平坦部114を剥離開始部とすることにより、成形型からの離型が容易となる。ロール版50からの離型が容易になると、離型の際にレンズシート11aに過剰な力がかからないため、レンズ層11が白化したり、単位レンズ111にクラックが発生したりする不具合を抑制できる。
レンズシート11aに成形されたレンズ層11において、平坦部114(平坦面114f)は、レンズ層11の端縁のうち、特に、単位レンズ111の非レンズ面113よりもレンズ面112側となる端縁LS1(図3参照)に形成されることが望ましい。すなわち、図2に示す単位レンズ111では、画面上下方向(Y方向)の+Y側の端縁LS1において、非レンズ面113と平坦部114の平坦面114fとが隣接している。そのため、平坦部114は、+Y側の端縁LS1に形成されることが望ましい。
上記のような構成とすることにより、レンズ層11の製造過程において、レンズ層11(レンズシート11a)を成形型から剥離する場合に、この+Y側の端縁LS1に形成された平坦部114を剥離開始部とすることにより、レンズ層11を、より容易に且つ円滑に成形型から剥離させることができる。
また、ロール版50によるレンズシート11aの成形では、図5に示すように、モールド版52の端部同士の継ぎ目の隙間が樹脂53で埋められる。レンズシート11aにおいて、仮に平坦部114の領域まで単位レンズ111が形成されていると、端部同士の継ぎ目の隙間に埋められた樹脂53が、毛細管現象により単位レンズ111を成形する凹凸の側に流れ込むことがある。その場合、継ぎ目の隙間の樹脂53が薄くなり、成形時にモールド版52の一部がロール51から剥がれてしまうおそれがある。また、単位レンズ111を成形する凹凸の一部が樹脂で埋まり、成形不良等が発生するおそれがある。
これに対して、本実施形態のモールド版52は、各端縁に平坦面52aが形成されているため、端部同士の継ぎ目の隙間に埋められた樹脂53が、毛細管現象により単位レンズ111を成形する凹凸の側に流れ込みにくくなる。そのため、成形時にモールド版52の一部がロール51から剥がれたり、単位レンズ111を成形する凹凸の一部が樹脂で埋まり、成形不良等が発生したりする不具合を抑制できる。
[第2実施形態]
第2実施形態の反射スクリーン10は、レンズ層11の厚み方向において、平坦部114の形成される範囲が第1実施形態と相違する。第2実施形態の反射スクリーン10において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、図9においては、反射スクリーン10のみを図示し、映像表示装置100の全体の図示を省略する。また、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9は、第2実施形態の反射スクリーンユニット1及び反射スクリーン10の層構成を説明する図である。
第2実施形態の反射スクリーン10において、平坦部114の平坦面114fは、図9に示すように、レンズ層11の厚み方向(Z方向)において、単位レンズ111の最も映像源側となる点vからレンズ層11の最も映像源側となる位置11eまでの間に形成されている。
第2実施形態の反射スクリーン10は、レンズ層11の厚み方向において、レンズ層11の最も映像源側となる位置11eから単位レンズの最も背面側となる頂点tまでの距離である高さh1のうち最も小さい高さh1minと、平坦面114fから単位レンズ111の最も背面側となる頂点tまでの距離であるh2とが、h1min−h2>0を満たしている。第2実施形態のレンズ層11において、h1min−h2は、好ましくは10〜90μm、より好ましくは30〜70μmである。第2実施形態の反射スクリーン10において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。
第2実施形態の反射スクリーン10においても、第1実施形態と同様に、平坦部114の平坦面114fによって、支持板30との密着性を向上させることができるため、貼り合わせ後における両者の剥離を抑制できる。
また、第2実施形態のレンズ層11においても、製造過程において、レンズ層11(レンズシート11a)を成形型から剥離する場合に、+Y側の端縁LS1に形成された平坦部114を剥離開始部とすることにより、レンズ層11を、より容易に且つ円滑に成形型から剥離させることができる。
更に、第2実施形態の反射スクリーン10によれば、レンズ層11を成形する樹脂の量を第1実施形態よりも少なくできる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本開示の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本開示から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
図10(A)〜(C)は、変形形態のレンズ層11の成形を説明する図である。
変形形態の反射スクリーン10は、平坦部114の形状が第1実施形態と相違する。変形形態の反射スクリーン10において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。また、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図10(A)〜(C)においても、成形時のモールド版52及びレンズシート11aを平面的に図示している。
図10(A)に示すように、変形形態のモールド版52は、平坦面52a、突起部52c及び土手部52dを備えている。突起部52cは、断面形状が略三角形となる部分である。土手部52dは、断面形状が略台形となる部分である。突起部52c及び土手部52dは、いずれも平坦面52aから外側に突出した部分である。図示していないが、変形形態のモールド版52には、凹凸形状52bを囲む外周縁、すなわちレンズ層11の画面上下方向及び画面左右方向のそれぞれの端縁に対応する位置に、平坦面52a、突起部52c及び土手部52dが形成されている。突起部52c及び土手部52dは、各端縁に沿って延在している。
本形態のモールド版52を用いて、図10(B)に示すように、モールド版52の平坦面52a、凹凸形状52b、突起部52c及び土手部52dの表面に、溶融した熱可塑性樹脂組成物64を充填する。そして、硬化後にモールド版52の表面から成形物を剥離すると、図10(C)に示すように、画面上下方向及び画面左右方向の各端縁(該当図では一部の端縁のみを図示)に平坦面114f、凹部114g及び段差部114hを有する平坦部114が形成されたレンズシート11a(レンズ層11)を得ることができる。本形態のように、レンズ層11に設けられる平坦部114には、少なくとも一部に平坦面114fが形成されていればよく、すべてを平坦面114fとする形態に限定されない。
このレンズシート11aから個別に分離したレンズ層11を用いて反射スクリーン10を作製し、接合層40を介して支持板30を接合すると、平坦部114に形成された凹部114g及び段差部114hと支持板30(図2、図9参照)との間には、平坦面114fの部分に比べて樹脂がより多く充填される。そのため、反射スクリーン10と支持板30との密着性をより向上させることができる。
また、本形態のモールド版52をロール本体51a(図5参照)の表面に貼り付けると、端部同士の継ぎ目の隙間に埋められた樹脂53の移動が、突起部52c及び土手部52dにより遮られるため、単位レンズ111を成形する凹凸の側に流れ込みにくくなる。そのため、成形時にモールド版52の一部がロール51から剥がれたり、単位レンズ111を成形する凹凸の一部が樹脂で埋まり、成形不良等が発生したりする不具合をより効果的に抑制できる。
上記実施形態では、平坦部114を、レンズ層11の4つのすべての端縁に形成した例を示したが、これに限定されない。レンズ層11の平坦部114は、画面左右方向(X方向)又は画面上下方向(Y方向)のいずれかの端縁に形成されていてもよい。また、平坦部114は、画面左右方向及び/又は画面上下方向において、いずれか一方(+X方向又は−X方向、+Y方向又は−Y方向)の端縁に形成されていてもよい。更に、平坦部114を形成する端縁の位置は、上記の組み合わせであってもよい。
レンズ層11の厚み方向において、平坦部114の平坦面fの位置を規定するh1min−h2(図2参照)は、1つの反射スクリーン10において、すべて同一でもよいし、端縁の位置に応じて異なっていてもよい。例えば、レンズ層11に形成された単位レンズ111のレンズ高さh0の変化に合わせて平坦部114を傾斜させてもよい。具体的には、単位レンズ111のレンズ高さh0が画面の上方向(+Y方向)から下方向(−Y方向)に向かって徐々に低くなる場合、画面左右方向(X方向)の両端に形成する平坦部114の平坦面fを、画面の上方向から下方向に向かって低くなるように傾斜させてもよい。
反射スクリーン10において、単位レンズ111が形成されている領域と、平坦部114が形成されている領域のそれぞれに、異なる形態の接合層40を用いてもよい。例えば、単位レンズ111が形成されている領域には粘着剤をコーティングして接合層40とし、平坦部114が形成されている領域には両面テープを額縁状に貼り付けて接合層40としてもよい。
反射スクリーン10のレンズ層11は、サーキュラーフレネルレンズ形状に限らず、単位レンズ111がスクリーン面に沿って画面上下方向等に配列されたリニアフレネルレンズ形状を有する形態であってもよい。
光拡散層13は、母材となる樹脂に光の拡散剤を含有させた形態に限らず、母材となる樹脂の映像源側(+Z側)の表面にマット加工を施した形態であってもよい。また、レンズ層11の映像源側の表面にマット加工を施した形態であってもよい。その場合、単体の層としての光拡散層13を省略できる。
接合層40は、粘着剤、接着剤等を反射スクリーン10の背面側にコーティングする例に限らず、例えば、表面に粘着剤、接着剤等がコーティングされたシートを反射スクリーン10の背面側に貼り付け、シートを剥がすことにより反射スクリーン10の背面側に形成してもよい。
反射スクリーンユニット1の画面(表示領域)は、使用状態において、映像源側(+Z側)の観察者O1側(図1参照)から見た場合に、長辺方向が画面上下方向(Y方向)となる矩形状であってもよい。
また、反射スクリーンユニット1の画面は、映像源側の観察者O1側から見た場合に、各辺が画面左右方向及び画面上下方向で等しい正方形であってもよい。
1 反射スクリーンユニット
2 映像源
10 反射スクリーン
11 レンズ層
12 反射層
13 光拡散層
20 ベゼル
30 支持板
40 接合層
50 ロール版
52 モールド版
100 映像表示装置
111 単位レンズ
112 レンズ面
113 非レンズ面
114 平坦部
114f 平坦面
114g 凹部
114h 段差部

Claims (9)

  1. 映像源から投射された映像光を反射させて観察可能に表示する反射スクリーンであって、
    単位レンズが複数配列されたフレネルレンズ形状を有するレンズ層と、
    前記レンズ層の前記単位レンズに形成され、光を反射する反射層と、
    を備え、
    前記単位レンズは、前記レンズ層の厚み方向において映像源側から背面側に向けて凸となり、
    前記レンズ層は、少なくとも一端縁に背面側の一部が平坦面となる平坦部が形成され、
    前記レンズ層の厚み方向において、前記レンズ層の最も映像源側となる位置から前記単位レンズの最も背面側となる位置までの距離である高さh1のうち最も小さい高さh1minと、前記平坦部の前記平坦面から前記単位レンズの最も背面側となる位置までの距離である高さh2とが、h1min−h2>0を満たす反射スクリーン。
  2. 請求項1に記載の反射スクリーンであって、
    前記平坦部の前記平坦面が、前記単位レンズの最も背面側となる位置から前記単位レンズの最も映像源側となる位置の手間までの間に形成された前記レンズ層において、h1min−h2=10〜90μmである反射スクリーン。
  3. 請求項1に記載の反射スクリーンであって、
    前記平坦部の前記平坦面が、前記単位レンズの最も映像源側となる位置から前記レンズ層の最も映像源側となる位置の手前までの間に形成された前記レンズ層において、h1min−h2=20〜60μmである反射スクリーン。
  4. 請求項1に記載の反射スクリーンであって、
    前記レンズ層は、映像源側から見て横長の四角形であり、
    前記平坦部は、前記レンズ層の長辺側の少なくとも一端縁に形成されている反射スクリーン。
  5. 請求項4に記載の反射スクリーンであって、
    前記レンズ層は、前記単位レンズの配列方向において、非レンズ面よりもレンズ面側となる第1の長辺側と、前記単位レンズの配列方向において、前記レンズ面よりも前記非レンズ面側となる第2の長辺側とを有し、
    前記平坦部は、前記第1の長辺側の一端縁に形成されている反射スクリーン。
  6. 請求項4に記載の反射スクリーンであって、
    前記平坦部は、前記レンズ層のフレネルレンズ形状の光学的中心から離れた側の端縁に形成されている反射スクリーン。
  7. 請求項1に記載の反射スクリーンであって、
    前記レンズ層は、映像源側から見て横長の四角形であり、
    前記平坦部は、前記レンズ層の長辺側の少なくとも一端縁及び短辺側の少なくとも一端辺に形成されている反射スクリーン。
  8. 請求項1〜7までのいずれか一項に記載の反射スクリーンと、
    前記反射スクリーンの映像源側に設けられ、少なくとも前記平坦部を覆うベゼルと、
    前記反射スクリーンの背面側に設けられ、前記反射スクリーンの画面の平坦性を維持する支持板と、
    前記反射スクリーンと前記支持板との間に設けられ、前記反射スクリーンと前記支持板とを接合する接合層と、
    を備える反射スクリーンユニット。
  9. 請求項8に記載の反射スクリーンユニットと、
    前記反射スクリーンユニットに向けて映像光を投射する映像源と、
    を備える映像表示装置。
JP2020068852A 2020-04-07 2020-04-07 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置 Active JP7468094B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020068852A JP7468094B2 (ja) 2020-04-07 2020-04-07 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置
PCT/JP2021/012931 WO2021205907A1 (ja) 2020-04-07 2021-03-26 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置
US17/906,264 US20230266655A1 (en) 2020-04-07 2021-03-26 Reflective screen, reflective screen unit, and video display device
CN202180040669.1A CN115698848A (zh) 2020-04-07 2021-03-26 反射屏幕、反射屏幕单元以及影像显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020068852A JP7468094B2 (ja) 2020-04-07 2020-04-07 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021165792A true JP2021165792A (ja) 2021-10-14
JP7468094B2 JP7468094B2 (ja) 2024-04-16

Family

ID=78022030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020068852A Active JP7468094B2 (ja) 2020-04-07 2020-04-07 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20230266655A1 (ja)
JP (1) JP7468094B2 (ja)
CN (1) CN115698848A (ja)
WO (1) WO2021205907A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04322202A (ja) * 1991-04-22 1992-11-12 Dainippon Printing Co Ltd フレネルレンズ
AU2001292313A1 (en) 2000-09-29 2002-04-08 Dainippon Printing Co. Ltd. Fresnel lens, screen, image display device, lens mold manufacturing method, and lens manufacturing method
JP4581491B2 (ja) 2004-06-04 2010-11-17 株式会社日立製作所 スクリーン及びそれに用いられるフレネルレンズシート、並びにそれを用いた画像表示装置
US20100079861A1 (en) 2008-09-29 2010-04-01 Microvision, Inc. Exit Pupil Forming Scanned Beam Projection Display Having Higher Uniformity
JP5971300B2 (ja) 2014-10-01 2016-08-17 大日本印刷株式会社 リニアフレネルレンズシート及びリニアフレネルレンズシートを製造するためのロール状の型
CN106569383B (zh) 2016-10-31 2018-07-20 海信集团有限公司 一种背投影显示***

Also Published As

Publication number Publication date
US20230266655A1 (en) 2023-08-24
JP7468094B2 (ja) 2024-04-16
WO2021205907A1 (ja) 2021-10-14
CN115698848A (zh) 2023-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013152288A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
CN109917613B (zh) 反射型屏幕和影像显示***
JP6492597B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP2013152305A (ja) 反射スクリーンの製造方法、反射スクリーン、映像表示システム
JP2016024227A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム、反射スクリーンの製造方法
JP2013050646A (ja) 反射型スクリーン、及び反射型投射システム
JP6476812B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
WO2021205907A1 (ja) 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置
JP2016151649A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP7480633B2 (ja) 反射型スクリーン、映像表示装置
WO2021187570A1 (ja) 反射スクリーン、反射スクリーンユニット及び映像表示装置
JP2014199380A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP2007148017A (ja) フレネルレンズシート、透過型スクリーン及び背面投射型表示装置
JP6507563B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP2021096297A (ja) 反射型スクリーン、映像表示装置
JP6398517B2 (ja) 反射型スクリーン、映像表示システム
JP6638503B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP2016095401A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP6421571B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP2014199381A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP2015060195A (ja) 透過型スクリーン、および、映像表示システム
JP2016200845A (ja) 反射型スクリーン、映像表示システム
JP2016064544A (ja) 成形用金型
JP2015175944A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム
JP2015230321A (ja) 反射スクリーン、映像表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7468094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150